JP4816338B2 - 音声通信装置及びその音声出力制御方法 - Google Patents
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Description
図1は第1の実施形態に係る携帯電話機100を示す斜視図、図2は図1のA−A線に沿った模式的な切断端面図、図3は第1の実施形態に係る携帯電話機100の回路ブロック図である。
図8は第2の実施形態に係る携帯電話機の場合の図1のA−A線に沿った模式的な切断端面図である。
2 放音孔
3 第1の筐体(筐体)
13 音声信号処理部(音制御手段を構成する)
14 音声信号処理部(音制御手段を構成する)
16 スピーカ
17 スピーカ
19 音誘導路
20 音誘導路
100 携帯電話機(音声通信装置、携帯型音声通信装置)
Claims (15)
- 筐体と、
前記筐体内に配置され、共通の原信号に基づいて発音動作し、各々レシーバとして機能することが可能な複数のスピーカと、
前記複数のスピーカの発音動作を前記原信号に応じて制御する音制御手段と、
を備え、
前記筐体において各スピーカと対応する位置には、それぞれ1つ以上の放音孔が形成され、
前記放音孔は、前記放音孔の全てをユーザの耳介により覆うことが可能であるように、互いに近接して配置され、
前記音制御手段は、
前記原信号に含まれ第1の所定値以下の周波数の音を前記複数のスピーカから出力させる際には、前記複数のスピーカから出力される音の位相を互いに略等しく設定する一方で、前記原信号に含まれ前記第1の所定値よりも高域の周波数の音を前記複数のスピーカから出力させる際には、前記複数のスピーカのうち何れか1つ以上のスピーカから出力される音の位相と、前記複数のスピーカのうち残りの1つ以上のスピーカから出力される音の位相と、を相対的に異ならせることにより、前記複数のスピーカから出力される音を打ち消す高域音打消制御が可能であることを特徴とする音声通信装置。 - 前記放音孔の全てが直径20mmの円の内側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の音声通信装置。
- 前記複数のスピーカは、前記筐体における前記放音孔が形成された面と略平行な平面内に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の音声通信装置。
- 前記高域音打消制御は、
前記何れか1つ以上のスピーカから出力される音の位相と、前記残りの1つ以上スピーカから出力される音の位相との位相差を、音が前記第1の所定値よりも高域になるに従って徐々に拡大する制御であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の音声通信装置。 - 前記音制御手段は、前記原信号を周波数帯域毎に分離し、
各周波数帯域毎に、前記何れか1つ以上のスピーカから出力される音の位相と、前記残りの1つ以上スピーカから出力される音の位相と、の位相差を設定することを特徴とする請求項4に記載の音声通信装置。 - 前記音制御手段は、前記何れか1つ以上のスピーカから出力される音の位相を前記原信号に対して変化させることにより、前記高域音打消制御を行うことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の音声通信装置。
- 前記音制御手段は、前記複数のスピーカの各々から出力される音の大きさを互いに略等しく設定することを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の音声通信装置。
- 前記複数のスピーカの各々の配置位置よりも、前記放音孔の各々の配置位置の方が、各スピーカの配置位置の中心に近い位置に設定され、
当該音声通信装置は、前記複数のスピーカの各々から出力される音を各スピーカと対応する放音孔に導く音誘導路を更に備えることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の音声通信装置。 - 前記音制御手段は、前記複数のスピーカをレシーバとして機能させる通話中に前記高域音打消制御を行うことを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の音声通信装置。
- 前記複数のスピーカは、音楽再生用にも用いられるものであり、
音楽再生時には、
前記音制御手段は、
前記原信号に含まれ第2の所定値以上の周波数の音を前記複数のスピーカから出力させる際には、前記複数のスピーカから出力される音の位相を互いに略等しく設定する一方で、
前記原信号に含まれ第2の所定値よりも低域の周波数の音を前記複数のスピーカから出力させる際には、前記複数のスピーカのうち何れか1つ以上のスピーカから出力される音の位相と、前記複数のスピーカのうち残りの1つ以上スピーカから出力される音の位相と、を相対的に異ならせることにより、前記複数のスピーカから出力される音を打ち消す低域音打消制御が可能であることを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の音声通信装置。 - 前記低域音打消制御は、
前記何れか1つ以上のスピーカから出力される音の位相と、前記残りの1つ以上スピーカから出力される音の位相との位相差を、音が前記第2の所定値よりも低域になるに従って徐々に拡大する制御であることを特徴とする請求項10に記載の音声通信装置。 - 前記音制御手段は、前記何れか1つ以上のスピーカから出力される音の位相を前記原信号に対して変化させることにより、前記低域音打消制御を行うことを特徴とする請求項10又は11に記載の音声通信装置。
- 当該音声通信装置は、携帯型音声通信装置であることを特徴とする請求項1乃至12の何れか一項に記載の音声通信装置。
- 当該音声通信装置は、携帯電話機であることを特徴とする請求項13に記載の音声通信装置。
- 筐体と、前記筐体内に配置され共通の原信号に基づいて発音動作し各々レシーバとして機能することが可能な複数のスピーカと、前記複数のスピーカの発音動作を前記原信号に応じて制御する音制御手段と、を備え、前記筐体において各スピーカと対応する位置にはそれぞれ1つ以上の放音孔が形成され、前記放音孔は前記放音孔の全てをユーザの耳介により覆うことが可能であるように互いに近接して配置された音声通信装置の音声出力を制御する方法であって、
前記原信号に含まれる音の周波数を解析する第1の過程と、
前記原信号に含まれる音の周波数を判定する第2の過程と、
前記第2の過程により前記原信号に第1の所定値以下の周波数の音が含まれていると判定された場合に、該低域の周波数の音を前記複数のスピーカから出力させるに際し、前記複数のスピーカから出力される音の位相を互いに略等しく設定する第3の過程と、
前記第2の過程により前記原信号に第1の所定値よりも高域の周波数の音が含まれていると判定された場合に、該高域の周波数の音を前記複数のスピーカから出力させるに際し、前記複数のスピーカのうち何れか1つ以上のスピーカから出力される音の位相と、前記複数のスピーカのうち残りの1つ以上スピーカから出力される音の位相と、を相対的に異ならせることにより、前記複数のスピーカから出力される音を打ち消す第4の過程と、
を備えることを特徴とする音声通信装置の音声出力制御方法。
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