JP2007224627A - 熨斗風瓦及び該熨斗風瓦を使用した棟部における熨斗積み構造及び壁際の水切り構造 - Google Patents

熨斗風瓦及び該熨斗風瓦を使用した棟部における熨斗積み構造及び壁際の水切り構造 Download PDF

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Abstract

【課題】熨斗瓦による熨斗積みでは、段数分の枚数の熨斗瓦を積み重ねる必要があるため、熨斗積み作業が面倒になる。
【解決手段】内側部位に釘穴6、6a…を設けた板状部2の外側部より下方に垂れ3を連続形成した瓦本体4と、該瓦本体4の尻側に一体形成したアンダーラップ部5とで構成し、上記垂れ3の外側面7を階段形状とした熨斗風瓦1、1a…を使用することによって、1枚の熨斗風瓦1、1a…を葺設することで複数枚分の熨斗瓦を葺設したのと同等の外観を呈させることが可能になる。
【選択図】図10

Description

本発明は、大棟部、隅棟部及び降棟部の熨斗積み作業や、瓦屋根における壁際の水切り構造における熨斗積み作業を簡略化する様にした熨斗風瓦及び該熨斗風瓦を使用した棟部における熨斗積み構造及び壁際の水切り構造に関する。
従来、熨斗積み構造として一般的なものは、下方より順に台熨斗瓦、肌熨斗瓦、糸熨斗瓦、割り熨斗瓦、天熨斗瓦などの熨斗瓦と、伏間瓦、冠瓦などの棟瓦を積み上げた台熨斗積み構造や、糸熨斗瓦、割り熨斗瓦、天熨斗瓦などの熨斗瓦と、伏間瓦、冠瓦などの棟瓦を積み上げた割り熨斗構造が一般的であり、而も下方の台熨斗瓦、肌熨斗瓦、割り熨斗瓦、天熨斗瓦の外側端面と、上方の肌熨斗瓦、割り熨斗瓦、天熨斗瓦及び棟瓦の外側端面間に所謂「チリ(散)」を設けて、棟部の両側部を階段形状にする様にしている。
そこで、熨斗積み作業を簡略化すると共に、耐震性の向上を図る熨斗瓦として、
瓦本体の内端部に設けられた立ち上がり部位に前方から後方へ水平方向に釘又はビス留めできる熨斗瓦であり、棟の中心に棟高にあった木材を強化棟金具であらかじめ設置しておき、かかる木材に熨斗瓦を釘又はビス留めすることで、熨斗積み作業の容易化を図ると共に、葺設した熨斗瓦のズレを確実に防止可能にしたものが見受けられる(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−321903号公報
しかし、上記熨斗瓦にあっては、熨斗積みの段数分の枚数の熨斗瓦を積み重ねる必要があるため、熨斗積み作業が面倒になるなど、解決せねばならない課題があった。
本発明は、上記従来技術に基づく、熨斗積みが面倒な課題に鑑み、内側部位に釘穴を設けた板状部の外側部より下方に垂れを連続形成した瓦本体と、該瓦本体の尻側に一体形成したアンダーラップ部とで構成し、上記垂れの外側面を階段形状とした熨斗風瓦を使用することによって、1枚の葺設で複数枚分を葺設したのと同等の外観を呈させる様にして、上記課題を解決する。
要するに本発明は、内側部位に釘穴を設けた板状部の外側部より下方に垂れを連続形成した瓦本体と、該瓦本体の尻側に一体形成したアンダーラップ部とで構成したので、上記従来技術と同様に熨斗積み作業の容易化を図ると共に、葺設した熨斗瓦のズレを確実に防止可能にすることか出来る他、かかる熨斗風瓦を棟部又は壁際部の形成方向に葺設する際に、葺設された熨斗風瓦における尻側のアンダーラップ部上に、葺設する熨斗風瓦の頭側を被せることから、隣接する同段の熨斗風瓦間の隙間から雨水が浸入しても、アンダーラップ部により外部排出されるため、構築された熨斗積み部位の防水性の向上を図ることが出来る。
又、上記垂れの外側面を階段形状としたので、葺設状態における熨斗風瓦は階段形状の垂れが外部露出して、恰も熨斗瓦が数枚分積まれた外観になるため、1枚の葺設で複数枚分を葺設したことになり、よって葺設作業の簡略化を図ることが出来る。
而も、板状部の幅を広くすると共に、垂れの外側面を階段形状を1段とすれば、従来の台熨斗瓦及び肌熨斗瓦に、板状部の幅を狭くすれば、垂れの外側面における階段形状の段数に応じて、複数枚の割り熨斗瓦を葺設したのと同等の外観を呈させることが出来るため、両者の熨斗風瓦を必要に応じて選択することで、台熨斗積み構造と割り熨斗積み構造を構築することが出来るため、あらゆる形態及び段数の熨斗積みにも対応させることか出来る。
瓦屋根における棟部の形成箇所に、該棟部の形成方向に長い下地構造体を設置し、該下地構造体の両側方に請求項2記載の熨斗風瓦及び少なくとも1個の請求項3記載の熨斗風瓦を、或いは複数個の請求項3記載の熨斗風瓦を下方より積み重ねると共に、かかる熨斗風瓦の内端側を下地構造体の両側部に設けた載置部上に載置して釘着し、最上部の左右熨斗風瓦上を跨ぐ様に棟瓦を設置し、下地構造体の端部外側に鬼瓦を設置したので、従来技術と同様に、熨斗積み作業の容易化及び熨斗風瓦のズレを確実に防止できる他、棟部を構成する瓦材の枚数を削減することが出来るため、棟部の熨斗積み構造を更に簡単に構築することが出来る。
棟部を大棟部又は隅棟部とし、棟木の両側上方の瓦上に盛り付けた下地材上に下地構造体を設置固定し、鬼瓦を下地構造体の両端外側したり、或いは棟部を降棟部とし、瓦屋根における所定位置の縦瓦列上に、該縦瓦列の配列方向に長い下地構造体を設置し、鬼瓦を下地構造体の下端外側に設置し、下地構造体の縦瓦列への固定手段を、瓦上への固定台と、該固定台の上面より上方へ突出させて下地構造体を貫通させたボルト杆と、該ボルト杆の突端部に螺嵌したナットとしたので、下地材を使用するために完全な乾式工法ではないが、熨斗積み作業自体は完全な乾式工法で行うことが出来るため、大棟部、隅棟部、降棟部の熨斗積み構造を簡単に構築することが出来る。
而も、固定台を、基板と、該基板の両側部より下方へ連続形成した側板とにより構成し、差込み側部位側の側板の下端部を外方へ折り返して、桁行方向に隣接する瓦との間への差込み部を形成したので、かかる固定台を設置する瓦側に細工せずに設置することが出来、且つ設置作業は設置する瓦上に、差込み部を隣接する瓦との間へ差し込んで載置するだけで簡略化することが出来る。
更に、上記固定台を設置する瓦の頭側に、固定台の先端側が当接する位置規制手段を設けたので、固定台の瓦からの滑落を防止することが出来るため、固定台設置後の下地構造体及び熨斗風瓦の設置作業時及び完成後の安全性を確実に確保することが出来る。
下地構造体を、底板と、該底板の中央よりに設けた一対の側板と該側板上に設けた天板とにより構成し、最下部の熨斗風瓦の載置部を、底板における側板からの突出部位とし、中間部の熨斗風瓦の載置部を、側板の外側面に設けた、底板に対し平行な掛け桟木とし、最上部の熨斗風瓦の載置部を、天板の両側部位としたり、或いは下地構造体を、複数枚の板材と、隣接する板材間に設けた間隔保持材とで構成し、板材の幅を上方側へ順次狭くすると共に、各板材の両端部位を熨斗風瓦の載置部としたので、単純な構成で下地構造体を形成することが出来、特に前者の下地構造体の両端部及び底板を通気可能にし、鬼瓦を中空状にして、背部及び下部に穴を形成したので、屋根下地側からの空気を下地構造体及び鬼瓦を介して外部排出することが出来るため、棟部における換気を可能にすることが出来る。
下地構造体を、複数枚の板材と、隣接する板材間に設けた間隔保持材とで構成し、板材の幅を上方側へ順次狭くすると共に、各板材の両端部位を熨斗風瓦の載置部としたので、単純な構成で下地構造体を形成することが出来る。
瓦屋根における壁際部位の瓦上に盛り付けた下地材上に載置板を載置し壁下地側に固定すると共に、壁下地における載置板の上方部位に掛け桟木を固設し、載置板上に載置し釘着した請求項2記載の熨斗風瓦又は請求項3記載の熨斗風瓦の上方に、請求項3記載の熨斗風瓦の積み重ねると共に、該熨斗風瓦の内端側を、上記掛け桟木上に載置して釘着し、最上部の熨斗風瓦上に、水切り板を配置すると共に、該水切り板の上部を壁下地側に固設したので、水切り構造を構成する瓦材の枚数を削減することが出来るため、水切り構造における熨斗積み構造を更に簡単に構築することが出来る等その実用的効果甚だ大である。
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1、4、7は、本考案の熨斗風瓦における3種類の熨斗風瓦の頭側斜視図であり、図2、5、8は、左右台熨斗風瓦を一体化した両付熨斗風瓦の尻側斜視図であり、図3、6、9は、図2、5、8のX−X、Y−Y、Z−Z断面図である。
本発明に係る熨斗風瓦1、1a…にあっては、図10、13に示す様に、下方の熨斗風瓦1、1a…の上方に、上方の熨斗風瓦1a、1b…を積み重ねて葺設する様にしており、基本的には、内側端が高い傾斜状の板状部2の外側端に垂れ3を一体形成した瓦本体4と、該瓦本体4の尻側(一端側)に一体形成したアンダーラップ部5とにより構成し、瓦本体4の内端側部位に釘穴6、6a…を形成すると共に、垂れ3の外側面7を階段形状としている。
板状部2の内側端上部に、該板状部2の長さ方向全体にわたる突出部位8を形成すると共に、内側端下部に、上記突出部位8に対応する凹溝部位9を形成し、上記釘穴6、6a…を突出部位8の上面より凹溝部位9に貫通する様に形成されている。
上記アンダーラップ部5を瓦本体4の下方に遊嵌状態となるアンダーラップ本体5aと、該アンダーラップ本体5aの先端上部に形成した鍔部5bとで構成し、該鍔部5bの上面形状を、瓦本体4の内面形状に合致させる様に形成している。
上記熨斗風瓦1、1a…にあっては、図1に示す様な台熨斗風瓦11と、図4、7に示す様な2種類の割り熨斗風瓦12、13があり、台熨斗風瓦11は、台熨斗瓦及び該台熨斗瓦の上方に葺設する肌熨斗瓦の2枚分に相当するものとし、図4に示す割り熨斗風瓦12は熨斗瓦の3枚分に、図7に示す割り熨斗風瓦13は割り熨斗瓦の2枚分に相当するものとしている。
台熨斗風瓦11にあっては、図1に示す様に、板状部2の幅を広くし、垂れ3の外側面7の階段形状を1段として、下段部を台熨斗瓦の外側面に、上段部を肌熨斗瓦の外側面に夫々対応させる様に形成されている。又、アンダーラップ部5の下面における上方部位を平坦面14としている。
割り熨斗風瓦12、13にあっては、図4、7に示す様に、板状部2の幅を左台熨斗風瓦11より狭くし、垂れ3の外側面7の階段形状を割り熨斗風瓦12は2段、左割り熨斗風瓦13と1段としている。又、アンダーラップ部5の下面における上方部位の内端側に突出部位15、16を形成している。
尚、上記台熨斗風瓦11及び割り熨斗風瓦12、13は、棟部における一側方(図面上、左側)に葺設されるもの、即ち左台熨斗風瓦11及び左割り熨斗風瓦12、13であるが、棟部における他側方(図面上、右側)に葺設される右台熨斗風瓦11a 及び右割り熨斗風瓦12a 、13a にあっては、上記左台熨斗風瓦11及び左割り熨斗風瓦12、13と左右対称であるだけで同構成であるため、それら単独の図面は省略する。
又、左右台熨斗風瓦11、11a 及び左右割り熨斗風瓦12、12a 、13、13a にあっては、図2、3、5、6、8、9に示す様に、左右一体化された両付熨斗風瓦17、18、19として製造され、使用時に左台熨斗風瓦11と右台熨斗風瓦11a に、左割り熨斗風瓦12、13と右割り熨斗風瓦12a 、13a に分割して使用する様にしている。
次に、上記熨斗風瓦1、1a…を使用する棟部の熨斗積み構造及び工法にあっては、瓦屋根における大棟、隅棟又は降棟などの棟部の形成箇所に、該棟部の形成方向に長く、外側面に熨斗風瓦1、1a…の載置部21、21a …が形成された下地構造体20を設置し、該下地構造体20の両側方に各段の熨斗風瓦1、1a…を、同段の隣接する一方の尻側のアンダーラップ部5上に他方の頭側を被せて葺設すると共に、内端側を載置部21、21a …上に載置して釘着する下段より上方へ順次行い、熨斗風瓦1、1a…における最上部のものの上を跨ぐ様に棟瓦25を設置し、下地構造体20の端部外側に鬼瓦27を設置している。
又、下方の熨斗風瓦1、1a…に対し上方の熨斗風瓦1a、1b…を載置する際に、該上方の熨斗風瓦1a、1b…の外側面7の下部が、下方の熨斗風瓦1、1a…の外側面7の上部より内側になる様に積み重ねられている。
以下、具体的に形成する。
先ず、図10に示す大棟部の熨斗積み構造及び工法について説明する。
棟木Aの上方にして該棟木Aの両側上方の最上段の瓦B、Ba…の上方に、棟木Aの長手方向に長い下地構造体20を設置し、該下地構造体20の両側方に熨斗風瓦1、1a…、即ち左右台熨斗風瓦11、11a 及び左右割り熨斗風瓦12、12a 、13、13a を下方より順次積み重ねると共に、該左右台熨斗風瓦11、11a 及び左右割り熨斗風瓦12、12a 、13、13a の内端側を、下地構造体20の両側部に設けた載置部21、21a 、21b 上に載置して、左右台熨斗風瓦11、11a 及び左右割り熨斗風瓦12、12a 、13、13a の夫々の釘穴6、6a…を挿通させた釘、ネジなどの固定具24を載置部21、21a 、22、22a 、23、23a に打ち込んで下地構造体20に対し左右台熨斗風瓦11、11a 及び左右割り熨斗風瓦12、12a 、13、13a を釘着し、最上部の左右熨斗風瓦13、13a 上を跨ぐ様に棟瓦25を設置すると共に、該棟瓦25を貫通させた釘、ネジなどの固定具26を下地構造体20の上部に打ち込んで下地構造体20に対し棟瓦25を固定している。そして、下地構造体20の両端外側の夫々に鬼瓦27を載置固定すると共に、該鬼瓦27と棟瓦25及び左右台熨斗風瓦11、11a 及び左右割り熨斗風瓦12、12a 、13、13a 間の隙間をコーキングなどにより塞いで防水処理されている。
又、下地構造体20にあっては、最上段の瓦B、Ba…の尻側部位上に盛り付けたモルタル、漆喰などの下地材D(図面上、クロスハッチングされた部分)の上に、棟木Aの少なくとも両端側の2箇所に打ち込まれたボルト杆28、28a を貫通させる様にして載置すると共に、その突端部にナット29、29a を螺嵌することで、屋根下地R側に固定され、下地材Dにより面戸は塞がれ、必要に応じて面戸瓦(図示せず)を設置する様にしてている。
尚、図示しないが、隅棟部の熨斗積み構造にあっては、上記の大棟部の熨斗積み構造と略同構成であるが、傾斜状態の棟木の上方にして該棟木の両側上方の瓦上に盛り付けたモルタル、漆喰などの下地材の上に下地構造体を載置すると共に、該下地構造体の下端外側に鬼瓦を載置固定する様にしている。
次に、上記熨斗風瓦を使用する降棟の熨斗積み構造及び工法にあっては、図13、14に示す様に、瓦屋根における所定位置の縦瓦列C上に、該縦瓦列Cの配列方向に長い下地構造体20を設置し、該下地構造体20の両側方に熨斗風瓦、即ち左右割り熨斗風瓦12、12a 、13、13a を下方より順次積み重ねると共に、該左右割り熨斗風瓦12、12a 、13、13a の内端側を、下地構造体20の両側部に設けた載置部22、22a 、23、23a 上に載置して、左右割り熨斗風瓦12、12a 、13、13a の夫々の釘穴6、6a…を挿通させた釘、ネジなどの固定具24を載置部22、22a 、23、23a に打ち込んで下地構造体20に対し左右割り熨斗風瓦12、12a 、13、13a を釘着し、最上部の左右熨斗風瓦13、13a 上を跨ぐ様に棟瓦25を設置すると共に、該棟瓦25を貫通させた釘、ネジなどの固定具26を下地構造体20の上部に打ち込んで下地構造体20に対し棟瓦25を固定している。そして、図示しないが、下地構造体20の下端外側に鬼瓦を載置固定すると共に、該鬼瓦と棟瓦25及び左右割り熨斗風瓦12、12a 、13、13a 間の隙間をコーキングなどにより塞いで防水処理している。
尚、下地構造体20にあっては、縦瓦列Cを構成する瓦B、Ba…上に載置固定された固定台30、30a …上に載置、固定されており、各固定台30、30a …は、基板31の両側部より下方へ、瓦B、Ba…の上面における桟側部位及び差込み側部位に接地する側板32、32a を連続形成し、差込み側部位側の側板32a の下端部を外方へ折り返して、桁行方向に隣接する瓦B、Ba…との間への差込み部33を形成し、基板31の略中央にボルト杆34を立設している。
そして、固定台30、30a …上に下地構造体20を載置する際に、各固定台30、30a …のボルト杆34を下地構造体20を貫通させると共に、その突端部にナット35を螺嵌することで、下地構造体20を固定している。
又、各固定台30、30a …にあっては、図13〜15に示す様に、中央下部に設けたナット部36に基板31を貫通させたボルト杆34を螺入することで、該ボルト杆34を各固定台30、30a …に立設させる様にしている。
又、基板31と両側板32、32a の下端縁部は平行でなく、設置状態において基板31を屋根下地Rと平行にすべく、瓦B、Ba…の戻り勾配分の角度が付けられており、その結果、両側板32、32a の高さは後端側へ徐々に高くなっている。
又、瓦B、Ba…の頭側に、固定台30、30a …の先端側が当接する位置規制手段Eを設け、該位置規制手段Eへの当接体37を各固定台30、30a …に形成し、該当接体37は、図面上、基板31の先端側部位にコ字状の切込を形成してその内側部位を下方へ折り曲げて形成されている。
又、基板31先端側部位に穴38を形成すると共に、該穴38に通した結束線39を瓦B、Ba…の位置規制手段Eに結んで瓦B、Ba…に対し固定台30、30a …の先端側を固定している。
尚、固定台30、30a …にあっては、縦瓦列Cを構成する全ての瓦B、Ba…に載置固定する必要はなく、所定段数毎に設置すれば良い。又、図面上、固定台30、30a …を固定する瓦B、Ba…自体を雪止め瓦として、位置規制手段Eを頭側の輪型雪止桟としているが、かかる形態に限定せず、位置規制手段Eを設けた専用瓦であったり、固定台30、30a …を固定する瓦B、Ba…に雪止め金具を取り付けるなど、要するに固定台30、30a …を固定する瓦B、Ba…に設けられた、固定台30、30a …の位置を保持する手段であれば良い。
上記下地構造体20の第1実施例にあっては、図10〜12に示す様に、底板40、両側板41、41a 、両端板42、42a 及び天板43によりボックス状に形成され、底板40の両側部位を両側板41、41a の外側面より外方突出させて左右台熨斗風瓦11、11a の載置部21、21a とし、両側板41、41a の外側面に設けた、底板40と平行な掛け桟木44、44a を左右割り熨斗風瓦12、12a の載置部22、22a とし、天板43の両側部位を左右割り熨斗風瓦13、13a の載置部23、23a としている。
又、図11に示す様に、下地構造体20における底板40及び両端板42、42a に通気口45、45a 、46、46a を開口形成し、鬼瓦27を中空状にして背部及び下部両側に穴47、48、48a を形成している。
よって、下地構造体20の両端板42、42a と鬼瓦27の背部を密着させない様に、両端板42、42a を両側板41、41a の両端面より内側に設けるのが好ましく、場合によっては無くても良く、要するに下地構造体20の両端部が通気可能であれば良い。
尚、図面上、底板40の通気口45、45a は、底板40におけるボルト杆28、28a の貫通部位と兼用であるが、別途に設けても良い。又、底板40の通気口45、45a は、ボルト杆28、28a の貫通部位でもあることから、下地構造体20の屋根下地Rに対する設置位置を調整可能にすべく、底板40の長手方向に長く形成しているが、別個に設けた場合にはどんな形態であっても良い。
又、図面上、両側板41、41a は底板40に対し垂直であるが、若干内側に倒して傾斜させても良い。
又、下地構造体20の第2実施例にあっては、図13、14に示す様に、上下方向に並設した複数枚の板材50、51、52と、隣接する板材50、51間及び板材51、52間に設けた間隔保持材53、53a …及び間隔保持材54、54a …とで構成し、板材50、51、52の幅を上方側へ順次狭くすると共に、各板材50、51、52の両端部位を左右台熨斗風瓦11、11a 及び左右割り熨斗風瓦12、12a 、13、13a の載置部21、21a 、22、22a 、23、23a としている。
又、降棟に使用する場合、図14に示す様に、最下段の板材50の下面に、固定台30、30a …の後端側への当接体55、55a …を設けている。
尚、図11では台熨斗積み風の大棟部の熨斗積み構造を、図13では割り熨斗積み風の降棟部の熨斗積み構造を夫々示しているが、大棟部の熨斗積み構造を図13に示す様な割り熨斗積み風、即ち左右台熨斗風瓦11、11a を使用しない構造としたり、降棟部の熨斗積み構造を図11に示す様な台熨斗積み風、即ち左右台熨斗風瓦11、11a を使用した構造としても良く、更に図11に示す大棟部の熨斗積み構造では第1実施例の下地構造体20を、図13に示す降棟部の熨斗積み構造では第2実施例の下地構造体20を使用しているが、大棟部の熨斗積み構造に第2実施例の下地構造体20を、降棟部の熨斗積み構造に第1実施例の下地構造体20を夫々使用しても良い。
又、図11、12に示す下地構造体20の第1実施例の載置部21、21a は、左右台熨斗風瓦11、11a を載置するために、底板40の両側部における両側板41、41a の外側面からの突出部位が幅広く形成されており、図13に示す下地構造体20の第2実施例の載置部21、21a は、左右台熨斗風瓦11、11a を使用しないことから、最下方の板材50の幅はその上方の板材51より若干幅広く形成されているが、前者の下地構造体20を割り熨斗積み風構造に使用する場合、両側板41、41a における上記突出部位を狭くし、後者の下地構造体20を台熨斗積み風構造に使用する場合、最下方の板材50の両側部をその上方の板材51より大きく突出させて、左右台熨斗風瓦11、11a 載置可能にするのが望ましい。
又、図10、11、13に示す棟瓦25は伏間瓦であるが、かかる形態のものに限定せず、冠瓦、丸瓦など、要するに棟部の最上部に設置する瓦であれば何でも良い。
次に、瓦屋根上部おける壁際の水切り構造及び工法について説明する。
図16、17に示す様に、壁下地Wにおける、壁際の瓦B、Ba…の上方部位に、屋根下地Wに平行な、即ち水平な載置板60を設置すると共に、該載置板60より上方に掛け桟木61を設置し、該載置板60及び掛け桟木61の外側に熨斗風瓦、即ち左台熨斗風瓦11及び左割り熨斗風瓦12又は左割り熨斗風瓦13を下方より順次積み重ねると共に、該左台熨斗風瓦11及び左割り熨斗風瓦12、13の内端側を載置板60及び掛け桟木61上に載置して、左台熨斗風瓦11及び左割り熨斗風瓦12、13の夫々の釘穴6、6a…を挿通させた釘、ネジなどの固定具62を載置板60及び掛け桟木61に打ち込んで、壁下地Wに対し左台熨斗風瓦11及び左割り熨斗風瓦12、13を釘着し、最上部の左熨斗風瓦12、13上に配置した水切り板63の上端部を壁下地Wに固定している。
又、載置板60にあっては、図17に示す様に、壁下地Wに設けた複数個の受承体64、64a …上に載置して壁下地Wに固定されており、各受承体64、64a …は、図20に示す様に、壁下地Wへの固定板65と、該固定板65に対し垂直な受承部材66とにより構成され、該受承部材66は、上記固定板65の略中央に一体固設されたナット部材67に基端側を螺入したボルト部材68と、該ボルト部材68の先端部に螺嵌したナット68a とにより構成されている。
そして、最上段の瓦B、Ba…の尻側部位上に盛り付けたモルタル、漆喰などの下地材D(図面上、クロスハッチングされた部分)の上に載置した載置板60を下方に押し付けて受承体64、64a …に当接させると共に、該載置板60を壁下地Wに固定して面戸を塞ぎ、必要に応じて面戸瓦(図示せず)を設置する様にしている。
次に、瓦屋根側部おける壁際の水切り構造及び工法については、図18、19に示す様に、上記瓦屋根上部おける壁際の水切り構造及び工法と略同じであるが、載置板60及び掛け桟木61は屋根下地Wに対し平行であるが水平でない点が異なる。
又、図19に示す様に、載置板60の下面に、下地構造体20の第2実施例における当接体55、55a …と同様に、受承体64、64a …への当接体69、69a …を形成して、受承体64、64a …上に載置した載置板60の滑落を防止する様にしている。
尚、上記下地構造体20の第1実施例にあっては、底板40と、両側板41、41a 及び両端板42、42a を一体化したボックス体と、天板43に分割可能としても良く、この場合、図10、11に示す様に、ボルト杆28、28a を、下方ボルト部材70、上方ボルト部材71及び該上下方ボルト部材70、71を連結するナット部材72により構成して、施工時には、先ず底板40を、棟木Aに固定した下方ボルト部材70を貫通させる様にして下地材D上に載置すると共に、下方ボルト部材70における底板40の上下部に螺嵌したナット73、73a により底板40を下方ボルト部材70に固定し、次に下方ボルト部材70の上端部に上記ナット部材72を螺嵌すると共に、該ナット部材72に上方ボルト部材71を螺入し、次に底板40上に上記ボックス体(両側板41、41a 及び両端板42、42a )を載置、固定し、該ボックス体上に天板43を、上方ボルト部材71を貫通させる様にして載置すると共に、上方ボルト部材71の突端部にナット29、29a を螺嵌して、かかる下地構造体20を屋根下地R側に固定している。
次に本発明に係る熨斗風瓦及び該熨斗風瓦を使用した熨斗積み構造の作用について説明する。
左右台熨斗風瓦11、11a の段差部7aが、従来の台熨斗瓦と肌熨斗瓦間のチリに相当し、左右割り熨斗風瓦12、12a の外側面7の段差部7a、7b及び左右割り熨斗風瓦13、13a の外側面7の段差部7aが、従来の上下割り熨斗瓦間のチリに相当し、上方の熨斗風瓦12、12a 、13、13a の外側面7の下部が、下方の熨斗風瓦11、11a 、12、12a の外側面7の上部より内側に位置することで段差部が形成され、かかる段差部が、従来の肌熨斗瓦と割り熨斗瓦間及び上下割り熨斗瓦間のチリに相当することになるため、従来の熨斗積み構造と略同じ外観の棟部構造及び水切り構造を呈する。
又、左右台熨斗風瓦11、11a 及び左右割り熨斗風瓦12、12a 、13、13a における載置部21、21a 、22、22a 、23、23a との当接部位は、総じてアンダーラップ部5の下面における上方部位になるが、左右台熨斗風瓦11、11a における当該部位は平坦面14で、左右割り熨斗風瓦12、12a 、13、13a における当該部位の内端側には突出部位15、16が形成されているため、前者における載置部21、21a は幅広状であることから、上記平坦面14と載置部21、21a の上面が接面して左右台熨斗風瓦11、11a が安定載置可能になり、後者における載置部22、22a 、23、23a には上記突出部位15、16だけが当接して内端側が浮かないため、葺設状態における左右割り熨斗風瓦12、12a 、13、13a は2点支持になって安定する。
又、図10、11に示す熨斗積み構造にあっては、屋根下地R側の内気を、底板40の通気口45、45a より下地構造体20内に流入させると共に、両端板42、42a の通気口46、46a 及び鬼瓦27の背部の穴47を通過させて鬼瓦27内に流入させ、鬼瓦27の下部の穴48、48a より外部に排出する様に成っている。
本考案の熨斗風瓦における左台熨斗風瓦の頭側斜視図である。 左右台熨斗風瓦を一体化した両付熨斗風瓦の尻側斜視図である。 図2のX−X断面図である。 本考案の熨斗風瓦における2段の左熨斗風瓦の頭側斜視図である。 2段の左右台熨斗風瓦を一体化した両付熨斗風瓦の尻側斜視図である。 図5のY−Y断面図である。 本考案の熨斗風瓦における1段の左熨斗風瓦の頭側斜視図である。 1段の左右台熨斗風瓦を一体化した両付熨斗風瓦の尻側斜視図である。 図8のZ−Z断面図である。 大棟部における熨斗積み構造を示す断面図である。 図10の大棟部の換気経路を示す屋根下地側を省略した断面図である。 下地構造体の第1実施例の要部拡大斜視図である。 降棟部における熨斗積み構造を示す断面図である。 図13における下地構造体の設置状態を示す断面図である。 固定台の頭側斜視図である。 屋根上部における壁際の水切り構造を示す断面図である。 図16における熨斗風瓦及び水切り板を外した状態を示す断面図である。 屋根側部における壁際の水切り構造を示す断面図である。 図18における熨斗風瓦及び水切り板を外した状態を示す断面図である。 受承体の斜視図である。
符号の説明
1、1a… 熨斗風瓦
2 板状部
3 垂れ
4 瓦本体
5 アンダーラップ部
6、6a… 釘穴
7 外側面
11、11a 台熨斗風瓦
12、12a 、13、13a 割り熨斗風瓦
20 下地構造体
21、21a 、22、22a 、23、23a 載置部
24 固定具
25 棟瓦
27 鬼瓦
30、30a … 固定台
31 基板
32、32a 側板
33 差込み部
34 ボルト杆
35 ナット
40 底板
41、41a 側板
43 天板
44、44a 掛け桟木
47、48、48a 穴
50、51、52 板材
53、53a …、54、54a … 間隔保持材
60 載置板
61 掛け部材
63 水切り板
A 棟木
B、Ba… 瓦
C 縦瓦列
D 下地材
E 位置規制手段
W 壁下地

Claims (12)

  1. 内側部位に釘穴を設けた板状部の外側部より下方に垂れを連続形成した瓦本体と、該瓦本体の尻側に一体形成したアンダーラップ部とで構成し、上記垂れの外側面を階段形状としたことを特徴とする熨斗風瓦。
  2. 板状部の幅を広くすると共に、垂れの外側面を階段形状を1段としたことを特徴とする請求項1記載の熨斗風瓦。
  3. 板状部の幅を狭くしたことを特徴とする請求項1記載の熨斗風瓦。
  4. 瓦屋根における棟部の形成箇所に、該棟部の形成方向に長い下地構造体を設置し、該下地構造体の両側方に請求項2記載の熨斗風瓦及び少なくとも1個の請求項3記載の熨斗風瓦を、或いは複数個の請求項3記載の熨斗風瓦を下方より積み重ねると共に、かかる熨斗風瓦の内端側を下地構造体の両側部に設けた載置部上に載置して釘着し、最上部の左右熨斗風瓦上を跨ぐ様に棟瓦を設置し、下地構造体の端部外側に鬼瓦を設置したことを特徴とする棟部における熨斗積み構造。
  5. 棟部を大棟部又は隅棟部とし、棟木の両側上方の瓦上に盛り付けた下地材上に下地構造体を設置固定し、鬼瓦を下地構造体の両端外側に設置したことを特徴とする請求項4記載の棟部における熨斗積み構造。
  6. 棟部を降棟部とし、瓦屋根における所定位置の縦瓦列上に、該縦瓦列の配列方向に長い下地構造体を設置し、鬼瓦を下地構造体の下端外側に設置し、下地構造体の縦瓦列への固定手段を、瓦上への固定台と、該固定台の上面より上方へ突出させて下地構造体を貫通させたボルト杆と、該ボルト杆の突端部に螺嵌したナットとしたことを特徴とする請求項4記載の棟部における熨斗積み構造。
  7. 上記固定台を、基板と、該基板の両側部より下方へ連続形成した側板とにより構成し、差込み側部位側の側板の下端部を外方へ折り返して、桁行方向に隣接する瓦との間への差込み部を形成したことを特徴とする請求項6記載の棟部における熨斗積み構造。
  8. 上記固定台を設置する瓦の頭側に、固定台の先端側が当接する位置規制手段を設けたことを特徴とする請求項6又は7記載の棟部における熨斗積み構造。
  9. 下地構造体を、底板と、該底板の中央よりに設けた一対の側板と該側板上に設けた天板とにより構成し、最下部の熨斗風瓦の載置部を、底板における側板からの突出部位とし、中間部の熨斗風瓦の載置部を、側板の外側面に設けた、底板に対し平行な掛け桟木とし、最上部の熨斗風瓦の載置部を、天板の両側部位としたことを特徴とする請求項4、5、6、7又は8記載の棟部における熨斗積み構造。
  10. 下地構造体の両端部及び底板を通気可能にし、鬼瓦を中空状にして、背部及び下部に穴を形成したことを特徴とする請求項9記載の棟部における熨斗積み構造。
  11. 下地構造体を、複数枚の板材と、隣接する板材間に設けた間隔保持材とで構成し、板材の幅を上方側へ順次狭くすると共に、各板材の両端部位を熨斗風瓦の載置部としたことを特徴とする請求項4、5、6、7又は8記載の棟部における熨斗積み構造。
  12. 瓦屋根における壁際部位の瓦上に盛り付けた下地材上に載置板を載置し壁下地側に固定すると共に、壁下地における載置板の上方部位に掛け桟木を固設し、載置板上に載置し釘着した請求項2記載の熨斗風瓦又は請求項3記載の熨斗風瓦の上方に、請求項3記載の熨斗風瓦の積み重ねると共に、該熨斗風瓦の内端側を、上記掛け桟木上に載置して釘着し、最上部の熨斗風瓦上に、水切り板を配置すると共に、該水切り板の上部を壁下地側に固設したことを特徴とする壁際の水切り構造。
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