JP2003321903A - 乾式耐震のし - Google Patents
乾式耐震のしInfo
- Publication number
- JP2003321903A JP2003321903A JP2002166346A JP2002166346A JP2003321903A JP 2003321903 A JP2003321903 A JP 2003321903A JP 2002166346 A JP2002166346 A JP 2002166346A JP 2002166346 A JP2002166346 A JP 2002166346A JP 2003321903 A JP2003321903 A JP 2003321903A
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- JP
- Japan
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- tile
- ridge
- roof
- present
- ridge tile
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- Pending
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】耐震性に優れ、施工が容易なのし瓦を提供す
る。 【解決手段】のし瓦背面の立ち上がり部を木材等の母材
にあて、その母材に釘又はビス留めすることにより、地
震や強風でののし瓦のズレの防止に効果を発揮する。
る。 【解決手段】のし瓦背面の立ち上がり部を木材等の母材
にあて、その母材に釘又はビス留めすることにより、地
震や強風でののし瓦のズレの防止に効果を発揮する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はのし瓦に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、瓦屋根の棟のしは葺き土を充填
し銅線等の緊結線で左右ののしを連結することで、落下
やずれを防止している。しかし、このような工法では必
ずしも地震や強風に対して満足できる効果を期待できな
い。また、緊結線によるのし瓦の積み上げは手間もかか
る。
し銅線等の緊結線で左右ののしを連結することで、落下
やずれを防止している。しかし、このような工法では必
ずしも地震や強風に対して満足できる効果を期待できな
い。また、緊結線によるのし瓦の積み上げは手間もかか
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のことから、のし
瓦を釘やビスを使って留めつけることが望まれる。しか
し、のし瓦の上面からの釘うちでは、積み上げる上下の
のし瓦間の空間には限りがあり、また構造上左右ののし
瓦を連結しなければならないという観点からも釘やビス
で留めつけるための母材の選定が難しい。その上、釘や
ビスの長さも非常に短い物に限定されてしまうためその
効果を発揮しづらく、のし瓦の積み上げ作業も容易なも
のにはなりにくい。
瓦を釘やビスを使って留めつけることが望まれる。しか
し、のし瓦の上面からの釘うちでは、積み上げる上下の
のし瓦間の空間には限りがあり、また構造上左右ののし
瓦を連結しなければならないという観点からも釘やビス
で留めつけるための母材の選定が難しい。その上、釘や
ビスの長さも非常に短い物に限定されてしまうためその
効果を発揮しづらく、のし瓦の積み上げ作業も容易なも
のにはなりにくい。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1から7に記載の
発明は、のし瓦背面部に設けられた立ち上がり部位に前
方から後方へ水平方向に釘又はビス留めできることを特
徴とする。棟においてはその中心に棟高にあった木材を
強化棟金具であらかじめ設置しておき、両側から釘又は
ビスで留めつけ、壁際においては貫板等の木材をあらか
じめ打っておき、そこへ釘又はビスで留めつけることを
目的とする。
発明は、のし瓦背面部に設けられた立ち上がり部位に前
方から後方へ水平方向に釘又はビス留めできることを特
徴とする。棟においてはその中心に棟高にあった木材を
強化棟金具であらかじめ設置しておき、両側から釘又は
ビスで留めつけ、壁際においては貫板等の木材をあらか
じめ打っておき、そこへ釘又はビスで留めつけることを
目的とする。
【0005】
【発明の効果】請求項1から7に記載ののし瓦によれ
ば、のし瓦の前面から水平方向に釘又はビス留めできる
ため、作業上容易に、のし瓦のズレを効果的に防止でき
る。また、あらかじめ棟高、棟幅にあった中心母材を構
築し、積み上げのし瓦の目印墨をうっておけば、棟工事
のプレハブ化を行うことができる。
ば、のし瓦の前面から水平方向に釘又はビス留めできる
ため、作業上容易に、のし瓦のズレを効果的に防止でき
る。また、あらかじめ棟高、棟幅にあった中心母材を構
築し、積み上げのし瓦の目印墨をうっておけば、棟工事
のプレハブ化を行うことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に基づき説明
するに、図1、図2及び図7から図12には本発明の実
施の形態に係わるのし瓦が示されている。のし瓦の背面
に立ち上がり部1aを設け、そこに釘又はビス留め用の
穴1bを設けている。
するに、図1、図2及び図7から図12には本発明の実
施の形態に係わるのし瓦が示されている。のし瓦の背面
に立ち上がり部1aを設け、そこに釘又はビス留め用の
穴1bを設けている。
【0007】
【実施例】施工例図1及び2に基づき説明するに、棟施
工にあっては本発明のし瓦1を母材5に釘又はビス留め
にて積み上げていく。
工にあっては本発明のし瓦1を母材5に釘又はビス留め
にて積み上げていく。
【0008】施工例図3及び4に基づき説明するに、壁
のし施工にあっては本発明のし瓦1を貫板8に釘又はビ
ス留めにて積み上げていく。
のし施工にあっては本発明のし瓦1を貫板8に釘又はビ
ス留めにて積み上げていく。
【0009】
【図1】本発明の実施形態に係るのし瓦の上面を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】図1のX−X線から切断した断面図である。
【図3】本発明ののし瓦を使用した、棟の施工例断面図
である。
である。
【図4】本発明ののし瓦を使用した、棟の施工例断面図
である。
である。
【図5】本発明ののし瓦を使用した、壁際の施工例断面
図である。
図である。
【図6】本発明ののし瓦を使用した、壁際の施工例断面
図である。
図である。
【図7】本発明の実施形態に係る紐付のし瓦の上面を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図8】本発明の実施形態に係る紐付右のし瓦の上面を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図9】本発明の実施形態に係る七分のし瓦の上面を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図10】本発明の実施形態に係る大のし瓦の上面を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図11】本発明の実施形態に係る紐付大のし瓦の上面
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図12】本発明の実施形態に係る松川のし瓦の上面を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【0010】
1a…本発明のし瓦の立ち上がり部
1b…その立ち上がり部に設けられた、釘又はビス留め
用の穴 1…本発明のし瓦 2…桟瓦 3…棟土及び面土漆喰 4…冠瓦 5…母材 断面30掛け100ミリ 6…強化棟金具 7…構造用合板 8…貫板 断面15掛け90ミリ
用の穴 1…本発明のし瓦 2…桟瓦 3…棟土及び面土漆喰 4…冠瓦 5…母材 断面30掛け100ミリ 6…強化棟金具 7…構造用合板 8…貫板 断面15掛け90ミリ
Claims (7)
- 【請求項1】のし瓦の背面部分、棟にあっては棟中心方
向部分に立ち上がり部位を設け、その部位において、の
し瓦水平方向に3ヶ所の留めつけようの穴を設けたのし
瓦。 - 【請求項2】のし瓦の背面部分、棟にあっては棟中心方
向部分に立ち上がり部位を設け、その部位において、の
し瓦水平方向に3ヶ所の留めつけようの穴を設けた紐付
のし瓦。 - 【請求項3】のし瓦の背面部分、棟にあっては棟中心方
向部分に立ち上がり部位を設け、その部位において、の
し瓦水平方向に3ヶ所の留めつけようの穴を設けた紐付
右のし瓦。 - 【請求項4】のし瓦の背面部分、棟にあっては棟中心方
向部分に立ち上がり部位を設け、その部位において、の
し瓦水平方向に3ヶ所の留めつけようの穴を設けた七分
のし瓦。 - 【請求項5】のし瓦の背面部分、棟にあっては棟中心方
向部分に立ち上がり部位を設け、その部位において、の
し瓦水平方向に3ヶ所の留めつけようの穴を設けた大の
し瓦。 - 【請求項6】のし瓦の背面部分、棟にあっては棟中心方
向部分に立ち上がり部位を設け、その部位において、の
し瓦水平方向に3ヶ所の留めつけようの穴を設けた紐付
大のし瓦。 - 【請求項7】のし瓦の背面部分、棟にあっては棟中心方
向部分に立ち上がり部位を設け、その部位において、の
し瓦水平方向に3ヶ所の留めつけようの穴を設けた松川
のし瓦。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002166346A JP2003321903A (ja) | 2002-04-30 | 2002-04-30 | 乾式耐震のし |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002166346A JP2003321903A (ja) | 2002-04-30 | 2002-04-30 | 乾式耐震のし |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003321903A true JP2003321903A (ja) | 2003-11-14 |
Family
ID=29545862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002166346A Pending JP2003321903A (ja) | 2002-04-30 | 2002-04-30 | 乾式耐震のし |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003321903A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013224538A (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-31 | Seiya Toki | 棒熨斗瓦及び該棒熨斗瓦を使用した棟構造 |
-
2002
- 2002-04-30 JP JP2002166346A patent/JP2003321903A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013224538A (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-31 | Seiya Toki | 棒熨斗瓦及び該棒熨斗瓦を使用した棟構造 |
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