JP2007227862A - シールドボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡単で、部品点数が少なく、カバーの開閉動作が容易で短時間に開口を開閉でき、電波の漏洩を防止するシールドボックスの提供。
【解決手段】シールドボックス100は、ボックス本体2と、カバー4とを備えている。カバー4は、ヒンジ手段Hを介してボックス本体2の開口24を閉じる閉位置と、開口24を開く開位置との間を開閉可能にボックス本体2に支持される。カバー4の他側部32とボックス本体2の他側部8Aとの間には、カバー4を閉位置に解除可能に保持する固着手段が配設されている。カバー4の一側部30の裏面には突起50が形成され、カバー4が閉位置に保持された状態で、突起50は、ボックス本体2の該表面に圧接される。
【選択図】図2

Description

本発明は、回路基板が配設されたシールドボックス、例えば、画像形成装置の本体に装着されるシールドボックスに関する。
静電複写機、レーザプリンタ、ファクシミリ、それらの複合機などの画像形成装置おける回路基板は、放射電波規格を満足させるため、一般的にはシールドボックス内に収容される。特許文献1には、画像形成装置に設けられた筐体と、制御基板を背面に装着し筐体の矩形の開口部に離脱自在に取り付けられるほぼ矩形の板金ブラケット(カバー)とを備えたシールドボックスが開示されている。板金ブラケットの2辺の周縁部には周縁から外方に延出する多数の舌片が形成されている。舌片の各々は、筐体開口部の2辺の板金壁を交互に挟み込むようように段違いに成形されている。筐体開口部の他の2辺にはフランジが形成されている。板金ブラケットは、2辺の舌片の各々を、筐体開口部の2辺の板金壁に交互に挟み込み、他の2辺を筐体開口部における他の2辺のフランジに重合してビスにより締結することにより筐体開口部を覆うよう、筐体に装着される。筐体開口部にはまた、板金ブラケットの内面に対面する折り曲げ部が形成されている。筐体外壁には、板金ブラケットの舌片の外面に接触する接地部材が取り付けられている。
上記シールドボックスによれば、板金ブラケットを多数のビスでネジ止めする必要がなく、板金ブラケットを簡単に脱着することができる、電波の漏洩を防止することができる、筐体自体の剛性も高めることができ、従って筐体の板金を薄くすることができる、板金ブラケットに溜まった静電気をラッチ状の接地部材にて排除しつつ、併せて制御基板の装着性も向上させることができる、などの効果が得られる、とされている。
しかしながら、上記シールドボックスにおいては、多数の、しかも段違いの舌片を形成しなければならず、しかも、複数の接地部材を用意して筐体外壁に取り付けなければならないので、構成が複雑で部品点数が多い。また、板金ブラケットを筐体に取り付ける場合には、2辺の舌片の各々を、筐体開口部の2辺の板金壁に交互に挟み込んだ後に、更に2辺をビスにより締結しなければならないので、取り付けの際の位置合せが面倒であり、取り付け完了までの時間が長くなる。更にはまた、筐体開口部を開く場合には、板金ブラケットを筐体から完全に取り外さなければならないので、開閉動作が面倒で、時間を要する。
特開2002−353639号公報
本発明の目的は、構造が簡単で、部品点数が少なく、カバーの開閉動作が容易で短時間に開口を開閉でき、しかも電波の漏洩を防止することができる、新規なシールドボックスを提供することである。
本発明によれば、
回路基板が配設されかつ実質的に矩形状の開口が形成された板金製のボックス本体と、該開口を開閉する実質的に矩形状の板金製のカバーとを備えたシールドボックスにおいて、
ボックス本体の開口の周縁における一側部、他側部及び一端部の表面は、実質的に共通の平面上に存在するよう形成され、カバーの周縁部の裏面は実質的に共通の平面上に存在するよう形成され、カバーは、カバーの一側とボックス本体の該一側部との間に配設されたヒンジ手段を介して、該開口を閉じる閉位置と、該開口を開く開位置との間を開閉可能にボックス本体に支持され、カバーの他側部とボックス本体の該他側部との間には、カバーを閉位置に解除可能に保持する固着手段が配設され、カバーの一側部の裏面/又はボックス本体の該一側部の表面には突起が形成され、カバーが閉位置に保持された状態で、該突起は、ボックス本体の該表面又はカバーの該裏面に圧接される、
ことを特徴とするシールドボックス、が提供される。
ヒンジ手段は、カバーの該一側から裏面側に延びてから更に側外方に延び出す突片と、ボックス本体の該一側部に形成された貫通穴とからなり、カバーは、突片が貫通穴に回動可能にかつ離脱可能に嵌合されることにより、ボックス本体に支持される、ことが好ましい。
ボックス本体は、一側壁、他側壁、一端壁及び他端壁と、一側壁、他側壁及び一端壁の上端からそれぞれ内側に直角に延び出すよう配設された一側上フランジ、他側上フランジ及び一端上フランジを備え、該開口は、該フランジの各々における内側縁と、他端壁の上端とにより形成され、ボックス本体の開口の周縁における該一側部、該他側部及び該一端部の該表面は、一側上フランジ、他側上フランジ及び一端上フランジの表面から形成され、一端上フランジの先端には一端上フランジの表面から裏面側に直角に延びる一端フランジが形成され、カバーの他側、一端及び他端には、それぞれ、カバーの表面から裏面側に直角に延びる他側フランジ、一端フランジ及び他端フランジが形成され、カバーの他側フランジの内側面又はボックス本体の他側壁の外側面、カバーの一端フランジの外側面又はボックス本体の一端フランジの該開口側の内側面、カバーの他端フランジの外側面又はボックス本体の他端壁の内側面、にはそれぞれ突起が形成され、カバーが閉位置に保持された状態で、カバーの他側フランジの内側面が、ボックス本体の他側壁の外側面に対向しかつ突起が、ボックス本体の他側壁の外側面又はカバーの他側フランジの内側面に圧接されかつ、カバーの一端フランジの外側面がボックス本体の一端フランジの内側面に対向しかつ突起が、ボックス本体の一端フランジの内側面又はカバーの一端フランジの外側面に圧接されかつ、カバーの他端フランジの外側面がボックス本体の他端壁の内側面に対向しかつ突起が、ボックス本体の他端壁の内側面又はカバーの他端フランジの外側面に圧接される、ことが好ましい。
カバーの一端部において、一端フランジが形成されていない領域には、一端フランジが形成された領域よりも側外方に延び出す幅広領域が形成され、カバーの一端部の該幅広領域の裏面又はボックス本体の一端上フランジの、対応する領域の表面には突起が形成され、カバーが閉位置に保持された状態で、カバーの一端部の該幅広領域の裏面は、ボックス本体の一端上フランジの、対応する領域の表面に対向しかつ突起が、ボックス本体の一端上フランジの、対応する領域の表面又はカバーの一端部の該幅広領域の裏面に圧接される、ことが好ましい。
以下、本発明に従って構成されたシールドボックスの実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1及び図2に示されているように、シールドボックス100は、板金製のボックス本体2と、板金製のカバー(ふた)4とを備えている。ボックス本体2は、図3に示されているように、相互に間隔をおいて平行に対向する一側壁6及び他側壁8と、一側壁6及び他側壁8の一端間をそれらに対し直角に延在する一端壁10と、一側壁6及び他側壁8の他端間をそれらに対し直角に延在する他端壁12とを備えている。一端壁10と他端壁12とは、相互に間隔をおいて平行に対向する。一側壁6、他側壁8、一端壁10及び他端壁12により形成される矩形状の底部には、回路基板14が取り付けられている。一側壁6、他側壁8及び一端壁10の上端(回路基板14に対向する上端)には、一側上フランジ6A、他側上フランジ8A及び一端上フランジ10Aが、それぞれ一側壁6、他側壁8及び一端壁10の上端からそれぞれ内側に直角に延び出すよう配設されている。一側上フランジ6Aは、実質的に一定の幅で一側壁6に沿って延在する。他側上フランジ8A及び一端上フランジ10Aは、他側上フランジ8A及び一端上フランジ10Aが交わる角部を除いては、それぞれ実質的に一定の幅で他側壁8及び一端壁10に沿って延在する。他側上フランジ8A及び一端上フランジ10Aが交わる角部において、他側上フランジ8A及び一端上フランジ10Aの内側縁は、それぞれ直線状に延在する他の内側縁に対し斜めに延在する。
図示の実施形態において、シールドボックス100は、オプション部材を収容するための補助ボックス16を一体に備えている。ほぼ直方体形状をなす板金製の補助ボックス16は、シールドボックス100のボックス本体2における他端壁12の外側に配設されている。補助ボックス16の上端壁16Aは、ボックス本体2の一側上フランジ6A、他側上フランジ8A及び一端上フランジ10Aと一体に形成され、その表面は、実質的に共通の平面上に存在するよう形成されている。補助ボックス16の一側壁18は、ボックス本体2の一側壁6と一体に形成されかつ、一側壁6の延長上に存在する。補助ボックス16の一部領域は、ボックス本体2の他側壁8よりも側外方に延び出しており、延び出した補助ボックス16の一端壁20は、ボックス本体2の他端壁12の延長上に存在する。ボックス本体2の他端壁12は、補助ボックス16の一端壁の他の領域(ボックス本体2の他側壁8よりも側外方に延び出さない領域)を兼用している。補助ボックス16の一側壁18には、図示しない開口が形成され、該開口は、カバー22により離脱自在に閉じられる。
上記説明から明らかなように、シールドボックス100のボックス本体2には、一側上フランジ6A、他側上フランジ8A及び一端上フランジ10Aの内側縁と、他端壁12の上端(実施形態においては、補助ボックス16の上端壁16Aと他端壁12との境界部ないし折曲部ともいえる)とにより、実質的に矩形状の開口24が形成される。そして、ボックス本体2の開口24の周縁における一側部、他側部及び一端部の表面、すなわち、一側上フランジ6A、他側上フランジ8A及び一端上フランジ10Aの表面は、実質的に共通の平面上に存在するよう形成されている。実施形態においては更に、補助ボックス16の上端壁16Aの表面も、実質的に共通の平面上に存在するよう形成されている。
図3及び図4を参照して、実質的に矩形状であるカバー4は、1枚の金属板から形成される。カバー4の一側部30、他側部32、一端部34及び他端部36における裏面(図4における裏面)は、実質的に共通の平面上に存在するよう形成されている。カバー4は、カバー4の一側30Aと開口24の周縁における一側部6Aとの間に配設された、後述するヒンジ手段H(図1、図2)を介して、開口24を閉じる閉位置(図1に示される位置)と、開口24を開く開位置(図2に示される位置は一つの開位置を示している)との間を開閉可能にボックス本体2に支持される。なお、図2に示されている開位置は、カバー4の全開位置ではなく、カバー4は図示しない全開位置まで更に回動可能である。
ヒンジ手段H(図1、図2)は、カバー4(図4)の一側30aから裏面側に延びてから更に側外方に延び出す、少なくとも1個(実施形態においては3個)の突片38と、ボックス本体2(図3)の開口24の周縁の一側上フランジ6Aに形成された、突片38と同数(実施形態においては3個)の貫通穴40とからなる。突片38は、一側30aの長手方向(図4において上下方向)の中央部及び両端部に、相互に間隔をおいて形成されている。相互に実質的に同じ形状及び大きさを有する、両端部の突片38の各々において、側外方に延び出す部分38bの幅(図4において上下方向の幅)は、裏面側に延びる部分38aの幅より大きい。そして裏面側に延びる部分38a及び側外方に延び出す部分38bの一側(図4において上側)は、カバー4の一側30aに対し直角な一つの面上に存在するので、側外方に延び出す部分38bの他側(図4において下側)は、裏面側に延びる部分38aの他側(図4において下側)から一側30aに平行に他端部36方向に突出している。他方、中央部の突片38において、裏面側に延びる部分38aの幅は、側外方に延び出す部分38bの幅と同じでありかつ、両端部の突片38の各々における裏面側に延びる部分38aの幅と同じである。全ての突片38において、側外方に延び出す部分38bは、カバー4(図4)の一側部30の表面と共通の平面に近付く方向に傾斜している又は曲げられている。
相互に実質的に同じ形状及び大きさを有する貫通穴40の各々は、ボックス本体2の一側部6Aの長手方向(図3において上下方向)に細長い矩形をなしている。貫通穴40の各々の幅(図3において左右方向幅)は、カバー4の板厚よりもわずかに大きく形成され、貫通穴40の各々の長さは、突片38の側外方に延び出す部分38bの幅よりもわずかに大きく形成されている。
カバー4における突片38の各々の、側外方に延び出す部分38bを、対応する貫通穴40に挿入・通過させてから、図3において下方に自重により移動させると、突片38の各々の、裏面側に延びる部分38aの他側が、対応する貫通穴40の、図3において下端に当接させられる。その結果、カバー4は、突片38の各々が、ボックス本体2の、対応する貫通穴40に回動可能に嵌合され、ボックス本体2に支持される(図2参照)。カバー4の両端部の突片38における側外方に延び出す部分38bの、裏面側に延びる部分38aの他側より図4において下方に延び出した部分が、対応する貫通穴40の下端よりも下方に位置付けられるので、カバー4の突片38の各々が、ボックス本体2の、対応する貫通穴40から抜け出すことはない。逆に、カバー4をボックス本体2から取り外す場合には、カバー4を持ち上げて、突片38の各々における側外方に延び出す部分38bを、ボックス本体2の、対応する貫通穴40の長手方向位置に整合させ、続いて、ボックス本体2の手前側に引き出せば、突片38の各々が、ボックス本体2の、対応する貫通穴40から抜き出すができる。このように、カバー4は、ボックス本体2に対し、格別のヒンジ部材を使用することなく、開閉自在にかつ離脱自在に容易に装着できるので、部品点数を低減し、構成を簡略化すると共に、コストダウンを図ることができる。また、カバー4の開閉動作が容易で短時間に開口24を開閉できる。
図3及び図4を参照して、カバー4の他側部32とボックス本体2の他側上フランジ8Aとの間には、カバー4を閉位置(図1)に解除可能に保持する固着手段が配設されている。固着手段は、カバー4の他側部32の長手方向(図4において上下方向)中央部に形成された長穴42と、ボックス本体2の他側上フランジ8Aの長手方向(図3において上下方向)中央部に形成された雌ねじ穴44とから構成されている。長穴42は、図4において、左右方向に長く形成されている。
カバー4の一側部30の裏面には、少なくとも1個(実施形態においては4個)の突起50が形成されている。相互に実質的に同じ形状及び大きさを有する突起50の各々は、一側部30の一側30aから内側に一定の横断面形状で延びており、各々の横断面(一側部30の表面から長手方向に切断した断面)は、円弧形状をなしている。2個の突起50は、中央の突片38と、一端部34側の突片38との間に形成され、他の2個の突起50は、中央の突片38と、他端部36側の突片38との間に形成されている。一側部30の長手方向(図4において上下方向)両端部の裏面には、他の突起52が形成されている。相互に実質的に同じ形状及び大きさを有する他の突起52の各々は、表面から前方位の切断面が同じ円弧形状である球面形状をなしている。他の突起52の、該裏面からの最大突出量は、前記突起50の各々の最大突出量と実質的に同じである。カバー4の一端部34において、後述する一端フランジ64が形成されていない領域(実施形態においては、一端部34の、他側部32と交わる角部近傍領域)には、一端フランジ64が形成された領域よりも側外方に延び出す幅広領域53が形成されている。そしてこの幅広領域53の裏面には、他の突起52が形成されている。他の突起52は、一側部30の裏面に形成された他の突起52と実質的に同じ同じ形状及び大きさを有している。
ボックス本体2(図3)の一端上フランジ10Aの先端には、一端上フランジ10Aの表面から裏面側に直角に延びる一端フランジ54が形成されている。
カバー4(図4)の他側32a、一端34a及び他端36aには、それぞれ、カバー4の表面から裏面側に直角に延びる他側フランジ60と62(図2参照)、一端フランジ64及び他端フランジ66が形成されている。他側フランジ60と62との間における他側部32の領域67は、他の領域よりも幅広に形成されて、側外方に延び出している。カバー4の他側フランジ60と62(図2)の各々の内側面、一端フランジ64及び他端フランジ66の各々の外側面には、それぞれ少なくとも1個の突起68が形成されている。実施形態において、突起68は、他側フランジ60(図2)に4個、他側フランジ62(図2)に2個、一端フランジ64に2個、他端フランジ66に1個形成されている。相互に実質的に同じ形状及び大きさを有する突起68の各々は、表面から前方位の切断面が同じ円弧形状である球面形状をなしている。
図1及び図2を参照して、先に述べたとおりにしてカバー4をボックス本体2に装着した後(図2)、カバー4を閉位置まで閉方向に回動させる(図1参照)。カバー4の他側部32の内側面が、ボックス本体2の他側上フランジ8Aの表面に重合され、カバー4の他側部32の長穴42が、ボックス本体2の他側上フランジ8Aの雌ねじ穴44に整合されて、図示しない雄ねじ部材により締結される。カバー4のヒンジ手段Hにおける突片38の各々の先端が、ボックス本体2の一側上フランジ6Aの裏面に圧接される。これにより、カバー4の他側部32の、ボックス本体2の他側上フランジ8Aに対する接地がしっかりと行われる。
カバー4の他側フランジ60及び62の内側面が、ボックス本体2の他側壁8の外側面に対向し、カバー4の他側フランジ60及び62の内側面に形成された突起68の各々が、ボックス本体2の他側フランジ8の外側面に圧接される。該圧接により、カバー4の他側フランジ60及び62の、ボックス本体2の他側壁8に対する接地がしっかりと行われる。カバー4の他側部32の領域67の一部は、ボックス本体2の他側上フランジ8Aの側外方に突出する。この突出部は、カバー4を開くときの取っ手として機能する。
カバー4の、上記ヒンジ手段Hに近接した一側部30の裏面は、ボックス本体2の一側上フランジ6Aの表面に対向し、カバー4の一側部30の裏面に形成された突起50の各々が、ボックス本体2の一側上フランジ6Aの表面に圧接される。該圧接により、カバー4の一側部30の、ボックス本体2の一側上フランジ6Aに対する接地がしっかりと行われる。
カバー4の一端部34の幅広領域52の裏面は、ボックス本体2の一端上フランジ10Aの、対応する領域の表面に対向しかつ幅広領域52の裏面に形成された突起52が、ボックス本体2の一端上フランジ10Aの、対応する領域の表面に圧接される。該圧接により、カバー4の一端部34の幅広領域52の、ボックス本体2の一端上フランジ10Aに対する接地がしっかりと行われる。
カバー4の一端フランジ64の外側面は、開口24の周縁の一端10aの内側を通過して開口24内に挿入されてボックス本体2の一端フランジ54の内側面に対向し、カバー4の一端フランジ64の外側面に形成された突起68の各々が、ボックス本体2の一端フランジ54の内側面に圧接される。該圧接により、カバー4の一端フランジ64の、ボックス本体2の一端フランジ54に対する接地がしっかりと行われる。
カバー4の他端フランジ66(図4)の外側面は、開口24の周縁の他端12aの内側を通過して開口24内に挿入されてボックス本体4の他端壁12の内側面に対向し、カバー4の他端フランジ66の外側面に形成された突起68が、ボックス本体4の他端壁12の内側面に圧接される。該圧接により、カバー4の他端フランジ66の、ボックス本体4の他端壁12に対する接地がしっかりと行われる。
図5に示されているように、シールドボックス100は、回路基板を必要とする装置、例えば、画像形成装置であるプリンタ200の側板202の外側から、図示しないネジ部材により離脱自在に装着される。上記シールドボックス100において、カバー4がボックス本体2の開口24(図2)を閉じかつ、締結された状態で、カバー4の、ボックス本体2に対する接地は、上記突起50、52及び68の各々によりしっかりと行われるので、シールドボックス100内は、回路基板から発生する電波の漏洩を十分に防ぐことが可能になる。該接地の効果は、ヒンジ手段Hに近接した一側部30の裏面又はボックス本体2の一側上フランジ6Aの表面に突起50を形成するだけでも、回路基板から発生する電波によっては、その漏洩を十分に防ぐことが可能である。
上記実施形態において、相互に対向するカバー4の一端部30の裏面と、ボックス本体2の一側上フランジ6Aの表面とにおいて、カバー4の一端部30の裏面に突起50、52が形成されているが、これに代えて、ボックス本体2の一側上フランジ6Aの表面に突起50、52を形成する他の実施形態もある。同様に、ボックス本体2の一端上フランジ10Aの表面に突起52を形成する他の実施形態、ボックス本体2の他側壁8の外側面に突起68を形成する他の実施形態、ボックス本体2の一端上フランジ54の内側面に突起68を形成する他の実施形態、ボックス本体4の他端壁12の内側面に突起68を形成する他の実施形態、も、それぞれ成立する。
本発明に従って構成されたシールドボックスの実施形態を示す斜視図である。 図1に示すシールドボックスにおいて、カバーを開いた状態を示す斜視図である。 図1に示すシールドボックスにおいて、カバーを取り外した状態を示す斜視図である。 図1に示すシールドボックスに装着されるカバーの斜視図である。 図1に示すシールドボックスが画像形成装置本体の一側壁に装着された状態を示す斜視図である。
符号の説明
2:ボックス本体
4:カバー
6:一側壁
6A:一側上フランジ
8:他側壁
8A:他側上フランジ
10:一端壁
10A:一端上フランジ
12:他端壁
14:回路基板
24:開口
30:一側部
32:他側部
34:一端部
36:他端部
50、52、68:突起
60、62:他側フランジ
64:一端フランジ
66:他端フランジ
100:シールドボックス
H:ヒンジ手段

Claims (4)

  1. 回路基板が配設されかつ実質的に矩形状の開口が形成された板金製のボックス本体と、該開口を開閉する実質的に矩形状の板金製のカバーとを備えたシールドボックスにおいて、
    ボックス本体の開口の周縁における一側部、他側部及び一端部の表面は、実質的に共通の平面上に存在するよう形成され、カバーの周縁部の裏面は実質的に共通の平面上に存在するよう形成され、カバーは、カバーの一側とボックス本体の該一側部との間に配設されたヒンジ手段を介して、該開口を閉じる閉位置と、該開口を開く開位置との間を開閉可能にボックス本体に支持され、カバーの他側部とボックス本体の該他側部との間には、カバーを閉位置に解除可能に保持する固着手段が配設され、カバーの一側部の裏面/又はボックス本体の該一側部の表面には突起が形成され、カバーが閉位置に保持された状態で、該突起は、ボックス本体の該表面又はカバーの該裏面に圧接される、
    ことを特徴とするシールドボックス。
  2. ヒンジ手段は、カバーの該一側から裏面側に延びてから更に側外方に延び出す突片と、ボックス本体の該一側部に形成された貫通穴とからなり、カバーは、突片が貫通穴に回動可能にかつ離脱可能に嵌合されることにより、ボックス本体に支持される、請求項1記載のシールドボックス。
  3. ボックス本体は、一側壁、他側壁、一端壁及び他端壁と、一側壁、他側壁及び一端壁の上端からそれぞれ内側に直角に延び出すよう配設された一側上フランジ、他側上フランジ及び一端上フランジを備え、該開口は、該フランジの各々における内側縁と、他端壁の上端とにより形成され、ボックス本体の開口の周縁における該一側部、該他側部及び該一端部の該表面は、一側上フランジ、他側上フランジ及び一端上フランジの表面から形成され、一端上フランジの先端には一端上フランジの表面から裏面側に直角に延びる一端フランジが形成され、
    カバーの他側、一端及び他端には、それぞれ、カバーの表面から裏面側に直角に延びる他側フランジ、一端フランジ及び他端フランジが形成され、
    カバーの他側フランジの内側面又はボックス本体の他側壁の外側面、カバーの一端フランジの外側面又はボックス本体の一端フランジの該開口側の内側面、カバーの他端フランジの外側面又はボックス本体の他端壁の内側面、にはそれぞれ突起が形成され、
    カバーが閉位置に保持された状態で、
    カバーの他側フランジの内側面が、ボックス本体の他側壁の外側面に対向しかつ突起が、ボックス本体の他側壁の外側面又はカバーの他側フランジの内側面に圧接されかつ、
    カバーの一端フランジの外側面がボックス本体の一端フランジの内側面に対向しかつ突起が、ボックス本体の一端フランジの内側面又はカバーの一端フランジの外側面に圧接されかつ、
    カバーの他端フランジの外側面がボックス本体の他端壁の内側面に対向しかつ突起が、ボックス本体の他端壁の内側面又はカバーの他端フランジの外側面に圧接される、請求項1又は請求項2記載のシールドボックス。
  4. カバーの一端部において、一端フランジが形成されていない領域には、一端フランジが形成された領域よりも側外方に延び出す幅広領域が形成され、カバーの一端部の該幅広領域の裏面又はボックス本体の一端上フランジの、対応する領域の表面には突起が形成され、カバーが閉位置に保持された状態で、カバーの一端部の該幅広領域の裏面は、ボックス本体の一端上フランジの、対応する領域の表面に対向しかつ突起が、ボックス本体の一端上フランジの、対応する領域の表面又はカバーの一端部の該幅広領域の裏面に圧接される、請求項3記載のシールドボックス。
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