JP2007222379A - 暖房便座 - Google Patents

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Abstract

【課題】便座の温度を正確に検知することにより、快適な暖房便座を提供することを目的とする。
【解決手段】上部体5と下部体6とで構成され内部に空洞部を有する便座2と、前記便座を加熱する発熱体4と、前記便座2の温度を検知するサーミスタ7とを備え、前記上部体5の裏面に密着した前記サーミスタ7に被覆体8を被装し、前記被覆体8の周辺部を弾力性を有する挟持体12で挟持することにより、便座2のサーミスタ7は、便座2の上部体5に密着すると共に、発熱体7に対向する下方側は被覆体8で覆われるため、発熱体4からの直接伝わる熱の影響を軽減することができるため、便座2の温度を正確に検知することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、衛生洗浄装置等に使用する暖房便座の温度検知用サーミスタの固定構造に関するものである。
従来、衛生洗浄装置等に使用する暖房機能を備えた便座は、便座内部に便座温度を検知するためのサーミスタを備えており、これらは、便座表面により近い温度を検出させるため、便座の上ケースの裏面に凹部を形成し、前記凹部内にサーミスタをはめ込んで固定されている(例えば、特許文献1参照)。
図7は、特許文献1に記載された従来の暖房便座のサーミスタの固定部の断面図を示すものである。便座は上ケース31と下ケース32を上下に接合し空洞部33を形成しており、空洞部3の中央部にランプヒータ34を配設し、ランプヒータ34は側方に設置したサーモスタット35と電気的に直列に接合してある。上ケース31裏面のランプヒータ34の上方に位置する部分には凹部36が形成してあり、凹部36内にサーミスタ37がはめ込んであり、便座の上ケース31の温度を検知する構成となっている。
特開2000−14598号公報
しかしながら、前記従来の構成では、サーミスタは凹部に感熱部を暴露した状態ではめ込んで固定させたものであるため、サーミスタの感熱部は便座の上ケースの温度を感知すると共に、下方に配置したランプヒータからの輻射エネルギの影響を受け、実際の便座の上ケースの温度より高い温度を検知することとなり、上ケースの温度が十分に昇温する前に便座の温度を制御することとなり、結果として正しく便座の温度制御ができず、そのため快適な暖房便座を提供することができないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、サーミスタに対するランプヒータの輻射エネルギの影響を軽減し、便座の温度を正確に検知することにより、快適な暖房便座を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の暖房便座は便座の上部体の裏面に密着した前記サーミスタに被覆体を被装し、前記被覆体の周辺部を弾力性を有する挟持体で挟持することを特徴としたものである。
これによって、便座のサーミスタは、発熱体から直接伝わる熱の影響を軽減することができるため、便座の温度を正確に検知することができるものである。
以上のように、本発明の衛生洗浄装置は、便座のサーミスタの固定を改善することにより、組立作業時のサーミスタの固定状態のばらつきや、また温度変化等によるサーミスタの固定位置のずれによる誤差や耐久性などに対し、より安定性を持たせることができる。
第1の発明は、上部体と下部体とで構成され内部に空洞部を有する便座と、前記便座を加熱する発熱体と、前記便座の温度を検知するサーミスタとを備え、前記上部体の裏面に
密着した前記サーミスタに被覆体を被装し、前記被覆体の周辺部を弾力性を有する挟持体で挟持することにより、便座のサーミスタは、便座の上部体に密着すると共に、発熱体に対向する下方側は被覆体で覆われるため、発熱体からの直接伝わる熱の影響を軽減することができるため、便座の温度を正確に検知することができるものである。
第2の発明は、第1の発明の挟持体を弾性を有する線材で形成したことにより、挟持体の表面積が少なくなり、挟持体が発熱体から受ける熱的影響を少なくすることとなり、結果的にサーミスタに対する直接的な発熱体の影響を軽減することなり、便座の温度を正確に検知することができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、被覆体の裏面に粘着材を付帯し、上部体裏面に粘着可能な構成とすることにより、被覆体でサーミスタを便座の上部体裏面に仮止めすることが可能となり、組立性を向上することができる。
第4の発明は、第1〜3のいずれか1つの発明において、発熱体を石英管の内部に貫通してフィラメントを配置し、不活性ガスを封入した構成のランプヒータとしたことにより、便座上部体はランプヒータから放射される輻射エネルギで短時間に昇温することが可能となるため、暖房便座を使用する直前に通電を開始すればよく、便座の保温に要する電力が不要となり、省エネルギ効果の高い暖房便座を提供することができる。
第5の発明は、第1〜4のいずれか1つの発明において、便座の少なくとも上部体の一部を金属材料で形成したことにより、上体部の肉厚を薄く形成することが可能となり、しかも熱伝導率の高い金属製の便座は、短時間に昇温すると共に温度邑が少なく快適な暖房便座を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における暖房便座全体の斜視図を示し、図2は便座の斜視図を示し、図3は便座の下部体の一部を切除した下面図を示し、図4は便座におけるサーミスタ固定構造部の断面図を示し、図5は便座の下部体の内部構造の斜視図を示し、図6は挟持体の詳細斜視図を示すものである。
図に示すように、本実施の形態における暖房便座は、後方に設置した樹脂製の外装を備えた本体1に、上下方向に開閉自在な便座2と便蓋3が枢支してある。便座2の内部には便座2を暖房、保温する発熱体としてランプヒータ4が組み込んである。また、本体1の内部には局部を洗浄する局部洗浄手段(図示せず)と前記便座2を加熱するランプヒータ4や局部洗浄手段を制御する制御手段(図示せず)が設置してある。
便座2は金属製の上部体5と樹脂製の下部体6を上下に接合し、内部に空洞部を形成した構成となっている。図3は便座2を下方から見た下面図を示したものであり、左半分を便座2の下部体6のある状態、右半分は便座2の下部体6の無い状態を示すものであり、右半分で示された上部体5の内面には、便座表面の温度検出用サーミスタ7が被覆体8にて固定してある。被覆体8はアルミ箔の裏面に粘着剤を付帯した構成となっており、サーミスタ7は被覆体8のみで仮止め状態として保持可能である。
一方、図5に示すように下部体6の内部には、下部体6の略全周に亘ってアルミ板で形成した反射板9が設置してあり、反射板9の上方には、略U字形の2本のランプヒータ4が便座2の全周に亘って固定部材10を介して設置してあり、ランプヒータ4はリード線
11にて本体1の内部に設置した制御手段と接続し電力が供給されるよう形成してある。ランプヒータ4は石英管の中央部を貫通するようにフィラメントを配置し、石英管内部に不活性ガスを封入したものである。
そして、便座2の上部体5に固定してあるサーミスタ7のちょうど真下の位置となる反射板9の所定位置には、サーミスタ7を保持する被覆体8を挟持する挟持体12が取付ねじ13で固定してある。
挟持体12は、便座組立状態において、上部体5と下部体6とに無理な力が働かず、かつサーミスタ7を保持する被覆体8を安定して挟持するため、またランプヒータ4からの熱的な影響を直接受けにくくするため、弾力性を備えた細い金属の線材を曲げて形成したもので、特に弾力性を増すために元の部分を螺旋状に形成したものであり、便座2への荷重による撓み変形も吸収しやすくなっている。また、サーミスタ7を固定している被覆体8を挟持する部分は略コ字形状に形成してあり、被覆体8の外周近傍を挟持できる構成となっている。これにより、衝撃に弱いサーミスタ7を直接挟持体12で押さえ込むのではなく、被覆体8の周辺近傍を押さえる構造とすることで、サーミスタ7の故障や誤検知を防ぐことができる。
便座2の組立過程においては、便座2の上部体5にサーミスタ7を被覆体8で仮止め状態とし、下部体6の反射板9に挟持体12を固定した状態で、上部体5と下部体6を嵌合することにより、挟持体12が被覆体8の周辺近傍を挟持する状態となり、サーミスタ7を上部体5の裏面に確実に取り付けることができる。
また、上記構成のように、発熱体が輻射型発熱体であるランプヒータ4の場合、サーミスタ7を固定している粘着剤を付帯した被覆体8を輻射エネルギを反射しやすいアルミ箔で構成したことにより、ランプヒータ7からの直接の吸熱は少なくなり、サーミスタは便座2の上部体5の温度を正確に検知することができる。
以上のように、本実施の形態においては、上部体の裏面に密着したサーミスタに被覆体を被装し、前記被覆体の周辺部を弾力性を有する挟持体で挟持することにより、便座のサーミスタは、便座の上部体に密着すると共に、発熱体に対向する下方側は被覆体で覆われるため、発熱体からの直接伝わる熱の影響を軽減することができるため、便座の温度を正確に検知することができるものである。
なお、本実施の形態における発熱体はランプヒータを採用したがこれに限るものではなく、シーズヒータや可撓性のあるヒータ線等の発熱体で構成しても同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態においては、挟持体は細い金属の線材で形成したが、これに限るものではなく、板状の金属や耐熱性を備えた樹脂等で形成することも可能である。
また、本実施の形態においては、挟持体を独立した部材として反射板に固定した構成としたが、これに限るものではなく、反射板の一部を切り起こして反射板と一体で構成することにより、部材の点数を減らすことができ、組立時の手間を省くことが可能となる。
また、本実施の形態においては、挟持体を下部体に設置した反射板に設置したが、これに限るものではなく、下部たいの他の部分や上部体に設置することも可能である。
以上のように、本発明にかかる暖房便座は、人体が接する構造体の温度を温度を正確に検知するサーミスタの固定方法であるので、暖房便座のみならず、人体に直接接触させて
使用する採暖器具等の用途にも適用できるものと考えられる。
本発明の実施の形態1における衛生洗浄装置全体の斜視図 本発明の実施の形態1における便座の斜視図 本発明の実施の形態1における便座の下部体の一部を切除した下面図 本発明の実施の形態1における便座のサーミスタ固定部の断面図 本発明の実施の形態1における便座の下部体内部の斜視図 本発明の実施の形態1における挟持体の取付状態の詳細を示す斜視図 従来の暖房便座の断面図
符号の説明
2 便座
4 発熱体(ランプヒータ)
5 上部体
6 下部体
7 サーミスタ
8 被覆体
12 挟持体


Claims (5)

  1. 上部体と下部体とで構成され内部に空洞部を有する便座と、前記便座を加熱する発熱体と、前記便座の温度を検知するサーミスタとを備え、前記上部体の裏面に密着した前記サーミスタに被覆体で被装し、前記被覆体の周辺部を弾力性を有する挟持体で挟持することを特徴とした暖房便座。
  2. 挟持体を弾性を有する線材で形成した請求項1に記載の暖房便座。
  3. 被覆体は裏面に粘着材を付帯し、上部体裏面に粘着可能な構成の請求項1または2に記載の暖房便座。
  4. 発熱体は石英管の内部に貫通してフィラメントを配置し、不活性ガスを封入した構成のランプヒータとした請求項1〜3のいずれか1項に記載の暖房便座。
  5. 便座の少なくとも上部体の一部を金属材料で形成した請求項1〜4のいずれか1項に記載の暖房便座。
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