JP2007225132A - 空気調和機の遠隔制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルター清掃機能を有する空気調和機に対して、遠方よりフィルター清掃を監視して、遠隔からフィルター清掃の制御を行うことにより、フィルター清掃を適切な時期に、任意に行うことができると共に、後付にてフィルター清掃手段を取り付ける場合で、空気調和機側にフィルター清掃制御を有さないときでも制御を行うことが出来る空気調和機の遠隔制御装置を提供する。
【解決手段】フィルター清掃手段13と、フィルター清掃制御手段102と、通信手段12からなる空気調和機11と、遠隔制御通信手段3と、フィルター清掃遠隔切換手段4と、フィルター清掃開始タイマー手段5と、フィルター清掃遠隔制御手段2とを備え、フィルター清掃遠隔切換手段4が遠隔に設定されたとき、フィルター清掃遠隔制御手段2は、フィルター清掃開始タイマー手段5によりフィルター清掃手段102を動作させるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和機のフィルター清掃を表示する遠隔制御装置に関する。
従来、この種の空気調和機では、例えば図7に記載された空気調和機がある。
空気吸入口および空気吹き出し口を有し、それらを結ぶ空気通路内にファン105と冷凍サイクルに含まれる熱交換器104と、フィルター103、フィルター清掃制御手段101を備えた空気調和機100で、空気吸入口より吸入した空気を熱交換器104にて熱交換して、上記空気吹き出し口より吹き出して室温のコントロールを行う空気調和機100で、上記空気吸入口の内面に沿って配置されたフィルター103と、前記フィルター103を清掃するフィルタ清掃手段104と、フィルタ清掃手段105を制御する制御手段12とを含み、前記フィルター清掃制御手段101は、少なくともあらかじめ設定されたオートクリーン動作積算時間に達した時点で、前記フィルタ清掃手段104を駆動する空気調和機100の制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−195240号公報
しかしながら、上記従来の構成では、フィルター清掃の動作を空気調和機側で独自に定めたタイマー時間により自動で行うため、任意の時間に清掃させたり、離れた場所から遠隔にてフィルター清掃を監視したり、制御を行うことが出来ないという問題を有していた。また、空気調和機がフィルター清掃中であることの確認は、空気調和機の表示を確認するしかなく、フィルター清掃中に気がつかないという問題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、空調調和機のフィルター清掃を遠隔から任意に行う空気調和機の遠隔制御装置を提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明の空気調和機の遠隔制御装置は、空気調和機のフィルター清掃を行うフィルター清掃手段と、フィルター清掃制御手段と、前記空気調和機と遠隔制御装置間の通信を行う通信手段とを設けた空気調和機と、フィルター清掃遠隔切換手段と、空気調和機のファンの運転時間を計時するタイマー手段と、遠隔よりフィルター清掃の制御信号を出力するフィルター清掃遠隔制御手段を設けたものである。これによって、空気調和機のフィルター清掃を遠隔から制御するものである。
本発明の空気調和機の遠隔制御装置は、空気調和機と通信を行うことにより、フィルター清掃信号を送信し、その信号を受けた空気調和機はフィルター清掃を行うことにより、任意の時間の間清掃させたり、任意のときに清掃させたり、離れた場所から遠隔にてフィルター清掃を行うことが可能となる。また、フィルター清掃中を空気調和機以外にも表示可能とするものである。
第1の発明は、空気調和機のフィルター清掃を行うフィルター清掃手段と、前記フィルター清掃手段の制御を行うフィルター清掃制御手段と、空気調和機と遠隔制御装置間との通信を行う通信手段を有する空気調和機と、空気調和機と通信するための遠隔通信手段と
、フィルター清掃を遠隔制御するか否かを設定するフィルター清掃遠隔切換手段と、空気調和機の運転時間を計時するフィルター清掃開始タイマー手段と、フィルター清掃遠隔制御手段を備えた遠隔制御装置で、フィルター清掃開始タイマー手段が所定時間になったとき、フィルター清掃遠隔制御手段は、空気調和機にフィルター清掃信号を送信し、これを受けた空気調和機はフィルター清掃を行うものである。
第2の発明は、特に、第1の発明の空気調和機の遠隔制御装置において、フィルター清掃の終了時間を計時するフィルター清掃終了タイマー手段を設け、空気調和機のフィルター清掃が終了したときに、フィルター清掃終了信号を空気調和機に送信するものである。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の空気調和機の遠隔制御装置に、タイマー手動切換手段と、フィルター清掃手動開始手段を設け、フィルター清掃の開始を手動で行うものである。
第4の発明は、特に、第3の発明の空気調和機の遠隔制御装置に、フィルター清掃手動終了手段を設け、フィルター清掃の終了を手動で行うものである。
第5の発明は、特に、第1から第4のいずれかの発明の空気調和機の遠隔制御装置に、フィルター清掃中を外部に出力する外部出力手段を設け、フィルター清掃遠隔制御手段は、空気調和機のフィルター清掃中の信号を受信中、または、フィルター清掃信号を送信中に外部出力手段により、別の監視盤や表示器にフィルター清掃中であることを表示させることにより、より広くフィルター清掃中であることを促がすものである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における空気調和機の遠隔制御装置1の構成ブロック図である。同図において、遠隔制御装置1は、フィルター清掃遠隔制御手段2と、空気調和機と通信する遠隔制御通信手段3と、フィルター清掃遠隔切換手段4と、空気調和機の運転時間を積算するフィルター清掃開始タイマー手段5とからなり、空気調和機11は、通信手段12、フィルター清掃制御手段13と、フィルター清掃手段102と、フィルター103と、熱交換器104と、ファン105とから構成されている。
以上のように構成された空気調和機の遠隔制御装置1は、フィルター清掃遠隔切換手段4にて遠隔に設定されたとき、フィルター清掃遠隔制御手段2は、フィルター清掃開始タイマー手段5を開始させて、空気調和機11の運転時間の積算を開始する。(図6のa)この時間が所定の時間になったことを検知すると、遠隔制御通信手段3により、空気調和機11にフィルター清掃開始信号を送信する。(図6のb)空気調和機11のフィルター清掃制御手段13が、通信手段12を介してその信号を受信すると、フィルター清掃手段102を動作させてフィルター清掃を行う(図6のc)ことにより、フィルター清掃を遠隔から行うことができるものである。
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2における空気調和機の遠隔制御装置1の構成ブロック図である。同図において、図1と同じ構成要素については同じ符号を用い説明を省略する。
フィルター清掃の終了を計時するフィルター清掃終了タイマー手段6を設け、フィルター清掃終了タイマー手段6により空気調和機11のフィルター清掃が終了時間に達したとき、フィルター清掃終了信号を空気調和機11に送信し(図6のd)、これを受信した空
気調和機11のフィルター清掃制御手段13は、フィルター清掃手段102を停止する(図6のe)。
以上のように構成された空気調和機の遠隔制御装置1は、フィルター清掃の終了時間を遠隔から制御することにより、フィルター清掃の時間を予め定められた一定時間行うことができるものである。
(実施の形態3)
図3は、本発明の実施の形態3における空気調和機の遠隔制御装置の構成ブロック図である。同図において、図1と同じ構成要素については同じ符号を用い説明を省略する。
タイマー手動切換手段7と、フィルター清掃手動開始手段8とを設け、フィルター清掃の開始と終了を、タイマー手動切換手段7により手動に切り換えると、フィルター清掃手動開始手段8にて手動にて開始されたとき、フィルター清掃手段102を動作させてフィルター清掃を行う。
以上のように構成された空気調和機の遠隔制御装置1は、フィルター清掃を手動にて開始させることにより、任意の時間にフィルター清掃を行うことができるものである。
(実施の形態4)
図4は、本発明の実施の形態4における空気調和機の遠隔制御装置の構成ブロック図である。同図において、実施の形態1で説明した部分については同じ符号を用い説明を省略する。
フィルター清掃手動終了手段9を設け、フィルター清掃手動終了手段9により、手動設定にて終了とされたとき、フィルター清掃制御手段はフィルター清掃を停止する。
以上のように構成された空気調和機の遠隔制御装置1は、フィルター清掃を手動にて終了させることにより、任意の時間にフィルター清掃を終了することができるものである。
(実施の形態5)
図5は、本発明の実施の形態5における空気調和機の遠隔制御装置の構成ブロック図である。同図において、実施の形態1で説明した部分については同じ符号を用い説明を省略する。
フィルター清掃中のときに外部に出力を行うフィルター外部出力手段10を設け、フィルター清掃中である場合に、フィルター清掃中であることを出力するものである。
以上のように構成された空気調和機の遠隔制御装置は、外部出力手段としてリレーのような接点出力による出力により別の監視盤へ伝達し、警報用負荷としてランブやブザーのような機器を接続し動作させることにより広範囲にフィルター清掃の警告を促がすことができる。
以上のように、本発明にかかる空気調和機の遠隔制御装置は、フィルター清掃を遠隔から任意に行うことにより、空気調和機での自動清掃以外にフィルター清掃を行うことができるので、空気の汚れがひどい場合などはフィルター清掃を適時行うことができ、空気調和機が長時間停止中などでもフィルター清掃を行うことにより、フィルターに堆積されたごみを適時に清掃することができる。さらに、フィルター清掃中を外部に出力することでフィルター清掃が遠隔確認できる。また、フィルター清掃手段を予め持たない空気調和機
で、フィルター清掃手段を後から付けた場合でも、フィルター清掃を自動で行えることが可能となるのである。
本発明の実施の形態1における空気調和機の遠隔制御装置の構成ブロック図 本発明の実施の形態2における空気調和機の遠隔制御装置の構成ブロック図 本発明の実施の形態3における空気調和機の遠隔制御装置の構成ブロック図 本発明の実施の形態4における空気調和機の遠隔制御装置の構成ブロック図 本発明の実施の形態5における空気調和機の遠隔制御装置の構成ブロック図 本発明の実施の形態1、実施の形態2における空気調和機の状態遷移図 従来の空気調和機における構成ブロック図
符号の説明
1 遠隔制御装置
2 フィルター清掃遠隔制御手段
3 遠隔制御通信手段
4 フィルター清掃遠隔切換手段
5 フィルター清掃開始タイマー手段
6 フィルター清掃終了タイマー手段
7 タイマー手動切換手段
8 フィルター清掃手動開始手段
9 フィルター清掃手動終了手段
10 フィルター清掃中表示手段
11 空気調和機
12 通信手段
13 フィルター清掃制御手段
102 フィルター清掃手段
103 フィルター
104 熱交換器
105 ファン

Claims (5)

  1. フィルターを清掃するフィルター清掃手段と、前記フィルター清掃手段を制御するフィルター清掃制御手段と、遠隔制御装置と通信する通信手段からなる空気調和機と、前記空気調和機と通信する遠隔制御通信手段と、フィルター清掃遠隔切換手段と、前記空気調和機の運転時間を積算するフィルター清掃開始タイマー手段と、フィルター清掃遠隔制御手段とを備え、前記フィルター清掃遠隔切換手段にて遠隔制御に設定されたとき、フィルター清掃遠隔制御手段は、前記フィルター清掃開始タイマー手段により前記空気調和機の運転時間を積算し、予め設定された所定時間になったことを検知すると、前記遠隔制御通信手段により、前記空気調和機にフィルター清掃信号を送信し、前記空気調和機のフィルター清掃制御手段が、通信手段を介してその信号を受信すると、フィルター清掃手段を動作させてフィルター清掃を行うを特徴とする空気調和機の遠隔制御装置。
  2. フィルター清掃の終了を計時するフィルター清掃終了タイマー手段を設け、前記フィルター清掃終了タイマー手段により空気調和機のフィルター清掃時間が予め定められた終了時間に達したとき、フィルター清掃終了信号を空気調和機に送信し、これを受信した空気調和機のフィルター清掃制御手段は、フィルター清掃手段を停止することを特徴とする空気調和機の遠隔制御装置。
  3. フィルター清掃の開始と終了を、手動かタイマーか切換えるタイマー手動切換手段と、フィルター清掃手動開始手段とからなり、タイマー手動切換手段により、手動に設定されたとき、フィルター清掃手動開始手段により、手動設定にて開始とされたとき、フィルター清掃手段を運転させることを特徴とする請求項1から2のいずれかに記載の空気調和機の遠隔制御装置。
  4. フィルター清掃手動終了手段を設け、フィルター清掃手動終了手段により、手動設定にて終了とされたとき、フィルター清掃制御手段はフィルター清掃を停止することを特徴とする請求項3に記載の空気調和機の遠隔制御装置。
  5. フィルター清掃中のときに外部に出力を行うフィルター外部出力手段を設け、フィルター清掃中であることを空気調和機本体以外にも表示させるためのフィルター外部出力手段を設けたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の空気調和機の遠隔制御装置。
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