JP2007226143A - ケーブルの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の線状部材を樹脂で被覆したケーブルを、その線状部材を容易に位置決めして製造することが可能なケーブルの製造方法を提供する。
【解決手段】先端部にダイス42のダイス孔42aの形状に近似した断面形状を有する突出部52,53を備えるとともに、先端部を除く他の箇所がニップルと同形状とされた位置調整治具51を使用し、クロスヘッド32による押出成形前に、ダイスホルダ35に対するニップル固定位置に位置調整治具51を固定し、位置調整治具51の突出部52,53がダイス42のダイス孔42aに挿通する位置にてダイス42をダイスホルダ35に固定し、位置調整治具51をダイスホルダ35から外してニップル固定位置にニップル41を固定する。
【選択図】図7

Description

本発明は、外被によって被覆されたケーブルを製造するケーブルの製造方法に関する。
送電用・通信用のケーブルとしては、絶縁や保護のために、電線あるいは光ファイバ心線などの線状部材の外周に熱可塑性樹脂等からなる樹脂を被覆している。
この種の樹脂によって被覆されたケーブルを製造するには、ニップルによって導かれた線状部材をダイスに通すことにより、ダイス内に充填された樹脂を線状部材に被覆する押出成形を行っている。
ここで、複数の線状部材をそれぞれ導く複数のニップルをニップルホルダに保持させ、このニップルホルダを位置調整することにより、線状部材の相互間隔を調整する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、線状部材の被覆の膜厚をセンサによって測定し、その測定結果に基づいて膜厚の偏肉を吸収するように、ニップルとダイスとの相対位置を微動機構によって調整することも知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平5−135638号公報 特開2000−90756号公報
上記特許文献1の技術では、ニップルホルダを位置調整することにより仕上がったケーブル内の線状部材の位置を調整する作業の容易化を図ることができるが、押出成形されたケーブルの断面を観察して線状体の偏りを調べ、その結果に基づいて、ニップルホルダの位置調整を行うという煩雑な作業を要する。
また、上記特許文献2の技術では、単一の線状部材の偏りを測定することができるが、複数の線状部材の偏りを測定することはできないため、複数の線状部材を被覆したケーブルを製造する場合の位置調整には不適であった。
そこで、本発明は、複数の線状部材を樹脂で被覆したケーブルを、その線状部材を容易に位置決めして製造することが可能なケーブルの製造方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決することのできる本発明に係るケーブルの製造方法は、複数の線状部材を導くニップルと、前記ニップルからの線状部材とともに樹脂が押し出されるダイス孔を有するダイスとをダイスホルダに保持したクロスヘッドによって複数の前記線状部材に樹脂を被覆したケーブルを製造するケーブルの製造方法であって、先端部に前記ダイスのダイス孔の形状に近似した断面形状を有する突出部を備えるとともに、先端部を除く他の箇所が前記ニップルと同形状とされた位置調整治具を使用し、前記クロスヘッドによる前記ケーブルの押出成形前に、前記ダイスホルダに対するニップル固定位置に前記位置調整治具を固定し、前記位置調整治具の前記突出部が前記ダイスのダイス孔に挿通する位置にて前記ダイスを前記ダイスホルダに固定し、前記位置調整治具を前記ダイスホルダから外して前記ダイスホルダに対する前記ニップル固定位置に前記ニップルを固定することを特徴とする。
本発明のケーブルの製造方法によれば、ダイスのダイス孔の形状に近似した断面形状を有する突出部を備えた位置調整治具を一旦ニップル固定位置に固定した状態でダイスをダイスホルダに固定して位置決めし、その後、位置調整治具を外してニップル固定位置にニップルを固定するため、ニップルとダイスとの相対位置が正確に位置決めされる。したがって、複数の線状部材を樹脂で被覆したケーブルを、その線状部材を容易に位置決めして製造することができる。
以下、本発明に係るケーブルの製造方法の実施形態の例について、図面を参照して説明する。
図1は本実施形態にて製造するケーブルの断面図、図2は本実施形態にて製造するケーブルの製造装置を示す概略構成図、図3は本実施形態が適用されたクロスヘッドを示す断面図、図4は図3のクロスヘッドの正面図である。
まず、本実施形態にて製造するケーブルについて説明する。なお、本実施形態では、光ファイバを有する光ファイバケーブルを例にとって説明する。
図1に示すように、光ファイバケーブル(ケーブル)1は、1本の光ファイバ心線(線状部材)2、この光ファイバ心線2をほぼ中央に挟んで配置された2本の抗張力体(線状部材)3及び鋼の支持線(線状部材)4を被覆樹脂5により被覆したもので、光ファイバ心線2を備えた本体部6と、支持線4を備えたメッセンジャワイヤ部7とが被覆樹脂5からなる首部8によって連結されている。
この光ファイバケーブル1は、FTTH(Fiber To The Home)等の用途に用いられるドロップケーブルであり、首部8にてメッセンジャワイヤ部7から光ファイバ心線2を有する本体部6を分離させることにより、この本体部6を電柱等の架空から建物内に容易に引き込むことができる。
また、この光ファイバケーブル1には、本体部6の両側部に、ノッチ9が形成されており、このノッチ9にて被覆樹脂5を引き裂くことにより、内部の光ファイバ心線2を容易に取り出すことができる。
次に、上記光ファイバケーブル1を製造する製造装置について説明する。
図2に示すように、製造装置11は、押出成形機18を含む一括被覆部13を備えている。
抗張力体供給リール21から繰り出した抗張力体3と、光ファイバ心線供給リール22及び支持線供給リール23から繰り出した光ファイバ心線2、及び支持線4を一括被覆部13へ送り込み、押出成形機18にて押出成形することにより被覆樹脂5を被覆し、冷却装置19にて冷却して送り出す。
そして、この一括被覆部13にて被覆樹脂5によって一体化された光ファイバケーブル1を、引取装置24により引き取り、巻取リール25に巻き取る。
ここで、抗張力体、支持線と被覆樹脂との接着性を高めるため、予めその表面に薄い樹脂製接着層を設けたものを用いる場合、押出し成形機18に供給される前に加熱する工程を設ける場合がある。
次に、抗張力体3、光ファイバ心線2及び支持線4とともに樹脂を押出成形して被覆樹脂5を被覆する一括被覆部13の押出成形機18について説明する。
図3に示すように、押出成形機18は、押出機31及びクロスヘッド32から構成されている。押出機31は、加熱シリンダ33とスクリュ34とを備えており、スクリュ34を回転させて加熱シリンダ33内の圧力を高め、被覆樹脂5となる樹脂(図示せず)を軟化させてクロスヘッド32の内部へと押し出す。
クロスヘッド32は、円筒状のダイスホルダ35を備えており、このダイスホルダ35には、後方側から円筒状のニップルホルダ36が挿入されている。ニップルホルダ36は、その先端近傍部分に、後端側を大径とすることにより係止段部36aが形成されており、ダイスホルダ35へ挿入した際に、この係止段部36aが、ダイスホルダ35の内周面に形成された係止突起35aに係止し、軸方向の位置決めが行われる。また、ニップルホルダ36とダイスホルダ35は、ダイスホルダ35へニップルホルダ36を挿入することにより互いに係合して軸回り方向の位置決めを行うキー及びキー溝(図示省略)を備えている。
ニップルホルダ36の先端側とダイスホルダ35との間には、中空の樹脂供給流路37が形成されている。また、ダイスホルダ35には、加熱シリンダ33及び樹脂供給流路37に連通する樹脂供給口38が形成されており、押出機31によって供給される樹脂が、樹脂供給口38から樹脂供給流路37へ導入されるように構成されている。
また、ニップルホルダ36には、その先端部に、円筒状のニップル41が保持されており、ダイスホルダ35の先端側には、ダイス42が保持されている。このダイス42は、その外径が、ダイスホルダ35の先端側における内径よりも小径に形成されており、これにより、このダイス42は、ダイスホルダ35内にて軸と交差する方向へ移動可能とされている。そして、このダイス42とニップル41との間には、間隙43が設けられており、樹脂供給流路37に供給された樹脂が、間隙43にも導入される。
図4にも示すように、ニップル41は、その先端面に、光ファイバ心線導入孔41a、抗張力体導入孔41b及び支持線導入孔41cを有しており、これら光ファイバ心線導入孔41a、抗張力体導入孔41b及び支持線導入孔41cに、それぞれ光ファイバ心線2、抗張力体3及び支持線4が挿通されている。
このニップル41は、その後端部に、周方向へ沿って外周側へ突出した係止突条41dが形成されている。また、ニップルホルダ36には、その先端部における内径を小径とすることにより係合段部36bが形成されている。そして、このニップル41をニップルホルダ36の後端側から挿入すると、ニップル41の係止突条41dがニップルホルダ36の係合段部36bに係合し、ニップルホルダ36に対してニップル41が軸方向へ位置決めされる。また、ニップル41とニップルホルダ36は、ニップルホルダ36へニップル41を挿入することにより互いに係合して軸回り方向の位置決めを行うキー及びキー溝(図示省略)を備えている。
ダイス42には、成形する光ファイバケーブル1の断面形状に形成されたダイス孔42aが形成されている。そして、このダイス孔42a内には、平面視にて、ニップル41の光ファイバ心線導入孔41a、抗張力体導入孔41b及び支持線導入孔41cが配置され、これにより、これら光ファイバ心線導入孔41a、抗張力体導入孔41b及び支持線導入孔41cから導き出された光ファイバ心線2、抗張力体3及び支持線4がダイス孔42aから引き出されている。
このダイスホルダ35には、その先端部に、周方向へわたって内周側に突出した着脱可能なフランジ部35bを有しており、このフランジ部35bには、周方向へ等間隔に、4つの挿通孔35cが形成されている。
これに対して、ダイス42には、フランジ部35bとの対向面に、挿通孔35cと連通するネジ孔42bが形成されており、フランジ部35bの挿通孔35cへ挿通した固定ボルト44がそれぞれネジ孔42bにねじ込まれている。
なお、挿通孔35cは、固定ボルト44よりも大径に形成されており、固定ボルト44をダイス42へ軽くねじ込んだ仮止め状態にて、ダイス42を軸回り方向及び軸と交差する方向へ移動させることができるようになっている。
また、ダイスホルダ35の先端近傍部分には、周方向へ等間隔に、4つのネジ孔35dが中心へ向かって形成されており、これらネジ孔35dには、それぞれ位置決めボルト45が外周側からねじ込まれ、それぞれの位置決めボルト45の先端部がダイス42の外周面に当接されている。
なお、ダイス42の端面には、工具用凹部42cが形成されており、これら工具用凹部42cに、工具を差し込んで操作することにより、ダイス42を、軸回りあるいは軸と交差する方向へ移動させることができるようになっている。
そして、上記構成の押出成形機18では、押出機31から樹脂供給口38を介して樹脂供給流路37及びダイス42とニップル41との間隙43へ送り込まれた熱可塑性樹脂が、ニップル41の光ファイバ心線導入孔41a、抗張力体導入孔41b及び支持線導入孔41cに挿通された光ファイバ心線2、抗張力体3及び支持線4とともにダイス42のダイス孔42aから押し出される。これにより、光ファイバ心線2、抗張力体3及び支持線4に被覆樹脂5が被覆されてダイス孔42aの断面形状に形成された光ファイバケーブル1が押出成形される。
次に、上記構造の押出成形機18のクロスヘッド32において、押出成形前におけるニップル41とダイス42の位置決めの方法について説明する。
図5〜図9は、ニップルとダイスの位置決めの手順を示す図であって、図5はニップルホルダの断面図、図6(a),(b)は位置調整治具を示す側面図及び正面図、図7はクロスヘッドの断面図、図8はクロスヘッドの正面図、図9はクロスヘッドの断面図である。
(1)まず、図5に示すように、ニップルホルダ36に、位置調整治具51を取り付ける。この位置調整治具51は、図6(a)にも示すように、先端部に突出部52,53を有し、この突出部52,53を有する先端部以外の他の箇所が、ニップル41と同形状とされている。つまり、この位置調整治具51は、ニップル41と同一外径を有し、さらに、後端部に、周方向へ沿って外周側へ突出した係止突条51aが形成されている。
そして、この位置調整治具51をニップルホルダ36の後端側から挿入すると、位置調整治具51の係止突条51aがニップルホルダ36の係合段部36bに係合し、ニップルホルダ36に対して位置調整治具51が軸方向へ位置決めされる。また、位置調整治具51とニップルホルダ36は、ニップルホルダ36へ位置調整治具51を挿入することにより互いに係合して軸回り方向の位置決めを行うキー及びキー溝(図示省略)を備えている。
この位置調整治具51の突出部52,53は、図6(b)に示すように、その断面形状が、ダイス42のダイス孔42aの形状の一部に近似した断面形状に形成されている。具体的には、突出部52は、ダイス孔42aにおける支持線4が通過する部分の一部の断面形状に近似した形状に形成され、突出部53は、ダイス孔42aにおける外方側に位置する抗張力体3が通過する部分に沿う断面形状に近似した形状に形成されている。なお、ダイス孔42aの形状の全部に近似した断面形状に形成した一つの突出部を形成しても良い。
(2)位置調整治具51をニップルホルダ36に取り付けたら、図7に示すように、このニップルホルダ36を、ダイスホルダ35の後方側から係止段部36aが係止突起35aに係止するまで挿入し、キー及びキー溝にて軸回り方向の位置決めが行われた状態に装着することにより、位置調整治具51をニップル41の固定位置(ニップル固定位置)に固定する。
(3)次いで、図7に示すように、ダイスホルダ35にダイス42を入れ、固定ボルト44をダイス42のネジ孔42bへ軽くねじ込んで仮止め状態にて保持させる。また、位置調整ボルト45は、最初はその先端がダイス42の外周面に当接しないように緩めておく。
そして、位置調整治具51の突出部52,53がダイス孔42a内に挿入されるように、ダイス42の工具用凹部42cに工具を差し込んでダイス42を軸と交差する方向へ位置調整する。なお、突出部52,53がダイス孔42aの内周面と接触しないように、ダイス孔42aと突出部52,53との隙間が均一になるように調整するのが好ましい。
このようにすると、図8に示すように、ダイス孔42a内へ位置調整治具51の突出部52,53が挿入されることにより、ダイス42が、軸回り方向及び軸と交差する方向に位置決めされる。
(4)上記のように位置調整治具51によってダイス42の位置決めを行ったら、固定ボルト44を締め付けることにより、ダイス42をダイスホルダ35に締結固定し、さらに、位置調整ボルト45を均等に締め付けて固定する。
(5)ニップルホルダ36をダイスホルダ35から引き抜いて位置調整治具51を取り外し、その後、図9に示すように、ニップルホルダ36にニップル41を装着し、このニップルホルダ36をダイスホルダ35へ装着することにより、ニップル41をニップル41の固定位置に固定する。
このようにすると、ニップルホルダ36を介してダイスホルダ35に装着されたニップル41と位置調整治具51によって位置決めされたダイス42とが高精度に位置合わせされる。
そして、上記のようにしてニップル41とダイス42の位置決めを行ったら、ニップル41の光ファイバ心線導入孔41a、抗張力体導入孔41b及び支持線導入孔41cへ光ファイバ心線2、抗張力体3及び支持線4を導入してダイス42のダイス孔42aから引き出す。
その後、押出機31から樹脂供給口38を介して樹脂供給流路37及びダイス42とニップル41との間隙43へ熱可塑性樹脂を供給しながら光ファイバ心線2、抗張力体3及び支持線4をダイス孔42aから引き出すことにより、光ファイバ心線2、抗張力体3及び支持線4に被覆樹脂5が被覆されてダイス孔42aの断面形状に形成された光ファイバケーブル1が成形される。
以上説明したように、上記実施形態に係るケーブルの製造方法によれば、押出成形機18のクロスヘッド32による光ファイバケーブル1の押出成形前に、ダイスホルダ35に対するニップル固定位置に位置調整治具51を固定し、位置調整治具51の突出部52,53がダイス42のダイス孔42aに挿通する位置にてダイス42をダイスホルダ35に固定し、位置調整治具51をダイスホルダ35内から外してニップル41を固定するので、光ファイバケーブル1の断面を観察して光ファイバ心線2、抗張力体3及び支持線4の偏りを調べて位置調整を行うような煩雑な作業を要することなく、光ファイバ心線2、抗張力体3及び支持線4からなる複数の線状部材に被覆樹脂5を被覆した光ファイバケーブル1を容易に位置決めして製造することができる。
なお、上記実施形態では、光ファイバ心線2、抗張力体3及び支持線4に被覆樹脂5を被覆して光ファイバケーブル1を押出成形する場合を例にとって説明したが、ケーブルを構成する線状部材としては、これら光ファイバ心線2、抗張力体3及び支持線4に限定されない。また、光ファイバ心線2を備えた光ファイバケーブル1に限らず、複数の導線を樹脂で被覆した送電用等のケーブルにも適用できる。
本実施形態にて製造するケーブルの断面図である。 本実施形態にて製造するケーブルの製造装置を示す概略構成図である。 本実施形態が適用されたクロスヘッドを示す断面図である。 図3のクロスヘッドの正面図である。 ニップルホルダの断面図である。 位置調整治具を説明する側面図及び正面図である。 クロスヘッドの断面図である。 クロスヘッドの正面図である。 クロスヘッドの断面図である。
符号の説明
1 光ファイバケーブル(ケーブル)
2 光ファイバ心線(線状部材)
3 抗張力体(線状部材)
4 支持線(線状部材)
5 被覆樹脂
18 押出成形機
32 クロスヘッド
35 ダイスホルダ
41 ニップル
42 ダイス
42a ダイス孔
51 位置調整治具
52,53 突出部

Claims (1)

  1. 複数の線状部材を導くニップルと、前記ニップルからの線状部材とともに樹脂が押し出されるダイス孔を有するダイスとをダイスホルダに保持したクロスヘッドによって複数の前記線状部材に樹脂を被覆したケーブルを製造するケーブルの製造方法であって、
    先端部に前記ダイスのダイス孔の形状に近似した断面形状を有する突出部を備えるとともに、先端部を除く他の箇所が前記ニップルと同形状とされた位置調整治具を使用し、
    前記クロスヘッドによる前記ケーブルの押出成形前に、
    前記ダイスホルダに対するニップル固定位置に前記位置調整治具を固定し、
    前記位置調整治具の前記突出部が前記ダイスのダイス孔に挿通する位置にて前記ダイスを前記ダイスホルダに固定し、
    前記位置調整治具を前記ダイスホルダから外して前記ダイスホルダに対する前記ニップル固定位置に前記ニップルを固定することを特徴とするケーブルの製造方法。
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