JP5688832B2 - 曲げ制限ブーツ - Google Patents

曲げ制限ブーツ Download PDF

Info

Publication number
JP5688832B2
JP5688832B2 JP2010087455A JP2010087455A JP5688832B2 JP 5688832 B2 JP5688832 B2 JP 5688832B2 JP 2010087455 A JP2010087455 A JP 2010087455A JP 2010087455 A JP2010087455 A JP 2010087455A JP 5688832 B2 JP5688832 B2 JP 5688832B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boot
connector
rear portion
ferrule assembly
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010087455A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010244047A (ja
Inventor
ジェームズ ホプキンス エリック
ジェームズ ホプキンス エリック
カール ブリッグズ ロバート
カール ブリッグズ ロバート
ジェームズ ミラー スティーブン
ジェームズ ミラー スティーブン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TE Connectivity Corp
Original Assignee
Tyco Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tyco Electronics Corp filed Critical Tyco Electronics Corp
Publication of JP2010244047A publication Critical patent/JP2010244047A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5688832B2 publication Critical patent/JP5688832B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3887Anchoring optical cables to connector housings, e.g. strain relief features
    • G02B6/38875Protection from bending or twisting
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3887Anchoring optical cables to connector housings, e.g. strain relief features
    • G02B6/3888Protection from over-extension or over-compression

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Description

本発明は、光コネクタ用の曲げ制限ブーツに関し、特に非引っ張り防止型コネクタ用の曲げ制限ブーツに関する。
光ファイバコネクタは、光ファイバ通信システムの実際上全ての基本部品である。例えば、このようなコネクタは、ファイバセグメントをより長い長さに結合し、ファイバを光放射源、検出器及びリピータ等の能動デバイスに接続し、ファイバをスイッチ及び減衰器等の受動デバイスに接続するために使用される。光ファイバコネクタの主要機能は、ファイバのコアを相手デバイス(別のファイバ、能動デバイス又は受動デバイス)の光路と軸方向に整列するように、代表的にはフェルール内でファイバの端部を保持することにより、ファイバを相手デバイスの光路に光学的に結合することである。
光コネクタは、引っ張り防止型(pull-proof)又は非引っ張り防止型(non-pull proof)のいずれかに分類することができる。引っ張り防止型コネクタにおいて、ケーブル外被(及び必要であればその補強部材)は、コネクタのハウジングに固定される。従って、張力負荷がケーブルに印加されると、負荷は、ケーブル外被からハウジングに伝達される。このため、負荷は、ハウジング内でフェルール組立体に伝達されない。従って、コネクタが嵌合した後、フェルール組立体は、ケーブルに印加される張力負荷により影響を受けない(すなわち、後方へ引っ張られない)。このため、フェルール内のファイバは、相手デバイスの光路と接触し続ける。他方、非引っ張り防止型コネクタにおいて、ケーブル外被は、フェルール組立体の後部に固定される。従って、張力負荷がケーブルに印加されると、外被の負荷は後部に伝達され、ハウジング内で摺動すなわち「フローティング」するフェルール組立体に直接伝達される。
引っ張り防止型コネクタは、ケーブルに印加される張力負荷に抗するので、一般的には好まれるのに対し、非引っ張り防止型コネクタは、きつく被覆されたケーブルを使用する際に好まれる。きつく被覆された光ファイバケーブル(以下、きつく被覆されたケーブルと称する)は周知であり、周囲の頑丈なポリマ被覆に接着された光ファイバを具備する。代表的な緩衝ケーブルとは異なり、きつく被覆されたケーブル内のファイバは、保護被覆内で移動自在ではない。きつく被覆されたケーブルは光ファイバが外被とは独立して移動することを許容しないので、光ファイバ及び外被間に関連性のある移動がないように、外被及びファイバは、コネクタ内の共通部品に固定されるべきであると認識されてきた。従って、非引っ張り防止型コネクタにおいて、ファイバ及び外被の双方がフェルール組立体に固定される。(詳細は特許文献1を参照のこと)
従来の光コネクタの別の部品は、ファイバの曲げを制限するためのブーツである。背景として、ケーブル又は単一ファイバのいずれかの経路を形成する際に、信頼性の高い信号伝送をするためには、ファイバに鋭い曲げを生じさせないことが必須である。ファイバの鋭い曲げ(すなわち小半径)は、伝送された光の少なくとも一部が曲げの位置でファイバから漏れ出すので、信号損失を招くおそれがある。また、鋭い曲げは、ファイバに微小クラックを生じさせる場合、さらに信号を劣化させるおそれがあり、光信号の途切れのない案内を低下させ、すなわち損なってしまう。過度の鋭い曲げは、ファイバの破損さえも生じさせるおそれがある。
過度の曲げを防止するために、曲げ制限ブーツ、又は単にブーツと称されるものが使用される。例えば、図3を参照すると、従来技術のLC型の非引っ張り防止型コネクタ300が図示されている。このコネクタ300は、細長で外面が傾斜するブーツ304を具備し、間隙315により互いに分離された曲げ制限セグメントを有する。ブーツ304は、フェルール組立体301の後部301aから延びており、ケーブルが貫通する内部通路313を区画する。ブーツ304は、コネクタのフェルール組立体301の後部301a上を摺動し、ケーブルがコネクタに入る領域でケーブルを過度の曲げから保護する。具体的には、ケーブルが曲げられると、壁の内側のセグメント部は、互いに接触するまで互いに接近する方へ強いられることにより、更なる曲げが阻止される。ブーツ304が適切に設計されると、ケーブルがケーブル内のファイバの臨界曲げ半径に接近することが阻止される。
米国特許出願公開第2007/0292084号明細書 米国特許出願公開第2006/0002662号明細書 米国特許第5347603号明細書 米国特許第5781681号明細書 米国特許第5915056号明細書 米国特許出願公開第2006/0280408号明細書 米国特許出願公開第2008/0025670号明細書
コネクタ300は長年にわたってよく機能してきたが、本発明者らは、最近、バックプレーン用途で能動部品と共に使用されるコネクタが特に高密度用途で使用される場合に過度に高い確率で不良になる傾向があることが分かってきた。これらの不良は、一般的には、互いに嵌合するデバイス内での光部品の損傷が原因である。この高い不良率はトランシーバ及びバックプレーンコネクタで使用される固定されたフェルール等の「固定」光インタフェースを有する、互いに嵌合するデバイスに関連する、という事実は注目に値する。
本発明者らは、コネクタを前方へ押圧して嵌合するために取付作業者がブーツを使用するので、これらの不良がコネクタの高密度用途においてより頻繁に起こると推測した。すなわち、このような高密度用途において、取付作業者がハウジングを把持し、コネクタが相手デバイスと係合、嵌合するようにハウジングを前方へ押圧するにあたり、コネクタの周囲の空間が不十分である。代わりに、取付作業者は、コネクタを前方へ強いるために、コネクタから後方へ延びるブーツを使用するのが代表的である。従来技術の非引っ張り防止型コネクタにおいて、ブーツはフェルール組立体に固定されるのが代表的であるので、ブーツに印加される前方への力は、フェルール組立体に伝達される。この前方への力は、適当な嵌合力を与えるために設計されたばねによってフェルール組立体に印加される通常の偏倚力の数倍大きくなるおそれがある。従って、固定光インタフェースを有する相手デバイスへコネクタを前方に押圧することは、予測される嵌合力よりずっと大きいという結果となるおそれがある。というのは、固定光インタフェースの光部品は、予測される嵌合力よりも大きいことに対応して「支援」することはできないからである。フェルール組立体及びこれらの光部品間の圧力は著しく増大するおそれがあり、コネクタ又は相手構造物のいずれか、或いはその双方を損傷するという結果となり得る。
発明者らはまた、光部品を損傷することに加えて、非引っ張り防止型コネクタを前方へ押圧して嵌合するためにブーツを使用しても効果がないという傾向があることが分かっている。具体的には、図3を再度参照すると、ブーツを前方へ押圧してコネクタと嵌合する際に、コネクタのフェルール303は、ハウジング302が相手デバイス(図示せず)と係合、嵌合する前に、相手デバイスの固定光インタフェースに当接して止まる。ブーツ304はハウジング302ではなく、フェルール組立体301に取り付けられるので、フェルールが固定光インタフェースに一旦当接すると、ブーツを押圧してもハウジングは何ら前方へ進まない。さらに、フェルール組立体301がハウジング302内で前方へ偏倚されるので、この偏倚力により、実際にはハウジングは相手デバイスから離れる後方へ強いられ、これにより、ハウジング302及び相手デバイスを接触させることをより困難にさえする。
これらの課題を解決するための手段は、本明細書で説明する、少なくとも外被及び光ファイバを有するケーブルと共に使用するよう構成され、前後の方向性を有する非引っ張り防止型コネクタにより提供される。この非引っ張り防止型コネクタは、外被に取り付けるための後部及び光ファイバを収容するための孔を区画するフェルールを有するフェルール組立体と、相手構造物と嵌合するよう構成された前部及びブーツに取り付けるよう構成された後部を有するハウジングと、ハウジング内でフェルール組立体を前方へ付勢するばねと、ハウジングの後部に固定されると共にケーブルの周囲を後方へ延びるブーツとを具備し、ブーツは、フェルール組立体のブーツに対する軸方向の移動を可能にする十分に大きな内部通路を有する。
本発明のコネクタの一実施形態を示す断面図である。 図1のコネクタの分解斜視図である。 従来技術のコネクタを示す断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明を例示により説明する。
図1及び図2を参照すると、本発明の一実施形態のコネクタ100が示されている。図示されているように、コネクタ100は、前後の方向性を有し、以下の構成を具備する。すなわち、(a)少なくとも外被及び光ファイバを有するケーブル(図示せず)、(b)外被に取り付けるための後部101a及び光ファイバを収容するための孔103aを区画するフェルール103を有するフェルール組立体101、(c)相手構造物と嵌合するよう構成された前部102a及びブーツ104に取り付けるよう構成された後部102bを有するハウジング102、(d)ハウジング102内でフェルール組立体101を前方へ付勢するばね107、(e)ハウジング102の後部に固定されると共にケーブルの周囲を後方へ延びるブーツ104とを具備し、ブーツ104は、フェルール組立体101の相対移動を可能にする十分に大きな内部通路113を有する。
図1及び図2に開示された特定コネクタは、スモールフォームファクタコネクタである非引っ張り防止型のLC型コネクタである。しかし、本発明は、LC型コネクタや、スモールフォームファクタコネクタに限定されず、例えば、LC型及びSC型のコネクタ、例えば、MU型、MT−RJ型、MPX型、MPO型等を含む任意の標準的なコネクタを含む任意の標準的非引っ張り防止型コネクタの構成を用いて実践することができる。また、このようなコネクタのハウジングの外形、嵌合構成、ラッチ機構及びフェルール組立体の付勢等の設計的特徴は周知であるので、本明細書では特に注意を向けることはない。さらに、非引っ張り防止型コネクタはきつく被覆されたケーブルと共に使用されるのが代表的であるが、ケーブルは、本発明を実践するためにきつく被覆される必要はない。
一実施形態において、ブーツは二重の役割を果たす。第一に、ブーツは、ケーブルに収容される光ファイバの光伝送性能を維持するためにケーブルの曲げを制限するという従来からのブーツの能力で機能する。また、ブーツは、使用者がコネクタを把持し、アダプタ、バックプレーンコネクタ又は能動デバイス等の相手デバイスに嵌合するためにコネクタを前方へ押圧する際の便利な地点として機能する。後者の機能は、(従来のやり方であった)フェルール組立体ではなくハウジングにブーツが固定され、フェルール組立体がブーツに対して軸方向に移動することを許容するよう構成されることにより提供される。具体的には、ブーツ104はフェルール組立体101ではなくハウジング102に固定されるので、ブーツに印加されるいかなる軸方向前方への力もハウジング102に伝達される。この設計により、ブーツに印加される力がフェルール組立体101に、延いてはフェルール103に伝達されるという、繊細で上述したように相手デバイスの光路に破砕又は損傷を生じさせるおそれがある従来技術の問題が回避される。
ブーツは、種々の方法でハウジングに固定されてもよい。一実施形態において、ブーツ104は、第1部分105及び第2部分106に区画される。第1部分105は第1直径D1を有するのに対し、第2部分106は第1部分105の背後に位置し且つ第1直径D1より小さい第2直径D2を有する。第2部分106の機能については、フェルール組立体の移動の許容に関連して以下に詳細に説明する。第1直径D1は、第1部分105がハウジング102の後部102bの周囲をぴったりと包むように寸法が設定される。このため、第1部分105は、ブーツ104をハウジング102に固定する。後部102bに対するブーツ104の把持を強化するために、第1部分105は、逆刺(バーブ)、突条、又は把持を強化するための公知の他の構造を有してもよい。或いは又はさらに、後部102bは、突条、逆刺等付きの輪郭にされ、又はブーツ104と共に把持を強化する質感としてもよい。
さらに又は或いは、ブーツ104は、軸方向の力がブーツに印加されると、その力が構造部品(突起)134を介してハウジング102に部分的又は全体的に伝達されるように、ハウジング102の構造部品134に向かって付勢するよう構成されてもよい。構造部品134は、ブーツ104が付勢可能な任意の構造であってもよい。例えば、構造部品134は、隆起又は突条等の突起であってもよい。一実施形態において、コネクタ100のラッチ131(後述)は、ブーツ104が付勢する突起として使用される。
さらに又は或いは、ブーツ104は、ハウジング102と機械的に係合するよう構成されてもよい。例えば、ブーツ104は、ブーツ104からハウジング102に力を伝達するためにハウジング102に接触し内方へ延びる突条110を有してもよい。例えば、一実施形態において、ブーツ104は、第1部分105と、後部102bの後面111に接触する第2部分106との間に肩110aを具備する。このため、軸方向前方への力がブーツ104に印加されると、肩110aは、後面111を通ってハウジング102に力を伝達する。ブーツ104からハウジング102に力を伝達するための別の機構も、当業者が本開示を考慮すると明らかであろう。さらに、ブーツからハウジングに力を伝達するために使用される構造の任意の結合体の使用も可能であることを理解されたい。一実施形態において、図1の実施形態に示されるように、多数の構造が使用される。
ブーツ104は、ハウジング102への固定のみならず、フェルール組立体101の相対的な軸方向の移動を許容するよう構成されている。フェルール組立体101の相対移動を許容することは、コネクタ100がアダプタ又はトランシーバ等の他の相手デバイスと嵌合する際に重要である。具体的には、コネクタ100を前方へ押圧して嵌合させるためにブーツ104を使用する場合、フェルール組立体101は、相手デバイスの光路と一旦接触すると、ブーツ104に対して後方へ摺動できる必要がある。そのようにしない場合、フェルールは、期待される物理的接触力を超えて相手部品に向かって強く押圧されることにより、フェルール又は相手デバイスの光路に損傷を生じさせるおそれがある。
ケーブル及び圧着鳩目部109aは、以下に詳細に説明するようにフェルール組立体101に固定されるので、フェルール組立体101、圧着鳩目部109a及びケーブルの結合体は、ブーツ104内を比較的小さな力で軸方向に移動できねばならない。具体的には、力は、ばねのより小さいので、フェルールを前方に付勢する力は基本的にばね力ほどである。この力は、物理的に十分に接触するよう設計されるが、繊細な光部品を損傷するほど大きくはない。例えば、LC型コネクタでは、ばね力は約5〜6Nである。従って、LC型コネクタにおいて、フェルール組立体、圧着鳩目部及びケーブルは、このばね力よりも小さな力でブーツ内を摺動可能であるべきである。
ブーツ104は、フェルール組立体101、圧着部材109及びケーブルの結合体の相対移動を異なる方法で促進してもよい。一実施形態において、第2部分106は、フェルール組立体101の後部101a及び圧着部材109を緩く取り囲む。本実施形態において具体的には、第2部分106は、圧着鳩目部109aをケーブル外被に固定した状態で、後部101aの直径よりも大きい第2直径D2を有する。LC型コネクタについては、この直径は約3.7mmである。従って、本実施形態の第2直径D2は、ブーツ104内でのフェルール組立体101及び圧着部材109の移動を可能にするよう、3.7mmよりも大きい。
嵌合中、フェルール組立体101が後方へ移動するのに十分な空間を確保するために、第2部分106は、コネクタ100が非嵌合状態である場合、後部101aの後面112を超えて少なくとも所定距離D3だけ後方に延びる。距離D3は、ばね107が完全圧縮されるまでフェルール組立体101を非嵌合状態から後方へ押圧できる最大距離である。例えば、LC型コネクタにおいて、距離D3は約1.6mmである。ブーツ104の第2部分106が少なくともこの距離だけ後方に延びているので、ブーツ104は、嵌合中にフェルール組立体101がハウジング102に対して後方へ押圧されると、圧着鳩目部109aが後部101aに圧着された状態で、後部101aを受容可能である。一実施形態において、図2に示されるように、第2部分106は、第1部分105からブーツ104の後端まで延びている。
第2部分がブーツの後端まで延びていない場合であっても、内部通路113は、圧着部材109を収容するよう十分に広いままであるべきである。具体的には、圧着部材109の覆い部109bがフェルール組立体101の端部101aから後方へ延びているので、ブーツ104の距離D3を超えた部分の直径は、ブーツ104内での圧着部材109の摺動を可能にするために、圧着部材109の直径よりも大きくすべきである。例えば、LC型コネクタにおいて、圧着部材109の覆い部109bは、約2.75mmの直径を有する。従って、一実施形態において、LC型コネクタ用のブーツは、約2.75mmよりも大きな最小内径を有する。一実施形態において内径は約3mm以上であり、特定の一実施形態において内径は約3.28mm以上である。
上述したように、ブーツはまた、ケーブルの最小曲げ半径を維持するために従来の方法で機能する。曲げ半径を制御する異なる方法は当業界で周知である。例えば、図1及び図2に示される実施形態において、ブーツ104は、上述したように最小曲げ半径を確保するよう構成された間隙115を有する。一実施形態において、ブーツ104の第1部分105は、容易な把持を促進するよう構成されている。この目的のために、一実施形態において、第1部分105は、第2部分106より剛性が大きい。第1部分105の剛性を増大させ、或いは逆に第2部分106の柔軟性を増大させるために、異なるやり方を使用してもよい。例えば、異なる材料を使用し、第1部分105及び第2部分106の壁厚を変更し、間隙115の間隔を変更してもよいし、或いはこれらを組み合わせてもよい。一実施形態において、第1部分105はほぼ中実であり、ブーツ104の間隙115は、図1に示されるように第2部分106においてのみ形成される。
コネクタ100のハウジング102は、ラッチ及び前面形状等の嵌合構造及びフォームファクタの工業規格に合致することが好ましい。図1に示される実施形態において、ハウジング102は、異なる部分、すなわち前部102a及び後部102bを具備する。LC型コネクタにおいて、これらの部分は個別部品であってもよい。この場合、後部102bを後部本体108と称する。後部本体108はスナップ係合等でハウジング102の前部102aの後部に取り付けられることにより、上述したように、ばね用の後方停止部及びブーツ用の取付点を提供する。図1に示されるLC型コネクタの前部102aは、ラッチ130,131を有する。また、ラッチ131は、枝状(snag)保護部材とも称される。ハウジング102は、図1には個別部分を有するものとして図示されているが、一体成形されてもよい。
次に、図1の実施形態でフェルール組立体101を参照すると、フェルール組立体101は、フェルール103と、フェルール103を保持するためのフェルールホルダ132とを具備する。また、フェルールホルダ132はカラー133を区画する。このカラー133に対して、ばね107がフェルール組立体101を前方へ押圧するよう付勢する。別の一実施形態において、フェルール組立体はまた、例えば特許文献2に記載されたクランプ機構(図示せず)を具備してもよい。
上述したように、フェルール組立体101は、ケーブルの外被に取り付けるよう構成されている。ケーブル上の負荷がハウジングに伝達されるようにコネクタがハウジングの位置で外被に固定される引っ張り防止型コネクタとは異なり、コネクタ100では、外被がフェルール組立体101の後部101aに固定される。ケーブルがフェルール組立体101に固定されるので、ケーブルの移動はフェルール組立体101の移動という結果になる。この結果、ファイバがフェルール組立体101内で終端されると、フェルール及び外被間の相対移動はない、すなわち、この2部品は一体品として移動する。
フェルール組立体101への外被の取付を容易にするために、コネクタ100は従来のコネクタから若干変更される。具体的には、ハウジング102の端部102bは、外被用の取付点ではなく、フェルール組立体101の後部101aを露出する端部を有する。これにより、代わりに端部102bを外被用の取付点として使用することができる。一実施形態において、後部101aは、ケーブル外被への取付に適するようにする1以上の方法で変更される。例えば、後部101aの壁は、従来のフェルール組立体の壁よりも厚くしてもよい。コネクタ上の外被(図示せず)により分けられる可能性がある張力負荷及び横方向負荷を取り扱うために、より堅牢なフェルール組立体101が好ましい。また、後部101aは、圧着鳩目部109a(図2参照)が外被及びおそらく補強部材を圧着鳩目部109aに固定できるようにするよう十分な長さ(又は面積)を有するべきである。後部101aはまた、外被との把持を強化する質感を有してもよい。
圧着部材109(図2参照)は、コネクタ100のフェルール組立体101への外被の固定、及びケーブルの保護の双方に供する。具体的には、外被(及びおそらく補強部材)が後部101a上に配置された後、圧着部材109の圧着鳩目部109aが後部101a上に配置され、後部101aに外被(及びおそらく補強部材)を固定するために圧着される。次に、覆い部109bが、ケーブル周囲にきつく取り巻くように加熱処理される。このように、フェルール組立体及びケーブルはしっかりと接続される。圧着鳩目及び覆い部を上述したように使用することは、(引っ張り防止型コネクタでは、外被はフェルール組立体ではなくハウジングに接続されているが)ケーブルをコネクタに固定するための一般的な周知の技法である。
ばね107は、フェルール組立体101を前方へ付勢するために、フェルールホルダ132のカラー部133及び後部本体108に向かって付勢するよう構成されている。このようなばねは周知である。一体成形されたハウジングが使用される場合、ばね107は、空間を浪費しないように方形ばねであってもよい。
上述した実施形態に加えて、他の多くの実施形態も可能であり、本発明の範囲内である。
100 コネクタ
101 フェルール組立体
101a 後部
102 ハウジング
102a 前部
102b 後部
103 フェルール
103a 孔
104 ブーツ
105 第1部分
106 第2部分
107 ばね
109 圧着部材
109a 圧着鳩目部
109b 覆い部
110a 肩
111 後面
112 後面
113 内部通路
115 間隙
131 ラッチ
134 構造部品(突起)
D1 第1直径
D2 第2直径
D3 所定距離

Claims (9)

  1. 少なくとも外被及び光ファイバを有するケーブルと共に使用するよう構成され、前後の方向性を有するコネクタ(100)であって、
    後部(101a)及び前記光ファイバを収容するための孔(103a)を区画するフェルール(103)を有するフェルール組立体(101)と、
    相手構造物と嵌合するよう構成された前部(102a)及び後部(102b)を有するハウジング(102)と、
    前記ハウジング内で前記フェルール組立体を前方へ付勢するばね(107)と、
    前記ハウジングの前記後部に固定されると共に前記ケーブルの周囲を後方へ延びるブーツ(104)と
    を具備するコネクタにおいて、
    前記フェルール組立体の前記後部は、前記ケーブルの前記外被に取り付けるためのものであり、
    前記ハウジングの前記後部は、前記ブーツに取り付けるよう構成され、
    前記ブーツは、前記フェルール組立体の前記ブーツに対する軸方向の移動を可能にする十分に大きな内部通路(113)を有し、
    前記ブーツは、第1部分(105)及び第2部分(106)に区画され、
    前記第1部分は、前記後部の周囲をぴったりと包むよう寸法が設定された第1直径(D1)を有し、
    前記第2部分は、前記第1直径より小さい第2直径(D2)を有し、前記フェルール組立体の前記後部の周囲に緩く配置されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記第2部分は、前記コネクタが非嵌合状態である場合、前記後部の後面(112)を超えて少なくとも所定距離(D3)だけ後方に延びており、
    前記所定距離が前記フェルール組立体を非嵌合状態から後方へ押圧できる最大距離であることにより、前記第2部分は、前記フェルール組立体が後方へ押圧される際に前記後部を受容することを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記ブーツは、前記第1直径及び前記第2直径間に肩(110a)を区画し、
    前記肩は、前記ブーツに印加される前方への力が前記後部に伝達されるように、前記後部の後面(111)と接触することを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
  4. 前記コネクタは、圧着鳩目部(109a)を有する圧着部材(109)をさらに具備し、
    前記圧着鳩目部は、前記外被を前記後部に固定するよう前記フェルール組立体の前記後部及び前記外被の周囲に圧着されることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  5. 前記内部通路は、前記圧着部材を取り付けた前記後部が前記ばねの力より小さい軸方向の力で前記ブーツ内において後方に移動するように、十分に大きいことを特徴とする請求項4記載のコネクタ。
  6. 前記圧着部材は覆い部(109b)を具備し、
    前記内部通路は、前記覆い部の外径よりも大きな最小直径を有することを特徴とする請求項4記載のコネクタ。
  7. 前記ハウジングは突起(134)を具備し、
    前記ブーツは、該ブーツに印加された前方への力が前記突起を通って前記ハウジングに伝達されるように前記突起に当接することを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  8. 前記ハウジングはラッチ(131)を具備し、
    前記突起は前記ラッチであることを特徴とする請求項7記載のコネクタ。
  9. 前記第2部分は間隙(115)を有し、
    前記第1部分は中実であることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
JP2010087455A 2009-04-07 2010-04-06 曲げ制限ブーツ Expired - Fee Related JP5688832B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/419,655 US7942591B2 (en) 2009-04-07 2009-04-07 Bend limiting boot
US12/419655 2009-04-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010244047A JP2010244047A (ja) 2010-10-28
JP5688832B2 true JP5688832B2 (ja) 2015-03-25

Family

ID=42309612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010087455A Expired - Fee Related JP5688832B2 (ja) 2009-04-07 2010-04-06 曲げ制限ブーツ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7942591B2 (ja)
EP (1) EP2241913B1 (ja)
JP (1) JP5688832B2 (ja)
CN (1) CN101900857B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI799464B (zh) * 2017-11-06 2023-04-21 英商Ppc寬頻光纖有限公司 用於纖維光學連接器和纖維光學適配器的護罩

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7534050B2 (en) 2007-04-13 2009-05-19 Adc Telecommunications, Inc. Field terminatable fiber optic connector assembly
ES2854839T3 (es) * 2009-04-06 2021-09-23 Commscope Technologies Llc Conector de Fibra Optica
US8887388B2 (en) * 2010-11-22 2014-11-18 Andrew Llc Method for interconnecting a coaxial connector with a solid outer conductor coaxial cable
US8702323B2 (en) 2011-03-15 2014-04-22 Adc Telecommunications, Inc. Strain relief boot for a fiber optic connector
US8636425B2 (en) 2011-03-15 2014-01-28 Adc Telecommunications, Inc. Fiber optic connector
US9057845B2 (en) * 2011-12-31 2015-06-16 Molex Incorporated Multi-ferrule optical fiber cable assembly
CN102520489B (zh) * 2012-01-11 2016-04-13 深圳日海通讯技术股份有限公司 一种光纤连接器及其装配方法
CN104364686B (zh) 2012-02-07 2016-11-16 泰科电子瑞侃有限公司 用于连接器的线缆端接组件和方法
US9176285B2 (en) 2012-05-03 2015-11-03 Adc Telecommunications, Inc. Fiber optic connector
EP2972536A4 (en) 2013-03-11 2016-10-19 Adc Telecommunications Inc GLASS FIBER PLUGS AND FIBER OPTICAL CABLE ASSEMBLIES WITH A GLASS FIBER CABLE ASSEMBLED IN THE JACK OF THE FIBER OPERATOR
US9482826B2 (en) 2013-03-15 2016-11-01 Commscope Technologies Llc Connector body for making crimp-less fiber optic cable connections
WO2015017766A1 (en) * 2013-08-02 2015-02-05 Adc Telecommunications, Inc. Taper strain relief boot for ferrule flex connectors
EP3172603A1 (en) * 2014-07-21 2017-05-31 TE Connectivity Nederland B.V. Fiber optic connector and fiber optic cable assembly with fiber optic cable anchored to boot of fiber optic connector
US10386583B2 (en) * 2017-06-09 2019-08-20 Seikoh Giken Co., Ltd. Optical connector
MX2022006944A (es) * 2019-12-10 2022-09-12 Ppc Broadband Inc Conector mecánico con elemento de retención de cables.
CN111722323A (zh) * 2020-07-20 2020-09-29 深圳市海创光通信技术有限公司 一种尾套可以任意弯曲的光纤连接器

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2821301B2 (ja) * 1992-01-10 1998-11-05 日本電気株式会社 光コネクタ端末構造
US5347603A (en) * 1993-06-14 1994-09-13 Molex Incorporated Right angle cable strain relief
US5390272A (en) 1993-08-31 1995-02-14 Amphenol Corporation Fiber optic cable connector with strain relief boot
US5781681A (en) * 1995-11-22 1998-07-14 The Whitaker Corporation Bend limiting strain relief boot
US5915056A (en) * 1997-08-06 1999-06-22 Lucent Technologies Inc. Optical fiber strain relief device
JP2002323641A (ja) * 2001-04-25 2002-11-08 Ms Giken:Kk 光ファイバ用コネクタ
US6550979B1 (en) * 2001-10-19 2003-04-22 Corning Cable Systems Llc Floating connector subassembly and connector including same
US7204644B2 (en) * 2004-03-24 2007-04-17 Corning Cable Systems Llc Field installable optical fiber connector
US20060002662A1 (en) * 2004-06-30 2006-01-05 Tyco Electronics Corporation Small form factor, field-installable connector
US7537393B2 (en) * 2005-06-08 2009-05-26 Commscope, Inc. Of North Carolina Connectorized fiber optic cabling and methods for forming the same
GB0520166D0 (en) * 2005-10-05 2005-11-09 Tyco Electronics Raychem Nv Optical fibre connection devices
BRPI0617791A2 (pt) * 2005-10-24 2011-08-09 3M Innovative Properties Co conector óptico, unidade de distribuição de fibra e plataforma para a terminação de fibra para conectores ópticos
WO2007146355A2 (en) * 2006-06-15 2007-12-21 Tyco Electronics Corporation Connector for jacketed optical fiber cable
US7677812B2 (en) * 2006-07-31 2010-03-16 Tyco Electronics Corporation Strain relief boot for cable connector
JP4833802B2 (ja) * 2006-11-09 2011-12-07 三和電気工業株式会社 光コネクタ連結構造体
JP2008233559A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Sumitomo Electric Ind Ltd 光コネクタ付光ファイバケーブル及び該光ファイバケーブルの通線方法、該通線方法に用いる牽引部品及び光コネクタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI799464B (zh) * 2017-11-06 2023-04-21 英商Ppc寬頻光纖有限公司 用於纖維光學連接器和纖維光學適配器的護罩

Also Published As

Publication number Publication date
EP2241913B1 (en) 2014-11-19
CN101900857B (zh) 2015-02-04
US20100254663A1 (en) 2010-10-07
CN101900857A (zh) 2010-12-01
JP2010244047A (ja) 2010-10-28
US7942591B2 (en) 2011-05-17
EP2241913A1 (en) 2010-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5688832B2 (ja) 曲げ制限ブーツ
US11372167B2 (en) Optical fiber connector with articulating sleeve-carrier linkage
US9535222B2 (en) Optical connector
US6224268B1 (en) Plug housing with attached cantilevered latch for a fiber optic connector
EP3622337B1 (en) Pushable optical connector with connector-integrated articulation
US7695198B1 (en) Latch protection clip for a connector
US7758256B2 (en) Connector for tight-jacketed optical fiber cable
EP3167321B1 (en) Optical ferrule for multi-fiber cable and hardened multi-fiber optic connector therefore
US11966088B2 (en) Optical fiber connectors
US20230194793A1 (en) Pushable optical connector with connector-integrated articulation
US6893164B2 (en) Optical connector and structure of holding an optical fiber cord
US9417400B2 (en) Short optical connector for cables containing a bend insensitive fiber
EP4091007A1 (en) Preconnectorized multi-fiber drop cables and methods for deploying and assembling preconnectorized multi-fiber drop cables
CA3214685A1 (en) Optical fiber connector
JP2004170482A (ja) 単心集合型の多心光コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130404

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150126

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5688832

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees