JP2005351536A - 空気調和機 - Google Patents

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正敏 高橋
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Abstract

【課題】長期間に渡って光触媒による脱臭、抗菌作用が発揮できる空気調和機を提供する。
【解決手段】熱交換器と11、室内の空気を前記熱交換器11に流入させて熱交換をさせた後に室内に送出する送風機12と、光触媒が施されかつ前記熱交換器11の上流側に配された光触媒フィルター15と、前記光触媒フィルター15に付着した塵埃等を吸引する吸引手段16とを備えたもので、運転時間が長くなっても光触媒フィルター15に付着した塵埃が除去されて光触媒にふれる空気量が多くなるだけでなく、光触媒の本体外からの紫外線の受光面積拡大による脱臭や抗菌などの光触媒作用で本体設置空間の快適性が向上する。また、光触媒の作用である脱臭、防汚、及び抗菌効果が長期に渡って維持できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光触媒作用による脱臭、防汚、及び抗菌などの機能を有する空気調和機に関するものである。
光触媒を用いて脱臭、防汚、及び抗菌などの機能を有する従来の空気調和機について図11を用いて説明する。
同図に示すように、従来の空気調和機は、シャーシ10と、シャーシ10に固定された熱交換器11と、送風機12と、熱交換器11で凝縮した凝縮水を貯留するドレンパン13と、化粧パネル14から構成され、熱交換器11と化粧パネル14との間に、光触媒が施ほどこされた光触媒フィルター15が配置されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−227469号公報
しかしながら、前記従来の空気調和機の構成では、光触媒を施した光触媒フィルター15に埃などが付着した場合、紫外線が光触媒に当たる量が減少し、光触媒がもつ脱臭や抗菌などの光触媒作用が十分発揮できないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、長期間に渡って光触媒の効果を高いレベルで持続できる空気調和機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、熱交換器と、室内の空気を前記熱交換器に流入させて熱交換をさせた後に室内に送出する送風機と、光触媒が施されかつ前記熱交換器の上流側に配された光触媒フィルターと、前記光触媒フィルターに付着した塵埃等を吸引する吸引手段とを備えたもので、運転時間が長くなっても光触媒フィルターに付着した塵埃が除去され、光触媒にふれる空気量が多くなるだけでなく、光触媒の本体外からの紫外線の受光面積拡大による脱臭や抗菌などの光触媒作用で本体設置空間の快適性が向上される。また、光触媒フィルターの光触媒に当たる紫外線の量が減少するのを防止できるため、光触媒による脱臭、防汚、及び抗菌効果が維持できる。また、光触媒フィルターに堆積する塵埃が少ないので空気圧損が減り空気調和機の省エネルギー可が可能となる。
本発明の空気調和機は、光触媒に当たる紫外線の量が安定することから、光触媒がもつ脱臭や抗菌などの光触媒作用で空気調和機設置空間の快適性を高め、それを長期間に渡って維持する事ができる。
第1の発明は、熱交換器と、室内の空気を前記熱交換器に流入させて熱交換をさせた後に室内に送出する送風機と、光触媒が施されかつ前記熱交換器の上流側に配された光触媒フィルターと、前記光触媒フィルターに付着した塵埃等を吸引する吸引手段とを備えたもので、運転時間が長くなっても光触媒フィルターに付着した塵埃が除去され、光触媒にふれる空気量が多くなるだけでなく、光触媒の本体外からの紫外線の受光面積拡大による脱臭や抗菌などの光触媒作用で本体設置空間の快適性が向上される。また、光触媒フィルタ
ーの光触媒に当たる紫外線の量が減少するのを防止できるため、光触媒による脱臭、防汚、及び抗菌効果が維持できる。また、光触媒フィルターに堆積する塵埃が少ないので空気圧損が減り空気調和機の省エネルギー可が可能となる。
第2の発明は、特に、第1の発明の光触媒フィルターに紫外線を照射する紫外線光発生手段を備えたもので、空気調和機の設置場所にかかわらず紫外線量が十分確保できることから、脱臭、防汚、抗菌などの光触媒作用の効果が設置環境に左右されず発揮され、空気調和機の設置空間の快適性向上が可能となる。
第3の発明は、特に、第2の発明の紫外線光発生手段としてLEDを用いたもので、紫外線光発生手段の寿命が延びることにより、長期使用に対しての信頼性が大幅に向上する。
第4の発明は、特に、第2の発明の紫外線光発生手段として蛍光灯を用いたもので、紫外線光発生手段の寿命が伸びると共に安価に構成でき、さらに、光触媒フィルター以外の部品を選択する際に紫外線による劣化を考慮しなくても済むために、部品選択範囲が広がるだけでなく、製品全体の材料費を低く押さえることがが可能となる。
第5の発明は、特に、第2〜4のいずれか1つの発明の紫外線光発生手段で発生する紫外線を集光する集光手段を備えたもので、紫外線光発生手段で発生する紫外線量を少なくできるために、紫外線光発生手段を安価に形成できるだけでなく、紫外線光発生手段で消費される電力量も低く抑られ、さらに、油などの頑固な汚れが光触媒フィルターに付着した場合にも対応できるため、製品設置場所の自由度を大幅に広げることができる。
第6の発明は、特に、第2〜5のいずれか1つの発明の紫外線光発生手段で発生する紫外線が光触媒フィルター以外の部品に照射されるのを防止する紫外線カバーを備えたもので、光触媒フィルター以外の部品を選択する際に紫外線による劣化を考慮しなくても済むために、部品選択範囲が広がるだけでなく、製品材料費低く押さえることができる。さらに、紫外線の量を増やすことができるため、光触媒の作用である脱臭、防汚、及び抗菌効果を短時間で得られることが可能となる。
第7の発明は、特に、第2〜6のいずれか1つの発明の吸引手段と紫外線光発生手段の少なくとも一方を光触媒フィルターに沿って移動させる移動手段を備えたもので、光触媒フィルターの細部まで吸引手段と紫外線光発生手段が移動できるため、吸引手段と紫外線光発生手段のパワーを小さくしても、単位面積当たりの粉塵除去量や紫外線照射量の低下がないために光触媒フィルターでの効果が得られるだけでなく、吸引手段と紫外線光発生手段での消費電力が削減され又、吸引手段と紫外線光発生手段を脱臭、防汚、及び抗菌効果を損なうこと無く安価に設計でき、さらには製品の小型化が可能となる。
第8の発明は、特に、第7の発明の移動手段の移動を案内するガイドを、光触媒フィルターに設けたもので、移動手段が移動する際に、ガイドにより方向性確保と脱落防止効果で、吸引手段や紫外線光発生手段とガイド付き光触媒フィルターとの間の距離をある程度一定にできるため、塵埃除去量と紫外線照射量が安定する。さらに、前記ガイド付き光触媒フィルター上のガイドに沿って前記移動手段が移動するため、吸引と紫外線照射がなされない場所が大幅に減少する。
第9の発明は、特に、第1〜6のいずれか1つの発明の光触媒フィルターを移動させる光触媒フィルター可動装置を備えたもので、吸引手段や紫外線光発生手段と光触媒フィルター間の距離をある程度一定にできるため、塵埃除去量と紫外線照射量が安定するだけでなく、紫外線光発生手段がある程度限られた位置で紫外線の照射が行われるため、紫外線
による劣化を考慮しなくても良い部品数が多くなることから、部品選択範囲が広がるだけでなく、製品材料費を低く押さえることができる。
第10の発明は、特に、第1〜9のいずれか1つの発明の吸引手段によって光触媒フィルターを清掃してからの本体の運転時間を積算する積算手段と、前記積算手段で積算された時間が一定以上になれば、前記吸引手段を動作させる、もしくは前記吸引手段の運転動作を促すように本体又はそれを遠隔操作するリモコンに表示する機器演算手段を備えたもので、本体が一定時間以上運転した場合、吸引手段等を自動運転若しくは、ユーザーに光触媒フィルターに付着した埃などが堆積したことを知らせることができるため、光触媒フィルターの光触媒に当たる紫外線の量が減少するのを防止でき、光触媒の作用である脱臭、防汚、及び抗菌効果を維持できる。また、光触媒フィルターに堆積する塵埃が少ないため空気調和機の省エネルギーが可能となる。
第11の発明は、特に、第1〜10のいずれか1つの発明の吸引手段、紫外線光発生手段、移動手段、光触媒フィルター可動装置のいずれか1つ以上の運転日・時を記録できる記録手段を備えたもので、記録手段に予め記録された日時になると吸引手段もしくは紫外線光発生手段もしくは移動手段もしくは光触媒フィルター可動装置の運転が自動的に行われるために、空気調和機の設置環境による光触媒フィルターの目詰まり具合に差があっても、また、ユーザーが吸引手段、紫外線光発生手段、移動手段、光触媒フィルター可動装置の運転を忘れても、光触媒フィルターに塵埃が多く堆積することが無い。
第12の発明は、特に、第1〜11のいずれか1つの発明の送風機の回転数を検知する回転数検知手段を備え、前記回転数検知手段による検知結果に応じて、光触媒フィルターの目詰まり具合を把握するようにしたもので、たとえば、光触媒フィルターが目詰まりしていると判断したら、吸引手段、紫外線光発生手段、移動手段、光触媒フィルター可動装置を自動的に運転するようにすれば、ユーザーは光触媒フィルターの目詰まり具合を一切気にする必要が無く、非常に使用勝手の良い空気調和機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機の概略断面図を示すものである。なお、上記従来例と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図1において、空気調和機の本体1のシャーシ10に熱交換器11と、送風機12と、熱交換器11で凝縮した凝縮水を貯留するドレンパン13と化粧パネル14が固定され、シャーシ10と化粧パネル14間の空気の流入経路に光触媒が施ほどこされた光触媒フィルター15と光触媒フィルター15の上流側に光触媒フィルター15に付着したほこり等を吸引する吸引手段16が設けられている。
以上のように構成された空気調和機の室内機について、以下にその動作、作用を説明する。
まず、送風機12を運転することで、流入した室内空気が、触媒フィルター15を通過する際に室内空気中のほこり等の塵埃が捕集され、流入空気の脱臭が行なわれ、熱交換器11で熱交換され、室内に冷媒のエネルギーを供給する。さらに、吸引手段16は光触媒フィルー15の表面に付着した塵埃を吸引除去する。
以上のように、本実施の形態によれば、光触媒フィルー15の表面に付着した室内空気
中のほこり等の浮遊物を吸引手段16によって除去できるために、長期使用においても光触媒フィルター15の表面に当たる紫外線量の低下が防止でき、それにともなって室内空気の脱臭量の低下防止、光触媒フィルー15の防汚と抗菌効果を長期に渡って維持することが可能となる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の第2の実施の形態における空気調和機の概略断面図である。なお、上記第1の実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、図2に示すように、光触媒フィルター15に紫外線を照射する紫外線光発生手段21を設けたもので、送風機12を運転することで流入した室内空気は光触媒フィルター15を通過する際に室内空気中の塵埃が捕集され、流入空気の脱臭をした後、熱交換器11で熱交換し、室内に冷媒のエネルギーを供給する。さらに、吸引手段16は光触媒フィルター15の表面に付着した塵埃の除去を行い、紫外線光発生手段21は光触媒フィルター15に紫外線を照射する。
以上のように、本実施の形態によれば、光触媒フィルター15の表面に付着した塵埃を吸引手段16で除去し、紫外線光発生手段21で紫外線を照射することによって安定した紫外線量が得られることで、空気調和機の設置場所に依存することなく室内空気の脱臭量と光触媒フィルター15の防汚と抗菌効果を高いレベルで維持することが可能となるものである。
また、紫外線光発生手段21として、LEDを用いれば、紫外線光発生手段の寿命が延びることにより、長期使用に対しての信頼性アップが図れるものである。
また、紫外線光発生手段21として蛍光灯を用いるようにすれば、安定した紫外線量が得られ、空気調和機の設置場所に依存することなく室内空気の脱臭量と光触媒フィルター15の防汚と抗菌効果を高いレベルで維持することが可能となるだけでなく、紫外線光発生手段の寿命が延びることにより、長期使用に対しての信頼性アップや紫外線光発生手段を安価にでき、その他の周辺部品を選択する際に紫外線による劣化を考慮しなくても済むことでの部品選択範囲が広がるだけでなく、製品全体の材料費を低く押さえることができる。
(実施の形態3)
図3は、本発明の第3の実施の形態における空気調和機の概略断面図を示すものである。なお、上記実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、図3に示すように、紫外線光発生手段21で発生する紫外線を集光する集光手段31を配置し、紫外線光発生手段21で発生させた紫外線を集光手段31で集光し、それを光触媒フィルター15に照射するようにしたものである。
以上のように、本実施の形態においては光触媒フィルター15の表面に付着した塵埃を吸引手段16で除去し、紫外線光発生手段21で発生させた紫外線を集光手段31で集光し、光触媒フィルター15に照射することよって紫外線量が増加するため、紫外線光発生手段21の紫外線発生容量を少なくすむことができ、紫外線光発生手段の寿命を延長し、消費電力も少なくすることができるものである。
(実施の形態4)
図4は、本発明の第4の実施の形態における空気調和機に概略断面図を示すものである。
本実施の形態は、図4に示すように、紫外線光発生手段21で発生する紫外線が光触媒フィルター15以外の部分に照射されるのを防止する紫外線カバー41を配置したもので、紫外線が光触媒フィルター15以外に照射されないために、光触媒フィルター15以外の部品を選択する際に紫外線による劣化を考慮しなくても済むために、部品選択範囲が広がるだけでなく、製品材料費を低く押さえることができる。さらに、紫外線の量を増やせることで、室内空気の脱臭時間短縮が可能となる。
(実施の形態5)
図5は、本発明の第5の実施の形態における空気調和機の概略断面図を示すものである。なお、上記実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、図5に示すように、吸引手段16と紫外線光発生手段21と集光手段31を一体にして移動手段51に設置したものである。
以上のように構成された空気調和機について、以下にその動作、作用を説明する。
まず、吸引手段16と紫外線光発生手段21と集光手段31を設置した移動手段51は化粧パネル14内のガイド(図示せず)に沿って移動し、その際に光触媒フィルター15の表面に付着した塵埃を吸引手段16で除去しながら、紫外線光発生手段21から出た紫外線を集光手段31で集光し、それを触媒フィルター15に照射する。
以上のように、本実施の形態においては光触媒フィルター15の細部まで吸引手段16と紫外線光発生手段21が移動できるため、吸引手段16と紫外線光発生手段21のパワーを小さくしても、単位面積当たりの塵埃除去量や紫外線照射量の低下がないために光触媒フィルター15での脱臭などの効果が得られるだけでなく、吸引手段16と紫外線光発生手段21での消費電力削減、吸引手段16と紫外線光発生手段21を安価に設計でき、さらには製品の小型化が可能となる
(実施の形態6)
図6は、本発明の第6の実施の形態における空気調和機の概略断面図を示すものである。なお、上記実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、図6に示すように、移動手段51が移動する際のガイドを、光触媒フィルターに一体に設け、ガイド付き光触媒フィルター15aを使用するようにしたものである。
以上のように構成された空気調和機について、以下にその動作、作用を説明する。
移動手段51はガイド付き光触媒フィルター15aに設けられたガイドに沿ってフィルター上を移動し、その際に光触媒フィルター15の表面に付着した塵埃を吸引手段16で除去し、紫外線光発生手段21で紫外線照射を行う。
以上のように、本実施の形態においては吸引手段16と紫外線光発生手段21が移動できるため、吸引手段16と紫外線光発生手段21のパワーを小さくしても、単位面積当たりの塵埃除去量や紫外線照射量の低下がないため、吸引手段16と紫外線光発生手段21での省エネルギー化はもちろんのこと、吸引手段16や紫外線光発生手段21とガイド付き光触媒フィルター15aとの間の距離をある程度一定にできるため、塵埃除去量と紫外線照射量が安定する。さらに、ガイド付き光触媒フィルター15a上のガイドに沿って移動手段51が移動するため、吸引と紫外線の照射を受けない場所が大幅に減少する。
(実施の形態7)
図7は、本発明の第7の実施の形態における空気調和機の概略断面図を示すものである。なお、上記実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
上記第5、6の実施の形態では、吸引手段16と紫外線光発生手段21を移動させるようにしたが、本実施の形態は、図7に示すように、光触媒フィルター15を移動させるようにしたものである。
図7において、61は、回転する突起部(図示せず)を備えた光触媒フィルター可動装置である。光触媒フィルター15はベルト状に形成されると共にその両端には、光触媒フィルター可動装置61の突起部に連結されるスリットが設けられている。
以上のように構成された空気調和機について、以下にその動作、作用を説明する。
光触媒フィルター可動装置61を駆動すると、その突起が回転し、連結された光触媒フィルター15が吸引手段16と紫外線光発生手段21上で移動し、光触媒フィルター15に付着した塵埃が吸引手段16で除去され、紫外線光発生手段21からの紫外線照射を受ける。
以上のように、本実施の形態においては光触媒フィルター15が、吸引手段16と紫外線光発生手段21の設置位置まで移動するため、吸引手段16と紫外線光発生手段21のパワーを小さくしても、単位面積当たりの塵埃除去量や紫外線照射量の低下がないため、吸引手段16と紫外線光発生手段21での省エネルギー化はもちろんのこと、紫外線光発生手段21がある程度限られた位置で紫外線の照射が行われるため、紫外線による劣化を考慮しなくても良い部品が多くなることから、部品選択範囲が広がるだけでなく、製品材料費を低く押さえることが可能となる
(実施の形態8)
図8は、本発明の第8の実施の形態における空気調和機の概略断面図を示すものである。なお、上記実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、図8に示すように、本体1の運転時間、具体的には送風機12の運転時間の積算を行なう積算手段71と、積算手段71で積算された時間に応じて、本体1の動作やユーザーが認知できる表示を行う機器演算手段72を設けたものである。
以上のように構成された空気調和機の室内機について、以下にその動作、作用を説明する。
まず、積算手段71は、吸引手段16と紫外線光発生手段21が動作した際に、時間がリセットされ、送風機12の運転時間の積算を開始する。機器演算手段72は積算手段71の積算時間を検知し、積算時間が一定以上になれば、吸引手段16や紫外線光発生手段21や光触媒フィルター可動装置61の運転を行なうか、もしくは吸引手段16や紫外線光発生手段21や光触媒フィルター可動装置61の運転をユーザーに促すサインを空気調和機或いはそれを遠隔操作するリモコン(図示せず)に表示させるようにする。
以上のように、ユーザーに光触媒フィルター15に塵埃が堆積したことを知らせることができるため、光触媒に当たる紫外線の量が減少するのを防止できるため、光触媒の作用である脱臭、防汚、及び抗菌効果を維持できる。また、光触媒フィルター15に堆積する埃が少ないため空気調和機の省エネルギーが可能となる。
(実施の形態9)
図9は、本発明の第9の実施の形態における空気調和機の概略断面図を示すものである。なお、上記実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、図9に示すように、吸引手段16、紫外線光発生手段21、光触媒フィルター可動装置61のいずれか1つ以上の装置の運転を行う日時を予め記録しておく記録手段81を設け、記録手段81に記録された指定日時になると、機器演算手段72で、吸引手段16と紫外線光発生手段21と光触媒フィルター可動装置61の装置を動作させるようにしたものである。
以上のように、機器設置環境によって光触媒フィルター15の目詰まり具合に差があったり、ユーザーが吸引手段16の運転を忘れても、所定の日時になるとそれらが運転されるので、常時光触媒に当たる紫外線の量が減少するのを防止でき、光触媒の作用である脱臭、防汚、及び抗菌効果を維持できる。また、光触媒フィルター15に堆積する埃が少ないので空気調和機の省エネルギーが可能となる。
(実施の形態10)
図10は、本発明の第10の実施の形態における空気調和機の概略断面図を示すものである。なお、上記実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、図10に示すように、送風機12の回転数を検知する回転数検知手段91を設けたもので、以下にその動作、作用を説明する。
まず、演算手段72には光触媒フィルター15の目詰まりがない状態で、規定の出力で回転する送風機12の回転数が記録されているだけでなく、光触媒フィルター15の目詰まり検知回転数が記録されている。任意時間ごとに規定出力で送風機12を回転させ回転数検知手段91でその値を読み取り、その値を演算手段72に送信する。送信された値が演算手段72内に記録されている値以上となれば、光触媒フィルター15が目詰まりしていると判断し、吸引手段16と紫外線光発生手段21と光触媒フィルター可動装置61の装置の運転を行う。
以上のように常時光触媒に当たる紫外線の量が減少するのを防止でき、光触媒の作用である脱臭、防汚、及び抗菌効果の維持や、光触媒フィルター15に堆積する埃が少ないので空気調和機の省エネルギーが可能となるだけでなく、必要なとき以外に吸引手段16と紫外線光発生手段21と光触媒フィルター可動装置61の運転時間減少による消費電力削減ができる。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、光触媒フィルターの効果を常時高いレベルに維持できるため、空気清浄機等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における空気調和機の概略断面図 本発明の実施の形態2における空気調和機の概略断面図 本発明の実施の形態3における空気調和機の概略断面図 本発明の実施の形態4における空気調和機の概略断面図 本発明の実施の形態5における空気調和機の概略断面図 本発明の実施の形態6における空気調和機の概略断面図 本発明の実施の形態7における空気調和機の概略断面図 本発明の実施の形態8における空気調和機の概略断面図 本発明の実施の形態9における空気調和機の概略断面図 本発明の実施の形態10における空気調和機の概略断面図 従来の空気調和機の略断面図
符号の説明
11 熱交換器
12 送風機
15 光触媒フィルター
15a ガイド付き光触媒フィルター
16 吸引手段
21 紫外線光発生手段
31 集光手段
41 紫外線カバー
51 移動手段
61 光触媒フィルター可動装置
71 積算手段
72 機器演算手段
81 記録手段
91 回転数検知手段

Claims (12)

  1. 熱交換器と、室内の空気を前記熱交換器に流入させて熱交換をさせた後に室内に送出する送風機と、光触媒が施されかつ前記熱交換器の上流側に配された光触媒フィルターと、前記光触媒フィルターに付着した塵埃等を吸引する吸引手段とを備えた空気調和機。
  2. 光触媒フィルターに紫外線を照射する紫外線光発生手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 紫外線光発生手段としてLEDを用いたことを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  4. 紫外線光発生手段として蛍光灯を用いたことを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  5. 紫外線光発生手段で発生する紫外線を集光する集光手段を備えたことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の空気調和機。
  6. 紫外線光発生手段で発生する紫外線が光触媒フィルター以外の部品に照射されるのを防止する紫外線カバーを備えたことを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の空気調和機。
  7. 吸引手段と紫外線光発生手段の少なくとも一方を光触媒フィルターに沿って移動させる移動手段を備えたことを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載の空気調和機。
  8. 移動手段の移動を案内するガイドを、光触媒フィルターに設けたことを特徴とする請求項7に記載の空気調和機。
  9. 光触媒フィルターを移動させる光触媒フィルター可動装置を備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の空気調和機。
  10. 吸引手段によって光触媒フィルターを清掃してからの本体の運転時間を積算する積算手段と、前記積算手段で積算された時間が一定以上になれば、前記吸引手段を動作させる、もしくは前記吸引手段の運転動作を促すように本体又はそれを遠隔操作するリモコンに表示する機器演算手段を備えたことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の空気調和機。
  11. 吸引手段、紫外線光発生手段、移動手段、光触媒フィルター可動装置のいずれか1つ以上の運転日・時を記録できる記録手段を備えたことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の空気調和機。
  12. 送風機の回転数を検知する回転数検知手段を備え、前記回転数検知手段による検知結果に応じて、光触媒フィルターの目詰まり具合を把握するようにしたことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の空気調和機。
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