JP2022139930A - 瓦葺き屋根の瓦固定構造及び瓦固定方法 - Google Patents

瓦葺き屋根の瓦固定構造及び瓦固定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】瓦を直接釘打ちによる固定ができないような釘止め不能野地(竹製野地)を用いた瓦葺き屋根であっても、比較的簡単な構成を付加することで、各瓦を釘打ちにより強力に固定できるようにする。【解決手段】屋根の野地として瓦を釘止めできないような釘止め不能野地22Aを用いた瓦葺き屋根において、瓦1の頭部11付近に釘挿通孔16を設けている一方、釘止め不能野地22Aの上に葺設された瓦1の釘挿通孔16に対応する位置で且つ釘止め不能野地22Aを支持する垂木21の下面側に釘止め可能な釘受け材24を固定しているとともに、瓦1の上面側から瓦固定用の釘26を釘挿通孔16及び釘止め不能野地22Aを貫通して釘受け材24に打ち込むことで瓦1の頭部11側を釘受け材24に固定していることにより、釘止め不能野地を用いた瓦葺き屋根であっても、瓦頭部を釘止めにより固定できるようにしている。【選択図】 図9

Description

本願発明は、瓦葺き屋根の瓦固定構造及び瓦固定方法に関するものである。
図1には、従来の一般的な瓦葺き屋根を示しているが、図1の瓦葺き屋根では、瓦1を葺設する屋根下地2Bとして、棟長さ方向に所定間隔をもって配置した複数本の垂木21の上に釘打ち可能な木製の野地板22Bを固定したものを採用している。そして、図1の瓦葺き屋根における瓦固定構造では、野地板22B上に多数の瓦1,1・・を軒先側から棟側に向けて上側瓦の頭部11が下側瓦の尻部12の上に重合する状態で順次葺設している。尚、以下の説明では、瓦の頭部を簡略して瓦頭部といい、瓦の尻部を簡略して瓦尻部ということがある。又、以下の説明では、棟長さ方向を横方向といい、垂木21の設置方向(屋根傾斜方向)を縦方向ということがある。
ところで、図1(従来の一般例)の瓦固定構造において、各瓦1,1・・は、野地板22B上に固定した瓦桟23に瓦尻部12部分を釘9で固定しているが、上側瓦の頭部11は下側瓦の尻部12の上に単に載せているだけである。
従って、図1の瓦固定構造では、台風時や竜巻発生時の強風(矢印W)が軒先側から吹き上げたときに、上側瓦の頭部11が浮き上がって、瓦1,1・・が剥がされるというトラブルが発生し易くなるとともに、大きな地震が発生したときには瓦が位置ずれし易くなる。
他方、公知の瓦固定構造の中には、図2~図3に示すように、屋根下地2B上に葺設された各瓦1,1・・における上側に被される瓦頭部11付近を釘26で瓦桟23(及び野地板22B)に固定したものが知られている。尚、この図2~図3の瓦固定構造に近似する公知例として、特公昭56-38740号公報(特許文献1)に開示されたものがある。
図2~図3の瓦固定構造では、瓦1,1・・として、図4に示すように対角位置の各角部にそれぞれ切欠(上部切欠13aと下部切欠13b)を形成し、鎖線図示するように2つの瓦1,1の切欠13a,13b同士を嵌合させたときにその嵌合部に上記釘26を挿通させ得る隙間Sが形成されるような切込み瓦を使用している。尚、上部切欠13aは瓦1の桟部14側の上部角部にあり、下部切欠13bは瓦1の差し込み部15側の下部角部にある。
又、図4の切込み瓦1には、図5に示すように、各瓦1,1・・の一部を上下左右に重合させた状態で上側に被せられる瓦頭部11における上記隙間Sに対応する位置に、予め上記釘26を挿通させるための釘挿通孔16を設けている。尚、この釘挿通孔16は、瓦製造時に予め形成しておくこともできるが、瓦製造後に瓦頭部11の所定位置(下側の隙間Sに対応する位置)に電気ドリルで穿孔することもできる。
図6は、屋根下地2B上に図4に示す多数の切込み瓦1を葺設した瓦葺き屋根を示しているが、この瓦葺設状態では、各瓦頭部11に設けた釘挿通孔16を通して屋根下地2Bの瓦桟23に釘(ビスでもよい)26を打ち込むことで、図2及び図3に示すように各瓦頭部11を釘止め可能な屋根下地2B(木製の瓦桟23)に固定している。
従って、図2~図3及び図6に示す公知の瓦固定構造では、固定強度不足となり易い上側の瓦頭部11を釘止め可能な屋根下地2B(木製の瓦桟23)に釘打ちにより固定しているので、台風時や竜巻発生時の強風が軒先側から吹き上げても、上側瓦の頭部11が釘止めにより強固に固定されているので、瓦1,1・・が剥がされることはない。
ところで、住宅(特に古民家)の中には、瓦葺き屋根における屋根下地の野地として、図7及び図8に示すように、瓦1を直接的に釘止めできないような釘止め不能野地22Aを使用したものがある。図7及び図8の屋根下地2Aにおける釘止め不能野地22Aとしては、一般に竹製の野地を使用しており、以下の説明では、この釘止め不能野地を竹製野地22Aということがある。尚、古民家の屋根下地2Aに使用されている竹製野地22Aは、天井裏から見て風情があり、今も一部で重用されている。
そして、図7及び図8に示す瓦葺き屋根の屋根下地2Aは、縦方向に向く複数本の垂木21に跨がって該垂木21の上に横方向に向く多数本の割り竹22aからなる竹製野地22Aを載せ、該竹製野地22Aの上にシート状の杉皮27を被せ、該杉皮27の上に間隔をもって複数箇所に押さえ竹28を載せ、該各押さえ竹28を垂木21に釘打ちにより固定して構成されている。尚、竹製野地22A(各割り竹22a)は、釘を打ち込んでも該釘を保持し得る保持力が乏しいので、釘打ちの対象物としては適さないものである。
屋根下地2Aの上に葺設される瓦1,1・・の一部は、瓦尻部12に設けた孔と押さえ竹28間を針金29で縛ることで固定しているが、押さえ竹28の保持強度はさほど強くないので、針金29による縛り固定だけでは瓦1の固定はさほど強くない。尚、屋根下地2Aと葺設される各瓦1,1・・の間には葺土30が介設されている。
ところで、図7及び図8に示す瓦葺き屋根では、屋根下地2Aの野地として釘止め不能な竹製野地22A(多数本の割り竹22a)が使用されいる関係で、屋根下地2A上に葺設される瓦1は、その瓦尻部12を針金29で押さえ竹28に縛り付ける程度の固定手段しかないのが現状である。即ち、各瓦1,1・・の瓦頭部11側は下側瓦の尻部12上に単に載せているだけなので、軒先側から吹き上げる強風により瓦1が剥がされるのを強力に阻止できるものではない。
又、図7及び図8に示す瓦葺き屋根では、屋根下地2Aの野地として釘止め不能な竹製野地22A(多数本の割り竹22a)が使用されており、且つ屋根下地2Aに瓦頭部11を釘止めし得る構造物(木製野地や木製瓦桟等)がないので、竹製野地22Aを用いた瓦固定構造では、図2~図3に示す瓦頭部11の釘止め固定構造を採用することができないものである。
尚、図7及び図8に示すように屋根下地2Aとして竹製野地22Aを用いた瓦葺き屋根において、竹製野地22Aを残したままで古い瓦1を葺き替える際には、竹製野地22Aの上に新しい瓦1,1・・を葺設することになるが、そのままでは各瓦を直接釘止めによる強力な固定手段を採用することができない。
特公昭56-38740号公報
そこで、本願発明は、瓦葺き屋根の屋根下地として釘止め不能野地(竹製野地)を使用し、通常では葺設される瓦を屋根下地に対して直接釘打ちによる固定ができないような瓦固定構造であっても、比較的簡単な構成を付加することで、各瓦をそれぞれ強力に固定できるようにした、瓦葺き屋根の瓦固定構造及び瓦固定方法を提供することを目的としてなされたものである。
本願発明は、上記課題を解決するための手段として次の構成を有している。尚、本願発明は、瓦葺き屋根の瓦固定構造及び瓦固定方法を対象にしたものである。
[本願請求項1の発明]
本願請求項1の発明は、例えば古民家のような風情のある瓦葺き屋根の瓦固定構造を対象にしたものでる。そして、本願請求項1の発明の瓦固定構造は、瓦を葺く屋根の野地として瓦を釘止めできないような釘止め不能野地を用い、該釘止め不能野地上に多数の瓦を軒先側から棟側に向けて上側瓦の頭部が下側瓦の尻部の上に重合する状態で順次葺設してなる瓦葺き屋根に適用されるものである。
尚、本願の説明においても、瓦の頭部を簡略して瓦頭部といい、瓦の尻部を簡略して瓦尻部ということがある。又、本願で使用している「釘」という表現には、対象物にネジ込み式に進入して固定するビスを含むものである。さらに、本願請求項1の瓦固定構造に適用されている釘止め不能野地としては、主として竹製の野地が採用される関係で、以下の説明では上記釘止め不能野地を竹製野地ということがある。
上記竹製野地(釘止め不能野地)は、多数本の割り竹を用い、該割り竹を屋根下地の基礎となる複数本の垂木に跨がって横向き姿勢で並置して構成されている。そして、この竹製野地(割り竹)は、釘を打ち込んでも該釘を保持し得る保持力が乏しいので、釘打ちの対象物としては適さないものである。
そこで、本願請求項1の瓦固定構造は、上記の瓦葺き屋根において、葺設される瓦の頭部付近に上下に貫通する釘挿通孔を設けている一方、上記釘止め不能野地(竹製野地)の上に葺設された瓦の釘挿通孔に対応する位置で且つ釘止め不能野地(竹製野地)を支持する垂木の下面側に釘止め可能な釘受け材を固定しているとともに、瓦の上面側から瓦固定用の釘(ビスでも可)を上記釘挿通孔及び上記竹製野地を貫通して上記釘受け材に打ち込むことで瓦の頭部側を上記釘受け材に固定していることを特徴している。
本願請求項1の瓦固定構造では、屋根下地上に葺設される瓦の頭部付近に釘挿通孔を設けているが、この釘挿通孔は、瓦製造時に瓦頭部の所定位置に予め形成しておいてもよく、あるいは瓦製造後に瓦頭部の所定位置に電気ドリルで穿孔してもよい。
又、屋根下地上に葺設した瓦において、釘挿通孔を形成した上側瓦の下にある下側瓦に釘を挿通させる空所(孔や隙間)がない場合には、上側瓦の頭部側に釘挿通孔を電気ドリルで穿孔するのに連続して、下側瓦にも同時に釘挿通孔を穿孔するようにしてもよい。
ところで、本願請求項1の瓦固定構造では、屋根下地の野地として釘止め不能な竹製野地を用いているが、この場合、瓦の頭部付近を屋根下地に釘止め(又はビス止め)するには釘打ち部分(釘挿通孔)に対応する位置に釘(又はビス)を保持する木製の構造物が必要となる。
そこで、本願請求項1の瓦固定構造では、上記瓦頭部に設けた釘挿通孔に対応する位置における、屋根下地の基礎となる垂木の下面側に釘止め可能な釘受け材を固定している。尚、上記釘挿通孔に対応する位置とは、釘挿通孔の下方側延長方向に合致する位置のことである。
この釘受け材には、釘保持力のある厚板状の長尺木材が使用できる。そして、この釘受け材は、複数本の垂木に跨がって横方向に配置されていて、釘受け材と各垂木の交点部分をそれぞれ釘打ち(又はビス打ち)により固定している。
そして、本願請求項1の瓦固定構造では、屋根下地上に葺設した瓦の上面側から瓦固定用の釘(又はビス)を瓦頭部付近に設けた釘挿通孔及び釘止め不能野地を貫通して上記釘受け材に打ち込むことで、瓦の頭部側を上記釘受け材に固定している。尚、瓦頭部付近を固定する釘と釘挿通孔との間には、適宜の防水加工(例えばパッキンの介設やコーキング材の充填)が施される。
このように、屋根下地上に葺設した瓦の頭部側を屋根下地の垂木に固定した釘受け材に釘で固定していると、上側瓦の頭部側を釘保持力のある釘受け材に固定できるので、屋根の野地が釘止め不能野地(竹製野地)であっても、各瓦を高強度に固定できる。
[本願請求項2の発明]
本願請求項2の発明は、上記請求項1の瓦固定構造において、使用する瓦として、対角位置の各角部に切欠(上部切欠、下部切欠)を設け、2つの瓦の上記切欠同士を嵌合させたときにその嵌合部に釘を挿通させ得る隙間が形成されるような切込み瓦を使用し、上記釘止め不能野地上に各瓦を葺設した状態で瓦の頭部付近の上記釘挿通孔を上記隙間に対応する位置に設けて、釘を釘挿通孔及び隙間を通して上記釘受け材に打ち込んでいることを特徴としている。
本願請求項2の瓦固定構造では、屋根下地上に葺設された各瓦において、瓦頭部付近に設けた(又は設けられる)釘挿通孔に対応する位置に、2つの下側瓦間に形成された上記隙間が位置するので、瓦頭部の釘挿通孔から釘を打ち込む際に、下側瓦に釘挿通用の空所(孔又は隙間)を形成する加工が不要となる。
[本願請求項3の発明]
本願請求項3の発明は、瓦を葺く屋根の野地として瓦を釘止めできないような釘止め不能野地を用い、該釘止め不能野地上に多数の瓦を軒先側から棟側に向けて上側瓦の頭部が下側瓦の尻部の上に重合する状態で順次葺設してなる瓦葺き屋根における瓦固定方法を対象にしている。
そして、本願請求項3の瓦固定方法は、瓦の頭部付近に上下に貫通する釘挿通孔を形成する釘挿通孔形成工程と、上記釘止め不能野地の上に葺設された瓦の釘挿通孔に対応する位置で且つ釘止め不能野地を支持する垂木の下面側に釘止め可能な釘受け材を固定する釘受け材固定工程と、瓦の上面側から瓦固定用の釘を釘挿通孔及び釘止め不能野地を貫通して釘受け材に打ち込むことで瓦の頭部側を釘受け材に固定する瓦頭部固定工程とを行うことを特徴としている。尚、この請求項3の瓦固定方法でも、上記釘止め不能野地は主として竹製野地が適用される。
本願請求項3の瓦固定方法は、新しく建物(住宅)を建造する場合はもちろん、既設住宅の屋根瓦を修復(張り替え)する場合にも適用できるものである。
この請求項3の瓦固定方法において、瓦頭部付近に釘挿通孔を形成するのは、瓦製造と同時に形成してもよいが、製造後の瓦の所定位置に電気ドリルで穿孔してもよい。
上記釘受け材固定工程において、釘受け材を取付けるには、垂木の上面側に竹製野地が載せられているので、釘受け材を垂木の下面に釘打ちにより固定する。その場合、釘受け材は、屋根下地上に葺設した瓦の上記釘挿通孔に対応する位置の垂木下面に固定される。
上記瓦頭部固定工程では、屋根下地に葺設された瓦の上面側から釘挿通孔を通して釘を釘受け材に打ち込む。
この請求項3の瓦固定方法を行うと、屋根下地として瓦を釘止めできない釘止め不能野地(竹製野地)を使用した瓦葺き屋根であっても、瓦の頭部側を釘保持力のある釘受け材に固定することができるので、瓦を強固に固定できる。
[本願請求項4の発明]
本願請求項4の発明は、上記請求項3の瓦固定方法において、上記釘挿通孔形成工程は、上記釘止め不能野地上に瓦を葺設した後に瓦の上面側から瓦の頭部の所定位置に釘挿通孔を電気ドリルで穿孔し、上記釘受け材固定工程は、電気ドリルで穿孔した釘挿通孔の形成位置を目安にして垂木の下面側に釘止め可能な釘受け材を固定することを特徴としている。
この請求項4の瓦固定方法では、瓦頭部付近に釘挿通孔のない既存の瓦を使用でき、その既存の瓦を屋根下地(竹製野地)上に葺設した後に各瓦の頭部を強固に固定できる。
[本願請求項1の発明の効果]
本願請求項1の発明の瓦固定構造は、屋根の野地として瓦を釘止めできないような釘止め不能野地(竹製野地)を用いた瓦葺き屋根であっても、該釘止め不能野地(竹製野地)を支持する垂木の下面側に釘止め可能な釘受け材を固定し、瓦頭部付近に設けた釘挿通孔を通して釘受け材に釘を打ち込むことで、瓦の頭部を釘保持力のある釘受け材に固定している。
従って、この請求項1の瓦固定構造では、通常は瓦を釘打ちにより固定できないような釘止め不能野地(竹製野地)を用いた瓦葺き屋根であっても、各瓦を屋根下地(竹製野地)上に釘打ちによる高強度な状態で固定できるという効果がある。
[本願請求項2の発明の効果]
本願請求項2の発明は、上記請求項1の瓦固定構造において、瓦として対角位置の各角部に切欠(上部切欠、下部切欠)を設け、2つの瓦の切欠同士を嵌合させたときにその嵌合部に釘を挿通させ得る隙間が形成されるような切込み瓦を使用し、釘止め不能野地(竹製野地)上に各瓦を葺設した状態で瓦の頭部付近の釘挿通孔を上記隙間に対応する位置に設けて、釘を釘挿通孔及び隙間を通して上記釘受け材に打ち込んでいる。
この請求項2の瓦固定構造によれば、屋根下地上に瓦を葺設した状態で、上側瓦の頭部に設けた釘挿通孔に対応する位置に、2つの下側瓦間に設けられる釘挿通用の隙間が位置するようになる。
従って、この請求項2の瓦固定構造では、下側瓦に特別に釘挿通用の空所(釘挿通孔)を形成する加工が不要となるので、請求項1の効果に加えて、釘打ち込みのための瓦に対する加工工程を削減できるという効果がある。
[本願請求項3の発明の効果]
本願請求項3の発明は、瓦葺き屋根の瓦固定方法であって、この請求項3の瓦固定方法は、瓦を釘止めできないような釘止め不能野地(竹製野地)を用いた瓦葺き屋根において、瓦の頭部付近に釘挿通孔を形成する釘挿通孔形成工程と、垂木の下面側に釘止め可能な釘受け材を固定する釘受け材固定工程と、瓦の上面側から瓦固定用の釘を釘挿通孔及び釘止め不能野地を貫通して釘受け材に打ち込むことで瓦の頭部側を釘受け材に固定する瓦頭部固定工程とを行うことを特徴としている。
そして、この請求項3の瓦固定方法を行うと、屋根下地として瓦を釘止めできない釘止め不能野地(竹製野地)を使用した瓦葺き屋根であっても、瓦の頭部側を釘保持力のある釘受け材に釘打ちにより固定することができるので、瓦を強固に固定できるという効果がある。
[本願請求項4の発明の効果]
本願請求項4の発明は、上記請求項3の瓦固定方法において、釘挿通孔形成工程で、釘止め不能野地(竹製野地)上に瓦を葺設した後に瓦の上面側から瓦の頭部の所定位置に釘挿通孔を電気ドリルで穿孔し、釘受け材固定工程で、電気ドリルで穿孔した釘挿通孔の形成位置を目安にして垂木の下面側に釘止め可能な釘受け材を固定するようにしている。
従って、この請求項4の瓦固定方法では、上記請求項3の効果に加えて、瓦頭部付近に釘挿通孔のない既存の瓦を使用できるとともに、その瓦を屋根下地(竹製野地)上に葺設した後でも各瓦の頭部を簡単に釘打ちにより固定できるという効果がある。
従来の一般的な瓦葺き屋根の断面図である。 公知例(特許文献1)の瓦を用いた瓦葺き屋根の断面図(図6のA-A断面相当図)である。 図2(及び図6)のB-B拡大断面図である。 図2の瓦葺き屋根に使用されている瓦(切込み瓦)の平面図である。 図4の瓦を4枚組付けた状態の平面図である。 図2の瓦葺き屋根の平面図である。 屋根下地に釘止め不能野地(竹製野地)を用いた瓦葺き屋根の断面図である。 図7のC部拡大図である。 本願実施形態の瓦固定構造を示す断面図(図11のD-D断面相当図)である。 図9(及び図11)のE-E拡大断面図である。 図9の瓦葺き屋根の平面図である。
以下、図9~図11に示す本願発明の実施形態に係る瓦葺き屋根の瓦固定構造(及び瓦固定方法)を説明する。尚、本願実施形態の瓦固定構造で使用される瓦(切込み瓦)は、図4及び図5に示すものと同じであるので、本願実施形態の説明に図4及び図5も援用する。
図9~図11に示す本願実施形態では、瓦葺き屋根の屋根下地2Aとして、縦方向に向く複数本の垂木21に跨がって該垂木21の上に竹製野地(釘止め不能野地)22Aを載せ、該竹製野地22Aの上に杉皮(シート状のもの)27を被せ、該杉皮27の上に間隔をもって複数箇所に押さえ竹28を載せ、該各押さえ竹28を垂木21に釘打ちにより固定して構成したものが採用されている。
上記竹製野地22Aは、多数本の割り竹22aを用い、該割り竹22aを屋根下地2Aの基礎となる複数本の垂木21に跨がって横向き姿勢で並置して構成されている。尚、図9に示す竹製野地22Aは、先に説明した図7のものと基本的に同じものである。
この実施形態で使用する瓦1は、図4に示すように対角位置の各角部にそれぞれ切欠(上部切欠13aと下部切欠13b)を形成し、鎖線図示するように2つの瓦1,1の切欠13a,13b同士を嵌合させたときにその嵌合部に釘26を挿通させ得る隙間Sが形成されるような切込み瓦を使用している。尚、上部切欠13aは瓦の桟部14側の上部角部にあり、下部切欠13bは瓦の差し込み部15側の下部角部にある。
そして、図4の瓦(切込み瓦)1は、図5に示すように、各瓦1,1・・の一部を上下左右に重合させて葺設した状態で上側に被せられる瓦頭部11における上記隙間Sに対応する位置に、瓦固定用の釘26を挿通させるための釘挿通孔16を設けている。尚、この釘挿通孔16は、瓦製造時に予め形成しておくこともできるが、瓦1として釘挿通孔16のない通常の瓦を使用する場合は、本願で使用することが決まった時点、あるいは該瓦を屋根下地2A上に葺設した後に、電気ドリルで所定位置(瓦頭部11付近)に釘挿通孔16を穿孔することもできる。
本願実施形態の瓦固定構造は、図9及び図10に示すように、瓦の頭部11付近に設けた釘挿通孔16を通して屋根下地側に釘26を打ち込んで瓦の頭部11を固定するものであるが、屋根下地の釘打ち込み場所が竹製野地22A部分では釘保持力が乏しいので、瓦頭部11の釘止めには適さない。
そこで、本願実施形態の瓦固定構造では、図9~図11に示すように、屋根下地2A上に葺設した瓦1の頭部11付近に設けた(又は設ける)釘挿通孔16に対応する位置(釘挿通孔16の下方側延長位置)で且つ竹製野地22Aを支持する垂木21の下面側に釘止め可能な釘受け材24を固定している。即ち、この釘受け材24は、垂木21の下面側において複数本の垂木21に跨がって横方向に配置されていて、釘受け材24と各垂木21の交点部分をそれぞれ釘25(図9、図10参照)によって固定している。そして、この釘受け材24には、長尺で厚板状の木材が使用されており、該釘受け材24に釘26を打ち込んだときの釘保持力はかなり高い性状を有している。
そして、本願実施形態の瓦固定構造では、図9~図11に示すように、屋根下地2A(竹製野地22A)上に多数の瓦1を葺設し、瓦固定用の釘26を瓦頭部11に設けた釘挿通孔16及びその下方の隙間Sを通して、さらに竹製野地22Aを貫通して垂木21の下面に固定されている釘受け材24に打ち込んで、瓦頭部11を釘止めにより固定している。尚、瓦頭部11付近を固定する釘26と釘挿通孔16との間には、適宜の防水加工(例えばパッキンの介設やコーキング材の充填)が施される。
このように、屋根下地2A上に葺設した瓦1の頭部11を屋根下地の垂木21に固定した釘受け材24に釘(又はビス)26で固定していると、上側瓦1の頭部11側を釘保持力のある釘受け材24に固定できるので、屋根の野地が竹製野地(釘止め不能野地)22Aであっても、各瓦1(特に瓦頭部11)を高強度に固定できる。
ところで、瓦1の頭部(瓦頭部)11を屋根下地2A側に釘打ちにより固定する場合は、瓦頭部11に釘挿通孔16を形成しておく必要があるが、一般的な屋根瓦には、通常は瓦頭部11に釘挿通孔は形成されていない。そして、瓦頭部11に釘挿通孔16のない瓦を用いて本願実施形態のように瓦頭部11を屋根下地2A側に釘止めする場合は、該瓦頭部11に釘挿通孔16を形成する必要があるが、その釘挿通孔16の形成時期は、瓦1を屋根下地上に葺設する前でもよいし、瓦を屋根下地上に葺設した後でもよい。尚、該釘挿通孔16の形成は電気ドリルで簡単に穿孔できる。
又、瓦1を屋根下地2A上に葺設した状態では、穿孔すべき瓦頭部11の下側に別の瓦が挿入されているが、その下側の瓦部分に釘挿通用の空所(孔や隙間)がない場合には、瓦頭部11に釘挿通孔16を形成する作業(電気ドリルによる穿孔作業)と同時に、該瓦頭部11側の釘挿通孔16の下方の下側瓦にも連続して電気ドリルで穿孔すればよい。
他方、本願実施形態で使用する瓦1として、図4に示す切込み瓦を使用した場合には、図5に示すように上側瓦の頭部11が被せられる位置の下方に、下側瓦の上部切欠13aと隣接する瓦の差し込み部15側縁との間に釘を挿通させ得る隙間Sが形成されている。そして、上側に被せられる瓦頭部11に形成すべき釘挿通孔16は、上記隙間Sの位置を予測して瓦の上方から電気ドリルで穿孔すればよい。この場合は、瓦頭部11が被せられた下側瓦に特別に釘26の挿通孔を形成する加工は必要としない。
ところで、垂木21の下面に固定される釘受け材24は、屋根下地2A上に葺設した瓦の頭部11に形成した釘挿通孔16に対応する位置に取付ける必要があるが、この釘受け材24の取付位置は次のようにして設定できる。
即ち、垂木21下面に釘受け材24をあてがう前に、葺設済みの瓦1の上方から指標となる細線材(釘26でもよい)を瓦頭部11に設けた釘挿通孔16を通して竹製野地22Aの下面側まで挿通させ、その指標(細線材または釘26)の下端位置を屋根下地2Aの下面側から確認することで、垂木21下面に固定する釘受け材24の取付位置を決める。この指標位置の設定は、横方向の同列位置にある間隔をもった複数位置の釘挿通孔16について行う。尚、その指標位置は、屋根下地の下面側から垂木21にマーキングしておくとよい。
その後、各指標位置を目安にして屋根下地2Aの下面側から釘受け材24を垂木21下面にあてがい、該釘受け材24と垂木21との交点部分をそれぞれ釘(又はビス)25で固定することで、瓦頭部11の各釘挿通孔16に対応する位置に釘保持用の釘受け材24を取付けることができる。
そして、本願実施形態の瓦固定構造では、上記のように屋根下地の垂木21下面に釘受け材24を固定した後、図9及び図10に示すように、屋根下地上に葺設された各瓦1の頭部11にある釘挿通孔16及び竹製野地22Aを貫通して釘26を釘受け材24に打ち込むことによって、各瓦1の頭部11を釘止めにより固定している。
従って、本願実施形態の瓦固定構造を採用すると、屋根下地2Aとして瓦を釘止めできない竹製野地22Aを使用した瓦葺き屋根であっても、瓦1の頭部11側を釘保持力のある釘受け材24に釘打ちにより固定することができるので、瓦を強固に固定できる。
本願実施形態に係る瓦葺き屋根の瓦固定方法として、請求項3に対応する瓦固定方法では、瓦11を釘止めできないような竹製野地22Aを用いた瓦葺き屋根において、瓦1の頭部11付近に釘挿通孔16を形成する釘挿通孔形成工程と、垂木21の下面側に釘止め可能な釘受け材24を固定する釘受け材固定工程と、瓦の上面側から瓦固定用の釘を釘挿通孔を通して釘受け材に打ち込むことで瓦の頭部側を釘受け材に固定する瓦頭部固定工程とを行うものである。
この請求項3の瓦固定方法において、瓦頭部11付近に釘挿通孔16を形成するのは、瓦製造時に同時に形成してもよく、あるいは瓦製造後に瓦頭部11付近の所定位置に電気ドリルで穿孔してもよい。
そして、この請求項3に対応する瓦固定方法を実施することで、屋根下地として瓦を釘止めできない竹製野地22Aを使用した瓦葺き屋根であっても、瓦の頭部11側を釘保持力のある釘受け材24に釘打ちにより固定することができる。
又、請求項4に対応する瓦固定方法では、請求項3の瓦固定方法において、釘挿通孔形成工程で、竹製野地22A上に瓦1を葺設した後に瓦の上面側から瓦の頭部11の所定位置に釘挿通孔16を電気ドリルで穿孔し、釘受け材固定工程で、電気ドリルで穿孔した釘挿通孔16の形成位置を目安にして垂木21の下面側に釘止め可能な釘受け材24を固定するようにしている。
この場合、瓦頭部11付近に形成される釘挿通孔16は、瓦1を屋根下地上に葺設した後に、屋根上にて瓦頭部11の所定位置に電気トリルで形成するので、瓦1として釘挿通孔16の形成されていない既存の瓦を採用することができる。
1は瓦、2Aは屋根下地、11は瓦頭部、12は瓦尻部、13aは上部切欠、13bは下部切欠、16は釘挿通孔、21は垂木、22Aは釘止め不能野地(竹製野地)、22aは割り竹、24は釘受け材、26は釘(ビスでも可)、Sは隙間である。

Claims (4)

  1. 瓦(1)を葺く屋根の野地として瓦(1)を釘止めできないような釘止め不能野地(22A)を用い、該釘止め不能野地(22A)上に多数の瓦(1)を軒先側から棟側に向けて上側瓦の頭部(11)が下側瓦の尻部(12)の上に重合する状態で順次葺設してなる瓦葺き屋根において、
    上記瓦(1)の上記頭部(11)付近に上下に貫通する釘挿通孔(16)を設けている一方、
    上記釘止め不能野地(22A)の上に葺設された瓦(1)の上記釘挿通孔(16)に対応する位置で且つ上記釘止め不能野地(22A)を支持する垂木(21)の下面側に釘止め可能な釘受け材(24)を固定しているとともに、
    上記瓦(1)の上面側から瓦固定用の釘(26)を上記釘挿通孔(16)及び釘止め不能野地(22A)を貫通して上記釘受け材(24)に打ち込むことで上記瓦(1)の頭部(11)側を上記釘受け材(24)に固定している、
    ことを特徴とする瓦葺き屋根の瓦固定構造。
  2. 請求項1において、
    使用する瓦(1)として、対角位置の各角部に切欠(13a,13b)を設け、2つの瓦の上記切欠(13a,13b)同士を嵌合させたときにその嵌合部に上記釘(26)を挿通させ得る隙間(S)が形成されるような切込み瓦を使用し、
    上記釘止め不能野地(2A)上に上記各瓦(1)を葺設した状態で瓦の頭部(11)付近の上記釘挿通孔(16)を上記隙間(S)に対応する位置に設けて、上記釘(26)を上記釘挿通孔(16)及び上記隙間(S)を通して上記釘受け材(24)に打ち込んでいる、
    ことを特徴とする瓦葺き屋根の瓦固定構造。
  3. 瓦(1)を葺く屋根の野地として瓦(1)を釘止めできないような釘止め不能野地(22A)を用い、該釘止め不能野地(22A)上に多数の瓦(1)を軒先側から棟側に向けて上側瓦の頭部(11)が下側瓦の尻部(12)の上に重合する状態で順次葺設してなる瓦葺き屋根において、
    上記瓦(1)の頭部(11)付近に上下に貫通する釘挿通孔(16)を形成する釘挿通孔形成工程と、
    上記釘止め不能野地(22A)の上に葺設された瓦(1)の上記釘挿通孔(16)に対応する位置で且つ上記釘止め不能野地(22A)を支持する垂木(21)の下面側に釘止め可能な釘受け材(24)を固定する釘受け材固定工程と、
    瓦(1)の上面側から瓦固定用の釘(26)を上記釘挿通孔(16)及び上記釘止め不能野地(22A)を貫通して上記釘受け材(24)に打ち込むことで上記瓦(1)の頭部(11)側を上記釘受け材(24)に固定する瓦頭部固定工程、
    とを行うことを特徴とする瓦葺き屋根の瓦固定方法。
  4. 請求項3において、
    上記釘挿通孔形成工程は、上記釘止め不能野地(22A)上に上記瓦(1)を葺設した後に、瓦(1)の上面側から瓦の頭部(11)の所定位置に上記釘挿通孔(16)を電気ドリルで穿孔し、
    上記釘受け材固定工程は、上記電気ドリルで穿孔した上記釘挿通孔(16)の形成位置を目安にして上記垂木(21)の下面側に釘止め可能な釘受け材(24)を固定する、
    ことを特徴とする瓦葺き屋根の瓦固定方法。
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