JP2004125206A - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】天面に配置する着脱可能な天面吸入グリルを有する空気調和機の室内機において、天面グリルの取付をより容易にするとともに、不確実な取付けを防ぎ、着脱の作業性を向上する。
【解決手段】前面枠1の天面開口部3の両端に設けられたガイド面5a、5bの間にこれと略平行にガイドリブ6を形成し、一方天面吸入グリル2にはガイドリブ6と摺動可能なガイド部7を設け、天面吸入グリル2をガイドリブ6に沿って摺動させることで、所定の設置位置に導くよう構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】前面枠1の天面開口部3の両端に設けられたガイド面5a、5bの間にこれと略平行にガイドリブ6を形成し、一方天面吸入グリル2にはガイドリブ6と摺動可能なガイド部7を設け、天面吸入グリル2をガイドリブ6に沿って摺動させることで、所定の設置位置に導くよう構成する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機に関し、さらに詳しくは空気調和機の室内ユニットを構成する天面吸入グリル構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和機の室内ユニットについて、図面を参照しながら説明する。
【0003】
従来の室内ユニットは、図8に示すように、外郭の一部を構成する前面枠1と前面枠1と着脱自在な天面吸入グリル2を備えており、前面枠1は天面吸入グリル2を取付ける天面開口部3と固定部4a、4bと、天面開口部3両端に天面吸入グリル2を保持する第1のガイド面5a及び第2のガイド面5bを有し、天面吸入グリル2には、固定部4a、4bに相対する固定部4c、4dを有する構成をしている。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−351608号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では、通常、空気調和機の室内ユニットは室内壁面の上方に据付られており、天面吸入グリル2を前面枠1に取付ける際、左右のガイド面5a、5bが室内ユニット天面に左右離れた位置に構成されている為、左右方向の取付け位置が定まりにくく、図9に示すように左右方向の位置ずれによりガイド面5a、5bから天面吸入グリル2が落ち込むことがあり、特に高所での取付けでもあるために取付けがスム−ズにできないという課題を有していた。
【0006】
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、天面吸入グリルの取付け性を向上させた空気調和機の室内ユニットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、前面枠天面開口部の第1のガイド面と第2のガイド面の間において、第1及び第2のガイド面と略平行に配置されたガイドリブを設け、天面吸入グリルには、ガイドリブと摺動可能に形成されたガイド部を設けたことを特徴とするものである。
【0008】
上記の構成によって、天面吸入グリルを取付ける際、ガイド部をガイドリブの位置に合わせることで取付け位置が定まり、スム−ズに取付けることができる。
【0009】
また、請求項2に記載の発明は、天面吸入グリルの奥側に切欠部を設け、ガイド部としたことを特徴とするものである。
【0010】
上記の構成によって、例えば、天面吸入グリルの直下で前面枠のガイドリブ両側及び片側に沿わして防塵フィルタ−等別部品を構成した場合でも、ガイド部に凸形状がない為、防塵フィルタ−等別部品を取付ける妨げとならずスペ−スを有効活用することができる。
【0011】
また、請求項3に記載の発明は、天面吸入グリルのガイド部と前面枠のガイドリブとの左右スキマ寸法を、第1のガイド面にて保持される天面吸入グリルの第1の保持代と第2のガイド面にて保持される天面吸入グリルの第2の保持代のいずれか小さい方よりも小さく構成したことを特徴とするものである。
【0012】
上記の構成によって、天面吸入グリルを取付ける際、左右の位置ずれによるガイド面からの天面吸入グリル落ち込みを防ぎ、確実に取付けることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。従来の技術で説明した図8と共通の構成要素については同一番号を付して、詳細説明を省略する。
【0014】
(実施の形態1)
図1は本発明にかかる第1の実施の形態の空気調和機の室内ユニットの構成を示す斜視模式図であり、図2は図1のA1−A1断面の模式断面図を示している。同図において示されるように、室内ユニットは外郭の一部を構成する前面枠1と、前面枠1と着脱自在な天面吸入グリル2を備えている。前面枠1は天面吸入グリル2を取付ける天面開口部3と、天面吸入グリル2の前方及び後方をそれぞれ前面枠1に固定する固定部4a、4bと、天面開口部3両端には天面吸入グリル2の側方下面を保持する第1のガイド面5a及び第2のガイド面5bと、天面開口部3の第1のガイド面5aと第2のガイド面5bとの間の天面開口部においてこれらと略平行に配置されたガイドリブ6とを有している。天面吸入グリル2には、固定部4a、4bに相対する固定部4c、4dと、ガイドリブ6を挟んでこれに沿って摺動可能なように形成されたガイド部7を後方の一部分に有している。
【0015】
天面吸入グリル2の室内ユニットへの着脱は、図3に示すように、天面吸入グリル2を取付ける際、例えば室内ユニットの前方位置付近で天面吸入グリル2のガイド部7を前面枠1のガイドリブ6の位置に合わせ、その後にガイド部7によりガイドリブ6を挟んだ状態で後方に摺動させて所定位置まで収める。このように装着作業を行うことで天面吸入グリル2の天面開口部での取付け位置が容易かつ正確に定まり、スム−ズに取付けることができるとともに、装着の際に天面吸入グリル2の左右の側端が第1のガイド面5aと第2のガイド面5bから脱落することなく確実な取付けが可能となる。特に空気調和機の室内ユニットの天面への部材の着脱は、多くの場合設置された室内でも高所の作業であるため、天面吸入グリルの設置所定位置は下方から見にくい位置にあるが、室内ユニットの前面部で位置決めすれば容易に所定位置に導くことが出来るので好適である。
【0016】
また、図6、7に示すように、凹凸を逆にしてガイドリブ6の代わりにガイド溝6zを同じ位置に形成し、天面吸入グリル2には、切欠部8の代わりにガイド溝6zに相対する位置に凸リブ8zを設けガイド部とする構成でもほぼ同様の効果を得ることができることはいうまでもない。
【0017】
(実施の形態2)
次に第2の実施の形態について図4を用いて説明する。同図において、実施の形態1に示した態様と異なる点は、天面吸入グリル2後方には凸状のガイド部7ではなく、切欠部8を設けてガイド部8を構成したものである。天面吸入グリルの室内ユニットの天面所定位置への装着手順は実施の形態1と同様であるが、このようにガイド部を切欠で構成することによって、天面吸入グリル2のすぐ下に前面枠1のガイドリブ6両側及び片側に沿わせて防塵フィルタ−9等別部品を構成した場合でも、ガイド部に凸形状が突出しない為、防塵フィルタ−9等別部品を取付ける妨げとならずスペ−スを有効活用することができる。なお、切欠を設けた部位には前方に向けて補強リブを形成しておくと強度が増して、合成を保つことができ、好適である。
【0018】
(実施の形態3)
次に本願発明の第3の実施の形態について図5を用いて説明する。図5は図1に示したA1−A1断面についてガイド部7とガイドリブ6とが嵌め合いやすく、また相互に摺動しやすいように設定したスキマと、天面吸入グリル2が左右の側端部で前面枠1に形成された第1のガイド面5aと第2のガイド面5bに当接する際における重なりしろとの関係を示したものである。同図において天面吸入グリル2のガイド部7と前面枠1のガイドリブ6との左右スキマ寸法L3+L4は、第1のガイド面5aにて保持される天面吸入グリルの第1の保持代L1と第2のガイド面5bにて保持される天面吸入グリルの第2の保持代L2のいずれか小さい方よりも小さく構成している。
【0019】
上記の構成によって、天面吸入グリル2を取付ける際、左右の位置ずれによるガイド面5a、5bからの天面吸入グリル2の落ち込みを防ぎ、確実に取付けることができる。
【0020】
【発明の効果】
上記から明らかなように、本発明のうち請求項1に記載の発明は、前面枠天面開口部の第1のガイド面と前記第2のガイド面の間において、第1及び第2のガイド面と略平行に配置されたガイドリブを設け、天面吸入グリルには、ガイドリブと摺動可能に形成されたガイド部を設けたもので、この構成によれば、天面吸入グリルを取付ける際、天面吸入グリルのガイド部を前面枠のガイドリブの位置に合わせることで取付け位置が定まり、スム−ズに取付けることができるという効果を奏する。
【0021】
また、本発明のうち請求項2に記載の発明は、天面吸入グリルの奥側に切欠部を設け、ガイド部としたもので、この構成によれば、例えば、天面吸入グリルの直下で前面枠のガイドリブ両側及び片側に沿わして防塵フィルタ−等別部品を構成した場合でも、ガイド部に凸形状がない為、防塵フィルタ−等別部品を取付ける妨げとならずスペ−スを有効活用することができるという効果を奏する。
【0022】
また、本発明のうち請求項3に記載の発明は、天面吸入グリルのガイド部と前面枠のガイドリブとの左右スキマ寸法を、第1のガイド面にて保持される天面吸入グリルの第1の保持代と第2のガイド面にて保持される天面吸入グリルの第2の保持代のいずれか小さい方よりも小さく構成したもので、この構成によれば、天面吸入グリルを取付ける際、左右の位置ずれによるガイド面からの天面吸入グリルの落ち込みを防ぎ、より確実に取付けることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す空気調和機の室内ユニットの斜視図
【図2】図1におけるA1−A1断面図
【図3】本発明の第1の実施形態を示す天面吸入グリル取付模式図
【図4】本発明の第2の実施形態を示す空気調和機の室内ユニットの斜視図
【図5】本発明の第3の実施形態を示す図1におけるA1−A1断面でのスキマ寸法などを示す模式断面図
【図6】本発明の第1の実施形態において他の構成を示す空気調和機の室内ユニットの斜視図
【図7】図6におけるA6−A6断面図
【図8】従来の空気調和機の室内ユニットの斜視図
【図9】従来の空気調和機の室内ユニットを示す図8のA8−A8断面図
【符号の説明】
1 前面枠
2 天面吸入グリル
3 天面開口部
4a、4b、4c、4d 固定部
5a 第1のガイド面
5b 第2のガイド面
6 ガイドリブ
6z ガイド溝
7 ガイド部
8 切欠部
8z 凸リブ
9 防塵フィルタ−
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機に関し、さらに詳しくは空気調和機の室内ユニットを構成する天面吸入グリル構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和機の室内ユニットについて、図面を参照しながら説明する。
【0003】
従来の室内ユニットは、図8に示すように、外郭の一部を構成する前面枠1と前面枠1と着脱自在な天面吸入グリル2を備えており、前面枠1は天面吸入グリル2を取付ける天面開口部3と固定部4a、4bと、天面開口部3両端に天面吸入グリル2を保持する第1のガイド面5a及び第2のガイド面5bを有し、天面吸入グリル2には、固定部4a、4bに相対する固定部4c、4dを有する構成をしている。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−351608号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では、通常、空気調和機の室内ユニットは室内壁面の上方に据付られており、天面吸入グリル2を前面枠1に取付ける際、左右のガイド面5a、5bが室内ユニット天面に左右離れた位置に構成されている為、左右方向の取付け位置が定まりにくく、図9に示すように左右方向の位置ずれによりガイド面5a、5bから天面吸入グリル2が落ち込むことがあり、特に高所での取付けでもあるために取付けがスム−ズにできないという課題を有していた。
【0006】
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、天面吸入グリルの取付け性を向上させた空気調和機の室内ユニットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、前面枠天面開口部の第1のガイド面と第2のガイド面の間において、第1及び第2のガイド面と略平行に配置されたガイドリブを設け、天面吸入グリルには、ガイドリブと摺動可能に形成されたガイド部を設けたことを特徴とするものである。
【0008】
上記の構成によって、天面吸入グリルを取付ける際、ガイド部をガイドリブの位置に合わせることで取付け位置が定まり、スム−ズに取付けることができる。
【0009】
また、請求項2に記載の発明は、天面吸入グリルの奥側に切欠部を設け、ガイド部としたことを特徴とするものである。
【0010】
上記の構成によって、例えば、天面吸入グリルの直下で前面枠のガイドリブ両側及び片側に沿わして防塵フィルタ−等別部品を構成した場合でも、ガイド部に凸形状がない為、防塵フィルタ−等別部品を取付ける妨げとならずスペ−スを有効活用することができる。
【0011】
また、請求項3に記載の発明は、天面吸入グリルのガイド部と前面枠のガイドリブとの左右スキマ寸法を、第1のガイド面にて保持される天面吸入グリルの第1の保持代と第2のガイド面にて保持される天面吸入グリルの第2の保持代のいずれか小さい方よりも小さく構成したことを特徴とするものである。
【0012】
上記の構成によって、天面吸入グリルを取付ける際、左右の位置ずれによるガイド面からの天面吸入グリル落ち込みを防ぎ、確実に取付けることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。従来の技術で説明した図8と共通の構成要素については同一番号を付して、詳細説明を省略する。
【0014】
(実施の形態1)
図1は本発明にかかる第1の実施の形態の空気調和機の室内ユニットの構成を示す斜視模式図であり、図2は図1のA1−A1断面の模式断面図を示している。同図において示されるように、室内ユニットは外郭の一部を構成する前面枠1と、前面枠1と着脱自在な天面吸入グリル2を備えている。前面枠1は天面吸入グリル2を取付ける天面開口部3と、天面吸入グリル2の前方及び後方をそれぞれ前面枠1に固定する固定部4a、4bと、天面開口部3両端には天面吸入グリル2の側方下面を保持する第1のガイド面5a及び第2のガイド面5bと、天面開口部3の第1のガイド面5aと第2のガイド面5bとの間の天面開口部においてこれらと略平行に配置されたガイドリブ6とを有している。天面吸入グリル2には、固定部4a、4bに相対する固定部4c、4dと、ガイドリブ6を挟んでこれに沿って摺動可能なように形成されたガイド部7を後方の一部分に有している。
【0015】
天面吸入グリル2の室内ユニットへの着脱は、図3に示すように、天面吸入グリル2を取付ける際、例えば室内ユニットの前方位置付近で天面吸入グリル2のガイド部7を前面枠1のガイドリブ6の位置に合わせ、その後にガイド部7によりガイドリブ6を挟んだ状態で後方に摺動させて所定位置まで収める。このように装着作業を行うことで天面吸入グリル2の天面開口部での取付け位置が容易かつ正確に定まり、スム−ズに取付けることができるとともに、装着の際に天面吸入グリル2の左右の側端が第1のガイド面5aと第2のガイド面5bから脱落することなく確実な取付けが可能となる。特に空気調和機の室内ユニットの天面への部材の着脱は、多くの場合設置された室内でも高所の作業であるため、天面吸入グリルの設置所定位置は下方から見にくい位置にあるが、室内ユニットの前面部で位置決めすれば容易に所定位置に導くことが出来るので好適である。
【0016】
また、図6、7に示すように、凹凸を逆にしてガイドリブ6の代わりにガイド溝6zを同じ位置に形成し、天面吸入グリル2には、切欠部8の代わりにガイド溝6zに相対する位置に凸リブ8zを設けガイド部とする構成でもほぼ同様の効果を得ることができることはいうまでもない。
【0017】
(実施の形態2)
次に第2の実施の形態について図4を用いて説明する。同図において、実施の形態1に示した態様と異なる点は、天面吸入グリル2後方には凸状のガイド部7ではなく、切欠部8を設けてガイド部8を構成したものである。天面吸入グリルの室内ユニットの天面所定位置への装着手順は実施の形態1と同様であるが、このようにガイド部を切欠で構成することによって、天面吸入グリル2のすぐ下に前面枠1のガイドリブ6両側及び片側に沿わせて防塵フィルタ−9等別部品を構成した場合でも、ガイド部に凸形状が突出しない為、防塵フィルタ−9等別部品を取付ける妨げとならずスペ−スを有効活用することができる。なお、切欠を設けた部位には前方に向けて補強リブを形成しておくと強度が増して、合成を保つことができ、好適である。
【0018】
(実施の形態3)
次に本願発明の第3の実施の形態について図5を用いて説明する。図5は図1に示したA1−A1断面についてガイド部7とガイドリブ6とが嵌め合いやすく、また相互に摺動しやすいように設定したスキマと、天面吸入グリル2が左右の側端部で前面枠1に形成された第1のガイド面5aと第2のガイド面5bに当接する際における重なりしろとの関係を示したものである。同図において天面吸入グリル2のガイド部7と前面枠1のガイドリブ6との左右スキマ寸法L3+L4は、第1のガイド面5aにて保持される天面吸入グリルの第1の保持代L1と第2のガイド面5bにて保持される天面吸入グリルの第2の保持代L2のいずれか小さい方よりも小さく構成している。
【0019】
上記の構成によって、天面吸入グリル2を取付ける際、左右の位置ずれによるガイド面5a、5bからの天面吸入グリル2の落ち込みを防ぎ、確実に取付けることができる。
【0020】
【発明の効果】
上記から明らかなように、本発明のうち請求項1に記載の発明は、前面枠天面開口部の第1のガイド面と前記第2のガイド面の間において、第1及び第2のガイド面と略平行に配置されたガイドリブを設け、天面吸入グリルには、ガイドリブと摺動可能に形成されたガイド部を設けたもので、この構成によれば、天面吸入グリルを取付ける際、天面吸入グリルのガイド部を前面枠のガイドリブの位置に合わせることで取付け位置が定まり、スム−ズに取付けることができるという効果を奏する。
【0021】
また、本発明のうち請求項2に記載の発明は、天面吸入グリルの奥側に切欠部を設け、ガイド部としたもので、この構成によれば、例えば、天面吸入グリルの直下で前面枠のガイドリブ両側及び片側に沿わして防塵フィルタ−等別部品を構成した場合でも、ガイド部に凸形状がない為、防塵フィルタ−等別部品を取付ける妨げとならずスペ−スを有効活用することができるという効果を奏する。
【0022】
また、本発明のうち請求項3に記載の発明は、天面吸入グリルのガイド部と前面枠のガイドリブとの左右スキマ寸法を、第1のガイド面にて保持される天面吸入グリルの第1の保持代と第2のガイド面にて保持される天面吸入グリルの第2の保持代のいずれか小さい方よりも小さく構成したもので、この構成によれば、天面吸入グリルを取付ける際、左右の位置ずれによるガイド面からの天面吸入グリルの落ち込みを防ぎ、より確実に取付けることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す空気調和機の室内ユニットの斜視図
【図2】図1におけるA1−A1断面図
【図3】本発明の第1の実施形態を示す天面吸入グリル取付模式図
【図4】本発明の第2の実施形態を示す空気調和機の室内ユニットの斜視図
【図5】本発明の第3の実施形態を示す図1におけるA1−A1断面でのスキマ寸法などを示す模式断面図
【図6】本発明の第1の実施形態において他の構成を示す空気調和機の室内ユニットの斜視図
【図7】図6におけるA6−A6断面図
【図8】従来の空気調和機の室内ユニットの斜視図
【図9】従来の空気調和機の室内ユニットを示す図8のA8−A8断面図
【符号の説明】
1 前面枠
2 天面吸入グリル
3 天面開口部
4a、4b、4c、4d 固定部
5a 第1のガイド面
5b 第2のガイド面
6 ガイドリブ
6z ガイド溝
7 ガイド部
8 切欠部
8z 凸リブ
9 防塵フィルタ−
Claims (3)
- 少なくとも、外郭の一部を構成する前面枠と、前記前面枠と着脱自在な天面吸入グリルを備えた空気調和機において、前記前面枠は前記天面吸入グリルを取付ける天面開口部と固定部と、前記天面開口部両端に前記天面吸入グリルを保持する第1のガイド面及び第2のガイド面と、前記天面開口部の前記第1のガイド面と前記第2のガイド面の間において、前記第1及び第2のガイド面と略平行に配置されたガイドリブとを有し、前記天面吸入グリルには、前記固定部に相対する固定部と、前記ガイドリブと摺動可能に形成されたガイド部を有することを特徴とする空気調和機の室内ユニット。
- 天面吸入グリルのガイド部は、前記天面吸入グリルを前面枠に収納した状態でガイドリブに相対する部位であって、前記天面吸入グリル後方に切欠を形成して設けたことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内ユニット。
- 天面吸入グリルのガイド部と前面枠のガイドリブとの左右スキマ寸法を、第1のガイド面にて保持される前記天面吸入グリルの第1の保持代と第2のガイド面にて保持される前記天面吸入グリルの第2の保持代のいずれか小さい方よりも小さく構成したことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内ユニット。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002286724A JP2004125206A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | 空気調和機の室内ユニット |
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JP2002286724A JP2004125206A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | 空気調和機の室内ユニット |
Publications (1)
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ID=32279719
Family Applications (1)
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Country Status (2)
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JP (1) | JP2004125206A (ja) |
CN (1) | CN2700763Y (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008151485A (ja) * | 2006-12-20 | 2008-07-03 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機の室外ユニット |
KR20180008065A (ko) * | 2016-07-15 | 2018-01-24 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기의 실내기 |
Families Citing this family (2)
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CN106705237B (zh) * | 2017-01-18 | 2023-01-31 | 美的集团武汉制冷设备有限公司 | 空调壁挂机 |
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2002
- 2002-09-30 JP JP2002286724A patent/JP2004125206A/ja active Pending
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2003
- 2003-05-29 CN CNU032633076U patent/CN2700763Y/zh not_active Expired - Fee Related
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JP2008151485A (ja) * | 2006-12-20 | 2008-07-03 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機の室外ユニット |
KR20180008065A (ko) * | 2016-07-15 | 2018-01-24 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기의 실내기 |
KR102550630B1 (ko) * | 2016-07-15 | 2023-07-04 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기의 실내기 |
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CN2700763Y (zh) | 2005-05-18 |
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