JP2007221484A - スピーカ装置 - Google Patents

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Eiboku Seki
英木 関
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Abstract

【課題】発明は、音声聴取時以外のときにもリスナにとって邪魔になることなく、音声聴取時にはリスナにとって十分な重低音が出力されていることを感じさせ得るようにする。
【解決手段】本発明は、フロントスピーカ13の筐体内部に生じた音をリスナの耳近傍まで到達させるために延長された管状ダクト12と、当該管状ダクト12を回転可能に支持することにより管状ダクト12の開口部15DをリスナLNRの耳近傍に近付けさせる支持台15とを設けることにより、使用時には管状ダクト12を回転させた状態で支持することによりフロントスピーカ13の筐体内部に生じた音を当該管状ダクト12の開口部15Dを介してリスナLNRの耳近傍まで近付けさせて重低音をリスナLNRに聴取させ得ると共に、未使用時には管状ダクト12の回転状態を戻して支持することにより管状ダクト12がリスナLNRに対して邪魔になるような事態を回避することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、スピーカ装置に関し、例えば室内空間等に設置される据え置き型のスピーカ装置に適用して好適なものである。
従来、据え置き型のスピーカ装置においては、十分な重低音を出力するために、バッフル板の前面側へバスレフダクトが突出して設けられたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平2-57095号公報
ところでかかる構成のスピーカ装置においては、バスレフダクトがバッフル板の前面側へ突出した構造であるため、音声聴取時以外のときにはリスナにとって邪魔になるという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、音声聴取時以外のときにもリスナにとって邪魔になることなく、音声聴取時にはリスナにとって十分な重低音が出力されていることを感じさせ得ることが可能なスピーカ装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、スピーカと、当該スピーカの筐体内部に生じた音をリスナの耳近傍まで到達させるために延長された管状ダクトと、当該管状ダクトを回転可能に支持することにより管状ダクトの先端開口部をリスナの耳近傍に近付けさせる支持機構とを設けることにより、使用時には管状ダクトを回転させた状態で支持することによりスピーカの筐体内部に生じた音を当該管状ダクトの先端開口部を介してリスナの耳近傍まで近付けさせて十分な重低音をリスナに聴取させることが出来ると共に、未使用時には管状ダクトの回転状態を戻して支持することにより管状ダクトがリスナの耳近傍から離れて位置することになり、リスナに対して邪魔になるような事態を回避することができる。
また本発明においては、本体部筐体の左右両側に設けられたスピーカと、当該スピーカの筐体内部に生じた音をリスナの耳近傍まで到達させるために延長された管状ダクトと、当該管状ダクトを回転可能に支持することにより、使用時には当該管状ダクトの先端開口部をリスナの耳近傍に近付けさせ、未使用時には当該管状ダクトを本体部筐体に収納させる支持機構とを設けることにより、使用時には管状ダクトを回転させた状態で支持することによりスピーカの筐体内部に生じた音を当該管状ダクトの先端開口部を介してリスナの耳近傍まで近付けさせて十分な重低音をリスナに聴取させることが出来ると共に、未使用時には管状ダクトの回転状態を戻して支持することにより管状ダクトを本体部筐体に収納してリスナの耳近傍から離れて位置させることになり、リスナに対して邪魔になるような事態を回避することができる。
本発明によれば、使用時には管状ダクトを回転させた状態で支持することによりスピーカの筐体内部に生じた音を当該管状ダクトの先端開口部を介してリスナの耳近傍まで近付けさせて十分な重低音をリスナに聴取させることが出来ると共に、未使用時には管状ダクトの回転状態を戻して支持することにより管状ダクトがリスナの耳近傍から離れて位置することになり、リスナに対して邪魔になるような事態を回避することができ、かくして音声聴取時以外のときにもリスナにとって邪魔になることなく、音声聴取時にはリスナにとって十分な重低音が出力されていることを感じさせ得ることが可能なスピーカ装置を実現することができる。
また本発明によれば、使用時には管状ダクトを回転させた状態で支持することによりスピーカの筐体内部に生じた音を当該管状ダクトの先端開口部を介してリスナの耳近傍まで近付けさせて十分な重低音をリスナに聴取させることが出来ると共に、未使用時には管状ダクトの回転状態を戻して支持することにより管状ダクトを本体部筐体に収納してリスナの耳近傍から離れて位置させることになり、リスナに対して邪魔になるような事態を回避することができ、かくして音声聴取時以外のときにもリスナにとって邪魔になることなく、音声聴取時にはリスナにとって十分な重低音が出力されていることを感じさせ得ることが可能なスピーカ装置を実現することができる。
以下、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
図1において、1は全体として第1の実施の形態におけるスピーカシステムを示し、ディスプレイ装置2の両側に配置された左チャンネル用のスピーカ装置3及び右チャンネル用のスピーカ装置4によって構成されており、ディスプレイ装置2から左チャンネル用のスピーカ装置3及び右チャンネル用のスピーカ装置4に供給される電気信号を音に変換し、ディスプレイ装置2の正面に位置するリスナLNRに対して聴取させるようになされている。
この左チャンネル用のスピーカ装置3及び右チャンネル用のスピーカ装置4は、基本的に同一構造でなり、通常のスピーカ装置に比べて十分な重低音を出力し、高音質な音響効果をリスナに対して提供し得るような構造を有している。
次に、この左チャンネル用のスピーカ装置3及び右チャンネル用のスピーカ装置4における具体的な構成について説明するが、両者ともに同一構造であるため、便宜上、左チャンネル用のスピーカ装置3についてのみ説明し、右チャンネル用のスピーカ装置4についてはその説明を省略する。
図2(A)及び(B)に示すようにスピーカ装置3は、筐体10のバッフル板10Aに対して、電気信号を音に変換する電気音響変換器としてのスピーカユニット11が取り付けられると共に、筐体10の下面から所定径及び所定長さでなる管状ダクト12が取り付けられた構造のフロントスピーカ13と、当該フロントスピーカ13の管状ダクト12を支持する支持台15とによって構成されている。
フロントスピーカ13の管状ダクト12は、当該フロントスピーカ13のバスレフ効果を上げるためのものであり、先端に向かうに連れて弓なり状に沿った形状を有していると共に、その先端部分から重低音を出力するための開口部15Dが形成されている。
支持台15は、矩形状の台座15Aのほぼ中央部分から上方向に垂設された棒状の支柱15Bを有し、その先端には、管状ダクト12を所定位置で保持すると共に、軸Pを中心に左右約90度まで回転可能な回転保持部15Cが設けられている。
このような構成のスピーカ装置3では、回転保持部15Cにより軸Pを中心に時計回り方向へ管状ダクト12を回転させれば、左チャンネル用のスピーカ装置3として用いることが可能になり、軸Pを中心に反時計回り方向へ管状ダクト12を回転させれば、右チャンネル用のスピーカ装置4として用いることが可能な構造を有している。
ところでフロントスピーカ13は、その管状ダクト12が所定径及び所定長さに設定されており、当該筐体10及び管状ダクト12によりスピーカユニット11に対して共振回路を形成すると共に、当該管状ダクト12が所定の周波数で共振するバスレフダクトとして作用するようになされている。
すなわち図1に示したように第1の実施の形態におけるスピーカシステム1では、使用時に、スピーカ装置3及び4の管状ダクト12が軸Pを中心に左右それぞれ約90度まで回転された状態で用いられることにより、左チャンネル用のスピーカ装置3における管状ダクト12の開口部15DがリスナLNRの左耳に近づき、右チャンネル用のスピーカ装置4における管状ダクト12の開口部15DがリスナLNRの右耳に近づくようになされている。
このようにスピーカシステム1では、スピーカ装置3及び4の管状ダクト12が弓なり形状に形成されていることにより、使用時には当該管状ダクト12の先端に設けられた開口部15DがリスナLNRの左右の耳に向くようになされている。
またスピーカ装置3及び4は、管状ダクト12が弓なり形状に形成されているものの、未使用時には管状ダクト12の開口部15Dが、支持台15における台座15Aの端面よりも外側に飛び出ることがなく(図2(B))、リスナLNRに対して邪魔になるような印象を抱かせることがないように考慮されている。
次に、図3(A)に示すような一般的なバスレフ型スピーカ装置DSと、図3(B)に示すような第1の実施の形態における管状ダクト12が設けられたスピーカ装置3とにおける周波数特性の違いについて考察する。ここで一般的なバスレフ型スピーカ装置DSでは、ダクトDK1が筐体内部のみに設けられ、外部へは延長されない構造であり、そのポートPTがスピーカユニットUNと同一面上に設けられている。
この場合、一般的なバスレフ型スピーカ装置DS及び本発明のスピーカ装置3の双方共に、最低共振周波数f0:250[Hz]、スピーカ用振動板における有効振動半径A:1.5[cm]、振動系の等価質量Md:0.8[g]、共振の先鋭度Q0:0.8、筐体の容積V:0.08Lとした条件の下で、管状ダクト12の口径φ:9[mm]、長さLd:300[mm]のスピーカ装置3を用いて実際に周波数特性を測定した。
また一般的なバスレフ型スピーカ装置DSでは、スピーカユニットUNから測定用マイクロフォンMF1までの距離Lを450[mm]とした場合、ポートPTから測定用マイクロフォンMF1までの距離EL2についても450[mm]となるのに対し、本発明のスピーカ装置3では、スピーカユニット11から測定用マイクロフォンMF1までの距離Lをバスレフ型スピーカ装置DSと同じ450[mm]としているが、管状ダクト12が上述したように300[mm]の長さLdを有しているため、当該管状ダクト12の開口部15Dから測定用マイクロフォンMF1までの距離EL1を150[mm]とした状態で音の測定が行われる。
その結果、一般的なバスレフ型スピーカ装置DSにより出力される音の測定結果としては、図4に示すような周波数特性が得られ、本発明のスピーカ装置3により出力される音の測定結果としては図5に示すような周波数特性が得られる。
図4に示したように、一般的なバスレフ型スピーカ装置DSでは、スピーカユニットUNから放射される特性曲線SMに示すような周波数特性でなる中高音と、バスレフ用のポートPTから放射される特性曲線SL2に示すような周波数特性でなる低音とを合わせた音をリスナLNRの耳に到達させることになる。
これによりバスレフ型スピーカ装置DSでは、特性曲線SMと特性曲線SL2とが合成された特性曲線SG2の周波数特性に示すように、特性曲線SMにおける低音域の音圧レベルがある程度上昇された出力音をリスナLNRに対して聴取させることができる。
一方、図5に示したように本発明のスピーカ装置3では、スピーカユニット11から放射される特性曲線SMに示すような周波数特性でなる中高音と、管状ダクト12の開口部15Dから放射される特性曲線SL1に示すような周波数特性でなる低音とを合わせた音をリスナLNRの耳に到達させることになる。
すなわち本発明のスピーカ装置3では、特性曲線SMと特性曲線SL1とが合成された特性曲線SG1の周波数特性に示すように、特性曲線SMにおける低音域の音圧レベルがバスレフ型スピーカ装置DSの特性曲線SG2よりも一段と上昇され、かつ低周波数帯にまで拡げられた出力音をリスナLNRに対して聴取させることができる。
ところで、一般に音源からの距離と音圧レベルとは反比例の関係にある。ここでバスレフ型スピーカ装置DSにおけるバスレフ用のポートPTから測定用マイクロフォンMF1までの経路長EL2と、本発明におけるスピーカ装置3の管状ダクト12から測定用マイクロフォンMF1までの経路長EL1とでは、経路EL1<経路長EL2の関係にある。
すなわち本発明のスピーカ装置3では、管状ダクト12の開口部15Dがバスレフ型スピーカ装置DSのポートPTよりもリスナLNRの耳近傍に位置しているため、管状ダクト12内を伝わり開口部15Dから放射される低音を、バスレフ型スピーカ装置DSよりも高い音圧レベルでリスナLNRの耳にまで到達させ得るようになされている。
従って、図6に示すように従来のバスレフ型スピーカ装置DSにおける周波数特性と、本発明のスピーカ装置3における周波数特性とを重ねた場合、スピーカ装置3の管状ダクト12による低音の特性曲線SL1は、経路長EL1<経路長EL2の関係によって、バスレフ型スピーカ装置DSのポートPTによる低音の特性曲線SL2よりも全体的に音圧レベルが高くなる。
この結果、本発明のスピーカ装置3は、特性曲線SM及び特性曲線SL1が合成された特性曲線SG1に示すように、特性曲線SMにおける低音域の音圧レベルが従来のバスレフ型スピーカ装置DSの特性曲線SG2よりも上昇し、かつ比較的低い周波数帯まで十分な音圧レベルを保持する出力音をリスナLNRに聴取させ得るようになされている。
ここで特性曲線SG1と特性曲線SG2とを比較すると、特性曲線SG2では低音域側へ進むに連れて比較的急峻に音圧レベルが低下しているのに対し、特性曲線SG1では低音域側へ進むに連れて音圧レベルの低下度合いが緩やかになっていることが分かる。
すなわち本発明のスピーカ装置3は、従来のバスレフ型スピーカ装置DSと比較して、広い周波数帯域に渡って高い音圧レベルでなる、すなわち十分な低音域が含まれる良好な出力音を管状ダクト12の開口部15DからリスナLNRに伝達して聴取させることができるようになされている。
実際上、従来のバスレフ型スピーカ装置DSからの出力音と、本発明のスピーカ装置2からの出力音についてそれぞれ測定した結果、図7及び図8に示すような周波数特性を示す特性曲線SG12(バスレフ型スピーカ装置DSの場合)及び特性曲線SG11(スピーカ装置3の場合)が得られた。
この場合、図6で示した理論的な周波数特性と同様、およそ100[Hz]以下の低音域において、本発明のスピーカ装置3の特性曲線SG11が従来のバスレフ型スピーカ装置DSの特性曲線SG12よりも十分に高い音圧レベルを保持している。すなわち、バスレフ型スピーカ装置DSよりもスピーカ装置3の方が、リスナLNRに対して十分な低音を含む出力音を実際に聴取させ得ることが示されている。
このように本発明のスピーカシステム1では、図1に示したように左チャンネル用のスピーカ装置3におけるスピーカユニット11及び右チャンネル用のスピーカ装置4におけるスピーカユニット11から中高音を放射すると共に、スピーカ装置3における管状ダクト12の開口部15D及びスピーカ装置4における管状ダクト12の開口部15DをリスナLNRの耳に近付けた状態で低音を放射することにより、立体感がありかつ十分な低音を含む高音質な出力音をリスナLNRに対して聴取させ得るようになされている。
以上の構成において、スピーカシステム1のスピーカ装置3は、支柱15Bの所定位置に設けられた回転保持部15Cを介して管状ダクト12を回転可能な状態で保持するようにしたことにより、未使用時には管状ダクト12をフロントスピーカ13の下方に位置させ、使用時にはスピーカユニット11をリスナLNRから遠ざけると共に、管状ダクト12をリスナLNRの耳近傍に近付けることができる。
これによりスピーカ装置3は、音声聴取時以外の未使用時には管状ダクト12がフロントスピーカ13の台座15Aよりも前に突出することがなく、音声聴取時以外のときに管状ダクト12がリスナLNRにとって邪魔になるという事態を予め回避することができる。
またスピーカシステム1では、使用時にはスピーカ装置3及び4のフロントスピーカ13をリスナLNRから遠ざけると共に、管状ダクト12の開口部15DをリスナLNRの耳近傍に近付けることが出来るので、従来のバスレフ型スピーカ装置DSのようにスピーカユニットUNとバスレフダクトDK1のポートPTとが同一平面上に位置している場合に比べて、低音域の音圧レベルが高い出力音をリスナLNRに対して聴取させることができる。
さらにスピーカ装置3では、仮に低音域の音圧レベルを従来のバスレフ型スピーカ装置DSと同等で良いのであれば、管状ダクト12の径及び長さを調整することにより、一段と低い周波数帯に共振周波数を変化させることができるので、従来のバスレフ型スピーカ装置DSよりも、広い周波数帯域にまで渡って音圧レベルの低下することがない高音質な出力音をリスナLNRに聴取させることができる。
なおスピーカシステム1では、スピーカ装置3及び4の管状ダクト12をリスナLNRの耳近傍に位置させて重低音を伝達することができるので、全体の音量レベルを特別上げることなく、十分な音圧レベルの低音をリスナLNRに聴取させることができる分だけ、外部に対する低音の騒音レベルを確実に低減することができる。
因みにスピーカシステム1では、スピーカ装置3及び4の管状ダクト12から遠ざかれば遠ざかるほど、フロントスピーカ13から聴取者までの距離と、管状ダクト12の開口部15Dから聴取者までの距離との差が近似的に等しくなり、バスレフ効果が得られる共振周波数以下における低周波数帯域の重低音が聴取者に届くまでに打ち消されるため、リスナLNRの後方に存在する聴取者に対し、重低音が音漏れすることによる騒音を減少させることができる。
以上の構成によれば、スピーカシステム1では、未使用時にはスピーカ装置3及び4の管状ダクト12をフロントスピーカ13の下方に位置させ、使用時にはスピーカ装置3及び4のフロントスピーカ13をリスナLNRから遠ざけると共に、管状ダクト12の開口部15DをリスナLNRの耳近傍に位置させることにより、スピーカ装置3及び4の管状ダクト12が音声聴取時以外のときにリスナLNRにとって邪魔になることがなく、かつ音声聴取時にはリスナLNRにとって十分な重低音を聴取させることができる。
(2)第2の実施の形態
図1との対応部分に同一符号を付した図9において、21は全体として第2の実施の形態におけるスピーカシステムを示し、ディスプレイ装置2の両側に配置された左チャンネル用のスピーカ装置22及び右チャンネル用のスピーカ装置23によって構成されており、ディスプレイ装置2から左チャンネル用のスピーカ装置22及び右チャンネル用のスピーカ装置23に供給される電気信号を音に変換し、リスナLNRに聴取させるようになされている。
この左チャンネル用のスピーカ装置22及び右チャンネル用のスピーカ装置23は、基本的に同一構造でなり、通常のスピーカ装置に比べて十分な重低音を出力し、高音質な音響効果をリスナに対して提供し得るような構造を有している。
次に、この左チャンネル用のスピーカ装置22及び右チャンネル用のスピーカ装置23における具体的な構成について説明するが、両者ともに同一構造であるため、便宜上、左チャンネル用のスピーカ装置22についてのみ説明し、右チャンネル用のスピーカ装置23についてはその説明を省略する。
図10(A)及び(B)に示すようにスピーカ装置22は、筐体10のバッフル板10Aに対して、電気信号を音に変換する電気音響変換器としてのスピーカユニット11が取り付けられると共に、筐体10の下面から所定径及び所定長さでなる管状ダクト12が取り付けられた構造のフロントスピーカ13と、当該フロントスピーカ13における管状ダクト12の先端部外周側に取り付けられたリアスピーカ26と、当該管状ダクト12を支持する支持台15とによって構成されている。
この管状ダクト12は、フロントスピーカ13のバスレフ効果を上げるためのものであり、先端に向かうに連れて弓なり状に沿った形状を有していると共に、その先端部分から重低音を出力するための開口部15Dが設けられている。
また管状ダクト12の先端部外周側に取り付けられたリアスピーカ26は、そのスピーカユニット27がフロントスピーカ13のスピーカユニット11と同一方向へ向けられている。因みに、リアスピーカ26のスピーカユニット27は、フロントスピーカ13のスピーカユニット11に比べて小径であり、主に中高音を出力するために用いられる。
一方、支持台15は、矩形状でなる台座15Aのほぼ中央部分から上方向に垂設された棒状の支柱15Bを有し、その先端には、管状ダクト12を所定位置で保持すると共に、軸Pを中心に左右約90度まで回転可能な回転保持部15Cが設けられている。
このような構成のスピーカ装置22では、軸Pを中心に時計回り方向へ管状ダクト12を回転させれば、左チャンネル用のスピーカ装置3として用いることが可能になり、軸Pを中心に反時計回り方向へ管状ダクト12を回転させれば、右チャンネル用のスピーカ装置4として用いることが可能な構造を有している。
ところでフロントスピーカ13は、その管状ダクト12が所定径及び所定長さに設定されており、当該筐体10及び管状ダクト12によりスピーカユニット11に対して共振回路を形成すると共に、当該管状ダクト12が所定の周波数で共振するバスレフダクトとして作用するようになされている。
すなわち図9に示したように第2の実施の形態におけるスピーカシステム21では、スピーカ装置22及び23のフロントスピーカ13の管状ダクト12が軸Pを中心に左右それぞれ約90度まで回転された状態で用いられることにより、左チャンネル用のスピーカ装置22におけるフロントスピーカ13がリスナLNRから離れたディスプレイ装置2寄りに位置すると共に、右チャンネル用のスピーカ装置23におけるフロントスピーカ13がリスナLNRから離れたディスプレイ装置2寄りに位置し、その一方で左チャンネル用のスピーカ装置22における管状ダクト12の開口部15DがリスナLNRの左耳近傍に位置すると共に、右チャンネル用のスピーカ装置23における管状ダクト12の開口部15DがリスナLNRの右耳近傍に位置するようになされている。
なおスピーカシステム21は、左チャンネル用のスピーカ装置22及び右チャンネル用のスピーカ装置23におけるそれぞれの管状ダクト12の先端にリアスピーカ26が取り付けられているため、当該左チャンネル用のスピーカ装置22のリアスピーカ26がリスナLNRの左耳近傍に位置すると共に、右チャンネル用のスピーカ装置23のリアスピーカ26がリスナLNRの右耳近傍に位置することになる。
従ってスピーカシステム21は、左チャンネル用のスピーカ装置22及び右チャンネル用のスピーカ装置23によってフロント2チャンネル及びリア2チャンネルからなる計4チャンネルのスピーカシステムを構築し得るようになされている。
このようなスピーカシステム21におけるスピーカ装置22と、一般的なバスレフ型スピーカ装置DS(図3(A))とにおける周波数特性の違いについては、第1の実施の形態と同条件で測定した結果、第1の実施の形態におけるスピーカ装置3とほぼ同じ周波数特性がスピーカ装置22でも得られた。
すなわち本発明のスピーカ装置22では、低音域の音圧レベルがバスレフ型スピーカ装置DSよりも一段と上昇され、かつ低周波数帯にまで拡げられた出力音をリスナLNRに対して聴取させることができるようになされている。
この場合も本発明のスピーカ装置22では、管状ダクト12の開口部15Dがバスレフ型スピーカ装置DSのポートPT(図3(A))よりもリスナLNRの耳近傍に位置しているため、管状ダクト12内を伝わり開口部15Dから放射される低音を、バスレフ型スピーカ装置DSよりも高い音圧レベルでリスナLNRの耳にまで到達させ得るようになされている。
この結果、本発明のスピーカ装置22は、低音域の音圧レベルが従来のバスレフ型スピーカ装置DSよりも上昇し、かつ比較的低い周波数帯まで十分な音圧レベルを保持する出力音をリスナLNRに聴取させることができる。
このように本発明のスピーカシステム21では、図9に示したように左チャンネル用のスピーカ装置22における管状ダクト12の両側先端に取り付けられたフロントスピーカ13及びリアスピーカ26と、右チャンネル用のスピーカ装置23における管状ダクト12の両側先端に取り付けられたフロントスピーカ13及びリアスピーカ26とから中高音をそれぞれ放射すると共に、スピーカ装置22における管状ダクト12の開口部15D及びスピーカ装置23における管状ダクト12の開口部15DをリスナLNRの耳近傍に位置させた状態で低音を放射することにより、第1の実施の形態におけるスピーカシステム1よりも一段とサラウンド感がありかつ十分な低音を含む高音質な出力音をリスナLNRに対して聴取させ得るようになされている。
因みに、スピーカシステム21とパーソナルコンピュータのサウンドカードとが実際に接続される場合の例を図11に示す。この場合、パーソナルコンピュータのサウンドカード30が、5.1chサラウンドに対応しており、左チャンネル用のスピーカ装置22におけるフロントスピーカ13及び右チャンネル用のスピーカ装置23におけるフロントスピーカ13に対するフロントLRオーディオ信号出力端子31と、左チャンネル用のスピーカ装置22におけるリアスピーカ26及び右チャンネル用のスピーカ装置23におけるリアスピーカ26に対するリアLRオーディオ信号出力端子32とに対して、右チャンネル用のスピーカ装置23におけるフロント用入力端子41とリア用入力端子42とが接続される。
右チャンネル用のスピーカ装置23は、2本のフロント用入力端子41及びリア用入力端子42を介してパーソナルコンピュータのサウンドカード30から供給されるフロントLRオーディオ信号及びリアLRオーディオ信号を内蔵アンプに入力し、このフロントLRオーディオ信号及びリアLRオーディオ信号のうち、フロントLオーディオ信号及びリアLオーディオ信号を接続ケーブル43を介して左チャンネル用のスピーカ装置22へ出力するようになされている。
これによりスピーカシステム21では、右チャンネル用のスピーカ装置23におけるフロントスピーカ13からフロントRオーディオ信号に応じた音を出力し、リアスピーカ26からリアRオーディオ信号に応じた音を出力すると共に、フロントスピーカ13の管状ダクト12の開口部15DからフロントRオーディオ信号に応じた重低音を出力する。
またスピーカシステム21では、左チャンネル用のスピーカ装置22におけるフロントスピーカ13からフロントLオーディオ信号に応じた音を出力し、リアスピーカ26からリアLオーディオ信号に応じた音を出力すると共に、フロントスピーカ13の管状ダクト12の開口部15DからフロントLオーディオ信号に応じた重低音を出力する。
従ってスピーカシステム21は、左チャンネル用のスピーカ装置22及び右チャンネル用のスピーカ装置23におけるそれぞれの管状ダクト12から出力する重低音が5.1チャンネルサラウンド効果を提供するためのサブウーファー(図示せず)から出力する重低音の代わりとすることができる。
またスピーカシステム21は、左チャンネル用のスピーカ装置22及び右チャンネル用のスピーカ装置23におけるそれぞれのフロントスピーカ13から出力する中高音を左右のフロントスピーカ13のほぼ真中に定位させるように音圧レベルを調整することにより、5.1チャンネルサラウンド効果を提供するためのセンタースピーカから本来出力する中高音の代わりとすることができる。
従ってスピーカシステム21は、5.1chサラウンドを4chにダウンミックスしたときでも、左チャンネル用のスピーカ装置22及び右チャンネル用のスピーカ装置23におけるそれぞれの管状ダクト12から音圧レベルの高い重低音をリスナLNRに聴取させることができるので、擬似的ではありながらも本来の5.1chサラウンド効果に近い音響効果を提供し得るようになされている。
以上の構成において、スピーカシステム21のスピーカ装置22は、支柱15Bの所定位置に設けられた回転保持部15Cを介して管状ダクト12を回転可能な状態で保持するようにしたことにより、未使用時には管状ダクト12をフロントスピーカ13の下方に位置させ、使用時にはフロントスピーカ13をリスナLNRから遠ざけ、リアスピーカ26をリスナLNR側に近付けると共に、管状ダクト12の開口部15DをリスナLNRの耳近傍に位置させることができる。
これによりスピーカ装置22は、未使用時には管状ダクト12がフロントスピーカ13の支持台15における台座15Aよりも前に突出することがなく、音声聴取時以外のときにリスナLNRにとって管状ダクト12が邪魔になるという事態を予め回避することができる。
またスピーカシステム21では、使用時にはスピーカ装置22のフロントスピーカ13をリスナLNRから遠ざけると共に、管状ダクト12の開口部15DをリスナLNRの耳近傍に位置させることにより、従来のバスレフ型スピーカ装置DSに比べて、低音域の音圧レベルが高い出力音をリスナLNRに対して聴取させることができる。
さらにスピーカ装置22では、仮に低音域の音圧レベルを従来のバスレフ型スピーカ装置DSと同等で良いのであれば、管状ダクト12の径及び長さを調整することにより、一段と低い周波数帯に共振周波数を変化させることができるので、従来のバスレフ型スピーカ装置DSよりも、広い周波数帯域に渡って高い音圧レベルでなる高音質な出力音をリスナLNRに聴取させることができる。
なおスピーカシステム21では、スピーカ装置22及び23の管状ダクト12の開口部15DをリスナLNRの耳近傍に近付けて低音を出力することができるので、全体の音量レベルを特別上げることなく、十分な音圧レベルの低音をリスナLNRに聴取させることができる分だけ、外部に対する低音の騒音レベルを確実に低減することができる。
因みにスピーカシステム21では、スピーカ装置22及び23の管状ダクト12から遠ざかれば遠ざかるほど、スピーカ装置22及び23のスピーカユニット11から聴取者までの距離と、スピーカ装置22及び23の管状ダクト12の開口部15Dから聴取者までの距離との差が近似的に等しくなり、バスレフ効果が得られる共振周波数以下における低周波数帯域の重低音が聴取者に届くまでに打ち消されるため、リスナLNRの後方に存在する聴取者に対し、重低音が音漏れすることによる騒音を減少させることができる。
以上の構成によれば、スピーカシステム21では、未使用時にはスピーカ装置22及び23の管状ダクト12をフロントスピーカ13の下方に位置させ、使用時にはスピーカ装置22及び23のフロントスピーカ13をリスナLNRから遠ざけ、リアスピーカ26をリスナLNRに近付けると共に、管状ダクト12の開口部15DをリスナLNRの耳近傍に位置させることにより、スピーカ装置22及び23の管状ダクト12が音声聴取時以外のときにリスナLNRにとって邪魔になることがなく、かつ音声聴取時にはリスナLNRにとって十分な重低音を聴取させることができる。
(3)その他の構成例
(3−1)液晶ディスプレイ
図12(A)及び(B)に示すように、50は全体として液晶ディスプレイ装置を示し、本体部筐体50Aに取り付けられた液晶ディスプレイ51の左右両側上方にスピーカ装置52及び53が嵌め込まれており、そのスピーカ装置52及び53における筐体の下方から所定径及び所定長でなる略直方体形状でなる管状ダクト52A及び53Aがそれぞれ取り付けられている。なお、この管状ダクト52A及び53Aは、上述した第1の実施の形態におけるバスレフダクト12と同様に、所定の周波数で共振するバスレフダクトとして作用するようになされている。
このスピーカ装置52及び53は、管状ダクト52A及び53Aが下方から上方へ起き上がるように回動自在に取り付けられており、未使用時には管状ダクト52A及び53Aが液晶ディスプレイ51の前面から突出することがないように収納され、使用時にのみ液晶ディスプレイ51の前側へ突出するようになされている。
これにより液晶ディスプレイ装置50では、スピーカ装置52及び53が液晶ディスプレイ51と同一平面上に配置されたままなのに対し、管状ダクト52A及び53Aが液晶ディスプレイ51よりも手前側に突出することにより、当該管状ダクト52A及び53Aの開口部52B及び53Bがリスナ(図示せず)の耳近傍に位置することになり、低音域の音圧レベルが高い出力音をリスナに対して聴取させることができる。
従って液晶ディスプレイ装置50は、スピーカ装置52及び53の管状ダクト52A及び53Aから重低音を出力することができる分だけ、必要以上に音量レベルを上げることなくリスナにとって十分な重低音を出力することができるので、外部に対する低音の騒音レベルを確実に低減することができる。
また、この液晶ディスプレイ装置50は、液晶ディスプレイ51とスピーカ装置52及び53が一体化された構造を有し、未使用時には管状ダクト52A及び53Aが液晶ディスプレイ51の前面側へ突出することがないので、リスナに対して管状ダクト52A及び52Bが邪魔になるという事態を予め回避することができる。
(3−2)ポータブルDVDラジオプレーヤ
また図13(A)及び(B)に示すように、60は全体としてポータブルDVD(Digital Versatile Disc)ラジオプレーヤを示し、本体部筐体60Aの正面中央に液晶ディスプレイ61と、DVDの挿入口62とが設けられ、左右両側にスピーカ装置63及び64が設けられた構造を有する。
またポータブルDVDラジオプレーヤ60は、スピーカ装置63及び64を構成する筐体の下方に180度の範囲内で水平方向に回動自在な管状ダクト63A及び64Aがそれぞれ取り付けられており、当該管状ダクト63A及び64Aが上述した第1の実施の形態におけるバスレフダクト12と同様に、所定の周波数で共振するバスレフダクトとして作用するようになされている。
このポータブルDVDラジオプレーヤ60は、スピーカ装置63及び64の管状ダクト63A及び64Aが本体部60Aの側面から180度回転しながら液晶ディスプレイ61の正面側へ回り込むように回動自在に取り付けられており、未使用時には管状ダクト63A及び64Aが本体部60Aの側面から突出することがないように収納され、使用時にのみ液晶ディスプレイ61の正面よりも手前側に突出するようになされている。
このときポータブルDVDラジオプレーヤ60は、スピーカ装置63及び64の管状ダクト63A及び64Aにおける開口部63B及び64Bが正面に存在するリスナ(図示せず)の耳近傍に位置することになり、低音域の音圧レベルが高い出力音をリスナに対して聴取させることができる。
従ってポータブルDVDラジオプレーヤ60は、スピーカ装置63及び64の管状ダクト63A及び64Aから重低音を出力することができる分だけ、必要以上に音量レベルを上げることなくリスナにとって十分な重低音を出力することができるので、外部に対する低音の騒音レベルを確実に低減することができる。
また、このポータブルDVDラジオプレーヤ60は、液晶ディスプレイ61、DVDの挿入口62及びスピーカ装置63及び64が一体化された構造を有し、未使用時には管状ダクト63A及び64Aが液晶ディスプレイ61の前面側へ突出することがなく、本体部筐体60Aの側面から突出することがないように収納されるので、リスナに対して管状ダクト63A及び64Bが邪魔になるという事態を回避することができる。
さらに、図13との対応部分に同一符号を付した図14(A)及び(B)に示すように、70は全体としてポータブルDVDラジオプレーヤを示し、本体部筐体70Aの正面中央に液晶ディスプレイ61と、DVDの挿入口62とが設けられ、左右両側にスピーカ装置63及び64が設けられた基本構造についてはポータブルDVDラジオプレーヤ60と同一であり、当該スピーカ装置63及び64の管状ダクト63A及び64Aにおける先端部分にサラウンド用スピーカ65がそれぞれ設けられている点だけが異なる。
この場合、ポータブルDVDラジオプレーヤ70は、使用時には、スピーカ装置63及び64の管状ダクト63A及び64Aによる上述と同様のバスレフ効果を生じさせることが出来るうえ、管状ダクト63A及び64Aの先端部分に設けられた計2個のサラウンド用スピーカ65にリスナ(図示せず)が挟まれることになるため、低音域の音圧レベルが高い出力音をリスナに対して聴取させ得ると共に、一段とサラウンド感のある音場空間をリスナに提供することができる。
(3−3)クレードル装置
図15(A)、(B)及び(C)に示すように、80は全体としてクレードル装置を示し、本体部筐体81のほぼ中央から上方に置台82が突設されており、当該置台82に例えばポータブルゲーム機、ディジタルミュージックプレーヤ、或いは携帯電話機等のオーディオ信号出力可能な電子機器89を載置し得るようになされている。
このクレードル装置80は、本体部筐体81の左右両側所定位置に左チャンネル用のスピーカ装置83及び右チャンネル用のスピーカ装置84が設けられており、置台82に載置された電子機器89と本体部筐体81とを例えばUSB(Universal Serial Bus)ケーブル88で接続し、電子機器89からのオーディオ信号をUSBケーブル88を介して本体部筐体81内のアンプ等に入力し、スピーカ装置83及び84からオーディオ信号に応じた音を出力するようになされている。
またクレードル装置80では、スピーカ装置83及び84における筐体の下方に約90度の範囲内で水平方向(矢印方向)へ回動自在な管状ダクト83A及び84Aがそれぞれ取り付けられており、当該管状ダクト83A及び84Aが上述した第1の実施の形態におけるバスレフダクト12と同様に、所定の周波数で共振するバスレフダクトとして作用するようになされている。
またクレードル装置80は、未使用時にはスピーカ装置83及び84の管状ダクト83A及び84Aが本体部筐体81の前面から突出することがないように折り畳まれて収納され、使用時にのみ管状ダクト83A及び84Aが本体部筐体81の前面よりもリスナ側に突出するようになされている。
このときクレードル装置80は、スピーカ装置83及び84の管状ダクト83A及び84Aにおける開口部83B及び84Bが正面に存在するリスナ(図示せず)の耳近傍に位置することになり、低音域の音圧レベルが高い出力音をリスナに対して聴取させることができる。
従ってクレードル装置80は、スピーカ装置83及び84の管状ダクト83A及び84Aから重低音を出力することができる分だけ、必要以上に音量レベルを上げることなくリスナにとって十分な重低音を出力することができるので、外部に対する低音の騒音レベルを確実に低減することができる。
また、このクレードル装置80は、本体部筐体81、置台82及びスピーカ装置83及び84が一体化された構造を有し、未使用時には管状ダクト83A及び84Aが本体部筐体81の前面側へ突出することがなく、本体部筐体81の前面から突出することがないように収納されるので、リスナに対して管状ダクト83A及び84Bが邪魔になるという事態を予め回避することができる。
さらに、図15との対応部分に同一符号を付した図16(A)及び(B)に示すように90は全体としてクレードル装置を示し、本体部筐体91のほぼ中央から上方に背面保持台92が突設され、かつ本体部筐体91の上端面から信号入力端子93及び直流電源供給端子94が突設された構成を有している。
従ってクレードル装置90は、本体部筐体91の上端面に設けられた信号入力端子93及び直流電源供給端子94と、例えばポータブルゲーム機等の電子機器89における音声信号出力ジャック及び直流電源入力ジャック(図示せず)とを接続し、背面保持台92に電子機器89の背面を保持させることにより、当該クレードル装置90と電子機器89とを機械的及び電気的に接続し、ドッキングステーションとして機能させ得るようになされている。
このクレードル装置90は、本体部筐体91の左右両側所定位置に左チャンネル用のスピーカ装置83及び右チャンネル用のスピーカ装置84が設けられており、信号入力端子93及び直流電源供給端子94を介して接続された電子機器89から出力されるオーディオ信号を本体部筐体91内のアンプ等に入力し、スピーカ装置83及び84からオーディオ信号に応じた音を出力するようになされている。
またクレードル装置90では、スピーカ装置83及び84における筐体の下方に約90度の範囲内で水平方向(矢印方向)へ回動自在な管状ダクト83A及び84Aがそれぞれ取り付けられており、当該管状ダクト83A及び84Aが上述した第1の実施の形態におけるバスレフダクト12と同様に、所定の周波数で共振するバスレフダクトとして作用するようになされている。
またクレードル装置90は、未使用時にはスピーカ装置83及び84の管状ダクト83A及び84Aが本体部筐体81の前面から突出することがないように折り畳まれて収納され、使用時にのみ管状ダクト83A及び84Aが本体部筐体81の前面よりもリスナ側に突出するようになされている。
このときクレードル装置90は、スピーカ装置83及び84の管状ダクト83A及び84Aにおける開口部83B及び84Bが正面に存在するリスナ(図示せず)の耳近傍に位置することになり、低音域の音圧レベルが高い出力音をリスナに対して聴取させることができる。
従ってクレードル装置90は、スピーカ装置83及び84の管状ダクト83A及び84Aから重低音を出力することができる分だけ、必要以上に音量レベルを上げることなくリスナにとって十分な重低音を出力することができるので、外部に対する低音の騒音レベルを確実に低減することができる。
また、このクレードル装置90は、本体部筐体91、背面保持台92及びスピーカ装置83及び84が一体化された構造を有し、未使用時には管状ダクト83A及び84Aが本体部筐体91の前面側へ突出することがないように収納されるので、リスナに対して管状ダクト83A及び84Bが邪魔になるという事態を予め回避することができる。
さらに、図15との対応部分に同一符号を付した図17(A)及び(B)に示すように、100は全体としてクレードル装置を示し、本体部筐体101のほぼ中央から上方に背面保持台102が突設され、かつ本体部筐体101のほぼ中央の上端面からコネクタ端子103が突設されている。
従ってクレードル装置100は、本体部筐体101の上端面に設けられたコネクタ端子103と、携帯電話機やディジタルオーディオプレーヤ等の電子機器104の出力端子(図示せず)とを接続し、背面保持台102に電子機器104の背面を保持させることにより、当該クレードル装置100と電子機器104とを機械的及び電気的に接続し、ドッキングステーションとして機能させ得るようになされている。
このクレードル装置100は、本体部筐体101の左右両側所定位置に左チャンネル用のスピーカ装置83及び右チャンネル用のスピーカ装置84が設けられており、コネクタ端子103を介して接続された電子機器104から出力されるオーディオ信号を本体部筐体101内のアンプ等に入力し、スピーカ装置83及び84からオーディオ信号に応じた音を出力するようになされている。
またクレードル装置100では、スピーカ装置83及び84における筐体の下方に約90度の範囲内で矢印方向へ回動自在な管状ダクト83A及び84Aがそれぞれ取り付けられており、当該管状ダクト83A及び84Aが上述した第1の実施の形態におけるバスレフダクト12と同様に、所定の周波数で共振するバスレフダクトとして作用するようになされている。
またクレードル装置100は、未使用時にはスピーカ装置83及び84の管状ダクト83A及び84Aが本体部筐体101の前面から突出することがないように折り畳まれて収納され、使用時にのみ管状ダクト83A及び84Aが本体部筐体101の前面よりもリスナ側に突出するようになされている。
このときクレードル装置100は、スピーカ装置83及び84の管状ダクト83A及び84Aにおける開口部83B及び84Bが正面に存在するリスナ(図示せず)の耳近傍に位置することになり、低音域の音圧レベルが高い出力音をリスナに対して聴取させることができる。
従ってクレードル装置100は、スピーカ装置83及び84の管状ダクト83A及び84Aから重低音を出力することができる分だけ、必要以上に音量レベルを上げることなくリスナにとって十分な重低音を出力することができるので、外部に対する低音の騒音レベルを確実に低減することができる。
また、このクレードル装置100は、本体部筐体101、背面保持台102、コネクタ端子103及びスピーカ装置83及び84が一体化された構造を有し、未使用時には管状ダクト83A及び84Aが本体部筐体101の前面側へ突出することがないように収納されるので、リスナに対して管状ダクト83A及び84Bが邪魔になるという事態を予め回避することができる。
(4)他の実施の形態
なお上述の第1及び第2の実施の形態においては、支持台15の支柱15Bの先端に設けられた回転保持部15Cによって管状ダクト12を回転可能に保持する構造のスピーカ装置3及び22を用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図18(A)及び(B)に示すように筐体部111のバッフル板111Aに対してスピーカユニット112が取り付けられると共に、当該スピーカユニット112の下方に折曲収納式のバスレフダクト113が取り付けられたスピーカ装置110を用いるようにしても良く、また図19(A)及び(B)に示すように、筐体部121のバッフル板121Aに対してスピーカユニット122が取り付けられると共に、当該スピーカユニット122の下方に伸縮式のバスレフダクト123が取り付けられたスピーカ装置120を用いるようにしても良い。
この場合、スピーカ装置110及び120においても、未使用時にはバスレフダクト113及び123がバッフル板111A及び121Aの前面から突出することがなく、視覚的な美しさについても向上することができる。
また上述の第2の実施の形態においては、管状ダクト12の先端部分にリアスピーカ26を取り付けるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図20に示すようにフロントスピーカ13の近傍にリア用小型スピーカ151を設け、そのリア用小型スピーカ151の全面より突設された管状ダクト152及びフロントスピーカ13の管状ダクト12を双方共に回転保持部15Cにより回転可能に保持するようにしても良い。
さらに上述の第2の実施の形態においては、管状ダクト12の先端部分にリアスピーカ26を取り付けるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、そのリアスピーカ26の筐体下方から管状ダクトを突設するようにしても良い。
さらに上述の液晶ディスプレイ装置50においては、直方体形状でなる管状ダクト52A及び53Aを用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、弓なり状に沿った形状でなる管状ダクトを用いるようにしても良い。この場合、管状ダクトの先端開口部がリスナLNRの左右両側の耳に向くことになるので、重低音の効いた低音域の音圧レベルが高い出力音をリスナに対して聴取させることができる。
本発明のスピーカユニット及びスピーカ装置は、家庭内空間以外の映画館や劇場等に設置される据え置き型のスピーカ装置や、持ち運び可能なラジオカセットプレーヤ等のオーディオ装置に適用することができる。
第1の実施の形態におけるスピーカシステムの全体構成を示す略線図である。 スピーカ装置の構成を示す略線図である。 測定条件の説明に供する略線図である。 従来のスピーカ装置における周波数特性を示す特性曲線図である。 本発明のスピーカ装置における周波数特性を示す特性曲線図である。 周波数特性の違いの説明に供する特性曲線図である。 従来のスピーカ装置における実際の計測結果を示す特性曲線図である。 本発明のスピーカ装置における実際の計測結果を示す特性曲線図である。 第2の実施の形態におけるスピーカシステムを示す略線図である。 第2の実施の形態におけるスピーカ装置の構成を示す略線図である。 接続例を示す略線図である。 他の構成例としての液晶ディスプレイ装置を示す略線図である。 他の構成例としてのDVDラジオプレーヤ(1)を示す略線図である。 他の構成例としてのDVDラジオプレーヤ(2)を示す略線図である。 他の構成例としてのクレードル装置(1)を示す略線図である。 他の構成例としてのクレードル装置(2)を示す略線図である。 他の構成例としてのクレードル装置(3)を示す略線図である。 他の実施の形態におけるスピーカ装置(1)を示す略線図である。 他の実施の形態におけるスピーカ装置(2)を示す略線図である。 他の実施の形態におけるスピーカ装置(3)を示す略線図である。
符号の説明
1、21……スピーカシステム、2……ディスプレイ装置、3、4、22、23、52、53、63、64、83、84、110、120……スピーカ装置、10……筐体、11、27……スピーカユニット、12、52A、53A、63A、64A、83A、84A……管状ダクト、13……フロントスピーカ、15……支持台、26……リアスピーカ、50……液晶ディスプレイ装置、60、70……DVDラジオプレーヤ、80、90、100……クレードル装置。

Claims (7)

  1. スピーカと、
    上記スピーカの筐体内部に生じた音をリスナの耳近傍まで到達させるために延長された管状ダクトと、
    上記管状ダクトを回転可能に支持することにより当該管状ダクトの先端開口部を上記リスナの耳近傍に近付けさせる支持機構と
    を具えることを特徴とするスピーカ装置。
  2. 上記管状ダクトは、
    バスレフ型スピーカのダクトとして作用する
    ことを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  3. 上記管状ダクトは、その先端に中高音域用スピーカが取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  4. 本体部筐体の左右両側に設けられたスピーカと、
    上記スピーカの筐体内部に生じた音をリスナの耳近傍まで到達させるために延長された管状ダクトと、
    上記管状ダクトを回転可能に支持することにより、使用時には当該管状ダクトの先端開口部を上記リスナの耳近傍に近付けさせ、未使用時には当該管状ダクトを上記本体部筐体に収納させる支持機構と
    を具えることを特徴とするスピーカ装置。
  5. 上記本体部筐体は、表示装置である
    ことを特徴とする請求項4に記載のスピーカ装置。
  6. 上記本体部筐体は、持ち運び可能なオーディオ装置である
    ことを特徴とする請求項4に記載のスピーカ装置。
  7. 上記本体部筐体は、所定の電子機器を載置するためのクレードル装置である
    ことを特徴とする請求項4に記載のスピーカ装置。
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