JP2006339717A - 動画像再生装置 - Google Patents

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Atsushi Tsuroo
淳 土路生
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Abstract

【課題】 動画像の再生中に何回か登場するCMに対して簡単な入力操作でスキップを
十分に行える動画像再生装置を提供する。
【解決手段】 最初に行われたスキップでの動画像データにおけるスキップ開始点の時
間データA及び再生再開点の時間データBを取得して保存するとともに、スキップ又はト
リック再生の入力が再生再開より1分以内にされる度に行われたスキップ又はトリック再
生での動画像データにおける再生再開点の時間データBを順次取得して更新しながら保存
する。再生再開より1分以内にスキップ又はトリック再生の入力がされないと、保存され
た時間データA、Bより、最初に行われたスキップでのスキップ開始点から最後に行われ
たスキップ又はトリック再生での再生再開点に直接スキップするのに要する時間Cを算出
する。算出された時間Cを次回のスキップ時間として更新登録する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、HDD(Hard Disk Drive)レコーダやDVD(Digital Versatile Disk)
レコーダといったように、記録媒体に動画像のデータを記録し、記録されたそのデータを
読み出して動画像を再生する動画像再生装置に関する。
一般の動画像再生装置は、アナログ放送やデジタル放送によって送信された放送番組を
予約録画や録画操作に基づき記録媒体であるハードディスクやDVD等に動画像データと
して記録し、後に、その動画像データを再生操作に基づきモニタ装置に送出して放送番組
を表示(再生)させる。
ここで放送番組には、通常、番組本編の途中にCM(Commercial Message)が含まれる
が、利用者にとっては、番組本編以外のCMは不要と感ずることが多い。そのため、一般
の動画像再生装置は、動画像の再生中、適宜利用者からの入力操作を受けてその時点の動
画像をスキップさせる機能を有する。
例えば、従来の動画像再生装置では、放送番組の動画像の再生中に、CMの場面が流れ
始めた時点で利用者からスキップキー押下での入力操作を受けると、これに応じて、予め
設定されているスキップ時間の分動画像の再生をスキップし、その後再生を再開するよう
になっている。ここでのスキップ時間としては、一般には、CM時間をそのまま反映した
15秒の倍数時間、例えば15秒、30秒等が設定される。スキップキーが連続して複数
回押下された場合は、設定されたスキップ時間を押下回数倍した時間の分スキップするよ
うになっている。
また、スキップ時間としては、スキップ後の再生再開時での動画像が番組本編にまでか
かってしまわないように、利用者によるスキップキー押下の操作遅れの時間を見越して、
15秒の倍数時間である第1時間、例えば30秒に加え、この第1時間よりも若干短い時
間である第2時間、例えば25秒〜29秒が設定されるものもある。この場合、1回のス
キップキー押下によって第2時間の分スキップし、2回のスキップキー押下によって第2
時間に第1時間を加算した時間の分スキップするようになっている(例えば特許文献1参
照)。
特開2004−364326号公報
ところで、1つの放送番組についての動画像の再生においては、通常、番組本編の途中
で何回かCMの場面が登場し、各回のCM時間は、放送番組によって異なるものの、1分
を超えて長い場合がほとんどである。そして、各回のCMの都度、スキップが行われるわ
けである。
しかし、上記した従来の動画像再生装置では、スキップ時間は最短のCM時間を想定し
た一種固定の時間で設定されたものであるため、放送番組の再生中に登場するCMの場面
ごとに、そのCMをほぼ全てスキップさせるべく、スキップの入力に複数回のスキップキ
ー押下を繰り返し要する。このような複数回のスキップキー押下は、利用者に煩わしさを
与える。特に、CMの登場回数が多いほど顕著である。
そこで本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、動画像の再生中に何回か登
場するCMに対して簡単な入力操作でスキップを十分に行える動画像再生装置を提供する
ことを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明による動画像再生装置は、記録媒体に記録されている
動画像データに基づく動画像を再生する動画像再生装置において、次の点を特徴とする。
記録媒体から動画像データを読み出して動画像を再生する再生手段と、スキップ時間が登
録された記憶部と、スキップの入力に応じて、記憶部よりスキップ時間を取得して、再生
手段による再生に対しそのスキップ時間の分のスキップを実行させ、その後再生を再開さ
せるスキップ手段と、巻戻し、早送り、コマ送り及び一時停止のいずれかのトリック再生
の入力に応じて、再生手段による再生に対しその入力されたトリック再生を実行させ、そ
の後再生を再開させるトリック再生手段と、最初に行われたスキップ手段での動画像デー
タにおけるスキップ開始点の時間データ及び再生再開点の時間データを取得して保存する
とともに、スキップ又はトリック再生の入力が再生再開より1分以内にされる度に行われ
たスキップ手段又はトリック再生手段での動画像データにおける再生再開点の時間データ
を順次取得して更新しながら保存する保存手段と、再生再開より1分以内にスキップ又は
トリック再生の入力がされないと、保存手段によって保存された時間データより、最初に
行われたスキップ手段でのスキップ開始点から最後に行われたスキップ手段又はトリック
再生手段での再生再開点に直接スキップするのに要する時間を算出する算出手段と、この
算出手段によって算出された時間をスキップ時間として記憶部に更新登録する登録手段と
、を備えている。
このような構成により、1つの放送番組についての動画像の再生において、例えば最初
に登場するCMに対し、そのCMの場面が流れ始めた時点でのスキップの入力操作を引き
金とし、更に順次、再生再開より1分以内での入力操作に応じたスキップやトリック再生
を用いながら、そのCMの場面が流れ終わる時点で最終的に再生を再開させるようにすれ
ば、その最初のCM時間にほぼ相当する時間が次回のスキップ時間として更新登録されて
設定される。そうすると、1つの放送番組内では、通常、各回のCM時間は互いに同じで
ある場合がほとんどであるため、その場合、以降に登場するCMごとに、そのCMの場面
が流れ始めた時点でスキップの入力操作を1回すれば、直ちにそのCMをほぼ全てスキッ
プさせることが可能になる。
また、上記目的を達成するための本発明による動画像再生装置は、記録媒体に記録され
ている動画像データに基づく動画像を再生する動画像再生装置において、次の点を特徴と
する。記録媒体から動画像データを読み出して動画像を再生する再生手段と、スキップ時
間が登録された記憶部と、スキップの入力に応じて、記憶部よりスキップ時間を取得して
、再生手段による再生に対しそのスキップ時間の分のスキップを実行させ、その後再生を
再開させるスキップ手段と、トリック再生の入力に応じて、再生手段による再生に対しそ
の入力されたトリック再生を実行させ、その後再生を再開させるトリック再生手段と、最
初に行われたスキップ手段での動画像データにおけるスキップ開始点の時間データ及び再
生再開点の時間データを取得して保存するとともに、スキップ又はトリック再生の入力が
再生再開より所定時間内にされる度に行われたスキップ手段又はトリック再生手段での動
画像データにおける再生再開点の時間データを順次取得して更新しながら保存する保存手
段と、再生再開より所定時間内にスキップ又はトリック再生の入力がされないと、保存手
段によって保存された時間データより、最初に行われたスキップ手段でのスキップ開始点
から最後に行われたスキップ手段又はトリック再生手段での再生再開点に直接スキップす
るのに要する時間を算出する算出手段と、この算出手段によって算出された時間をスキッ
プ時間として記憶部に更新登録する登録手段と、を備えている。
このような構成により、1つの放送番組についての動画像の再生において、例えば最初
に登場するCMに対し、そのCMの場面が流れ始めた時点でのスキップの入力操作を引き
金とし、更に順次、再生再開より所定時間内での入力操作に応じたスキップやトリック再
生を用いながら、そのCMの場面が流れ終わる時点で最終的に再生を再開させるようにす
れば、その最初のCM時間にほぼ相当する時間が次回のスキップ時間として更新登録され
て設定される。そうすると、1つの放送番組内では、通常、各回のCM時間は互いに同じ
である場合がほとんどであるため、その場合、以降に登場するCMごとに、そのCMの場
面が流れ始めた時点でスキップの入力操作を1回すれば、直ちにそのCMをほぼ全てスキ
ップさせることが可能になる。
ここで、トリック再生は、巻戻し及び早送りのいずれかである。更に、コマ送り及び一
時停止のいずれかであってもよい。
本発明の動画像再生装置によれば、1つの放送番組についての動画像の再生において、
最初に登場するCMに対してのスキップやトリック再生の入力操作により、その最初のC
M時間にほぼ相当する時間を次回のスキップ時間として設定することができる。従って、
その最初のCMとCM時間が同じで次に登場するCMに対しては、1回のスキップの入力
操作により、直ちにそのCMをほぼ全てスキップさせることが可能になる。
以下に、本発明の動画像再生装置の一実施形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は本発明の動画像再生装置の一実施形態であるHDDレコーダの概略構成を示すブロ
ック図、図2はそのHDDレコーダにおける動画像再生時の動作を示すフローチャートで
ある。
図1に示すように、本実施形態での動画像再生装置1は、記録媒体としてハードディス
ク13を採用したHDDレコーダであって、受信した放送番組を予約録画や録画操作に基
づきハードディスク13に動画像データとして記録し、後に、その動画像データを再生操
作に基づきモニタ装置30に送出して番組を表示(再生)させて視聴させるものである。
この動画像再生装置1は、大きくは、システム制御回路2と、OSD(On Screen Disp
lay)画像生成回路4と、操作部5と、受光部6と、計時回路7と、表示部8と、チュー
ナ9と、MPEG(Moving Picture Experts Group)エンコーダ10と、バッファメモリ
11と、ハードディスク装置(HDD)12と、MPEGデコーダ16と、出力部17と
を備える。システム制御回路2はメモリ3を含む。HDD12は、ハードディスク13と
情報記録ヘッド14とを含む。チューナ9には、アンテナ20が接続される。出力部17
には、テレビや表示専用モニタ等のモニタ装置30に接続される。
システム制御回路2は、信号の入出力を行ないながら、動画像再生装置1全体の動作を
制御する。この動作には、受信された動画像データ(音声データも含む)の記録、記録さ
れたデータの読み出し、スキップ時間の算出及び更新等が含まれる。この制御は、例えば
メモリ3に予め記憶されたプログラムに基づいて行なわれる。また、メモリ3には、再生
中の動画像のスキップに用いられるスキップ時間が登録されている。
システム制御回路2は、利用者の指示を検出すると、モニタ装置30に所定の画面を表
示させるための信号を生成する。この画面には、周期録画や予約録画の設定のための画面
、記録された動画像データに基づく動画像が再生される画面等が含まれる。
OSD画像生成回路4は、操作部5からの指示、又は受光部6を介して取得したリモコ
ン端末からの指示に基づいて、或いはシステム制御回路2において予め定められた条件に
基づいて、メッセージ画像を表示するための信号を生成する。このメッセージ画像とは、
チャネル表示、録画設定画面表示、音量表示等の画像であって、HDD13からの動画像
とは異なる画像である。OSD画像生成回路4は、このようなメッセージ画像の信号を生
成すると、出力部17に出力する。この信号が出力されると、その信号が表すメッセージ
画像がモニタ装置30に表示される。
操作部5は、利用者が入力した指示を検出する。操作部5は、例えば動画像再生装置1
の前面のパネルに設けられた入力ボタンであるが、これに限られない。入力ボタンとして
は、再生キー、停止キー、巻戻しキー、早送りキー、コマ送りキー、一時停止キー、録画
キー等が含まれる。指示が検出されると、その指示に対応する処理を実行させるための信
号が生成される。この信号は、システム制御回路2に出力される。
受光部6は、リモコン端末から発せられたリモコン信号を受信する。この信号は、シス
テム制御回路2に出力される。リモコン端末には、入力ボタンとして、再生キー、停止キ
ー、巻戻しキー、早送りキー、コマ送りキー、一時停止キー、録画キー等を含む。
計時回路7は、動画像再生装置1における時間を計測する。計時回路7は、外部から供
給される電源に基づいて作動するが、一時的な停電があっても、予め設定された時間は作
動し続けることができる。計時回路7は、時刻データをシステム制御回路2に出力する。
また、システム制御回路2からの制御信号が入力される。計時回路7の時刻は、システム
制御回路2から信号に基づいて補正される。
表示部8は、動画像再生装置1に関する情報を表示する。この情報には、時間、受信チ
ャネル、カウンタ、録画/再生モード(スキップ、巻戻し、早送り、コマ送り、一時停止
を含む)その他の項目が含まれる。この表示部8は、例えば動画像再生装置1の前面に設
けられたLCD(Liquid Crystal Display)やLED(Light Emitting Diode)であるが
、これに限られない。
チューナ9は、アナログ放送、デジタル放送等により送信される番組の動画像データを
アンテナ20を介して受信する。チューナ9により受信されたデータ信号は、MPEGエ
ンコーダ10に出力される。また、チューナ9は、システム制御回路2からの信号に基づ
いて受信チャネルを切り換えることができる。
MPEGエンコーダ10は、チューナ9から入力されたアナログ信号をMPEG符号化
されたデジタル信号に変換して、システム制御回路2に出力する。
HDD12は、システム制御回路2からの信号に基づいて、MPEG符号化されたデー
タを情報記録ヘッド14によりハードディスク13に書き込んだり、ハードディスク13
に記憶されたデータを読み出したりする。
バッファメモリ11は、システム制御回路2からの信号に基づいて、放送番組の録画の
際は、動画像再生装置1により受信された動画像データを一時的に記録し、一時的に記録
されたデータは、順次HDD12へ送出される。また、動画像の再生の際は、スキップや
トリック再生(巻戻し、早送り、コマ送り、一時停止)の入力に応じ、最初のスキップ開
始点における動画像データの時間データ、入力された動作後の再生再開点における動画像
データの時間データを一時的に記録し、一時的に記録された時間データは、システム制御
回路2へ送出されて新たなスキップ時間の算出に用いられる。
MPEGデコーダ16は、HDD12から読み出された、MPEG符号化されたデータ
を復号化して出力部17に出力する。
出力部17は、OSD画像生成回路4からの信号、及びMPEGデコーダ16からの信
号をモニタ装置30に出力する。これにより、モニタ装置30には、OSD画像生成回路
4により生成された画像メッセージと、HDD12から読み出された動画像とが表示され
る。
続いて、動画像再生装置1による予約録画の設定について説明する。操作部5又はリモ
コン端末から、予約録画設定の指令を受けると、システム制御回路2により、OSD画像
生成回路4を通じてモニタ装置30に録画設定画面が表示される。録画設定画面では、録
画対象番組のチャネル、録画開始時刻、録画終了時刻、録画日、毎週録画、毎日録画とい
った項目が表示される。
一定の周期で送信されるシリーズの放送番組を周期録画しようとする場合は、その番組
のチャネル、録画開始時刻、録画終了時刻、及び周期録画を指定する毎週録画、毎日録画
等について、主にリモコン端末での操作によって設定する。一回限りの予約録画をしよう
とする場合は、その対象番組のチャネル、録画開始時刻、録画終了時刻、及び録画日等に
ついて設定する。
このような予約録画に関する入力設定データは、メモリ3に保存される。ここでの周期
録画に関するデータは、周期録画が解除されるまでメモリ3に保存され続け、一回限りの
予約録画に関するデータは、その録画が完了すると消去される。
このようにして設定された予約録画は次のように実行される。システム制御回路2は、
メモリ3に保存されている予約録画に関するデータに基づき、所定の開始時間になると、
チューナ9からMPEGエンコーダ10を介して所定のチャネルの動画像データを受け付
ける。その動画像データは、バッファメモリ11に一時的に記録され、順次HDD12へ
送出される。送出されたデータは、情報記録ヘッド14によりハードディスク13に書き
込まれて記録されていく。そして所定の終了時間になると、これらの動作を終了して録画
が完了する。
次に、動画像再生装置1による動画像再生時の動作について、図2を参照しながら説明
する。利用者から操作部5又はリモコン端末を通じて再生の入力操作(再生キーの押下)
を受けると、システム制御回路2からの信号により、HDD12が駆動してハードディス
ク13に記録されている放送番組の動画像データが読み出され、読み出されたデータは、
順次、MPEGデコーダ16を介して出力部17へ出力される。こうして、モニタ装置3
0にその動画像データに基づく動画像が表示され、再生が始まる。
ここで先ず、ステップS5において、利用者からの停止の入力操作(停止キーの押下)
があるか否かを判別する。停止の入力があった場合、HDD12による読み出しを停止し
て、動画像の再生が終了する。
一方、ステップS5で停止の入力がない場合は、ステップS10において、利用者から
のスキップの入力操作(スキップキーの押下)があるか否かを判別する。スキップの入力
がない場合、ステップS5に戻り、停止又はスキップの入力を待つ。
一方、ステップS10でスキップの入力があった場合は、ステップS15に進む。ここ
でのスキップの入力は、例えば、再生中の放送番組で最初に登場するCMの場面が流れ始
めた時点になされる。
ステップS15では、スキップの入力に応じて、メモリ3に現時点で登録されているス
キップ時間を取得して、そのスキップ時間の分動画像の再生をスキップする。その際、ス
テップS20において、動画像データからスキップ開始点の時間データAを取得し、バッ
ファメモリ11に一時保存する。
そのスキップの後、ステップS25において、動画像の再生を再開する。その際、ステ
ップS30において、動画像データから再生再開点の時間データBを取得し、バッファメ
モリ11に一時保存する。
続いてステップS35において、動画像の再生再開より1分経過したか否かを判別する
。1分経過していないと、ステップS40で、トリック再生又はスキップの入力操作があ
るか否かを判別する。ここでトリック再生又はスキップの入力がない場合、ステップS3
5に戻り、再生再開より1分以内でのトリック再生又はスキップの入力を待つ。ここでの
トリック再生とは、巻戻し、早送り、コマ送り及び一時停止のいずれかであるが、そのう
ちの巻戻し及び早送りのいずれかでも構わない。各トリック再生の入力操作は、巻戻しキ
ー、早送りキー、コマ送りキー及び一時停止キーそれぞれの押下によって行われる。
ステップS40でトリック再生又はスキップの入力があった場合、すなわち再生再開よ
り1分以内でトリック再生又はスキップの入力があった場合は、ステップS45に進む。
ここでのトリック再生の入力のうち、巻戻しの入力は、再生再開時での動画像が番組本編
にまでかかってしまった場合になされ、残りの早送り、コマ送り、一時停止の入力は、再
生再開時での動画像が未だCM中である場合に選択的になされる。また、スキップの入力
も、再生再開時での動画像が未だCM中である場合に選択される。
ステップS45では、トリック再生又はスキップの入力に応じて、再生の再開された動
画像に対しその入力されたトリック再生又はスキップの動作を実行する。
そのトリック再生又はスキップの後、ステップS25に戻って動画像の再生を再開する
とともに、続くステップS30で、動画像データから新たな再生再開点の時間データBを
取得し、バッファメモリ11に一時保存する。ここでは、それまでにバッファメモリ11
に保存されている時間データBが新たな時間データBに更新される。
そして、ステップS35において、動画像の再生再開より1分経過すると、すなわちト
リック再生又はスキップの入力が再生再開より1分以内にないと、ステップS50に進む
。これは、上記のステップS40、S45を適宜繰り返すことにより、動画像の再生が再
開したやや後にCMの場面から番組本編に移るような状況に至ったとき、すなわちCMの
場面が流れ終わる時点で最終的に再生が再開したときに対応する。
ステップS50では、システム制御回路2によって、バッファメモリ11に保存されて
いる時間データA及び時間データBより、時間データAの地点から時間データBの地点、
すなわち最初に行われたスキップでのスキップ開始点から最後に行われたトリック再生又
はスキップでの再生再開点に、直接スキップするのに要する時間Cを算出する。
続くステップS55では、算出された時間Cが次回の新たなスキップ時間としてメモリ
3に登録される。ここでは、それまでにメモリ3に登録されているスキップ時間が新たな
スキップ時間(時間C)に更新される。
そして、ステップS5に戻り、停止又は次のCMに対するスキップの入力を待つ。
このように、放送番組の動画像の再生において、例えば最初に登場するCMに対し、そ
のCMの場面が流れ始めた時点でのスキップの入力操作を引き金とし、更に順次、再生再
開より1分以内での入力操作に応じたスキップやトリック再生を用いながら、そのCMの
場面が流れ終わる時点で最終的に再生を再開させるようにすれば、その最初のCM時間に
ほぼ相当する時間Cが次回のスキップ時間として更新登録されて設定される。そうすると
、その最初のCMとCM時間が同じで次に登場するCMに対しては、そのCMの場面が流
れ始めた時点でスキップの入力操作を1回すれば、直ちにそのCMをほぼ全てスキップさ
せることが可能になる。特に、1つの放送番組についての動画像の再生においては、番組
内での各回のCM時間は、通常、互いに同じである場合がほとんどであるため、その場合
、以降に登場するCMごとに、1回のスキップの入力操作により、直ちにそのCMをほぼ
全てスキップさせることが可能になる。
なお、上記の実施形態では、動画像の再生再開より1分を基準にトリック再生又はスキ
ップの入力の有無が判別されるが、その基準時間の設定は1分に限らず、最後に行われた
トリック再生又はスキップでの再生再開点がCMのスキップに適正であると利用者が判断
できる限り、例えば30秒であってもよいし、2分や3分であってもよい。
その他本発明は上記の実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々
の変更が可能である。上記の実施形態では、動画像再生装置1としてHDDレコーダを例
に挙げて説明したが、記録媒体としてDVDを採用したDVDレコーダであっても構わな
い。また、記録媒体としては、データの消去・書き込みを自由に行うことができ、電源を
切っても内容が消えない、例えばメモリカードを適用することも可能である。
本発明は、記録媒体に記録された動画像データを読み出してそのデータに基づく動画像
を再生する動画像再生装置に有用である。
本発明の動画像再生装置の一実施形態であるHDDレコーダの概略構成を示すブロック図である。 図1の動画像再生装置における動画像再生時の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 動画像再生装置
2 システム制御回路
3 メモリ
4 OSD画像生成回路
5 操作部
6 受光部
7 計時回路
8 表示部
9 チューナ
10 MPEGエンコーダ
11 バッファメモリ
12 ハードディスク装置
13 ハードディスク
14 情報記録ヘッド
16 MPEGデコーダ
17 出力部
20 アンテナ
30 モニタ装置

Claims (4)

  1. 記録媒体に記録されている動画像データに基づく動画像を再生する動画像再生装置にお
    いて、
    記録媒体から動画像データを読み出して動画像を再生する再生手段と、
    スキップ時間が登録された記憶部と、
    スキップの入力に応じて、記憶部よりスキップ時間を取得して、再生手段による再生に
    対しそのスキップ時間の分のスキップを実行させ、その後再生を再開させるスキップ手段
    と、
    巻戻し、早送り、コマ送り及び一時停止のいずれかのトリック再生の入力に応じて、再
    生手段による再生に対しその入力されたトリック再生を実行させ、その後再生を再開させ
    るトリック再生手段と、
    最初に行われたスキップ手段での動画像データにおけるスキップ開始点の時間データ及
    び再生再開点の時間データを取得して保存するとともに、スキップ又はトリック再生の入
    力が再生再開より1分以内にされる度に行われたスキップ手段又はトリック再生手段での
    動画像データにおける再生再開点の時間データを順次取得して更新しながら保存する保存
    手段と、
    再生再開より1分以内にスキップ又はトリック再生の入力がされないと、保存手段によ
    って保存された時間データより、最初に行われたスキップ手段でのスキップ開始点から最
    後に行われたスキップ手段又はトリック再生手段での再生再開点に直接スキップするのに
    要する時間を算出する算出手段と、
    この算出手段によって算出された時間をスキップ時間として記憶部に更新登録する登録
    手段と、を備えたことを特徴とする動画像再生装置。
  2. 記録媒体に記録されている動画像データに基づく動画像を再生する動画像再生装置にお
    いて、
    記録媒体から動画像データを読み出して動画像を再生する再生手段と、
    スキップ時間が登録された記憶部と、
    スキップの入力に応じて、記憶部よりスキップ時間を取得して、再生手段による再生に
    対しそのスキップ時間の分のスキップを実行させ、その後再生を再開させるスキップ手段
    と、
    トリック再生の入力に応じて、再生手段による再生に対しその入力されたトリック再生
    を実行させ、その後再生を再開させるトリック再生手段と、
    最初に行われたスキップ手段での動画像データにおけるスキップ開始点の時間データ及
    び再生再開点の時間データを取得して保存するとともに、スキップ又はトリック再生の入
    力が再生再開より所定時間内にされる度に行われたスキップ手段又はトリック再生手段で
    の動画像データにおける再生再開点の時間データを順次取得して更新しながら保存する保
    存手段と、
    再生再開より所定時間内にスキップ又はトリック再生の入力がされないと、保存手段に
    よって保存された時間データより、最初に行われたスキップ手段でのスキップ開始点から
    最後に行われたスキップ手段又はトリック再生手段での再生再開点に直接スキップするの
    に要する時間を算出する算出手段と、
    この算出手段によって算出された時間をスキップ時間として記憶部に更新登録する登録
    手段と、を備えたことを特徴とする動画像再生装置。
  3. トリック再生は、巻戻し及び早送りのいずれかであることを特徴とする請求項2に記載
    の動画像再生装置。
  4. トリック再生は、更に、コマ送り及び一時停止のいずれかであることを特徴とする請求
    項3に記載の動画像再生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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