JP2007223556A - シートレール - Google Patents
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Abstract
【課題】 低コスト且つ生産性の良いシートレールの提供を目的とする。
【解決手段】潤滑剤粒子が塗膜表面から突出した摩擦係数の小さい塗膜のプレコート金属板からなり、車両用シートの下面に取り付けられたアッパレール、及び車体のフロアに固定されて前記アッパレールを摺動自在且つ係合可能に保持するロアレールを一対とするシートレール。
【選択図】図1
【解決手段】潤滑剤粒子が塗膜表面から突出した摩擦係数の小さい塗膜のプレコート金属板からなり、車両用シートの下面に取り付けられたアッパレール、及び車体のフロアに固定されて前記アッパレールを摺動自在且つ係合可能に保持するロアレールを一対とするシートレール。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両用シートを摺動自在に保持するシートレールに関する。
従来のシートレールとしては、例えば特開昭62−238136号公報(特許文献1)に開示されるような、アッパレールとロアレールとの間にボールベアリングが介装されたシートレールが知られている。しかしながら、上記したようなボールベアリングを備えたシートレールでは、シートのがたつきを防止するためにボールベアリングの直径及び真球度に高い精度が要求されるため、コスト高であった。このため近年では、実公平4−23700号公報(特許文献2)に開示されるような、アッパレールとロアレールとの摺動部に樹脂部を形成したシートレールや特開平7−309163号公報(特許文献3)に開示されるようなアッパレールとロアレールとの摺動部に溶射皮膜を備えることが知られている。また、耐久性や操作性を高めるため、シートレール自体に塗油されている。
実公平4−23700号公報のロアレールは、係合部を構成する縦部及び両縦部とを接続する横部と、横部に射出成形された樹脂部とを備えている。樹脂部は長手方向に移動しないようにするため、横部に設けられている貫通孔と同位置に樹脂部が一体成形されている。更に、樹脂部には、上方凸部が設けられていて、この上方凸部の中上面はアッパレールと摺動する摺動部を構成している。特開平7−309163号公報には、車両用シートの下面に取り付けられたアッパレール及び車体のフロアに固定されてアッパレールを摺動自在且つ係合可能に保持するロアレールの、少なくとも一方の摺動部に摩擦係数の小さい材質が溶射により成形される皮膜備えたシートレールが開示されている。
特開昭62−238136号公報
実公平4−23700号公報
特開平7−309163号公報
上記した従来の技術では、ロアレールの所定位置に樹脂部を射出成形する構成であるために、樹脂部を形成するための型が必要であってコスト高であり、且つ一つのロアレールに複数の樹脂部を形成しなければならないために生産性が悪い。アッパレールとロアレールとの摺動部に摩擦係数の小さい材質を溶射するものも一つ一つの部材に加工後溶射するので、作業性が悪くコスト高となる。また、車内の油による臭気はVOC(揮発性有機化合物)対策の新たな問題である。車中に誤って備品等を落下させてシート下へ転がり込んだ場合、あるいはシート下を清掃する場合に油が着衣などに付着し、汚れることが懸念される。本発明は、低コスト且つ生産性の良いシートレールを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するため本発明において講じた技術的手段は、潤滑剤粒子が塗膜表面から突出した摩擦係数の小さい塗膜のプレコート金属板からなり、車両用シートの下面に取り付けられたアッパレール、及び車体のフロアに固定されて前記アッパレールを摺動自在且つ係合可能に保持するロアレールを一対とするシートレールとしたことである。
本発明に従ったシートレールは、プレコート鋼板からなり、下地の金属板に樹脂塗膜(表層塗膜)を直接,或いは下塗り塗膜を介して設けており、樹脂塗膜には潤滑剤粒子が配合されている。潤滑剤粒子は樹脂塗膜の表層から突出しており、突出部が部材同士直接接触するため摩擦係数が小さく、優れた潤滑作用が発現する。
本発明においては、潤滑剤粒子が塗膜から突出した摩擦係数の小さい塗膜のプレコート金属板からなるアッパレール及びロアレールの摺動部は成形加工後も摩擦係数の小さい塗膜を備えている構成であって、ボールベアリングを使用しないので低コストであると共に、塗油が不要である。
塗膜のベース樹脂として、とくに限定されるものではないが、ポリエステル樹脂、線状高分子ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、ポリフッ化ビニリデン樹脂/アクリル樹脂、フェノキシ樹脂、フェノール樹脂、アクリルシリコーン樹脂、4フッ化樹脂などの一般的なプレコート鋼板用に使用されるものが好ましい。
塗膜の摩擦係数を小さくするために、潤滑剤粒子を塗膜から突出させる必要があり、粒径は当然、塗膜よりも大きくする必要がある。潤滑剤粒子としては有機系のものが好ましく、アクリルビーズ,ナイロンビーズ,ポリアクリロニトリルビーズ,ポリテトラフルオロエチレンビーズ,ポリエチレンビーズ,ポリウレタンビーズ,ポリプロピレンビーズから選ばれた1種または2種以上を適用すればよい。これらの潤滑剤粒子をそのままの状態で塗膜中に存在させるには、ベース樹脂の融点より高いものを適用する必要があり、樹脂系や潤滑剤の組合せにより塗装・焼付け条件も異なる。
塗装原板には、溶融亜鉛めっき鋼板,合金化溶融亜鉛めっき鋼板,5%Al−Znや6%Al−3%Mg−Zn等の亜鉛合金めっき鋼板,55%Al−Zn,Zn−5%Al等のZn−Al合金めっき鋼板,ステンレス鋼板,アルミニウム板,アルミニウム合金板等がある。
塗装原板には、必要に応じアルカリ脱脂,表面調整,化成処理等の塗装前処理が施される。アルカリ脱脂,表面調整には、プレコート鋼板や塗装アルミニウム板の製造で常用されている方法を採用できる。化成処理には、クロメート処理,リン酸塩処理,クロムフリー処理等がある。
塗装原板には、必要に応じアルカリ脱脂,表面調整,化成処理等の塗装前処理が施される。アルカリ脱脂,表面調整には、プレコート鋼板や塗装アルミニウム板の製造で常用されている方法を採用できる。化成処理には、クロメート処理,リン酸塩処理,クロムフリー処理等がある。
下塗り塗膜を設ける場合、ポリエステル,高分子ポリエステル,エポキシ,エポキシ変性ポリエステル,エポキシ変性高分子ポリエステル等の下塗り塗料を使用する。下塗り塗料は、塗装金属板の用途に応じて分子量,ガラス転移温度が調整された樹脂をベースにし、防錆顔料,体質顔料を初めとする各種添加材が必要に応じて添加される。下塗り塗料は、連続塗装設備で使用されているロールコート,スプレー等、適宜の方法で塗装原板に塗布・焼き付けられ、通常の塗装鋼板と同様に乾燥膜厚:1〜15μmの下塗り塗膜が形成される。乾燥膜厚:1μm以上で下塗り塗膜を設けたことによる塗膜密着性,耐食性等の改善効果がみられるが、15μmを超える厚膜ではプレコート金属板として必要な加工性が低下しやすい。
表層塗膜は、フッ素樹脂,アクリル樹脂,ポリエステル樹脂,エポキシ樹脂,エポキシ変性ポリエステル樹脂,ウレタン樹脂,塩化ビニル樹脂等の一種又は二種以上をベース樹脂とし、樹脂ビーズ(潤滑剤粒子)を配合した塗料から成膜される。部品同士の接触では樹脂ビーズに加えられる摺動時の応力を表層塗膜の延びで吸収して樹脂ビーズの脱落を低減できる。
潤滑剤粒子としての樹脂ビーズの配合量は、好ましくは樹脂固形分の2〜20質量%の範囲で選定される。樹脂ビーズが不足すると十分な潤滑特性が得られないが、多すぎる配合量では塗装性低下等の悪影響が現れやすくなる。十分な摺動・潤滑性を得る上で、表層塗膜の膜厚をTとするとき(0.6〜2.5)×Tの平均粒径をもつ樹脂ビーズが好ましい。0.6T未満の平均粒径では、塗膜表面から突出する樹脂ビーズが少なく、十分な潤滑性改善効果が得られない。しかし、大きすぎる平均粒径では、塗膜表面から突出する部分が多くなって樹脂ビーズが脱落しやすくなるので、上限を2.5Tとした。また、塗膜の樹脂成分に対する密着性が高い樹脂ビーズほど脱落し難いので、必要に応じ粗面化,コロナ放電,プラズマ処理,コーティング等の表面処理で樹脂ビーズの密着性を改善する。
樹脂ビーズ以外に、体質顔料,着色顔料,骨材等の各種添加材を上塗り塗料に配合できる。また,加工性等の目標性能に応じて適宜の硬化剤が選択される。
上塗り塗料は、常法にしたがって塗装 原板に直接、或いは下塗り後の塗装原板に塗布し焼き付けられる。塗料塗布量は、好ましくは乾燥膜厚:5〜30μmの表層塗膜が形成される割合に調節される。
表層塗膜と反対側の裏面にサービスコート等の塗膜を設けてもよく、その場合は乾燥膜厚が1〜7μm程度になるように裏面塗膜を形成する。
上塗り塗料は、常法にしたがって塗装 原板に直接、或いは下塗り後の塗装原板に塗布し焼き付けられる。塗料塗布量は、好ましくは乾燥膜厚:5〜30μmの表層塗膜が形成される割合に調節される。
表層塗膜と反対側の裏面にサービスコート等の塗膜を設けてもよく、その場合は乾燥膜厚が1〜7μm程度になるように裏面塗膜を形成する。
本発明に係る一実施例を図面に基づいて説明する。
図2は本発明に係るアッパレールの斜視図、図3は本発明に係るロアレールの斜視図を示している。アッパレール5は、プレス成形により二つの第1縦部51、52及びこれら第1縦部51と52とを繋ぐ第1横部53から構成される係合部と、摺動部を構成すると共に図示しないシートを保持する基部54とから構成されている。ロアレール6も同様に、二つの第2縦部61、62及びこれら第2縦部61と62とを繋ぐ第2横部63から構成される係合部と、図示しない車体のフロアに固定される基部64とから構成されている。更に、ロアレール6の第2縦部61と第2横部63と第2縦部62の一部とには摩擦係数の小さい塗膜2(静摩擦係数:0.12、東洋精機製動摩擦計TR型、SUS430 2Bに対して測定)が成形され、係合部の摺動性が向上できる。
図2は本発明に係るアッパレールの斜視図、図3は本発明に係るロアレールの斜視図を示している。アッパレール5は、プレス成形により二つの第1縦部51、52及びこれら第1縦部51と52とを繋ぐ第1横部53から構成される係合部と、摺動部を構成すると共に図示しないシートを保持する基部54とから構成されている。ロアレール6も同様に、二つの第2縦部61、62及びこれら第2縦部61と62とを繋ぐ第2横部63から構成される係合部と、図示しない車体のフロアに固定される基部64とから構成されている。更に、ロアレール6の第2縦部61と第2横部63と第2縦部62の一部とには摩擦係数の小さい塗膜2(静摩擦係数:0.12、東洋精機製動摩擦計TR型、SUS430 2Bに対して測定)が成形され、係合部の摺動性が向上できる。
以上に説明したように、本発明のシートレールは、基材のプレコート鋼板の塗膜表面から樹脂ビーズが突出した塗膜構造をもっているので、突出した樹脂ビーズが摩擦係数の小さい優れた潤滑性能を発揮する。本発明においては、ボールベアリングを使用せず、且つ塗膜が前期のとおりであって低コストであり、溶射や後塗装・塗油などの工程を省略でき、連続的に生産できるため生産性も良い。
1:下地金属板 2:塗膜(表層塗膜) 3:下塗り塗膜 4:潤滑剤粒子
5・・・アッパレール 51、52・・・第1縦部 53・・・第1横部
6・・・ロアレール 61、62・・・第2縦部 63・・・第2横部
5・・・アッパレール 51、52・・・第1縦部 53・・・第1横部
6・・・ロアレール 61、62・・・第2縦部 63・・・第2横部
Claims (1)
- 潤滑剤粒子が塗膜表面から突出した摩擦係数の小さい塗膜のプレコート金属板からなり、車両用シートの下面に取り付けられたアッパレール、及び車体のフロアに固定されて前記アッパレールを摺動自在且つ係合可能に保持するロアレールとを一対とするシートレール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006049677A JP2007223556A (ja) | 2006-02-27 | 2006-02-27 | シートレール |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006049677A JP2007223556A (ja) | 2006-02-27 | 2006-02-27 | シートレール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007223556A true JP2007223556A (ja) | 2007-09-06 |
Family
ID=38545752
Family Applications (1)
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JP2006049677A Withdrawn JP2007223556A (ja) | 2006-02-27 | 2006-02-27 | シートレール |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2011048930A1 (ja) * | 2009-10-19 | 2011-04-28 | Jfe鋼板株式会社 | プレコート鋼板およびその製造方法 |
WO2018186474A1 (ja) * | 2017-04-05 | 2018-10-11 | 新日鐵住金株式会社 | 塗膜の耐傷付き性及び耐吸湿性が良好で端面赤錆耐食性に優れるプレコート鋼板 |
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2006
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CN110520290A (zh) * | 2017-04-05 | 2019-11-29 | 日本制铁株式会社 | 涂膜的耐擦伤性和耐吸湿性良好且端面耐红锈腐蚀性优异的预涂钢板 |
JPWO2018186474A1 (ja) * | 2017-04-05 | 2020-01-09 | 日本製鉄株式会社 | 塗膜の耐傷付き性及び耐吸湿性が良好で端面赤錆耐食性に優れるプレコート鋼板 |
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