JP2007220922A - フォトニック結晶半導体光増幅器および集積型光半導体素子 - Google Patents

フォトニック結晶半導体光増幅器および集積型光半導体素子 Download PDF

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Abstract

【課題】バンド端に相当する波長でのレーザ発振の発生を抑制することができるフォトニック結晶半導体光増幅器およびこれを備える集積型光半導体素子を提供すること。
【解決手段】半導体基板上に積層された下部クラッド層と上部クラッド層との間に活性層を積層して形成するとともに、所望の光を導波する線欠陥導波路領域を除いて前記上部クラッド層から前記活性層が積層された方向へ該活性層の下面よりも深い位置まで前記積層方向に垂直な面内において2次元的な屈折率の周期構造を形成するように複数の空孔が格子状に配列された空孔形成領域を形成し、前記線欠陥導波路領域の活性層内を導波する光を増幅するフォトニック結晶半導体光増幅器であって、前記線欠陥導波路領域の外側に、前期周期構造によって形成されるフォトニックバンド構造のバンド端の光を減衰させることのできる光減衰部を備えることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フォトニック結晶を有する半導体光増幅器およびこれを備える集積型光半導体素子に関するものである。
次世代の超小型光集積回路を実現するためのキーテクノロジーとしてフォトニック結晶が注目を集めており、多くの研究機関により理論・実験の両面から精力的な研究が行なわれている。フォトニック結晶は、半導体などに屈折率が該半導体とは異なる物質を光の波長程度の周期で配列させることにより屈折率の周期構造を形成したものである。フォトニック結晶においては、周期場中のマックスウェル方程式の解に従って、光に対するフォトニックバンドギャップ(Photonic Band Gap:PBG)が形成される。PBGに相当する波長の光はフォトニック結晶中をいかなる方向にも伝搬することができない。このような周期構造に適切に設計された欠陥を導入すると、光はその欠陥部に局在することになる。ゆえに、例えば周期構造に点欠陥を導入することにより光共振器が実現でき、線欠陥を導入することにより光導波路が実現できる(非特許文献1、2)。
たとえば、フォトニック結晶を有し、周期構造に線欠陥を導入して導波路を構成したフォトニック結晶半導体光増幅器としては、図10に示すように、下面に下部電極106´が形成された半導体基板101´の上に、下部クラッド層102´、活性層103´、上部クラッド層104´、上面に上部電極107´が形成されたコンタクト層105´が順次積層された構造を有し、コンタクト層105´から活性層103´が積層された方向へ活性層103´の下面よりも深い位置まで形成されかつ該積層方向に垂直な面内において2次元的な屈折率の周期構造が形成されるように格子状に配列された複数の空孔110´を有する空孔形成領域と、該空孔形成領域の間に位置する線欠陥導波路領域とが形成されているフォトニック結晶半導体光増幅器100´がある。
このようなフォトニック結晶の線欠陥導波路には、通常の媒質では見られない特異な分散関係をもつという大きな特徴がある。なかでもフォトニック結晶が形成するフォトニックバンドのバンド端における低群速度効果、すなわち高群屈折率効果を用いると、線欠陥導波路中で光を非常にゆっくりと伝搬させることが可能であり、様々な光学デバイスへの応用が検討されている。この低群速度効果とは、フォトニック結晶の波数空間においてブリルアンゾーンの境界付近、すなわち、フォトニック結晶の格子定数をaとすると波数kがk=π/aとなる値の付近で光がブラッグ反射を受けるために、群速度が低下する現象である。従ってある周波数で光の群速度は零となり、その周波数以下の光は線欠陥導波路を伝搬することができない。この周波数はバンド端と呼ばれており、本願においてもそのように呼ぶものとする。非特許文献3においては、線欠陥導波路のバンド端付近において、実験値として90程度の非常に大きな群屈折率を観測されたことが開示されている。
またこの低群速度効果を用いると、短い素子長であっても正味の光路長は長くなる、つまり単位長さ当たりの光学利得や非線形光学定数が増大するため、従来よりも素子の大幅な小型化が期待できる。例えば、フォトニック結晶光増幅器を考えた場合、その利得G(λ)は式(1)で表される。
G(λ)=G0(λ)・ng(λ)/n0(λ) ・・・・・・・・・・ (1)
ただし、G0(λ)、n0(λ)はそれぞれフォトニック結晶構造をもたない場合の増幅素子の利得、群屈折率を表わし、ng(λ)はフォトニック結晶中の線欠陥導波路の群屈折率を表わす。すなわち、利得は線欠陥導波路の群屈折率の大きさに比例して大きくなるから、所定の利得を得るために必要とされる増幅器の長さはそれに反比例して小さくなる。このため、フォトニック結晶の高群屈折率効果を用いることにより非常に小型のデバイスが実現される。
A. Talneau, et al., "High external efficiency in a monomode full-photonic-crystal laser under continuous wave electric injection", Applied Physics Letters, v.85, no.11, pp.1913-1915(2004) H. Takano, et al., "In-plane-type channel drop filter in a two-dimensional photonic crystal slab", Applied Physics Letters, v.84, no.13, pp.2226-2228(2004) M. Notomi, et al., "Extremely Large Group-Velocity Dispersion of Line Defect Waveguides in Photonic Crystal Slabs", Physical Review Letters, Volume 87, Page 253902(2001)
ところが、従来のフォトニック結晶光増幅器においては、式(1)からわかるように、群屈折率ng(λ)が無限大となるバンド端においては利得も理論上は無限大になるため、バンド端に相当する波長でレーザ発振が起こりやすいという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、バンド端に相当する波長でのレーザ発振の発生を抑制することができるフォトニック結晶半導体光増幅器およびこれを備える集積型光半導体素子を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るフォトニック結晶半導体光増幅器は、半導体基板上に積層された下部クラッド層と上部クラッド層との間に活性層を積層して形成するとともに、所望の光を導波する線欠陥導波路領域を除いて前記上部クラッド層から前記活性層が積層された方向へ該活性層の下面よりも深い位置まで前記積層方向に垂直な面内において2次元的な屈折率の周期構造を形成するように複数の空孔が格子状に配列された空孔形成領域を形成し、前記線欠陥導波路領域の活性層内を導波する光を増幅するフォトニック結晶半導体光増幅器であって、前記線欠陥導波路領域の外側に、前期周期構造によって形成されるフォトニックバンド構造のバンド端の光を減衰させることのできる光減衰部を備えることを特徴とする。
また、この発明に係るフォトニック結晶半導体光増幅器は、上記発明において、前記光減衰部は前記バンド端の光に対して吸収性を有する光吸収半導体層であることを特徴とする。
また、この発明に係るフォトニック結晶半導体光増幅器は、上記発明において、前記線欠陥導波路領域の外側に注入電流が流れないように前記線欠陥導波路領域を両側から埋め込むように形成された電流阻止層を有し、前記光吸収半導体層は、該電流阻止層に設けられていることを特徴とする。
また、この発明に係るフォトニック結晶半導体光増幅器は、上記発明において、前記電流阻止層は、p型半導体層とn型半導体層を積層してなり、前記光吸収半導体層は前記p型半導体層とn型半導体層との間に積層されていることを特徴とする。
また、この発明に係るフォトニック結晶半導体光増幅器は、上記発明において、前記光減衰部は、前記積層方向において前記バンド端の光の電界が及ぶ位置に形成された、前記バンド端の光に対して吸収性を有する光吸収電極であることを特徴とする。
また、この発明に係るフォトニック結晶半導体光増幅器は、上記発明において、前記活性層は多重量子井戸からなるものであることを特徴とする。
また、本発明に係る集積型光半導体素子は、本発明に係る上記のいずれかのフォトニック結晶半導体光増幅器と、前記フォトニック結晶半導体光増幅器に接続された光半導体素子とが、前記半導体基板上に集積されてなることを特徴とする。
本発明に係るフォトニック結晶半導体光増幅器によれば、線欠陥導波路領域の外側に備えられた光減衰部は、線欠陥導波路領域の外側に広がって分布する、利得が高いバンド端に相当する波長の光を減衰させる性質を有している。このことによって、バンド端に相当する波長では損失が大きくなり、レーザ発振が起こりにくくなる。このため、バンド端に相当する波長でのレーザ発振の発生を抑制することができるフォトニック結晶半導体光増幅器およびこれを備える集積型光半導体素子が実現できるという効果を奏する。
以下に、図面を参照して本発明に係るフォトニック結晶半導体光増幅器および集積型光半導体素子の実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るフォトニック結晶半導体光増幅器を模式的に表した平面図である。図2は、図1のフォトニック結晶半導体光増幅器を模式的に表した斜視図である。なお、図2においては両端部に形成されるリッジ導波路を省略して表している。図3は、図1のフォトニック結晶半導体光増幅器のX−X線断面図である。図4は、図1のフォトニック結晶半導体光増幅器のY−Y線断面図である。
図1〜4に示すように、本実施の形態1に係るフォトニック結晶半導体光増幅器100は、半導体基板であるn−InP基板101と、n−InP基板101上に積層された下部クラッド層であるn−InPバッファ層102と、n−InPバッファ層102上に積層されたバンドギャップ波長が1550nmでメサストライプ状のInGaAsP活性層103と、InGaAsP活性層103上に積層された上部クラッド層であるp−InPクラッド層104およびp−InPクラッド部104aと、p−InPクラッド層104上に積層されたコンタクト層であるp−InGaAsコンタクト層105と、n−InP基板101の下面に形成されたAuGeNi/Auからなるn側電極106と、p−InGaAsPコンタクト層105の上面に形成されたTi/Pt/Auからなるp側電極107とを有する。
また、メサストライプ状のInGaAsP活性層103の両側には、InGaAsP活性層103を埋め込むように積層して形成されたn−InP層108aおよびp−InP層108bからなる電流阻止層108と、光減衰部としてn−InP層108aおよびp−InP層108bの間に積層された光吸収半導体層であるInGaAs光吸収層109とを有する。
そして、p−InGaAsコンタクト層105からInGaAsP活性層103が積層された方向へInGaAsP活性層103の下面よりも深い位置まで形成されかつ該積層方向に垂直な面内において2次元的な屈折率の周期構造が形成されるように三角格子状に配列された複数の円筒状の空孔110を有する空孔形成領域111と、幅方向の中心面がInGaAsP活性層103の幅方向の中心面と一致する線欠陥導波路領域112とが形成されている。
また、フォトニック結晶半導体光増幅器100の両端にはリッジ導波路120、130が形成されている。リッジ導波路120は、n−InP基板101上に積層された下部クラッド層であるn―InPバッファ層121と、n―InPバッファ層121上に積層されたバンドギャップ波長1300nmのInGaAsP導波路層122と、InGaAsP導波路層122上に積層された上部クラッド層であるp−InPクラッド層123、124とを有する。InGaAsP導波路層122は、線欠陥導波路領域112においてInGaAsP活性層103に接続されている。また、リッジ導波路130も同様の構造を有する。
空孔110の直径110aやフォトニック結晶の三角格子の格子定数110bの値は発光させる波長帯により異なるものとし、例えば格子定数110bは300〜500nmとする。波長1550nm付近で動作するフォトニック結晶半導体光増幅器100においては、直径110aは240nm、格子定数110bは380nmである。また、線欠陥導波路領域112を挟んで隣接する空孔中心間の距離tは658nmであり、三角格子状に配列されたパターンのうち一列を除いたものとなっている。なお、空孔間の距離とは、空孔が円筒状である場合は、各空孔の中心軸の間の距離を意味する。
次に、フォトニック結晶半導体光増幅器100の動作について説明する。n側電極106とp側電極107との間に電圧を印加し、電流を注入すると、p−InP層105a及びn−InP層105bが積層されてなる電流阻止層105には電流が流れず、InGaAsP活性層103にのみ電流が流れる。その結果、InGaAsP活性層103への電流注入効率が高いものとなる。
電流が注入され励起状態となったInGaAsP活性層103にリッジ導波路120のInGaAsP導波路層122から導入された光は線欠陥導波路領域112が有する導波路モードで伝搬し、InGaAsP活性層103内で増幅される。一方、InGaAsP活性層103内では自然放出光が発生し、導波路モードで伝搬しながら増幅され、増幅された自然放出光(Amplified Spontaneous Emission:ASE)となる。このとき線欠陥導波路領域112を伝搬する光は、導波路モードによって光の電界強度分布が異なる。
光の電界強度分布が導波路モードによって異なる様子を図を用いてより具体的に説明する。図5はフォトニック結晶半導体光増幅器100の線欠陥導波路領域112の導波路モードを示すグラフである。横軸は波数、縦軸は規格化周波数を示す。なお、aはフォトニック結晶の格子定数110bの値である。線M0はフォトニック結晶線欠陥導波路領域112を伝搬する光の基本モードの分散関係を示す。また、線AはPBGの下端、線BはPBGの上端を示す。一方、図6は、バンド端であるk=π/aから遠い波数であるk=0.5π/aの波数、すなわち図5では横軸の値0.25に相当するモードにおける、導波路の長手方向での結晶格子一周期分の長さにおける導波路モードの光の電界強度分布を示す図である。図7は、バンド端であるk=π/aの波数、すなわち図5では横軸の値0.5に相当するモードにおける、導波路の長手方向での結晶格子一周期分の長さにおける導波路モードの光の電界強度分布を示す図である。図6および7中の明るい部分が電界強度の大きい箇所である。
図6に示すバンド端から遠い波数に相当するモードでは、線欠陥導波路領域112の内側に電界E1が集中しているのに対し、図7に示すバンド端の波数に相当するモードでは、電界E2は線欠陥導波路112の内側だけではなく外側の空孔形成領域111にも広がった分布形状となっていることがわかる。
バンド端に相当する波長では、線欠陥導波路領域112内のInGaAsP活性層103の利得が非常に高くなるため、レーザ発振を起こしやすい。しかし、本実施の形態1に係るフォトニック結晶半導体光増幅器100のように、線欠陥導波路領域112の外側に空孔形成領域の屈折率周期構造によるフォトニックバンド構造のバンド端の光に対して吸収性を有するInGaAs光吸収層109を備えれば、線欠陥導波路領域112の外側に広がって分布する性質を有する、バンド端付近の波数に相当するモードの光に選択的に損失を与えることができるため、バンド端に相当する波長でのレーザ発振を防止することができる。なお、InGaAs光吸収層109は電流阻止層であるp−InP層108aおよびn−InP層108bの間に積層されているので注入した電流が流れず、励起状態とはならないので、InGaAs光吸収層109は光吸収部として機能する。
次に、本実施の形態1に係るフォトニック結晶半導体光増幅器100の製造方法について説明する。まず、MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)結晶成長装置を用いて、n−InP基板101上にn−InPバッファ層102、厚さ500nmでバンドギャップ波長が1550nmのInGaAsP活性層、厚さ300nmのp−InPクラッド層を順次成長させる。InGaAsP活性層は多重量子井戸構造としてもよい。
その後、プラズマCVD装置によりSiN膜をp−InPクラッド層の全面に成膜する。次に、フォトリソグラフィとRIE(Reactive Ion Etching)によりSiN膜を幅2μmのストライプ状に加工する。次に、ドライエッチングとウェットエッチングによりInGaAsP活性層とp−InPクラッド層とを幅1μmのストライプ状に成形し、さらにInGaAsP活性層はさらに高さ1μm程度のメサ状に成形し、ストライプ状のp−InPクラッド部104aと、メサストライプ状のInGaAsP活性層103を形成する。
次に、SiN膜を選択成長マスクとして、厚さ300nmのp−InP層108b、厚さ300nmでノンドープのInGaAs光吸収層109、厚さ400nmのn−InP層108aを順次埋め込み成長させる。ここで、メサ状の部分とその外側の埋め込み成長させた部分とで積層方向での等価屈折率がほぼ等しくなるように埋め込み成長させる膜厚を調整することにより、InGaAsP活性層103に導波される光に、フォトニック結晶構造の効果が及ぶようにできる。
その後、SiN膜を除去した後に、リッジ導波路120、130を形成するために、フォトニック結晶半導体光増幅器100の両端の部分のp−InPクラッド部104aとInGaAsP活性層103をエッチングにより除去した後、除去した部分の上に厚さ500nmでバンドギャップ波長が1300nmのInGaAsP導波路層122、厚さ300nmのp−InPクラッド層123を再成長させる。その後、p−InPクラッド層104、124、p−InGaAsコンタクト層105を順次成長させる。本実施形態例では、p−InPクラッド層104の厚さは、InGaAsP活性層103に導波される 光の電界が、後に上部に形成されるp側電極107に及ばないよう、1μm以上としている。なお、リッジ導波路120、130を形成する両端部に成長させたp−InGaAsコンタクト層105はその後除去する。
次に、電子線ビーム描画装置により、2次元的な屈折率の周期構造が形成されるように三角格子状に配列された複数の円状のレジストパターンのうち所定の一列を除いたものと、リッジ導波路のレジストパターンをp−InGaAsコンタクト層105に転写する。その後、この転写したパターンをエッチングマスクとして、塩素ガスを用いたICP(Inductively Coupled Plasma)ドライエッチング装置により、p−InGaAsコンタクト層105からInGaAsP活性層103が積層された方向へInGaAsP活性層103の下面よりも深い位置まで、つまりn−InPバッファ層102に到るまで、深さにして3μm程度エッチングし、円筒状の複数の空孔110を周期的に形成して空孔形成領域111を形成する。これと同時に、リッジ導波路120、130を形成する両端部においては、n−InPバッファ層121に到るまでリッジ状にエッチングし、幅700nmのリッジ導波路120、130を形成する。
このエッチングによって、円状のパターンの転写を行わなかった一列については空孔が形成されない。したがって、空孔形成領域111の間には、周期構造の中に導入された線欠陥である線欠陥導波路領域112が形成される。この線欠陥導波路領域112は、幅方向の中心面がメサストライプ状のInGaAsP活性層103の幅方向の中心面と一致するように形成される。
次に、上記のように作製した積層基板全体が120μm程度の厚さになるようにn−InP基板101側を研磨した後、AuGeNi/Auからなるn側電極106をn−InP基板101の下面の所定の部分に、Ti/Pt/Auからなるp側電極107をp−InGaAsコンタクト層105の上面に、それぞれ形成する。最後に、この積層基板を素子ごとにへき開することでフォトニック結晶半導体光増幅器100が作製できる。
本発明の効果を確認するために、上記の方法で作製した本実施の形態1に係るフォトニック結晶半導体光増幅器と、InGaAs光吸収層を形成しない以外は上記と同様の方法で作製したフォトニック結晶半導体光増幅器の増幅特性について評価した。すると、InGaAs光吸収層を形成しないフォトニック結晶半導体光増幅器は、注入電流が約20mAのときにレーザ発振が起こることが確認されたが、本実施の形態1に係るフォトニック結晶半導体光増幅器では注入電流が20mAでもレーザ発振は起こらず、レーザ発振が防止されていることが確認された。また、増幅器内を光が伝搬する方向の長さが10μmと短くても利得が30dBと高い値を実現できることが確認された。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2に係るフォトニック結晶半導体光増幅器について説明する。本実施の形態2に係るフォトニック結晶半導体光増幅器は、実施の形態1に係るフォトニック結晶半導体光増幅器とは異なり、線欠陥導波路領域から広がって分布する光が上部クラッド層の上方に形成された電極に吸収されるものである。
図8は、本実施の形態2に係るフォトニック結晶半導体光増幅器を模式的に表した斜視図と、積層方向の位置に対する線欠陥導波路領域から両側に広がって分布する光の電界強度分布のグラフを示す図である。なお、図8においては両端部に形成されるリッジ導波路を省略して表している。本実施の形態2に係るフォトニック結晶半導体光増幅器200は、実施の形態1に係るフォトニック結晶半導体光増幅器100と同様に、n−InP基板201と、n−InPバッファ層202と、バンドギャップ波長が1300nmのInGaAsP活性層203と、p−InPクラッド層204と、p−InGaAsPコンタクト層205と、n−InP基板201の下面に形成されたAuGeNi/Auからなるn側電極206とを有し、両端にはバンドギャップ波長1100nmのInGaAsP導波路層を有するリッジ導波路が形成されている。そして、複数の円筒状の空孔210を有する空孔形成領域211と、線欠陥導波路領域212とが形成されている。しかし、InGaAsP活性層203がメサストライプ状に形成されず、電流阻止層が形成されず、p−InGaAsPコンタクト層205の上面にはTi/Pt/Auからなるp側光吸収電極207a、207bが形成されている点が異なる。
波長1300nm付近で動作するフォトニック結晶半導体光増幅器200においては、空孔210の直径は200nm、格子定数は320nmである。また、線欠陥導波路領域212を挟んで隣接する空孔中心間の距離は554nmであり、三角格子状に配列されたパターンのうち一列を除いたものとなっている。
次に、フォトニック結晶半導体光増幅器200の動作原理について説明する。フォトニック結晶半導体光増幅器100の場合と同様に、バンド端付近の波数に相当するモードの光は線欠陥導波路領域212の外側に広がって分布する。線欠陥導波路領域からの広がって分布するバンド端付近の光の電界強度は、図8のグラフに示されるように積層方向に対して曲線E3のような形状で示される分布を有するが、p側光吸収電極207a、207bは上記のグラフにおいて位置P1に対応する位置、すなわち曲線E3で示されるバンド端付近の光の電界が及ぶ位置に形成されている。p側光吸収電極207a、207bはTi/Pt/Auからなり、1300nm帯の光を吸収する。したがって、線欠陥導波路領域212の外側に光が分布するバンド端付近の波数に相当するモードの光に対して選択的に損失を与えることができるため、バンド端に相当する波長でのレーザ発振を防止することができる。
本実施の形態2に係るフォトニック結晶半導体光増幅器200の製造方法については、InGaAsP活性層をメサストライプ形状とせず埋め込み層を形成しないこと以外は、実施の形態1に係るフォトニック結晶半導体光増幅器100の製造方法と同様に行うことができる。ただし、実施の形態1では上部クラッド層104の厚さは1μm程度以上としたが、本実施の形態2では、上部クラッド層204を400nm程度の薄い厚さで成長させて、線欠陥導波路領域212から外側に広がって分布するバンド端付近の光の電界が十分な強度でp側光吸収電極207a、207bの位置に及ぶようにする。また、p側光吸収電極207a、207bは、バンド端付近に相当する波長の光のみを吸収しうるものとなるよう、線欠陥導波路領域212の外側にのみ形成する。
本発明の効果を確認するために、上記の方法で作製した本実施の形態2に係るフォトニック結晶半導体光増幅器の増幅特性について評価した。すると、本実施の形態2に係るフォトニック結晶半導体光増幅器は注入電流が30mAでもレーザ発振は起こらず、レーザ発振が防止されていることが確認された。また、増幅器内を光が伝搬する方向の長さが10μmと短くても利得が30dBと高い値を実現できることが確認された。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3に係る集積型光半導体素子について説明する。本実施の形態3に係る集積型光半導体素子は、本実施の形態1に係るフォトニック結晶半導体光増幅器同様のフォトニック結晶半導体光増幅器と、これに接続された複数の半導体レーザとが、1つの基板上に集積されたものである。
図9は、本発明の実施の形態3に係る集積型光半導体素子1000を模式的に表した平面図である。この集積型光半導体素子1000は、本実施の形態1に係るフォトニック結晶半導体光増幅器100と同様の構成を有しリッジ導波路が片側だけに形成されたフォトニック結晶半導体光増幅器300と、波長の異なるレーザ光を出射する半導体レーザ401〜404と、曲がり導波路501〜504と、波長の異なる光を合波する合波器であるMMI(Multi−Mode Interference)カプラ600とが、基板700の上に集積されたものである。
半導体レーザ401〜404から出射された波長の異なるレーザ光は、曲がり導波路501〜504により導波され、MMIカプラ600により合波される。合波された光は、曲がり導波路501〜504の導波路損失やMMIカプラ600の結合損失により光強度が減少しているが、フォトニック結晶半導体光増幅器300により増幅されて前記の損失が補償され、リッジ導波路から出射される。
なお、本実施の形態1または2に係るフォトニック結晶半導体光増幅器において、半導体レーザなどの外部光源との接続のため、リッジ導波路の外側にスポットサイズ変換器を適宜設けてもよい。
また、本実施の形態3に係る集積型光半導体素子において、半導体レーザは非特許文献1に記載されたような線欠陥型のフォトニック結晶光半導体レーザであってもよい。また、波長合波器は非特許文献2に記載されたような点欠陥型のフォトニック結晶光共振器を用いた波長合波器であってもよい。
本発明の実施の形態1に係るフォトニック結晶半導体光増幅器を模式的に表した平面図である。 図1のフォトニック結晶半導体光増幅器を模式的に表した斜視図である。 図1に示したフォトニック結晶半導体光増幅器のX−X線断面図である。 図1に示したフォトニック結晶半導体光増幅器のY−Y線断面図である。 図1のフォトニック結晶半導体光増幅器の線欠陥導波路領域の導波路モードの分散関係を示すグラフである。 図5においてk=0.5π/aの波数に相当するモードにおける、導波路の長手方向一周期分に対する導波路モードの光の電界強度分布を示す図である。 図5においてk=π/aの波数に相当するモードにおける、導波路の長手方向一周期分に対する導波路モードの光の電界強度分布を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るフォトニック結晶半導体光増幅器を模式的に表した斜視図と、積層方向の位置に対する線欠陥導波路領域から両側に分布する光の電界強度分布のグラフを示す図である。 本発明の実施の形態3に係る集積型光半導体素子を模式的に表した平面図である。 従来のフォトニック結晶半導体光増幅器を模式的に表した斜視図である。
符号の説明
100〜300 フォトニック結晶半導体光増幅器
101、201 n−InP基板
102、202 n−InPバッファ層
103、203 InGaAsP活性層
104、204 p−InPクラッド層
104a p−InPクラッド部
105、205 p−InGaAsコンタクト層
106、206 n側電極
107 p側電極
108 電流阻止層
108a n−InP層
108b p−InP層
109 InGaAs光吸収層
110、210 空孔
110a 空孔の直径
110b 格子定数
111、211 空孔形成領域
112、212 線欠陥導波路領域
120、130 リッジ導波路
121 n―InPバッファ層
122 InGaAsP導波路層
123、124 p−InPクラッド層
207a、207b p側光吸収電極
401〜404 半導体レーザ
501〜504 曲がり導波路
600 MMIカプラ
700 基板
1000 集積型光半導体素子

Claims (7)

  1. 半導体基板上に積層された下部クラッド層と上部クラッド層との間に活性層を積層して形成するとともに、所望の光を導波する線欠陥導波路領域を除いて前記上部クラッド層から前記活性層が積層された方向へ該活性層の下面よりも深い位置まで前記積層方向に垂直な面内において2次元的な屈折率の周期構造を形成するように複数の空孔が格子状に配列された空孔形成領域を形成し、前記線欠陥導波路領域の活性層内を導波する光を増幅するフォトニック結晶半導体光増幅器であって、
    前記線欠陥導波路領域の外側に、前期周期構造によって形成されるフォトニックバンド構造のバンド端の光を減衰させることのできる光減衰部を備えることを特徴とするフォトニック結晶半導体光増幅器。
  2. 前記光減衰部は前記バンド端の光に対して吸収性を有する光吸収半導体層であることを特徴とする請求項1に記載のフォトニック結晶半導体光増幅器。
  3. 前記線欠陥導波路領域の外側に注入電流が流れないように前記線欠陥導波路領域を両側から埋め込むように形成された電流阻止層を有し、前記光吸収半導体層は、該電流阻止層に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のフォトニック結晶半導体光増幅器。
  4. 前記電流阻止層は、p型半導体層とn型半導体層を積層してなり、前記光吸収半導体層は前記p型半導体層とn型半導体層との間に積層されていることを特徴とする請求項3に記載のフォトニック結晶半導体光増幅器。
  5. 前記光減衰部は、前記積層方向において前記バンド端の光の電界が及ぶ位置に形成された、前記バンド端の光に対して吸収性を有する光吸収電極であることを特徴とする請求項1に記載のフォトニック結晶半導体光増幅器。
  6. 前記活性層は多重量子井戸からなるものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のフォトニック結晶半導体光増幅器。
  7. 請求項1〜6のいずれか一つに記載のフォトニック結晶半導体光増幅器と、前記フォトニック結晶半導体光増幅器に接続された光半導体素子とが、前記半導体基板上に集積されてなることを特徴とする集積型光半導体素子。
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