JP2007219426A - 廃トナー回収装置及び画像形成装置 - Google Patents

廃トナー回収装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007219426A
JP2007219426A JP2006042775A JP2006042775A JP2007219426A JP 2007219426 A JP2007219426 A JP 2007219426A JP 2006042775 A JP2006042775 A JP 2006042775A JP 2006042775 A JP2006042775 A JP 2006042775A JP 2007219426 A JP2007219426 A JP 2007219426A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waste toner
image forming
detection unit
full detection
toner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006042775A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Ishii
潤 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2006042775A priority Critical patent/JP2007219426A/ja
Priority to US11/676,567 priority patent/US7848667B2/en
Publication of JP2007219426A publication Critical patent/JP2007219426A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/10Collecting or recycling waste developer
    • G03G21/12Toner waste containers

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Abstract

【課題】 画像形成ユニットを複数並列に配置してカラー画像を得る、タンデム方式の画像形成装置で生じた廃トナーを1つの廃トナー収納部材に均しながら回収する。飛散トナーや浮遊トナーによる満杯検知部の汚損を阻止して、廃トナー収納部材の満杯を高い精度で検知して、より多くの廃トナーを安全に回収する。
【解決手段】 第1〜第5の回収口31B、31Y、31M、31C及び31Kから流入される廃トナーをパドル34により均し、且つ補助パドル42により廃トナーWTをシャフト34aより上方の満杯検知部37に供給する。検知満杯検知部37位置にて他より少し高く堆積される廃トナーをフォトセンサ38で検知する。又、満杯検知部37と隣接する第5の回収口31Kとの間に壁40を配置する。
【選択図】図3

Description

本発明は複数色のトナーを重ね合わせてカラー画像を得る電子写真方式の複写機やプリンタ等にて、使用済みの廃トナーを回収する廃トナー回収装置及び画像形成装置に関する。
複写機やプリンタ等の画像形成装置において、従来転写終了後に感光体に残留するトナーをブレード等のクリーニング装置で除去している。感光体から除去した残留トナーは、廃トナーとして廃トナーボックスに回収される。廃トナーボックスは、センサにて、廃トナーが満杯であることを検知されると、新たなものと交換していた。
一方近年、感光体を有する画像形成ユニットを複数並列に配置し、各感光体上にそれぞれ形成される複数色のトナー像を1枚のシート紙上に多重転写してカラー画像を得る、タンデム方式の画像形成装置が知られている。このようなタンデム方式の画像形成装置においては、感光体毎に残留トナーを生じる。更に中間転写ベルトを用いる場合には、中間転写ベルトにおいても残留トナーを生じる。このため従来、複数の感光体及び転写媒体に残留するトナーを1つの廃トナーボックスに回収する装置がある。(例えば特許文献1参照。)
特開2002−148884号公報(第4頁、図8〜10)
しかしながら(特許文献1)は、ボックス本体の長手方向両端で廃トナーが収容上限を超えるようになると、中央の空間に向けて崩して行くものである。更にボックス本体の両端から崩された廃トナーが中央付近のセンサ検知位置に到達することにより満杯を検知するものである。即ちボックス本体全体としては中央に空間があるにもかかわらず、両端では収容上限を超えているため、更なる廃トナーの回収が不能となり、両端において廃トナーの搬送機構をロックさせるおそれがあり、或いは、蓋部材の回収口から廃トナーが溢れ出し、周囲を汚すおそれがある。
そこで本発明は上記課題を解決するものであり、複数の画像形成ユニットを配列してなるタンデム方式の画像形成装置において、画像形成ユニット或いは転写媒体で生じた廃トナーを1つの廃トナーボックスに回収する際に、廃トナーが廃トナーボックス内で片寄ることが無く、又高い精度で満杯を検知することにより、特定の廃トナーの搬送機構がロックされるのを防止し、或いは特定の回収口から廃トナーが溢れ出すのを防止して、廃トナーボックスを有効に使用しかつ廃トナー回収を安全に行うことが出来る廃トナー回収装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するための手段として、像担持体周囲にトナー画像形成手段を配置してなる複数の画像形成ユニットの配列方向に延在して、少なくとも前記複数の画像形成ユニットから搬出される廃トナーを収納する廃トナー収納部材と、前記廃トナー収納部材に設けられ前記廃トナーを回収する複数の回収口と、前記複数の回収口にて回収される前記廃トナーを、前記廃トナー収納部材内にて均す均し部材と、前記廃トナー収納部材上部に形成され、前記均し部材の駆動軸より上方に達した前記廃トナーを導入する満杯検知部と、前記満杯検知部及び前記満杯検知部に隣接する前記回収口の間を仕切る仕切り部材と、前記仕切り部材に仕切られた前記満杯検知部に前記廃トナーを供給する廃トナー供給部材と、前記満杯検知部に導入された前記廃トナーを検知する満杯センサとを設けるものである。
本発明によれば、複数の画像形成ユニットを配列してなるタンデム方式の画像形成装置において、複数の回収口から回収した廃トナーを均し部材により廃トナー収納部材内で均し、且つ廃トナー供給部材により満杯検知部に廃トナーを供給している。そして均し部材の駆動軸より上方に達した廃トナーを満杯センサで検知している。これにより、廃トナー収納部材の全体に渡って、廃トナー回収容量にマージンを持たせながら且つ廃トナー収納部材内に多くの廃トナーを回収出来る。従って、廃トナー収納部材が満杯になる前に、廃トナーが片寄ったために生じる特定の廃トナー搬送機構がロックされたりまた、特定の回収口から廃トナーが溢れ出し、周囲を汚損するおそれも無い。この結果、廃トナーの回収を効率的かつ安全に行うことが出来る。
又、満杯検知部と隣接する回収口との間に仕切り部材を配置することから、満杯検知部が飛散トナーにより汚損されるのを阻止出来る。従って、満杯検知部の汚損による満杯センサの誤検知を防止出来、検知精度を向上出来る。
以下本発明の実施例について図1乃至図9を用いて説明する。図1は、本発明の画像形成装置である4連タンデム方式のカラー複写機1のフロントカバー1aを開けた概観斜視図であり、図2は、カラー複写機1の画像形成部7を示す概略構成図である。カラー複写機1は上方にスキャナ部2及び胴内排紙部3を備える。カラー複写機1は、転写媒体である中間転写ベルト10の下側に沿って並列配置されるイエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4組の画像形成ユニット11Y、11M、11C及び11Kを備える。
各画像形成ユニット11Y、11M、11C及び11Kは、それぞれ像担持体である感光体ドラム12Y、12M、12C及び12Kを有している。感光体ドラム12Y、12M、12C及び12K周囲には、その矢印m方向の回転方向に沿って帯電チャージャ13Y、13M、13C及び13K、現像装置14Y、14M、14C及び14K、及び感光体クリーニング装置16Y、16M、16C及び16Kを配置してなっている。感光体ドラム12Y、12M、12C及び12K周囲の帯電チャージャ13Y、13M、13C及び13Kから現像装置14Y、14M、14C及び14Kにいたる間には、レーザ露光装置17により露光々が照射される。
帯電チャージャ13Y、13M、13C及び13Kは、感光体ドラム12Y、12M、12C及び12K表面を例えば−700V程度に一様に全面帯電する。現像装置14Y、14M、14C及び14Kは、それぞれイエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナー及びキャリアからなる二成分現像剤を感光体ドラム12Y、12M、12C及び12Kに供給する。
レーザ露光装置17は、半導体レーザ素子から出射されたレーザビームを感光体ドラム12Y、12M、12C及び12Kの軸線方向に走査し、結像レンズ系を経て各感光体ドラム12BK、12Y、12M及び12C上に結像する。
中間転写ベルト10は、耐熱性及び耐磨耗性の点から安定した材料である例えば半導電性ポリイミドで製造される。中間転写ベルト10は、駆動ローラ21、従動ローラ20及び、第1〜第4のテンションローラ22〜25により張架される。中間転写ベルト10の感光体ドラム12BK、12Y、12M及び12Cに対向する1次転写位置には、1次転写ローラ18Y、18M、18C及び18Kにより1次転写電圧が印可され、感光体ドラム12Y、12M、12C及び12K上のトナー像は中間転写ベルト10に1次転写される。感光体クリーニング装置16Y、16M、16C及び16Kは、1次転写終了後に感光体ドラム12Y、12M、12C及び12K上の残留トナーを廃トナーとして回収する。
中間転写ベルト10の駆動ローラ21により支持される2次転写位置には、2次転写ローラ27が対向配置される。2次転写位置にあっては、例えば給紙部4から給紙されるシート紙P等を介して2次転写ローラ27により2次転写電圧が印加され、中間転写ベルト10上のトナー像はシート紙Pに2次転写される。中間転写ベルト10の2次転写ローラ27の下流にはベルトクリーナ10aが設けられる。ベルトクリーナ10aは、2次転写終了後に中間転写ベルト10に残留するトナーを廃トナーとして回収する。
カラー複写機1の画像形成部7のフロントサイドであって、画像形成ユニット11Y、11M、11C及び11Kの下方、即ちレーザ露光装置17のフロントサイドには、画像形成ユニット11Y、11M、11C及び11Kの配列方向に細長く延在してなる、廃トナー収納部材である廃トナーボックス30が、交換可能に取着されている。廃トナーボックス30は、画像形成ユニット11Y、11M、11C及び11Kの感光体クリーニング装置16Y、16M、16C及び16K更にはベルトクリーナ10aで回収された廃トナーを収納する。廃トナーボックス30は、満杯を検知して、満杯になったときには、新たなものと交換する。
次に廃トナーボックス30について詳述する。図3に示す様に廃トナーボックス30の蓋部30aには、廃トナーを回収する第1〜第5の回収口31B、31Y、31M、31C及び31Kが形成される。第1の回収口31Bは、ベルトクリーナ10aから搬送される廃トナーを回収する。第2〜第5の回収口31Y、31M、31C及び31Kは、感光体クリーニング装置16Y、16M、16C及び16Kから搬送される廃トナーをそれぞれ回収する。
ベルトクリーナ10aの廃トナーの搬送機構32及び感光体クリーニング装置16Y、16M、16C及び16Kの廃トナーの搬送機構(図示せず)の廃トナーボックス30との接続端部には、第1〜第5の回収口31B、31Y、31M、31C及び31Kを開閉する第1〜第5のシャッタ33B、33Y、33M、33C及び33Kが形成される。第1〜第5のシャッタ33B、33Y、33M、33C及び33Kは、廃トナーボックス30をカラー複写機1に装着後フロントカバー1aを閉じた状態において第1〜第5の回収口31B、31Y、31M、31C及び31Kを開放する。
廃トナーボックス30の本体部30b内部には、図4及び図5に示す様に廃トナーボックス30の長手方向全長に渡る均し部材であるパドル34が設けられる。パドル34は、駆動軸であるシャフト34aにフィン34bを取着してなる。パドル34は、シャフト34aを駆動して回転することにより、第1〜第5の回収口31B、31Y、31M、31C及び31Kから流入され山状に堆積される廃トナーをフィン34bで飛ばして、長手方向に渡り平らに均す。フィン34bの、第1〜第5の回収口31B、31Y、31M、31C及び31Kに対向する領域には第1〜第5の切り欠き36B、36Y、36M、36C及び36Kが形成されている。第1〜第5の切り欠き36B、36Y、36M、36C及び36Kにより、第1〜第5の回収口31B、31Y、31M、31C及び31K側に廃トナーが吹き上がるのを防止する。
蓋部30aは透明部材から形成されていて、その端部には、廃トナーボックス30が満杯になったことを検知するための満杯検知部37が突出形成されている。満杯検知部37の外側には、図6に示す様に満杯検知部37内に廃トナーが到達したことを検知する満杯センサであり、発光素子38aと受光素子38bを有する透過型のフォトセンサ38が取着されている。
図7、図8は満杯検知部37の内側を示す。満杯検知部37と隣接する第5の回収口31Kの間は、仕切り部材である平板状の壁40により仕切られている。壁40に仕切られる満杯検知部37の入り口には、左右のゲート37a、37bが凸設されている。左右のゲート37a、37bにより満杯検知部37の入り口の幅が狭くなっている。これにより、満杯検知部37に浮遊トナーが侵入するのを防止する。
本体部30bにて、満杯検知部37と対向する領域には、蓋部30aの壁40と同じ面上に下壁41が形成されている。下壁41に仕切られた領域には、満杯検知を行うために、満杯検知部37に廃トナーを供給するための、廃トナー供給部材である細いフィン状の補助パドル42が配置される。補助パドル42は、パドル30のシャフト30aに取着され、回転時には、満杯検知部37の入り口にもうけられる左右のゲート37a、37bの間を通過する。補助パドル42は肉厚が例えば1.5mmと薄く、回転時の飛散トナーの発生を少なくしている。
次に作用について述べる。画像形成プロセスの開始により、スキャナやパソコン端末等から画像情報が入力されると各感光体ドラム12Y、12M、12C及び12Kが回転され各画像形成ユニット11Y、11M、11C及び11Kにて、順次画像形成工程が実施される。イエロ(Y)の画像形成ユニット11Yでは感光体ドラム12Y表面が帯電チャージャ13Yにより一様に帯電される。
次いで感光体ドラム12Yは、露光位置17Yにてイエロ(Y)の画像情報に対応するレーザビームを照射されて静電潜像を形成される。更に感光体ドラム12Yは、現像装置18Yにてトナー像を形成される。更に感光体ドラム12Yは、矢印s方向に回転される中間転写ベルト10と接触して1次転写ローラ18Yによりトナー像を中間転写ベルト10上に1次転写する。
このイエロ(Y)のトナー像形成プロセスと同様にして、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)のトナー像形成プロセスを行う。各感光体ドラム12M、12C及び12K上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト10上のイエロ(Y)のトナー像が形成された同一位置に順次重ねて転写される。中間転写ベルト10上には、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)を多重転写してなるフルカラートナー像が形成される。
この後中間転写ベルト10に重ね合わされたフルカラートナー像は2次転写ローラ27位置に達し、二次転写ローラ27の転写バイアスにより、シート紙P上に一括2次転写される。次いでシート紙Pは定着工程を経てトナー像を完成される。定着後シート紙Pは、片面画像であればそのまま胴内排紙部3に排紙される。又両面画像あるいは多重プリントを行う場合は、再搬送ユニット(図示せず)を経て2次転写ローラ27位置に再搬送される。
一方中間転写ベルト10は、2次転写終了後、ベルトクリーナ10aにより残留トナーをクリーニングされる。又感光体ドラム12Y、12M、12C及び12Kは、トナー像を中間転写ベルト10に1次転写した後、感光体クリーニング装置16Y、16M、16C及び16Kにより残留トナーを除去され、次ぎの画像形成プロセス可能とされる。
ベルトクリーナ10a及び感光体クリーニング装置16Y、16M、16C及び16Kに回収された残留トナーである廃トナーは、夫々ベルトクリーナ10aの廃トナーの搬送機構32及び感光体クリーニング装置16Y、16M、16C及び16Kの廃トナーの搬送機構(図示せず)により、廃トナーボックス30に搬送される。廃トナーボックス30に搬送された廃トナーは、第1〜第5の回収口31B、31Y、31M、31C及び31Kから夫々、廃トナーボックス30内に流入される。
これにより廃トナーボックス30内の第1〜第5の回収口31B、31Y、31M、31C及び31Kの下方には、図9に示す様に、廃トナーWTが山状に堆積される。但し廃トナーWTが流入される間、パドル34が例えば矢印n方向に300r.p.m.で高速回転し、廃トナーWTの山をフィン34bで飛ばして廃トナーボックス30内で平らに均している。更にパドル34と同時に補助パドル42が満杯検知部37に廃トナーWTを供給するよう回転する。これにより廃トナーボックス30内にあっては、廃トナーWTは、図9に点線αで示す様に長手方向にほぼ平らに均され、満杯検知部37位置にあっては、補助パドル42の供給により少し高く堆積される。
廃トナーボックス30内ではパドル34の回転時に浮遊トナーを生じるが、満杯検知部37の入り口は、左右のゲート37a、37bにより幅が狭くなっているので、満杯検知部37への浮遊トナーの侵入が阻止される。これにより浮遊トナーによる満杯検知部37の汚染が防止される。
廃トナーの流入が進み、図9に一点鎖線βで示す様に、廃トナーボックス30がほぼ満杯になった状態の時、満杯検知部37位置では、補助パドル42の供給により、廃トナーWTはフォトセンサ38の高さまで達する。フォトセンサ38が、廃トナーWTが満杯検知部37位置に達し、廃トナーボックス30が満杯になった旨を検知すると、カラー複写機1は、表示パネル(図示せず)等に、廃トナーボックス30の満杯を表示する。
フォトセンサ38による満杯検知時、廃トナーボックス30内の廃トナーWTは、長手方向においてほぼ平らに均された状態且つ、ほぼ満杯状態となっている。但し、満杯検知部37位置における廃トナーWTの高さは、他のほぼ平らに均された領域より高くなっている。従って、フォトセンサ38は、廃トナーボックス30内に微小のマージンを残した状態で、満杯を検知している。表示パネルへの廃トナーボックス30の満杯表示により、廃トナーボックス30の交換メンテナンスを行い、満杯の廃トナーボックス30をカラー複写機1内から取り出し、新たな廃トナーボックス30を装着する。
この実施例によれば、第1〜第5の回収口31B、31Y、31M、31C及び31Kから流入される廃トナーWTをパドル34により均し、且つ、廃トナーボックス30がほぼ満杯になった状態では、補助パドル42により、廃トナーWTをパドル34のシャフト34aより上方の満杯検知部37に供給している。従って廃トナーボックス30内に微小のマージンを残した状態で、フォトセンサ38は、検知満杯検知部37位置にて他より少し高く堆積される廃トナーを検知することにより、満杯検知できる。この結果、第1〜第5の回収口31B、31Y、31M、31C及び31Kの何れかの位置にて、廃トナーの収容上限を超えてしまい、特定の廃トナーの搬送機構がロックされたり、或いは第1〜第5の回収口31B、31Y、31M、31C及び31Kの何れかから廃トナーが溢れ出し周囲を汚損することが無い。即ち、廃トナーボックス30を有効に使用して多くの廃トナーを回収出来且つ安全に回収可能となる。
又満杯検知部37と隣接する第5の回収口31Kとの間に壁40が設けられ、隣接する第5の回収口31Kから飛散される廃トナーにより満杯検知部37の汚染が防止される。更に満杯検知部37の入り口に左右のゲート37a、37bが設けられ、浮遊トナーが満杯検知部37に侵入するのを阻止され、満杯検知部37の汚染が防止される。この結果、満杯検知部37に飛散トナーや浮遊トナーが付着することにより、フォトセンサ38が廃トナーボックス30の満杯を誤検知するのを防止出来、検知精度を向上出来る。
尚この発明は上記実施例に限られるものではなく、この発明の範囲内で種々変形可能であり、例えば満杯検知部に飛散トナーや浮遊トナーが付着するのを防止するために実施例の左右のゲート37a、37bに換えて、例えば仕切り部材の形状や材質等任意であり、図10に示す第1の変形例のように満杯検知部37の入り口全面にマイラ等の薄いシート状の仕切り44を設けても良い。この時仕切り44には、補助パドル等の廃トナー供給部が通過するスリット44aを入れておく。このようにすれば、実施例と同様、突出部に飛散トナーや浮遊トナーが付着するのを阻止でき、満杯センサの誤検知防止により検知精度を向上出来る。
又廃トナー供給部の形状等任意であり、例えば図11に示す第2の変形例のように、実施例に示すシャフト34aに円盤状のパドル46を取着して、これにより満杯検知部に廃トナーを供給しても良い。このようにすれば、矢印n方向の回転方向と平行な面を用いて廃トナーをシャフト34aより上方に供給出来、フィン状の補助パドルに比べて、浮遊トナーの発生をより低減可能となる。
更に満杯検知部の形状も任意であり、均し部材の駆動軸より上方に達した廃トナーを更に検知エリアに導入し、センサで検知するようにしても良い。実際には、例えば図12、図13に示す第3の変形例のように、実施例に示す満杯検知部37内に、本体部30b底面に達する補助壁47に仕切られる廃トナー堆積エリア47aを形成する。更に廃トナー堆積エリア47aの下方フォトセンサ48を設ける。廃トナーボックス30がほぼ満杯になると、補助パドル42により満杯検知部37に供給される廃トナーWTの高さが高くなり、補助壁47を越える。フォトセンサ48は、補助壁47を越えて、廃トナー堆積エリア47aに落下した廃トナーを検知することにより、廃トナーボックス30の満杯を検知する。このようにすれば、フォトセンサ48は、飛散トナーや浮遊トナー等の微少の廃トナーにより作動することなく、補助壁47を越えて、堆積エリア47aに廃トナーが落下した場合にのみ満杯を検知する。この結果フォトセンサ48の誤検知をより確実に防止出来、検知精度を向上出来る。
更に満杯センサは、反射型のフォトセンサであったり、或いは、満杯検知部に達した廃トナー量を磁気的に検知する磁気センサ等であっても良い。また、廃トナー収納部材の構造も、画像形成装置本体の構成に応じて変動可能であり、回収口の数等も限定されない。
本発明の実施例のカラー複写機のフロンとカバーを開けた状態を示す外観斜視図である。 本発明の実施例の画像形成部を示す概略説明図である。 本発明の実施例の廃トナーボックスを示す斜視図である。 本発明の実施例の廃トナーボックスの蓋部及び本体部を並置してみた上面図である。 本発明の実施例の廃トナーボックスの本体部を示す一部斜視図である。 本発明の実施例の廃トナーボックスの蓋部を示す一部斜視図である。 本発明の実施例の廃トナーボックスの蓋部の裏を示す一部斜視図である。 本発明の実施例の廃トナーボックスの蓋部の裏を示す一部平面図である。 本発明の実施例の廃トナーボックスに回収される廃トナーの堆積状況を示す説明図である。 本発明の第1の変形例の突出部を示す説明図である。 本発明の第2の変形例の円盤状のパドル実施例を示す一部斜視図である。 本発明の第3の変形例の突出部を示す説明図である。 本発明の第3の変形例の廃トナー堆積エリアを示す説明図である。
符号の説明
1…カラー複写機
2…スキャナ部
3…胴内排紙部
4…給紙部
7…画像形成部
10…中間転写ベルト
10a…ベルトクリーナ
11Y、11M、11C、11K…画像形成ユニット
12Y、12M、12C、12K…感光体ドラム
16Y、16M、16C、16K…感光体クリーニング装置
17…レーザ露光装置
30…廃トナーボックス
31B、31Y、31M、31C、31K…第1〜第5の回収口
34…パドル
34a…シャフト
37…満杯検知部
37a、37b…左右のゲート
38…フォトセンサ
40…壁
42…補助パドル

Claims (6)

  1. 像担持体周囲にトナー画像形成手段を配置してなる複数の画像形成ユニットの配列方向に延在して、少なくとも前記複数の画像形成ユニットから搬出される廃トナーを収納する廃トナー収納部材と、
    前記廃トナー収納部材に設けられ前記廃トナーを回収する複数の回収口と、
    前記複数の回収口にて回収される前記廃トナーを、前記廃トナー収納部材内にて均す均し部材と、
    前記廃トナー収納部材上部に形成され、前記均し部材の駆動軸より上方に達した前記廃トナーを導入する満杯検知部と、
    前記満杯検知部及び前記満杯検知部に隣接する前記回収口の間を仕切る仕切り部材と、
    前記仕切り部材に仕切られた前記満杯検知部に前記廃トナーを供給する廃トナー供給部材と、
    前記満杯検知部に導入された前記廃トナーを検知する満杯センサとを具備することを特徴とする廃トナー回収装置。
  2. 前記廃トナー収納部材は、前記像担持体に形成されるトナー像を転写される転写媒体に生じる廃トナーを、更に収納することを特徴とする請求項1記載の廃トナー回収装置。
  3. 前記均し部材は、フィンを有し前記廃トナー収納部材内で回転されるパドルであり、前記廃トナー供給部材は、前記パドルの回転シャフトに取着される補助パドルであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の廃トナー回収装置。
  4. 前記満杯検知部は、前記画像形成ユニットの配列方向端部に対応する位置に配置され、入り口に、浮遊トナーの侵入を防止する遮蔽部材を設けてなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の廃トナー回収装置。
  5. 前記満杯センサは、前記パドルの回転シャフトより上方に配置され、前記満杯検知部に導入された前記廃トナーを検知することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の廃トナー回収装置。
  6. 像担持体にトナー像を形成するトナー像形成手段を配置してなる複数の画像形成ユニットと、前記複数の画像形成ユニットの配列方向に延在して、前記複数の画像形成ユニットから搬出される廃トナーを収納する廃トナー収納部材とを有する画像形成装置において、
    前記廃トナー収納部材は、前記廃トナーを回収する複数の回収口と、前記複数の回収口にて回収される前記廃トナーを、前記廃トナー収納部材内にて均す均し部材と、前記廃トナー収納部材上部に形成され、前記均し部材の駆動軸より上方に達した前記廃トナーを導入する満杯検知部と、前記満杯検知部及び前記満杯検知部に隣接する前記回収口の間を仕切る仕切り部材と、前記仕切り部材に仕切られた前記満杯検知部に前記廃トナーを供給する廃トナー供給部材と、前記満杯検知部に導入された前記廃トナーを検知する満杯センサとからなることを特徴とする画像形成装置。
JP2006042775A 2006-02-20 2006-02-20 廃トナー回収装置及び画像形成装置 Pending JP2007219426A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006042775A JP2007219426A (ja) 2006-02-20 2006-02-20 廃トナー回収装置及び画像形成装置
US11/676,567 US7848667B2 (en) 2006-02-20 2007-02-20 Waste toner collection apparatus and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006042775A JP2007219426A (ja) 2006-02-20 2006-02-20 廃トナー回収装置及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007219426A true JP2007219426A (ja) 2007-08-30

Family

ID=38428300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006042775A Pending JP2007219426A (ja) 2006-02-20 2006-02-20 廃トナー回収装置及び画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7848667B2 (ja)
JP (1) JP2007219426A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009210650A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Brother Ind Ltd トナー回収装置及び画像形成装置
JP2009265145A (ja) * 2008-04-22 2009-11-12 Konica Minolta Business Technologies Inc トナー回収装置及び回収トナー容器
JP2011102918A (ja) * 2009-11-11 2011-05-26 Fuji Xerox Co Ltd 現像剤回収容器および画像形成装置
JP2013054392A (ja) * 2012-12-18 2013-03-21 Fuji Xerox Co Ltd 現像剤回収容器および画像形成装置
JP2013057972A (ja) * 2012-12-18 2013-03-28 Fuji Xerox Co Ltd 現像剤回収容器および画像形成装置
JP2013077021A (ja) * 2012-12-18 2013-04-25 Fuji Xerox Co Ltd 現像剤回収容器および画像形成装置
JP2013178406A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Casio Electronics Co Ltd 廃トナー収納システム
JP2015129889A (ja) * 2014-01-08 2015-07-16 カシオ電子工業株式会社 廃トナー回収容器及びそれを用いた画像形成装置
JP2016045353A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 カシオ計算機株式会社 廃トナー回収容器及びそれを用いた画像形成装置
JP2017040811A (ja) * 2015-08-20 2017-02-23 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
WO2021080637A1 (en) * 2019-10-21 2021-04-29 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Waste toner container mounting structure of image forming apparatus

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101305980B1 (ko) * 2007-01-26 2013-09-12 삼성전자주식회사 화상형성장치
US8331843B2 (en) * 2008-07-28 2012-12-11 Sharp Kabushiki Kaisha Toner recovery unit and image forming device
JP4692660B2 (ja) * 2009-03-19 2011-06-01 富士ゼロックス株式会社 回収装置および画像形成装置
JP5418976B2 (ja) * 2009-10-29 2014-02-19 富士ゼロックス株式会社 現像剤回収容器および画像形成装置
JP2011107595A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Fuji Xerox Co Ltd 現像剤回収容器および画像形成装置
JP2019015757A (ja) * 2017-07-03 2019-01-31 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP7068844B2 (ja) 2018-02-08 2022-05-17 株式会社東芝 廃トナー収容容器および画像形成装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09325662A (ja) * 1996-06-05 1997-12-16 Casio Electron Mfg Co Ltd 廃トナー容器及びタンデム型カラー画像形成装置
JP2002341710A (ja) * 2001-05-21 2002-11-29 Fuji Xerox Co Ltd 現像剤収容装置
JP2003066674A (ja) * 2001-08-29 2003-03-05 Kyocera Mita Corp トナー回収容器とそれを用いた画像形成装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4085571B2 (ja) 2000-11-13 2008-05-14 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
US6975830B2 (en) * 2002-09-12 2005-12-13 Ricoh Company, Limited Image forming apparatus, process cartridge, and waste toner recovery device

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09325662A (ja) * 1996-06-05 1997-12-16 Casio Electron Mfg Co Ltd 廃トナー容器及びタンデム型カラー画像形成装置
JP2002341710A (ja) * 2001-05-21 2002-11-29 Fuji Xerox Co Ltd 現像剤収容装置
JP2003066674A (ja) * 2001-08-29 2003-03-05 Kyocera Mita Corp トナー回収容器とそれを用いた画像形成装置

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009210650A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Brother Ind Ltd トナー回収装置及び画像形成装置
JP2009265145A (ja) * 2008-04-22 2009-11-12 Konica Minolta Business Technologies Inc トナー回収装置及び回収トナー容器
JP2011102918A (ja) * 2009-11-11 2011-05-26 Fuji Xerox Co Ltd 現像剤回収容器および画像形成装置
JP2013178406A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Casio Electronics Co Ltd 廃トナー収納システム
JP2013054392A (ja) * 2012-12-18 2013-03-21 Fuji Xerox Co Ltd 現像剤回収容器および画像形成装置
JP2013057972A (ja) * 2012-12-18 2013-03-28 Fuji Xerox Co Ltd 現像剤回収容器および画像形成装置
JP2013077021A (ja) * 2012-12-18 2013-04-25 Fuji Xerox Co Ltd 現像剤回収容器および画像形成装置
JP2015129889A (ja) * 2014-01-08 2015-07-16 カシオ電子工業株式会社 廃トナー回収容器及びそれを用いた画像形成装置
JP2016045353A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 カシオ計算機株式会社 廃トナー回収容器及びそれを用いた画像形成装置
JP2017040811A (ja) * 2015-08-20 2017-02-23 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
US9971278B2 (en) 2015-08-20 2018-05-15 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus including storage container for storing collected waste toner
WO2021080637A1 (en) * 2019-10-21 2021-04-29 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Waste toner container mounting structure of image forming apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
US7848667B2 (en) 2010-12-07
US20070196117A1 (en) 2007-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007219426A (ja) 廃トナー回収装置及び画像形成装置
JP5169702B2 (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
JP2006085112A (ja) 廃トナー回収容器及び画像形成装置
JP2007219454A (ja) 廃トナー回収装置及び画像形成装置
JP2006235382A (ja) 現像剤回収装置およびそれを備える画像形成装置
JP2007219453A (ja) 廃トナー回収装置及び画像形成装置
JP5066726B2 (ja) 画像形成装置
JP2021170075A (ja) 画像形成装置
JP2001312114A (ja) 画像形成装置
JP2010160319A (ja) 画像形成装置
JP5272679B2 (ja) 廃トナー収容器及び画像形成装置
US11493858B2 (en) Image forming apparatus and control method for collecting waste toner in a waste toner collection container
JP3902381B2 (ja) 画像形成装置
JP3714263B2 (ja) 画像形成装置
JP2005292608A (ja) 廃トナー容器及びそれを備えた画像形成装置
JP2004198768A (ja) 廃棄粉体回収装置、画像形成装置
JP7334586B2 (ja) 画像形成装置
JP4400250B2 (ja) 画像形成装置
US7738823B2 (en) Image forming apparatus for realizing downsizing of a main body of the apparatus
JP7267715B2 (ja) 画像形成装置
JP7135875B2 (ja) 画像形成装置、廃トナー管理方法および廃トナー管理プログラム
JP2012226279A (ja) 画像形成装置
JP6687882B2 (ja) 現像器および画像形成装置
JP2011133654A (ja) 画像形成装置
JP5159160B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110322

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111108

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120306