JP2007220439A - 電気化学セル及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】
従来、電極をケースに貼り付ける導電性接着剤の接着力が十分でなかった。接着力の弱い導電性接着剤を用いると電極とケースの導電性が悪化して、電気化学セルの内部抵抗が上昇する問題があった。
【解決手段】
正極活物質と正極容器との接着および、負極活物質と負極容器との接着に用いる導電性接着剤を水溶性バインダー含有のものとし、さらにグリコール類を添加した。
【選択図】 図1
従来、電極をケースに貼り付ける導電性接着剤の接着力が十分でなかった。接着力の弱い導電性接着剤を用いると電極とケースの導電性が悪化して、電気化学セルの内部抵抗が上昇する問題があった。
【解決手段】
正極活物質と正極容器との接着および、負極活物質と負極容器との接着に用いる導電性接着剤を水溶性バインダー含有のものとし、さらにグリコール類を添加した。
【選択図】 図1
Description
本発明は、非水電解質電池および電気二重層原理を利用した電気二重層キャパシタに関するものである。
電気化学セルは、従来、時計機能のバックアップ電源や半導体のメモリのバックアップ電源やマイクロコンピュータやICメモリ等の電子装置予備電源やソーラ時計の電池やモーター駆動用の電源などとして使用されており、近年は電気自動車の電源やエネルギー変換・貯蔵システムの補助貯電ユニットなどとしても検討されている。
小型の電気化学セルは、半導体メモリの不揮発化、時計機能素子の低消費電力化により、容量、電流ともそれほど大きなものの必要性が減ってきている。むしろ、電気化学セルのニーズとしては、薄型やリフローハンダ付け(あらかじめプリント基板上のハンダ付を行う部分にハンダクリーム等を塗布しておきその部分に部品を載置するか、あるいは、部品を載置後ハンダ小球をハンダ付部分に供給し、ハンダ付部分がハンダの融点以上、例えば、200〜260℃となるように設定された高温雰囲気の炉内に部品を搭載したプリント基板を通過させることにより、ハンダを溶融させてハンダ付を行う方法)に対する要求が強くなっている。このため、小型の電気化学セルには、リフローハンダ付けに耐え得る耐熱性が求められている。
リフローハンダ付けの加熱による電気化学セルの劣化を防止し耐熱性を向上させるため、電気化学セルをあらかじめ熱処理することも行われている(例えば、特許文献1、2参照)。
リフローハンダ付けの加熱による電気化学セルの劣化を防止し耐熱性を向上させるため、電気化学セルをあらかじめ熱処理することも行われている(例えば、特許文献1、2参照)。
電気二重層キャパシタの製造過程においても、電極に含まれる水分が劣化の原因となるので極力水分を除去する必要がる。このため、電気二重層キャパシタの電極の乾燥温度を上げる必要がある。
以上のように、小型の電気化学セルには、耐熱性の高い構造及び材料が求めれれている。
電気化学セルの信頼性と耐熱性を向上させるうえで重要なものが電極とケースを接合させる導電性接着剤である。導電性接着剤により電極をケースに固定し、電気的に接続させる。
この導電性接着剤については、熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂を混合したものなど種々の検討がなされている(例えば、特許文献3参照)。
特開2002−190427号公報(第2頁から第3頁)
特開2003−92149号公報(第2頁から第5頁)
特開2002−75805号公報(第2頁から第3頁)
電気化学セルの信頼性と耐熱性を向上させるうえで重要なものが電極とケースを接合させる導電性接着剤である。導電性接着剤により電極をケースに固定し、電気的に接続させる。
この導電性接着剤については、熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂を混合したものなど種々の検討がなされている(例えば、特許文献3参照)。
従来の電気化学セルに用いられていた熱硬化型の導電性接着剤では接着性が十分ではなかった。接着力の弱い導電性接着剤を用いるとリフローハンダ付け後、電極とケースの導電性が悪化して、電気化学セルの内部抵抗が上昇し、放電容量が低下したり、電気化学セルとして機能しなくなることがあった。このため接着強度の強い水溶液系のバインダーを含む導電性接着剤が検討されてきた。
しかし、水溶液系のバインダーは、従来のものより接着強度は強いが以下の課題があった。
(1)乾燥が速く扱いにくい。
(2)リチウムまたはリチウムイオンを含む電池系に用いた場合は、リチウムと反応し容量が低下する。
(3)熱硬化型のバインダーを含むものより耐熱性が弱い。
(1)乾燥が速く扱いにくい。
(2)リチウムまたはリチウムイオンを含む電池系に用いた場合は、リチウムと反応し容量が低下する。
(3)熱硬化型のバインダーを含むものより耐熱性が弱い。
乾燥時間が速過ぎると、塗布後すぐ電極活物質をのせなければ接着力が低下するという課題があった。製造装置の稼動が不安定であったり、工程能力が低く導電性接着剤の塗布から電極活物質接着までの時間が一定でないと接着強度にバラツキが出る原因となっていた。
また、水溶性バインダーの代表的なものにポリアクリル酸を用いたものがあるが、ポリアクリル酸とリチウムにより中和反応が起きてしまう。反応に使われるリチウムが減少するため、充放電に必要用なリチウムが減り、電池の容量が減ってしまうという問題を生じていた。
また、水溶性バインダーの代表的なものにポリアクリル酸を用いたものがあるが、ポリアクリル酸とリチウムにより中和反応が起きてしまう。反応に使われるリチウムが減少するため、充放電に必要用なリチウムが減り、電池の容量が減ってしまうという問題を生じていた。
水溶性バインダーを含む導電性接着剤は、一般的に熱硬化型のバインダーを含むものより耐熱性が弱い。そのため、製造工程において、正極活物質と正極容器を導電性接着剤により接着した正極ユニットや負極活物質と負極容器を導電性接着剤により接着した負極ユニットを熱処理すると導電性接着剤の接着力低下が起こり、活物質が容器からはがれるといった課題があった。電極活物質が容器からはがれると製造工程において、製造装置が停止し稼働率が下がったり、電極活物質のない不良品が作られ歩留まりが低下するといった弊害があった。
また、電極活物質として、チタン酸化物または、リチウム含有チタン酸化物を用いた場合は、水溶性バインダー以外のバインダー例えば、エポキシ、フェノール、ウレタン、シリコン、ポリイミド等を用いると十分な接着力が得られなかった。水溶性バインダーを用いた場合においても、リフローハンダ付け対応とするための熱処理を行うと導電性接着剤の接着力低下が起こるという課題があった。
本発明の目的は、上記課題を解決し、生産性し易く、かつ信頼性と耐熱性に優れた電気化学セルの提供である。
正極活物質と正極容器との接着および、負極活物質と負極容器との接着に用いる導電性接着剤を水溶性バインダー含有のものとし、さらにグリコール類を添加した。
前記導電性接着剤が含有する水溶性バインダーとして、ポリアクリル酸、ポリビニルアルコール、セルロース誘導体の一種以上を用いた。また、添加するグリコール類として、エチレングリコール、プロパンジオールの一種以上を用いた。
前記正極活物質または負極活物質がチタン酸化物または、リチウム含有チタン酸化物である場合、水溶性バインダーを含有する導電性接着剤がもっとも接着力が強いことがわかった。しかし、それにおいても十分な接着力ではなく、さらにグリコール類を添加した導電性接着剤を用いることにより、電極活物質の接着力低下が起こるという課題を解決できた。
本発明の電気化学セルは、水溶性バインダーとグリコールを含有する導電性接着剤で、電極とケースを接着したものである。
前記導電性接着剤が含有する水溶性バインダーとして、ポリアクリル酸、ポリビニルアルコール、セルロース誘導体の一種以上を用いた。また、添加するグリコール類として、エチレングリコール、プロパンジオールの一種以上を用いた。
前記正極活物質または負極活物質がチタン酸化物または、リチウム含有チタン酸化物である場合、水溶性バインダーを含有する導電性接着剤がもっとも接着力が強いことがわかった。しかし、それにおいても十分な接着力ではなく、さらにグリコール類を添加した導電性接着剤を用いることにより、電極活物質の接着力低下が起こるという課題を解決できた。
本発明の電気化学セルは、水溶性バインダーとグリコールを含有する導電性接着剤で、電極とケースを接着したものである。
本発明の電気化学セルは、前記水溶性バインダーとして、アクリル酸、ポリビニルアルコール、セルロース誘導体のいずれかを含む導電性接着剤を用いている。
本発明の電気化学セルは、前記導電性接着剤に含まれるグリコールが、エチレングリコール、プロパンジオールのいずれかである。
本発明の電気化学セルは、前記電極にチタン酸化物、又はリチウム含有チタン酸化物のいずれかを含む。
本発明の電気化学セルは、前記電極にチタン酸化物、又はリチウム含有チタン酸化物のいずれかを含む。
本発明の電気化学セルは、電極とケースを水溶性バインダーとグリコールを含有する導電性接着剤で接着する接着工程と、前記導電性接着剤に添加したグリコールの沸点以上の温度で加熱する過熱工程とから製造される。
正極活物質と正極容器との接着および、負極活物質と負極容器との接着に用いる導電性接着剤を接着強度の強い水溶性バインダー含有のものとし、さらに製造工程での乾燥防止のためグリコール類を添加した。これにより、製造工程での接着剤の乾燥時間を最適化でき、接着剤が乾く時間が短いことにより生じる電極活物質とケースの剥がれを防止できる。
また、リフローハンダ付けに対応するための熱処理工程においても導電性接着剤の剥離を防止することができ、電気化学セルの内部抵抗上昇を抑制することができた。
正極活物質または負極活物質である電極活物質がチタン酸化物または、リチウム含有チタン酸化物である場合、水溶性バインダー含有し、さらにグリコール類を添加した導電性接着剤を用いることにより、電極活物質の接着力低下が起こるという課題を解決できた。特に熱処理工程において、安定した接着力を確保すためにはこの組み合わせが最適であることがわかった。
正極活物質または負極活物質である電極活物質がチタン酸化物または、リチウム含有チタン酸化物である場合、水溶性バインダー含有し、さらにグリコール類を添加した導電性接着剤を用いることにより、電極活物質の接着力低下が起こるという課題を解決できた。特に熱処理工程において、安定した接着力を確保すためにはこの組み合わせが最適であることがわかった。
図1に電気化学セルの断面図を示した。正極101は、正極活物質に導電剤としてグラファイトを、結着剤として有機バインダーを混合して正極合剤とし、次にこの正極合剤を約2ton/cm2でペレットに加圧成形することにより得た。正極101を、導電性接着剤110を用いて正極ケース102に接着し一体化した(正極ユニット化)後、乾燥のため加熱する。
塗布する液体シール剤111は、市販のブチルゴム系接着剤(ブチルゴム30重量%、残りトルエン)とブローンアスファルトをトルエンに溶かしたもの等を正極ケース102の内側に注射器により塗布し、ドライルーム内で乾燥して用いることができる。
負極は、次の様にして作製した。負極103に導電剤としてグラファイトを、結着剤として有機バインダーを混合して負極合剤とする。次にこの負極合剤を約2ton/cm2でペレットに加圧成形し負極103を得る。正極101と負極103が電極として作用する。その後、負極103を、導電性接着剤109を用いて負極ケース104に接着し一体化した(負極ユニット化)後、乾燥のため加熱する。さらに、ペレット上にリチウムフォイル105を打ち抜いたものを圧着し、リチウム―負極ペレット積層電極とした。ただし、活性炭を電極活物質とした電気二重層キャパシタを作製する場合は、リチウムフォイル105を必要としない。正極ケース102と負極ケース104が電気化学セルの発電要素を包含するケースである。
負極は、次の様にして作製した。負極103に導電剤としてグラファイトを、結着剤として有機バインダーを混合して負極合剤とする。次にこの負極合剤を約2ton/cm2でペレットに加圧成形し負極103を得る。正極101と負極103が電極として作用する。その後、負極103を、導電性接着剤109を用いて負極ケース104に接着し一体化した(負極ユニット化)後、乾燥のため加熱する。さらに、ペレット上にリチウムフォイル105を打ち抜いたものを圧着し、リチウム―負極ペレット積層電極とした。ただし、活性炭を電極活物質とした電気二重層キャパシタを作製する場合は、リチウムフォイル105を必要としない。正極ケース102と負極ケース104が電気化学セルの発電要素を包含するケースである。
セパレータ106はガラス繊維の不織布等を丸く打ち抜いて用いることができる。
電気化学セルが電池の場合、正極101に用いる正極活物質としては、マンガン酸化物またはリチウム含有マンガン酸化物、チタン酸化物、リチウム含有チタン酸化物、モリブデン酸化物、マンガン酸化物、バナジウム酸化物、ニオブ酸化物、リチウム含有マンガン酸化物、リチウム含有コバルト酸化物、リチウム含有ニッケル酸化物、リチウム含有マンガンコバルト酸化物、リチウム含有マンガンニッケル酸化物、リチウム含有コバルトニッケル酸化物、リチウム含有マンガンコバルトニッケル酸化物が正極活物質として用いられる。
電気化学セルが電池の場合、正極101に用いる正極活物質としては、マンガン酸化物またはリチウム含有マンガン酸化物、チタン酸化物、リチウム含有チタン酸化物、モリブデン酸化物、マンガン酸化物、バナジウム酸化物、ニオブ酸化物、リチウム含有マンガン酸化物、リチウム含有コバルト酸化物、リチウム含有ニッケル酸化物、リチウム含有マンガンコバルト酸化物、リチウム含有マンガンニッケル酸化物、リチウム含有コバルトニッケル酸化物、リチウム含有マンガンコバルトニッケル酸化物が正極活物質として用いられる。
負極103に用いる負極活物質としては、リチウム金属、リチウム−アルミニウム等のリチウム合金、リチウムをドーピングした炭素、リチウムをドーピングした金属酸化物(SiO、WO2、WO3等)、リチウム含有チタン酸化物(Li4Ti5O12等)、二酸化モリブデン、ニオブ酸化物等を用いることができる。
正負極の組み合わせにより電池電圧が決まるため、正極としても負極としても使える物質もある。
正負極の組み合わせにより電池電圧が決まるため、正極としても負極としても使える物質もある。
また、電気化学セルが電気二重層キャパシタの場合、電極としては、おが屑、椰子殻、ピッチなどを賦活処理して得られる粉末状活性炭を、バインダーと一緒にプレス成形または圧延ロールして用いることができる。また、フェノール系、レーヨン系、アクリル系、ピッチ系などの繊維を、不融化及び炭化賦活処理して活性炭または活性炭素繊維とし、これをフェルト状、繊維状、紙状または焼結体状にしても用いてもよい。また、電解重合して得られるポリアニリン(PAN)も利用できる。
ガスケット107は、各種樹脂により成形したものを用いることができる。リフローハンダ付け対応の電気化学セルを作る場合は、融点の高いエンジニアリングプラスチックを用いることが有効である。例えば、ポリフェニレンサルファイドとポリエーテルエーテルケトンが有効である。
ガスケット107は、各種樹脂により成形したものを用いることができる。リフローハンダ付け対応の電気化学セルを作る場合は、融点の高いエンジニアリングプラスチックを用いることが有効である。例えば、ポリフェニレンサルファイドとポリエーテルエーテルケトンが有効である。
ガスケットに塗布する液体シール剤111は、市販のブチルゴム系接着剤(ブチルゴム30重量%、残りトルエン)とブローンアスファルトをトルエンに溶かしたもの等をガスケット107の溝に注射器により塗布し、ドライルーム内で乾燥して用いることができる。熱処理した電極ユニット、乾燥したガスケット、セパレータはドライルーム内に入れ、以下の作業はドライルーム内で行う。
電解液108は、所定の量ディスペンサーなどで注入すればよく、注入後、正極ユニットと負極ユニットを重ねかしめ封口することにより電気化学セルを作製することができる。
電解液108は、所定の量ディスペンサーなどで注入すればよく、注入後、正極ユニットと負極ユニットを重ねかしめ封口することにより電気化学セルを作製することができる。
電解液としては、常圧での沸点が200℃以上の非水溶媒が安定である。リフロー温度は250℃程度に上がる場合があるが、その温度で電池内部の圧力が上がっているせいか常圧での沸点が204℃のγ−ブチロラクトン(γBL)を用いた場合でも電池の破裂はなかった。プロピレンカーボネート(PC)、エチレンカーボネート(EC)、γ−ブチロラクトン(γBL)から選ばれる単独または複合物で用いることが良好であった。
電解質には、特に限定されることなく従来の電気二重層キャパシタや非水二次電池に用いられている非水溶媒が用いられる。非水溶媒中に存在する主な不純物としては、水分と、有機過酸化物(例えばアルコール類、カルボン酸類)などが挙げられる。前記各不純物は、電極の表面に絶縁性の被膜を形成し、電極の界面抵抗を増大させるものと考えられる。したがって、サイクル寿命や容量の低下に影響を与える恐れがある。また高温(60℃以上)貯蔵時の自己放電も増大する恐れがある。このようなことから、非水溶媒を含む電解質において前記不純物はできるだけ低減されることが好ましい。具体的には、水分は50ppm以下、有機過酸化物は1000ppm以下であることが好ましい。
支持塩としては(C2H5)4PBF4、(C3H7)4PBF4、(CH3)(C2H5)3NBF4、(C2H5)4NBF4、(C2H5)4PPF6、(C2H5)4PCF3SO4、(C2H5)4NPF6、過塩素酸リチウム(LiClO4
)、六フッ化リン酸リチウム(LiPF6 )、ホウフッ化リチウム(LiBF4 )、六フッ化砒素リチウム(LiAsF6
)、トリフルオロメタスルホン酸リチウム(LiCF3 SO3 )、ビストリフルオロメチルスルホニルイミドリチウム[LiN(CF3
SO2 )2 ]、チオシアン塩、アルミニウムフッ化塩などのリチウム塩などの1種以上の塩を用いることができる。
また、ポリエチレンオキサイド誘導体か該誘導体を含むポリマ−、ポリプロピレンオキサイド誘導体か該誘導体を含むポリマ−、リン酸エステルポリマ−等も上記支持塩と併用し用いることもできる。
)、六フッ化リン酸リチウム(LiPF6 )、ホウフッ化リチウム(LiBF4 )、六フッ化砒素リチウム(LiAsF6
)、トリフルオロメタスルホン酸リチウム(LiCF3 SO3 )、ビストリフルオロメチルスルホニルイミドリチウム[LiN(CF3
SO2 )2 ]、チオシアン塩、アルミニウムフッ化塩などのリチウム塩などの1種以上の塩を用いることができる。
また、ポリエチレンオキサイド誘導体か該誘導体を含むポリマ−、ポリプロピレンオキサイド誘導体か該誘導体を含むポリマ−、リン酸エステルポリマ−等も上記支持塩と併用し用いることもできる。
正極101と正極ケース102との接着および、負極103と負極ケース104との接着に用いる導電性接着剤を水溶性バインダー含有のものとし、さらにグリコール類を添加した。
前記導電性接着剤が含有する水溶性バインダーとして、ポリアクリル酸、ポリビニルアルコール、セルロース誘導体の一種以上を用いることができるが、乾燥が比較的速く、導電性接着剤の塗布後の経過時間が長くなれば接着強度が低下してしまう。そこで、乾燥防止として、グリコール類を添加した。エチレングリコールの沸点は197.85℃、プロパンジオールの沸点は187.85℃であるため常温では乾燥しにくい。接着後の電極熱処理温度を沸点以上とすれば、電極活物質内への残留が少なく、電気化学セル特性への影響をほとんどなくすことができる。
前記導電性接着剤が含有する水溶性バインダーとして、ポリアクリル酸、ポリビニルアルコール、セルロース誘導体の一種以上を用いることができるが、乾燥が比較的速く、導電性接着剤の塗布後の経過時間が長くなれば接着強度が低下してしまう。そこで、乾燥防止として、グリコール類を添加した。エチレングリコールの沸点は197.85℃、プロパンジオールの沸点は187.85℃であるため常温では乾燥しにくい。接着後の電極熱処理温度を沸点以上とすれば、電極活物質内への残留が少なく、電気化学セル特性への影響をほとんどなくすことができる。
水溶性バインダーとして、ポリアクリル酸を用い、エチレングリコールを添加して、リチウムを用いた電池を作製した場合は、電池特性も向上した。これは、ポリアクリル酸だけが電池内に存在する場合は、リチウムにより中和反応が進み、充放電時に移動するリチウムの量が減少してしまうためと考えられる。一方、ポリアクリル酸にエチレングリコールを添加し、熱処理等により過熱するとポリアクリル酸のCOOH基とエチレングリコールのOH基が脱水縮合を起こすものと考えられる。それによりポリアクリル酸のCOOH基に捕集されるリチウムがなくなるものと考えられる。
水溶性バインダーを含む導電性接着剤にグリコールを添加して、接着強度が上昇するメカニズムとしては、接着前の乾燥を防止したことが大きいと考えられるが、ポリアクリル酸のCOOH基とエチレングリコールのOH基の脱水縮合のような反応も関与している可能性がある。
水溶性バインダーを含む導電性接着剤にグリコールを添加して、接着強度が上昇するメカニズムとしては、接着前の乾燥を防止したことが大きいと考えられるが、ポリアクリル酸のCOOH基とエチレングリコールのOH基の脱水縮合のような反応も関与している可能性がある。
電極活物質としてLi4Ti5O12、導電剤としてグラファイトを、結着剤として有機バインダーを85:10:5の割合で混合して正極合剤とし、次にこの正極合剤6mgを約2ton/cm2でφ2.4mmのペレットに加圧成形し正極101を得た。その後、この様にして得られた正極101を、導電性接着剤110の塗布からペレット状の正極101を接着するまでの時間を変化させ、正極ケース102に接着し一体化(正極ユニット化)したものを各10個ずつ作成した。導電性接着剤はグラファイト、ポリアクリル酸、水の比が10:10:80のものにエチレングリコールを所定の量添加したものを用いた。
その後正極ユニットを250℃の6時間加熱し、接着強度を測定した。強度測定は、接着したペレット状の正極101をプッシュブルゲージにより横方向から加圧しはがれるまでの強度を測定した。
その後正極ユニットを250℃の6時間加熱し、接着強度を測定した。強度測定は、接着したペレット状の正極101をプッシュブルゲージにより横方向から加圧しはがれるまでの強度を測定した。
結果を図2に示した。導電性接着剤110の塗布からペレット状の正極101を接着するまでの時間(放置時間/分)に対する接着強度/kgfを示した。導電性接着剤に含まれるエチレングリコールの量を重量%で、0%、3%、5%、10%、12.5%、15%、20%と変化させて実験を行った。エチレングリコールの少ないものは放置時間と共に接着強度が低下する。これは導電接着剤の表面が乾燥し、急激に着きが悪くなるためと思われる。エチレングリコールは表面の乾きを防止する働きがあると考えられる。
放置時間5分後で1.5kgf以上の強度があれば、製造工程上ではがれなどによるトラブルがなかった。エチレングリコールを10%以上添加したものにおいて良好な結果が得られた。ただし、エチレングリコールを多く入れるとバインダー成分のポリアクリル酸の濃度が薄くなり、接着強度も低下するので注意が必要である。また、エチレングリコールの多いものは放置時間が長いほど接着強度が上がる傾向にある。これは、水分が蒸発し、バインダー成分のポリアクリル酸の濃度が相対的に高くなったためと考えられる。
放置時間5分後で1.5kgf以上の強度があれば、製造工程上ではがれなどによるトラブルがなかった。エチレングリコールを10%以上添加したものにおいて良好な結果が得られた。ただし、エチレングリコールを多く入れるとバインダー成分のポリアクリル酸の濃度が薄くなり、接着強度も低下するので注意が必要である。また、エチレングリコールの多いものは放置時間が長いほど接着強度が上がる傾向にある。これは、水分が蒸発し、バインダー成分のポリアクリル酸の濃度が相対的に高くなったためと考えられる。
正極活物質または負極活物質である電極活物質がチタン酸化物または、リチウム含有チタン酸化物である場合、導電性接着剤の強度が低下する傾向がある。これは、チタン化合物特有の水や溶媒との親和性が関与しているものと思われる。このようなチタン酸化物または、リチウム含有チタン酸化物においても本発明の水溶性バインダー含有し、さらにグリコール類を添加した導電性接着剤を用いることにより、実用上問題のない接着強度まで接着力を上げることができた。
本実施例および比較例の電池は、正極活物質としてチタン酸リチウムLi4Ti5O12、負極活物質としSiOを用いた場合である。下記のようにして作製した正極、負極及び電解液を用いた。また、電池の大きさは外径4.8mm、厚さ1.4mmとした。
正極は、正極101の原材料粉末Li4Ti5O12に導電剤としてグラファイト、結着剤としてポリビニルアルコールを85:10:5の割合で混合して正極合剤とし、次にこの正極合剤6mgを約2ton/cm2でφ2.4mmのペレットに加圧成形し正極101を得た。その後、この様にして得られた正極101を、導電性接着剤110を用いてステンレス製の正極ケース102に接着し一体化した(正極ユニット化)後、175〜250℃で8時間減圧加熱乾燥した。導電性接着剤はグラファイト、ポリアクリル酸、水の比が10:10:80のものにエチレングリコールを10%の量添加したものを用いた。
塗布する液体シール剤111は、市販のブチルゴム系接着剤(ブチルゴム30重量%、残りトルエン)とブローンアスファルトをトルエンに溶かしたものを正極ケース102の内側に注射器により塗布し、ドライルーム内で120℃乾燥して用いた。
正極は、正極101の原材料粉末Li4Ti5O12に導電剤としてグラファイト、結着剤としてポリビニルアルコールを85:10:5の割合で混合して正極合剤とし、次にこの正極合剤6mgを約2ton/cm2でφ2.4mmのペレットに加圧成形し正極101を得た。その後、この様にして得られた正極101を、導電性接着剤110を用いてステンレス製の正極ケース102に接着し一体化した(正極ユニット化)後、175〜250℃で8時間減圧加熱乾燥した。導電性接着剤はグラファイト、ポリアクリル酸、水の比が10:10:80のものにエチレングリコールを10%の量添加したものを用いた。
塗布する液体シール剤111は、市販のブチルゴム系接着剤(ブチルゴム30重量%、残りトルエン)とブローンアスファルトをトルエンに溶かしたものを正極ケース102の内側に注射器により塗布し、ドライルーム内で120℃乾燥して用いた。
負極は、次の様にして作製した。負極103の原材料粉末SiOに導電剤としてグラファイトを、結着剤としてポリビニルアルコールをそれぞれ重量比45:40:15の割合で混合して負極合剤とした。合剤1.1mgを2ton/cm2で直径2.1mmのペレットに加圧成形し負極103を得た。その後、この様にして得られた負極103を、導電性接着剤109を用いてステンレス製の負極ケース104に接着し一体化した(負極ユニット化)後、175〜250℃で8時間減圧加熱乾燥した。導電性接着剤はグラファイト、ポリアクリル酸、水の比が10:10:80のものにエチレングリコールを10%の量添加したものを用いた。さらに、ペレット上にリチウムフォイル105を2mm、厚さ0.2mmに打ち抜いたものを圧着し、リチウム−負極ペレット積層電極とした。
厚さ0.2mmのガラス繊維からなる不織布を乾燥後φ3mmに打ち抜きセパレータ106とした。
厚さ0.2mmのガラス繊維からなる不織布を乾燥後φ3mmに打ち抜きセパレータ106とした。
負極ケースの外径は4.21mmのものを用いた。
ガスケット107はポリエーテルエーテルケトンにフィラーとしてチタン酸カリウム繊維を10%含むものを射出成形により作成したものを用いた。
ガスケットに塗布する液体シール剤111は、市販のブチルゴム系接着剤(ブチルゴム30重量%、残りトルエン)とブローンアスファルトをトルエンに溶かしたものをガスケット107の溝に注射器により塗布し、ドライルーム内で120℃乾燥して用いた。熱処理した電極ユニット、乾燥したガスケット、セパレータはドライルーム内に入れ、以下の作業はドライルーム内で行った。
電解液108は、エチレンカーボネート(EC):γ−ブチロラクトン(γBL)の体積比1:1混合溶媒にホウフッ化リチウム(LiBF4)を1モル/L溶解したもの6μL、電池缶内に入れた。正極ユニットと負極ユニットを重ねかしめ封口することにより電池を作製した。
比較例として、正極101と負極103をグラファイト、ポリアクリル酸、水の比が10:10:80でエチレングリコールを含まない導電性接着剤で接着した以外は、実施例と同様の電池を作製した。
実施例の電池および比較例の電池は、導電性接着剤で接着した後の乾燥温度(熱処理温度)毎に、各100個作製した。作製した電池は、予備加熱200℃、3分、到達温度260℃のリフロー炉を通過させ、内部抵抗および放電容量を測定した。
ガスケット107はポリエーテルエーテルケトンにフィラーとしてチタン酸カリウム繊維を10%含むものを射出成形により作成したものを用いた。
ガスケットに塗布する液体シール剤111は、市販のブチルゴム系接着剤(ブチルゴム30重量%、残りトルエン)とブローンアスファルトをトルエンに溶かしたものをガスケット107の溝に注射器により塗布し、ドライルーム内で120℃乾燥して用いた。熱処理した電極ユニット、乾燥したガスケット、セパレータはドライルーム内に入れ、以下の作業はドライルーム内で行った。
電解液108は、エチレンカーボネート(EC):γ−ブチロラクトン(γBL)の体積比1:1混合溶媒にホウフッ化リチウム(LiBF4)を1モル/L溶解したもの6μL、電池缶内に入れた。正極ユニットと負極ユニットを重ねかしめ封口することにより電池を作製した。
比較例として、正極101と負極103をグラファイト、ポリアクリル酸、水の比が10:10:80でエチレングリコールを含まない導電性接着剤で接着した以外は、実施例と同様の電池を作製した。
実施例の電池および比較例の電池は、導電性接着剤で接着した後の乾燥温度(熱処理温度)毎に、各100個作製した。作製した電池は、予備加熱200℃、3分、到達温度260℃のリフロー炉を通過させ、内部抵抗および放電容量を測定した。
放電容量測定は、以下の条件で行った。充電は、電圧1.6V、 電流25μAで48時間行い、放電は5μAで0.8Vまで行った。放電容量は2サイクル目の値を示した。
以上実施例に示したように、本発明のグリコール類を含む導電性接着剤を用いた電池は、接着強度の増加により、電池特性が向上することがわかった。
本実施例ではもっとも接着条件の厳しいチタン酸リチウムLi4Ti5O12を用いたが、他の電極活物質においても同様に接着強度の増加と特性の改善が認められた。本実施例は電池についてのみ示したが、電気二重層キャパシタにおいても同様の効果が認められた。
また、本実施例では、ステンレス製のケースを用いたボタン型の電気化学セルについて説明したが、他の容器を用いた電気化学セルにおいても同様の効果を示すことはいうまでもない。
本発明のグリコール類を添加した導電性接着剤を用いた電気化学セルは、製造工程での接着剤の乾燥を防ぐことができ、活物質が容器からはがれることによる稼働率の低下を防ぐことができる。
また、リフローハンダ付けに対応するための熱処理工程においても導電性接着剤の接着力低下を防止することができ、活物質が容器からはがれるといった課題が解決し、容量の低下も抑制することができる。
101 正極
102 正極ケース
103 負極
104 負極ケース
105 リチウムフォイル
106 セパレータ
107 ガスケット
108 電解液
109 導電性接着剤
110 導電性接着剤
111 液体シール剤
102 正極ケース
103 負極
104 負極ケース
105 リチウムフォイル
106 セパレータ
107 ガスケット
108 電解液
109 導電性接着剤
110 導電性接着剤
111 液体シール剤
Claims (5)
- 水溶性バインダーとグリコールを含有する導電性接着剤で、電極とケースを接着した電気化学セル。
- 前記水溶性バインダーとして、アクリル酸、ポリビニルアルコール、セルロース誘導体のいずれかを含む導電性接着剤を用いた請求項1に記載の電気化学セル。
- 前記導電性接着剤に含まれるグリコールが、エチレングリコール、プロパンジオールのいずれかである請求項1に記載の電気化学セル。
- 前記電極にチタン酸化物、又はリチウム含有チタン酸化物のいずれかを含む請求項1に記載の電気化学セル。
- 電極とケースを水溶性バインダーとグリコールを含有する導電性接着剤で接着する接着工程と、前記導電性接着剤に添加したグリコールの沸点以上の温度で加熱する過熱工程とからなる電気化学セルの製造方法。
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