JP2007212662A - 光コネクタ - Google Patents
光コネクタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007212662A JP2007212662A JP2006031191A JP2006031191A JP2007212662A JP 2007212662 A JP2007212662 A JP 2007212662A JP 2006031191 A JP2006031191 A JP 2006031191A JP 2006031191 A JP2006031191 A JP 2006031191A JP 2007212662 A JP2007212662 A JP 2007212662A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ferrule
- optical
- connector
- optical cable
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/36—Mechanical coupling means
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/42—Coupling light guides with opto-electronic elements
- G02B6/4292—Coupling light guides with opto-electronic elements the light guide being disconnectable from the opto-electronic element, e.g. mutually self aligning arrangements
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/36—Mechanical coupling means
- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/36—Mechanical coupling means
- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
- G02B6/3887—Anchoring optical cables to connector housings, e.g. strain relief features
- G02B6/3888—Protection from over-extension or over-compression
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/36—Mechanical coupling means
- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
- G02B6/389—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs characterised by the method of fastening connecting plugs and sockets, e.g. screw- or nut-lock, snap-in, bayonet type
- G02B6/3894—Screw-lock type
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Abstract
【課題】
接続の信頼性が高められた光コネクタを提供する。
【解決手段】
相手側コネクタ51に嵌合することで光接続を行う光コネクタ1において、光ケーブル10と、光ケーブル10の一端に取り付けられ、相手側コネクタ51と嵌合することで光ケーブル10を相手側コネクタ51と光学的に接続させるフェルール20と、光ケーブル10を貫通させた貫通孔313が形成され、相手側コネクタ51と嵌合した状態のフェルール20をこのフェルールから離れて覆うカバー30と、カバー30の貫通孔313が形成された底部314の内側に位置し、光ケーブル10に加えられた引張力Fのフェルールへの伝達を阻止するストッパ40とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図3
接続の信頼性が高められた光コネクタを提供する。
【解決手段】
相手側コネクタ51に嵌合することで光接続を行う光コネクタ1において、光ケーブル10と、光ケーブル10の一端に取り付けられ、相手側コネクタ51と嵌合することで光ケーブル10を相手側コネクタ51と光学的に接続させるフェルール20と、光ケーブル10を貫通させた貫通孔313が形成され、相手側コネクタ51と嵌合した状態のフェルール20をこのフェルールから離れて覆うカバー30と、カバー30の貫通孔313が形成された底部314の内側に位置し、光ケーブル10に加えられた引張力Fのフェルールへの伝達を阻止するストッパ40とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
本発明は、相手側コネクタに嵌合することで光接続を行う光コネクタに関する。
従来、複数の電子機器同士を光ケーブルで接続し、これらの電子機器間で光信号により通信を行うシステムが知られている。光ケーブルと電子機器との接続は、通常、電子機器および光ケーブルのそれぞれに設けられた光コネクタ同士を嵌合させることによって行われる。光信号の損失を防ぐため、光コネクタ同士の嵌合状態を良好に保つことは重要である。
ここで、電子機器の電源ケーブルにおいては、電源ケーブルに外力が加わったときに、電源ケーブル側のコネクタであるプラグが電子機器から抜けるのを防止するため、電子機器に接続されたプラグを、クランプやねじ等で固定する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、光信号を伝送する光コネクタおよび光ケーブルは、ガラスや樹脂といった材料で構成されているため、ネジやクランプワイヤ等で直接締め付けられると破損し易い。また、ネジやクランプワイヤ等の締め付けや緩め作業中に、光信号が伝送される伝送面に傷がつくおそれもある。
そこで、光ケーブルの接続においては、電子機器に金属棒や板からなる可動部を設け、光ケーブルが接続された後、可動部をコネクタ付近に移動して、コネクタを落下物等の障害物から保護する技術が提案されている。例えば、特許文献2には、電子機器本体と光ケーブルを接続するコネクタの上方に、電子機器本体に取り付けられた金属棒からなる保護手段が示されている。また、特許文献3には、電子機器に枢着され、回転してコネクタの一部を隠す可動保護板が示されている。また、特許文献4および特許文献5には、電子機器や接続箱に設けられ、ケーブルを固定することでケーブルに掛る外力によるコネクタの抜けを防止するクランプが示されている。
特開平2005−38785号公報
特開平2000−349459号公報
特開2001−297807号公報
特開平2000―56162号公報
特開平9−55592号公報
しかしながら、上記の特許文献に示された技術のいずれにおいても、機器に接続されたコネクタは外部に露出した状態となっている。光信号を伝送する光コネクタでは、上からの落下物に限らず、例えば、この露出部分に別のコネクタや工具等の障害物がぶつかる程度の衝撃によっても、光信号の伝送効率が劣化し接続の信頼性が低下するおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑み、接続の信頼性が高められた光コネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の光コネクタは、相手側コネクタに嵌合することで光接続を行う光コネクタであって、
光ケーブルと、
上記光ケーブルの一端に取り付けられ、上記相手側コネクタと嵌合することでこの光ケーブルをこの相手側コネクタと光学的に接続させるフェルールと、
上記光ケーブルを貫通させた貫通孔が形成され、上記相手側コネクタと嵌合した状態の上記フェルールをこのフェルールから離れて覆うカバーと、
上記カバーの上記貫通孔が形成された壁の内側に位置し、上記光ケーブルに加えられた引張力の上記フェルールへの伝達を阻止する抜止部とを備えたことを特徴とする。
光ケーブルと、
上記光ケーブルの一端に取り付けられ、上記相手側コネクタと嵌合することでこの光ケーブルをこの相手側コネクタと光学的に接続させるフェルールと、
上記光ケーブルを貫通させた貫通孔が形成され、上記相手側コネクタと嵌合した状態の上記フェルールをこのフェルールから離れて覆うカバーと、
上記カバーの上記貫通孔が形成された壁の内側に位置し、上記光ケーブルに加えられた引張力の上記フェルールへの伝達を阻止する抜止部とを備えたことを特徴とする。
本発明の光コネクタにはカバーが備えられており、カバーは、光ケーブルを貫通させ、この光ケーブルを相手側コネクタに接続させたフェルールを、このフェルールから離れて覆っている。このため、外部の障害物がフェルールに接触することが防止され、しかも、障害物がカバーに衝突した際の衝撃はフェルールに直接に伝わらない。したがって、フェルールの嵌合状態が良好に維持され、接続状態の劣化が抑えられる。さらに、カバーの壁の内側に位置する抜止部が、光ケーブルへの引張力がフェルールへ伝達するのを阻止するため、光ケーブルが外部機器等に引っ掛かるなどした場合、フェルールの抜けが防止されるだけでなく、相手側コネクタとの嵌合が緩んで伝送効率が劣化することも抑えられる。よって、光コネクタの接続の信頼性が高められる。
ここで、上記本発明の光コネクタにおいて、上記抜止部が、上記光ケーブルに固定され、上記壁に当接することで、上記引張力の上記フェルールへの伝達を阻止するものであることが好ましい。
抜止部が、引張力の伝達阻止をこの壁への当接により行うため、光ケーブルが、貫通孔の位置での傾きや捻り、または引張力がかからない状態での動きに対しある範囲での自由度を有する。したがって、抜止部での光ケーブルにかかる機械的ストレスが低減される。
また、上記本発明の光コネクタにおいて、上記抜止部が、
上記カバーの内壁に押し当てられる弾性部材と、
上記光ケーブルに固定され、上記弾性部材からの付勢力により上記フェルールを上記相手側コネクタに押し当てる押当部材とを備えたものであることが好ましい。
上記カバーの内壁に押し当てられる弾性部材と、
上記光ケーブルに固定され、上記弾性部材からの付勢力により上記フェルールを上記相手側コネクタに押し当てる押当部材とを備えたものであることが好ましい。
抜止部が備える弾性部材がカバーの内壁に押し当てられることで、光ケーブルに加えられた引抜力の伝達が抜止部で阻止されるときの光ケーブルにかかる機械的ストレスが低減される。また、弾性部材からの付勢力によってフェルールが相手側コネクタに押し当てられるので、フェルールと相手側コネクタとの嵌合がより確実となり、接続の信頼性が高まる。
また、上記本発明の光コネクタにおいて、上記抜止部は、上記光ケーブルのうちの上記フェルールからのケーブル長が、相手側コネクタと嵌合した状態の上記フェルールからこの抜止部までの直線距離よりも長い位置に固定されたものであることが好ましい。
抜止部が設けられた位置とフェルールの間のケーブル長が、直線距離よりも長いので、フェルールが相手側コネクタと嵌合した状態では、カバーの中の、抜止部が設けられた位置とフェルールの間でケーブル長に余裕が生じ、光ケーブルが湾曲する。ケーブル長に余裕が生じることで、フェルールへの引張力の伝達が確実に阻止される。また、弾性を有するケーブルに湾曲が生じると、光ケーブルの復元力によってフェルールが相手側コネクタに押し当てられるのでフェルールによる接続がより確実となる。
以上説明したように、本発明によれば、接続の信頼性が高められた光コネクタが実現する。
以下図面を参照して本発明の光コネクタの実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態の光コネクタの断面図であり、図2は、図1に示す光コネクタから光ケーブルを引き出した状態を示す斜視図である。
図1および図2に示す光コネクタ1は、電子機器等に取り付けられた相手側コネクタに嵌合することで光接続を行う光コネクタであり、光信号を伝送する光ケーブル10と、相手側コネクタと嵌合するフェルール20と、カバー30と、ストッパ40とを備えている。
光ケーブル10は、ガラス細線またはプラスチック細線を有する光ファイバケーブルである。光ケーブル10は、湾曲に対しある程度の弾性を有している。
フェルール20は、樹脂を射出成形することで成型された部材である。光ケーブル10の一端11は、フェルール20に形成された孔21に挿通されており、光ケーブル10の端面111が、孔21の挿通された側とは反対側の開口に達している。このように、フェルール20は光ケーブル10の一端11に取り付けられており、フェルール20が相手側コネクタと嵌合することで、端面111が相手側コネクタの光路に接触し、光ケーブル10が相手側コネクタと光学的に接続される。
カバー30は、相手側コネクタと嵌合した状態のフェルール20覆う部材であり、カバー壁31、およびカバー壁31を、相手側コネクタが取り付けられた電子機器に固定する固定部としての2個のねじ32を備えている。カバー壁31は、樹脂を射出成形することで成型された部材であり、フェルール20が相手側コネクタと嵌合する方向に開口部311を有し、開口部311とは反対側に底部314を有する箱型形状である。開口部311の周囲には縁部312が設けられており、縁部312にはねじ32が取り付けられている。カバー壁31の底部314には、光ケーブル10を貫通させる貫通孔313が形成されている。貫通孔313の径は光ケーブル10の外径よりも僅かに大きく形成されている。
ストッパ40は、光ケーブル10の一部に固定された略円錐形状の弾性部材である。ストッパ40の中央には、光ケーブル10が貫通して固定されている。図2では、説明の便宜上、光ケーブル10のうちのストッパ40が固定された部分が貫通孔313から引き出された状態を示しているが、光コネクタ1が使用される状況において、ストッパ40は、図1に示すように、カバー壁31の内側に位置している。ストッパ40は、貫通孔313の径よりも大きく形成されている。これにより、ストッパ40は、光ケーブル10に一端11に向かう向きとは反対向きの引張力Fが加えられても、カバー壁31の底部314に当接して、この引張力Fのフェルール20への伝達を阻止する。ストッパ40は、本発明にいう抜止部の一例に相当する。
図3は、図1に示すコネクタが、電子機器に取り付けられた相手側コネクタに接続された状態を示す断面図である。
電子機器50には相手側コネクタ51が取り付けられており、相手側コネクタ51は、この電子機器50内部に設置された各種装置と光接続されている。本実施形態において、相手側コネクタ51は雌型コネクタであり、光コネクタ1は雄型コネクタである。光コネクタ1のフェルール20は、相手側コネクタ51に挿入され、相手側コネクタ51と嵌合している。これにより、光ケーブル10の端面111が相手側コネクタ51の光路と接触して、光ケーブル10は相手側コネクタ51と光学的に接続されている。光コネクタ1のカバー30は、相手側コネクタ51と嵌合した状態のフェルール20を覆い、電子機器50にねじ32で固定されている。カバー30はフェルール20に接することなく、離れた状態でフェルール20を全面的に覆っている。
カバー30がフェルール20から離れていることで、例えば、光コネクタ1上に落下する落下物、光コネクタ1に隣接して電子機器50に取り付けられる他のコネクタ、作業者の体、または工具等の障害物がカバー30にぶつかっても、フェルールに伝達する衝撃が抑えられる。また、カバー30が電子機器50にねじ32で固定されることで、障害物がカバー30にぶつかっても、カバー30がフェルール20に接触することはない。
ストッパ40は、光ケーブル10のうちのフェルール20からのケーブル長Lが、相手側コネクタ51と嵌合した状態のフェルール20からストッパまでの直線距離dよりも長い位置に固定されている。この結果、図3に示すように、フェルール20が相手側コネクタ51と嵌合した状態では、カバー30の中で、ストッパ40が設けられた位置10aとフェルール20の間で光ケーブル10には余裕が生じ、光ケーブル10が湾曲している。光ケーブル10は湾曲に対する弾性、つまり復元力を有しており、この復元力によって、光コネクタ1のフェルール20が相手側コネクタ51に押し当てられ、ストッパ40がカバー壁31の底部314に当接する。このため、光ケーブル10に、一端11に向かう向きとは反対向きの引張力F(図1)が加えられても、ストッパ40が引張力Fのフェルール20への伝達を阻止する。
本実施形態の光コネクタ1では、上述したように、光ケーブル10を貫通させたカバー30が、光ケーブル10を相手側コネクタ51に接続させたフェルール20を、フェルール20から離れて覆っている。このため、外部の障害物がフェルール20に接触することが防止され、しかも、障害物がカバー30に衝突した際の衝撃がフェルール20に直接に伝わらない。したがって、フェルール20と相手側コネクタ51との嵌合状態が良好に維持される。さらに、ストッパ40が、光ケーブル10への引張力Fがフェルール20へ伝達するのを阻止するため、光ケーブル10が外部機器や作業者等の体に引っ掛かるなどした場合であっても、嵌合が緩んで接続状態が劣化する事態も抑えられる。よって、光コネクタ1の相手側コネクタとの接続の信頼性が高められる。
また、カバー壁31の内側に位置するストッパ40は、引張力Fの伝達阻止をカバー壁31への当接により行う。これにより、光ケーブル10は、貫通孔313に接着等により固定される場合に比べ、貫通孔313の位置での、傾き、捻り、および、引張力がかからない状態での移動についてある範囲での自由度を有する。したがって、抜止部での光ケーブルにかかる機械的ストレスが低減され、光ケーブルの破損が抑えられる。また、光コネクタ1が相手側コネクタに接続される際には、まず、図2に示すように、光ケーブル10のうちのストッパ40を固定した部分がカバー30からフェルール20の方向に引き出された状態で、フェルール20が相手側コネクタ51に嵌合され、この後で、光ケーブル10がカバー30からフェルール20とは反対方向に引き出されて、ストッパ40およびフェルール20がカバー30の中に収容され、カバー30がねじ32で電子機器に固定される。このように、光ケーブル10がカバー30からフェルール20の方向に引き出されることで、フェルール20の相手側コネクタ51へ嵌合と、カバー30の固定の工程を独立して容易に行うことができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。以下の第2実施形態の説明にあたっては、これまで説明してきた実施形態における各要素と同一の要素には同一の符号を付けて示し、前述の実施形態との相違点について説明する。
図4は、本発明の第2実施形態の光コネクタの断面図である。この図は、第1実施形態を示す図1に相当する図である。
図4に示す光コネクタ2は、第1実施形態の光コネクタ1におけるストッパ40の代りに、ストッパ60を備えている。ストッパ60は、ストッパ本体61、および弾性部材62,63を備えている。ストッパ本体61は略箱状の部材であり、中央で光ケーブル10を固定する底面部61aと、光ケーブル10と平行に配置された側面部61bと、底面部61aに対向して配置された上面部61cとを備えている。ストッパ本体61は、底面部61aから上面部61cへと光ケーブル10を貫通させている。弾性部材62は、底面部61aに固定されており、弾性部材63は側面部61bに固定され、カバー30に対し摺動可能に設けられている。
ストッパ本体61の上面部61cは、フェルール20の一部が自由に移動できる大きさの開口を有しているが、開口はフェルール20の一部が通り抜けることができない大きさである。このため、フェルール20が相手側コネクタ51に嵌合され、カバー30が電子機器に固定された状態では、フェルール20がストッパ60の上面部61cからストッパ本体61をカバー30に押し付け、弾性部材62を弾性変形させる。この結果、逆に、弾性部材62には、ストッパ本体61をフェルール20が配置された方向へ付勢する付勢力が生じ、この付勢力によって、ストッパ本体61はフェルール20を相手側コネクタに押し当てる。ストッパ本体61は、本発明にいう押当部材の一例に相当する。
図5は、図4に示すコネクタが、電子機器に取り付けられた相手側コネクタに接続された状態を示す断面図である。
光コネクタ2のフェルール20は、電子機器50に取り付けられた相手側コネクタ51に挿入されており、相手側コネクタ51と嵌合している。これにより、光ケーブル10は相手側コネクタ51と光学的に接続されている。
光コネクタ1のカバー30は、相手側コネクタ51と嵌合した状態のフェルール20をフェルール20から離れた状態で覆い、電子機器50にねじ32で固定されている。この状態では、フェルール20がストッパ本体61をカバー30の底部314に押し付け、弾性部材62を弾性変形させる。この結果、逆に、弾性部材62からは、ストッパ本体61をフェルール20が配置された方向へ付勢する付勢力が生じ、この付勢力によって、上面部61cがフェルール20を相手側コネクタに押し当てる。これにより、フェルールによる嵌合がより確実となり、光コネクタ2と相手側コネクタ51との接続の信頼性が高まる。特に、光ケーブル10の湾曲に対する弾性が、フェルール20を相手側コネクタ51に押し当てるほど十分に大きいものではない場合でも、弾性部材62からの付勢力によって光コネクタ1のフェルール20が相手側コネクタ51に押し当てられる。
また、弾性部材62がカバー30の内壁に押し当てられることで、光ケーブルに引抜力F2が加わったときでも光ケーブル10にかかる機械的ストレスが低減され、光ケーブルの損傷が抑えられる。
なお、本実施形態では、カバー30のカバー壁31を樹脂成型品として説明したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、本発明のカバーを構成する材料はアルミなどの金属でもよく、カバーは金属材料による成型品や深堀品、削り品でも良い。カバーの材料をアルミなどの導電性金属とすることにより、電磁ノイズへの対策が講じられる。また、カバーの材料を樹脂とした場合に、この樹脂に導電性材料を含有させることでも同様の効果がある。
1,2 光コネクタ
10 光ケーブル
11 光ケーブルの一端
20 フェルール
30 カバー
31 カバー壁(壁)
313 貫通孔
314 底部
40 ストッパ(阻止部)
51 相手側コネクタ
60 ストッパ(阻止部)
61 ストッパ本体(押当部材)
62 弾性部材
L ケーブル長
d 直線距離
F,F2 引張力
10 光ケーブル
11 光ケーブルの一端
20 フェルール
30 カバー
31 カバー壁(壁)
313 貫通孔
314 底部
40 ストッパ(阻止部)
51 相手側コネクタ
60 ストッパ(阻止部)
61 ストッパ本体(押当部材)
62 弾性部材
L ケーブル長
d 直線距離
F,F2 引張力
Claims (4)
- 相手側コネクタに嵌合することで光接続を行う光コネクタであって、
光ケーブルと、
前記光ケーブルの一端に取り付けられ、前記相手側コネクタと嵌合することで該光ケーブルを該相手側コネクタと光学的に接続させるフェルールと、
前記光ケーブルを貫通させた貫通孔が形成され、前記相手側コネクタと嵌合した状態の前記フェルールを該フェルールから離れて覆うカバーと、
前記カバーの前記貫通孔が形成された壁の内側に位置し、前記光ケーブルに加えられた引張力の前記フェルールへの伝達を阻止する抜止部とを備えたことを特徴とする光コネクタ。 - 前記抜止部が、前記光ケーブルに固定され、前記壁に当接することで、前記引張力の前記フェルールへの伝達を阻止するものであることを特徴とする請求項1記載の光コネクタ。
- 前記抜止部が、
前記カバーの内壁に押し当てられる弾性部材と、
前記光ケーブルに固定され、前記弾性部材からの付勢力により前記フェルールを前記相手側コネクタに押し当てる押当部材とを備えたものであることを特徴とする請求項1記載の光コネクタ。 - 前記抜止部は、前記光ケーブルのうちの前記フェルールからのケーブル長が、相手側コネクタと嵌合した状態の前記フェルールから該抜止部までの直線距離よりも長い位置に固定されたものであることを特徴とする請求項1記載の光コネクタ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006031191A JP2007212662A (ja) | 2006-02-08 | 2006-02-08 | 光コネクタ |
US11/526,713 US7416350B2 (en) | 2006-02-08 | 2006-09-26 | Optical connector |
KR1020060098346A KR100798011B1 (ko) | 2006-02-08 | 2006-10-10 | 광 커넥터 |
TW095137710A TWI305437B (en) | 2006-02-08 | 2006-10-13 | Optical connector |
CNB2006101465389A CN100504472C (zh) | 2006-02-08 | 2006-11-15 | 光连接器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006031191A JP2007212662A (ja) | 2006-02-08 | 2006-02-08 | 光コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007212662A true JP2007212662A (ja) | 2007-08-23 |
Family
ID=38334146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006031191A Withdrawn JP2007212662A (ja) | 2006-02-08 | 2006-02-08 | 光コネクタ |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7416350B2 (ja) |
JP (1) | JP2007212662A (ja) |
KR (1) | KR100798011B1 (ja) |
CN (1) | CN100504472C (ja) |
TW (1) | TWI305437B (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100933507B1 (ko) | 2009-09-29 | 2009-12-31 | 이호기술단(주) | 통신용 매설 광케이블의 배선위치 가이드 패널 |
TWI667848B (zh) * | 2018-10-16 | 2019-08-01 | 建國科技大學 | Plug structure for preventing disconnection |
CN110289512B (zh) * | 2019-07-08 | 2020-09-29 | 聂会 | 一种便于小儿外科护理的监护装置 |
CN113075763B (zh) * | 2021-03-11 | 2022-07-15 | 武汉长盈通光电技术股份有限公司 | 多芯熊猫结构保偏光纤及其耦合连接装置 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58192011A (ja) * | 1982-05-06 | 1983-11-09 | Sumitomo Electric Ind Ltd | スナツプイン型コネクタ |
JP2821301B2 (ja) * | 1992-01-10 | 1998-11-05 | 日本電気株式会社 | 光コネクタ端末構造 |
JPH0815555A (ja) * | 1994-07-04 | 1996-01-19 | Oki Electric Ind Co Ltd | 光コネクタ |
JP2922138B2 (ja) | 1995-08-10 | 1999-07-19 | 株式会社ピーエフユー | ケーブルクランプ構造 |
JP3120361B2 (ja) * | 1995-10-26 | 2000-12-25 | モレックス インコーポレーテッド | 光ファイバーケーブル用コネクタ |
US6076976A (en) * | 1998-03-27 | 2000-06-20 | General Motors Corporation | Fiber optic cable connector |
JP2000056162A (ja) | 1998-08-13 | 2000-02-25 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光ケーブル接続箱内クランプ |
JP2000349459A (ja) | 1999-06-01 | 2000-12-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光ファイバーコードの保護装置 |
JP2001297807A (ja) | 2000-04-17 | 2001-10-26 | Nec Eng Ltd | 電気装置の安全インターロック構造 |
JP4128824B2 (ja) * | 2001-11-15 | 2008-07-30 | 古河電気工業株式会社 | 光コネクタ |
JP4064784B2 (ja) * | 2002-10-16 | 2008-03-19 | 矢崎総業株式会社 | 光コネクタ |
JP2005038785A (ja) | 2003-07-18 | 2005-02-10 | Nec Engineering Ltd | ケーブル抜け止め装置 |
-
2006
- 2006-02-08 JP JP2006031191A patent/JP2007212662A/ja not_active Withdrawn
- 2006-09-26 US US11/526,713 patent/US7416350B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2006-10-10 KR KR1020060098346A patent/KR100798011B1/ko active IP Right Grant
- 2006-10-13 TW TW095137710A patent/TWI305437B/zh not_active IP Right Cessation
- 2006-11-15 CN CNB2006101465389A patent/CN100504472C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN101017223A (zh) | 2007-08-15 |
KR20070080810A (ko) | 2007-08-13 |
KR100798011B1 (ko) | 2008-01-24 |
US7416350B2 (en) | 2008-08-26 |
US20070183722A1 (en) | 2007-08-09 |
CN100504472C (zh) | 2009-06-24 |
TW200733495A (en) | 2007-09-01 |
TWI305437B (en) | 2009-01-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
USRE49942E1 (en) | Latching connector with remote release | |
JP5688832B2 (ja) | 曲げ制限ブーツ | |
US8746988B2 (en) | Cable with a connector used for transmission of an electrical signal, an optical signal, and the like | |
JP4064784B2 (ja) | 光コネクタ | |
JP4660351B2 (ja) | 光コネクタ | |
EP2944990B1 (en) | Optical cable and electronic device using the cable | |
JP6537905B2 (ja) | コネクタ | |
US9515415B1 (en) | Strain relief cable insert | |
JP2007212662A (ja) | 光コネクタ | |
JP6410389B2 (ja) | 雌型端子 | |
US6479754B1 (en) | Strain relief system for electrical cable | |
US7696440B2 (en) | Flexible flat cable with improved easy structures for engagement/disengagement | |
EP3376606A1 (en) | Cable harness plug | |
JP2010040317A (ja) | Usbコネクタカバー | |
KR101513281B1 (ko) | 커넥터의 단자 보호장치 | |
JP4170308B2 (ja) | 光ファイバケーブル固定具 | |
JP2006215248A (ja) | 光通信ケーブルのコード化部材および光通信ケーブルのコネクタ接続構造 | |
US20060148305A1 (en) | Cable connector assembly and system | |
US7081013B2 (en) | Structure of removable electrical connector | |
US9291785B2 (en) | Optical module | |
WO2011073259A1 (en) | Cable connector | |
JP2005084066A (ja) | 光通信ケーブルのコード化部材および光通信ケーブルの接続方法並びにその接続構造 | |
JP4727563B2 (ja) | 筐体 | |
US20070042629A1 (en) | Latch for connector | |
JP6983477B2 (ja) | コネクタハウジングおよびコネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20090512 |