JP2007223158A - ヘッド支持構造体、印字装置、熱活性化装置、およびプリンタ - Google Patents

ヘッド支持構造体、印字装置、熱活性化装置、およびプリンタ Download PDF

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Abstract

【課題】 構成を簡素化し、装置全体の小型化を図る。
【解決手段】 シート材5を加熱するサーマルヘッド11と、サーマルヘッド11が押圧されてシート材5を搬送するプラテンローラ12と、プラテンローラ12に対して近接離間する方向に移動可能に設けられサーマルヘッド11を支持するヘッド支持部材13と、ヘッド支持部材13をプラテンローラ12側に付勢するヘッド付勢部材14とを備える。そして、ヘッド付勢部材14は、弾性材料からなり、ヘッド支持部材13をプラテンローラ12側に押圧する押圧部14aと、この押圧部14aの両端部に設けられプラテンローラ12を保持する保持部14bとを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、シート材に印字する際にプラテンローラによって搬送されるシート材に対してヘッドを押圧するためのヘッド支持構造体、およびこのヘッド支持構造体を備える印字装置、熱活性化装置、およびプリンタに関する。
従来、例えばシート材を加熱して印字を行ういわゆるサーマルプリンタが知られている。この種のサーマルプリンタは、シート材の感熱印字層を加熱するサーマルヘッドを支持し、このサーマルヘッドをシート材に押圧するヘッド支持構造体を備えている。
従来のヘッド支持構造体としては、図14(a),(b)に示すように、サーマルヘッド111と、このサーマルヘッド111を支持するヘッド支持部材113と、このヘッド支持部材113をプラテンローラ112側に付勢する複数の圧縮コイルバネ114と、プラテンローラ112をサーマルヘッド111側に押圧させる位置に保持するロックアーム115とを備える構成が開示されている(例えば特許文献1。)。
以上のように構成された従来のヘッド支持構造体では、ヘッド支持部材113およびロックアーム115が回動軸119を介して回動され、ヘッド支持部材113が各圧縮コイルバネ114による付勢力で押圧されることで、サーマルヘッド111がシート材を挟んでプラテンローラ112に押圧されている。また、プラテンローラ112は、サーマルヘッド111が押圧される位置で、ロックアーム115の保持部115aにプラテンローラ112の回転軸が係合されることで、プラテンローラ112が保持される。
特開2003−200624号公報(図6)
ところで、上述したサーマルプリンタでは、更なる小型化を実現することが要望されている。しかしながら、従来のヘッド支持構造体は、サーマルヘッドを支持するヘッド支持部材をプラテンローラ側に付勢する複数の圧縮コイルバネと、プラテンローラをサーマルヘッド側に押圧させる位置に保持するロックアームとを備えている。
このため、図14(a),(b)に示したように、従来のヘッド支持構造体では、ヘッド支持部材113をプラテンローラ112側に押圧する方向に弾性変形するように各圧縮コイルバネ114を配置する空間を確保する必要があり、ヘッド支持部材113のプラテンローラ112と反対側の空間を圧縮コイルバネ114が占めている。すなわち、従来のヘッド支持構造体では、ロックアーム115や圧縮コイルバネ114がかさばり、小型化することが困難であった。
そこで、本発明は、ヘッド付勢部材によって加熱ヘッドを押圧するとともに、プラテンローラを保持することを可能とし、装置全体の小型化を図ることができるヘッド支持構造体、印字装置、熱活性化装置、およびプリンタを提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明に係るヘッド支持構造体は、シート材を加熱する加熱ヘッドと、加熱ヘッドが押圧されてシート材を搬送するプラテンローラと、プラテンローラに対して近接離間する方向に移動可能に設けられ加熱ヘッドを支持するヘッド支持部材と、ヘッド支持部材をプラテンローラ側に付勢するヘッド付勢部材とを備える。そして、ヘッド付勢部材は、弾性材料からなり、ヘッド支持部材をプラテンローラ側に押圧する押圧部と、この押圧部の両端部に設けられプラテンローラを保持する保持部とを有している。
以上のように構成した本発明に係るヘッド支持構造体によれば、ヘッド付勢部材の押圧部でヘッド支持部材をプラテンローラ側に押圧するとともに、ヘッド付勢部材の保持部でプラテンローラを保持する。これによって、部品点数が削減され、小型化を図ることができる。
また、本発明に係る印字装置は、本発明のヘッド支持構造体を備え、加熱ヘッドが、シート材の感熱印字層を加熱して印字を行う印字ヘッドである。
また、本発明に係る熱活性化装置は、本発明のヘッド支持構造体を備え、加熱ヘッドが、シート材の感熱性粘着層を熱活性化する熱活性化ヘッドである。
また、本発明に係るプリンタは、本発明の熱活性化装置と、シート材に印字を行う印字装置とを備える。
上述したように本発明によれば、ヘッド付勢部材だけで加熱ヘッドをプラテンローラ側に付勢するとともに、加熱ヘッド側に押圧させる状態でプラテンローラを保持することが可能になるので、構成が簡素化され、小型化を図ることができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態のサーマルプリンタで用いられるシート材としては、シート状基材の表面側に感熱印字層が設けられた、いわゆる感熱紙が用いられる。
(第1の実施形態)
図1および図2に示すように、本実施形態のサーマルプリンタは、シート材5の感熱印字層を加熱して印字するサーマルヘッド11と、サーマルヘッド11が押圧されてシート材5を搬送するプラテンローラ12と、サーマルヘッド11を支持するヘッド支持部材13と、ヘッド支持部材13をプラテンローラ12側に付勢するヘッド付勢部材14と、ヘッド支持部材13を支持するフレーム15とを備えている。
サーマルヘッド11は、ヘッド支持部材13に、プラテンローラ12の軸方向に沿って配置されている。図3に示すように、プラテンローラ12は、回転軸18の中央部に固定されて設けられており、回転軸18の端部に配置されたローラ駆動機構(不図示)によって回転駆動される。
サーマルプリンタは、シート材5が巻回されたシートロールを有するシート供給装置(不図示)からシート材5が供給され、シート材5をサーマルヘッド11とプラテンローラ12との間に挟持して、プラテンローラ12が回転駆動されることで、シート材5を図1中矢印L方向に搬送する。
図1、図2および図4に示すように、ヘッド支持部材13には、プラテンローラ12の周面に対向する位置にサーマルヘッド11を支持する平板状の支持部13aが、プラテンローラ12の軸方向に沿って設けられている。また、支持部13には、ヘッド付勢部材14が係合される係合溝13bが形成されており、ヘッド付勢部材14が一体的に固定されている。
ヘッド支持部材13の支持部13aには、フレーム15に支持された回動軸19に回動可能に支持される一組の支持片13cが形成されている。したがって、ヘッド支持部材13は、フレーム15に、回動軸19を介してプラテンローラ12に対して近接離間する図1中矢印A1,A2方向に回動可能に支持されている。
また、ヘッド支持部材13の支持部13aには、プラテンローラ12の軸方向に平行な両端部に、ヘッド支持部材13の回動位置を規制するためのストッパ片13dが一体に形成されている。
また、ヘッド支持部材13の支持部13aの上端の略中央部には、プラテンローラ12に対してサーマルヘッド11の位置を矢印A1,A2方向に回動操作するための操作片13eが一体に形成されている。
図2および図5に示すように、ヘッド付勢部材14は、例えば金属製の線状バネ等の弾性線材によって形成されており、ヘッド支持部材13を押圧する押圧部14aと、プラテンローラ12の回転軸18を保持する一組の保持部14bとを有している。
押圧部14aは、ヘッド支持部材13の支持部13aに沿って設けられ、係合溝13bに係合されて固定されている。各保持部14bは、押圧部14aの両端から、プラテンローラ12の軸方向の両端側に向かって広がるように直線状に延ばされて形成されている。
図6に示すように、フレーム15は、ヘッド支持部材13の回動軸19を支持する一組の支持壁15aを有しており、これら支持壁15aに、プラテンローラ12の回転軸18を支持する支持凹部15bが切り欠かれて形成されている。また、これら支持壁15aには、ヘッド支持部材13のストッパ片13bが移動可能に係合される位置規制凹部15cが切り欠かれて形成されている。また、フレーム15の底面部には、ヘッド付勢部材14の各保持部14bの位置を規制する位置規制手段としてのストッパ片15dがそれぞれ切り起こして形成されている。
以上のように構成されたサーマルプリンタについて、ヘッド付勢部材14の各保持部14bがプラテンローラ12を保持する動作およびプラテンローラ12の保持状態を解除する動作を説明する。
まず、各保持部14bにプラテンローラ12を保持させる際、プラテンローラ12をフレーム15の支持凹部15b側に向かって下方に押し込むことで、プラテンローラ12の回転軸18が各保持部14bの先端に当接し、各保持部14bを弾性変形させる。
プラテンローラ12の回転軸18は、ヘッド付勢部材14の各保持部14bを弾性変形させることで、各保持部14bの先端を乗り越えて下方に移動する。そして、図2に示したように、各保持部14bは、プラテンローラ12の回転軸18にそれぞれ係合され、サーマルヘッド11との間にシート材5を挟持する位置にプラテンローラ12が保持される。
また、ヘッド付勢部材14の各保持部14bによるプラテンローラ12の保持状態を解除させる際、ヘッド支持部材13の操作片13eを図8中矢印B方向に移動操作することで、図8(a)に示すように、各保持部14bは、各保持部14bとストッパ片15dとの当接点を支点として弾性変形されて、各保持部14bとプラテンローラ12の回転軸18との係合箇所から図8中矢印C方向に移動される。
各保持部14bは、矢印C方向に移動されることで、各保持部14bと回転軸18との係合状態が解除され、図7に示すように、各保持部14bによるプラテンローラ12の保持状態が解除される。
また、上述のようにヘッド支持部材13の操作片13eを移動操作する代わりに、ヘッド付勢部材14の各保持部14bを互いに近接させるように矢印C方向に直接操作することでも、同様に、各保持部14bによるプラテンローラ12の保持状態が解除される。
図8(b)に模式的に示すように、各保持部14bが係合するプラテンローラ12の回転軸18の周面の位置を破線Dで示すと、ヘッド付勢部材14は、プラテンローラ12が取り外されているとき、各保持部14bは、プラテンローラ12の軸方向に広がるように移動し、ストッパ片15dに突き当てられた位置P1で停止されている。
また、各保持部14bは、プラテンローラ12の回転軸18に係合されたときに、位置P2に移動され、矢印B方向に作用する弾性力によって回転軸18を保持する。そして、各保持部14bは、ヘッド支持部材13の操作片13eが矢印B方向に移動操作されたとき、ストッパ片15dと各保持部14bとの当接点を支点として弾性変形されて、位置P3に移動されることで、プラテンローラ12の回転軸18との係合状態が解除される。
次に、上述したサーマルプリンタにおける各部材の寸法例について説明する。
図9(a)に示すように、プラテンローラ12の回転軸18に係合する保持部14bの係合量a、プラテンローラ12に対するサーマルヘッド11の上端の回動量θ1、ヘッド支持部材13の支持部13aの回動量θ2とする。
また、図9(b)に示すように、位置P2と位置P3での保持部14bの矢印B方向に対する移動量b、ヘッド支持部材13の支持部13aの矢印B方向に対する移動量d、保持部14bが位置P1から位置P2に移動したときにおける、保持部14bとストッパ片15dとの当接点からの矢印B方向に対する変位量eとする。
このとき、保持部14bの係合量aが「N(自然数)」以上であれば、保持部14bの移動量bも「N」以上に設定されている。サーマルヘッド11の回動量θ1は、プラテンローラ12を押圧するヘッド荷重に基づいて設定される。支持部13aの移動量dが「2N」とすれば、支持部13aの回動量θ1は、15°〜20°程度に設定される。
また、保持部14bの移動量eが支持部13aの移動量dよりも小さくされ(e<d)、保持部14bとストッパ片15dとの当接点から保持部14bの長手方向に沿って押圧部14aの両端までの寸法f、保持部14bとストッパ片15dとの当接点から保持部14bの長手方向に沿って保持部14bの先端までの寸法gとして、f:g=1:2であれば、保持部14bの移動量bが「N」のとき、支持部13aの移動量dが「2N」に設定される。
また、位置P3での保持部14bが矢印B方向に対してなす角度θ3が45度以下に設定される。角度θ3は、45度以下に設定されることで、ヘッド支持部材13の移動量dと、各保持部14bと回転軸18の係合状態との関係が良好に確保され、操作片13eを移動操作することで、各保持部14bによる回転軸18の保持状態が円滑に解除されるので好ましい。
上述したように、サーマルプリンタによれば、ヘッド支持部材13をプラテンローラ12側に圧接させるように付勢力するとともに、プラテンローラ12を保持するヘッド付勢部材14を備えることによって、上述した従来のヘッド支持構造体におけるロックアームと圧縮コイルバネの2つの機能を、弾性線材からなるヘッド付勢部材14だけで担うことになり、従来の構成でロックアームおよび複数の圧縮コイルバネが占めていた空間が削減され、装置全体の小型化を図ることができる。
したがって、このサーマルプリンタによれば、弾性線材からなるヘッド付勢部材14を備えることで、圧縮コイルバネを用いる従来の構成に比較して、特にヘッド支持部材13のプラテンローラ12と反対側の空間が大幅に削減され、コンパクトにヘッド支持部材13を押圧することが可能になる。また、このサーマルプリンタによれば、構成が簡素化され、部品点数が削減されるので、製造コストの低減を図ることができる。
(第2の実施形態)
上述した第1の実施形態では、ヘッド付勢部材14の各保持部14bがストッパ片に当接する当接点を支点として弾性変形するように構成されたが、ヘッド支持部材の回動軸近傍を支点として弾性変形するように構成されてもよい。なお、本実施形態においては、上述した実施形態と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
図10に示すように、第2の実施形態のサーマルプリンタは、ヘッド支持部材13をプラテンローラ12側に付勢するヘッド付勢部材24を備えている。図10および図11に示すように、ヘッド付勢部材24は、金属製の線状バネ等の弾性線材によって形成されており、ヘッド支持部材13を押圧する押圧部24aと、プラテンローラ12を保持する一組の保持部24bと、ヘッド支持部材13の回動軸19に支持されるように折り曲げられた折曲部24cとを有している。
押圧部24aは、ヘッド支持部材13の支持部13aに沿って設けられている。保持部24bは、押圧部24aの両端から保持部24bの先端にわたって断面略U字状に延ばされて形成されている。折曲部24cは、押圧部24aと各保持部24bとの間で、回動軸19を軸回りに巻回するように折り曲げられて形成されている。
以上のように構成されたサーマルプリンタは、各保持部24bによってプラテンローラ12が保持される際、および各保持部24bによるプラテンローラ12の保持状態を解除する際に、各保持部24bが、ヘッド支持部材13の回動軸19に支持された折曲部24cを支点として弾性変形されて、プラテンローラ12の回転軸18に対して移動される。
本実施形態のサーマルプリンタによれば、各保持部24bが折曲部24cを支点として弾性変形するヘッド付勢部材24を備えることで、フレーム15にストッパ片15dを形成する必要がなくなる。そして、本実施形態でも、上述の実施形態と同様に、装置全体の小型化を図ることができる。
(第3の実施形態)
上述した第1および第2の実施形態では、ヘッド付勢部材として、線状バネ等の弾性線材が用いられたが、いわゆる板バネが用いられてもよい。なお、本実施形態においては、上述した各実施形態と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
図12に示すように、第3の実施形態のサーマルプリンタは、ヘッド支持部材13をプラテンローラ12側に付勢する平板状のヘッド付勢部材34を備えている。図12および図13に示すように、ヘッド付勢部材34は、金属製の弾性板材によって形成されており、ヘッド支持部材13を押圧する平板状の押圧部34aと、プラテンローラ12の回転軸18を保持する一組の保持部34bと、押圧部34aの両端で折り曲げられた折曲部34cとを有している。
押圧部34aは、ヘッド支持部材13の支持部13aに沿って設けられている。保持部34bは、押圧部34aの両端から保持部34bの先端にわたって断面略U字状に延ばされて形成されている。折曲部34cは、押圧部34aと各保持部34bとの間で、一端側が回動軸19に当接するように折り曲げられて形成されている。
以上のように構成されたサーマルプリンタは、各保持部34bによってプラテンローラ12が保持される際、および各保持部34bによるプラテンローラ12の保持状態を解除する際に、各保持部34bが、ヘッド支持部材13の回動軸19に支持された折曲部34cを支点として弾性変形されて、プラテンローラ12の回転軸18に対して移動される。
本実施形態のサーマルプリンタによれば、各保持部34bが折曲部34cを支点として弾性変形するヘッド付勢部材34を備えることで、第2の実施形態と同様に、フレーム15にストッパ片15dを形成する必要がなくなる。そして、本実施形態でも、上述の実施形態と同様に、装置全体の小型化を図ることができる。
なお、本発明に係るヘッド支持構造体は、シート材の感熱印字層を加熱して印字するサーマルヘッドを有する印字装置であるサーマルプリンタとして適用されたが、この構成に限定されるものではなく、例えば、シート材の感熱性粘着層を熱活性化する熱活性化ヘッドを有する熱活性化装置に適用されてもよいことは勿論である。このような熱活性化装置を備えるプリンタとして構成される場合には、シート材に印字を行う印字装置としては、上述のサーマルヘッドの他、インクを吐出するインクジェットヘッドが用いられてもよい。
本実施形態のサーマルプリンタの要部を示す斜視図である。 前記サーマルプリンタの要部を示す平面図である。 プラテンローラを示す斜視図である。 ヘッド支持部材を示す斜視図である。 ヘッド付勢部材を示す斜視図である。 フレームを示す斜視図である。 ヘッド付勢部材の保持部によるプラテンローラの保持が解除された状態を示す平面図である。 ヘッド付勢部材の保持部によるプラテンローラの保持が解除される状態を説明するための平面図である。 各部材の寸法例を説明するための図である。 第2の実施形態のサーマルプリンタを示す斜視図である。 ヘッド付勢部材を示す斜視図である。 第3の実施形態のサーマルプリンタを示す斜視図である。 ヘッド付勢部材を示す斜視図である。 従来のヘッド支持構造体を説明するために示す図である。
符号の説明
1 プリンタ
5 シート材
11 サーマルヘッド
12 プラテンローラ
13 ヘッド支持部材
14 ヘッド付勢部材
14a 押圧部
14b 保持部
15 フレーム
15d ストッパ片
18 回転軸
19 回動軸

Claims (9)

  1. シート材を加熱する加熱ヘッドと、
    前記加熱ヘッドが押圧されてシート材を搬送するプラテンローラと、
    前記プラテンローラに対して近接離間する方向に移動可能に設けられ、前記加熱ヘッドを支持するヘッド支持部材と、
    前記ヘッド支持部材を前記プラテンローラ側に付勢するヘッド付勢部材とを備え、
    前記ヘッド付勢部材は、弾性材料からなり、前記ヘッド支持部材を前記プラテンローラ側に押圧する押圧部と、該押圧部の両端部に設けられ前記プラテンローラを保持する保持部とを有していることを特徴とするヘッド支持構造体。
  2. 前記ヘッド付勢部材は、弾性線材で形成されている請求項1に記載のヘッド支持構造体。
  3. 前記ヘッド付勢部材は、弾性板材で形成されている請求項1に記載のヘッド支持構造体。
  4. 前記ヘッド支持部材を回動可能に支持する回動軸を備え、
    前記ヘッド付勢部材には、前記回動軸の近傍に折曲部が形成され、前記保持部が前記折曲部を支点として弾性変形される請求項1ないし3のいずれか1項に記載のヘッド支持構造体。
  5. 前記ヘッド付勢部材の前記折曲部は、前記ヘッド支持部材の前記回動軸に支持されている請求項4に記載のヘッド支持構造体。
  6. 前記ヘッド付勢部材の前記保持部に当接する位置に設けられ、前記保持部の位置を規制する位置規制手段を備えている請求項1ないし5のいずれか1項に記載のヘッド支持構造体。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載のヘッド支持構造体を備え、
    前記加熱ヘッドは、シート材の感熱印字層を加熱して印字を行う印字ヘッドである印字装置。
  8. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載のヘッド支持構造体を備え、
    前記加熱ヘッドは、シート材の感熱性粘着層を熱活性化する熱活性化ヘッドである熱活性化装置。
  9. 請求項8に記載の熱活性化装置と、シート材に印字を行う印字装置とを備えるプリンタ。
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