JP2007225869A - カメラ用防水カバー - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、カメラへの着脱が比較的容易で、かつ、カメラを比較的容易に操作しうる、カメラ用の防水カバーを提供する。
【解決手段】袋体4の内部にホルダ3が収納される。第1開口部35及び第2開口部42を介して、ホルダ3にカメラ2を収納し又は取り出すことができる。ホルダ3の第1透孔311を、収納されたカメラ2のレンズ21に対向する位置に形成する。第2開口部42は、開閉可能であり、かつ、閉状態では、第2開口部42は水密となっている。袋体4の第2透孔43が、第1透孔311に対向する位置に配置される。透明体5が、カメラ2のレンズ21に対向する位置に配置される。第1及び第2透孔311及び43は、水密となるように、透明体5によって閉鎖されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、カメラ用防水カバー及びこれを用いた防水カメラに関するものである。
下記特許文献1及び2には、カメラ用の防水カバーが記載されている。
下記特許文献1記載のカバーは、カメラに嵌めつけるリングを用いてカメラにカバーを固定することによって、カメラに防水性を与えている。しかしながら、このカバーでは、リングを用いるので、カメラにカバーを着脱する作業が煩雑であるという問題がある。また、この技術では、カメラが、リングの嵌めつけに適した形状でなければならないという制約がある。さらに、下記特許文献1の第7図では、レンズと同じ躯体面にフラッシュがあるコンパクトカメラの前面全てを平板状の透明樹脂で覆うことで、カメラに防水性を与える構成が記載されている。しかしながら、カメラの前面全てを平板状の透明樹脂を覆ってしまうと、フラッシュからの光が透明樹脂の中を進行したり、透明樹脂の内面で反射し、この光がレンズの中に入射しやすくなる。すると、写真性が劣化するおそれが高いという不都合を生じる。
下記特許文献2記載のカバーは、ポリスチレン樹脂などの弾性体で構成されたケースを2分割とし、その内部にカメラを収納した後、ケースを閉じることで、カメラに防水性を与えている。また、2分割とされたケースの継ぎ目にリングを嵌めつけることで、分割されたケースの接合部に防水性を与えている。
しかしながら、この技術では、(1)リングを着脱する作業が繁雑である、(2)ケースを介してカメラを操作するために操作性が悪くなる、(3)カメラの操作性を向上させるためにケースに特殊加工を施すと、ケースのコストが高くなる、等の問題がある。
特開昭52−2521号公報 特開平11−65027号公報
本発明は、前記の状況に鑑みてなされたものである。本発明は、カメラへの着脱が比較的容易で、かつ、カメラを比較的容易に操作しうる、カメラ用防水カバーを提供しようとするものである。また、本発明の他の目的は、このようなカバーを備えた防水カメラを提供することである。
本発明に係るカメラ用防水カバーは、ホルダと、袋体と、透明体とを備えている。前記ホルダは、第1収納空間と、第1開口部と、第1透孔とを備えている。前記第1収納空間は、内部にカメラを収納する構成となっている。前記第1開口部は、この第1開口部を介して、前記第1収納空間にカメラを収納し又は取り出すことができる構成となっている。前記第1透孔は、前記第1収納空間に収納されたカメラのレンズに対向する位置に形成されている。
前記袋体は、第2収納空間と、第2開口部と、第2透孔とを備えている。前記第2収納空間の内部には、前記ホルダが収納されている。前記第2開口部は、その内部においてカメラを挿通させることができる構成となっている。かつ、前記第2開口部は、前記第1開口部と同じ向きに配置されることによって、前記第2及び第1開口部を介して、前記ホルダにおける前記第1収納空間にカメラを収納し又は取り出すことができる構成となっている。さらに、前記第2開口部は、開閉可能となっており、かつ、閉状態では、前記第2開口部を介して袋体の内部に水が侵入することを妨げる構成となっている。前記第2透孔は、前記第1透孔に対向する位置に配置されている。
前記透明体は、前記カメラのレンズに対向する位置に配置されている。
前記第1及び第2透孔は、外部から前記袋体又は前記ホルダの内部に水が侵入することを妨げるように、前記透明体によって閉鎖されている。
本発明において、前記第1透孔の周縁と前記透明体の周縁とを密着することによって、前記第1透孔を介して前記ホルダの内部に水が侵入することを妨げる構成とすることができる。さらに、前記第2透孔の周縁と前記第1透孔の周縁とを密着することによって、前記第2透孔を介して前記袋体と前記ホルダとの間に水が侵入することを妨げる構成とすることができる。
本発明における袋体は、少なくとも一つのひだを持つ折り込み部を備えることができる。前記折り込み部は、前記袋体を、その端部近傍において、内側に折り込んで形成される。さらに、前記折り込み部は、前記折り込み部の内部に使用者の指を入れた状態において、使用者の指がカメラの巻き上げ部に届く深さに形成される。このようにすれば、折り込み部の内部に入れた指により、カメラの巻き上げ動作を行うことができる。
本発明における袋体は、塩化ビニール等の、柔軟性が高くかつ水密性を持つ材質により形成されることが好ましい。このようにすれば、袋体の外側からカメラを操作する作業が容易となる。
本発明における袋体を透明な材質により形成してもよい。この場合は、袋体の外側からカメラを視認することが容易となり、カメラの操作が一層容易となる。
本発明におけるホルダは、カメラ全体を覆う形状とすることができる。この場合は、ホルダに対するカメラの位置決めが比較的に正確になる。
本発明における透明体は、ポリカーボネイト等の硬質な材質により形成してもよい。この場合は、透明体が不意に変形することが少ないので、カメラのレンズに入射される光線が不規則に散乱するおそれが少なくなり、写真性の向上が期待できる。
本発明におけるカメラは、ファインダ、フラッシュ、シャッタボタン又は巻き上げ部のいずれかを備えることができる。さらに、本発明におけるホルダは、ファインダ、フラッシュ、シャッタボタン又は巻き上げ部に対向する位置に形成された1又は複数の他の透孔をさらに備えることができる。これにより、透孔を介して、ファインダの視認、フラッシュ光の照射、シャッタボタンの操作、あるいは、巻き上げ部の操作が容易となる。
本発明における防水カメラは、前記したいずれかのカメラ用防水カバーとカメラとを備えている。このカメラは、前記ホルダにおける前記第1収納空間の内部に収納されている。さらに、カメラのレンズは、前記ホルダの前記第1透孔に対応する位置に配置されている。この防水カメラにおいては、防水カバーによって、カメラに防水性が付与される。
本発明によれば、カメラへの着脱が比較的容易で、かつ、カメラを比較的容易に操作しうるカメラ用防水カバーを提供することができる。また、本発明によれば、このようなカバーを備えた防水カメラを提供することが可能となる。
(第1実施形態の構成)
本発明の第1実施形態におけるカメラ用防水カバー(以下、適宜「カバー」と略称することがある)1を、添付の図面を参照しながら説明する。
(カメラの構成)
まず、このカバー1が装着されるカメラ2を、図1に基づいて説明する。カメラ2としては、本実施形態では、レンズ付きフィルムが用いられている。ただし、カバー1が装着されるカメラとしては、レンズ付きフィルム以外でも、通常のフィルムカメラ、デジタルカメラ、赤外線カメラなどであってもよい。また、カメラとしては、撮影用のレンズを備えた撮像機器であればよく、いわゆるカメラ付き携帯電話やビデオカメラであってもよい。
本実施形態におけるカメラ2は、撮像用レンズ21と、ファインダ22と、フラッシュ23と、フラッシュ操作用スイッチ24と、シャッタボタン25と、巻き上げ部26とを備えている。巻き上げ部26は、本実施形態では、ダイヤル状となっており、反時計方向に回転させることによってフィルムの巻き上げができるようになっている。カメラ2としては、フィルム残枚数の表示窓や、被写体との距離センサを備えていてもよいが、それらの図示は省略する。このようなカメラ2は、既によく知られているので、これ以上詳細な説明は省略する。
(防水カバーの構成)
本実施形態のカバー1は、ホルダ3と、袋体4と、透明体5とを主要な要素として備えている(図1参照)。
(ホルダの構成)
ホルダ1は、前面部31と背面部32とを備えている。前面部31と背面部32とは、互いに対向する部分が凹状に形成されている。この構成によって、前面部31と背面部32との間に、第1収納空間33が形成されている。第1収納空間33は、内部にレンズ付きフィルム(すなわちカメラ)2を収納できる形状となっている。
ホルダ1の前面部31と背面部32とは、その一側(図1において左側)の接続部34において接続されている。本実施形態では、前面部31と背面部32と接続部34とが一体とされており(図3参照)、接続部34において折り曲げられて、開閉可能となっている。
ホルダ1において接続部34と反対の側は、第1開口部35となっている。第1開口部35は、この第1開口部35を介して、第1収納空間33にカメラ2を収納し又は取り出すことができる構成となっている。
本実施形態のホルダ1は、全体として、真空成形された樹脂により構成されている。樹脂の材質としては、比較的硬質な樹脂、例えば、硬質とされたPVC(ポリ塩化ビニル)、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)を用いることが好ましい。樹脂の成形方法としては、他の方法も可能であるが、真空成形の場合は、比較的安価でありながら必要な精度を得やすいので好ましい。また、インジェクション法による成形も可能である。
また、本実施形態のホルダ1は、カメラ2を収納空間33に収納した状態において、その全体を覆う形状とされている(図3参照)。本実施形態でのホルダ1は、全体として不透明(特に、フラッシュ23からの光に対して不透明)とされていることが好ましい。このようにすると、フラッシュ23からの光がホルダ1の肉厚内を通ってレンズ21に入ることを防止でき、写真性の劣化を防ぐことができる。
ホルダ1の前面部31には、レンズ前の透孔311(本発明の第1透孔に相当)と、ファインダ前の透孔312と、フラッシュ前の透孔313と、シャッタ用の透孔314とが形成されている。これらの透孔の形成方法としては、前面部31の一部を切断や打ち抜きによって切り欠くなど、適宜な方法を使用することができる。
レンズ前の透孔(第1透孔)311は、第1収納空間33に収納されたカメラ2のレンズ21に対向する位置に形成されている。同様に、ファインダ前の透孔312は、カメラ2のファインダ22に対向する位置に形成され、フラッシュ前の透孔313は、カメラ2のファインダ22に対応する位置に形成されている。フラッシュ前の透孔313は、フラッシュ操作スイッチ24に対向する位置まで延長されている。つまり、本実施形態における透孔313は、フラッシュ操作スイッチ24用の透孔を兼ねている。シャッタ用の透孔314は、シャッタボタン25の上方に形成されており、シャッタボタン25の操作を容易としている。
さらに、ホルダ1の前面部31のフランジ部分には、開口部35を閉じるための凹部315が形成されている(図3参照)。
ホルダ1の背面部32には、巻き上げ部用の透孔321と、ファインダ用の透孔322ととが形成されている(図4及び図5参照)。
巻き上げ部用の透孔321は、カメラ2の巻き上げ部26に対向する位置に配置されており、巻き上げ部26をホルダ1の外部から操作できるにように、巻き上げ部26を露出させている。また透孔321は、カメラ2のシャッタボタン25に対向する部分まで延長されている。つまり、透孔321は、シャッタボタン25を露出させるための透孔を兼ねている。透孔321は、前面部31の透孔314と共に、シャッタボタン25を露出させて、その操作を容易にするようになっている(図1参照)。
ファインダ用の透孔322は、カメラ2の背面側におけるファインダ22に対向する位置に配置されている(図5参照)。
また、背面部32のフランジ部分には、前記凹部315の内部に挿入されることによって開口部35を閉じるための凸部323が形成されている(図3参照)。
(袋体の構成)
袋体4は、第2収納空間41と、第2開口部42と、第2透孔43と、折り込み部44(図3参照)とを備えている。
第2収納空間41は、袋体4の内部における空間である。第2収納空間41の内部には、ホルダ3が収納されている(図1〜図3参照)。
第2開口部42は、袋体4の一端側(図1において右端側)を開口させることによって形成されている。第2開口部42は、その内部においてカメラ2を挿通させることができる大きさとなっている。ここで、開口部42の周囲長は、カメラ2の周囲長(挿入方向の最大投影面積における周囲長)の2倍以上あることが、挿通を容易にするために好ましい。
また、第2開口部42は、第1開口部35と同じ向きに配置されることによって(図1及び図3参照)、第2及び第1開口部42及び35を介して、ホルダ3における第1収納空間33にカメラ2を収納し又は取り出すことができる構成となっている。
さらに、第2開口部42は、スライダ421を操作することによって開閉可能となっており、かつ、閉状態では、第2開口部42を介して袋体4の内部に水が侵入することを妨げる構成となっている。第2開口部42を開閉可能かつ水密に閉じる方法としては、既存の各種のものを用いることが可能である。
第2透孔43は、ホルダ3におけるレンズ前の透孔(第1透孔)311に対向する位置に配置されている。
袋体4の折り込み部44は、少なくとも一つのひだを持っている(図3参照)。この折り込み部44は、袋体4を、その端部近傍において、内側に折り込むことによって形成されている。折り込み部44は、外部が開口し、袋体4の内側に底部441が形成されている。本実施形態では、このように、外部が開口して、袋体4の内側に一つの底部が形成された状態を、「一つのひだを持つ」と称している。複数の底部を持つように複数回折り込まれていれば、複数のひだを持つことになる。
さらに、折り込み部44は、折り込み部44の内部に使用者の親指を入れた状態において、この親指がカメラ2の巻き上げ部26に届く深さに形成されている(図6参照)。
本実施形態における袋体4は、ポリ塩化ビニル等の、柔軟性が高くかつ水密性を持つ材質により形成されている。
また、本実施形態の袋体4は、カメラ2の状態を視認するために、透明な材質により形成されていることが好ましい。ただし、カメラ2の視認や操作に支障のない範囲であれば、袋体4に図柄を付すことができる。
(透明体の構成)
透明体5は、カメラ2のレンズ21に対向する位置に配置されている。本実施形態の透明体5は、円板状に形成されている。また、この透明体5は、カメラ2に入射すべき光(可視光用のカメラであれば可視光)に対して実質上透明とされている。透明体5は、ポリカーボネイト等の硬質樹脂のように、透明でかつ硬質な材質により形成されていることが好ましい。
さらに、図7に示されるように、ホルダ3におけるレンズ前の透孔(第1透孔)311の周縁と、透明体5の周縁とは、密着させられている。これによって、第1透孔311を介してホルダ3の内部に水が侵入することを妨げる構成となっている。透孔311の周縁と透明体5とを密着させる手段としては、例えば超音波溶着を用いることができる。ただし、接着剤や両面テープなどの接着材料を介して両者を密着させることもできるし、両者の間に他の部材(袋体4の一部であってもよい)を介在させることも可能である。また、透孔311の周縁と透明体5とを密着させる手段としては、これらを一体に成形する方法も可能である。例えば、インジェクション成形(例えばインサート成形やダブルインジェクション成形)により、ホルダ3と透明体5とを一体として成形することも可能である。
さらに、本実施形態では、図7に示されるように、第2透孔43の周縁と、第1透孔311の周縁とが、密着させられている。これによって、第2透孔43を介して袋体4とホルダ3との間に水が侵入することを妨げる構成となっている。透孔43の周縁と透孔311の周縁とを密着させる手段としては、超音波溶着などの手段を用いて両者を密着させることができる。ただし、両者の間に他の部材(透明体5の一部であってもよい)を介在させることも可能であるし、接着剤や両面テープを用いることもできる。超音波溶着を用いる場合は、カバー4と、ホルダ3との溶着部分(二つの透孔の周縁)を同じ材料とすることが、溶着性を向上させるために好ましい。また、第2透孔43の周縁を透明体5に密着させることにより、透明体5を介して、透孔43の周縁を311の周縁に密着させることもできる。
本実施形態では、前記の構成により、第1及び第2透孔311及び43が、透明体5によって閉鎖されており、これにより、外部から袋体4及びホルダ3の内部に水が侵入することを妨げるようになっている。このように、本明細書では、「透明体5によって閉鎖」とは、透明体5だけによって閉鎖される場合だけでなく、他の部材と協働して閉鎖される場合を含む。例えば、本例の第2透孔43は、第1透孔311の周縁と透明体5との協働により閉鎖されている。要するに、実質的に、透明体5を用いて閉鎖されていればよい。
また、本実施形態では、第1透孔311の周縁の一部を、透孔311と同心円状となるように、前方に突出させることにより、突出部311aが形成されている(図7参照)。突出部311aの表面側には、第2透孔43の周縁部が密着されている。さらに、突出部311aの内側には、フランジ部311bが形成されている。フランジ部311bの表面側には、透明体5の周縁部が密着されている。突出部311aの内側に透明体5を配置することにより、透明体5の傷つき防止を図ることができる。また、第1透孔311の周縁の凹凸形状を、レンズ21の周縁の凹凸形状に近似させると、二つの周縁が緩く嵌りあうために、カメラ2とホルダ3との位置ずれの可能性が減少する。
本実施形態の透明体5は、カメラ2のレンズ21とほぼ平行(より好ましくは、レンズ21の光軸と直交)とされている。
(第1実施形態の動作)
つぎに、本実施形態に係るカバー1の使用方法を説明する。前提として、本実施形態のカバー1は、使用時においては、前記したとおり、第1透孔311の周縁と第2透孔43の周縁と透明体5とが互いに接着されているものとする。これにより、ホルダ3と袋体4と透明体5とは、この接着箇所においては相対移動できないものとなっている。また、説明の便宜上、初期状態においては、ホルダ3の開口部35と袋体4の開口部42とはいずれも閉状態であるとする。
まず、カメラ2にカバー1を取り付ける方法を説明する。使用者は、まず、袋体4の開口部42を開け、さらに、ホルダ3の開口部35を開ける。ホルダ3の開口部35を少し開けた状態は、図1に分解図として示されている。
ついで、使用者は、袋体4の開口部42と、ホルダ3の開口部35とを介して、ホルダ3の収納空間33にカメラ2を配置する。ついで、開口部35と開口部42とを閉じることにより、カメラ2にカバー1を取り付けることができる。カメラ2をカバー1から取り出すには、開口部42及び開口部35を開けて、カメラ2を指で持ち、ホルダ3の収納空間33から外部に引き出す。
本実施形態のカバー1では、二つの開口部42及び35の開閉により、カメラ2を簡単に着脱することができるという利点がある。
また、本実施形態のカバー1では、二つの開口部42及び35を同じ向きに配置した(図1参照)ので、一層容易に、カメラ2をカバー1に着脱することができる。
さらに、本実施形態のカバーでは、カバー1の内部に配置されたカメラ2の操作(例えばシャッタボタン25の操作)を、袋体4の外部から行うことができる。したがって、本実施形態では、カメラ2の操作が行いやすいという利点がある。
また、本実施形態のカバー1では、ホルダ3に第1透孔311を形成し、袋体4に第2透孔43を形成し、第2透孔43を、第1透孔311に対向する位置に配置し、透明体5を、カメラ2のレンズ21に対向する位置に配置している。このため、ホルダ3にカメラ2を装着した状態では、カメラ2のレンズ21の前方には、透明体5が配置された状態となる。よって、本実施形態によれば、透明体5を介して、外部からの光線をレンズ21に入射することができ、カメラ2による撮影をすることができる。
また、透明体5を、ポリカーボネイト等の硬質な材質により形成すれば、入射光の不規則な屈折や反射を減少させることができ、写真性を向上させることが可能となる。
さらに、本実施形態では、第1及び第2透孔311及び43を、外部から袋体4又はホルダ3の内部に水が侵入することを妨げるように、透明体5によって閉鎖したので、カバー1の防水性を向上させることができる。
また、本実施形態では、第2透孔43の周縁と、第1透孔311の周縁とを密着させているので、次のような利点もある。カメラ2がフラッシュ23を備えている場合、カメラ2の周囲を透明部材で覆うと、透明部材の内部で反射した光の一部がレンズ21に到達し、写真性を劣化させることがある。これに対して、本実施形態では、ホルダ3と袋体4との間を進む光を、第2透孔43の周縁と第1透孔311の周縁との密着部分で阻止することができる。これにより、反射光がレンズ21に入り込む可能性を減少させ、写真性を向上させることが可能となる。
さらに、本実施形態の袋体4は、少なくとも一つのひだを持つ折り込み部44を備えているので、図6に示したように、使用者の指を折り込み部44の中に挿入し、カメラ2の操作を行うことができる。特に、本実施形態では、使用者の指を、カメラ2の巻き上げ部26に接触させることができる。さらに、本実施形態では、この状態で指を適宜に動かすことにより、図8に示すように、折り込み部44を変形させて、巻き上げ部26に対する巻き上げ操作を行うことができる。したがって、本実施形態では、カメラ2におけるフィルムの巻き上げ操作が容易になるという利点がある。もちろん、巻き上げ部の位置に応じて、折り込み部の深さや形状は適宜変更することが好ましい。また、デジタルカメラのように巻き上げが不要なカメラについては、巻き上げのための折り込み部は省略できる。もちろん、折り込み部44を、巻き上げ以外の操作のために用いることは可能であり、その場合は、それに適するように、折り込み部44の形状や深さを設定する。例えば、折り込み部44に人差し指を差し込み、この指でシャッタボタン25を操作するという操作方法も可能である。
ここで、巻き上げ部26を操作しやすくするために、袋4自体を大きくし、折り込み部の形成を省略することも可能である。しかしながら、そのようにしても、袋4がカメラ2に対して相対移動できる量が安定しないため、巻き上げ動作が難しくなりやすい。これに対して、本実施形態では、折り込み部44を形成したので、折り込み量(折り込み深さややひだ数)に対応して、袋4とカメラ2との相対移動量をほぼ自動的に確保できる。さらに、巻き上げ動作を行った後は、初期の折り込み形状に近い形状まで復元させることで、次の巻き上げに必要な折り込み量を確保できる。このようにして、本実施形態によれば、巻き上げ動作を容易にすることができる。
また、前記実施形態の袋体4は、塩化ビニール等の、柔軟性が高くかつ水密性を持つ材質により形成されているので、カメラ2への防水性を向上させることができるばかりでなく、袋体4の外側からカメラ2を操作することが容易となるという利点がある。
さらに、前記実施形態の袋体4は、透明な材質により形成されているので、袋体4の外部からカメラ2を視認しやすく、その操作が容易になるという利点がある。また、袋体4の外側からカメラ2のファインダ22をのぞき込むことが可能なので、ファインダ22に対応する箇所に透孔を袋体4に設ける必要がない。もし、袋体4に透孔を設けた場合には、それを水密に閉鎖する手段が必要となり、透孔からの水漏れのおそれも生じ、さらには、カバーの装着作業が煩雑になる。これに対して、本実施形態では、そのような透孔を省略できるので、水密性を向上させ、さらに、構成部品を減らして、コスト低減も可能となり、カバーの着脱作業が簡易となる。
また、袋体4は、特段の加工を必要としないので、コスト低減を図ることができる。
さらに、本実施形態のホルダ3は、カメラ2全体を覆う形状とされているので、ホルダ3に収納されたカメラをホルダ3に対して正確に位置決めすることが容易となる。このため、レンズ21と透明体5、巻き上げ部26と折り込み部44などの構成要素間において、比較的正確に位置決めをすることができる。これにより、撮影動作やフィルム巻き上げ動作など、各種の動作を正確かつ容易に行うことが可能となるという利点もある。
また、本実施形態のカメラでは、ホルダ3を袋体4に取り付けた状態(図3参照)においては、ホルダ3は、折り込み部44の底部441の外側(図3中において下側)ではなく、底部441の内側に配置されている。ホルダ3が、折り込み部44の底部441の外側(図3中において下側)に配置されている場合には、折り込み部44を用いても、巻き上げ部26を操作することは困難となる。これに対して、本実施形態では、ホルダ3と袋体4とを、あらかじめ、カメラ2のレンズ21の前方において接合させている。このため、本実施形態によれば、袋体4が柔軟材料で作製されていても、ホルダ3を袋体4の適正な位置にあらかじめ配置しておくことができる。
また、本実施形態のホルダ3は、カメラ2のファインダ22、フラッシュ23、フラッシュ操作スイッチ24、シャッタボタン25及び巻き上げ部26に対向する位置に形成された透孔を備えているので、ファインダ22を介した被写体の視認や、カメラ2への操作が容易となるという利点がある。
さらに、本実施形態では、袋体4でホルダ3を覆っているので、ホルダに透孔を形成していても、カメラへの水の侵入を防ぐことが可能となる。
また、本実施形態では、カメラに特段の加工を施すことなく、単にカバー1を用いるだけで、カメラに防水性を付与することが可能となる。
さらに、本実施形態のカバー1によれば、躯体表面にレンズがあるカメラ(例えばカメラ付き携帯電話やコンパクト型のデジタルカメラ)であって、固定用リングを取り付けにくい形状のものにも適用が容易であるという利点もある。
また、本実施形態のカバー1では、レンズ21に対向する透明体5を、レンズ21に近接させ、かつ、これと平行にしているので、レンズ21へのフラッシュ光の入り込みを防止ないし減少させることが可能となる。
さらに、本実施形態のカバー1は、基本的に安価で量産性のある三つの部品(ホルダ、袋体、透明体)で構成できるので、製造が容易であり、かつ、コストを抑えることが可能である。
また、本実施形態のカバー1は、ホルダ3と袋4とを、溶着その他の適宜な接着手段で密着したので、袋4の第2開口部42を開封して、袋4又はホルダ3の一方を拡げると、連動して他方も開く。これにより、カメラ2の装着が一層容易となる。
さらに、従来の防水カバーでは、カメラへの装着のために、カメラに対して特別な加工を必要とするものがある。このカバーでは、市販のカメラへの装着ができず、カバーの再使用が困難になるために、資源の有効活用が図りにくいという問題がある。これに対して、本実施形態のカバー1では、カメラに対して特別な加工を必要としないので、カメラ2を使用した後、必要であれば、市販の他のカメラ(なるべく同形状のものが好ましい)に交換することができる。このため、カバー1を繰り返し使用することが可能となり、資源の有効利用にも寄与する。
さらに、本実施形態では、袋4に全面印刷を施すことも可能であり、このようにすれば、需要者から視認されやすいために、高い広告効果を発揮しうるという利点もある。もちろん、袋4に装飾を施す場合は、外部からカメラ2を視認し操作するために必要な箇所は透明にしておくことが好ましい。
また、防水カメラは、直射日光が当たる場所や夏に使われることが多い。一方、既存の多くの防水カメラにおいては、防水性を保つため、カメラカバーを容易に開封できない構造としている。このような構造において、温度上昇によりケース内圧が上昇すると、ケース破損やケースゆがみのおそれがある。ケースがゆがむと、レンズ前面の部材も変形又は移動するので、写真性が劣化するおそれがある。これに対して、本実施形態では、袋4の第2開口部42を適宜開けることで、容易に内気を外に逃がすことができる(防水性が必要なときには再び開口部42を閉じればよい)。また、本実施形態では、透明体5を、ホルダ3の第1透孔311の周縁に接着させているので、袋4の変形に拘わらず、透明体5をレンズ21にほぼ平行に保つことができ、写真性の低下を防止できる。ここで、本実施形態のホルダ3については、そもそも気密構造とする必要がない(袋体4で防水している)ため、ホルダ3の内圧上昇は容易に防止できる。例えば、ホルダ3における透孔の形成や、第1開口部35の閉状態における気密度の調整により、内圧上昇を防止できる。
さらに、本実施形態では、ホルダ3の内面形状を、カメラ2にほぼ沿うように形成することによって、ホルダ3の変形をカメラ2で防ぐことができる。このため、ホルダ3を薄肉とすることができ、その製造コストを一層低減することが可能となる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る防水カバーを、図9を参照しながら説明する。この第2実施形態の説明においては、前記した第1実施形態のカバーと実質的に同様な構成要素には同じ符号を用いることで、説明の重複を避ける。
第2実施形態のカバー1におけるホルダ3の第1開口部35は、第1実施形態と異なり、ホルダ3の上部に形成されている。すなわち、第2実施形態では、前面部31と背面部32とが、それらの下端において接合されており、上端が開閉するようになっている。
また、本実施形態の袋体4の第2開口部42は、第1実施形態と異なり、袋体4の上端に形成されている。
さらに、本実施形態では、カメラ2として、いわゆるデジタルカメラが用いられている。このカメラ2は、第1実施形態のものと異なり、巻き上げ部を備えていない。これに対応して、第2実施形態のホルダ3は、巻き上げ部用の透孔を備えていない。
本実施形態のカバー1においても、第1開口部35と第2開口部42とを同じ向きに配置したので、これらを介してカメラ2をカバー1に着脱することができる。他の構成及び利点は、基本的には、第1実施形態と同様なので、説明を省略する。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る防水カバーを、図10を参照しながら説明する。この第3実施形態の説明においても、前記した第1実施形態のカバーと実質的に同様な構成要素には同じ符号を用いることで、説明の重複を避ける。
本実施形態では、カメラ2として、いわゆる二つ折り式のカメラ付き携帯電話が用いられている。このカメラ2は、第1実施形態のものと異なり、巻き上げ部やファインダやフラッシュを備えていない。ただし、レンズ21やシャッタ用ボタン(図示せず)は備えている。
第3実施形態のカバー1におけるホルダ3は、第1実施形態と異なり、前側ホルダ部301と後側ホルダ部302とを備えている。前側ホルダ部301の内部には、前側収納空間331が形成されている。後側ホルダ部302の内部には、後側収納空間332が形成されている。第3実施形態における第1収納空間33は、前側収納空間331と後側収納空間332とから構成されている。前側収納空間331の一端(図中上端)は前側開口部351となっており、後側収納空間332の一端(図中上端)は後側開口部352となっている。本実施形態では、前側開口部351と後側開口部352とによって、ホルダ3の第1開口部35が構成されている。第3実施形態では、第1実施形態と異なり、第1開口部35を閉じる機構は備えていない。
前側ホルダ部301には、レンズ前の透孔(第1透孔)311が形成されている。後側ホルダ部302には、シャッタ用ボタンを操作するための透孔(図示せず)が形成されている。
また、本実施形態の袋体4の第2開口部42は、第1実施形態と異なり、袋体4の上端に形成されている。さらに、本実施形態の袋体4の下部は、二股に分岐されており、これによって、前側分岐部401と後側分岐部402とが形成されている。前側分岐部401には、レンズ前の透孔(第2透孔)43が形成されている。
本実施形態のカバー1では、ホルダ3の前側ホルダ部301を袋体4の前側分岐部401に収納し、後側ホルダ部302を後側分岐部402に収納する。
本実施形態のカバー1においても、第1開口部35と第2開口部42とを同じ向きに配置したので、これらを介してカメラ2をカバー1に着脱することができる。ここで、本実施形態のカバー1では、折りたたみ式であるカメラ2の一方を前側収納空間331に収納し、他方を後側収納空間332に収納する。他の構成及び利点は、基本的には、第1実施形態と同様なので、説明を省略する。
なお、前記実施形態の記載は単なる一例に過ぎず、本発明に必須の構成を示したものではない。本発明における各部の構成は、本発明の趣旨を達成できるものであれば、前記実施形態には限られない。
例えば、本実施形態のホルダ3は、カメラ2の全体を覆うものとしたが、これに限らず、カメラ2の一部を覆う形状、例えば、ベルトを環状に形成したものであってもよい。
また、前記の説明においては、カバー1の内部は初期状態では空であることを前提としたが、カバー1の内部にあらかじめカメラ2を装着した状態で販売することも可能である。
本発明の第1実施形態におけるカメラ用防水カバーの分解斜視図である。 図1のカバーの内部にカメラを収納した状態における概略的な斜視図である。 図2のA−A線に沿う、概略的な拡大横断面図であって、カメラのレンズを上に向けた状態の図である。 図5のB−B線矢視における、ホルダの拡大横断面図である。 カメラを内部に収納した状態におけるホルダの背面図である。 袋体の折り込み部の使用方法を説明するための説明図であって、折り込み部付近における袋体の横断面図である。 図3における矢印Cで示す部分の拡大図である。 袋体の折り込み部の使用方法を説明するための説明図である。 本発明の第2実施形態におけるカメラ用防水カバーの分解斜視図である。 本発明の第3実施形態におけるカメラ用防水カバーの分解斜視図である。
符号の説明
1 カバー
2 カメラ(レンズ付フィルム)
21 レンズ
22 ファインダ
23 フラッシュ
24 フラッシュ操作スイッチ
25 シャッタボタン
26 巻き上げ部
3 ホルダ
31 前面部
301 前側ホルダ部
302 後側ホルダ部
311 レンズ前の透孔(第1透孔)
311a 突出部
311b フランジ部
312 ファインダ前の透孔
313 フラッシュ前の透孔
314 シャッタ用の透孔
32 背面部
321 巻き上げ部用の透孔
322 ファインダ用の透孔
323 凸部
33 第1収納空間
331 前側収納空間
332 後側収納空間
34 接続部
35 第1開口部
351 前側開口部
352 後側開口部
4 袋体
41 第2収納空間
42 第2開口部
401 前側分岐部
402 後側分岐部
421 スライダ
43 レンズ前の透孔(第2透孔)
44 折り込み部
441 底部
5 透明体

Claims (9)

  1. ホルダと、袋体と、透明体とを備え、
    前記ホルダは、第1収納空間と、第1開口部と、第1透孔とを備え、
    前記第1収納空間は、内部にカメラを収納する構成となっており、
    前記第1開口部は、この第1開口部を介して、前記第1収納空間にカメラを収納し又は取り出すことができる構成となっており、
    前記第1透孔は、前記第1収納空間に収納されたカメラのレンズに対向する位置に形成されており、
    前記袋体は、第2収納空間と、第2開口部と、第2透孔とを備え、
    前記第2収納空間の内部には、前記ホルダが収納されており、
    前記第2開口部は、その内部においてカメラを挿通させることができる構成となっており、
    かつ、前記第2開口部は、前記第1開口部と同じ向きに配置されることによって、前記第2及び第1開口部を介して、前記ホルダにおける前記第1収納空間にカメラを収納し又は取り出すことができる構成となっており、
    さらに、前記第2開口部は、開閉可能となっており、かつ、閉状態では、前記第2開口部を介して袋体の内部に水が侵入することを妨げる構成となっており、
    前記第2透孔は、前記第1透孔に対向する位置に配置されており、
    前記透明体は、前記カメラのレンズに対向する位置に配置されており、
    前記第1及び第2透孔は、外部から前記袋体又は前記ホルダの内部に水が侵入することを妨げるように、前記透明体によって閉鎖されている
    ことを特徴とするカメラ用防水カバー。
  2. 前記第1透孔の周縁と、前記透明体の周縁とは、密着させられており、これによって、前記第1透孔を介して前記ホルダの内部に水が侵入することを妨げる構成となっており、
    前記第2透孔の周縁と、前記第1透孔の周縁とは、密着させられており、これによって、前記第2透孔を介して前記袋体と前記ホルダとの間に水が侵入することを妨げる構成となっている
    ことを特徴とする請求項1に記載のカメラ用防水カバー。
  3. 前記袋体は、少なくとも一つのひだを持つ折り込み部を備えており、
    前記折り込み部は、前記袋体を、その端部近傍において、内側に折り込んで形成されており、
    さらに、前記折り込み部は、前記折り込み部の内部に使用者の指を入れた状態において、使用者の指がカメラの巻き上げ部に届く深さに形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラ用防水カバー。
  4. 前記袋体は、塩化ビニール等の、柔軟性が高くかつ水密性を持つ材質により形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のカメラ用防水カバー。
  5. 前記袋体は、透明な材質により形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のカメラ用防水カバー。
  6. 前記ホルダは、前記カメラ全体を覆う形状とされていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のカメラ用防水カバー。
  7. 前記透明体は、ポリカーボネイト等の硬質な材質により形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のカメラ用防水カバー。
  8. 前記カメラは、ファインダ、フラッシュ、シャッタボタン又は巻き上げ部のいずれかを備えており、
    前記ホルダは、前記ファインダ、フラッシュ、シャッタボタン又は巻き上げ部に対向する位置に形成された1又は複数の他の透孔をさらに備えていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のカメラ用防水カバー。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のカメラ用防水カバーと、カメラとを備え、
    前記カメラは、前記ホルダにおける前記第1収納空間の内部に収納されており、
    かつ、前記カメラのレンズは、前記ホルダの前記第1透孔に対応する位置に配置されている
    ことを特徴とする防水カメラ。

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