JP2007207347A - ハードディスクレコーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者の意図に確実に沿ってハードディスクの記憶容量を確保できるハードディスクレコーダを提供する。
【解決手段】ハードディスク13に記録されている放送番組のデータを再生する(ステップ#15)。放送番組のデータの再生が完了したとき(ステップ#20)、その放送番組のデータをハードディスク13の消去用領域に移動させる(ステップ#25)。放送番組のデータがハードディスク13の消去用領域に移動されると、その消去用領域の放送番組のデータについて、消去の可否の選択入力を要請する(ステップ#30)。その要請に応じて消去可の入力がされたとき(ステップ#35)、ハードディスク13の消去用領域から放送番組のデータを消去する(ステップ#40)。
【選択図】図2

Description

本発明は、放送番組のデータをハードディスクに記録し再生するハードディスクレコーダに関する。
ハードディスクレコーダ(Hard Disk Recorder;以下「HDレコーダ」と記す場合がある)は、アナログ放送やデジタル放送によって送信された放送番組のデータを予約録画の設定や録画操作に従い取得して、記録媒体であるハードディスクに動画像データとして記録し、後に、その動画像データを再生操作に従いモニタ装置に送出して放送番組を表示(再生)させるものである。ここでのハードディスクには、取得した放送番組のデータが順次蓄積されていく。
ところで、HDレコーダにおいては、ハードディスクの記憶容量が大きいとはいえ限られているため、ハードディスクにデータが蓄積され続けると、ハードディスクの記憶容量が不足する事態が生じ得る。このような事態が生じた場合、新たに放送番組のデータを記録しようとしても、途中までのデータしか記録されなかったり、データ全てが記録されなかったりする。つまり、新たな放送番組のデータの記録を失敗する。
このような事態に対処するために、従来一般のHDレコーダでは、適宜使用者の入力操作に従ってハードディスクを初期化し、これによりハードディスクに記録されている放送番組のデータ全てを消去することで、ハードディスクの記憶容量を確保するようにしている。また、別の手法として、例えば特許文献1〜8に開示されているように、ハードディスクに記録されている放送番組のデータのうちで、再生されたか否かすなわち使用者が視聴したか否かを問わず古いデータから順に自動的に消去したり、再生されたすなわち使用者が視聴したデータを自動的に消去したりすることで、ハードディスクの記憶容量を確保するものがある。
特開2005−257927号公報 特開2005−57692号公報 特開2004−220696号公報 特開2004−127411号公報 特開2003−189218号公報 特開2005−184218号公報 特開2004−103065号公報 特開2005−109742号公報
しかし、上記した従来のHDレコーダでは、ハードディスクの記憶容量を確保するにあたり、使用者が未だ視聴していないが視聴しようと考えていた放送番組のデータや、使用者が一旦視聴したが再度視聴しようと考えていた放送番組のデータもハードディスクから消去されてしまう。従って、必ずしも使用者の意図に沿ってハードディスクの記憶容量を確保できるとは言えない。
そこで本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、使用者の意図に確実に沿ってハードディスクの記憶容量を確保できるハードディスクレコーダを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明によるハードディスクレコーダは、放送番組のデータを取得してその放送番組のデータをハードディスクに記録し、記録された放送番組のデータを再生するハードディスクレコーダにおいて、次の点を特徴とする。ハードディスクに記録されている放送番組のデータを再生するデータ再生手段と、ハードディスクに記録されている放送番組のデータのうちから消去の対象にする放送番組のデータを指定する消去データ指定手段と、データ再生手段による放送番組のデータの再生が完了したとき、又は、消去データ指定手段により放送番組のデータが指定されたとき、その放送番組のデータをハードディスクの消去用領域に移動させるデータ移動手段と、データ移動手段により放送番組のデータがハードディスクの消去用領域に移動されると、その消去用領域の放送番組のデータについて、消去の可否、一括での消去の可否、又は、消去及び転送の可否の選択入力を要請するデータ消去要請手段と、データ消去要請手段からの要請に応じて消去可の入力がされたとき、ハードディスクの消去用領域から放送番組のデータを消去し、一括での消去可の入力がされたとき、前記消去用領域から全ての放送番組のデータを消去し、消去及び転送可の入力がされたとき、前記消去用領域から放送番組のデータを消去するとともに前記ハードディスクとは別の記録媒体へ転送するデータ消去手段と、を備える。
このようにすれば、ハードディスクに記録されている放送番組のデータを消去する際、消去されてもよいと一旦された放送番組のデータについて、あらためて使用者が消去の可否を判断できるため、使用者が不要と考える放送番組のデータのみを確実に消去することが可能になる。
また、上記目的を達成するための本発明によるハードディスクレコーダは、放送番組のデータを取得してその放送番組のデータをハードディスクに記録し、記録された放送番組のデータを再生するハードディスクレコーダにおいて、ハードディスクに記録されている放送番組のデータを再生するデータ再生手段と、データ再生手段による放送番組のデータの再生が完了したとき、その放送番組のデータをハードディスクの消去用領域に移動させるデータ移動手段と、データ移動手段により放送番組のデータがハードディスクの消去用領域に移動されると、その消去用領域の放送番組のデータについて、消去の可否の選択入力を要請するデータ消去要請手段と、データ消去要請手段からの要請に応じて消去可の入力がされたとき、ハードディスクの消去用領域から放送番組のデータを消去するデータ消去手段と、を備える。
このようにしても、ハードディスクに記録されている放送番組のデータを消去する際、消去されてもよいと一旦された放送番組のデータについて、あらためて使用者が消去の可否を判断できるため、使用者が不要と考える放送番組のデータのみを確実に消去することが可能になる。
また、上記目的を達成するための本発明によるハードディスクレコーダは、放送番組のデータを取得してその放送番組のデータをハードディスクに記録し、記録された放送番組のデータを再生するハードディスクレコーダにおいて、ハードディスクに記録されている放送番組のデータのうちから消去の対象にする放送番組のデータを指定する消去データ指定手段と、消去データ指定手段により放送番組のデータが指定されたとき、その放送番組のデータをハードディスクの消去用領域に移動させるデータ移動手段と、データ移動手段により放送番組のデータがハードディスクの消去用領域に移動されると、その消去用領域の放送番組のデータについて、消去の可否の選択入力を要請するデータ消去要請手段と、データ消去要請手段からの要請に応じて消去可の入力がされたとき、ハードディスクの消去用領域から放送番組のデータを消去するデータ消去手段と、を備える。
このようにしても、ハードディスクに記録されている放送番組のデータを消去する際、消去されてもよいと一旦された放送番組のデータについて、あらためて使用者が消去の可否を判断できるため、使用者が不要と考える放送番組のデータのみを確実に消去することが可能になる。
ここで、実用性を踏まえると、前記データ消去要請手段から要請される選択入力の選択肢には、以前に前記消去用領域に移動されたまま残っている放送番組のデータを含む前記消去用領域の放送番組のデータについて、一括での消去の可否が含まれ、前記データ消去手段は、前記データ消去要請手段からの要請に応じて一括での消去可の入力がされたとき、前記消去用領域から全ての放送番組のデータを消去するようになっていることが好ましい。
また、より実用的には、前記データ消去要請手段から要請される選択入力の選択肢には、前記消去用領域の放送番組のデータについて、消去及び転送の可否が含まれ、前記データ消去手段は、前記データ消去要請手段からの要請に応じて消去及び転送可の入力がされたとき、前記消去用領域から放送番組のデータを消去するとともに前記ハードディスクとは別の記録媒体へ転送するようになっていることが好ましい。
本発明のハードディスクレコーダによれば、使用者の意図に確実に沿ってハードディスクの記憶容量を確保できる。
以下に、本発明のハードディスクレコーダの一実施形態について図面を参照しながら詳述する。図1は本発明の一実施形態であるHDレコーダの概略構成を示すブロック図、図2はそのHDレコーダにおけるハードディスクのデータ消去の動作を示すフローチャートである。
図1に示すように、本実施形態でのHDレコーダ1は、記録媒体としてハードディスク13のみならずDVD(Digital Versatile Disk)16も採用したDVDドライブ搭載型HDレコーダであって、受信した放送番組のデータを予約録画や録画操作に従い取得して、ハードディスク13やDVD16に動画像データとして記録し、後に、その動画像データを再生操作に従いモニタ装置30に送出して放送番組を表示(再生)させて視聴させるものである。もっとも、このHDレコーダ1では、ハードディスク13、DVD16相互の間で動画像データを転送することも可能であり、一方にデータを残したまま他方に転送するというコピー(いわゆるダビング)や、一方からデータを消去して他方に転送するという移動(いわゆるムービング)が行える。
このHDレコーダ1は、大きくは、システム制御回路2と、OSD(On Screen Display)画像生成回路4と、操作部5と、受光部6と、計時回路7と、表示部8と、チューナ9と、MPEG(Moving Picture Experts Group)エンコーダ10と、バッファメモリ11と、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive;以下「HDドライブ」と記す場合がある)12と、DVDドライブ15と、MPEGデコーダ18と、出力部19とを備える。システム制御回路2はメモリ3を含む。HDドライブ12は、ハードディスク13と情報記録ヘッド14とを含む。DVDドライブ15は、外部から着脱可能なDVD16と、情報記録ヘッド17とを含む。チューナ9には、アンテナ20が接続される。出力部19には、テレビや表示専用モニタ等のモニタ装置30に接続される。
システム制御回路2は、信号の入出力を行ないながら、HDレコーダ1全体の動作を制御する。この動作には、受信した動画像データ(音声データも含む)の記録、記録されたデータの読出し、ハードディスク13内でのデータの移動、ハードディスク13からのデータの消去やDVD16へのデータのムービング等が含まれる。この制御は、例えばメモリ3に予め記憶されたプログラムに基づいて行なわれる。
システム制御回路2は、使用者の指示を検出すると、モニタ装置30に所定の画面を表示させるための信号を生成する。この画面には、予約録画を設定するための画面(EPG(電子番組表;Electronic Program Guide)の画面も含む)、ハードディスク13やDVD16に記録されたデータが一覧表示(インデックス表示)される画面、そのデータに基づく動画像が再生される画面、ハードディスク13からデータの消去を実行するための画面等が含まれる。
OSD画像生成回路4は、操作部5からの指示、又は受光部6を介して取得したリモコン端末からの指示に基づいて、或いはシステム制御回路2において予め定められた条件に基づいて、メッセージ画像を表示するための信号を生成する。このメッセージ画像とは、チャネル表示、録画設定画面表示、データ消去実行画面表示、音量表示等の画像であって、HDドライブ12やDVDドライブ15からの動画像とは異なる画像である。OSD画像生成回路4は、このようなメッセージ画像の信号を生成すると、出力部19に出力する。この信号が出力されると、その信号が表すメッセージ画像がモニタ装置30に表示される。
操作部5は、使用者が入力した指示を検出する。操作部5は、例えばHDレコーダ1の前面のパネルに設けられた入力ボタンであるが、これに限られない。指示が検出されると、その指示に対応する処理を実行させるための信号が生成される。この信号は、システム制御回路2に出力される。
受光部6は、リモコン端末から発せられたリモコン信号を受信する。この信号は、システム制御回路2に出力される。
計時回路7は、HDレコーダ1における時間を計測する。計時回路7は、外部から供給される電力に基づいて作動するが、一時的な停電があっても、予め設定された時間は作動し続けることができる。計時回路7は、時刻データをシステム制御回路2に出力する。また、システム制御回路2からの制御信号が入力される。計時回路7の時刻は、システム制御回路2から信号に基づいて補正される。
表示部8は、HDレコーダ1に関する情報を表示する。この情報には、時間、受信チャネル、カウンタ、録画/再生モード、データ消去モードその他の項目が含まれる。この表示部8は、例えばHDレコーダ1の前面に設けられたLCD(Liquid Crystal Display)やLED(Light Emitting Diode)であるが、これに限られない。
チューナ9は、アナログ放送、デジタル放送等により送信される番組の動画像データをアンテナ20を介して受信する。チューナ9により受信されたデータ信号は、MPEGエンコーダ10に出力される。また、チューナ9は、システム制御回路2からの信号に基づいて受信チャネルを切り換えることができる。
MPEGエンコーダ10は、チューナ9から入力されたアナログ信号をMPEG符号化されたデジタル信号に変換して、システム制御回路2に出力する。
HDドライブ12は、システム制御回路2からの信号に基づいて、MPEG符号化されたデータを情報記録ヘッド14によりハードディスク13に書き込んだり、ハードディスク13に記憶されたデータを読み出したりする。また、DVD16に記録されているデータを受け入れてハードディスク13に書き込む。特に本実施形態でのハードディスク13の記録領域には、消去されてもよいとされる放送番組のデータが記録される消去用領域が設けられていて、HDドライブ12は、チューナ9を介してハードディスク13に記憶されたデータをその消去用領域に移動させるように書き込んだり、消去用領域すなわちハードディスク13から消去したりする。
DVDドライブ15は、システム制御回路2からの信号に基づいて、MPEG符号化されたデータを情報記録ヘッド17によりDVD16に書き込んだり、DVD16に記憶されたデータを読み出したりする。また、ハードディスク13に記録されているデータを受け入れてDVD16に書き込む。
バッファメモリ11は、システム制御回路2からの信号に基づいて、放送番組の録画の際は、HDレコーダ1により受信された動画像データを一時的に記録し、一時的に記録されたデータは、順次、HDドライブ12又はDVDドライブ15へ送出される。また、ハードディスク13からDVD16へのデータのムービングの際は、移動元となるHDドライブ12から動画像データを受け取って一時的に記録し、一時的に記録されたデータは、順次、移動先となるDVDドライブ15へ送出される。
MPEGデコーダ18は、記録された動画像の再生の際、HDドライブ12又はDVDドライブ15から読み出された、MPEG符号化されたデータを復号化して出力部19に出力する。
出力部19は、OSD画像生成回路4からの信号、及びMPEGデコーダ18からの信号をモニタ装置30に出力する。これにより、モニタ装置30には、OSD画像生成回路4により生成された画像メッセージと、HDドライブ12又はDVDドライブ15から読み出された動画像とが表示される。
続いて、HDレコーダ1による予約録画の設定について説明する。操作部5又はリモコン端末から、予約録画設定の指令を受けると、システム制御回路2により、OSD画像生成回路4を通じてモニタ装置30に録画設定画面が表示される。録画設定画面では、録画対象番組のチャネル、録画開始時刻、録画終了時刻、録画日、毎週録画、毎日録画、記録先(ハードディスク13、DVD16)といった項目が表示される。
一定の周期で送信されるシリーズの番組を周期録画しようとする場合は、その番組のチャネル、録画開始時刻、録画終了時刻、及び周期録画を指定する毎週録画、毎日録画等について、主にリモコン端末での操作によって設定する。一回限りの予約録画をしようとする場合は、その対象番組のチャネル、録画開始時刻、録画終了時刻、及び録画日等について設定する。
このような予約録画に関する入力設定データは、メモリ3に保存される。ここでの周期録画に関するデータは、周期録画が解除されるまでメモリ3に保存され続け、一回限りの予約録画に関するデータは、その録画が完了すると消去される。
このようにして設定された予約録画は次のように実行される。システム制御回路2は、メモリ3に保存されている予約録画に関するデータに基づき、所定の開始時間になると、チューナ9からMPEGエンコーダ10を介して所定のチャネルの動画像データ(放送番組のデータ)を取得する。その動画像データは、バッファメモリ11に一時的に記録され、順次、所定の記録媒体へのドライブ(HDドライブ12又はDVDドライブ15)へ送出される。送出されたデータは、情報記録ヘッド14又は17によりハードディスク13又はDVD16に書き込まれて記録されていく。そして所定の終了時間になると、これらの動作を終了して録画が完了する。
次に、このようなHDレコーダ1において、ハードディスク13に記録されている放送番組のデータを消去する際の動作について、図2を参照しながら説明する。使用者から主にリモコン端末を通じて、ハードディスク13に記録されている放送番組のデータについての一覧表示の入力操作を受けると、システム制御回路2からの信号により、ハードディスク13に記録されている放送番組のデータに関する情報データが読み出され、出力部19を経て、モニタ装置30にその放送番組の一覧がジャンル別、時間順、又はチャンネル順に表示される。
ステップ#5で、その一覧表示から使用者の所望する放送番組が選択され、続くステップ#10で、選択されたその放送番組について、使用者が消去の対象に指定をしようとして、使用者から消去の入力操作を受けると、ステップ#25に進む。一方、ステップ#10で、選択されたその放送番組を使用者が視聴しようとして、使用者から再生の入力操作を受けると、ステップ#15に進む。
このステップ#15では、ハードディスク13からその放送番組の動画像データが読み出され、読み出されたデータは、順次、MPEGデコーダ18を介して出力部19へ出力される。こうして、モニタ装置30にその放送番組が表示されて、再生される。続いてステップ#20で、その番組の再生が完了すると、ステップ#25に進む。なお、再生の途中に使用者からの操作で再生が中断した場合、その中断の時点のデータにマーキングが施され、次の再生時にはそのマーキング時点から再生が始まる。
そして、ステップ#25では、チューナ9を介してハードディスク13に記録されているデータのうち、ステップ#10で消去の対象に指定された放送番組のデータ(以下、「消去指定データ」と記す場合がある)、又は、ステップ#15、#20を経て再生が完了した放送番組のデータ(以下、「再生完了データ」と記す場合がある)が、消去されてもよいと一旦されて、同一ハードディスク13内の消去用領域に移動される。
続いて、ステップ#30では、システム制御回路2からの信号により、単独消去の可否、一括での消去の可否、又はムービングの可否の選択入力を促す画面がモニタ装置30に表示される。つまりここで、あらためて使用者からの消去の可否の判断が要請される。ここでの単独消去とは、今回ハードディスク13の消去用領域に移動された消去指定データ又は再生完了データのみについて、消去用領域すなわちハードディスク13から消去することである。一括での消去とは、以前にハードディスク13の消去用領域に移動されたまま残っている消去指定データ又は再生完了データを含む、消去用領域に現存する消去指定データ又は再生完了データ全てについて、消去用領域すなわちハードディスク13から一括して消去することである。ムービングとは、今回ハードディスク13の消去用領域に移動された消去指定データ又は再生完了データのみについて、消去用領域すなわちハードディスク13から消去するとともにDVD16に転送することである。なお、ムービングとしては、消去用領域に現存する消去指定データ又は再生完了データ全てを対象とするものであってもよい。
使用者から単独消去の入力操作を受けると(ステップ#35)、ステップ#40に進んで、ハードディスク13の消去用領域から、今回消去用領域に移動された消去指定データ又は再生完了データのみが消去される。また、使用者から一括での消去の入力操作を受けると(ステップ#45)、ステップ#50に進んで、ハードディスク13の消去用領域から、消去用領域に現存する消去指定データ又は再生完了データ全てが一括して消去される。また、使用者からムービングの入力操作を受けると(ステップ#55)、ステップ#60に進んで、ハードディスク13の消去用領域から、今回消去用領域に移動された消去指定データ又は再生完了データが消去されるとともに、そのデータがDVD16に転送されて記録される。
一方、いずれの消去も入力されない場合、すなわち使用者がハードディスク13からの消去指定データ又は再生完了データの消去を思いとどまった場合は、そのデータはハードディスク13の消去用領域に記録されたままに維持される。
なお、データ消去(ムービングも含む)中は、その旨がモニタ装置30に表示され、完了と同時に、ハードディスク13に記録されている放送番組のデータの一覧表示画面や、テレビ画面に切り替わる。また、データ消去の開始とともに一覧表示画面やテレビ画面に切り替わり、データ消去中は、その旨がOSDとしてモニタ装置30に表示され、完了と同時にその表示が消えるようにすることも可能である。
もっとも、ハードディスク13に記録されている放送番組のデータのうちで、使用者が不用意に消去されては困ると考える放送番組のデータについては、番組保護機能を用いて、録画設定画面や一覧表示画面で予め消去の不可を登録しておけばよい。消去の不可が登録された放送番組のデータは、上記したデータ消去の動作では消去されない。
このようなHDレコーダ1によれば、ハードディスク13に記録されている放送番組のデータを消去する際、消去されてもよいと一旦された放送番組のデータについて、あらためて使用者が消去の可否を判断できるため、使用者が不要と考える放送番組のデータのみを確実に消去することが可能になる。つまり、使用者の意図に確実に沿ってハードディスク13の記憶容量を確保できる。
しかも、消去されてもよいと一旦された放送番組のデータがハードディスク13の個別の消去用領域にまとめられるため、管理が容易であるという利点もある。また、ムービングについては、消去すべきかどうかの判断がその段階では困難な放送番組について有効である。後に、使用者が視聴しようと考えた時に、DVD16からデータを再生すればよいからである。
その他本発明は上記の各実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。例えば、ムービングの際のデータの移動先としては、DVD16に限らず、記録媒体である限りどのようなものでも構わない。また、HDレコーダ1に、これとは別のDVDレコーダやパーソナルコンピュータをUSB端子等のインタフェースを介してケーブル接続すれば、そのDVDレコーダのDVDやパーソナルコンピュータのハードディスクにデータをムービングさせることも可能である。
本発明は、ハードディスクレコーダに有用である。
本発明の一実施形態であるハードディスクレコーダの概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態であるハードディスクレコーダにおけるハードディスクのデータ消去の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ハードディスクレコーダ
2 システム制御回路
3 メモリ
4 OSD画像生成回路
5 操作部
6 受光部
7 計時回路
8 表示部
9 チューナ
10 MPEGエンコーダ
11 バッファメモリ
12 ハードディスクドライブ
13 ハードディスク
14 情報記録ヘッド
15 DVDドライブ
16 DVD
17 情報記録ヘッド
18 MPEGデコーダ
19 出力部
20 アンテナ
30 モニタ装置

Claims (5)

  1. 放送番組のデータを取得してその放送番組のデータをハードディスクに記録し、記録された放送番組のデータを再生するハードディスクレコーダにおいて、
    ハードディスクに記録されている放送番組のデータを再生するデータ再生手段と、
    ハードディスクに記録されている放送番組のデータのうちから消去の対象にする放送番組のデータを指定する消去データ指定手段と、
    データ再生手段による放送番組のデータの再生が完了したとき、又は、消去データ指定手段により放送番組のデータが指定されたとき、その放送番組のデータをハードディスクの消去用領域に移動させるデータ移動手段と、
    データ移動手段により放送番組のデータがハードディスクの消去用領域に移動されると、その消去用領域の放送番組のデータについて、消去の可否、一括での消去の可否、又は、消去及び転送の可否の選択入力を要請するデータ消去要請手段と、
    データ消去要請手段からの要請に応じて消去可の入力がされたとき、ハードディスクの消去用領域から放送番組のデータを消去し、一括での消去可の入力がされたとき、前記消去用領域から全ての放送番組のデータを消去し、消去及び転送可の入力がされたとき、前記消去用領域から放送番組のデータを消去するとともに前記ハードディスクとは別の記録媒体へ転送するデータ消去手段と、を備えることを特徴とするハードディスクレコーダ。
  2. 放送番組のデータを取得してその放送番組のデータをハードディスクに記録し、記録された放送番組のデータを再生するハードディスクレコーダにおいて、
    ハードディスクに記録されている放送番組のデータを再生するデータ再生手段と、
    データ再生手段による放送番組のデータの再生が完了したとき、その放送番組のデータをハードディスクの消去用領域に移動させるデータ移動手段と、
    データ移動手段により放送番組のデータがハードディスクの消去用領域に移動されると、その消去用領域の放送番組のデータについて、消去の可否の選択入力を要請するデータ消去要請手段と、
    データ消去要請手段からの要請に応じて消去可の入力がされたとき、ハードディスクの消去用領域から放送番組のデータを消去するデータ消去手段と、を備えることを特徴とするハードディスクレコーダ。
  3. 放送番組のデータを取得してその放送番組のデータをハードディスクに記録し、記録された放送番組のデータを再生するハードディスクレコーダにおいて、
    ハードディスクに記録されている放送番組のデータのうちから消去の対象にする放送番組のデータを指定する消去データ指定手段と、
    消去データ指定手段により放送番組のデータが指定されたとき、その放送番組のデータをハードディスクの消去用領域に移動させるデータ移動手段と、
    データ移動手段により放送番組のデータがハードディスクの消去用領域に移動されると、その消去用領域の放送番組のデータについて、消去の可否の選択入力を要請するデータ消去要請手段と、
    データ消去要請手段からの要請に応じて消去可の入力がされたとき、ハードディスクの消去用領域から放送番組のデータを消去するデータ消去手段と、を備えることを特徴とするハードディスクレコーダ。
  4. 前記データ消去要請手段から要請される選択入力の選択肢には、以前に前記消去用領域に移動されたまま残っている放送番組のデータを含む前記消去用領域の放送番組のデータについて、一括での消去の可否が含まれ、
    前記データ消去手段は、前記データ消去要請手段からの要請に応じて一括での消去可の入力がされたとき、前記消去用領域から全ての放送番組のデータを消去することを特徴とする請求項2又は3に記載のハードディスクレコーダ。
  5. 前記データ消去要請手段から要請される選択入力の選択肢には、前記消去用領域の放送番組のデータについて、消去及び転送の可否が含まれ、
    前記データ消去手段は、前記データ消去要請手段からの要請に応じて消去及び転送可の入力がされたとき、前記消去用領域から放送番組のデータを消去するとともに前記ハードディスクとは別の記録媒体へ転送することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のハードディスクレコーダ。
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