JP2007208516A - 弾性表面波デバイスの製造方法及び弾性表面波デバイス - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上記課題を解決するためのSAWデバイス100は、圧電基板に形成したIDT12の側方に実装パッド16a,16bを形成したSAW素子片10と、前記SAW素子片10を収容するパッケージ60と、前記パッケージ60における前記SAW素子片10の長手方向端部と対応した位置に形成した実装パッド24a,24bと、前記SAW素子片10に形成した実装パッド16a,16bと前記パッケージ60に形成した実装パッド24a,24bとを接続するワイヤ40とを有することを特徴とする。
【選択図】図3
Description
その他の構成、およびそれによって奏される作用、効果については、上述した第1の実施形態に係るSAWデバイスと同様である。
図4に示す形態のSAWデバイスは、図3に示した第2の実施形態に係るSAWデバイスの変形形態であるため、その構成は略同一と言える。したがって、その機能を同一とする箇所には図3と同一の符号を附して詳細な説明を省略することとする。
また、当然に、これらの変形形態は、上述した第1の実施形態に応用することができる。
本実施形態に係るSAWデバイスの基本的構成は、上述した第1、第2の実施形態に係るSAWデバイスと同様である。したがって、その機能を同様とする箇所には、図3と同一の符号を附してその詳細な説明は省略する。
その他の構成、及びそれに伴う作用効果については、上述した第1、第2の実施形態に係るSAWデバイスと同様である。
Claims (12)
- 弾性表面波素子片に形成した実装パッドと、前記弾性表面波素子片を収容するパッケージに形成した実装パッドとを金属ワイヤで接続するワイヤボンディング工程を有する弾性表面波デバイスの製造方法であって、
前記弾性表面波素子片の実装パッドを前記弾性表面波素子片に設けた櫛型電極の側方に形成し、
前記パッケージの実装パッドを前記弾性表面波素子片の長手方向端部と対応した位置に形成し、
前記両実装パッドを前記金属ワイヤで接続することを特徴とする弾性表面波デバイスの製造方法。 - 弾性表面波素子片と、当該弾性表面波素子片を収容するパッケージと、前記弾性表面波素子片と前記パッケージとを電気的に接続する金属ワイヤとを有し、前記弾性表面波素子片に設けられた実装パッドと前記パッケージの中心からパッケージの長手方向端部に向けて形成されたパッケージ側の実装パッドとの間の最短距離が、前記金属ワイヤをボンディングするボンディング装置が前記金属ワイヤをボンディングする上での信頼性を確保するための配線形状を安定して形成するために必要とする距離以下となる弾性表面波デバイスの製造方法であって、
前記弾性表面波素子片に設ける実装パッドを前記弾性表面波素子片に設ける櫛型電極の側方に形成し、
前記金属ワイヤの一端を、前記弾性表面波素子片に設けた実装パッドとの間に前記ボンディング装置が安定してボンディングすることができる距離を確保することができるように、前記パッケージの中心から長手方向端部へ向けてシフトした位置にボンディングし、
前記金属ワイヤの一端をボンディングした後、前記金属ワイヤの他端を前記弾性表面波素子片に設けた実装パッドにボンディングすることを特徴とする弾性表面波デバイスの製造方法。 - 弾性表面波素子片と、当該弾性表面波素子片を収容するパッケージと、前記弾性表面波素子片と前記パッケージとを電気的に接続する金属ワイヤとを有し、前記パッケージは少なくとも前記弾性表面波素子片を固定するための第1層と前記第1層よりも上部に配置されて前記弾性表面波素子片を電気的に接続するための実装パッドが設けられた第2層とを備え、前記弾性表面波素子片を前記パッケージの第1層に固定した際に前記弾性表面波素子片に設けられた実装パッドと前記第2層との最短距離が、前記金属ワイヤをボンディングするボンディング装置が前記金属ワイヤをボンディングする上での信頼性を確保するための配線形状を安定して形成するために必要とする距離以下となる弾性表面波デバイスの製造方法であって、
前記弾性表面波素子片に設ける実装パッドを前記弾性表面波素子片に設ける櫛型電極の側方に形成し、
前記パッケージの第2層に設ける実装パッドを、前記弾性表面波素子片に設けた実装パッドとの間に前記ボンディング装置が安定してボンディングすることができる距離を確保することができるように、前記パッケージの中心から長手方向へ向けてシフトした位置に形成し、
前記パッケージに設けた実装パッドから前記弾性表面波素子片に設けた実装パッドへ向けて前記金属ワイヤのボンディングを行うことを特徴とする弾性表面波素子片の製造方法。 - 前記弾性表面波素子片は、前記パッケージに対して前記弾性表面波素子片に形成された櫛型電極の形成範囲を越えない限度で塗布した接着剤によって固定し、
前記弾性表面波素子片に配置された実装パッドに対する前記金属ワイヤのボンディング位置は、前記接着剤の塗布範囲の直上に位置することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の弾性表面波デバイスの製造方法。 - 前記弾性表面波素子片に形成された櫛型電極の表面には絶縁保護膜を形成することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の弾性表面波デバイスの製造方法。
- 前記絶縁保護膜を陽極酸化膜としたことを特徴とする請求項5に記載の弾性表面波デバイスの製造方法。
- 圧電基板に形成した櫛型電極の側方に実装パッドを形成した弾性表面波素子片と、
前記弾性表面波素子片を収容するパッケージと、
前記パッケージにおける前記弾性表面波素子片の長手方向端部と対応した位置に形成した実装パッドと、
前記弾性表面波素子片に形成した実装パッドと前記パッケージに形成した実装パッドとを接続する金属ワイヤとを有することを特徴とする弾性表面波デバイス。 - 圧電基板に形成した櫛型電極の側方に実装パッドを設けた弾性表面波素子片と、前記パッケージには当該パッケージの中心から長手方向端部に向けて形成された実装パッドが設けられ、前記弾性表面波素子片を収容するパッケージと、前記弾性表面波素子片に設けられた実装パッドと前記パッケージに設けられた実装パッドとを接続する金属ワイヤとを有する弾性表面波素子片であって、
前記両実装パッドに対するボンディング位置間の距離が、前記金属ワイヤをボンディングするボンディング装置が前記両実装パッド間をボンディングする上での信頼性を確保するための配線形状を安定して形成するために必要とする距離以上となるように、前記パッケージに設けられた実装パッドに対するボンディング位置を前記パッケージの中心から長手方向端部側へシフトさせたことを特徴とする弾性表面波デバイス。 - 圧電基板に形成した櫛型電極の側方に実装パッドを設けた弾性表面波素子片と、前記弾性表面波素子片を電気的に接続するための実装パッドを備え、前記弾性表面波素子片を収容するパッケージと、前記弾性表面波素子片に設けられた実装パッドと前記パッケージに設けられた実装パッドとを接続する金属ワイヤとを有する弾性表面波デバイスであって、
前記両実装パッド間の距離が、前記金属ワイヤをボンディングするボンディング装置が前記両実装パッド間をボンディングする上での信頼性を確保するための配線形状を安定して形成するために必要とする距離以上となるように、前記パッケージに設ける実装パッドの配置位置を前記パッケージの中心から長手方向端部側へシフトさせたことを特徴とする弾性表面波デバイス。 - 前記パッケージと前記弾性表面波素子片との間に、前記弾性表面波素子片に形成した前記櫛型電極の形成範囲を越えない限度で塗布した接着剤を介在させ、
前記弾性表面波素子片に配置された実装パッドに対する前記金属ワイヤのボンディング位置を前記接着剤の塗布範囲の直上としたことを特徴とする請求項7乃至請求項9のいずれかに記載の弾性表面波デバイス。 - 前記弾性表面波素子片に形成された櫛型電極の表面に絶縁保護膜を形成したことを特徴とする請求項7乃至請求項10のいずれかに記載の弾性表面波デバイス。
- 前記絶縁保護膜を陽極酸化膜としたことを特徴とする請求項11に記載の弾性表面波デバイス。
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