JP2007211567A - 電子キー、電子キーの発信パラメータ調整方法及び電子キーの発信パラメータ調整システム - Google Patents

電子キー、電子キーの発信パラメータ調整方法及び電子キーの発信パラメータ調整システム Download PDF

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Abstract

【課題】電子キーを組み立てた後であっても、その発信信号の発信パラメータを容易に調整することができる電子キー、電子キーの発信パラメータ調整方法及び電子キーの発信パラメータ調整システムを提供する。
【解決手段】携帯機2は、車両からID返信の旨としてリクエスト信号を受信すると、それに応答する形で、ID信号SidをRF回路19から出して車両に返信する。携帯機2にはEEPROM17が内蔵され、このEEPROM17には周波数情報Dfが書き込まれている。携帯機2は、ID信号Sidを発信する際、EEPROM17の周波数情報Dfに基づく周波数でID信号Sidを車両に返信する。携帯機2は、周波数調整装置24との間のLF通信によってID信号Sidの周波数が調整可能であって、周波数調整装置24から周波数調整コマンドKbを受信すると、そのコマンドに従いEEPROM17の周波数情報Dfを書き換える。
【選択図】図2

Description

本発明は、キー固有の識別コードをキー通信対象に無線で発信して照合を行う電子キー、電子キーの発信パラメータ調整方法及び電子キーの発信パラメータ調整システムに関する。
近年、車両キーとして、キーのボタン操作により、キー固有のIDコードを含んだ施錠要求信号や解錠要求信号を無線で車両に飛ばして、車両のドアロックを施解錠する電子キー(いわゆる、電波キー)が広く使用されている。この種の電子キーについては、例えば特許文献1や特許文献2等に開示されている。
図3に示すように、この種の電子キー81においては、電子キー81のケース82内に、電子キー81の各種電子部品が実装された基板83が内蔵されている。この基板83には、電子キー81を統括制御する制御IC84と、電子キー81を作動させる各種制御プログラムが格納されたROM85と、データ書き換えが可能なEEPROM86と、制御IC84からの指令に従い所定周波数帯(数百MHz)の信号を発信する発信回路87とが実装されている。
このうち、EEPROM86には、発信回路87が施錠要求信号や解錠要求信号を発信する際のその周波数に関する情報として周波数情報Dfが書き込まれている。制御IC84は、例えば電子キー81に設けられたアンロックボタンが押されると、そのボタン操作に応答し、EEPROM86の周波数情報Dfから決まる周波数で解錠要求信号を発信回路87から発信させる動作をとる。
EEPROM86に書き込まれた周波数情報Dfは、専用の書き込み用治具88をEEPROM86に接続し、その書き込み用治具88から周波数情報DfをEEPROM86に書き込むことで行われる。このため、EEPROM86は、基板83を製品(即ち、ケース82)にアセンブリする前に専用の書き込み用治具で周波数情報Dfを書き込み、周波数情報Dfの書き込みが終えられた後に、製品にアセンブリする組付手順を経る。
特開2002−213124号公報 特開2005−268945号公報
ところで、この種の電子キー81においては、基板83を製品にアセンブリした後でないと、発信信号の周波数を確認することができない。これは、電子キー81のケース82内にエマージェンシーキーや電池などの金属部品が収容されているものが多いことから、基板83をケース82にアセンブリする前は発信回路87から正常な周波数の発信信号が発信される状態であっても、場合によっては基板83をケース82内にアセンブリした後に、これら金属部品に影響を受けることによって発信信号の周波数が変動するからである。
この場合、発信信号の周波数を調整するには、ケース82を分解して基板83をケース82から取り出し、EEPROM86を書き込み用治具88に再度接続して、新たな周波数情報DfをEEPROM86に書き込む調整作業が必要になる。このため、周波数調整に際しては、ケース分解を伴う基板83の取り出し作業、書き込み用治具88をEEPROM86に再セットする接続作業などが必要となり、電子キー81の製造工程において作業者に面倒な作業を強いる問題があった。
特に、この種の電子キーにおいては、製品としての許容周波数範囲が数kHzと非常に狭い範囲であることから、発信信号の周波数が、アセンブリ後において望ましい周波数範囲からずれる状況が生じ易い。このため、この分野においては、発信信号の周波数調整に関して、書き込み用治具88を用いたEEPROM86への直接書き込み方法を用いるのではなく、これ以外の手間のかからない容易な周波数調整方法が切に望まれている現状もある。
本発明の目的は、電子キーを組み立てた後であっても、その発信信号の発信パラメータを容易に調整することができる電子キー、電子キーの発信パラメータ調整方法及び電子キーの発信パラメータ調整システムを提供することにある。
前記問題点を解決するために、本発明によれば、外部に無線で発信信号を発信する発信手段と、前記発信信号の発信パラメータに関するパラメータ情報を記憶した記憶手段と、前記記憶手段に書き込まれた前記パラメータ情報に基づく発信パラメータで、前記発信手段から前記発信信号を発信させる通信制御手段とを備えた電子キーにおいて、外部から発信された信号を無線で受信可能な受信手段と、発信パラメータ調整の旨のコマンド信号を前記受信手段で受信すると、前記記憶手段に書き込まれた前記パラメータ情報を前記コマンド信号に基づき書き換えることにより、前記発信信号の前記発信パラメータを調整する調整手段とを備えたことを要旨とする。
この構成によれば、電子キーが発信する発信信号の発信パラメータが所望の値からずれている場合、例えば調整装置などの発信器具から発信パラメータ調整の旨のコマンド信号を発信させる。電子キーが受信手段を介してこのコマンド信号を受信すると、電子キー内の調整手段が、記憶手段に書き込まれたパラメータ情報をコマンド信号に基づき書き換える。これにより、電子キーの発信信号に関して発信パラメータが調整され、調整後の電子キーからは、パラメータ情報が書き換えられる前とは異なる発信パラメータで発信信号が発信される。
このため、本発明によれば、コマンド信号を電子キーに発信するという無線通信により、電子キーの発信パラメータを変更することが可能となる。よって、記憶手段を電子キーの筐体に組み込んだアセンブリ状態で、発信信号の発信パラメータを調整することが可能となり、電子キーを分解して内部の基板を取り出すような面倒な作業を行うことなく、無線通信という簡単な作業で発信信号の発信パラメータ調整を行うことが可能となる。
本発明によれば、前記記憶手段は、前記発信信号の周波数を決める周波数情報を前記発信パラメータ情報として記憶し、前記調整手段は、前記コマンド信号を前記受信手段で受信すると、前記周波数情報を前記コマンド信号に基づき書き換え、前記発信手段が前記発信信号を発信する際の前記発信パラメータとして、当該発信信号の周波数を調整することを要旨とする。
この構成によれば、この種の電子キーにおいては、筐体内部に存在する金属に影響を受けて、発信信号の周波数が変化してしまう状況になり易い。よって、本発明のように、発信パラメータとして発信信号の周波数を調整する構成とすれば、頻繁に起こり得る周波数変化に対して対応することが可能となる。
本発明によれば、前記記憶手段は、前記発信信号の信号強度を決める信号強度情報を前記発信パラメータ情報として記憶し、前記調整手段は、前記コマンド信号を前記受信手段で受信すると、前記信号強度情報を前記コマンド信号に基づき書き換え、前記発信手段が前記発信信号を発信する際の前記発信パラメータとして、当該発信信号の信号強度を調整することを要旨とする。
この構成によれば、発信パラメータとして発信信号の信号強度を調整する構成としたので、信号強度が変化した場合にそれに対応することが可能となる。
本発明によれば、前記調整手段は、前記コマンド信号を基に前記パラメータ情報を変えて前記発信信号の発信パラメータを調整した後、その調整後の発信信号を前記発信手段から前記コマンド信号の発信元に発信させ、前記発信元である調整装置が無線を通じてその発信信号を受信すると、当該調整装置が該発信信号の前記発信パラメータの値を確認し、当該値が不適切であれば、当該調整装置が前記コマンド信号を再送して、前記調整手段が前記発信パラメータを異なる値に再調整する処理を、前記発信パラメータが適切な値をとるまで繰り返し行うことにより当該発信パラメータが設定されたことを要旨とする。
この構成によれば、電子キーにコマンド信号を発信して発信信号の発信パラメータを調整する処理を、発信信号の発信パラメータが適切な値になるまで繰り返し行うので、電子キーの発信パラメータをより最適な値に設定することが可能となる。
本発明によれば、前記通信制御手段は、キー通信対象が発信する返信要求を前記受信手段で受けると、キー固有の識別コードを、前記発信パラメータ情報から決まる発信パラメータで前記発信手段から前記キー通信対象に発信させ、前記識別コードを受け取った前記キー通信対象は、前記キー側の前記識別コードと自身の識別コードとを比較して識別照合を行い、これら識別コードが一致して識別照合が成立すれば、前記キー通信対象の作動を許可することを要旨とする。
この構成によれば、コマンド信号を受けて発信信号の発信パラメータを調整する調整機能と、キー通信対象から返信要求を受けて自身のIDコードを返信する通信機能との間で、発信手段及び受信手段が共用される。従って、電子キーに要する部品点数の減少、それに伴う部品サイズの小型化や部品コスト低減などの効果がある。
本発明によれば、外部に無線で発信信号を発信する発信手段と、前記発信信号の発信パラメータに関するパラメータ情報を記憶した記憶手段と、前記記憶手段に書き込まれた前記パラメータ情報に基づく発信パラメータで、前記発信手段から前記発信信号を発信させる通信制御手段とを備えた電子キーに用いられる電子キーの発信パラメータ調整方法において、前記電子キーに設けられた受信手段で、前記発信パラメータ調整の旨のコマンド信号を受信すると、該電子キーに設けられた調整手段が、前記記憶手段に書き込まれた前記パラメータ情報を前記コマンド信号に基づき書き換えることにより、前記発信信号の前記発信パラメータを調整することを要旨とする。
本発明によれば、外部に無線で発信信号を発信する発信手段と、前記発信信号の発信パラメータに関するパラメータ情報を記憶した記憶手段と、前記記憶手段に書き込まれた前記パラメータ情報に基づく発信パラメータで、前記発信手段から前記発信信号を発信させる通信制御手段と、外部から発信された信号を無線で受信可能な受信手段と、発信パラメータ調整の旨のコマンド信号を前記受信手段で受信すると、前記記憶手段に書き込まれた前記パラメータ情報を前記コマンド信号に基づき書き換えることにより、前記発信信号の前記発信パラメータを調整する調整手段とを有する電子キーと、前記コマンド信号を前記電子キーに発信する調整装置とを備えたことを要旨とする。
本発明によれば、電子キーを組み立てた後であっても、その発信信号の発信パラメータを容易に調整することができる。
以下、本発明を具体化した電子キー、電子キーの発信パラメータ調整方法及び電子キーの発信パラメータ調整システムの一実施形態を図1及び図2に従って説明する。
図1に示すように、車両1には、イグニッションキーを用いた機械的なキー操作を行わなくとも、携帯機2を所有していればドアロック施解錠、ラッゲージドア解錠、エンジン始動などが許可されるハンズフリーシステム3が搭載されている。車両1には、このハンズフリーシステム3においてID照合を行う照合制御部4が設けられている。照合制御部4には、車両1のドアロックの施解錠を制御するドア制御部5が車内のバス6を介して接続されている。なお、車両1がキー通信対象に相当し、携帯機2が電子キーに相当する。
また、照合制御部4には、車外に設置された車外LF発信機7と、車内に設置された車内LF発信機8とが接続されている。車外LF発信機7及び車内LF発信機8は、照合制御部4からの指令に基づき、LF帯(百数十kHz)の信号を発信可能である。照合制御部4には、車内に設置されたRF受信機9が接続されている。RF受信機9は、RF帯(数百MHz)の信号を受信可能であって、その受信信号を復調した後、その信号を照合制御部4に出力可能である。
車外LF発信機7がLF帯のリクエスト信号Sreqを発信して車外に車外通信エリアを形成する際、その通信エリアに入り込んだ携帯機2は、リクエスト信号Sreqに応答して自身のIDコードを乗せたRF帯のID信号Sidを返信する。照合制御部4は、車外LF発信機7からリクエスト信号Sreqを発信している時、RF受信機9でID信号Sidを受信すると、車外通信が確立したと認識し、携帯機2のIDコードと車両1のIDコードとを比較するID照合として車外照合を行う。照合制御部4は、車外照合が成立した事を認識すると、ドア制御部5のドアロック施解錠を許可すべく、ドア制御部5によるドアロックモータ10の駆動を可能とする。
照合制御部4は、運転者が乗車した事を検出すると、車内LF発信機8からリクエスト信号Sreqを発信させ、車内に車内通信エリアを形成する。携帯機2を持った運転者が車内通信エリアに入り込むと、携帯機2はそのリクエスト信号Sreqに応答してID信号Sidを返信する。照合制御部4は、車内LF発信機8からリクエスト信号Sreqを発信している時、RF受信機9でID信号Sidを受信すると、車内通信が確立したと認識し、車内にある携帯機2のIDコードと車両1のIDコードとを比較するID照合として車内照合を行い、車内照合成立の有無を認識する。なお、リクエスト信号Sreqが返信要求に相当し、ID信号Sidが識別コードに相当する。
照合制御部4には、エンジン11の点火制御や燃料噴射制御を行うエンジン制御部12が接続されている。ブレーキペダルが踏まれた状態でエンジンスイッチがエンジンスタート操作された際、エンジン制御部12は、照合制御部4との間で暗号化通信を行い、車内照合成立を確認する。エンジン制御部12は、車内照合が成立済みである旨の通知を照合制御部4から受けると、点火制御及び燃料噴射制御を行ってエンジン11を始動させる。
図2に示すように、携帯機2には、自身のケース13内に、携帯機2の各種電子部品が実装された基板14が内蔵されている。この基板14には、携帯機2を統括制御する制御IC(Integrated Circuit)15と、携帯機2を作動させる各種制御プログラムやデータが格納されたROM(Read-Only Memory)16と、データ書き換えが可能なEEPROM(Electrically-Erasable and Programmable ROM)17と、受信したLF帯の信号を復調して制御IC15に送る受信IC18と、制御IC15からの指令に従いRF帯の信号(RF信号:発信信号)を発信可能なRF回路(発信アンテナ)19とが実装されている。これらROM16、EEPROM17、受信IC18及びRF回路19は、制御IC15に電気的に接続されている。
受信IC18には、LF帯の信号を受信可能な受信アンテナ20が接続されている。この受信アンテナ20は、X軸、Y軸及びZ軸の信号を受信可能な3軸対応のアンテナであって、その受信したLF信号を受信IC18に出力する。なお、制御IC15が通信制御手段及び調整手段を構成し、EEPROM17が記憶手段に相当し、RF回路19が発信手段に相当する。また、受信IC18及び受信アンテナ20が受信手段を構成する。
EEPROM17には、携帯機固有のキーコードとしてIDコードが登録されている。また、EEPROM17には、制御IC15がID信号SidをRF回路19から発信する際のその周波数に関する情報として、周波数情報Dfが書き込まれている。ところで、この種のRF回路19は、電圧を加えると容量が変化する可変容量式のダイオード21を備えており、自身がID信号Sidを発信する際において、このダイオードに印加される電圧値に応じた周波数でID信号Sidを発信する。従って、この周波数情報Dfは、制御IC15がRF回路19からID信号Sidを発信させる際、そのID信号Sidの発信周波数を決めるべく、制御IC15が自身のD/A端子15aを介してRF回路19のダイオードに印加する電圧値に関する情報である。なお、周波数情報Dfがパラメータ情報に相当する。
携帯機2が受信アンテナ20でLF信号を受信すると、受信IC18が受信アンテナ20からこのLF信号を受け取り、LF信号の内容を解読し、解読後のLF信号を制御IC15に出力する。制御IC15は、受信IC18から受け取ったLF信号の内容を読み取り、このLF信号がリクエスト信号Sreqであると判定すると、携帯機2のIDコードを車両1に返信すべく、EEPROM17の周波数情報Dfから決まる周波数fでID信号SidをRF回路19から発信させる。そして、携帯機2のIDコードが、車両1に登録されたIDコードと一致すれば、ドアロック施解錠やエンジン始動などが許可される。なお、周波数fが発信パラメータに相当する。
携帯機2には、施錠状態のドアロックを解錠する時に操作されるアンロックボタン22と、解錠状態のドアロックを施錠する時に操作されるロックボタン23とが設けられている。これにより、この携帯機2においては、アンロックボタン22を押してドアロックを解錠することや、ロックボタン23を押してドアロックを施錠することも可能となっている。
例えば、制御IC15は、アンロックボタン22が押し操作されたことを検出すると、自身のIDコードと、ドアロックの解錠を要求する解錠要求コードとを乗せた解錠要求信号Sopを、EEPROM17の周波数情報Dfから決まる周波数fでRF回路19から発信させる。そして、解錠要求信号Sop内のIDコードが車両1のIDコードと一致すれば、解錠要求コードに従いドアロックが解錠される。また、制御IC15は、ロックボタン23が押し操作されたことを検出すると、自身のIDコードと、ドアロックの施錠を要求する施錠要求コードとを乗せた施錠要求信号Sclを、EEPROM17の周波数情報Dfから決まる周波数fでRF回路19から発信させる。そして、施錠要求信号Scl内のIDコードが車両1のIDコードと一致すれば、施錠要求コードに従いドアロックが施錠される。
ROM16には、EEPROM17に書き込まれた周波数情報Dfを書き換えるための周波数調整プログラムPが書き込まれている。制御IC15は、外部から周波数情報Dfを書き換える旨の指令(各種コマンド)を受信すると、この周波数調整プログラムPに基づき周波数調整処理を実行し、EEPROM17に書き込まれた周波数情報Dfを書き換える。このように、EEPROM17の周波数情報Dfを書き換えると、その書き換え後においてRF回路19は、書き換え前とは異なる周波数fでID信号Sidを発信する。
次に、携帯機2が発信するRF信号の周波数を調整する際に、作業者が行う周波数調整作業を以下に説明する。
ところで、携帯機2が発信するID信号Sid、解錠要求信号Sop、施錠要求信号SclなどのRF信号の周波数fは、EEPROM17に書き込まれた周波数情報Dfに基づいて生成されるものである。このため、携帯機2が発信するID信号Sid等のRF信号を調整しようとした場合には、EEPROM17に書き込まれた周波数情報Dfを、別の内容の情報に書き換える必要が出てくる。
EEPROM17の周波数情報Dfを書き換えるに際しては、携帯機2に対して周波数調整用の各種コマンドを無線で送信可能な周波数調整装置24を用意する。この周波数調整装置24には、周波数調整装置24を統括制御する制御部25が設けられている。この制御部25には、作業者が各種コマンドを入力する際に操作する入力部26と、各種文字や画面を表示するモニタ部27と、入力部26で入力した各種コマンドを無線で発信したり、或いは外部から発信された各種信号を受信したりすること可能な通信部28とが接続されている。なお、周波数調整装置24が調整装置に相当する。
また、製品アセンブリ後の携帯機2を用意する。このアセンブリ後の携帯機2は、基板14をケース13に取り付けるなどして部品組立を行い、製品として扱える状態となった携帯機2の事を言う。そして、周波数調整装置24の通信部28からリクエスト信号Sreqを携帯機2に向けて発信させる。このリクエスト信号Sreqを受けた携帯機2は、これに応答してID信号Sidを周波数調整装置24に返信する。周波数調整装置24は、このID信号Sidを通信部28で受信すると、このID信号Sidが持つ周波数の値をモニタ部27に表示する。作業者は、モニタ部27に映し出された周波数fが、製品として許容できる周波数範囲(例えば、基準値に対して±数kHz範囲内)に収まっているか否かを確認する。
このとき、もしID信号Sidの周波数fがこの許容周波数範囲からずれている場合には、ID信号Sidの周波数fを調整する必要がある。ID信号Sidの周波数fを調整する際、まず作業者は、周波数調整を開始するコマンドを入力部26で入力し、その周波数調整開始コマンドKaを通信部28から携帯機2に向けて発信する。この周波数調整開始コマンドKaを携帯機2が受信アンテナ20で受信すると、受信IC18が周波数調整開始コマンドKaを復調して解読し、これを制御IC15に出力する。周波数調整開始コマンドKaを受け付けた制御IC15は、この周波数調整開始コマンドKaに基づき周波数調整処理の実行を開始し、自身の作動モードを周波数調整モードに設定する。
携帯機2が周波数調整モードになっているか否かを確認するには、例えばアンロックボタン22やロックボタン23を操作することで行う。このボタン操作がなされると、このボタン操作を検出した制御IC15は、自身の作動モードが周波数調整モードであれば、その旨を通知する周波数調整モード通知信号SnoをRF回路19から発信させる。周波数調整装置24は、この周波数調整モード通知信号Snoを通信部28で受信すると、その旨をモニタ部27に文字や画像などで表示し、携帯機2が周波数調整モードにあることを作業者に通知する。
続いて、作業者は、ID信号Sidの周波数調整に際して合わせ込みたい周波数fの値を入力部26で入力し、それを周波数調整コマンドKbとして通信部28から携帯機2に向けて発信させる。この周波数調整コマンドKbを携帯機2が受信アンテナ20で受信すると、受信IC18が周波数調整コマンドKbを復調して解読し、これを制御IC15に出力する。周波数調整コマンドKbを受け付けた制御IC15は、EEPROM17に書き込まれた周波数情報Dfを、このコマンドに書き込まれた周波数fに基づく内容の周波数情報Dfに書き換える。
これにより、RF回路19が発信するID信号Sidは、書き換えられた後の周波数情報Dfに基づく発信周波数で発信される。即ち、これ以降、制御IC15がID信号SidをRF回路19から発信する際において、制御IC15は書き換えられた後の周波数情報Dfから決まる電圧値をダイオード21に印加する動作をとる。これにより、周波数情報Dfを書き換えた後のRF回路19からは、書き換える前とは異なる発信周波数のID信号Sidが発信される。
周波数調整が行われた後のID信号Sidの周波数fを確認するには、作業者が例えばアンロックボタン22やロックボタン23を操作することで行う。制御IC15は、作動モードが周波数調整モードの際、EEPROM17の周波数情報Dfが書き換えられた後にボタン操作が行われたことを検出すると、書き換えられた後の周波数情報Dfから決まる周波数fでID信号SidをRF回路19から発信させる。周波数調整装置24は、このID信号Sidを通信部28で受信すると、制御部25がこのID信号Sidの周波数fを計測し、この周波数値をモニタ部27に表示する。作業者は、モニタ部27に映し出された周波数fが、製品として許容できる周波数範囲か否かを確認する。
ここで、ID信号Sidの周波数fが許容周波数範囲に収まっていれば、作業者は周波数調整を終了するコマンドを入力部26で入力し、その周波数調整終了コマンドKcを通信部28から携帯機2に向けて発信する。この周波数調整終了コマンドKcを携帯機2が受信アンテナ20で受信すると、受信IC18が周波数調整終了コマンドKcを復調して解読し、これを制御IC15に出力する。周波数調整終了コマンドKcを受け付けた制御IC15は、この周波数調整終了コマンドKcに基づきEEPROM17に書き込んだ周波数情報Dfをマスクし、周波数調整処理を終了する。
一方、ID信号Sidの周波数調整を行っても、未だID信号Sidの周波数fが許容周波数範囲からずれている場合には、ID信号Sidの周波数fを再調整する。このとき、作業者は、先程入力したものとは異なる周波数値を入力部26で入力し、これを新たな周波数調整コマンドKbとして通信部28から携帯機2に向けて発信させる。この周波数調整コマンドKbを携帯機2が受信すると、上述したものと同様の手順で、新たな周波数情報DfをEEPROM17に書き込む。
そして、周波数調整装置24から新たな周波数調整コマンドKbが携帯機2に発信された後、作業者は携帯機2のボタン操作を行い、携帯機2に新たに登録された周波数fについて周波数確認を行う。作業者は、携帯機2が発信するID信号Sidの周波数fが、許容範周波数範囲内に収まるまで、周波数調整装置24からの周波数調整コマンドKbの発信と、携帯機2に設定された新たな周波数fが許容周波数範囲内にあるか否かの確認との作業を繰り返し行う。なお、各種コマンドKa〜Kcがコマンド信号に相当する。
ところで、この種の携帯機2には、キープレート部分が金属から成るエマージェンシーキーや、金属製のボタン電池や、ケース13の一部を成す金属筐体などが内蔵され、このような金属製部品は、RF回路19が発信するRF信号の周波数fに影響を及ぼす現状がある。このため、基板14をケース13に組み付ける前のアセンブリ前段階において、RF回路19のRF信号(即ち、リクエスト信号Sreq、解錠要求信号Sop、施錠要求信号Scl等)の周波数fが許容周波数範囲内の値に収まっていても、基板14をケース13にアセンブリした後に、携帯機2内の金属部品に影響を受けて、RF信号の周波数fが許容周波数範囲からずれる場合がある。
しかし、本例においては、EEPROM17に書き込まれた周波数情報Dfを無線通信により書き換えることが可能となるため、部品組立後にRF回路19のRF信号の周波数を調整するようなことになっても、基板14をケース13に組み付けた製品アセンブリ状態でRF信号の周波数fを調整することが可能となる。このため、部品組立後にRF回路19が発信するRF信号に周波数調整の必要性が生じても、アセンブリ状態の携帯機2を分解して基板14を取り出す作業を伴わずに済み、無線通信という簡単な作業でRF信号の周波数fを調整することが可能となる。
また、RF回路19が発信するRF信号は、例えばLF帯の信号に比べて周波数が非常に高い信号であり、この種の高周波信号は金属製部品に周波数fが影響を受け易い。更に、この種の携帯機2においては、製品として許容されるRF信号の周波数範囲が非常に厳しい(許容周波数範囲が狭い)現状がある。このため、アセンブリ後にRF信号の周波数がずれて周波数調整を行わなければならない状況が、現実として生じ易いことから、本例のように周波数調整の簡易化を図ることは、この種の携帯機2において非常に効果が高い。
本実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)RF回路19が発信するRF信号の周波数fは、携帯機2内にある金属製部品に影響を受けることから、最終的なRF信号の周波数測定は、アセンブリ後でないと行えない現状がある。しかし、本例においては無線通信によりRF信号の周波数調整が可能であるため、RF信号の周波数調整が必要となっても、ケース13を分解して基板14を取り出すなどの作業を行わずに、RF信号の周波数を調整できる。よって、部品分解を伴わない簡単な作業でRF信号の周波数fを調整することができ、携帯機2の製造性を向上することができる。
(2)ケース13内に金属製部品が存在する場合、この金属製部品によって影響を受け易い発信パラメータは、RF信号の周波数fである。このため、本例のようにRF信号に関して周波数fを調整する機能を持たせることは、最も起こり得る状況に配慮することになり、この観点からも効果が高い。
(3)周波数調整装置24から周波数調整コマンドKbを携帯機2に送ってRF信号の周波数fを調整するという作業を、周波数調整装置24のモニタ部27でRF信号の周波数fの値を確認しながら、その周波数fが好適な値をとるまで繰り返し行う。従って、携帯機2が発信するRF信号の周波数fを、より一層製品として適した値に設定することができる。
(4)周波数調整装置24から周波数調整コマンドKbを送り、携帯機2から調整後のRF信号を受けて周波数調整装置24でその周波数fの値を確認する周波数調整機構と、ユーザによる操作なして携帯機2から車両1にIDコードを発信するハンズフリーシステム3との間で、受信アンテナ20(受信IC18)及びRF回路19を共用している。従って、携帯機2に要する部品点数の減少、それに伴う携帯機サイズの小型化や部品コスト低減などに効果が高い。
(5)RF信号などの高周波信号は、ケース13内の金属製部品によって周波数fがずれ易い現状があるが、本例の周波数調整は無線通信を用いた簡単な作業であるので、周波数調整を行う頻度が少々多くなっても、その調整作業がそれほど負荷にならない。また、この種の携帯機2においては、製品として許容できる周波数範囲が狭く、このことも周波数調整頻度の多少に影響を及ぼすが、この観点においても本例の無線通信による周波数調整処理は効果的である。
なお、本実施形態は上記構成に限定されず、以下の態様に変更してもよい。
・ 発信信号の発信パラメータは、RF信号の周波数fであることに限らず、例えばRF信号の信号強度でもよい。RF信号の信号強度を変える場合、EEPROM17には信号強度情報が書き込まれる。そして、RF回路19内には信号強度の値に関係するPINダイオードが存在していることから、そのダイオードに印加する電圧値を変えることで、RF信号の信号強度を調整する。この場合、基板14のアセンブリ後、RF信号の信号強度が許容範囲からずれる場合であっても、対応することができる。
・ 周波数調整コマンドKbは、作業者が変化させたい周波数fを含んだものに限らず、例えば周波数fを増加させるか或いは減少させるかを指示するだけの内容を含んだコマンドでもよい。例えば、周波数fを増加させる旨の周波数調整コマンドKbが携帯機2に送られた場合、そのコマンドKbを受け取った携帯機2は、そのコマンドに従い所定量だけRF信号の周波数fを増加させ、周波数調整コマンドKbを受信する度に、RF信号の周波数fを所定量ずつ増加させる。この場合も、RF信号の周波数fを好適な値に設定することができる。
・ 受信手段は、LF帯の信号を受信可能な受信IC18及び受信アンテナ20に限らず、これ以外の周波数帯域の信号を受信するものでもよい。また、発信手段も同様である。
・ 周波数調整機構とハンズフリーシステム3とで受信手段や発信手段を共用することに限らず、これら各々に専用の受信手段や発信手段を設けてもよい。
・ 周波数調整装置24は、必ずしもリクエスト信号送信機能や、ID信号Sidを受信してその周波数を計測する周波数計測機能を持ち合わせていなくてもよい。即ち、周波数調整装置24は、少なくともコマンド発信機能のみ有していればよく、リクエスト信号発信機能や周波数計測機能を別部品としてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(1)請求項1〜5のいずれかにおいて、前記発信手段は、RF帯の信号を発信する。この場合、RF帯のような高周波信号を発信する場合、発信信号の周波数がずれる状況になり易いが、周波数がずれたとしても簡単な作業で周波数調整ができるので、作業者にとっては利便性が高い。
一実施形態におけるハンズフリーシステムの概略を示すブロック図。 RF信号の周波数調整機構の概略を示すブロック図。 従来における周波数調整機構の概略を示すブロック図。
符号の説明
1…キー通信対象としての車両、2…電子キーとしての携帯機、15…通信制御手段及び調整手段を構成する制御IC、17…記憶手段としてのEEPROM、18…受信手段を構成する受信IC、19…発信手段としてのRF回路、20…受信手段を構成する受信アンテナ、24…調整装置(発信元)としての周波数調整装置、Df…パラメータ情報としての周波数情報、f…発信パラメータとしての周波数、Ka〜Kc…コマンド信号としての各種コマンド、Sreq…返信要求としてのリクエスト信号、Sid…識別コードとしてのID信号。

Claims (7)

  1. 外部に無線で発信信号を発信する発信手段と、
    前記発信信号の発信パラメータに関するパラメータ情報を記憶した記憶手段と、
    前記記憶手段に書き込まれた前記パラメータ情報に基づく発信パラメータで、前記発信手段から前記発信信号を発信させる通信制御手段とを備えた電子キーにおいて、
    外部から発信された信号を無線で受信可能な受信手段と、
    発信パラメータ調整の旨のコマンド信号を前記受信手段で受信すると、前記記憶手段に書き込まれた前記パラメータ情報を前記コマンド信号に基づき書き換えることにより、前記発信信号の前記発信パラメータを調整する調整手段と
    を備えたことを特徴とする電子キー。
  2. 前記記憶手段は、前記発信信号の周波数を決める周波数情報を前記発信パラメータ情報として記憶し、
    前記調整手段は、前記コマンド信号を前記受信手段で受信すると、前記周波数情報を前記コマンド信号に基づき書き換え、前記発信手段が前記発信信号を発信する際の前記発信パラメータとして、当該発信信号の周波数を調整することを特徴とする請求項1に記載の電子キー。
  3. 前記記憶手段は、前記発信信号の信号強度を決める信号強度情報を前記発信パラメータ情報として記憶し、
    前記調整手段は、前記コマンド信号を前記受信手段で受信すると、前記信号強度情報を前記コマンド信号に基づき書き換え、前記発信手段が前記発信信号を発信する際の前記発信パラメータとして、当該発信信号の信号強度を調整することを特徴とする請求項1に記載の電子キー。
  4. 前記調整手段は、前記コマンド信号を基に前記パラメータ情報を変えて前記発信信号の発信パラメータを調整した後、その調整後の発信信号を前記発信手段から前記コマンド信号の発信元に発信させ、前記発信元である調整装置が無線を通じてその発信信号を受信すると、当該調整装置が該発信信号の前記発信パラメータの値を確認し、当該値が不適切であれば、当該調整装置が前記コマンド信号を再送して、前記調整手段が前記発信パラメータを異なる値に再調整する処理を、前記発信パラメータが適切な値をとるまで繰り返し行うことにより当該発信パラメータが設定されたことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の電子キー。
  5. 前記通信制御手段は、キー通信対象が発信する返信要求を前記受信手段で受けると、キー固有の識別コードを、前記発信パラメータ情報から決まる発信パラメータで前記発信手段から前記キー通信対象に発信させ、前記識別コードを受け取った前記キー通信対象は、前記キー側の前記識別コードと自身の識別コードとを比較して識別照合を行い、これら識別コードが一致して識別照合が成立すれば、前記キー通信対象の作動を許可することを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の電子キー。
  6. 外部に無線で発信信号を発信する発信手段と、前記発信信号の発信パラメータに関するパラメータ情報を記憶した記憶手段と、前記記憶手段に書き込まれた前記パラメータ情報に基づく発信パラメータで、前記発信手段から前記発信信号を発信させる通信制御手段とを備えた電子キーに用いられる電子キーの発信パラメータ調整方法において、
    前記電子キーに設けられた受信手段で、前記発信パラメータ調整の旨のコマンド信号を受信すると、該電子キーに設けられた調整手段が、前記記憶手段に書き込まれた前記パラメータ情報を前記コマンド信号に基づき書き換えることにより、前記発信信号の前記発信パラメータを調整することを特徴とする電子キーの発信パラメータ調整方法。
  7. 外部に無線で発信信号を発信する発信手段と、前記発信信号の発信パラメータに関するパラメータ情報を記憶した記憶手段と、前記記憶手段に書き込まれた前記パラメータ情報に基づく発信パラメータで、前記発信手段から前記発信信号を発信させる通信制御手段と、外部から発信された信号を無線で受信可能な受信手段と、発信パラメータ調整の旨のコマンド信号を前記受信手段で受信すると、前記記憶手段に書き込まれた前記パラメータ情報を前記コマンド信号に基づき書き換えることにより、前記発信信号の前記発信パラメータを調整する調整手段とを有する電子キーと、
    前記コマンド信号を前記電子キーに発信する調整装置と
    を備えたことを特徴とする電子キーの発信パラメータ調整システム。
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