JPH0235132Y2 - - Google Patents

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JPH0235132Y2
JPH0235132Y2 JP1983041404U JP4140483U JPH0235132Y2 JP H0235132 Y2 JPH0235132 Y2 JP H0235132Y2 JP 1983041404 U JP1983041404 U JP 1983041404U JP 4140483 U JP4140483 U JP 4140483U JP H0235132 Y2 JPH0235132 Y2 JP H0235132Y2
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JP
Japan
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nipple
die
crosshead
holder
adapter
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JP1983041404U
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English (en)
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JPS59146819U (ja
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はダイス、ニツプルを使用する絶縁被覆
押出機のクロスヘツド構造に関するもので、ダイ
ス、ニツプルをクロスヘツドを開かずにクロスヘ
ツド前面から交換可能にすることを目的としてい
る。
従来、ダイス、ニツプルを使用して電線のコア
ーに絶縁被覆を押出成形する場合、ダイス、ニツ
プルの交換作業は、クロスヘツドを開いて行うの
が基本となつている。即ち異サイズのダイス、ニ
ツプルと交換するためには、クロスヘツド内のニ
ツプルホルダーを後方(押出方向と逆方向)に後
退させた後、クロスヘツド本体からダイスホルダ
ーを前方へ取り出し、ニツプルホルダー前端のニ
ツプルを異サイズのものに取替え、ダイスホルダ
ーの後方からダイスを交換し、次にダイスホルダ
ーをクロスヘツドに前方から装着し、ニツプルホ
ルダーを前進させ、引き続き偏肉調整を必要とし
ていた。従つてダイス、ニツプルの交換から次の
ゲーブルを押し出すまでの段取り替えに従来は20
〜30分を要しており、作業能率が低下する問題が
あつた。この対策としてダイスホルダーの前端部
に内夫面が前細テーパ状に連続する複数個の異口
径分割ダイスを螺着し、前端部から分割ダイスを
順次取り外すことによりダイス口径を増加するよ
うにしたものは既に提案されている(実公昭55−
49230)。ところがその場合はニツプル外径がダイ
スホルダーの内径より大きいためニツプルをクロ
スヘツド前面から着脱するにはダイスホルダーを
取り外す必要があり、ニツプル交換後には従来と
同様に心合せ調整ボルトにより偏肉調整が必要で
ある。またニツプルがダイスより後方に離れてい
るため、分割ダイスを着脱する都度押出最終点が
変り、被覆の寸法精度を高く維持できない問題が
ある。
本考案はニツプル外径とダイスホルダー内径の
選定に工夫を加えることにより上記従来の問題を
解決しようとするもので、図面により説明すると
次の通りである。
第1図は本考案を適用した押出機クロスヘツド
部分の縦断面であるが、説明の便宜上、上半分と
下半分ではダイス、ニツプルのサイズが相違して
いる。まず第1図上半部において、ニツプル1
(外径D3)はねじ部2を介してニツプルアダプタ
3に螺着し、ニツプルアダプタ3はねじ部4を介
してニツプルホルダー5に螺着し、これらは一体
化している。ニツプルホルダー5はクロスヘツド
本体6に対し矢印F方向に前進又はその逆に後退
自在に支持されている。ニツプル1の内筒面8
(内径D1)は前方(矢印F方向)へ引き取られる
ケーブル9を緊密に案内する役割りを果す。ニツ
プル1の外周のテーパ面9は小径前端縁が円形断
面の外筒面10に連続し、外筒面10と内筒面8
の間に薄い筒状のニツプル先端部11が形成され
ている。テーパ面9の大径後端縁はニツプルアダ
プタ8のテーパ面12をへてニツプルホルダー5
の外筒面13に連続し、ホツパー(図示せず)に
連続する被覆材料(末加流プラスチツク混和物
等)通路14の滑らかな小径側内面を形成してい
る。
ダイス16はねじ部17を介してダイスアダプ
タ18(内径D4)に螺着し、ダイスアダプタ1
8はダイス押え19により前方へ押されて段部2
0がダイスホルダー21の対外する段部に圧接し
ている。ダイスホルダー21は周囲にヒーター2
2を備え、クロスヘツド本体6に固定されてい
る。ダイス16はニツプル外筒面10に対する部
分に外筒面10と同一幅L1の円形断面の内筒面
23を備え、内筒面23の前後端縁はそれぞれテ
ーパ面24,25に連続し、テーパ面25はダイ
スアダプタ18、ダイス押え19の内面に滑らか
に連続して通路14の大径側内面を形成してい
る。ダイス16の外筒面27はダイスホルダー2
1の内筒面29に僅かな隙間をへだてて嵌合し、
ねじ部17においてダイスホルダー21に対し芯
出しが行われる。ダイス外筒面27の前端部2箇
所には半月形断面の工具挿入用切欠30が設けて
あり、切欠30に嵌まる2個の爪を有するハンド
ル付工具(図示せず)によりダイス16をねじ部
17から前方へ抜き出すことができる。一方、ニ
ツプル1のテーパ面9には、後端部2箇所に同様
の工具挿入用切欠31が設けてあり、コツプ状の
ハンドル付工具の先端に切欠31に嵌まる2箇の
爪を有する工具によりニツプル1をまわすことに
よりねじ部2からニツプル1を前方へ取り出すこ
とができるようになつている。
ニツプル1とダイス16を第1図上半部のよう
に取り付けた後、ダイスホルダー21を複数個の
心合せ調整ボルト(図示せず)により移動させて
両者の心合せを行い、押出最終点A部分の側内調
整を行う。
ケーブルを製造する場合、押出機で加圧された
被覆材は通路14を通して押出最終点Aの部分か
ら矢印F方向に引き取られているケーブル9上に
被覆される。
ケーブルの種類、サイズが変わる場合は押出機
を止め、第1図上半部の状態からケーブル9を除
き、押出最終点Aから前方に突出している筒状被
覆材を切り取り、前述の工具によりダイス16を
ねじ部17から前方へ取り出し、次にクロスヘツ
ド前面からダイスアダプタ18より小径のカツプ
状工具33を差し込み、ニツプル1の外周の残留
被覆材を除去し、引き続き別の工具によりニツプ
ル1をねじ部2より前方へ抜き取る。次にねじ部
2に第1図下半部異サイズのニツプル1′(内径
D1′)を螺着し、次にねじ部17に異サイズのダ
イス16′(内径D2′)を螺着し、直ちに押出機を
起動させ、ケーブル9′に対する被覆作業を始め
る。
以上説明したように本考案においては、ニツプ
ルホルダー5とダイスホルダー21とを同芯に有
する絶縁被覆押出機のクロスヘツドにおいて、ニ
ツプルホルダー5の前端部に取付けたニツプルア
ダプタ3にクロスヘツド前方からニツプル1を着
脱自在とするニツプル嵌合固定部を、又ダイスホ
ルダー21の内周部に取付けたダイスアダプタ1
8にクロスヘツド前方からダイス16を着脱自在
とするダイス嵌合固定部をそれぞれ設け、ニツプ
ル外径D3をダイスアダプタ内径D4より小さく
すると共に、ニツプル1とダイス16にクロスヘ
ツド前方からの工具挿入用切欠31,30を設け
たので、次のような効果を期待することができ
る。
クロスヘツド本体6を開く必要がなく、クロス
ヘツド本体6に対しニツプルホルダー5、ダイス
ホルダー21の各位置を変えることなく、クロス
ヘツド前面からニツプル1、ダイス16の交換が
可能となり、ダイス、ニツプル交換作業時間が大
幅に短縮する。即ち従来20〜30分必要であつたも
のが、本考案によると6〜10分で段取替えが可能
となる。
(2) 異サイズ交換後の偏肉調整作業が不要になる
ため、品質が安定する。
(3) ダイス16、ニツプル1の加工費が安くな
る。
(4) 更に本考案においてはニツプルアダプタと3
とニツプル1を着脱自在な組合せとし、又ダイ
スアダプタ18とダイス16を着脱自在な組合
せとし、ニツプル1には前方からの工具挿入用
切欠31を設け、又ダイス16には前方からの
工具挿入用切欠30を設けたので、各アダプタ
3,18をニツプル1、ダイス16のサイズ変
更(交換)時も共用することができ、小さな部
品であるニツプル1、ダイス16の着脱をクロ
スヘツドの前方から容易に行うことができるよ
うになる。即ちニツプルホルダー5、ダイスホ
ルダー21に対し、サイズ変更時には小さな部
品としてのニツプル1、ダイス16のみを前方
から着脱すればよくなり、操作が容易になるば
かりでなく、サイズ変更に直接影響するニツプ
ル1とダイス16のサイズを一層小型化するこ
とができ、この面からも芯合わせの作業も含め
て、変更の作業が容易になる。ニツプルアダプ
タ3、ダイスアダプタ18は、ニツプル、ダイ
スのサイズ変更時にクロスヘツド本体6内に留
まり、被覆材料通路16の内周面の大部分をも
とのままに保ち、各種サイズのニツプル1、ダ
イス16の受座を提供する。従つてニツプルア
ダプタ3、ダイスアダプタ18を共用する形
で、各種サイズのニツプ1、ダイス16の小型
化と、クロスヘツド前方からの着脱が可能にな
る。
尚本考案を具体化する時、ニツプル1、ダイス
16の嵌合固定部の構造としては、これらの外周
面後端部に半径方向外方に突出した突起を設け、
ホルダー側内周面には上記突起が案内される前後
方向の入口溝と、その後端のロツク用円周方向溝
を設け、ニツプルやダイスを一定量後方へ差し込
んだ後一定量右又は左に回すことにより脱出不能
にロツクできる着脱キヤツプ型の構造を採用する
こともできる。またダイスについては、ダイスホ
ルダー側の内面に単に前方から挿入し、袋ナツト
状押え部材によりダイス部材に固定することもで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用したクロスヘツドの部分
断面図である。 1……ニツプル、5……ニツプルホルダー、1
6……ダイス、21……ダイスホルダー、D3
…ニツプル外径、D4……ダイスホルダ内径。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ニツプルホルダー5とダイスホルダー21とを
    同芯に有する絶縁被覆押出機のクロスヘツドにお
    いて、ニプルホルダー5の前端部に取付けたニツ
    プルアダプタ3にクロスヘツド前方からニツプル
    1を着脱自在とするニツプル嵌合固定部を、又ダ
    イスホルダー21の内周部に取付けたダイスアダ
    プタ18にクロスヘツド前方からダイス16を着
    脱自在とするダイス嵌合固定部をそれぞれ設け、
    ニツプル外径D3をダイスアダプタ内径D4より
    小さくすると共に、ニツプル1とダイス16にク
    ロスヘツド前方からの工具挿入用切欠31,30
    を設けたことを特徴とする絶縁被覆押出機のクロ
    スヘツド。
JP1983041404U 1983-03-22 1983-03-22 絶縁被覆押出機のクロスヘツド Granted JPS59146819U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983041404U JPS59146819U (ja) 1983-03-22 1983-03-22 絶縁被覆押出機のクロスヘツド

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983041404U JPS59146819U (ja) 1983-03-22 1983-03-22 絶縁被覆押出機のクロスヘツド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59146819U JPS59146819U (ja) 1984-10-01
JPH0235132Y2 true JPH0235132Y2 (ja) 1990-09-21

Family

ID=30171987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983041404U Granted JPS59146819U (ja) 1983-03-22 1983-03-22 絶縁被覆押出機のクロスヘツド

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JP (1) JPS59146819U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010269531A (ja) * 2009-05-22 2010-12-02 Sumitomo Electric Ind Ltd 押出機のヘッド機構及びヘッド機構の調整方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4941191U (ja) * 1972-07-12 1974-04-11
JPS52126461A (en) * 1976-04-16 1977-10-24 Sumitomo Electric Industries Extruder

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4941191U (ja) * 1972-07-12 1974-04-11
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Cited By (1)

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JP2010269531A (ja) * 2009-05-22 2010-12-02 Sumitomo Electric Ind Ltd 押出機のヘッド機構及びヘッド機構の調整方法

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JPS59146819U (ja) 1984-10-01

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