JP2002341710A - 現像剤収容装置 - Google Patents

現像剤収容装置

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JP2002341710A JP2001151331A JP2001151331A JP2002341710A JP 2002341710 A JP2002341710 A JP 2002341710A JP 2001151331 A JP2001151331 A JP 2001151331A JP 2001151331 A JP2001151331 A JP 2001151331A JP 2002341710 A JP2002341710 A JP 2002341710A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉体状の現像剤を収容する容器がその現像剤
で満杯になることを検知手段で検知することを可能な現
像剤収容装置において、その容器に関する条件(高さ寸
法やサイズや、取り付け場所など)の違い等にほとんど
左右されることなく、その容器が現像剤で満杯になるこ
とを誤検知せずに簡便かつ確実に検知できるようにす
る。 【解決手段】 容器2の内部空間とこの容器の所定の部
位に形成される検知用空間部3の内部空間との間に、そ
の双方の空間を仕切るとともにその容器2に所定量だけ
堆積したときの現像剤1の押圧力Fにより開口する仕切
り部材4を取り付ける。そして、この仕切り部材4が開
口して容器2の内部空間側から検知用空間部3の内部空
間側に現像剤1が侵入したことを検知手段5で検知す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉体状の現像剤を
受け入れて収容するための現像剤収容装置に係り、特
に、その現像剤を収容する容器がその現像剤で満杯にな
った状態を正確に検知することについて改良をした現像
剤収容装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式、静電記録方式等を利用し
たプリンタ、複写機、ファクシミリ、複合機等に代表さ
れる画像形成装置においては、感光体等の像担持体上に
画像情報に応じて形成する静電潜像を粉体の現像剤(ト
ナーのみからなる一成分現像剤やトナーとキャリヤから
なる二成分現像剤)により現像してトナー像とした後、
そのトナー像を記録紙等の記録媒体に直接又は中間転写
体を介して転写するとともに加熱加圧して定着させるこ
とにより、画像形成が行われている。
【0003】このような現像剤を取り扱う画像形成装置
においては、例えば、その像担持体や中間転写体に転写
されず残留付着する不要な現像剤(主にトナー)が発生
するため、かかる不要な現像剤をクリーニング装置によ
り除去して回収するとともに、その回収した不要な現像
剤を現像剤収容装置に収容している。
【0004】そして、このような画像形成装置で使用さ
れる現像剤収容装置としては、その回収した不要な現像
剤を直ちに又は現像剤搬送装置により搬送した後に受け
入れて収容する容器を備え、その容器の内部が現像剤で
満杯になったことを検知する検知手段を設けたものが知
られている。また、このような現像剤検知装置では、そ
の検知手段により容器が現像剤で満杯(収容上限量)に
なったことが検知されると、その結果をユーザ等に知ら
せ、その容器に収容した現像剤の処分や新しい容器への
交換などの必要な処理作業を行うことを促すようにして
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の現
像剤収容装置にあっては以下のような課題がある。
【0006】すなわち、特に、前記容器として、現像剤
を容器上部側から落下投入して収容するタイプの容器を
使用し、かつ、前記検出手段として、その容器の側面上
部に容器内部空間と連続する空間が存在する光透過性の
凸部を形成したうえで、その凸部を挟むように発光部及
び受光部を配置して当該凸部の光透過量が現像剤の有無
に応じて変化することを検知する光学式タイプの検出手
段(フォトセンサ)を使用する現像剤収容装置にあって
は、その容器内に落下投入される粉体状の現像剤が舞い
上がって飛散したり、あるいは、その容器内に現像剤が
片寄った状態で堆積されることなどにより、実際には容
器内が現像剤で満杯になっていないにもかかわらず、検
知手段が満杯になったと誤検知してしまうことがある。
【0007】この誤検知は、舞い上がって飛散する現像
剤が前記凸部の内部空間の壁に付着し、これにより凸部
の光透過量を低下させてしまうことにより起こってい
る。また、現像剤が容器の凸部側に片寄って堆積して凸
部の内部空間内に存在し、これにより凸部の光透過量を
低下させてしまうことにより起こっている。さらに、容
器が開閉扉などのような可動構造体に取り付けられてい
る場合には、その可動構造体を動かすことにより容器内
の現像剤が凸部側に片寄った状態となって凸部の内部空
間に存在又は付着することがあり、これにより凸部の光
透過量を低下させてしまうことにより起こることもあ
る。
【0008】ちなみに、本出願人は、このような容器及
び検知手段を採用した場合における課題を解決するため
の粉体収容装置について提案している(特開2000−
289748号公報)。
【0009】この提案の粉体収容装置は、容器の外壁側
面に前記したような凸部が形成された部分を除くいずれ
かの部分に接触あるいは近接して広がる導電性部材を設
け、その導電性部材に容器内に投下されて飛散する粉体
(現像剤など)を引き寄せる極性の電圧を印加するよう
にしたものである。そして、この粉体収容装置は、容器
で飛散する粉体を導電性部材のある容器側に静電的に引
き寄せて付着させることで、その粉体が容器の前記凸部
側に飛散して付着することを低減させ、もって凸部の内
壁に現像剤が付着することに起因して発生する光学式検
知手段による誤検知を防止するようにしている。
【0010】しかし、この提案の粉体収容装置は、容器
として、堆積する現像剤の堆積面と上記凸部との距離を
比較的多く確保できる高さ寸法の容器を使用する場合で
あれば、その容器内で現像剤の堆積面から凸部にむけて
舞い上がって飛散する現像剤を導電性部材にある側に静
電吸引力により引き寄せて凸部側に飛散して付着するこ
とを低減させたり又は遅らせることができるため有効で
あるが、かかる現像剤の堆積面と上記凸部との距離を確
保しにくい扁平型の容器や小容量の容器を使用する場合
にあっては必ずしも有効とはならない。すなわち、かか
る容器では、その容器内における現像剤の堆積面と凸部
との距離が短くなるため、その現像剤の堆積面から舞い
上がって飛散する現像剤が導電性部材のある容器側に引
き寄せられて付着されることなく直ちに凸部側に達して
しまいやすくなり、この結果、凸部への現像剤の付着を
低減できず誤検知の防止が困難となるのである。
【0011】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、その目的とするところは、現像
剤を収容する容器に関する条件(高さ寸法やサイズや、
取り付け場所など)の違いや、その容器が現像剤で満杯
になることを検知する検知手段に関する条件(種類な
ど)の違いにほとんど左右されることなく、容器が粉体
状の現像剤で満杯になることを誤検知せずに簡便かつ確
実に検知することができる現像剤収容装置を提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の現像剤収容装置は、図1aに例示するよう
に、粉体状の現像剤1を受け入れて収容する容器2と、
この容器2の現像剤1が収容されて堆積する部位に当該
容器2の内部空間と連続する空間が存在するように形成
される検知用空間部3と、この検知用空間部3の内部空
間と前記容器2の内部空間との間に取り付けられ、その
双方の空間を仕切るとともに、その容器2に所定量だけ
堆積したときの現像剤1の押圧力により開口する仕切り
部材4と、この仕切り部材4が開口して前記容器2の内
部空間側から前記検知用空間部3の内部空間側に現像剤
1が侵入したことを検知する検知手段5とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0013】このような現像剤収容装置では、その容器
2に粉体状の現像剤1が収容されて次第に堆積する。現
像剤1が堆積されている途上では、容器2の内部空間と
検知用空間部3の内部空間とが仕切り部材4により仕切
られており、これにより検知用空間部3の内部空間側に
は現像剤1が存在していない。その後、現像剤1が容器
2内に所定量(予め設定される収容上限量)だけ収容さ
れた段階になると、仕切り部材4が、そのときの現像剤
1の自重や現像剤1が容器2に充填(パッキング)され
ていくことによる内圧等により発生する押圧力Fを受
け、これにより仕切り部材4が開口する。この結果、容
器2の内部空間にある現像剤1の一部が検知用空間部3
の内部空間に侵入し、これが検知手段5により検知され
る。これにより、容器2が現像剤1で満杯になったこと
が検知される。
【0014】そして、この検知に際しては、たとえ現像
剤1が容器2内で舞い上がって飛散した場合や現像剤1
が容器2内で片寄って堆積した場合であっても、その現
像剤1が仕切り部材4により遮断されて検知用空間部3
の内部空間に侵入することがないため、容器2内が現像
剤1で満杯状態になっていない段階で、検知手段5が満
杯であると誤って検知することがない。
【0015】ここで、上記容器2としては、通常、現像
剤Gを容器上部側から落下投入させて収容するタイプの
容器が使用されるが、この他にも、例えば、その現像剤
1を容器底部側から圧入させて収容するタイプの容器を
使用してもよい。また、容器2は、その全体の容量が比
較的小さい形態のものや、その高さ寸法が比較的小さい
(例えば5cm以下程度の)形態のものであってもよ
い。
【0016】また、この容器2は、その内部に堆積する
現像剤1を攪拌してその堆積面をほぼ平滑にならすよう
に回転する攪拌部材を設けてもよい。この攪拌部材とし
ては、例えば、線部材を所定の形状に曲げ加工したもの
が挙げられるが、特にこれに限定されない。また、この
攪拌部材は、検知用空間部3とその周囲に堆積して存在
する現像剤1の堆積面を平滑にならすことができるよう
に構成するとよい。
【0017】上記検知用空間部3は、少なくとも、上記
仕切り部材4が開口した際に容器2の内部空間側から侵
入する現像剤1を受け入れることができる内部空間を有
するものであればよい。この検知用空間部3の形成位置
は、少なくとも容器2の現像剤1が堆積する部位であれ
ばよく、具体的には容器2の側面部2aや底面部2bで
ある。また、この空間部3は、主に、容器2の外側に突
出する形態で形成するが、これに限らず、容器2の内部
側に突出した(窪んだ)形態で形成してもよい。さら
に、この空間部3は、通常、容器2と一体で形成される
が、これに限定されない。
【0018】この検知用空間部3を容器2の側面部2a
に形成した場合には、その容器2に予測しない外力が加
わって変動することがあっても、容器2内に満杯に収容
されたときの現像剤1による押圧力Fの重力分が仕切り
部材4に直接加わることがなく、仕切り部材4が不用意
に開口してしまうことを回避することができる。また、
検知用空間部3を容器2の底面部2bに形成した場合に
は、容器2内に満杯に収容されたときの現像剤1の押圧
力(主に重力)Fが仕切り部材4に確実に加わるように
なり、その仕切り部材4を確実に開口させることができ
る。
【0019】上記仕切り部材4は、現像剤1が容器2に
所定量(予め設定する容器の収容上限量)だけ収容され
たときの現像剤1の押圧力Fで開口して、容器内部空間
にある現像剤1を検出用空間部側に通過させるように機
能するものであればよく、特に制約されるものではな
い。また、この仕切り部材4は、容器2に所定量の現像
剤1が堆積していない段階では、その現像剤1による押
圧力(所定量収容されたときに発生する押圧力Fよりも
小さいものである)を受けても開口することなく、検知
用空間部3の内部空間と容器2の内部空間とを仕切った
状態に保つことができるものであればよい。そして、こ
の仕切り部材4の開口は、上記したように現像剤の通過
が可能な状態となるものであればよく、その開口の形態
等については特に限定されない。
【0020】このような仕切り部材4としては、通常、
所定量だけ堆積したときの現像剤1の押圧力Fにより少
なくとも一部が変形して現像剤が通過し得る隙間を形成
するフィルム状の仕切り部材(ポリウレタンフィルム等
のプラスチック製フィルムや、薄いゴム製シートなど)
を使用することができるが、これ以外のものであっても
勿論よく、例えば、所定量だけ堆積したときの現像剤1
の押圧力Fにより少なくとも一部が破裂する破裂性の仕
切り部材(薄紙など)を使用することも可能である。
【0021】また、仕切り部材4として上述したような
フィルム状の仕切り部材や破裂性の仕切り部材を使用
し、このフィルム状又は破裂性の仕切り部材4を容器2
の内部空間とその容器の側面部2aに形成する前記検知
用空間部3の内部空間との間に取り付ける場合には、か
かるフィルム状又は破裂性の仕切り部材4を、その上部
がその下部よりも容器1の外側に位置するように傾斜し
た状態で取り付けるようにするとよい。このような状態
で取り付けた場合には、その傾斜した状態の仕切り部材
4の上に現像剤1が乗り上げたような状態で堆積される
ようになるため、現像剤1の重力(成分)が現像剤1の
所定量収容時における押圧力Fに付加されることとな
り、この結果、仕切り部材4が現像剤Gの押圧力によっ
てより確実に開口されるようになる。
【0022】上記検知手段5は、検知用空間部3に現像
剤1が侵入したことを検知できるものであれば特に制約
されるものではない。このような検知手段5としては、
例えば、その空間部3の内部空間における光透過量の変
化を検知する光学式の検知手段(フォトセンサ)をはじ
め、現像剤が侵入したときの空間部3の振動状態を検知
する振動検知手段や、現像剤が侵入したときの空間部3
の変形状態を検知する圧力検知手段などが使用される。
また、この検知手段5は、例えば、その検知した結果を
所定の表示手段等によって表示させることにより容器2
が現像剤1で満杯になったことを警告するように構成す
ればよい。
【0023】そして、このような現像剤収容装置は、粉
体状の現像剤1を容器2に収容し、その容器2が現像剤
1で満杯になったことを検知する必要のある用途に適用
することができる。例えば、前述した電子写真方式、静
電記録方式等を利用した画像形成装置に使用することが
でき、より具体的には、その画像形成装置におけるドラ
ム状又はベルト状の像担持体(感光体等)やベルト状又
はドラム状の中間転写体やその像担持体又は中間転写体
に接触して使用されるロール状の転写体等に残留付着す
る現像剤を除去して清掃するクリーニング装置で回収し
た不要の現像剤を収容する現像剤収容装置として適用す
ることが可能である。この場合、現像剤収容装置は、ク
リーニング装置と一体化した構成にしても構わない。そ
の具体例を挙げると、例えば、転写ロールとそのクリー
ニング装置とそのクリーニング装置で回収した現像剤を
収容する現像剤収容装置とを一体化した転写ユニット等
として構成することが可能である。
【0024】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図2は、本発明
の実施の形態1に係る現像剤収容装置を示すものであ
る。
【0025】この現像剤収容装置10は、乾式現像方式
を採用するプリンタ等の画像形成装置において矢印方向
に回転駆動するドラム状の像担持体又は中間転写体(以
下、これらを単に「被清掃体」ともいう)6に付着する
不要な粉体状の現像剤1を除去するクリーニング装置7
と一体化されたものであり、そのクリーニング装置7の
クリーニングブレード(クリーニング部材の1種)7a
により除去した現像剤1を回収ボックス20に収容する
ようになっている。図中において、符号7bはクリーニ
ングブレード7aをそのブレード先端部が被清掃体6に
当接するように回収ボックス20の上部開口部に取り付
けるための取り付け板、25は回収ボックス20の上部
開口部における所要の部位を塞いで現像剤1の漏れを防
ぐためのシール部材である。
【0026】そして、この現像剤収容装置10における
回収ボックス20は、図2や図3に示すように、プラス
チック材料を用いて上部が開口した長方体の箱形状に成
形してなるものであって、その上部開口部20aからク
リーニングブレード7aで除去した現像剤1を直接落下
させるように受け入れて収容するようになっている。特
に、この実施の形態における回収ボックス20は、その
高さが50mm程度の寸法からなる比較的小さなものが
使用されている。また、この回収ボックス20の収容す
る現像剤1が堆積される部位となる1側面部20bに
は、そのボックス20の内部空間側からその外周面側に
むけて突出するような形態の検知用凸部30が形成され
ている。
【0027】検知用凸部30は、その回収ボックス20
の1側面部20bにおいて内部空間にむけて窪むように
突出する2つの凹部33、34を水平方向に間隔をあけ
て並ぶような状態で形成し、この2つの凹部33、34
により挟まれるとともに上下及びボックス側面側が塞が
れた形態からなる内部空間31を有する構造部である。
そして、検知用凸部30の内部空間31は、回収ボック
ス20の内部空間21と連続(連通)する空間になって
いる。また、この内部空間31を取り囲む部分(検知用
凸部30)は、少なくとも光透過性を有する部位となる
ように形成されている。
【0028】また、検知用凸部30には、発光部51及
び受光部52を有するフォトセンサ50が設置されてい
る。フォトセンサ50は、その発光部51と受光部52
が凹部33、34の内部空間内に存在するように配置
し、その発光部51から発せられる検出光H(図2b)
が検知用凸部30の内部空間31を通過して受光部52
に受光される状態を保たれるように画像形成装置の支持
フレーム等(図示省略)に取り付けられている。そし
て、このフォトセンサ50により、検知用凸部30の内
部空間31おける光透過量がその空間31内における現
像剤1の有無によって変化することを検知している。こ
の実施の形態では、その内部空間31に現像剤1が侵入
して存在することにより、上記検出光Hの受光量が低下
してその内部空間31における光透過量が所定量以上低
下するか否かを検知するように設定している。また、こ
のフォトセンサ50は、その検知結果を画像形成装置に
おける操作パネルの表示画面等に表示させて、ユーザに
現像剤収容装置10をクリーニング装置7と共に交換す
ることを促すようになっている。
【0029】さらに、検知用凸部30の内部空間31と
回収ボックス20の内部空間21との間(矩形状の境界
部35)には、仕切り部材40を取り付けている。
【0030】この仕切り部材40は、図2や図4に示す
ように、矩形状からなる2枚のプラスチック製仕切りフ
ィルム41、42を用いて構成されている。この2枚の
プラスチック製仕切りフィルム41、42はいずれも、
厚さが30〜100μm程度のポリウレタンフィルムか
らなるものであり、その各仕切りフィルム41、42の
上記境界部35の端部から検知用凸部30の内部空間3
1への突き出し量L1、L2を相対的に異ならせて、そ
の各先端部どうしが一部重複して密着し合うような状態
で取り付けられている。
【0031】詳しくは、その一方となる第1の仕切りフ
ィルム41については、そのフィルム一端部41aを上
記境界部35の左右の一端部に接着等により固定する一
方で、その他端部41bが上記内部空間31の中央位置
(M)より手前側に位置するような自由端となる状態で
取り付け、これにより、その突き出し量L1を相対的に
短くしている。また、その他方となる第2の仕切りフィ
ルム42については、そのフィルム一端部42aを上記
境界部35の左右の残り端部(第1仕切りフィルム41
が固定されていない側の端部)に接着等により固定する
一方で、その他端部42bが上記内部空間31の中央位
置(M)を超えて第1の仕切りフィルム41の自由端で
ある他端部41bの内側に位置して重なり合うような自
由端となるように取り付け、これにより、その突き出し
量L2を相対的に(第1仕切りフィルム41の突き出し
量L1よりも)長くしている。
【0032】そして、このような状態で取り付けられて
いる仕切り部材40では、上記突き出し量L1を相対的
に短くした第1の仕切りフィルム41が変形しにくく、
上記突き出し量L2を相対的に長くした第2の仕切りフ
ィルム42が変形しやすくなっている。また、第2仕切
りフィルム42の自由端42bが、第1仕切りフィルム
41の自由端41bよりも検知用凸部30の内部空間3
1側に位置し、その自由端41bと隙間がないように密
着して重なり合った状態となるように取り付けられてい
ることにより、平常時には仕切り部材40が回収ボック
ス20の内部空間21と検知用凸部30の内部空間31
とを仕切るようになっている。
【0033】さらに、この仕切り部材40においては、
第2仕切りフィルム42の自由端42bが、その突き出
し量L2を相対的に長くしていることにより変形しやい
ため、回収ボックス20に所定量(満杯に相当する収容
上限量)の現像剤1が収容されたときに、その現像剤1
により発生する押圧力Fによって、検知用凸部30の内
部空間31内にむけて押し曲げられる(開かれる)よう
に設定されている(図4b,5b参照)。一方、このと
きの第1仕切りフィルム41の自由端41bは、第2仕
切りフィルム42に比べて変形しにくいため、その現像
剤1の押圧力Fによって殆ど押し曲げられることがない
ように設定されている。これにより、仕切り部材40
は、回収ボックス20が現像剤1で満杯になると、第2
仕切りフィルム42の自由端42bが現像剤1の押圧力
Fで押されて第1仕切りフィルム41の自由端41bか
ら離れた状態、即ち開口するようになっている。
【0034】次に、この現像剤収容装置10の動作につ
いて説明する。
【0035】まず、クリーニング装置7のクリーニング
ブレード7aにより画像形成装置の前記ドラム状の被清
掃体6に付着する不要な現像剤1が掻き取られると、そ
の現像剤1が回収ボックス20の上部開口部20aから
落下して収容される。そして、このようにクリーニング
ブレード7aで掻き取られた現像剤1は、次々と回収ボ
ックス20に受け入れられて収容されるとともに、回収
ボックス20の下部から次第に堆積するようになる。
【0036】このような現像剤1の収容が行われている
段階では、回収ボックス20の内部空間21において現
像剤1が舞い上がって飛散し、その一部が検知用凸部3
0の仕切り部材40に付着するが、現像剤1が検知用凸
部30の内部空間31内に入り込むことはない。このた
め、回収ボックス20内で現像剤1が飛散することがあ
っても、フォトセンサ50が誤検知することはない。
【0037】その後、現像剤1は、回収ボックス20内
に満杯の状態になるまで収容され、あたかもクリーニン
グブレード7aやシール部材5により押さえ込まれるよ
う加圧充填される。これにより、回収ボックス20内で
は現像剤1による内圧が生じ、その圧力は現像剤1の収
容量が増えるに従い増加する。
【0038】次いで、この内圧がある値を超える、即ち
現像剤1が回収ボックス20内に所定量だけ収容される
と、図5に示すように、現像剤1が所定の押圧力Fで仕
切り部材40を押すようになり、これにより、仕切り部
材40の第2仕切りフィルム42の自由端42aが検知
用凸部30の内部空間31側に押し開けられた状態とな
る。なお、上記現像剤1の所定量については、例えば、
現像剤1が上記したような加圧充填が開始されて以降、
現像剤1の回収ボックス20からのこぼれ出しや回収ボ
ックス20の内圧による破損に至る前となる適宜量に設
定される。
【0039】この結果、仕切り部材40は、その第2仕
切りフィルム42の自由端42bが第1仕切りフィルム
41の自由端41bから離れて開口した状態(隙間が発
生した状態)となるため、その隙間部分から回収ボック
ス20内の現像剤1が検知用凸部30の内部空間31側
に侵入するとともに、その内部空間31内で舞い上がっ
たり或いはその内壁面に付着するようになる(図5
b)。
【0040】そして、このように検知用凸部30の内部
空間31に現像剤1が侵入することにより、フォトセン
サ50の発光部51からの検出光Hがその検知用凸部3
0の内部空間31を通過する際に現像剤1によって遮ら
れることとなるため、フォトセンサ50により検知用凸
部30の内部空間31における光透過量の低下が検知さ
れ、もって回収ボックス20が現像剤1で満杯になった
ことが検知される。
【0041】また、現像剤1が回収ボックス20に所定
量収容される途上において、現像剤1が検知用凸部30
の仕切り部材40を押す状態が発生し始めるが、所定量
収容されていない段階での現像剤1の仕切り部材40を
押す押圧力fは、所定量収容されたときの現像剤の仕切
り部材40を押す前記押圧力Fよりも小さいため、かか
る押圧力fによって仕切り部材40が押し開けられて開
口することはない。これによっても、フォトセンサ50
の誤検知が発生することはない。
【0042】さらに、このような回収ボックス20が満
杯になっていない時点で現像剤1が仕切り部材40に触
れて押すという状況は、傾斜した状態で開けられる開閉
扉に回収ボックス20を取り付けた場合に、その開閉扉
が開けられて回収ボックス20が傾いた状態におかれる
ことにより、その回収ボックス20内の現像剤1が仕切
り部材40側に触れるように片寄って偏在することがあ
るときも、同様に発生する。しかし、この場合も同様
に、仕切り部材40が押し開けられて開口することがな
いため、フォトセンサ50の誤検知が発生するおそれは
ない。
【0043】この他にも、このような検知方式を採用す
ることにより、回収ボックス20が本来収容し得る最大
限の収容量(ボックスの容積に相当)に、より近い量ま
で現像剤1を収容することができる。この結果、回収ボ
ックス20として比較的小さな(又は高さ寸法が短い)
ものを使用しても、現像剤を十分に収容することが可能
となる。
【0044】なお、この実施の形態においては、仕切り
部材40として、剛性が相異なる2枚の仕切りフィルム
(41、42)を組み合わせた仕切り部材を使用するこ
とも可能である。即ち、その一方の仕切りフィルムとし
て剛性が相対的に高い(変形しにくい)ものを使用し、
その他方も仕切りフィルムとして剛性が相対的に低い
(変形しやすい)を使用する。この場合、その2枚の仕
切りフィルムは、その各突き出し量L1,L2を前記し
たように異ならせた状態で取り付けることができるが、
その突き出し量L1,L2を同じにした状態で取り付け
るようにしてもよい。また、この仕切りフィルムの相異
なる剛性については、通常、フィルムの厚さを異ならせ
ること(例えば、前掲のポリウレタンフィルムを使用す
る場合、その一方のフィルムの厚さを30〜100μm
の範囲内で設定し、その他方のフィルムの厚さを50〜
150μの範囲内で前記一方のフィルム厚さよりも厚い
関係になるように設定する)により容易に実現できる。
この他にも、その材質、構造等を異ならせることにより
実現するようにしても構わない。
【0045】[実施の形態2]図6は、本発明の実施の
形態2に係る現像剤収容装置を示すものである。
【0046】この現像剤収容装置10は、実施の形態1
に係る現像剤収容装置において、検知用凸部30を変更
するとともに回収ボックス20内に現像剤攪拌部材60
を新たに設けるように構成したものである。そして、そ
れ以外の構成については実施の形態1の場合と同様であ
る。
【0047】まず、この実施の形態2における検知用凸
部30は、回収ボックス20の1側面部20bにおいて
外側に突出するように形成した点で実施の形態1におけ
る検知用凸部と異なるのみで、それ以外は同様の構成か
らなるものである。そして、このように形成された検知
用凸部30の内部空間31と回収ボックス20の内部空
間21との間(境界部35)には、実施の形態1と同様
の仕切り部材40が取り付けられている。
【0048】また、現像剤攪拌部材60は、回収ボック
ス20内に堆積し始める現像剤1を攪拌してその堆積面
1aをほぼ平滑にならすように回転するものであり、図
6bに示すようなクランク形状に曲げ加工した線材を回
収ボックス20内で矢印方向に回転駆動するように取り
付けたものである。図中の符号61は現像剤攪拌部材6
0の軸受けを示す。
【0049】この実施の形態では、特に現像剤攪拌部材
60が可能な限り仕切り部材40の近傍を通過して回転
するように曲げ加工している。すなわち、現像剤攪拌部
材60のうち仕切り部材40を中心とする領域で回転す
る部分を、その回転半径が相対的に大きい大径クランク
部60aとなるように大きく曲げ加工している。また、
この現像剤攪拌部材40は、被清掃体6の回転駆動力を
利用して回転するように構成されるが、専用の回転駆動
装置により回転させるように構成しても構わない。さら
に、この現像剤攪拌部材40は、クリーニング装置7が
作動中は常時回転するように設定されているが、特にこ
れに限定されず、断続的に回転するように設定してもよ
い。
【0050】次に、このような現像剤収容装置10の動
作について説明する。
【0051】まず、実施の形態1の場合と同様に、クリ
ーニング装置7のクリーニングブレード7aで掻き取ら
れた現像剤1が、回収ボックス20の上部開口部20a
から次々と落下して収容されるとともに回収ボックス2
0の底面部20cから次第に堆積するようになる。
【0052】この際、回収ボックス20の底面部20c
から次第に堆積する現像剤1がそのボックス20内で回
転する現像剤攪拌部材60により攪拌されるため、その
現像剤の堆積面1aがほぼ平らにならされ、これにより
回収ボックス20内の内圧を全体的に均一することがで
きる(図7a)。特に、この実施の形態における現像剤
攪拌部材60は、前記したような大径クランク部60a
が形成されているため、仕切り部材40を中心とする領
域で堆積する現像剤1の堆積面1aを確実にならして回
収ボックス20内の内圧が仕切り部材40におよぶよう
にすることができ、この結果、その堆積する現像剤1に
よる本来の押圧力が仕切り部材40に対して正常に加わ
ることとなる。また、このように現像剤攪拌部材60に
よる現像剤堆積面のならし効果は、傾斜した状態で開閉
する開閉扉に回収ボックス20を取り付けた場合に、そ
の開閉扉が開けられて回収ボックス20が傾いた状態に
おかれることにより、回収ボックス20内の現像剤1が
仕切り部材40側に触れるように偏在することがあって
も、その開閉扉を閉じた後に得られることになるため有
効である。
【0053】次いで、現像剤1が回収ボックス20内に
加圧充填されて所定量だけ収容されると、実施の形態1
の場合と同様に、現像剤1が所定の押圧力Fで仕切り部
材40を押すようになり(図7)、これにより、仕切り
部材40の第2仕切りフィルム42の自由端42aが検
知用凸部30の内部空間31側に押し開けられた状態と
なる。
【0054】この結果、実施の形態1の場合と同様に、
仕切り部材40が開口した状態(隙間が発生した状態)
となるため、その隙間部分から回収ボックス20内の現
像剤1が検知用凸部30の内部空間31側に侵入すると
ともに、その内部空間31内で舞い上がったり或いはそ
の内壁面に付着するようになる(図7b)。そして、こ
の検知用凸部30の内部空間31への現像剤1の侵入に
より、フォトセンサ50がその内部空間31における光
透過量の低下を検知する結果、回収ボックス20が現像
剤1で満杯になったことが検知される。
【0055】そして、このような検知に際しては、回収
ボックス20内の現像剤1の堆積面1aが現像剤攪拌部
材60によって平らにならされるため、その堆積した現
像剤1による押圧力が仕切り部材40に対して正常に加
わるようになり、この結果、回収ボックス20が現像剤
1で満杯になっていない段階で、仕切り部材40が片寄
って堆積した現像剤による押圧量を受けて開口すること
がなく、回収ボックス20が現像剤1で満杯になった時
点ではじめて仕切り部材40が開口するようになる。こ
れにより、フォトセンサ50による検知が正確に行われ
るようになる。
【0056】[実施の形態3]図8は、本発明の実施の
形態3に係る現像剤収容装置の要部を示すものである。
この現像剤収容装置10は、例えば実施の形態2に係る
現像剤収容装置において、仕切り部材40を斜めに傾け
た状態で取り付けるように構成したものである。そし
て、それ以外の構成については実施の形態1の場合と同
様である。
【0057】この実施の形態2における仕切り部材40
は、2つの仕切りフィルム41、42で構成されるもの
であり、回収ボックス20の外側に突出するように形成
された検知用凸部30の内部空間31において、その仕
切り部材の上部40aがその下部40bよりも回収ボッ
クス20の外側に位置するように傾斜した状態で取り付
けられている。この仕切り部材40の傾斜角度αは適宜
選定することができるが、好ましくは例えば30〜80
°程度に設定するとよい。図8中の符号36は仕切り部
材40を取り付けて支持するための取り付け突起部であ
るが、必須のものではない。
【0058】このように仕切り部材40を斜めに傾けた
状態で取り付けた場合は、図9に示すように、その仕切
り部材40に触れる程度以上に現像剤1が回収ボックス
20に堆積していく段階で、現像剤1が次第に仕切り部
材40の上に乗るような状態で堆積するようになる。
【0059】そして、現像剤1が回収ボックス20内に
所定量収容されると、かかる現像剤1による本来のほぼ
水平方向の押圧力F1が仕切り部材40に加わるが、こ
れと同時に、仕切り部材40の上に乗るように堆積した
現像剤1分の重力Gも併せて加わる。この結果、仕切り
部材40には、その押圧力F1に重力Gを合成した力F
が現像剤1の押圧力として加わることになるため、仕切
り部材40がより確実に開口する。したがって、回収ボ
ックス20が現像剤1で満杯になったときには、仕切り
部材40が開口して現像剤1が検知用凸部30の内部空
間31に的確に侵入するようになるため、その満杯状況
になったことがフォトセンサ50によってより一層確実
に検知されるようになる。
【0060】[他の実施の形態]実施の形態1〜3にお
いては、フォトセンサ50に代えて、図10や図11に
例示するような検知センサ55、56を使用してもよ
い。
【0061】図10に示す検知センサ55は、一定以上
の振動の発生を検知する振動検知センサである。この振
動検知センサ55を使用する場合には、検知用凸部30
の底部の少なくとも一部33をその内部空間31に侵入
する現像剤1が乗ることにより振動しやすいような特性
を示すように形成する。この検知用凸部30の底部部分
33は、例えば、検知用凸部30の他の部位よりも薄く
形成したり、あるいは、柔らかい別の部材を設置するこ
とで構成すればよい。また、振動検知センサ55は、そ
の検知面部を検知用凸部30の底部部分33に接触させ
た状態で配置する。これにより、回収ボックス20が現
像剤1で満杯になって仕切り部材40が開口することに
よって現像剤1がボックス20の内部空間21から検知
用凸部30の内部空間31に侵入すると、その現像剤1
が検知用凸部30の底部部分33上に落下して、その底
部部分33を振動させる。そして、このときの振動が振
動検知センサ55で検知されることによって、回収ボッ
クス20が現像剤1で満杯になったことが検知される。
【0062】一方、図11に示す検知センサ56は、一
定以上の圧力の変化を検知する圧力検知センサである。
この圧力検知センサ56を使用する場合には、検知用凸
部30の底部の少なくとも一部34をその内部空間31
に侵入する現像剤1が乗ることにより弾性変形しやすい
ような特性を示すように形成する。この検知用凸部30
の底部部分34は、例えば、検知用凸部30の他の部位
よりも薄く形成したり、あるいは、柔らかく弾性変形し
やすい別の部材を設置することで構成すればよい。ま
た、圧力検知センサ56は、その検知面部を検知用凸部
30の底部部分34から所定の距離だけ下方側に離した
状態で配置する。これにより、回収ボックス20が現像
剤1で満杯になって仕切り部材40が開口することによ
って現像剤1がボックス20の内部空間21から検知用
凸部30の内部空間31に侵入すると、その現像剤1が
検知用凸部30の底部部分34上に落下して堆積し、そ
の底部部分34を下方に撓むように変形させる。そし
て、このときの変形した底部部分34が圧力検知センサ
56の検知面部に触れることで検知されることによっ
て、回収ボックス20が現像剤1で満杯になったことが
検知される。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の現像剤収
容装置によれば、粉体状の現像剤を収容する容器に関す
る条件の違い等にほとんど左右されることなく、容器が
その現像剤で満杯になることを誤検知することなく簡便
かつ確実に検知することができる。また、その容器とし
て高さ寸法の小さなものを適用しても正確な検知が可能
となるため、容器の小型化が可能であり、ひいては現像
収容装置全体の小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の現像剤収容装置の基本構成を示すも
のであり、(a)はその現像剤収容初期の状態を示す概
念図、(b)はその現像剤満杯時期の状態を示す概念
図。
【図2】 (a)は実施の形態1に係る現像剤収容装置
を示す断面説明図、(b)は(a)のQ−Q線断面図。
【図3】 (a)は図2の装置における容器を示す斜視
図、(b)は(a)の矢印E方向から見たときの状態を
示す要部拡大図。
【図4】 (a)は図2の装置における仕切り部材を示
す断面図、(b)は(a)の仕切り部材を容器内部側か
ら見たときの状態を示す正面図。
【図5】 (a)は図2の装置の満杯検知時における状
態を示す断面説明図、(b)は(a)のQ−Q線断面
図。
【図6】 (a)は実施の形態2に係る現像剤収容装置
を示す断面説明図、(b)は(a)のQ−Q線断面図。
【図7】 (a)は図6の装置の満杯検知時における状
態を示す断面説明図、(b)は(a)のQ−Q線断面
図。
【図8】 実施の形態3に係る現像剤収容装置の要部を
示す断面説明図。
【図9】 図9の装置の満杯検知時における状態を示す
断面説明図。
【図10】 他の検知手段(振動検知センサ)を使用し
た場合の現像剤収容装置の要部を示す断面説明図。
【図11】 他の検知手段(振動検知センサ)を使用し
た場合の現像剤収容装置の要部を示す断面説明図。
【符号の説明】
1…現像剤、1a…堆積面、2…容器、3…検知用空間
部、4…仕切り部材、5…検知手段、10…現像剤収容
装置、20…回収ボックス、30…検知用凸部、40…
フィルム状の仕切り部材、50…フォトセンサ、60…
現像剤攪拌部材、F…押圧力。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小泉 弘光 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号、富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 Fターム(参考) 2H134 GA01 GB02 JB03 JB06 JB07 KA25 KB12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体状の現像剤を受け入れて収容する容
    器と、 この容器の現像剤が収容されて堆積する部位に当該容器
    の内部空間と連続する空間が存在するように形成される
    検知用空間部と、 この検知用空間部の内部空間と前記容器の内部空間との
    間に取り付けられ、その双方の空間を仕切るとともに、
    その容器に所定量だけ堆積したときの現像剤の押圧力に
    より開口する仕切り部材と、 この仕切り部材が開口して前記容器の内部空間側から前
    記検知用空間部の内部空間側に現像剤が侵入したことを
    検知する検知手段とを備えたことを特徴とする現像剤収
    容装置。
  2. 【請求項2】 前記検知用空間部を、前記容器の側面部
    に形成する請求項1に記載の現像剤収容装置。
  3. 【請求項3】 前記容器の内部に、堆積する現像剤を攪
    拌してその堆積面をほぼ平滑にならすように回転する攪
    拌部材を設けた請求項1に記載の現像剤収容装置。
  4. 【請求項4】 前記仕切り部材が、所定量だけ堆積した
    ときの現像剤の押圧力により少なくとも一部が変形して
    隙間を形成するフィルム状の部材である請求項1〜3の
    いずれかに記載の現像剤収容装置。
  5. 【請求項5】 前記フィルム状の仕切り部材を前記容器
    の内部空間とその容器の側面部に形成する前記検知用空
    間部の内部空間との間に取り付ける場合、当該フィルム
    状の仕切り部材を、その上部がその下部よりも前記容器
    の外側に位置するように傾斜した状態で取り付ける請求
    項4に記載の現像剤収容装置。
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