JP2007220197A - Vcm装置及び永久磁石の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】永久磁石のヨーク板への固定を高精度で行い、かつ振動、衝撃により永久磁石の位置ずれが生じないようにする。
【解決手段】対向する一対のヨーク板40と、ヨーク板40の対向面の少なくとも一方に固定された永久磁石31と、ヨーク板40の対向面間に移動自在に配された駆動用コイル30とを備え、永久磁石31は外周円弧状凸面32と内周円弧状凹面33と2つの側面34,35とを少なくとも有する平板状であり、ヨーク板40は永久磁石31を正規位置に位置決めする突起40a,40b,40cを有し、前記突起は、外周円弧状凸面32、及び凸面32から延長した延長面36であって内周円弧状凹面33と2つの側面34,35とを除外した部分のみに当接するように設置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、HDD(ハードディスク・ドライブ)装置の磁気ヘッド駆動等の用途に使用されるVCM装置及びこれに用いる永久磁石の製造方法に係り、特にヨーク板と永久磁石との位置決め構造及びこれに適した永久磁石の形状並びに製造方法に関するものである。
VCM装置はPC(パーソナル・コンピュータ)周辺装置のHDD装置用として需要が伸びるばかりでなく、近年家電、携帯端末等へも利用が進んできている。
記録媒体としてのハードディスクに対する情報の記録再生のための磁気ヘッドを駆動するHDD用VCM装置にあっては、急激な加速度からのハードディスク及び磁気ヘッドの保護のため、磁気ヘッドをロード状態(動作状態)からアンロード状態(ハードディスク上の記録されない領域に、もしくはディスク上から待避させた非動作状態)に移行させるロード/アンロード機構が用いられている。このロード/アンロード機構において、磁気ヘッドをアンロード状態に保持するラッチに磁束を作用させラッチ保持を行なう場合、VCM用永久磁石とは別体の永久磁石や電磁石を用いたり、あるいはVCM用永久磁石の一部を利用している。
前記ラッチを吸着保持するために、VCM用永久磁石の一部をラッチ用磁束発生部として利用している場合、永久磁石端部の磁束を利用して行なうことから(例えば、下記特許文献1)、ラッチ用磁束発生部を含む永久磁石端部の形状が複雑化し、磁石固定手段にも工夫が必要となってきている。
特開平6−267225号公報
また、VCM用永久磁石は板厚方向に配向された略C型形状に加工されることが多く、磁石特性(配向)の優位性から垂直配向磁界成形(プレス方向に垂直な配向磁界中で成形)された磁石材料のブロック状焼結体を得て、さらに外周円弧状凸面と内周円弧状凹面とをそれぞれ砥石で円弧状に加工後、スライスしている。上記のように複雑形状化することにより永久磁石輪郭度の精度要求が厳しくなってきている。
一方、永久磁石のヨーク板への正確な位置決め固定のために、ヨーク板側に永久磁石を位置決めする突起を設けることが行われている。
図6は、外周円弧状凸面2と内周円弧状凹面3と両者を繋ぐ側面4とを有する略C型形状のVCM用永久磁石1をヨーク板5に形成された複数個の突起5a,5b,5cで位置決めした基本的な従来例を示す。この場合、永久磁石1の外周円弧状凸面2は、仮想線で示すように、総型回転砥石である外周加工砥石6で加工した面であり、内周円弧状凹面3と側面4とは総型回転砥石である内周加工砥石7で加工した面である。
図6の基本的な輪郭のVCM用永久磁石1の固定では、外周円弧状凸面2又は内周円弧状凹面3の一方のみに当接する突起だけでは永久磁石1の円周方向の位置規制ができないため、側面4に当接する位置にも突起を設けている。
図7は、外周円弧状凸面12及びこれから延長した延長面15と、内周円弧状凹面13と、左右側面14とを有する略C型形状のVCM用永久磁石11をヨーク板16に形成された複数個の突起16a,16b,16cで位置決めした他の従来例を示す。永久磁石11の端部はラッチ用磁束発生部11aとなっている。この場合、点線Xより上側にある永久磁石11の外周円弧状凸面12及び延長面15は外周加工砥石で加工した面であり、内周円弧状凹面13と側面14とは内周加工砥石で加工した面である。
図7の永久磁石11がラッチ用磁束発生部11aを有する従来例の場合も、外周円弧状凸面12又は内周円弧状凹面13の一方のみに当接する突起だけでは永久磁石11の円周方向の位置規制ができないため、側面14に当接する位置にも突起を設けている。
図6及び図7に示したように、VCM装置において、永久磁石のヨーク板に対する位置決め固定手段としてヨーク板に突起を設ける構成は下記特許文献2及び特許文献3においても開示されている。
特開平7−57406号公報 特開平7−170712号公報
特許文献2には、VCM装置において、ヨーク板に永久磁石を囲むよう(外周円弧状凸面と両側面)に複数個の突起を形成し、これら突起の少なくとも一つを弾性材で形成して弾性突起とし、位置決め固定することが開示されている。
特許文献3にも同様に、アクチュエータにおいて、ヨーク板の永久磁石配置側面に設けられ永久磁石の外周側側面(端面)に当接する複数の位置決め用突起と他の側面(端面)に当接する突起で永久磁石を固定することが開示されている。
特許文献2,3の何れも接着剤を使用せずに永久磁石自体の磁気吸着力によってヨーク板の所定位置に着設するものである。
ヨーク板に対する永久磁石の固定において、外周円弧状凸面と内周円弧状凹面の位置決めだけでは永久磁石の円周方向の動きに対する規制が弱く、永久磁石の位置決め精度が悪く、ラッチ機構自体も動作が不完全になることがある。特許文献2,3(あるいは図6、図7の従来例)のように側面を更に利用することが有効的である。但し、特許文献2のように、ヨーク板に永久磁石を囲む複数個の突起を形成し、このうち2つの面(外周円弧状凸面と側面)を利用して位置決めを行い、さらに別の側面から弾性突起の弾性力により永久磁石を押圧する場合、輪郭を成す2つの面(外周円弧状凸面と一方の側面)の輪郭度(寸法の許容範囲、つまり精度)が高いことが要求され、加工コストが増加してしまうことは否めない。つまり、図6、図7の従来例で説明したように、外周円弧状凸面は外周加工用砥石で加工する面で、側面は内周加工用砥石で加工する面であるため、外周加工用砥石と内周加工用砥石相互の位置ずれも永久磁石の位置決め誤差の原因となるためである。
記録媒体としてのハードディスクの小型化(2.5インチ(inch)や0.85インチ)に伴い、研削加工(とくに外周加工用と内周加工用砥石相互の加工位置合わせ)が難しくなる傾向にあり、従来例のように異なる砥石による研削面を位置決めのために利用した場合、機械的位置合わせだけでは永久磁石のラッチ用磁束発生部の規定位置が得られないおそれがある。
ラッチ用磁束発生部の位置精度を得るためには僅かなずれも許されず、また、HDD装置を組み込んだ携帯型端末の普及が進むにつれ、振動に伴う位置ずれは起きてはならない。位置ずれを効果的に防止するには接着剤で固定することが必要である。
本発明は、上記の点に鑑み、永久磁石のヨーク板への固定を高精度で行うことが可能で、かつ振動、衝撃により永久磁石の位置ずれが生じない高信頼度のVCM装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、前記VCM装置に好適に使用できる輪郭、形状を有する永久磁石を高精度かつ効率的に形成可能な永久磁石の製造方法を提供することをもう一つの目的とする。
本発明のその他の目的や新規な特徴は後述の実施の形態において明らかにする。
上記目的を達成するために、本発明に係るVCM装置は、対向する一対のヨーク板と、前記ヨーク板の対向面の少なくとも一方に固定された永久磁石と、前記ヨーク板の対向面間に移動自在に配された駆動用コイルとを備え、
前記永久磁石は外周円弧状凸面と内周円弧状凹面と2つの側面とを少なくとも有する平板状であり、
前記ヨーク板は前記永久磁石を正規位置に位置決めする複数個の突起を有し、前記複数個の突起は、前記内周円弧状凹面と2つの側面とを除外した部分のみに当接するように設置されていることを特徴としている。
前記VCM装置において、前記永久磁石は前記複数個の突起に当接した状態で接着剤で前記ヨーク板の対向面に固定されているとよい。
前記VCM装置において、前記永久磁石は前記外周円弧状凸面から延長した延長面を有し、前記複数個の突起のうち少なくとも2個は前記外周円弧状凸面に当接し、前記複数個の突起のうち1個は前記延長面に当接して位置決めするとよい。あるいは、前記永久磁石は前記外周円弧状凸面から延長した延長面を有し、かつ前記延長面と前記2つの側面の一方とを繋ぐ第1の端面を有し、前記外周円弧状凸面の2箇所と前記第1の端面とに、又は、前記外周円弧状凸面と前記延長面と前記第1の端面とに前記突起がそれぞれ当接して位置決めしてもよい。さらに、前記外周円弧状凸面と前記2つの側面の他方とを繋ぐ第2の端面を有し、前記外周円弧状凸面の2箇所と前記第2の端面とに、又は、前記外周円弧状凸面と当該凸面から延長した延長面と前記第2の端面とに前記突起がそれぞれ当接して位置決めする構成でもよい。
前記VCM装置において、前記永久磁石はラッチ用磁束発生部を有し、前記ラッチ用磁束発生部に前記延長面が形成されているとよい。
本発明に係る永久磁石の製造方法は、磁石材料のブロック焼結体の断面が、外周円弧状凸面と内周円弧状凹面と2つの側面とを少なくとも有するように研磨加工し、平板状にスライスする工程を有し、
前記外周円弧状凸面と当該凸面から延長した延長面とを外周加工砥石で研削し、前記内周円弧状凹面と2つの側面とを内周加工砥石で研削することを特徴としている。
前記永久磁石の製造方法において、前記延長面と前記2つの側面の一方とを繋ぐ第1の端面を前記外周加工砥石で研削するとよい。あるいは、前記外周円弧状凸面と前記2つの側面の他方とを繋ぐ第2の端面を前記外周加工砥石で研削してもよい。
本発明に係るVCM装置によれば、ヨーク板と永久磁石との相対位置を正確に規定でき、とくに前記永久磁石の一部でラッチ用磁束発生部を構成する場合に、前記ラッチ用磁束発生部の位置を正確に規制できる。
前記永久磁石が有する外周円弧状凸面、及び当該凸面から延長した延長面(内周円弧状凹面と2つの側面とを除く)は外周加工砥石のみによって研削できるため、輪郭度(寸法の許容誤差)を一義的に規定した部分を形成でき、この部分をヨーク板側の突起に当接させることによって前記ヨーク板と永久磁石との相対位置は正確に決まることになる。
また、前記永久磁石をヨーク板に接着剤で固定する場合、接着剤の接着力と前記永久磁石の磁力とによって、確実な固定ができ、振動・衝撃による前記永久磁石ずれは発生しない。
本発明に係る永久磁石の製造方法によれば、外周円弧状凸面と当該凸面から延長した延長面とを外周加工砥石で研削することで、永久磁石の輪郭において輪郭度を一義的に規定した部分を形成できる。従って、この部分を利用して、前記永久磁石をヨーク板に正確に位置決め可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態として、VCM装置及び永久磁石の製造方法の実施の形態を図面に従って説明する。
図1及び図2を用いて本発明に係るVCM装置及び永久磁石の製造方法の実施の形態1を説明する。
図1(A),(B)はVCM用永久磁石の一部を利用してラッチに磁束を作用させる構造を有するHDD用VCM装置である。この図において、回転支点Cを中心として回転自在なキャリッジ20の先端側にはハードディスクに対して情報の記録再生を行う磁気ヘッド(図示せず)設けられており、またキャリッジ20には駆動コイル30を保持するコイル保持フレーム21が一体化されている。
HDD用VCM装置の本体部分は、扁平形状の駆動コイル30と、これを挟んで対向するVCM用平板状永久磁石31と、駆動コイル30よりみて永久磁石31の背面にそれぞれ設けられる軟磁性体ヨーク板40とを有している。一対のヨーク板40同士は連結固定部材45で一体化されており、それらの軟磁性体ヨーク板40及びその対向面にそれぞれ固定配置された永久磁石31は、駆動コイル30に磁束を効果的に作用させるための磁気回路を構成している。
前記平板状永久磁石31は、外周円弧状凸面32と、当該凸面32から延長した平面である延長面36と、内周円弧状凹面33と、左右の側面34,35と、一方の側面35と延長面36とを繋ぐ平面である端面37とを有する輪郭をなしている。永久磁石31の端部はラッチ用磁束発生部31aとなっており、ラッチ用磁束発生部31aの外縁の一部を前記延長面36及び端面37で構成している。
磁気ヘッドをハードディスクに対してアンロード状態に保持するラッチ機構は、永久磁石31の端部に形成された前記ラッチ用磁束発生部31aと、コイル保持フレーム21に固定された柱状又は球状等の磁性材からなるラッチ22とを有する。そして、磁気ヘッドがハードディスク上の記録されない領域に、もしくはディスク上から待避したアンロード状態では、図1(A)仮想線のようにラッチ用磁束発生部31aとラッチ22とが近接対向し、ラッチ用磁束発生部31aにおける永久磁石31の漏れ磁束の作用でラッチ22が磁気吸引されることでコイル保持フレーム21が不図示の弾性材に当接して前記アンロード状態に保持される。弾性材に代えて連結固定部材45を、コイル保持フレーム21の回動範囲を規定するストッパ機能としてもよい。
上記のように、ラッチ機構を作動させるためには、ラッチ用磁束発生部31aを有する永久磁石31のヨーク板40に対する正確な位置決めが必要であり、このためにヨーク板40には永久磁石31を正規位置に位置決めする突起40a,40b,40cが設けられている(一体に形成されている)。本実施の形態では、突起40a,40bが外周円弧状凸面32に当接する配置であり、突起40cが延長面36に当接する配置となっている。そして、永久磁石31を各突起40a,40b,40cに当接させた状態にてヨーク板40に永久磁石31の片側平面を接着剤で接着固定する。接着剤は例えば紫外線硬化型の嫌気性接着剤(例えば、商品名:ロックタイト、ヘンケルジャパン株式会社製)を使用できる。
図2は前記永久磁石31の製造方法を示す。まず、外周円弧状凸面32と、当該凸面32から延長した平面である延長面36と、内周円弧状凹面33と、左右の側面34,35と、一方の側面35と延長面36とを繋ぐ平面である端面37とからなる所望の断面形状に対して削り代を付加した輪郭(点線で示す)の磁石材料からなる略C型形状ブロック焼結体50を用意する。そして、外周円弧状凸面32と、当該凸面32から延長した延長面36(平面)と、端面37(平面)とを総型回転砥石である外周加工砥石60(回転中心は1点鎖線X1)で研削加工する。また、内周円弧状凹面33と、左右の側面34,35とは総型回転砥石である内周加工砥石70(回転中心は1点鎖線X2)で研削加工する。
総型回転砥石である外周加工砥石60は軸方向に沿って外径が変化した円柱形状であり、その断面形状は外周円弧状凸面32を形成するための円弧状凹面62と、延長面36及び端面37を形成するための面66,67とを有する。
総型回転砥石である内周加工砥石70も軸方向に沿って外径が変化した円柱形状であり、その断面形状は内周円弧状凹面33を形成するための円弧状凸面63と、側面34,35を形成するためのテーパー面64,65とを有する。
上記のように、外周加工砥石60及び内周加工砥石70でブロック焼結体50を研削加工後、所定の厚みとなるように平板状にスライス加工して永久磁石31の外形を有する焼結体を作製し、その後、着磁処理(スライスした焼結体の厚み方向に磁化する)を行って永久磁石31とする。
このように、突起40a,40b,40cに当接する前記永久磁石31の外周円弧状凸面32と、当該凸面32から延長した平面である延長面36及び端面37とは外周加工砥石60で同時に研削加工された面となる。
この実施の形態1によれば、次の通りの効果を得ることができる。
(1) 永久磁石31の外周円弧状凸面32及びその延長面36(ラッチ用磁束発生部31aの輪郭部分となる)が外周加工砥石60のみによって研削した面となっており、輪郭度(寸法の許容誤差)を一義的に規定した部分を形成できる。この部分を、永久磁石31のヨーク板40への敷設時に、突起40a,40b,40cに当接させることによって、ヨーク板40と永久磁石31との相対位置を正確に決めることが可能になる。つまり、ヨーク板40に対して正規の位置に永久磁石31を固定できる。
(2) とくに、ラッチ用磁束発生部31aの輪郭部分となる延長面36が突起40cに当接して位置決めされるため、ラッチ用磁束発生部31aの位置を正確に位置決めして、ラッチ機構の動作の信頼性を確保できる。
(3) 紫外線硬化型の嫌気性接着剤等を用いて永久磁石31をヨーク板40に接着、固定することで、接着力と永久磁石31の磁力とによっての振動・衝撃による磁石ずれの発生を確実に防止できる。
図3は本発明の実施の形態2を示す。この場合、平板状永久磁石71は、外周円弧状凸面72と、当該凸面72から延長した延長面76と、内周円弧状凹面73と、左右の側面74,75とを有し、それぞれの角部分を丸めた輪郭をなしている。つまり、延長面76と一方の側面75間には平面の端面は形成されておらず、延長面76は延長平面76aと延長曲面76bとからなり、側面74,75等にも曲面が形成されている。そして、点線X3より上側である外周円弧状凸面72と延長面76(延長平面76aと延長曲面76b)は外周加工砥石で同時に研削加工された面となっており、点線X3より下側である内周円弧状凹面73と側面74,75とは内周加工砥石で同時に研削加工された面である。
そして、ヨーク板40に、永久磁石71を正規位置に位置決めするための突起40d,40e,40fを形成し、突起40d,40eが外周円弧状凸面72に当接する配置とし、突起40fが延長平面76aに当接する配置として、永久磁石71を各突起40d,40e,40fに当接させた状態にてヨーク板40に永久磁石71の片側平面を接着剤で接着固定する。なお、その他の構成部分は前記実施の形態1と同様である。
この実施の形態2の場合、突起40fがラッチ用磁束発生部71aの輪郭部分となる延長平面76aに当接して位置決めするため、ラッチ用磁束発生部71aの位置を正確に位置決めして、ラッチ機構の動作の信頼性を確保でき、上記実施の形態1と同様の作用効果が得られる。
図4は本発明の実施の形態3を示す。この場合、平板状永久磁石81は、外周円弧状凸面82と、当該凸面82から延長した延長面86と、内周円弧状凹面83と、左右の側面84,85と、一方の側面85と延長面86とを繋ぐ平面である端面87とを有し、それぞれの角部分を丸めた輪郭をなしている。そして、点線X4より上側である外周円弧状凸面82と延長面86と端面87は外周加工砥石で同時に研削加工された面となっており、点線X4より下側である内周円弧状凹面83と側面84,85とは内周加工砥石で同時に研削加工された面である。
一方、ヨーク板40には、永久磁石81を正規位置に位置決めするための突起40g,40h,40iを形成し、突起40g,40hが外周円弧状凸面82に当接する配置とし、突起40iが端面87に当接する配置とする。そして、永久磁石81を各突起40g,40h,40iに当接させた状態にてヨーク板40に永久磁石81の片側平面を接着剤で接着固定する。なお、その他の構成部分は前記実施の形態1と同様である。
この実施の形態3の場合、突起40iがラッチ用磁束発生部81aの輪郭部分となる端面87に当接して位置決めするため、ラッチ用磁束発生部81aの位置を正確に位置決めして、ラッチ機構の動作の信頼性を確保でき、上記実施の形態1と同様の作用効果が得られる。
なお、上記実施の形態3において、外周円弧状凸面82、延長面86及び端面87の3面にヨーク板40の突起を当接させて位置決めしする構成としてもよい。
図5は本発明の実施の形態4を示す。この場合、平板状永久磁石91は、外周円弧状凸面92と、当該凸面92から延長した延長面96と、内周円弧状凹面93と、左右の側面94,95と、他方の側面94と外周円弧状凸面92とを繋ぐ平面である端面98とを有し、それぞれの角部分を丸めた輪郭をなしている。そして、点線X5より上側である外周円弧状凸面92と延長面96と端面98は外周加工砥石で同時に研削加工された面となっており、点線X5より下側である内周円弧状凹面93と側面94,95とは内周加工砥石で同時に研削加工された面である。
一方、ヨーク板40には、永久磁石91を正規位置に位置決めするための突起40j,40k,40lを形成し、突起40j,40kが外周円弧状凸面92に当接する配置とし、突起40lが端面98に当接する配置とする。そして、永久磁石91を各突起40j,40k,40lに当接させた状態にてヨーク板40に永久磁石91の片側平面を接着剤で接着固定する。なお、その他の構成部分は前記実施の形態1と同様である。
この実施の形態4の場合、突起40lが端面98に当接して位置決めするため、永久磁石91の円周方向の位置ずれに対する位置規制が可能となる。しかも、端面98は外周円弧状凸面92と延長面96と同時に外周加工砥石で研削加工された面であるから、外周加工砥石と内周加工砥石との位置合わせのずれに起因する誤差は発生せず、永久磁石91及びそのラッチ用磁束発生部91aの高精度の位置決めが可能であり、上記実施の形態1と実質的に同じ作用効果が得られる。
なお、上記実施の形態4において、外周円弧状凸面92、延長面96及び端面98の3面にヨーク板40の突起を当接させて位置決めしする構成としてもよい。
また、上記実施の形態1では、対向する一対のヨーク板と、前記一対のヨーク板の対向面のそれぞれに固定された永久磁石とを有する磁気回路構成を図1(B)で示したが、一対のヨーク板の対向面の少なくとも一方に永久磁石が固定された磁気回路構成であればよい。
以上本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当業者には自明であろう。
本発明の実施の形態1であって、(A)はVCM装置の全体構成を示す平断面図、(B)は側面図である。 本発明の実施の形態1における永久磁石の製造方法を示す説明図である。 本発明の実施の形態2の要部構成を示す平面図である。 本発明の実施の形態3の要部構成を示す平面図である。 本発明の実施の形態4の要部構成を示す平面図である。 基本的な従来例を示す説明図である。 他の従来例を示す平面図である。
符号の説明
1,11,31,71,81,91 永久磁石
2,12,32,72,82,92 外周円弧状凸面
3,13,33,73,83,93 内周円弧状凹面
4,14,34,35,74,75,84,85,94,95 側面
5,16,40 ヨーク板
5a〜5c,16a〜16c,40a〜40l 突起
6,60 外周加工砥石
7,70 内周加工砥石
11a,31a,71a,81a,91a ラッチ用磁束発生部
15,36,76,86,96 延長面
20 キャリッジ
21 コイル保持フレーム
22 ラッチ
30 駆動コイル
37,87,98 端面
45 連結固定部材
50 ブロック焼結体
62 円弧状凹面
63 円弧状凸面
64,65 テーパー面

Claims (9)

  1. 対向する一対のヨーク板と、前記ヨーク板の対向面の少なくとも一方に固定された永久磁石と、前記ヨーク板の対向面間に移動自在に配された駆動用コイルとを備えたVCM装置であって、
    前記永久磁石は外周円弧状凸面と内周円弧状凹面と2つの側面とを少なくとも有する平板状であり、
    前記ヨーク板は前記永久磁石を正規位置に位置決めする複数個の突起を有し、前記複数個の突起は、前記内周円弧状凹面と2つの側面とを除外した部分のみに当接するように設置されていることを特徴とするVCM装置。
  2. 前記永久磁石は前記複数個の突起に当接した状態で接着剤で前記ヨーク板の対向面に固定されている請求項1記載のVCM装置。
  3. 前記永久磁石は前記外周円弧状凸面から延長した延長面を有し、前記複数個の突起のうち少なくとも2個は前記外周円弧状凸面に当接し、前記複数個の突起のうち1個は前記延長面に当接して位置決めする請求項1又は2記載のVCM装置。
  4. 前記永久磁石は前記外周円弧状凸面から延長した延長面を有し、かつ前記延長面と前記2つの側面の一方とを繋ぐ第1の端面を有し、前記外周円弧状凸面の2箇所と前記第1の端面とに、又は、前記外周円弧状凸面と前記延長面と前記第1の端面とに前記突起がそれぞれ当接して位置決めする請求項1又は2記載のVCM装置。
  5. 前記外周円弧状凸面と前記2つの側面の他方とを繋ぐ第2の端面を有し、前記外周円弧状凸面の2箇所と前記第2の端面とに、又は、前記外周円弧状凸面と当該凸面から延長した延長面と前記第2の端面とに前記突起がそれぞれ当接して位置決めする請求項1又は2記載のVCM装置。
  6. 前記永久磁石はラッチ用磁束発生部を有し、前記ラッチ用磁束発生部に前記延長面が形成されている請求項3,4又は5記載のVCM装置。
  7. 磁石材料のブロック焼結体の断面が、外周円弧状凸面と内周円弧状凹面と2つの側面とを少なくとも有するように研磨加工し、平板状にスライスする永久磁石の製造方法であって、
    前記外周円弧状凸面と当該凸面から延長した延長面とを外周加工砥石で研削し、前記内周円弧状凹面と2つの側面とを内周加工砥石で研削することを特徴とする永久磁石の製造方法。
  8. 前記延長面と前記2つの側面の一方とを繋ぐ第1の端面を前記外周加工砥石で研削する請求項7記載の永久磁石の製造方法。
  9. 前記外周円弧状凸面と前記2つの側面の他方とを繋ぐ第2の端面を前記外周加工砥石で研削する請求項7記載の永久磁石の製造方法。
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