JP2001324195A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP2001324195A
JP2001324195A JP2000146622A JP2000146622A JP2001324195A JP 2001324195 A JP2001324195 A JP 2001324195A JP 2000146622 A JP2000146622 A JP 2000146622A JP 2000146622 A JP2000146622 A JP 2000146622A JP 2001324195 A JP2001324195 A JP 2001324195A
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air conditioner
lamp
drain pan
heat exchanger
air
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JP2000146622A
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English (en)
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Satoshi Takagi
智 高木
Makio Takeuchi
牧男 竹内
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】空気調和装置の熱交換器からの水滴を受けるド
レンパンに、菌が繁殖すると、異臭を発する。また、異
臭防止のための手間を軽くしたい。 【解決手段】本空気調和装置1では、天井裏7に配置さ
れるケーシング21内に熱交換器25と、その下方のド
レンパン27と、これらに紫外線を含む光を照射するラ
ンプ40とを有する。紫外線により、ドレンパン27等
を殺菌できる。ランプ40は、リモコン33のランプス
イッチ36の操作で所定時間点灯できる。また、ランプ
40は、一定時間ごとに自動的に点灯させたり、空気調
和機能の起動や停止時に点灯させてもよい。熱交換器2
5およびドレンパン27を光触媒担持体41としたり、
反射部材42,43を設けてもよい。 【効果】抗菌処理よりも長期間にわたり、抗菌作用を得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】エアコン等の空気調和装置に
関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】空気
調和装置には、空気調和するための熱交換器が設けられ
ている。この熱交換器には、空気が通される。この際、
熱交換器に結露を生じることがある。熱交換器での結露
により滴下する水滴を受け止めるために、熱交換器の下
方にドレンパンが設けられている。しかしながら、ドレ
ンパンに菌が付着すると、この菌が増殖し、その結果、
異臭が生じることがある。
【0003】この異臭を防止するべく、ドレンパンに、
抗菌作用のある物質をコーティング等により吸着させ
る、いわゆる抗菌処理を施したものがある。しかしなが
ら、時間の経過とともに、抗菌処理の効果が低下し、菌
が増殖することがある。というのは、抗菌処理は、その
表面に析出した成分により抗菌作用を生じるが、ドレン
排水とともに、表面の成分が流れ出てしまうことがあ
り、やがて、表面に汚れが付着すると、この汚れの上に
菌が付着して、この菌が増殖することがあるからであ
る。
【0004】また、万一、菌が増殖してしまった場合に
は、ドレンパンを清掃し殺菌する必要がある。また、菌
が増殖していない場合であっても、定期的にドレンパン
を殺菌しておけば、異臭の防止には好ましい。しかしな
がら、ドレンパンの殺菌等のメンテナンスは面倒であ
る。例えば、天井埋設型の空気調和装置では、天井裏に
配置される空気調和装置本体内に、ドレンパンが設けら
れている。このドレンパンをメンテナンスするために
は、空気調和装置本体の下面に取り付けられた化粧パネ
ルを、天井近傍の高所で着脱する必要がある。しかも、
化粧パネルやドレンパンは大型部品であるので、扱い難
い。このように、メンテナンスは面倒なのである。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、ドレンパンを容易に殺菌でき、しかも菌の
増殖を長期間にわたり継続的に抑制できる空気調和装置
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】請求項
1に記載の発明は、空気調和するための熱交換器の下方
に、この熱交換器からの水滴を受けるドレンパンが配置
されている空気調和装置において、上記ドレンパン内に
向けて紫外線を含む光を照射するランプと、このランプ
の点灯を操作するためにリモコンに設けられたスイッチ
とを備えたことを特徴とする空気調和装置を提供する。
【0007】この発明によれば、紫外線がドレンパンの
上の菌を殺菌して、継続的に抗菌作用を得る。また、紫
外線は、ドレンパンの上に付着した汚れの上の菌をも殺
菌できる。また、リモコンを操作して、ドレンパンを空
気調和装置から取り外さずに、ドレンパンを容易に殺菌
することができる。ランプを必要に応じて点灯できる。
換言すれば、ランプを必要以上に長時間点灯せずに済む
ので、ランプを長期間使用できる。
【0008】請求項2に記載の発明は、空気調和するた
めの熱交換器の下方に、この熱交換器からの水滴を受け
るドレンパンが配置されている空気調和装置において、
上記ドレンパン内に向けて紫外線を含む光を照射するラ
ンプと、このランプを一定時間ごとに点灯させる点灯制
御手段とを備えたことを特徴とする空気調和装置を提供
する。この発明によれば、紫外線がドレンパンの上の菌
を殺菌して、継続的に抗菌作用を得る。また、紫外線
は、ドレンパンの上に付着した汚れの上の菌をも殺菌で
きる。
【0009】また、点灯制御手段がランプを自動的に点
灯することにより、ドレンパンを空気調和装置から取り
外さずに、ドレンパンを容易に殺菌できる。また、ラン
プを一定時間ごとに点灯することにより、定期的に確実
に殺菌できる。また、ランプの点灯間隔を一定時間で確
保できるので、必要以上にランプを点灯することを防止
することができる。請求項3に記載の発明は、空気調和
するための熱交換器の下方に、この熱交換器からの水滴
を受けるドレンパンが配置されている空気調和装置にお
いて、上記ドレンパン内に向けて紫外線を含む光を照射
するランプと、空気調和装置を運転する運転手段と、こ
の運転手段による空気調和装置の起動および停止の少な
くとも一方に応じてランプを所定時間点灯させる点灯制
御手段とを備えたことを特徴とする空気調和装置を提供
する。
【0010】この発明によれば、紫外線がドレンパンの
上の菌を殺菌して、継続的に抗菌作用を得る。また、紫
外線は、ドレンパンの上に付着した汚れの上の菌をも殺
菌できる。また、点灯制御手段がランプを自動的に点灯
することにより、ドレンパンを空気調和装置から取り外
さずに、ドレンパンを容易に殺菌できる。また、運転の
タイミングに合わせてランプを点灯することにより、ド
レンパンを確実に殺菌できる。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
の何れかに記載の空気調和装置において、上記ランプ
は、光触媒を担持する光触媒担持体に光を照射すること
を特徴とする空気調和装置を提供する。この発明によれ
ば、光触媒による浄化作用を得られ、しかも、この浄化
作用は、ランプの消灯時であっても得られ、さらに紫外
線を照射することにより継続的に得られる。また、ラン
プを、ドレンパンの殺菌用と光触媒の励起用とに兼用で
きる。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の空気調和装置において、上記光触媒担持体は、熱交換
器のフィンを含むことを特徴とする空気調和装置を提供
する。この発明によれば、熱交換器が汚れ難いので、ド
レンパンでの菌の繁殖を防止するのに好ましい。請求項
6に記載の発明は、請求項4または5に記載の空気調和
装置において、上記光触媒担持体は、ドレンパンを含む
ことを特徴とする空気調和装置を提供する。
【0013】この発明によれば、ドレンパンを汚れ難く
できるので、ドレンパンでの菌の繁殖が抑制される。請
求項7に記載の発明は、請求項1乃至6の何れかに記載
の空気調和装置において、上記ランプからの光を、ドレ
ンパンおよび熱交換器のフィンの少なくとも一方に向け
て反射する反射部材が設けられていることを特徴とする
空気調和装置を提供する。
【0014】この発明によれば、ランプからの光が、ド
レンパンやフィンに向けて直接照射されない場合であっ
ても、反射部材により反射されることにより、ドレンパ
ンやフィンに照射でき、光を有効利用して殺菌すること
ができる。請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7の
何れかに記載の空気調和装置において、上記ドレンパン
が下部に取り付けられて天井に配置されるケーシングが
設けられていることを特徴とする空気調和装置を提供す
る。
【0015】本発明は、天井配置型の空気調和装置に好
ましい。というのは、このような空気調和装置では、仮
にドレンパンを取り外す場合には、天井付近の高所での
作業が必要となり、面倒だからである。本発明により、
面倒な作業を省略したり、その頻度を格段に少なくする
ことができる。請求項9に記載の発明は、天井に配置さ
れるケーシング内に、空気調和するための熱交換器と、
この熱交換器からの水滴を受けるドレンパンとが配置さ
れる空気調和装置において、上記ドレンパン内に向けて
紫外線を含む光を照射するランプが設けられ、ドレンパ
ンはケーシングの下部に取り付けられ、熱交換器はケー
シングの上面部とドレンパンとの間に介在し、ランプは
熱交換器の上端部の近傍に配置されていることを特徴と
する空気調和装置を提供する。
【0016】この発明によれば、紫外線がドレンパンの
上の菌を殺菌して、継続的に抗菌作用を得る。また、紫
外線は、ドレンパンの上に付着した汚れの上の菌をも殺
菌できる。また、紫外線の照射により、ドレンパンを空
気調和装置から取り外さずに、ドレンパンを容易に殺菌
することができるので、天井配置型の空気調和装置に適
用するのが、好ましい。というのは、天井配置型の空気
調和装置では、仮にドレンパンを取り外す場合には、天
井付近の高所での作業が必要となり、面倒だからであ
る。
【0017】ランプが、熱交換器の上端部の近傍にある
ので、熱交換器を通る空気流を妨げる虞がなく、しか
も、熱交換器からの水滴や汚れによりランプが汚れる虞
もない。請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の
空気調和装置において、上記ランプは、熱交換器を挟ん
だ両側にそれぞれ配置されるランプを含むことを特徴と
する空気調和装置を提供する。
【0018】この発明によれば、熱交換器の下部がドレ
ンパンに沿って配置されてドレンパン内への光を遮るこ
とがあったとしても、ドレンパン内に確実に光を照射し
て、殺菌できる。請求項11に記載の発明は、請求項9
または10に記載の空気調和装置において、上記ランプ
からの光を、ドレンパンおよび熱交換器のフィンの少な
くとも一方に向けて反射する反射部材が設けられている
ことを特徴とする空気調和装置を提供する。
【0019】この発明によれば、ランプからの光が、ド
レンパンやフィンに向けて直接照射されない場合であっ
ても、反射部材により反射されることにより、ドレンパ
ンやフィンに照射でき、光を有効利用して殺菌すること
ができる。請求項12に記載の発明は、請求項11に記
載の空気調和装置において、上記反射部材は、反射光が
通る領域の少なくとも一の境界を、ドレンパン内に納ま
るように規制していることを特徴とする空気調和装置を
提供する。
【0020】この発明によれば、ランプからの光をドレ
ンパン内に効率的に照射できるとともに、不要な方向へ
の光の反射を抑制できて、光の有効利用に好ましい。請
求項13に記載の発明は、請求項11または12に記載
の空気調和装置において、上記熱交換器を通った空気が
吹き出される吹出口が設けられ、反射部材は、反射光が
吹出口に向かうことを規制していることを特徴とする空
気調和装置を提供する。
【0021】この発明によれば、吹出口からの光の漏れ
を抑制することができるので、光の漏れに起因する不具
合を防止することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態の空気調和
装置を添付図面を参照しつつ説明する。図1は、上述の
空気調和装置の概略構成を示す正面図である。空気調和
装置1は、天井配置型の埋め込み型の室内機であり、こ
の室内機と接続されている室外機(図示せず)と協働し
てエアコンディショナを構成している。室内機は、天井
埋設型で天井裏7に配置される空気調和装置本体2(以
下「装置本体2」ともいう。)と、この装置本体2の下
面3に取り付けられる化粧パネル4とを有している。化
粧パネル4は、天井面5に沿って室内6に面して配置さ
れている。
【0023】化粧パネル4は、平面視で略矩形に形成さ
れ、その中央部に略矩形の吸込口10と、この吸込口1
0を取り囲んで、複数例えば、4つが配置された吹出口
11とを有している。各吹出口11には、吹出風を所定
の方向に案内する風向板13が設けられている。また、
吸込口10の上方には、塵埃を除去するフィルタ12が
配置されている。装置本体2は、内部に風路20を区画
しており、この風路20は、吸込口10と各吹出口11
とを連通している。装置本体2は、箱状に形成されたケ
ーシング21と、このケーシング21の中央部に配置さ
れた遠心式の送風機22と、この送風機22の周囲を取
り囲んで環状に配置されたフィンコイル式の熱交換器2
5とを有している。送風機22は、ターボファン23
と、このターボファン23を所定の回転方向に回転駆動
するファンモータ24とで構成され、ターボファン23
は、上下方向に沿って延びる回転中心軸の周りに回転す
る。また、装置本体2には、ケーシング21の内面に沿
って配置されて風路20とケーシング21の外部とを断
熱する断熱材26と、熱交換器25の下方に配置されて
熱交換器25から落下する水滴を受ける環状のドレンパ
ン27と、ドレンパン27の内側に配置されて吸込口1
0からの空気をターボファン23へ導くベルマウス28
と、ベルマウス28の下面に配置されて回路基板等の電
装品を収容する電装品箱29とが設けられている。
【0024】風路20は、ケーシング21中央部にあり
空気が吸込口10から上方に向けてターボファン23に
流れる第1部分と、空気がターボファン23によりその
径方向外側へ向けて略水平に流れて熱交換器25を通る
第2部分と、ケーシング21の側面に沿って下方に向け
て流れて各吹出口11に至る第3部分とを有している。
ファンモータ24が駆動されると、空気は吸込口10か
ら吸い込まれて、風路20の第1部分および第2部分を
通り、熱交換器25で熱交換される。空気は、暖房時に
は温められ、冷房時には冷やされる。そして、空気は、
風路20の第3部分を通り、4つの吹出口11から室内
6に向けて吹き出される。
【0025】本実施形態では、ドレンパン27の内部に
向けて紫外線を含む光を照射するランプ40が設けられ
ている。これにより、紫外線がドレンパン27の上の菌
を殺菌して、継続的に抗菌作用を得ることができる。ま
た、ランプ40からの紫外線は、ドレンパン27の上に
付着した汚れの上の菌をも殺菌できるので、表面にコー
ティング等の抗菌処理を施したドレンパンよりも抗菌作
用を長期間にわたり得ることができる。というのは、上
述の抗菌処理では、ドレンパンに溜まった汚れの上の菌
を殺菌できないことがあり、時間が経つと菌が繁殖する
ことがあるからである。なお、ドレンパン27に抗菌処
理を施してもよく、この場合、より一層強い抗菌作用を
得ることができる。
【0026】また、ランプ40からの紫外線の照射によ
り、ドレンパン27を空気調和装置1から取り外さず
に、ドレンパン27を容易に殺菌することができる。さ
らに、本実施の形態では、空気調和装置1は、光触媒を
担持する光触媒担持体41を有し、ランプ40からの光
を利用して、光触媒による浄化作用をも得ることができ
る。図2は、空気調和装置本体の平面図であり、ドレン
パン27、ランプ40および熱交換器25の配置を示
す。図3は、熱交換器およびランプ40の斜視図であ
る。
【0027】ケーシング21は、図1および図2に示す
ように、箱状に形成され、平面視で略八角形形状の上面
部53と、この上面部53の周縁部から下方に延びて箱
の側部を形成する複数の側面部54とを有している。ケ
ーシング21の内部に、熱交換器25と、ドレンパン2
7と、複数のランプ40とが収容されている。熱交換器
25の上端部57と複数のランプ40とは、ケーシング
21の上面部53の下面に沿って固定されている。
【0028】熱交換器25は、図1および図3に示すよ
うに、内部に冷媒を通す複数の冷媒配管51と、この管
51に設けられて風路20を通る空気と熱交換するため
の多数のフィン52とを有している。複数の冷媒配管5
1の端部は、単一の集合管とされている。冷媒配管51
の両端部に対応する一対の集合管(図3には一方の集合
管のみを図示した。)を介して熱交換器25と室外機の
熱交換器とは互いに接続され、熱交換器同士で冷媒を移
動可能とされている。フィン52は、板状に形成され、
所定間隔を隔てて、管51に沿って並んでいる。これに
より、熱交換器25は、断面略矩形の筒状の外形をなし
ている(図2参照)。この筒は上部および下部で開放さ
れ、その筒内にターボファン23が取り囲まれて配置さ
れ、ターボファン23による空気流が筒の内側から外側
に向けて生成される。フィン52の板面は、空気の流れ
(矢印F参照)に沿うようにほぼ平行にして、且つ上下
方向に平行に配置されている。熱交換器25の下端部5
8は、ドレンパン27の水受け凹部56内にその底部に
沿って配置されている。
【0029】ドレンパン27は、図1および図2に示す
ように、環状部材であり、内側に吸込口10からの空気
が通る風路部分を区画し、上面に水を受けることのでき
る環状の水受け凹部56を形成している。この水受け凹
部56に溜まった水は、ドレンポンプ(図示せず)によ
り機外に汲み出されるようになっている。また、水受け
凹部56の外側に、熱交換器25を通った空気が吹出口
11に至る風路部分が区画されている。ドレンパン27
は、ケーシング21の平面形状とほぼ同じ大きさで、ほ
ぼ同じ形状とされ、ケーシング21の側面部54の下部
に取り付けられている。ドレンパン27の水受け凹部5
6がケーシング21の上面部53の下面と対向してい
る。
【0030】ランプ40は、ドレンパン27の水受け凹
部56の真上に配置されている。これにより、光は、ド
レンパン27の上面の水受け凹部56の内部に照射さ
れ、ここに達し易い。ランプ40は、熱交換器25の筒
の内周および外周に沿うように、熱交換器25の上端部
近傍に配置されている。ランプ40は、線光源となる直
管型のものが、複数、例えば8本が配置されている。各
ランプ40は、フィン52の板面と交差する方向、例え
ば直交する方向に延びている。ランプ40は、熱交換器
25を通る空気の流れの方向に沿って、熱交換器25を
挟んだ両側に、熱交換器25よりも上流側と下流側との
両側に配置されている。ランプ40は熱交換器25の上
端近傍に配置されているので、結露した水滴がランプ4
0にかかることを防止できる。
【0031】また、各ランプ40は、ケーシング21の
上面部53の下面に沿って配置され、ターボファン23
の上端部よりも上方となる風路内に位置している。これ
により、各ランプ40は、送風機22からの空気流が主
に通る領域を避けることができ、その結果、空気流の風
路抵抗の増加を防止できる。また、各ランプ40は、吸
込口10および吹出口11の真上を避けて配置されてい
る。
【0032】ランプ40は、円柱状の直管型の熱陰極管
型蛍光ランプである。冷陰極型蛍光ランプの電極は、従
来の熱陰極型蛍光ランプで用いられたフィラメントと異
なり、板状や円筒状の部材が用いられており、冷陰極型
蛍光ランプは、熱陰極型蛍光ランプに比べて一般に小
型、長寿命である。例えば、冷陰極型蛍光ランプの寿命
は2万時間と長い。ランプ40は、ブラックライトラン
プであり、可視光をほとんど含まないので、可視光を含
む光が機外に漏れることに起因する不具合、例えば夜間
の動作中に空気調和装置1の周囲が明るくなることを防
止することができる。
【0033】ランプ40からの光は、紫外線を含み、こ
の紫外線は、殺菌線を含む。殺菌線を含む紫外線は、殺
菌作用を確実に得るのに好ましい。殺菌線は、殺菌作用
を有する200〜300nmの波長域の紫外線であり、
この中でも、250〜260nmの波長域の紫外線が殺
菌作用が強くて好ましい。また、ランプ40からの光
は、後述するように光触媒を励起させるのに好ましい波
長域の紫外線、すなわち、320〜420nmの波長域
の紫外線を含み、この波長域の紫外線は、TiO2 、Z
nO等の光触媒を活性化させて効率よく汚染物質を浄化
するうえで好ましい。
【0034】ランプ40からの光(図1の破線矢印参
照)は、熱交換器25の両側から、ドレンパン27の水
受け凹部56の対応する領域に、真上から直接に照射さ
れる。また、ランプ40からの光は、熱交換器25の上
流側および下流側の両側から、フィン52の上端から下
端に向かって照射され、フィン52同士の間の隙間を通
して、フィン52の表面の全域に照射される。また、ラ
ンプ40からの光は、フィン52同士の間の隙間を通し
て、ドレンパン27の水受け凹部56の全域に照射され
る。
【0035】このように紫外線を照射することにより、
熱交換器25に、例えばフィン52に付着している水滴
や汚れにいる菌を速やかに殺菌することができ、また、
ドレンパン27の水受け凹部56に落下した菌も速やか
に殺菌することができる。さらに、光触媒による浄化作
用も得られる。光触媒担持体41は、ランプ40からの
光が照射されるように配置されており、例えば熱交換器
25およびドレンパン27を含む。ドレンパン27に
は、少なくともその水受け凹部56の内部およびその周
縁部の表面に、光触媒が担持されている。また、熱交換
器25のフィン52の表面、および冷媒配管51の表面
に、光触媒が担持されている。
【0036】光触媒は、紫外線等の光の照射を受けて臭
い成分等を分解する。光触媒は、紫外線等の光を吸収
し、そのエネルギを反応物質に与えて化学反応を起こさ
せる物質を意味する。この光触媒が有する主な機能とし
ては、臭い成分の除去による脱臭機能や、臭い成分
でない汚染物質を分解する機能や、微生物の殺菌やウ
ィルスの不活化を行なう機能(いわゆる殺菌、抗菌機
能)等も含まれるが、これらの機能は、何れも光触媒の
有する酸化分解機能によって達成されるものである。
【0037】ここで、酸化分解機能を有する光触媒とし
ては、アナタース型の結晶構造を持つ酸化チタン(Ti
2 )を例示することができる。このアナタース型の結
晶構造を持つ酸化チタンであれば、弱い紫外線でも高い
浄化能力を発揮できる点で好ましい。また、酸化亜鉛
(ZnO)および酸化タングステン(WO3 )等を用い
てもよい。また、光触媒は、紫外線の照射を受けて臭い
成分等を分解することができるので、万一、菌が繁殖し
て異臭が発生するような事態になったとしても、異臭を
抑制できる。
【0038】また、空気調和装置1は、図1に示すよう
に、空気調和装置1の各部を制御する制御部32と、空
気調和装置1の運転、すなわち、空気調和装置1を起動
することおよび空気調和装置1を停止させることのため
の指令を制御部32に与えるリモコン33とを有してい
る。リモコン33は、装置本体2から離れて、例えば部
屋の壁面に配置されている。リモコン33には、空気調
和装置1を運転可能にする電源スイッチ34と、空気調
和装置1の空気調和機能を起動させたり停止させたりす
るための運転スイッチ35(運転SW)と、ランプ40
の点灯および消灯のためのランプスイッチ36(ランプ
SW)と、表示素子37とを有する。表示素子37に
は、ランプ40が点灯中か否かの状態等が表示される。
【0039】制御部32は、それ単独で、またはリモコ
ン33と協働して、空気調和装置1の空気調和機能を運
転する運転手段として機能する。例えば、予め設定され
た時間に起動するタイマ運転では、制御部32の単独
で、空気調和装置1を運転する。また、操作者の指令が
リモコン33を介して制御部32に与えられ、その指令
に基づいて制御部32が空気調和装置1を運転する。制
御部32は、マイクロコンピュータ等により構成された
CPU、RAM、ROM、計時するタイマ等を含み、上
述のリモコン33が接続されている。制御部32は、リ
モコン33からの指令、タイマの計時時間、ROM等に
記憶されたプログラムやデータ等に基づいて、空気調和
装置1の各部の制御を行なう。
【0040】例えば、制御部32は、ファンモータ2
4、室外機の圧縮機(図示せず)、ランプ40等の各部
と、駆動回路(図示せず)を介して接続されている。リ
モコン33の運転スイッチ35が操作されると、制御部
32の制御のもと、ファンモータ24および室外機の圧
縮機が起動され、空気調和機能が起動する。そして、運
転スイッチ35が再度操作されると、ファンモータ24
等が停止されて、空気調和機能が停止する。
【0041】また、制御部32は、ランプ40を制御す
る以下の第1〜第3点灯制御処理を行う。これらの各点
灯制御処理は、リモコン33により選択できるようにな
っており、空気調和装置1の設置場所や、利用頻度に応
じて適宜設定される。以下、各点灯制御処理を、図4〜
図6のフローチャートおよび図7のタイミングチャート
を参照しながら説明する。第1点灯制御処理では、図4
および図7(a)に示すように、ランプスイッチ36の
操作によりランプ40を点灯させ、また、ランプ40を
消灯させる。この第1点灯制御処理は、空気調和機能が
動作中であっても停止中であっても、必要に応じて適宜
実施することができる。
【0042】例えば、電源スイッチ34が投入されると
(ステップS1)、空気調和装置1が運転可能となる。
制御部32は、常時、ランプスイッチ36および運転ス
イッチ35の操作をともに監視している。運転スイッチ
35が先に操作される場合には、ランプスイッチ36は
まだ操作されず(ステップS2でNO)、空気調和機能
だけが起動される(ステップS3)。
【0043】空気調和機能の動作中に、ランプスイッチ
36が操作されると(ステップS2でYES)、ランプ
40が点灯し(ステップS4)、空気調和機能が継続さ
れる(ステップS5)。ランプ40の点灯中には、表示
素子37に、ランプ40が点灯中であることが表示され
る。ランプスイッチ36が再度操作されると(ステップ
S6でYES)、ランプ40は消灯する(ステップS
8)。また、ランプ40の点灯開始からの経過時間(点
灯時間)が所定時間T1になると(ステップS7でYE
S)、ランプスイッチ36が操作されなくとも、ランプ
40は自動的に消灯するようにされている(ステップS
8)。
【0044】ここで、所定時間T1は、ランプ40によ
る殺菌作用を確実に得られる時間として設定され、例え
ば1日あたり1時間とするのが、好ましい。紫外線の照
射時間は、長時間ほど殺菌作用を十分に得ることができ
るが、1時間照射すれば、通常、菌をほとんど死滅させ
ることができる。また、ランプスイッチ36の操作を、
運転スイッチ35の操作前にしてもよい。この場合に
は、空気調和機能は停止したまま、ランプ40が点灯さ
れるが、その間に必要に応じて空気調和機能を起動させ
てもよい。
【0045】第2点灯制御処理では、図5および図7
(b)に示すように、運転手段としての運転スイッチ3
5による空気調和装置1の空気調和機能の起動および停
止に応じてランプ40を所定時間(T2、T3)自動的
に点灯させる。上述のステップS1と同様に電源スイッ
チ34が投入され(ステップS10)、運転スイッチ3
5が操作されると(ステップS11でYES)、空気調
和機能が起動される(ステップS12)。これと同時
に、ランプ40が点灯される(ステップS13)。ラン
プ40は、所定時間T2点灯され(ステップS14でY
ES)、その後、ランプ40は自動的に消灯される(ス
テップS15)。その間(ステップS16でNO)、空
気調和機能が継続される。
【0046】そして、運転スイッチ35が再度操作され
ると(ステップS16でYES)、空気調和機能が停止
される(ステップS17)。これと同時に、ステップS
13からステップS15で説明したのと同様に、ランプ
40が点灯され、所定時間T3の経過後、自動的に消灯
される(ステップS18〜ステップS20)。ここで、
所定時間T2,T3は、上述の所定時間T1と同様に設
定されているが、異ならせてもよい。
【0047】なお、ランプ40の点灯中に、再度運転ス
イッチ35が操作されたときには、空気調和機能は即座
に停止される。このとき、ランプ40は、所定時間T2
経過後に、消灯してもよいし、空気調和機能の停止から
所定時間T3経過後に消灯してもよいし、空気調和機能
の停止と同時に消灯してもよい。第3点灯制御処理で
は、図6および図7(c)に示すように、一定時間が経
過するごとに、ランプ40を自動的に点灯させる。本実
施形態では、空気調和機能の動作中となる時間の累計
(累計時間)が、一定時間になるごとに、ランプ40を
点灯させる。なお、空気調和機能の動作中か停止中かに
かかわらず、電源スイッチ34の投入後、一定時間が経
過するごとに、ランプ40を点灯させるようにしてもよ
い。
【0048】制御部32のタイマは、所定の計時開始タ
イミングからの、空気調和機能の動作中となる時間を計
時し、これにより累計時間を得る。所定の計時開始タイ
ミングが、直前の運転スイッチ35による起動操作の前
である場合には、累計時間は、所定の計時開始タイミン
グから後の複数の動作に対応する上述の動作中となる時
間を積算したものとなる。所定の計時開始タイミング
は、所定のタイマ起動操作が行われるとき、または、上
述の累計時間が一定時間に達したときである。所定の計
時開始タイミングになると、タイマはリセットされ、計
時を初期状態であるゼロから始める。
【0049】上述のステップS1と同様に電源スイッチ
34が投入され(ステップS30)、運転スイッチ35
が操作されると(ステップS31でYES)、空気調和
機能が起動される(ステップS32)。これと同時に、
タイマの計時が開始され、現在の累計時間が得られる
(ステップS33)。タイマの計時は、通常上述のよう
に、前回の動作からの時間を積算して継続して行われ、
時間経過とともに、現在の累計時間は増す。現在の累計
時間が、一定時間Aを超えるまでは(ステップS34で
NO)、空気調和機能だけが動作している。そして、現
在の累計時間が、一定時間Aを超えると(ステップS3
4でYES)、ステップS13からステップS15で説
明したのと同様に、ランプ40が点灯され、所定時間T
4の経過後、自動的に消灯される(ステップS36)。
そして、タイマがリセットされる(ステップS37)。
以後、タイマの計時が初期状態から再開され(ステップ
S33)、空気調和機能だけが動作する。
【0050】そして、運転スイッチ35が再度操作され
ると(ステップS35でYES)、空気調和機能が停止
される(ステップS38)。これと同時に、タイマの計
時も一時停止される。ここで、所定時間T4は、上述の
所定時間T1と同様に設定されているが、異ならせても
よい。なお、上述の各点灯制御処理の少なくとも一つを
実施できるようにしてもよいし、上述の各点灯制御処理
を互いに連係させてもよい。例えば、第2点灯制御処理
が設定されているときに、運転頻度が少ない場合には、
十分な殺菌作用を得難いことが想定される。このような
場合、必要に応じて第1点灯制御処理によりランプ40
を点灯できるようにする。また、第2点灯制御処理に設
定されているときに、長期間動作中とされる場合には、
その間、ランプ40が点灯されず、殺菌作用を十分に得
難いことが想定される。動作中の状態が所定期間継続さ
れる場合には、第3点灯制御処理に自動的に切り替わる
ようにしてもよい。
【0051】本発明の第2実施形態を説明する。第2実
施形態は、第1実施形態と以下の点で異なり、それ以外
の点については、同様に構成されているものであり、同
じ符号を付して説明を省略する。なお、以下で説明する
他の実施形態についても、同様とする。図8は、ランプ
40の周辺部分となる空気調和装置1の要部を拡大した
断面正面図である。
【0052】第2実施形態の空気調和装置1は、ランプ
40からの光を、ドレンパン27および熱交換器25の
フィン52に向けて反射する複数の反射部材42,43
が設けられている。すなわち、熱交換器25よりも気流
の流れ方向の下流側に配置された第1反射部材42と、
熱交換器25よりも気流の流れ方向の上流側に配置され
た第2反射部材43とが設けられている。第1反射部材
42および第2反射部材43は、熱交換器25との間に
ランプ40を挟むようにそれぞれ配置されている。各反
射部材42,43は、ケーシング21の上面部53の下
面からドレンパン27の水受け凹部56に向かって下方
に延びており、反射光をドレンパン27の水受け凹部5
6およびフィン52に向けるように配置されている。
【0053】また、第1反射部材42からの反射光の照
射方向は、吹出口11に向かう方向を回避されている。
第2反射部材43からの反射光の照射方向は、吸込口1
0に向かう方向を回避されている。各反射部材42,4
3は、風路20の空気の流れを妨げないように、ケーシ
ング21の上面部53の近傍となる風路内に配置され、
各反射部材42,43の下端部は、ターボファン23の
上端部近傍に位置するようにされている。これにより、
各反射部材42,43は、送風機22からの空気流が主
に通る領域を避けることができ、その結果、空気流の風
路抵抗の増加を防止できる。
【0054】反射部材42の反射面は、吹出口11と反
対側となる面に設けられている。また、反射部材43の
反射面は、吸込口10と反対側となる面に設けられてい
る。これにより、各反射部材42,43は、ランプ40
からの光が、吹出口11や吸込口10から漏れないよう
にする遮光部材としてもそれぞれ機能する。ランプ40
の一部、すなわち、熱交換器25の外側に配置されてい
るものは、ケーシング21の上面部53および側面部5
4がなす内側の隅部に配置されている。このような隅部
は、送風機22からの空気流が主に通る領域でないの
で、空気流の風路抵抗のランプ40に起因した増加を防
止できる。また、第1反射部材41も同様にケーシング
21の隅部に配置されているので、風路抵抗の増大を抑
制できる。
【0055】また、上述のランプ40の一部は、吹出口
11の真上に配置されているが、ランプ40と吹出口1
1との間に第1反射部材42およびドレンパン27が配
置されている。第1反射部材42の下部は、ランプ40
と吹出口11との間に配置されることにより、ランプ4
0からの光を遮るので、吹出口11からの光の漏れを抑
制できる結果、漏れた光で周囲が明るくなることに伴う
不具合の発生を防止できる。同様に、ドレンパン27
は、第1反射部材42と協働して、ランプ40からの光
が吹出口11から漏れることを防止している。
【0056】ランプ40の一部は、熱交換器25と所定
距離を隔てて配置され、ランプ40からの光が十分に拡
散してフィン52およびドレンパン27の全面に照射さ
れるように配置されている。ランプ40からの光は、直
接に、または各反射部材42,43に反射されて、熱交
換器25およびドレンパン27に照射される。また、ラ
ンプ40および両反射部材42,43は、空気流を避け
て配置されているので、汚れが付着し難く、その結果、
高い殺菌および浄化作用を長期間にわたり維持できる。
【0057】このように本発明の各実施形態によれば、
第1点灯制御処理では、リモコン33のランプスイッチ
36を操作して、ドレンパン27を空気調和装置1から
取り外さずに、ドレンパン27を容易に殺菌することが
できる。また、ランプスイッチ36を操作することによ
り、ランプ40を必要に応じて点灯できる。換言すれ
ば、ランプ40を必要以上に長時間の点灯をせずに済む
ので、ランプ40を常時点灯し続ける場合に比べて、ラ
ンプ40を長期間使用できる。また、第2および第3点
灯制御処理でも、同様の作用効果を得ることができる。
【0058】第3点灯制御処理では、ランプ40を一定
時間ごとに自動的に点灯することとした。これにより、
ドレンパン27を空気調和装置1から取り外さずに、ド
レンパン27を容易に殺菌できる。また、ランプ40を
一定時間ごとに点灯することにより、定期的に確実に殺
菌できる。また、ランプ40の点灯間隔を一定時間で確
保できるので、必要以上にランプ40を点灯することを
防止することができる。
【0059】第2点灯制御処理では、空気調和装置1の
起動および停止に応じてランプ40を所定時間自動的に
点灯するようにしている。これにより、ドレンパン27
を空気調和装置1から取り外さずに、ドレンパン27を
容易に殺菌できる。また、運転のタイミングに合わせて
ランプ40を点灯することにより、ドレンパン27を確
実に殺菌できる。ここで、第2点灯制御処理での上述の
作用効果を得るには、空気調和装置1の起動および停止
の少なくとも一方に応じてランプ40を点灯させればよ
い。
【0060】また、停止時に合わせてランプ40を点灯
させることにより、熱交換器25を通る空気に伴って、
菌が付着したとしても、この菌が繁殖する前に、この菌
を速やかに殺菌できる。また、起動時に合わせてランプ
40を点灯させることにより、空気調和前に殺菌できる
ので、快適な空気調和を実現するのに好ましい。また、
ランプ40は、光触媒を担持する光触媒担持体41に光
を照射するようにされている。これにより、光触媒によ
る浄化作用をも得られ、しかも、この浄化作用は、ラン
プ40の消灯時であっても得られ、さらに紫外線を照射
することにより継続的に得られる。また、ランプ40
を、ドレンパン27の殺菌用と光触媒の励起用とに兼用
でき、空気調和装置1の構造を簡素化できる。
【0061】ここで、熱交換器25のフィン52を光触
媒担持体41としている。これにより、熱交換器25が
汚れ難いので、ドレンパン27での菌の繁殖を防止する
のに好ましい。というのは、空気がフィン52間を通る
際に、フィン52に汚れが付着し易い傾向にある。この
汚れが落下してドレンパン27に溜まると、菌が繁殖し
易くなるが、これに対して、上述の光触媒によりフィン
52が汚れ難く、その結果、ドレンパン27での菌の繁
殖が抑制される。
【0062】また、ドレンパン27を光触媒担持体41
とした。これにより、ドレンパン27を汚れ難くできる
ので、ドレンパン27での菌の繁殖が抑制される。第2
実施形態では、反射部材42,43を設けた。これによ
り、ランプ40からの光が、ドレンパン27やフィン5
2に向けて直接照射されない光を含む場合であっても、
その直接照射されない光が反射部材42,43により反
射されることにより、ドレンパン27やフィン52に照
射でき、光を有効利用して効果的に殺菌することができ
る。ここで、反射部材42,43は、ドレンパン27お
よび熱交換器25のフィン52の少なくとも一方に向け
て反射するものであればよい。さらに、反射部材42,
43の光は光触媒担持体41にも照射されることとなる
ので、光触媒による浄化作用をも効果的に得られる。
【0063】各反射部材42,43は、反射光が通る領
域の少なくとも一の境界を、ドレンパン27内に納まる
ように規制している。例えば第1反射部材42は、上述
の領域の吹出口11寄りとなる境界を規制し、第2反射
部材43は、領域の吸込口10寄りとなる境界を規制し
ている。これにより、反射光をドレンパン27内に効率
的に照射できるとともに、不要な方向への光の反射を抑
制できて、光の有効利用に好ましい。
【0064】第1反射部材42は、反射光が吹出口11
へ向かうことを規制しているので、吹出口11からの光
の漏れを抑制できる結果、漏れた光で周囲が明るくなる
ことに伴う不具合の発生を防止できる。また、この発明
は、天井配置型の空気調和装置1に好ましい。というの
は、このような空気調和装置では、仮にドレンパンを取
り外す場合には、天井付近の高所での作業が必要とな
り、面倒だからである。本発明により、面倒な作業を省
略したり、その頻度を格段に少なくすることができる。
ここで、天井配置型の空気調和装置1としては、ドレン
パン27が下部に取り付けられて、天井面5、天井裏7
等の天井に配置されるケーシング21を有するものであ
ればよい。
【0065】また、ランプ40が、熱交換器25の上端
部57の近傍にあるので、熱交換器25を通る空気流を
妨げる虞がなく、しかも、熱交換器25に付着した水滴
や汚れにより、ランプ40が汚れる虞もない。特に、ラ
ンプ40を、熱交換器25を挟んだ両側に配置するのが
好ましい。すなわち、熱交換器25の下部58がドレン
パン27に沿って配置されてドレンパン27内への光を
遮ることがあったとしても、ドレンパン27内、すなわ
ち、熱交換器25の下端部58の両側に形成される水溜
め凹部56内の一対の領域に確実に光を照射して、殺菌
できる。
【0066】また、ランプ40は、ケーシング21の上
面部53に沿っているので、吸込口10および吹出口1
1から離れて配置でき、その結果、ランプ40からの光
が外部に漏れることを抑制できる。なお、上述の実施形
態では、光触媒が熱交換器25のフィン52およびドレ
ンパン27に担持されていたが、室内が清浄な場合に
は、光触媒を担持させることを省略することも考えられ
る。
【0067】また、ランプ40は直管型のものの他、例
えば、図9に示すように、湾曲部を有した有端の略環状
のものを利用してもよい。この場合には、熱交換器25
のコーナ部にも確実に光を照射することができる。ま
た、上述の第2点灯制御処理および第3点灯制御処理
は、運転スイッチ35の操作とともに、空気調和装置1
の空気調和機能が起動する場合に行われていたが、この
他、制御部32の制御のもとで、空気調和機能がタイマ
により自動的に起動する場合に行われてもよい。
【0068】その他、本発明の要旨を変更しない範囲で
種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の空気調和装置の概略構
成の正面断面図である。
【図2】図1に示す空気調和装置の平面図であり、熱交
換器、ランプ、ドレンパン等の配置を示す。
【図3】図1に示す空気調和装置の熱交換器およびラン
プの斜視図である。
【図4】制御部の第1点灯制御処理の制御内容のフロー
チャートである。
【図5】制御部の第2点灯制御処理の制御内容のフロー
チャートである。
【図6】制御部の第3点灯制御処理の制御内容のフロー
チャートである。
【図7】図4〜図6に示す各点灯制御処理のタイミング
チャートである。
【図8】本発明の第2実施形態の空気調和装置の要部の
正面断面図である。
【図9】本発明の他の実施形態の空気調和装置の平面図
であり、熱交換器、ランプ、ドレンパン等の配置を示
す。
【符号の説明】
1 空気調和装置 7 天井裏(天井) 11 吹出口 21 ケーシング 25 熱交換器 27 ドレンパン 32 制御部(点灯制御手段、運転手段) 33 リモコン 35 運転スイッチ(運転手段) 36 ランプスイッチ 40 ランプ 41 光触媒担持体 42 第1反射部材 43 第2反射部材 52 フィン 53 ケーシングの上面部 57 熱交換器の上端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L050 BA05 BA10 BE00 3L051 BF10 BJ10 3L060 AA02 DD01 EE01 EE45

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気調和するための熱交換器(25)の下方
    に、この熱交換器(25)からの水滴を受けるドレンパン(2
    7)が配置されている空気調和装置(1) において、 上記ドレンパン(27)内に向けて紫外線を含む光を照射す
    るランプ(40)と、 このランプ(40)の点灯を操作するためにリモコン(33)に
    設けられたスイッチ(36)とを備えたことを特徴とする空
    気調和装置。
  2. 【請求項2】空気調和するための熱交換器(25)の下方
    に、この熱交換器(25)からの水滴を受けるドレンパン(2
    7)が配置されている空気調和装置(1) において、 上記ドレンパン(27)内に向けて紫外線を含む光を照射す
    るランプ(40)と、 このランプ(40)を一定時間(A) ごとに点灯させる点灯制
    御手段(32)とを備えたことを特徴とする空気調和装置。
  3. 【請求項3】空気調和するための熱交換器(25)の下方
    に、この熱交換器(25)からの水滴を受けるドレンパン(2
    7)が配置されている空気調和装置(1) において、 上記ドレンパン(27)内に向けて紫外線を含む光を照射す
    るランプ(40)と、 空気調和装置(1) を運転する運転手段(32,33) と、 この運転手段(32,33) による空気調和装置(1) の起動お
    よび停止の少なくとも一方に応じてランプ(40)を所定時
    間(T2,T3) 点灯させる点灯制御手段(32)とを備えたこと
    を特徴とする空気調和装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3の何れかに記載の空気調和
    装置(1) において、 上記ランプ(40)は、光触媒を担持する光触媒担持体(41)
    に光を照射することを特徴とする空気調和装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の空気調和装置(1) におい
    て、 上記光触媒担持体(41)は、熱交換器(25)のフィン(52)を
    含むことを特徴とする空気調和装置。
  6. 【請求項6】請求項4または5に記載の空気調和装置
    (1) において、 上記光触媒担持体(41)は、ドレンパン(27)を含むことを
    特徴とする空気調和装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6の何れかに記載の空気調和
    装置(1) において、 上記ランプ(40)からの光を、ドレンパン(27)および熱交
    換器(25)のフィン(52)の少なくとも一方に向けて反射す
    る反射部材(42,43) が設けられていることを特徴とする
    空気調和装置。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7の何れかに記載の空気調和
    装置(1) において、 上記ドレンパン(27)が下部に取り付けられて天井(5,7)
    に配置されるケーシング(21)が設けられていることを特
    徴とする空気調和装置。
  9. 【請求項9】天井(5,7) に配置されるケーシング(21)内
    に、空気調和するための熱交換器(25)と、この熱交換器
    (25)からの水滴を受けるドレンパン(27)とが配置される
    空気調和装置(1) において、 上記ドレンパン(27)内に向けて紫外線を含む光を照射す
    るランプ(40)が設けられ、 ドレンパン(27)は、ケーシング(21)の下部に取り付けら
    れ、 熱交換器(25)は、ケーシング(21)の上面部(53)と、ドレ
    ンパン(27)との間に介在し、 ランプ(40)は、熱交換器(25)の上端部(57)の近傍に配置
    されていることを特徴とする空気調和装置。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の空気調和装置(1) にお
    いて、 上記ランプ(40)は、熱交換器(25)を挟んだ両側にそれぞ
    れ配置されるランプ(40)を含むことを特徴とする空気調
    和装置。
  11. 【請求項11】請求項9または10に記載の空気調和装
    置(1) において、 上記ランプ(40)からの光を、ドレンパン(27)および熱交
    換器(25)のフィン(52)の少なくとも一方に向けて反射す
    る反射部材(42,43) が設けられていることを特徴とする
    空気調和装置。
  12. 【請求項12】請求項11に記載の空気調和装置(1) に
    おいて、 上記反射部材(42,43) は、反射光が通る領域の少なくと
    も一の境界を、ドレンパン(27)内に納まるように規制し
    ていることを特徴とする空気調和装置。
  13. 【請求項13】請求項11または12に記載の空気調和
    装置(1) において、 上記熱交換器(25)を通った空気が吹き出される吹出口(1
    1)が設けられ、 反射部材(42)は、反射光が吹出口(11)に向かうことを規
    制していることを特徴とする空気調和装置。
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