JP2007227516A - シリコンウェーハ中のCu評価方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】煩雑な工程を経ることなく、シリコンウェーハ中のCu濃度を正確、かつ高感度に検出可能なシリコンウェーハ中のCu評価方法を提供する。
【解決手段】2枚の評価用のシリコンウェーハ13a,13bの内、一方のシリコンウェーハ13aの一面側を研磨する。その後、ホットプレート15などを用いて所定の温度まで加熱する。こうしたシリコンウェーハ13aの加熱工程は、例えば、ホットプレート15を用いて、シリコンウェーハ13aを200〜450℃の温度範囲で5〜60分間加熱することによって達成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、シリコンウェーハの特性に大きな影響を及ぼすシリコンウェーハ中のCuを定量的に、正確かつ高感度に検出可能なシリコンウェーハ中のCu評価方法に関するもので、特に、3×1018atoms/cm以上のボロンを含む高濃度ボロンドープシリコン基板に存在する1011atoms/cm未満の低濃度Cuを検出する際に用いて好適な技術に関する。
半導体デバイスなどの基板として用いられるシリコンウェーハにおいては、回路の高集積化、デバイスの微細化に伴い、デバイスの性能を著しく劣化させるシリコンウェーハ中に存在する金属不純物(Fe・Ni・Cr・Cu等)の低減が重要な課題となっている。シリコンウェーハ製造工程での金属不純物の汚染原因として、P型シリコンウェーハにおいて研磨工程における汚染が考えられ、砥液(スラリー)中のCuがウェーハのバルク中へ拡散し、Cu汚染を引き起こしている。また、生じる汚染金属のうち、Cuは非常に拡散速度が速く容易にシリコン基板内部に拡散する。この拡散したCuはデバイス特性(電気特性等)を劣化させる。このため、このCuを低減し、プロセスを管理することが重要となる。
近年シリコン基板の洗浄を含むクリーン化技術が向上し、シリコン基板を汚染する金属の濃度は1011atoms/cm程度に低下してきている。
こうしたP型シリコンウェーハにおけるCu汚染の対策を行なう上で、各工程においてシリコンウェーハのバルク中に拡散したCuを高精度でかつ正確に定量することが重要である。シリコンウェーハのバルク中に拡散したCuを定量する方法として、従来は、原子吸光分析(以下、AASという。)、二次イオン質量分析(SIMS)を使った分析方法が主に用いられている。特に、AAS法は高感度分析が可能である。このAASを用いる方法は、研磨後のシリコンウェーハの一部を、フッ化水素酸と硝酸との混酸や、フッ化水素酸と硝酸および硫酸との混酸によってガスエッチングを行い、シリコンウェーハを溶解した後の分解残渣を分析する全溶解法として知られている。
これらの方法には以下の問題がある。即ち測定に非常に手間がかかり、測定前の前処理中に更に汚染が生じることがあった。また、いずれの方法も基板を破壊して行うため、その基板を再利用することはできなかった。
そこで本出願人は半導体基板の非破壊分析に関する方法として半導体基板内部のCu濃度の検出方法を提案した(特許文献1)。この方法はシリコン基板を600℃以下の温度で加熱し、シリコン基板内部に存在するCuを拡散させて表裏面側に集め、表裏面をAAS、全反射蛍光X線分析(以下、TXRFという。)等の方法で分析するLTD法等の方法である。この方法によれば、シリコン基板がPタイプの場合、大気中で500℃で15分間の加熱を行うことで十分なCuの拡散が行われる。
また、研磨後のシリコンウェーハにポリシリコン層を形成し、熱処理によってこのポリシリコン層へバルク中のCuを拡散させ、Cuが拡散したポリシリコン層のCuを分析する方法がある。(特許文献2、3)
このように、研磨工程でBulk中へ拡散したCuの定量評価する方法として、研磨後のシリコンウェーハにPoly−Siを付け熱処理してPoly−Si層へBulk中Cuを拡散させPoly−Si層中Cuを分析する方法と、研磨後のシリコンウェーハをホットプレート上で熱処理しCuを表面に外方拡散して表面のCuを分析するLTD法と、研磨後のシリコンウェーハの一部をフッ化水素酸と硝酸やフッ化水素酸と硝酸と硫酸によりガスエッチングを行いシリコンウェーハを溶かした分解残さを分析する全溶解法の3種類が一般に知られている。
特開平9−64133号公報 特開平10−223713号公報 特開2004−335955号公報
しかしながら、上述したシリコンウェーハのバルク中に拡散したCuを定量する従来の方法は、検出精度や正確さにおいて、様々な課題があった。例えば、研磨後のシリコンウェーハにポリシリコン層を形成して、熱処理によってこのポリシリコン層にCuを熱拡散させた後に分析する方法では、研磨工程後のシリコンウェーハにポリシリコンを付けることにより、シリコンウェーハの両面にポリシリコン層が形成されるので、研磨によってバルク中へ拡散したCuが熱処理で両面のポリシリコン層へ分散してしまい、高精度に分析できないという課題があった。
また、研磨後のシリコンウェーハにポリシリコンを付着することにより、研磨前に既にシリコンウェーハ中に拡散しているCu量が不明となり、研磨後のCu量の定量だけしかできず、研磨工程において拡散したCu量を特定できないという課題もあった。
また、研磨後のシリコンウェーハをホットプレート上で熱処理し表面に外方拡散したCuを分析するLTD法では、ホットプレート上で熱処理した時に、ボロン濃度が高いウェーハ(p、p++)に関してはCuが100%ウェーハ表面へ外方拡散しない場合があるため、ウェーハ中におけるの全Cu量の正確でかつ迅速な定量評価が困難であるという課題があった。また、ホットプレート上で熱処理した時、全てのP型シリコンウェーハでCuが表裏面へ外方拡散し、分散することにより高感度な分析ができないという課題もあった。
研磨後のシリコンウェーハの一部を混酸で溶解し、溶解残渣を分析する全溶解法では、残渣中の金属不純物を原子吸光分光光度計や誘導結合プラズマ質量分析装置で定量分析行うために、回収溶液中にシリコンが多量に含まれているので除去する必要がある。こうしたシリコンを昇華し除去するために、フッ化水素酸、硝酸、硫酸などの混酸に溶かして濃縮を行なうが、この方法は多量の薬品を使用するため、薬品中に含まれている金属不純物も定量分析の際に含まれてしまう。また、長時間の濃縮による大気中からの汚染を取り込む可能性もあり、正確な定量が難しいといった課題があった。また、研磨後のシリコンウェーハを全溶解するため、研磨前シリコンウェーハ中に拡散しているCu量が不明であり、研磨後のCu量しか定量できないという課題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、煩雑な工程を経ることなく、シリコンウェーハ中のCu濃度を正確、かつ高感度に検出可能なシリコンウェーハ中のCu評価方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明によれば、被評価対象のシリコンウェーハと同じ特性を持つP型シリコンウェーハの面上にポリシリコン層を形成する工程と、前記P型シリコンウェーハを研磨した後に熱処理を行う工程と、熱処理後の前記P型シリコンウェーハの前記ポリシリコン層を、少なくともフッ化水素酸と硝酸とを含む混酸を用いて溶解し、前記ポリシリコン層を溶解後の前記混酸中に含まれるCu成分を定量する工程とを備えたことを特徴とするシリコンウェーハ中のCu評価方法が提供される。
従来方法の研磨後のシリコンウェーハにポリシリコン層を付け熱処理してポリシリコン層中のCuを分析する方法は、研磨前のシリコンウェーハ中に拡散しているCu量が不明であることにより、研磨後Cu量のみの定量評価が出来ない問題があったが、リファレンスが同じシリコンウェーハを評価用のサンプルとして少なくとも2枚用意してポリシリコン層を成膜し、そのうちの少なくとも1つのウェーハを研磨するとともに、他のウェーハを比較対象として研磨せずにおき、その後、それぞれのウェーハにおけるポリシリコン層を上記検査液に溶解して、それぞれ検査液中のCu量を検出して比較することにより、研磨前後のCu量が定量評価して、研磨工程においてウェーハを汚染するCuの量のみを特定できるようになった。
また、本発明の評価方法では、後述するように、いわゆるボロン濃度によりCuゲッタリングが起こるため、この影響によって低抵抗のウェーハでは正確な検出ができなかった上記従来方法とは異なり、ボロン濃度の影響を受けずにCu量の検出を正確に行うことができる。これは、上記の評価方法を、ボロン濃度(ドーパント濃度)の異なるp、p、p++タイプのウェーハにそれぞれ適用することにより、ウェーハタイプによるCu量検出の差つまりボロン濃度にかかわらず、研磨工程での汚染状態、および、正確なCu量を明らかにすることができる。
ここで、p++タイプのウェーハとはボロン濃度が1019atoms/cm程度で、抵抗値が1 〜10(mΩ・cm)程度の低抵抗のものをいい、pタイプのウェーハとはボロン濃度が1018atoms/cm程度で、抵抗値が10〜1000 (mΩ・cm)程度の低抵抗のものをいい、pタイプのウェーハとはボロン濃度が1015atoms/cm程度で、抵抗値が>1(Ω・cm)程度の高抵抗のものを意味している。
また、従来の検出技術では、研磨後のシリコンウェーハにポリシリコン層を付けることにより、シリコンウェーハの両面にポリシリコン層が形成されてしまい、研磨工程でバルク中へ拡散したCuが熱処理で両面のポリシリコン層へ分散拡散して、高感度なCuの分析が出来ない課題があったが、本発明においては、研磨前のリファレンスのシリコンウェーハにポリシリコン層を付けることにより、研磨後のポリシリコン層は片面だけになり、その後ホットプレート上で熱処理することによって、片面に残されたポリシリコン層に研磨時のCuが全て拡散するので、高感度にCuの分析ができるようになった。
更に、従来方法の研磨後のシリコンウェーハをホットプレート上で熱処理し表面のCuを分析するLTD法は、ホットプレート上で熱処理した時、ボロン濃度が高い低抵抗のウェーハ(p、p++)ではCuが100%ウェーハ表面へ外方拡散しない場合があるため、定量評価が出来ないという課題があったが、研磨前のリファレンスのシリコンウェーハにポリシリコン層を付けることにより、熱処理した時にボロン濃度が高いウェーハ(p、p++)に関しても、全てのCuをポリシリコン層へ拡散できるため、このポリシリコン層中のCuを分析することで、Cuの正確な定量評価が可能となった。なお、熱処理は所定の温度・時間行えばよく、ホットプレート上での処理に限らない。
また、従来はホットプレート上で熱処理した時、全てのP型ウェーハでCuが表裏面へ外方拡散し分散するため、Cuを高感度に分析出来ない課題があったが、研磨前のリファレンスのシリコンウェーハにポリシリコン層を付けることにより、研磨後のポリシリコン層は片面のみとなり、その後ホットプレート上で熱処理することで、片面のポリシリコン層に研磨時に拡散したCuが全て拡散するので、Cuを高感度分析できるようになった。
また、従来の研磨後シリコンウェーハの一部を溶かし、溶けた分解残渣を分析する全溶解法は、フッ化水素酸や硝酸や硫酸などの混酸(処理液)に溶かして濃縮するので、薬品中に含まれる金属不純物を持ち込む危険性があるとともに、ウェーハ深部にあるCuも含めて全てのCuを検出するために多くの処理液を必要とするとともにこの大量の処理液を長時間かけて濃縮する必要があり作業性が悪いという問題と、処理液を濃縮する際に大気中からの汚染を取り込む可能性もあるという課題があったが、本発明では薬液による濃縮を全く行なわないため、薬液に含まれる金属不純物や、長時間の濃縮による大気中の汚染を取り込む可能性がなく、より高精度にCuの定量を効率的に行うことができるようになる。
前記シリコンウェーハの特性は、少なくとも電気抵抗値、結晶軸方向、および酸素濃度が一定であればよい。これらの特性が同等に設定されたウェーハでないと、本願発明の評価方法におけるCu汚染の状態が、実際の研磨工程おけるCu汚染の程度と異なってしまうため、好ましくない。また、本発明の評価方法において、高濃度のボロンが含まれるためにCu汚染の状態が正確に判明しづらかったp、p、p++タイプのウェーハを対象とすることで、ドーパント濃度によるCu汚染の状態の差違を明確にして、これらのウェーハの研磨工程におけるCu汚染を正確に評価することがはじめて可能となる。
前記熱処理は前記シリコンウェーハのドーパント濃度にしたがって、前記シリコンウェーハ中のCuが前記ポリシリコン層に移るのに必要な温度範囲・処理時間とされ、具体的には、200〜450℃程度の温度範囲内、5〜60分程度の処理時間内、あるいはこれに相当する温度・時間条件で行なうことが好ましい。例えば、p++タイプのウェーハでは300℃・60分の処理時間で充分Cuが拡散するが、他にも350℃・30分、あるいは、100℃程度の低温でも処理時間を長くすることで対応でき、pタイプのウェーハでは300℃・30分、他にも350℃・20分で拡散し、pタイプのウェーハでは250℃・10分、他にも300℃・5分で拡散し、または、1〜5分程度の短時間でも高温に設定することでCuの定量を充分行うことが可能となる。
ここで、処理時間の上限は作業性の効率から上記の範囲内が好ましく、また、下限は充分正確なCu検出のために上記範囲内が好ましい。また処理温度の上限は、Cu拡散以外の点でウェーハに与える熱影響が大きくなり不都合が生じる可能性があるため上記の範囲が好ましく、また、下限は、充分正確なCu検出のために上記範囲内が好ましい。
前記混酸による溶解は、前記ポリシリコン層中のCuを検出可能な厚さの範囲で減じればよい。具体的には、溶解したポリシリコン層中のCuが後述の原子吸光分光光度法または誘導結合プラズマ質量分析装置によって充分正確に検出できる0.1μm以上であればよく、より好ましくは検出限界が向上する1〜2μm程度を溶解範囲とすることができる。また、溶解するポリシリコン層の厚さ範囲の上限は、検出する際にCuが混入しないことおよび処理に要する溶液の量から上記の範囲が好ましい。
前記Cu成分の定量は、原子吸光分光光度法または誘導結合プラズマ質量分析装置により行なえばよい。
本発明のシリコンウェーハ中のCu評価方法によれば、被評価対象のシリコンウェーハと同じ特性を持つ2枚のP型シリコンウェーハの一方を加熱によってポリシリコン層にCuを拡散させ、もう一方のP型シリコンウェーハを加熱せずにポリシリコン層にCuを拡散させないようにし、それぞれのポリシリコン層のCuを定量することによって、研磨工程前のシリコンウェーハ中に拡散しているCu量を知ることができる。そして、この研磨工程前のリファレンスとしてのシリコンウェーハのCu量と、研磨工程後のリファレンスを持つシリコンウェーハのCu量とを比較することによって、研磨工程でどれだけシリコンウェーハがCuに汚染されたかを正確に定量することが可能になる。
以下、本発明の1実施形態として、シリコンウェーハ中のCuを本発明の評価方法によって定量する手順を図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明のシリコンウェーハ中のCu評価方法の概要を示す説明図である。まず、例えばCZ法によって引上げられたシリコン単結晶インゴット11は、育成時の熱履歴などの特性に応じて所定の位置でカットされ、外周を一定厚みで削られ、結晶軸方向を示すノッチ等を付けられて、円筒状のブロック12に形成される(図1a)。
このシリコン単結晶のブロック12から所定の厚みのシリコンウェーハが多数スライスされた後、面取り、ラッピング、エッチング等の工程を経て、研磨工程の直前の状態とされるが、これら、電気抵抗値、結晶軸方向、および酸素濃度が同じな同一特性の1ロッドのシリコンウェーハから、2枚の評価用シリコンウェーハ13a,13bを選択抽出する(図1b)。そして、この2枚の評価用シリコンウェーハ13a,13bのそれぞれにポリシリコン層14a,14bを形成する(図1a,図1h)。
ポリシリコン層14a,14bの形成にあっては、シリコンウェーハ13a,13bの表面に酸化膜等が形成されている時には、HF水溶液等で洗浄して酸化膜を取り除いた後、シリコンウェーハ13a,13bの表面に、例えば、厚み2μm程度のポリシリコン層14a,14bを積層する。
次に、2枚の評価用のシリコンウェーハ13a,13bの内、一方のシリコンウェーハ13aの一面側を、評価する研磨工程における研磨工程と同様の条件にして研磨して、一面側のポリシリコン層14aだけを除去し、単結晶のシリコンウェーハ13a面を一面側だけ露出させる(図1d)。
こうして、一面側だけポリシリコン層14aが除去されたシリコンウェーハ13aを、今度はホットプレート15などを用いてポリシリコン層14aを上にして所定の温度まで加熱する(図1e)。こうしたシリコンウェーハ13aの加熱工程は、例えば、ホットプレート15を用いて、シリコンウェーハ13aを200〜450℃の温度範囲で5〜60分間加熱することによって達成される。ここで加熱温度・時間といった熱処理条件は、評価しようとするCuが後述するようにポリシリコン層14aに充分拡散する条件とされる。
こうした加熱工程でシリコンウェーハ13aを所定の温度範囲で所定時間加熱すると、図2に示すように、シリコンウェーハ(バルク層)13aに含まれていた不純物としてのCuが、シリコンウェーハ13aの表面に形成されたポリシリコン層14aに一定の拡散速度で拡散する。これにより、ポリシリコン層14aには、加熱工程の前にはシリコンウェーハ13aに含まれていたCuが拡散して蓄積される。
こうしたシリコンウェーハ13aに含まれるCuの加熱によるポリシリコン層14aへの拡散は、特にボロンが多く含まれているp,p,p++タイプのシリコンウェーハに効果的である。pのシリコンウェーハは、1015atoms/cm程度のボロンを含み、その抵抗値は1Ω・cm以上とされる。pのシリコンウェーハは、1018atoms/cm程度のボロンを含み、その抵抗値は10〜1000mΩ・cm程度とされる。また、p++のシリコンウェーハは、1019atoms/cm程度のボロンを含み、その抵抗値は1〜10mΩ・cm程度とされる。
,p,p++のような多くのボロンが存在するP型シリコンウェーハの基板内部ではボロンはマイナス電位、Cuはプラス電位にあり、ボロンとCuによる電子静力学効果によってCuは拡散し難い状態におかれている。従って、p,p,p++のような高濃度のボロンが含まれるシリコンウェーハにおいては、従来の加熱工程ではポリシリコン層へのCuの十分な拡散が得られない。本発明のように、シリコンウェーハ13aを200〜450℃の温度範囲で5〜60分間という条件、または、これに等しい条件で加熱することによってポリシリコン層へのCuの十分な拡散が達成される。
例えば、pのシリコンウェーハでは、200℃で10分程度加熱すればよい。また、Cuの更に多いp++のシリコンウェーハでは、450℃で60分程度加熱すれば、ポリシリコン層へのCuの十分な拡散が得られる。なお、こうした加熱工程では、ホットプレート15の上に不純物を含まない清浄なシリコンウェーハを予め載置しておき、この清浄なシリコンウェーハの上に被評価対象のシリコンウェーハ13aを乗せて加熱したほうが評価しようとする研磨工程以外におけるCu汚染を防止できるため好ましい。
また、こうしたシリコンウェーハ13aに含まれるCuの加熱によるポリシリコン層14aへの拡散工程の前工程である研磨工程において、一方の面のポリシリコン層14aを研磨によって取り去るので、加熱によって拡散するCuを一方の面だけに残されたポリシリコン層14aで捕捉することができる。これによって、ポリシリコン層14aに拡散されるCuの量が高められ、従来より高精度でかつ高感度なCuの分析を可能にする。
以上のように、評価対象の一方のシリコンウェーハ13aに含まれるCuを加熱工程によりポリシリコン層14aへ拡散させたら、このシリコンウェーハ13aをエッチングにより一部(14a)を溶解し、分析用溶液を回収する(図1f)。また、比較のために、評価対象のもう一方である、ポリシリコン層14bを積層した直後の状態のシリコンウェーハ13bも、エッチングにより一部(14b)を溶解し、分析用溶液を回収する(図1i)。こうしたエッチングにより一部を溶解し、分析用溶液を回収する手法(DSE法)の例を図8に示す。
図8によれば、まず、テフロン(登録商標)製のプレート21に混酸16a,16bを滴下する(図8a)。そして、このプレート21上の混酸16a,16bに押し付けるようにして評価対象のシリコンウェーハ13a,13bを載置する(ポリシリコン層14a,14bと混酸16a,16bを接触させる)。そして、シリコンウェーハ13a,13bを回転させてシリコンウェーハ13a,13bの一部(14a,14b)を混酸16a,16bに溶解する(図8b)。この後、ピンセット等でシリコンウェーハ13a,13bをプレート21上から取り除く(図8c)。そしてプレート21に残った混酸(溶液)16a,16bを回収する(図8d)。
こうしたDSE法によるシリコンウェーハ13a,13bの溶解の前に、シリコンウェーハ13bをシリコンウェーハ13aのように加熱しないのは、ポリシリコン層14bを積層する際に加熱する必要があるため、上記の熱処理と同じようにCuがポリシリコン層14bに充分拡散しているからである。この溶解工程で使用される混酸16a,16bは、フッ化水素酸溶液及び硝酸を含む混酸が好ましく用いられる。
溶解工程では、上述した混酸等を用いて、シリコンウェーハ13aに形成されたポリシリコン層14aと、シリコンウェーハ13bに形成されたポリシリコン層14bとをそれぞれ表面から2μm程度溶解する(図1f,図1i)。これにより、シリコンウェーハ13aに含まれるCuが拡散されたポリシリコン層14aが混酸16aに溶解される。また、シリコンウェーハ13bに含まれるCuが拡散されたポリシリコン層14bが混酸16bに溶解される
そして、溶解工程でポリシリコン層14a,14bをそれぞれ溶解した混酸16a,16bを、それぞれ原子吸光分光光度分析装置(AAS;Atomic absorption spectoroscopy)または誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP−MS:Inductively Coupled Plasma Mass Spectroscopy)を用いて、それぞれの混酸16a,16bに含まれるCu濃度を定量する(図1k)。
以上のような工程で、被評価対象のシリコンウェーハと同じ特性を持つ2枚のP型シリコンウェーハの一方を加熱によってポリシリコン層にCuを拡散させ、一方のポリシリコン層のCuを定量することによって、研磨工程前のシリコンウェーハ中に拡散しているCu量を知ることができる。そして、この研磨工程前のシリコンウェーハ13bのCu量と、研磨工程後のシリコンウェーハ13aのCu量とを比較することによって、研磨工程でどれだけシリコンウェーハがCuに汚染されたかを正確に定量することが可能になる。
本出願人は本発明の有用性を検証した。検証にあたって、3種類のシリコンウェーハを2枚づつ準備した。
1.pシリコンウェーハ:抵抗値10Ω・cm
2.pシリコンウェーハ:抵抗値15mΩ・cm
3.p++シリコンウェーハ:抵抗値8mΩ・cm
これら1〜3のシリコンウェーハのそれぞれ2枚に、ポリシリコン層を厚み1.5μmで形成した。そして、ポリシリコン層を形成した1〜3のシリコンウェーハのそれぞれ2枚づつの内の1枚を研磨し、一方の面のポリシリコン層を除去した。そして、ホットプレートで、それぞれ250,300,350℃の加熱温度で5,15,30,60分間それぞれ加熱処理を行い、シリコンウェーハ中のCuをポリシリコン層に加熱拡散させた。
この後、これら研磨〜加熱工程を経た1〜3のシリコンウェーハをフッ化水素酸と硝酸から成る混酸によって、それぞれ表面から2μmエッチングして回収した。この回収液を原子吸光分光光度分析装置(AAS)を用いてCu定量を行なった。また、研磨〜加熱工程を行なわない1〜3のシリコンウェーハをフッ化水素酸と硝酸から成る混酸によって全溶解し、この回収液を原子吸光分光光度分析装置(AAS)を用いてCu定量を行なった。
こうした工程を経て定量された研磨前と研磨後のCu評価結果を図3に示す。図3によれば、ポリシリコン層のCu評価によって、研磨前は全てのシリコンウェーハでCuは検出されなかった。しかし、研磨後はpシリコンウェーハで1010レベル、pシリコンウェーハとp++シリコンウェーハで1012レベルのCuがポリシリコン層へ拡散していることが分かった。また、全溶解評価とポリシリコン層評価との比較により、pシリコンウェーハ、pシリコンウェーハ、p++シリコンウェーハの全溶解評価とポリシリコン層評価結果が同じレベルであることから、300℃のホットプレート上で60分間熱処理を行なうと、ほぼ全てのCuがバルク中からポリシリコン層へ拡散することが分かった。
図4は、pシリコンウェーハを250、300、350℃で、それぞれ5、15、30、60分間ホットプレート上で熱処理を行なった後のポリシリコン層のCu評価をした際の回収率の結果を表示している。これによれば、pシリコンウェーハではホットプレート上で熱処理が5分以上の場合Cuが約100%ポリシリコン層へ拡散することが判明した。
図5は、pシリコンウェーハを250、300、350℃で、それぞれ5、15、30、60分間ホットプレート上で熱処理を行なった後のポリシリコン層のCu評価をした際の回収率の結果を表示している。これによれば、pシリコンウェーハではホットプレート上で熱処理が30分以上の場合Cuが約95%以上ポリシリコン層へ拡散することが判明した。
図6は、p++シリコンウェーハを250、300、350℃で、それぞれ5、15、30、60分間ホットプレート上で熱処理を行なった後のポリシリコン層のCu評価をした際の回収率の結果を表示している。これによれば、p++シリコンウェーハではホットプレート上で熱処理が30分以上の場合Cuが約95%以上ポリシリコン層へ拡散することが判明した。
これらの結果から、P型シリコンウェーハはポリシリコン層を形成して研磨及び熱処理することにより、研磨時にバルク中へ拡散するCuを100%評価できることが実証された。研磨時にP型シリコンウェーハに拡散するCu評価が高感度、高精度で、かつ比較的簡単な工程でできるようになった。
図7は、P型シリコンウェーハにおける、熱処理温度とCuの拡散係数を計算により求めた結果を1つのグラフに示したものである。
計算に使用したP型シリコンウェーハは以下の通りである。
1.pシリコンウェーハ:抵抗値10Ω・cm ボロン濃度3.0E+15atoms/cm
2.pシリコンウェーハ:抵抗値0.014Ω・cm ボロン濃度5.0E+18atoms/cm
3.p++シリコンウェーハ:抵抗値0.008Ω・cm ボロン濃度1.0E+19atoms/cm
図7によれば、pシリコンウェーハやp++シリコンウェーハでは、熱処理温度が200℃程度であるとCuの拡散係数が低く、充分なCuの拡散が得られない可能性があるが、400℃以上で熱処理を行なうと、pシリコンウェーハ、pシリコンウェーハ、p++シリコンウェーハは、いずれも同程度の拡散係数が得られるようになり、充分なCuの拡散を行なえることが分かった。
図1は、本発明のシリコンウェーハ中のCu評価方法の概要を示す説明図である。 図2は、熱処理工程でのCuの拡散を示す模式図である。 図3は、本発明の検証結果を示すグラフである。 図4は、本発明の検証結果を示すグラフである。 図5は、本発明の検証結果を示すグラフである。 図6は、本発明の検証結果を示すグラフである。 図7は、本発明の検証結果を示すグラフである。 図8は、本発明のCu評価方法における溶解工程の処理手順の一例を示す説明図である。
符号の説明
13a,13b シリコンウェーハ
14a,14b ポリシリコン層
15 ホットプレート(加熱手段)

Claims (5)

  1. 被評価対象のシリコンウェーハと同じ特性を持つP型シリコンウェーハの面上にポリシリコン層を形成する工程と、前記P型シリコンウェーハを研磨した後に熱処理を行う工程と、熱処理後の前記P型シリコンウェーハの前記ポリシリコン層を、少なくともフッ化水素酸と硝酸とを含む混酸を用いて溶解し、前記ポリシリコン層を溶解後の前記混酸中に含まれるCu成分を定量する工程とを備えたことを特徴とするシリコンウェーハ中のCu評価方法。
  2. 前記シリコンウェーハの特性は、少なくとも電気抵抗値、結晶軸方向、および酸素濃度であることを特徴とする請求項1記載のシリコンウェーハ中のCu評価方法。
  3. 前記熱処理は、前記シリコンウェーハのドーパント濃度にしたがって、前記シリコンウェーハ中のCuが前記ポリシリコン層に移るのに必要な温度範囲・処理時間内で行なうことを特徴とする請求項1または2に記載のシリコンウェーハ中のCu評価方法。
  4. 前記混酸による溶解は、前記ポリシリコン層中のCuを検出可能な厚さ範囲で減じることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のシリコンウェーハ中のCu評価方法。
  5. 前記Cu成分の定量は、原子吸光分光光度法または誘導結合プラズマ質量分析装置により行なうことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のシリコンウェーハ中のCu評価方法。
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