JP2000014598A - 暖房便座 - Google Patents
暖房便座Info
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- JP2000014598A JP2000014598A JP19118498A JP19118498A JP2000014598A JP 2000014598 A JP2000014598 A JP 2000014598A JP 19118498 A JP19118498 A JP 19118498A JP 19118498 A JP19118498 A JP 19118498A JP 2000014598 A JP2000014598 A JP 2000014598A
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Abstract
るまでの短時間で便座の着座部を適温に昇温させ、ヒー
ターを常時通電させておいて便座を加温しておく必要が
なく、極めて省エネルギーな暖房便座を提供する。 【解決手段】 内部に空洞部28が形成された便座22
と、空洞部28に設けられた輻射型発熱体であるランプ
ヒーター30とを有し、便座22の着座部を構成する上
ケース26の構造矩体である上ケース本体37を透明ポ
リプロピレン樹脂で構成することにより、ランプヒータ
ー30からの輻射熱を着座部の表面に瞬時に伝え、採暖
面をすばやく昇温させる。
Description
便座に関するものである。
したようなものがあった(例えば実開昭59−1948
97号公報に記載)。
に、便座本体1の断面形状は、上方に向かって膨出さ
れ、しかも、上面がその内周縁および外周縁に向けてゆ
るやかに傾斜する形状となっており、さらに、裏面には
合成樹脂あるいはゴム製の当片2が所要の間隔を空けて
設けられていた。
両面より絶縁シートで覆った可撓性の面発熱体3が貼着
又は便座本体1の表面に露出させた状態で便座本体1に
埋設する等して設けられていた。この面発熱体3は、所
定のパターンに印刷配線を形成し、表面に合成樹脂シー
トを貼着することにより構成されていた。
上を被覆するようにして便座本体1上に被着されたポリ
アミドあるいはポリエステル等の合成樹脂からなる絶縁
樹脂層である。
で、便座本体1の上面に設けた面発熱体3に通電を行う
ことにより、便座本体1を加温することなく直ちに人体
の要部を適温で暖めることができ、ヒーターを常時通電
させておいて便座を加温させておく必要がなく、非常に
省エネになるものである。
暖房便座では、絶縁樹脂層内を伝導で熱が伝わるので、
着座部の表面が適温になるまでかなりの時間を要すると
いう課題を有していた。
体を成形し、かつ、構造体および絶縁樹脂層と積層しな
ければならないので、組み立てが困難であるという課題
も有していた。
するために、内部に空洞部が形成された便座と、空洞部
に設けられた輻射型発熱体とを有し、便座の着座部を輻
射熱透過性を有する材料で構成することにより、着座面
の瞬時加熱を可能にするものである。
手段を設けることにより、裏面への放熱ロスを軽減し、
採暖面の温度ムラを防止するものである。
ることにより、さらに着座面の昇温を速くするととも
に、外部への光の洩れを防ぐので、使用者の不安感を解
消するものである。
ガスを封入したランプヒーターで構成することにより、
熱容量の小さいフィラメントを熱源とすることができ、
極めて速い立ち上がり性能を実現できるものである。
の信号により自動的に輻射型発熱体を付勢することによ
り、万一使用者が便座暖房の作動をスタートし忘れたよ
うな場合でも、自動的に便座が暖められるので、使い勝
手が向上するものである。
した後に発熱体を付勢させても、着座するまでの数秒間
で便座の着座部を適温に昇温させることができ、前もっ
て加温しておく必要がなく、極めて省エネルギーにな
る。
れた便座と、空洞部に設けられた輻射型発熱体とを有
し、便座の着座部を輻射熱透過性を有する材料で構成し
たものである。
座に着座するまでの数秒間で便座の着座部を適温に昇温
させることができる。
射手段を設けたものである。そして、便座裏面への熱ロ
スを軽減し、熱源と輻射反射手段との位置関係の調節で
便座採暖面の温度ムラを防止することができる。
たものである。そして、便座着座部の採暖面の昇温をさ
らに速くすることができ、外部への光の漏れを防止する
ので使用者の不安感を解消するものである。
ンガスを封入したランプヒーターとしたものである。
できる。また、人体検知手段を設け、人体検知手段の信
号により輻射型発熱体を付勢するものである。
タートし忘れたような場合でも、自動的に便座が暖めら
れるので、使い勝手が向上する。
して説明する。
き暖房便座の斜視図である。図1において、便器20に
本体21が取り付けられており、この本体21に便座2
2および便ふた23が回動自在に設けられている。
部が設けられ、その内側にはトイレ空間の人体の有無を
検知する赤外線センサー25が内装されている。
平面図であり、図3は同実施例の便座22の要部断面図
である。
下ケース27のそれぞれの内周縁および外周縁を接合固
定することにより、内部に空洞部28を有する構造とな
っている。
部に対向して、アルミ板を鏡面仕上げした輻射反射板2
9と輻射型発熱体であるランプヒーター30とが設けら
れている。その輻射反射板29の端部は全周にわたり上
方への折り曲げ部を有しており、その折り曲げ部により
ランプヒーター30からの熱輻射が偏向されるので、ラ
ンプヒーター30から離れている外周縁部および内周縁
部の輻射密度を上げるように作用し、上ケース26への
輻射分布の均一化を図っている。
ーター30と直列に電気接続したサーモスタット31お
よび温度ヒューズ32が設けられ、万一の不安全事態に
対して温度過昇を防止するよう作用する。
部にはサーミスタ33がはめ込まれており、このサーミ
スタ33の信号に基づいて採暖面の温度が所定の温度に
なるようランプヒーター30への通電を制御する制御器
(図示せず)が本体21に設けられている。
34の内部にタングステンフィラメント35を貫通しハ
ロゲンガス36を封入して構成されており、タングステ
ンフィラメント35の発熱に伴ってハロゲン化タングス
テンを形成するハロゲンサイクル反応を繰り返すことに
より、タングステンフィラメント35の消耗を防止する
よう作用している。
ンフィラメント35を熱源とすることができ、輻射エネ
ルギーの極めて急峻な立ち上がりを行わせることができ
る。
上ケース26は透明ポリプロピレン樹脂材料を用いて射
出成形で構成された上ケース本体37の上面に、カーボ
ンブラックを多量に含有する輻射熱吸収層38を塗装
し、さらにその上に表面硬度、耐薬品性能、光沢等を考
慮した表面化粧層39を塗装したものである。
脂材料を平均厚み2.5mmにて成形することにより、
輻射熱透過率を70%以上に設定すると同時に、その剛
性から便座の構造矩体として機能している。
38の厚みは0.1mm、表面化粧層39の厚みは0.
2mmであり、これら両層は上ケース本体37を透過し
た輻射熱を完全に吸収すると同時に、熱容量が非常に小
さいので瞬時に昇温する。
た場合、赤外線センサー25がそれを検知し、その信号
によりランプヒーター30が付勢される。これにより投
入エネルギーは瞬時に輻射エネルギーに変換され、ガラ
ス管34および輻射反射板29を経て上ケース本体37
の方向に放射される。
7の内部で一部吸収あるいは反射されるが、その大半は
透過し輻射熱吸収層38および表面化粧層39の昇温に
寄与する。以上の如く便座22の着座部の採暖面をほぼ
瞬時に加温することができるものである。
暖房便座によれば、次の効果が得られる。
空洞部に設けられた輻射型発熱体とを有し、便座の着座
部を輻射熱透過性を有する材料で構成したことにより、
使用者がトイレに入室した後、便座に着座するまでの数
秒間で便座の着座部を適温に昇温させることができ、ヒ
ーターを常時通電させておいて便座を加温しておく必要
がなく、非常に省エネになるものである。
み立て性が向上するものである。 (3)着座部に対向して空洞部に輻射反射手段を設けた
ことにより、便座裏面への熱ロスを軽減し、熱源と輻射
反射手段との位置関係の調節で便座採暖面の温度ムラを
防止することができ、快適な採暖が可能になる。
たことにより、便座着座部の採暖面の昇温をさらに速く
することができ、また、外部への光の漏れを防止するの
で使用者の不安感を解消するものである。
ンガスを封入したランプヒーターとしたことにより、さ
らに速い立ち上がり性能を実現することができ、使い勝
手が向上する。
の信号により輻射型発熱体を付勢することにより、万一
使用者が便座暖房の作動をスタートし忘れたような場合
でも、自動的に便座が暖められるので、さらに使い勝手
が向上する。
Claims (5)
- 【請求項1】 内部に空洞部が形成された便座と、前記
空洞部に設けられた輻射型発熱体とを有し、前記便座の
着座部を輻射熱透過性を有する材料で構成した暖房便
座。 - 【請求項2】 着座部に対向して空洞部に輻射反射手段
を設けた請求項1記載の暖房便座。 - 【請求項3】 着座部の外面に輻射熱吸収層を設けた請
求項1または2記載の暖房便座。 - 【請求項4】 輻射型発熱体は、ガラス管にハロゲンガ
スを封入したランプヒーターである請求項1ないし3の
いずれか1項記載の暖房便座。 - 【請求項5】 人体検知手段を設け、前記人体検知手段
の信号により輻射型発熱体を付勢する請求項1ないし4
のいずれか1項記載の暖房便座。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19118498A JP2000014598A (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | 暖房便座 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19118498A JP2000014598A (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | 暖房便座 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000014598A true JP2000014598A (ja) | 2000-01-18 |
JP2000014598A5 JP2000014598A5 (ja) | 2006-12-28 |
Family
ID=16270308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19118498A Pending JP2000014598A (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | 暖房便座 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000014598A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006102085A (ja) * | 2004-10-05 | 2006-04-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | トイレ装置 |
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WO2007000981A1 (ja) | 2005-06-29 | 2007-01-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 便座装置およびそれを備えるトイレ装置 |
JP2010188156A (ja) * | 2010-04-27 | 2010-09-02 | Panasonic Corp | トイレ装置 |
-
1998
- 1998-07-07 JP JP19118498A patent/JP2000014598A/ja active Pending
Cited By (9)
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