JP2007211561A - 橋梁構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】勾配のある橋梁構造においても、伸縮がスムーズに行われる橋梁構造を提供する
【解決手段】土工部Bにおいて、床版40の下面は水平方向に配置され、床版水平面40Aが構成されている。また、床版40の上面は、土工部B側から橋梁部A側に向かって上り勾配を構成しており、土工部Bにおいて、床版40の厚みは土工部B側から橋梁部A側に向かって厚くなっている。床版40の土工部B側の下には、底板30が配置され、底板30の下には踏掛版32が配置されている。底板30の上面は、水平方向に配置され、底板水平面30Aを構成している。床版水平面40Aは底板水平面30A上に載置され、両者の間に滑り面Sが構成されている。床版40は伸縮の際には滑り面Sで摺動されて橋軸方向Xに移動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、橋梁構造に係り、特に、上面に勾配が構成された橋梁構造に関する。
従来より、橋梁の温度変化による橋軸方向の伸縮を吸収するために、伸縮装置が用いられている。路面の伸縮装置部分には段差が生じる場合が多いため、車両がこの段差を通過する際に振動および騒音が発生する。そこで、この振動及び騒音を緩和するために伸縮装置を橋梁部と土工部との境目付近から土工部側へ延長した位置へ移動させる橋梁構造が提案されている(特許文献1参照)。この橋梁構造によれば、伸縮装置の下側が土工部であるため、振動及び騒音は土工部で大きく減衰され、地上部分での騒音は抑制され、橋梁部に伝達される振動は小さくなる。また、橋梁部進入時の車両の振動も低減することができる。
ところで、上記橋梁構成において、橋軸方向に勾配を構成するためには、図10に示すように、延長床版100、底板102、及び、踏掛版103をすべて勾配に沿って平行に配置していた。このような構成の場合、延長床版100と底板102との間のすべり面も勾配に沿って傾斜する。しかしながら、延長床版100が伸縮する場合の移動方向は水平方向であるため、傾斜したすべり面上を延長床版は移動できず、主桁端部に配置される連結部がヒンジの場合には、連結部が浮き上がってしまうということが生じうる。
特開2002−339315号公報
本発明は上記事実を考慮してなされたものであり、勾配のある橋梁構造においても、伸縮がスムーズに行われる橋梁構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の橋梁構造は、橋梁部において主桁に支持され、前記主桁の橋軸方向端部である主桁端部から土工部方向へ延長して設置され、上面で橋軸方向の勾配が構成され、前記橋軸方向に伸縮する延長床版と、前記土工部において前記延長床版の下側に前記延長床版と対向して配置された底板と、を備え、前記延長床版の前記伸縮による移動の際の前記延長床版と前記底板との間の滑り面が、水平方向に配置されていること、を特徴とする。
上記構成によれば、延長床版と底板との間の滑り面が、水平方向に配置されており、延長床版の伸縮による移動の方向と一致しているので、延長床版をスムーズに移動させることができる。
本発明の請求項2に記載の橋梁構造は、前記延長床版の下面が前記勾配に沿った階段状とされ階段の下面で前記延長床版側の床版水平面が構成されると共に、前記底板の上面が前記勾配に沿った階段状とされ階段の上面で前記底板側の底板水平面が構成されていること、を特徴とする。
延長床版の上面では勾配が構成されているため、下面を水平方向の平坦面で構成すると、延長床版の厚みを高所側で厚くする必要がある。延長床版が長くなると、この厚みが厚くなりすぎるという不都合が生じる。そこで、本発明では、延長床版および底板を勾配に沿った階段状とし、床版水平面と底板水平面とで滑り面を構成する。このように、延長床版及び底板を階段状とすることにより、延長床版が橋軸方向に長いものであっても、延長床版の厚みが厚くなりすぎることがない。
本発明の請求項3に記載の橋梁構造は、前記床版水平面及び前記底板水平面に、前記滑り面の摩擦を低減させる低摩擦板が配置されていること、を特徴とする。
低摩擦板としては、ステンレス製の板や、ステンレス製の板の表面にPTFE等の低摩擦係数の材料を焼き付けたもの、あるいは、超高分子ポリエチレン素材の板を用いることができる。このように、低摩擦板を配置することで、よりスムーズに延長床版を移動させることができる。
本発明の請求項4に記載の橋梁構造は、前記延長床版の下面に縦桁が配置され、前記縦桁の下面で縦桁水平面が構成されていること、を特徴とする。
このように、縦桁を用いて、底板との接触部分を水平にすることもできる。
本発明の請求項5に記載の橋梁構造は、前記縦桁と前記底板との間に、ストッパー付きスライド支承、ポットベアリング支承、BP.B支承のいずれか1つが配置されていることを特徴とする。
ストッパー付きスライド支承、ポットベアリング支承、BP.B支承等のスライド機能を有する支承を用いることにより、縦桁と底板との間の摺動をスムーズに行わせることができる。
本発明の請求項6に記載の橋梁構造は、前記底板の上面に、前記縦桁に沿って支承受が形成され、前記支承受と前記縦桁との間に前記ストッパー付きスライド支承、ポットベアリング支承、BP.B支承等の支承の内、いずれか1つが配置されていることを特徴とする。
前記支承受は、支承受梁、支承受台などを含む。このように、底板上に支承受を設けることにより、作業者が延長床版の下へ入ってメンテナンス等を行うための空間を構成することができる。
本発明の橋梁構造によれば、勾配のある橋梁構造においても、伸縮がスムーズに行われる。
[第1実施形態]
以下、図面を参照しながら、本発明の橋梁構造の実施形態について説明する。
図1(A)は本実施形態の橋梁構造10を側面からみた縦断面図であり、図1(B)は橋軸方向からみた横断面図である。
本実施形態の橋梁構造10には、図1に示すように、橋梁部A側に主桁12が備えられている。主桁12は、橋軸方向Xに沿って配設され、端部付近で橋台14上に設置された支承16によって支持されている。
主桁12の上には床版40が配設されている。床版40は、図1(A)に示すように、橋梁部A側から土工部B側へ延長して配設されている。床版40の支承16に対応する位置Pから橋梁部Aと土工部Bとの境界部分には、下面に溝40Bが構成され、橋梁部A側の部分よりも厚みが薄く構成されている。床版40の土工部B側の端部には、伸縮装置22が配設され、橋梁と道路(橋梁とは別体に敷設される道路)との接続部分で、温度変化等による伸縮が吸収可能とされている。床版40は、橋梁部A側から伸縮装置22までの間で一体的に連続した構成とされている。
土工部Bにおいて、床版40の下面は水平方向に配置され、床版水平面40Aが構成されている。また、床版40の上面は、土工部B側から橋梁部A側に向かって上り勾配を構成しており、土工部Bにおいて、床版40の厚みは土工部B側から橋梁部A側に向かって厚くなっている。床版40の上面には、舗装24が一定の厚みで形成されている。
図1(B)に示すように、床版40は、橋幅方向Yの中央部Oが最も高く、中央部Oから両端部方向へ向かって下り傾斜が構成されている。橋幅方向Yにおいて、床版40の厚みは中央部Oから両端部へ向かって薄くなっている。床版40の橋幅方向Yの端部には、地覆41が形成されている。
図1(A)に示すように、床版40の土工部B側の下には、底板30が配置され、底板30の下には踏掛版32が配置されている。底板30の上面は、水平方向に配置され、底板水平面30Aを構成している。
床版水平面40Aは底板水平面30A上に載置され、両者の間に滑り面Sが構成されている。床版40は伸縮の際には滑り面Sで摺動されて橋軸方向Xに移動する。踏掛版32は、土砂地盤34上に配置されている。
上記構成の橋梁構造10において、床版40は温度変化等によって水平方向に移動するが、本実施形態では、滑り面Sが水平方向に配置されているので、床版40を滑り面Sに沿ってスムーズに橋軸方向に移動させることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、第1実施形態と同様の部分については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図2(A)は本実施形態の橋梁構造50を側面からみた縦断面図であり、図2(B)は橋軸方向からみた横断面図である。
本実施形態の橋梁構造50は、主桁12の上に床版42が配設されている。床版42は、図2(A)に示すように、橋梁部A側から土工部B側へ延長して配設されている。床版42の支承16に対応する位置Pから橋梁部Aと土工部Bとの境界部分には、下面に溝42Cが構成され、橋梁部A側の部分よりも厚みが薄く構成されている。なお、溝42C部分は、橋梁部Aと同厚であってもよい。床版42の土工部B側の端部には、伸縮装置22が配設されている。床版42は、橋梁部A側から伸縮装置22までの間で一体的に連続した構成とされている。
床版42の上面は、土工部B側から橋梁部A側に向かって上り勾配を構成している。また、図2(B)に示すように、一般的な道路では、橋幅方向Yの中央部Oから両端部方向へ向かって下り傾斜が構成されている。床版42の下面は、橋幅方向Yからみて、4条の階段部分K1を有している。
階段部分K1を構成する床版42は、図2(A)に示すように、橋軸方向Xの勾配に沿った階段状とされている。階段状とされた床版42の水平方向に配置された面で床版水平面42Aが構成され、段差部分で床版段差面42Bが構成されている。一段分の床版水平面42A部分において、床版42の厚みは土工部B側から橋梁部A側に向かって厚くなっている。このように、床版42の下面を階段状とすることにより、床版42が橋軸方向に長いものであっても、床版42の厚みを一定範囲内にすることができる。
床版42の上面には、舗装24が一定の厚みで形成されている。
また、階段部分K1を構成する床版42は、図2(B)に示すように、橋幅方向Yの傾斜に沿って厚みが変えられている。すなわち、中央部Oの厚みが最も厚く、端部側ほど厚みが薄く構成されている。床版42の橋幅方向Yの端部には、地覆41が形成されている。
図2(A)に示すように、床版42の土工部B側の下には、底板36が配置されている。底板36は、床版42に沿って配置され、底板36の上面には、床版42の下面形状に沿って、図2(B)にも示すように、4条の階段部分K2が構成されている。階段部分K2には、床版水平面42Aと対向する水平方向の底板水平面36Aが構成されている。
床版水平面42Aは底板水平面36A上に載置され、両者の間に滑り面S2が構成されている。床版42は伸縮の際には滑り面S2で摺動されて橋軸方向Xに移動する。
上記構成の橋梁構造50において、床版42が温度変化等によって伸縮する場合にも、滑り面S2が水平方向に配置されているので、滑り面S2に沿ってスムーズに橋軸方向に移動することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態では、第1、第2実施形態と同様の部分については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図3(A)は本実施形態の橋梁構造60を側面からみた縦断面図であり、図3(B)は橋軸方向からみた横断面図である。
本実施形態の橋梁構造60では、床版42及び底板36の構成は、第2実施形態と同様であり、滑り面S2に摩擦を低減させるための板が配置される点のみが異なる。
図4にも示すように、床版水平面42Aには、第1滑り板62がアンカー62Aで固定されている。また、底板水平面36Aには、第2滑り板64がアンカー64Aで固定されている。第1滑り板62は、第2滑り板64よりも橋軸方向Xに長く、第1滑り板62と第2滑り板64との間で滑り面S3が構成される。第1滑り板62及び第2滑り板64は、ステンレス製板の表面にPTFE等を焼き付け加工されたものである。PTFE等により、滑り面S3での摩擦係数が低減されている。
床版42は伸縮の際には、図4(B)に示すように、滑り面S3で摺動されて橋軸方向Xに移動する。
上記構成の橋梁構造60においても、滑り面S3が水平方向に配置されているので、滑り面S2に沿ってスムーズに橋軸方向に移動することができる。
また、本実施形態では、滑り面S3はPTFE等により低摩擦係数とされているので、床版42を、よりスムーズに移動させることができる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態では、第1〜第3実施形態と同様の部分については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図5(A)は本実施形態の橋梁構造70を側面からみた縦断面図であり、図5(B)は橋軸方向からみた横断面図である。
本実施形態の橋梁構造70は、主桁12の上に床版44が配設されている。床版44は、図5(A)に示すように、橋梁部A側から土工部B側へ延長して配設されている。床版44の支承16に対応する位置Pには段差Dが構成され、土工部B側は橋梁部A側よりも厚みが薄く構成されている。なお、土工部B側と橋梁部A側とは同厚であってもよい。この場合には段差Dは構成されない。床版44の土工部B側の端部には、伸縮装置22が配設されている。床版44は、橋梁部A側から伸縮装置22までの間で一体的に連続した構成とされている。
床版44の上面は、土工部B側から橋梁部A側に向かって上り勾配を構成している。また、図5(B)に示すように、橋幅方向Yの中央部Oから両端部方向へ向かって下り傾斜が構成されている。床版44の下面も上面と平行とされ、傾斜が構成されている。床版42の橋幅方向Yの端部には、地覆41が形成されている。
床版44の下側には、縦桁72が配設されている。縦桁72は、図5(B)に示すように、橋幅方向Yに複数本(図中では4本)設けられ、床版44に固定されている。縦桁72の下面は、水平方向に配置され、縦桁水平面72Aが構成されている。縦桁72の厚みは、土工部B側から橋梁部A側に向かって厚くなっている。
図5(A)に示すように、床版44の土工部B側の下には、底板30が配置されている。底板30の上面には底板水平面30Aが構成されている。
縦桁72の下面には、図6に示すように、所定間隔に滑り板76がアンカー76Aで取り付けられている。滑り板76と底板30との間には、ストッパー付スライド支承74が配置されている。ストッパー付きスライド支承74は、アンカー77Aで底板30に固定された載置板77上に、ゴム部材74Aが配置され、ゴム部材74Aの周囲がストッパー74Bで囲まれてゴム部材74Aの変形が防止されている。ゴム部材74Aの上には鉄板74Cが配置され、鉄板74Cと滑り板76との間で滑り面S4が構成されている。床版44(縦桁72)は、図6(B)に示すように、滑り面S4で摺動されて橋軸方向Xに移動する。なお、ストッパー付スライド支承74に代えて、その他のスライド機構を有する支承を用いることもできる。
上記構成の橋梁構造70において、床版44が温度変化等によって伸縮する場合にも、滑り面S4が水平方向に配置されているので、滑り面S4に沿ってストッパー付スライド支承74上をスムーズに橋軸方向に移動させることができる。
なお、本実施形態では、ストッパー付スライド支承を用いた例について説明したが、ストッパー付スライド支承に代えて、ポットベアリング支承、BP.B支承等を用いてもよい。この場合には、図7に示すように、載置板77上にポットベアリング支承79P、又はBP.B支承79Bを固定し、滑り板76との間に滑り面S5を構成し、床版44(縦桁72)を、図7(B)に示すように、滑り面S5で摺動させて橋軸方向Xに移動させる。
[第5実施形態]
次に、本発明の第5実施形態について説明する。本実施形態では、第1〜第4実施形態と同様の部分については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図8(A)は本実施形態の橋梁構造80を側面からみた縦断面図であり、図8(B)は橋軸方向からみた横断面図である。
本実施形態では、支承受38が設けられていること以外は、第5実施形態と同様である。支承受38は、図8(B)に示すように、縦桁72に対応する位置に配置されている。縦桁72と支承受38の間にストッパー付スライド支承74が配置されている。なお、本実施形態でも、ストッパー付スライド支承74に代えて、ポットベアリング支承79P、又はBP.B支承79Bを使用することもできる。支承受38により、床版44の下側に、作業用の作業空間Rが構成される。
上記構成の橋梁構造80において、床版44が温度変化等によって伸縮する場合にも、滑り面S4が水平方向に配置されているので、滑り面S4に沿ってストッパー付スライド支承74上をスムーズに橋軸方向に移動させることができる。
[第6実施形態]
次に、本発明の第6実施形態について説明する。本実施形態では、第1〜第5実施形態と同様の部分については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図9(A)は本実施形態の橋梁構造90を側面からみた縦断面図であり、図9(B)は橋軸方向からみた横断面図である。
本実施形態の床版42の構成については、第2実施形態と同様であり、下面が階段状とされている。底板90は、床版42の下側に、床版42と平行に配置されている。床版42の上面には、支承受92が設けられている。支承受92は底板94上に配置されている。
支承受92は、床版42に沿って配置され、支承受92の上面には、床版42の下面形状に沿って、床版水平面42Aと対向する水平方向の支承受底板水平面92Aが構成されている。床版42と支承受92との間には、ストッパー付スライド支承74が配置されている。床版42とストッパー付スライド支承74との接触面で、滑り面S6が構成されている。滑り面S6は、水平方向に配置されている。また、支承受92により、床版42の下側に作業用の作業空間Rが構成されている。
上記構成の橋梁構造90において、床版42が温度変化等によって伸縮する場合にも、滑り面S6が水平方向に配置されているので、滑り面S6に沿ってストッパー付スライド支承74上をスムーズに橋軸方向に移動させることができる。
第1実施形態の橋梁構造の(A)は縦断面図であり、(B)は横断面図である。 第2実施形態の橋梁構造の(A)は縦断面図であり、(B)は横断面図である。 第3実施形態の橋梁構造の(A)は縦断面図であり、(B)は横断面図である。 第3実施形態の橋梁構造の一部の拡大図である。 第4実施形態の橋梁構造の(A)は縦断面図であり、(B)は横断面図である。 第4実施形態の橋梁構造のストッパー付スライド支承74部分の拡大図である。 第4実施形態の橋梁構造の変形例を示す図である。 第5実施形態の橋梁構造の(A)は縦断面図であり、(B)は横断面図である。 第6実施形態の橋梁構造の(A)は縦断面図であり、(B)は横断面図である。 従来例示す断面である。
符号の説明
10 橋梁構造
12 主桁
30 底板
30A 底板水平面
36 底板
36A 底板水平面
38 支承受
40 床版
40A 床版水平面
42 床版
42A 床版水平面
42B 床版段差面
44 床版
50 橋梁構造
60 橋梁構造
70 橋梁構造
72 縦桁
72A 縦桁水平面
74 ストッパー付スライド支承
79P ポットベアリング支承
79B BP.B支承
80 橋梁構造
90 橋梁構造
90 底板
92 支承受
92A 支承受底板水平面
94 底板
A 橋梁部
B 土工部

Claims (6)

  1. 橋梁部において主桁に支持され、前記主桁の橋軸方向端部である主桁端部から土工部方向へ延長して設置され、上面で橋軸方向の勾配が構成され、前記橋軸方向に伸縮する延長床版と、
    前記土工部において前記延長床版の下側に前記延長床版と対向して配置された底板と、
    を備え、
    前記延長床版の前記伸縮による移動の際の前記延長床版と前記底板との間の滑り面が、水平方向に配置されていること、を特徴とする橋梁構造。
  2. 前記延長床版の下面が前記勾配に沿った階段状とされ階段の下面で前記延長床版側の床版水平面か構成されると共に、前記底板の上面が前記勾配に沿った階段状とされ階段の上面で前記底板側の底板水平面が構成されていること、を特徴とする請求項1に記載の橋梁構造。
  3. 前記床版水平面及び前記底板水平面に、前記滑り面の摩擦を低減させる低摩擦板が配置されていること、を特徴とする請求項2に記載の橋梁構造。
  4. 前記延長床版の下面に縦桁が配置され、前記縦桁の下面で縦桁水平面が構成されていること、を特徴とする請求項1に記載の橋梁構造。
  5. 前記縦桁と前記底板との間に、ストッパー付きスライド支承、ポットベアリング支承、BP.B支承のいずれか1つが配置されていることを特徴とする請求項4に記載の橋梁構造。
  6. 前記底板の上面に、前記縦桁沿って支承受が形成され、前記支承受と前記縦桁との間に前記ストッパー付きスライド支承、ポットベアリング支承、BP.B支承のいずれか1つが配置されていることを特徴とする請求項5に記載の橋梁構造。
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