JP2006339718A - 動画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 周期録画された番組タイトル名が同一のシリーズの動画像を容易に判別でき
るインデックス画像を簡便に作成できる動画像処理装置を提供する。
【解決手段】 周期録画された番組タイトル名が同一の動画像について、最初に周期録
画された動画像のインデックス画像には、その最初の動画像から適正な静止画像が基準静
止画像として選択されて設定される。以降に周期録画された動画像のインデックス画像に
は、その以降の動画像から1秒ごとに順に抽出された静止画像のうちで基準静止画像と最
も一致する静止画像が選択されて設定される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、HDD(Hard Disk Drive)レコーダやDVD(Digital Versatile Disk)
レコーダといったように、記録媒体に動画像のデータを記録し、記録されたそのデータを
読み出して動画像を再生する動画像処理装置に関する。
一般の動画像処理装置は、アナログ放送やデジタル放送によって送信された番組を予約
録画や録画操作に基づき記録媒体であるハードディスクやDVD等に動画像データとして
記録し、後に、その動画像データを再生操作に基づきモニタ装置に送出して番組を表示さ
せる。そして、記録媒体には多くの場合多数の動画像が録画されているため、所望する動
画像を容易に検索できるようにする観点から、録画されている各動画像からそれぞれ一静
止画像をインデックス画像(いわゆるサムネイル画像)として設定し、そのインデックス
画像を一覧表示させる機能を持ち合わせている。
ここでのインデックス画像には、動画像の中から先頭の静止画像が自動的に設定された
り、編集モードによって動画像を再生しながらその中から適切な静止画像が選択されて設
定されたりするのが従来一般的である。
前者の場合、先頭の静止画像がインデックス画像として自動的に設定されることから、
簡便である。その反面、そのインデックス画像(先頭の静止画像)がこれを含む動画像を
代表して表すものとはほど遠いことが多く、この場合は、動画像の検索には甚だ不適当で
ある。例えば、予約録画に基づいて録画された動画像では、その番組タイトル名等が表さ
れた画像は後にして、先頭には、CM(Commercial Message)の画像や、番組本編の一場
面の画像が含まれることが多いからである。
他方後者の場合は、動画像の内容に見合った適切な静止画像がインデックス画像として
設定されることから、動画像の検索に十分適用できる。その反面、個々の動画像ごとに編
集モードでの設定が必要であるため、煩雑であるという不都合がある。
このような従来一般の動画像処理装置に対し、特許文献1には、特に、予約録画に基づ
いて一定の周期で順に記録(以下、「周期録画」と記すことがある)される番組タイトル
名が同一のシリーズの動画像について、その動画像各々のインデックス画像を作成する動
画像処理装置が開示されている。この動画像処理装置では、周期録画された動画像のうち
のある1つの動画像について、その動画像から編集モードによって適切な静止画像が選択
されてその動画像のインデックス画像として設定されるとともに、その動画像中でのその
静止画像の位置情報(時間情報)が保存される。そして、新たに同一周期で周期録画され
る動画像を含む他の動画像については、その各動画像から先の位置情報と同じ位置での静
止画像が自動的に選択されて各動画像のインデックス画像として設定されるようになって
いる。
このような特許文献1の動画像処理装置の場合、周期録画されたシリーズの動画像につ
いてのインデックス画像は、ある1つの動画像については、編集モードによってその動画
像の先頭から所定時間ずれた位置での適切な静止画像となり、他の動画像については、自
動的にその各動画像の先頭から所定時間ずれた位置での静止画像となる。従って、動画像
ごとの編集モードでのインデックス画像の設定が不要となるため、簡便であるし、また、
番組内の場面構成、すなわち番組タイトル名や番組本編やCM等の場面が流れる時期が動
画像ごとに一致するという前提のもとでは、各動画像のインデックス画像が適切になるた
め、インデックス画像を一覧表示してシリーズの動画像の検索を行う際、容易な判別が一
応は期待できる。
なお、特許文献2には、インデックス画像の一覧表示の中で、互いに似かよったインデ
ックス画像を近隣にまとめて表示させるようにし、これによって、シリーズの動画像の検
索を容易に行えるようにする技術が開示されている。ここでの各動画像のインデックス画
像の設定にあたっては、上記した従来の設定技術(特許文献1に開示された設定技術を含
む)が採用される。
特開2004−222268号公報 特開2002−288219号公報
ところが、番組タイトル名が同一のシリーズの動画像とはいえ、動画像ごとに番組内の
場面構成が必ずしも一致しているとは限らず、事実、番組タイトル名や番組本編やCM等
の場面が流れる時期が微妙に異なる場合も多い。この場合、上記した特許文献1の動画像
処理装置では、そもそもシリーズの動画像であれば番組内の場面構成が動画像ごとに一致
するであろうことを前提としているため、この前提が崩れると、編集モードによってイン
デックス画像が設定されたある1つの動画像を除く他の動画像については、その各動画像
のインデックス画像(静止画像)がこれを含む動画像を代表しているとは到底いえないも
のとなる。従って、インデックス画像を一覧表示して動画像の検索を行う際、シリーズの
動画像でさえ判別が困難になる。
そこで本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、周期録画された番組タイト
ル名が同一のシリーズの動画像を容易に判別できるインデックス画像を簡便に作成できる
動画像処理装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明による動画像処理装置は、一定の周期で順に記録され
る動画像各々についてのインデックス画像を作成する動画像処理装置において、基準とな
る1つの動画像を特定する基準動画像特定手段と、この基準動画像特定手段で特定された
基準動画像のインデックス画像として、その基準動画像から静止画像を選択して設定する
基準インデックス画像設定手段と、前記基準動画像の記録された周期と同一の周期の動画
像を特定する関連動画像特定手段と、この関連動画像特定手段で特定された関連動画像か
ら1秒ごとに静止画像を順に抽出しながら、前記基準インデックス画像設定手段で設定さ
れた基準静止画像と照合する照合手段と、この照合手段での照合により、前記関連動画像
からの静止画像のうちで前記基準静止画像と最も一致する静止画像を、前記関連動画像の
インデックス画像として設定する関連インデックス画像設定手段と、を備えている。そし
て、前記基準動画像が同一周期の動画像のうちの最初に記録された動画像であり、前記関
連動画像特定手段、前記照合手段及び前記関連インデックス画像設定手段は、前記関連動
画像が新たに記録される度に実行されるようになっている。
このような構成にすると、周期録画された番組タイトル名が同一のシリーズの動画像に
ついて、その各動画像のインデックス画像には、その各動画像のうちの最初に記録された
動画像から選択された適切な静止画像と互いに似かよった静止画像が各動画像から選択さ
れて設定されることになる。しかも、そのインデックス画像の設定に関しては、最初の動
画像に対しての設定以外には動画像ごとの編集モードでの設定を特段行うわけではないた
め、簡便である。
また、上記目的を達成するための本発明による動画像処理装置は、一定の周期で順に記
録される動画像各々についてのインデックス画像を作成する動画像処理装置において、基
準となる1つの動画像を特定する基準動画像特定手段と、この基準動画像特定手段で特定
された基準動画像のインデックス画像として、その基準動画像から静止画像を選択して設
定する基準インデックス画像設定手段と、前記基準動画像の記録された周期と同一の周期
の動画像を特定する関連動画像特定手段と、この関連動画像特定手段で特定された関連動
画像から所定時間ごとに静止画像を順に抽出しながら、前記基準インデックス画像設定手
段で設定された基準静止画像と照合する照合手段と、この照合手段での照合により、前記
関連動画像からの静止画像のうちで前記基準静止画像と最も一致する静止画像を、前記関
連動画像のインデックス画像として設定する関連インデックス画像設定手段と、を備えて
いる。
このような構成にすると、周期録画された番組タイトル名が同一のシリーズの動画像に
ついて、その各動画像のインデックス画像には、その各動画像のうちの1つの基準動画像
から選択された適切な静止画像と互いに似かよった静止画像が各動画像から選択されて設
定されることになる。しかも、そのインデックス画像の設定に関しては、基準動画像に対
しての設定以外には動画像ごとの編集モードでの設定を特段行うわけではないため、簡便
である。
ここで実用性を踏まえると、前記基準動画像が同一周期の動画像のうちの最初に記録さ
れた動画像であることが好ましい。
また、引き続きシリーズの動画像が周期録画される場合を想定すれば、前記関連動画像
特定手段、前記照合手段及び前記関連インデックス画像設定手段は、前記関連動画像が新
たに記録される度に実行されることが好ましい。
本発明の動画像処理装置によれば、シリーズの動画像各々についてのインデックス画像
が互いに似かよった適切なものとなるため、インデックス画像を一覧表示して動画像の検
索を行う際、似かよったインデックス画像を頼りにしてシリーズの動画像を容易に判別す
ることができる。
以下に、本発明の動画像処理装置の一実施形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は本発明の動画像処理装置の一実施形態であるHDDレコーダの概略構成を示すブロ
ック図、図2はそのHDDレコーダにおける周期録画での動作を示すフローチャート、図
3はそのHDDレコーダにおける周期録画された動画像に対して基準動画像を別途指定す
る際の動作を示すフローチャートである。
図1に示すように、本実施形態での動画像処理装置1は、記録媒体としてハードディス
ク13を採用したHDDレコーダであって、受信した番組を予約録画や録画操作に基づき
ハードディスク13に動画像データとして記録し、後に、その動画像データを再生操作に
基づきモニタ装置30に送出して番組を表示させて視聴させることを基本的な機能とする
。また、その再生にあたって、ハードディスク13に記録されている各動画像についての
インデックス画像(以下、「サムネイル画像」と記すことがある)を一覧表示させる機能
を有する。
この動画像処理装置1は、大きくは、システム制御回路2と、OSD(On Screen Disp
lay)画像生成回路4と、操作部5と、受光部6と、計時回路7と、表示部8と、チュー
ナ9と、MPEG(Moving Picture Experts Group)エンコーダ10と、バッファメモリ
11と、ハードディスク装置(HDD)12と、サムネイル処理回路15と、MPEGデ
コーダ16と、出力部17とを備える。システム制御回路2はメモリ3を含む。HDD1
2は、ハードディスク13と情報記録ヘッド14とを含む。チューナ9には、アンテナ2
0が接続される。出力部17には、テレビや表示専用モニタ等のモニタ装置30に接続さ
れる。
システム制御回路2は、信号の入出力を行ないながら、動画像処理装置1全体の動作を
制御する。この動作には、受信された動画像データ(音声データも含む)の記録、記録さ
れたデータの読み出し、サムネイル画像データの作成及び読み出し等が含まれる。この制
御は、例えばメモリ3に予め記憶されたプログラムに基づいて行なわれる。
システム制御回路2は、利用者の指示を検出すると、モニタ装置30に所定の画面を表
示させるための信号を生成する。この画面には、周期録画や予約録画の設定のための画面
、記録された動画像データに基づく動画像が再生される画面、各動画像のサムネイル画像
が一覧表示される画面等が含まれる。
OSD画像生成回路4は、操作部5からの指示、又は受光部6を介して取得したリモコ
ン端末からの指示に基づいて、或いはシステム制御回路2において予め定められた条件に
基づいて、メッセージ画像を表示するための信号を生成する。このメッセージ画像とは、
チャネル表示、録画設定画面表示、サムネイル一覧表示、音量表示等の画像であって、H
DD13からの動画像とは異なる画像である。OSD画像生成回路4は、このようなメッ
セージ画像の信号を生成すると、出力部17に出力する。この信号が出力されると、その
信号が表すメッセージ画像がモニタ装置30に表示される。
操作部5は、利用者が入力した指示を検出する。操作部5は、例えば動画像処理装置1
の前面のパネルに設けられた入力ボタンであるが、これに限られない。指示が検出される
と、その指示に対応する処理を実行させるための信号が生成される。この信号は、システ
ム制御回路2に出力される。
受光部6は、リモコン端末から発せられたリモコン信号を受信する。この信号は、シス
テム制御回路2に出力される。
計時回路7は、動画像処理装置1における時間を計測する。計時回路7は、外部から供
給される電源に基づいて作動するが、一時的な停電があっても、予め設定された時間は作
動し続けることができる。計時回路7は、時刻データをシステム制御回路2に出力する。
また、システム制御回路2からの制御信号が入力される。計時回路7の時刻は、システム
制御回路2から信号に基づいて補正される。
表示部8は、動画像処理装置1に関する情報を表示する。この情報には、時間、受信チ
ャネル、カウンタ、録画/再生モードその他の項目が含まれる。この表示部8は、例えば
動画像処理装置1の前面に設けられたLCD(Liquid Crystal Display)やLED(Ligh
t Emitting Diode)であるが、これに限られない。
チューナ9は、アナログ放送、デジタル放送等により送信される番組の動画像データを
アンテナ20を介して受信する。チューナ9により受信されたデータ信号は、MPEGエ
ンコーダ10に出力される。また、チューナ9は、システム制御回路2からの信号に基づ
いて受信チャネルを切り換えることができる。
MPEGエンコーダ10は、チューナ9から入力されたアナログ信号をMPEG符号化
されたデジタル信号に変換して、システム制御回路2に出力する。
HDD12は、システム制御回路2からの信号に基づいて、MPEG符号化されたデー
タを情報記録ヘッド14によりハードディスク13に書き込んだり、ハードディスク13
に記憶されたデータを読み出したりする。ここでのハードディスク13は、そのデータ記
憶領域として、管理データ領域とオブジェクトデータ領域とを有する。オブジェクトデー
タ領域には、動画像オブジェクトそのものを表すオブジェクトデータが記録される。一方
管理データ領域には、ハードディスク13に記録される各動画像のデータを管理するため
の管理データが記録される。この管理データとしては、動画像オブジェクトごとのデータ
体系に関するデータ、録画チャネルや録画日時等の属性に関するデータ、サムネイル画像
に関するデータ等が含まれる。
バッファメモリ11は、システム制御回路2からの信号に基づいて、動画像処理装置1
により受信された動画像データを一時的に記録する。一時的に記録されたデータは、順次
HDD12へ送出される。
サムネイル処理回路15は、システム制御回路2からの信号に基づいて、一番組に相当
する動画像のデータから一静止画像に関するデータを抽出し、この抽出したデータをサム
ネイル画像の画像データとして、HDD12へ送出する。送出されたデータは、ハードデ
ィスク13の管理データ領域に記録される。ここで記録されるデータの形式としては、動
画像中の一静止画像のオブジェクトデータ形式のもの、又は動画像中の一静止画像の存在
位置に相当するアドレスを示す形式のものがある。また、サムネイル処理回路15は、シ
ステム制御回路2からの信号に基づいて、HDD12からハードディスク13に記録され
ているデータを受け取ることもできる。この場合、受け取ったデータよりサムネイル画像
に関するデータを加工して、再度HDD12へ送出する。再度送出されたデータは、ハー
ドディスク13の管理データ領域に更新して記録される。
MPEGデコーダ16は、HDD12から読み出された、MPEG符号化されたデータ
を復号化して出力部17に出力する。
出力部17は、OSD画像生成回路4からの信号、及びMPEGデコーダ16からの信
号をモニタ装置30に出力する。これにより、モニタ装置30には、OSD画像生成回路
4により生成された画像メッセージと、HDD12から読み出された動画像とが表示され
る。ここで、OSD画像生成回路4を通じてモニタ装置30に表示されるサムネイル一覧
表示は、ハードディスク13の管理データ領域から読み出されたサムネイル画像に関する
データに従って行なわれる。
続いて、動画像処理装置1による周期録画を含む予約録画の設定について説明する。操
作部5又はリモコン端末から、予約録画設定の指令を受けると、システム制御回路2によ
り、OSD画像生成回路4を通じてモニタ装置30に録画設定画面が表示される。録画設
定画面では、録画対象番組のチャネル、録画開始時刻、録画終了時刻、録画日、毎週録画
、毎日録画といった項目が表示される。
ここで、一定の周期で送信されるシリーズの番組を周期録画しようとする場合は、その
番組のチャネル、録画開始時刻、録画終了時刻、及び周期録画を指定する毎週録画、毎日
録画等について、主にリモコン端末での操作によって設定する。一回限りの予約録画をし
ようとする場合は、その対象番組のチャネル、録画開始時刻、録画終了時刻、及び録画日
等について設定する。
このような周期録画、予約録画に関する入力設定データは、メモリ3に保存される。こ
こでの周期録画に関するデータは、周期録画が解除されるまでメモリ3に保存され続け、
一回限りの予約録画に関するデータは、その録画が完了すると消去される。
次に、動画像処理装置1による周期録画での動作について、図2を参照しながら説明す
る。システム制御回路2は、メモリ3に保存されている周期録画に関するデータに基づき
、所定の時間になると、チューナ9からMPEGエンコーダ10を介して所定のチャネル
の動画像データを受け付ける。その動画像データは、バッファメモリ11に一時的に記録
され、順次HDD12へ送出される。送出されたデータは、情報記録ヘッド14によりハ
ードディスク13に書き込まれて記録される。
その際、ステップS5において、同じ周期録画で録画が済んだ動画像データがハードデ
ィスク13に存在するか否かを判別する。ここで周期録画済みの動画像データが無い場合
、すなわち当該動画像が周期録画のうちの最初の動画像である場合は、ステップS10へ
進む。
ステップS10では、サムネイル処理回路15が、当該最初の動画像の動画像データか
らその動画像中の例えば先頭の静止画像に関するデータを抽出して選択し、その選択した
データをその動画像についてのサムネイル画像の仮の画像データとしてバッファメモリ1
1に送出し、ステップS15へ進む。
ステップS15では、バッファメモリ11が、その最初の動画像のオブジェクトデータ
と共に、サムネイル処理回路15から受け取ったデータをHDD12に送出する。ハード
ディスク13においては、管理データ領域に、サムネイル処理回路15から受け取ったデ
ータが、その最初の動画像の仮のサムネイル画像として一旦設定されて記録される。
続いて、ステップS20において、当該最初の動画像を基準動画像に指定し、その指定
情報がメモリ3に保存される。ここでの基準動画像の指定は、記録されている動画像(最
初に周期録画された動画像を含む)についてのサムネイル一覧表示画面や、タイトル一覧
表示画面で行うことができる。
続くステップS25では、編集モードに移行してその最初の動画像(基準動画像)を再
生しながらその中から適切な静止画像、例えば番組タイトル名等が表された画像が選択さ
れ、サムネイル処理回路15は、その選択された静止画像のデータをバッファメモリ11
及びメモリ3に送出し、ステップS30へ進む。
ステップS30では、バッファメモリ11が、サムネイル処理回路15から受け取った
データをHDD12に送出する。ハードディスク13においては、管理データ領域に、サ
ムネイル処理回路15から受け取ったデータが、その最初の動画像のサムネイル画像とし
て更新されて記録される。一方、メモリ3には、サムネイル処理回路15から受け取った
データが、基準サムネイル画像に関するデータとして保存される。
そして、ステップS35において、周期録画が解除されたか否かを判別する。ここで周
期録画が解除されていない場合は、ステップS5に戻り、周期録画が解除されている場合
は、終了する。
次に、ステップS5において周期録画済みの動画像データが有る場合、すなわち最初の
動画像の録画を終えてその最初の動画像が基準動画像に指定されている場合は、ステップ
S50へ進む。
ステップS50では、サムネイル処理回路15が、当該動画像の動画像データから1秒
ごとにその動画像中の静止画像に関するデータを順に抽出し、メモリ3に保存されている
基準サムネイル画像に関するデータと順次比較して照合する。ここでの照合は、対比する
両画像のデータについて、例えば、各画素の色情報の照合や、同一色の画素分布の照合に
よって行われる。その照合により、ステップS55において、基準サムネイル画像と最も
一致する静止画像を選択し、その選択したデータをその動画像についてのサムネイル画像
の画像データとしてバッファメモリ11に送出し、ステップS60へ進む。
ステップS60では、バッファメモリ11が、その動画像のオブジェクトデータと共に
、サムネイル処理回路15から受け取ったデータをHDD12に送出する。ハードディス
ク13においては、管理データ領域に、サムネイル処理回路15から受け取ったデータが
、その動画像のサムネイル画像として設定されて記録される。そして、ステップS35へ
進み、周期録画が解除されるまで、同一周期の新たな動画像に対してステップS50、S
55、S60が繰り返される。
このようにして周期録画された番組タイトル名が同一のシリーズの動画像については、
その各動画像のサムネイル画像として、その各動画像のうちの最初に記録された動画像か
ら選択された適切な静止画像(基準サムネイル画像)と最も一致した静止画像が各動画像
から選択されて設定されることになる。つまり、互いに似かよったサムネイル画像が設定
されることになる。しかも、そのサムネイル画像の設定に関しては、基準動画像に対して
の設定以外には動画像ごとの編集モードでの設定を特段行うわけではないため、簡便であ
る。
そして、システム制御回路2が、操作部5又はリモコン端末によって、記録されている
動画像についてのサムネイル一覧表示の指令を受けると、HDD12により、ハードディ
スク13から各動画像のサムネイル画像に関するデータが読み出され、そのデータに基づ
くサムネイル画像がOSD画像生成回路4、出力部17を通じてモニタ装置30に一覧表
示される。このサムネイル一覧表示では、周期録画された番組タイトル名が同一のシリー
ズの動画像について、互いに似かよったサムネイル画像が割り当てられて表示される。従
って、サムネイル画像を一覧表示して動画像の検索を行う際、似かよったサムネイル画像
を頼りにしてシリーズの動画像を容易に判別することができる。
次に、動画像処理装置1で周期録画された動画像に対して基準動画像を別途指定する場
合の動作について、図3を参照しながら説明する。ステップS105において、基準動画
像となる動画像を選定する。この選定は、記録されている動画像についてのサムネイル一
覧表示画面や、タイトル一覧表示画面で行うことができる。
次いでステップS110において、その指定された動画像を基準動画像に指定し、その
指定情報がメモリ3に更新して保存される。
続くステップS115では、編集モードに移行してその動画像(基準動画像)を再生し
ながらその中から適切な静止画像、例えば番組タイトル名等が表された画像が選択され、
サムネイル処理回路15は、その選択された静止画像のデータをバッファメモリ11及び
メモリ3に送出し、ステップS120へ進む。
ステップS120では、バッファメモリ11が、サムネイル処理回路15から受け取っ
たデータをHDD12に送出する。ハードディスク13においては、管理データ領域に、
サムネイル処理回路15から受け取ったデータが、その動画像のサムネイル画像として更
新されて記録される。一方、メモリ3には、サムネイル処理回路15から受け取ったデー
タが、基準サムネイル画像に関するデータとして更新されて保存される。
続いてステップS125では、同じ周期録画で録画が済んだ動画像データがハードディ
スク13に存在するか否かを判別する。ここで周期録画済みの動画像データが有る場合は
、ステップS130へ進み、一方、無い場合は終了する。
ステップS130では、ステップS110で指定された動画像を除く他の周期録画済み
の動画像について、サムネイル処理回路15が、その各動画像の動画像データから1秒ご
とにその各動画像中の静止画像に関するデータを順に抽出し、メモリ3に更新保存されて
いる基準サムネイル画像に関するデータと順次比較して照合する。ここでの照合も、対比
する両画像のデータについて、例えば、各画素の色情報の照合や、同一色の画素分布の照
合によって行われる。その照合により、ステップS135において、基準サムネイル画像
と最も一致する静止画像を選択し、その選択した各データをその動画像各々についてのサ
ムネイル画像の画像データとしてバッファメモリ11に送出し、ステップS140へ進む
ステップS140では、バッファメモリ11が、サムネイル処理回路15から受け取っ
た各データをHDD12に送出する。ハードディスク13においては、管理データ領域に
、サムネイル処理回路15から受け取ったデータが、各動画像のサムネイル画像として更
新されて記録され、その後終了する。
このようにして基準動画像を別途指定すると、既に周期録画済みの動画像に対して、最
初に記録された動画像とは異なる動画像から基準サムネイル画像を選択することも可能で
あるし、各動画像についてのサムネイル画像がやはり互いに似かよったものとなる。更に
この場合、周期録画が解除されない限り、その後引き続き同一周期の新たな動画像が周期
録画される際は、図2のステップS50、S55、S60に従って、その新たな動画像の
サムネイル画像として、別途指定された基準動画像の基準サムネイル画像との照合によっ
て選択された静止画像が記録され、シリーズの動画像各々についてのサムネイル画像が全
て似かよったものとなる。しかも、そのサムネイル画像の設定に関しては、基準動画像に
対しての設定以外には動画像ごとの編集モードでの設定を特段行うわけではないため、簡
便である。
そして、この場合のサムネイル一覧表示でも、周期録画された番組タイトル名が同一の
シリーズの動画像について、互いに似かよったサムネイル画像が割り当てられて表示され
る。従って、サムネイル画像を一覧表示して動画像の検索を行う際、似かよったサムネイ
ル画像を頼りにしてシリーズの動画像を容易に判別することができる。
なお、上記の実施形態では、各動画像のサムネイル画像を設定する際の基準サムネイル
画像との照合にあたり、当該動画像の動画像データから1秒ごとに静止画像に関するデー
タを抽出しているが、その抽出時間の設定は1秒に限らず、これよりも短い例えば0.5
秒であってもよく、逆に長い例えば2秒や5秒であってもよい。
その他本発明は上記の実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々
の変更が可能である。上記の実施形態では、動画像処理装置1としてHDDレコーダを例
に挙げて説明したが、記録媒体としてDVDを採用したDVDレコーダであっても構わな
い。但し、DVDレコーダの場合、準拠する規格によってDVD上でのデータ記憶領域に
記録するデータが制限されることに留意する必要がある。例えば、DVD−VR方式の規
格に準拠するDVDレコーダでは、周期録画された番組タイトル名が同一である動画像を
示す情報データは、各動画像のIFOファイルにおいてORG_PGCIテーブルを構成
するORG_PGIテーブル内のIT_TEXTテーブル内に記録される。また、その動
画像各々についてのサムネイル画像を示す情報データは、各動画像のIFOファイルにお
いてORG_PGCIテーブルを構成するORG_PGIテーブル内に記録される。
また、記録媒体としては、データの消去・書き込みを自由に行うことができ、電源を切
っても内容が消えない、例えばメモリカードを適用することも可能である。
本発明は、記録媒体に動画像のデータを記録し、記録されたそのデータを読み出して動
画像を再生する動画像処理装置に有用である。
本発明の動画像処理装置の一実施形態であるHDDレコーダの概略構成を示すブロック図である。 図1の動画像処理装置における周期録画での動作を示すフローチャートである。 図1の動画像処理装置における周期録画された動画像に対して基準動画像を別途指定する際の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 動画像処理装置
2 システム制御回路
3 メモリ
4 OSD画像生成回路
5 操作部
6 受光部
7 計時回路
8 表示部
9 チューナ
10 MPEGエンコーダ
11 バッファメモリ
12 ハードディスク装置
13 ハードディスク
14 情報記録ヘッド
15 サムネイル処理回路
16 MPEGデコーダ
17 出力部
20 アンテナ
30 モニタ装置

Claims (4)

  1. 一定の周期で順に記録される動画像各々についてのインデックス画像を作成する動画像
    処理装置において、
    基準となる1つの動画像を特定する基準動画像特定手段と、
    この基準動画像特定手段で特定された基準動画像のインデックス画像として、その基準
    動画像から静止画像を選択して設定する基準インデックス画像設定手段と、
    前記基準動画像の記録された周期と同一の周期の動画像を特定する関連動画像特定手段
    と、
    この関連動画像特定手段で特定された関連動画像から1秒ごとに静止画像を順に抽出し
    ながら、前記基準インデックス画像設定手段で設定された基準静止画像と照合する照合手
    段と、
    この照合手段での照合により、前記関連動画像からの静止画像のうちで前記基準静止画
    像と最も一致する静止画像を、前記関連動画像のインデックス画像として設定する関連イ
    ンデックス画像設定手段と、を備え、
    前記基準動画像が同一周期の動画像のうちの最初に記録された動画像であり、
    前記関連動画像特定手段、前記照合手段及び前記関連インデックス画像設定手段は、前
    記関連動画像が新たに記録される度に実行されることを特徴とする動画像処理装置。
  2. 一定の周期で順に記録される動画像各々についてのインデックス画像を作成する動画像
    処理装置において、
    基準となる1つの動画像を特定する基準動画像特定手段と、
    この基準動画像特定手段で特定された基準動画像のインデックス画像として、その基準
    動画像から静止画像を選択して設定する基準インデックス画像設定手段と、
    前記基準動画像の記録された周期と同一の周期の動画像を特定する関連動画像特定手段
    と、
    この関連動画像特定手段で特定された関連動画像から所定時間ごとに静止画像を順に抽
    出しながら、前記基準インデックス画像設定手段で設定された基準静止画像と照合する照
    合手段と、
    この照合手段での照合により、前記関連動画像からの静止画像のうちで前記基準静止画
    像と最も一致する静止画像を、前記関連動画像のインデックス画像として設定する関連イ
    ンデックス画像設定手段と、を備えたことを特徴とする動画像処理装置。
  3. 前記基準動画像が同一周期の動画像のうちの最初に記録された動画像であることを特徴
    とする請求項2に記載の動画像処理装置。
  4. 前記関連動画像特定手段、前記照合手段及び前記関連インデックス画像設定手段は、前
    記関連動画像が新たに記録される度に実行されることを特徴とする請求項2又は3に記載
    の動画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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