JP2005020243A - 放送受信装置および放送受信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の放送受信装置は、番組を外部記憶媒体毎に管理できる技術ではなかった。
【解決手段】この発明の放送受信装置は放送を受信し、番組および番組情報を取得する放送受信手段と、取得された番組および番組情報を記録する記録手段と、取得された番組および番組情報を外部接続される外部記憶媒体へ選択的に記録する外部記録媒体記録手段と、記録手段に記録された番組と外部記録媒体に記録された番組とを互いに記録された番組情報に基づいて比較し、番組情報テーブルを作成する番組情報テーブル作成手段と、番組情報テーブルを外部記録媒体へ記録する番組情報テーブル記録手段とを備えるように構成している。
【選択図】 図1
【解決手段】この発明の放送受信装置は放送を受信し、番組および番組情報を取得する放送受信手段と、取得された番組および番組情報を記録する記録手段と、取得された番組および番組情報を外部接続される外部記憶媒体へ選択的に記録する外部記録媒体記録手段と、記録手段に記録された番組と外部記録媒体に記録された番組とを互いに記録された番組情報に基づいて比較し、番組情報テーブルを作成する番組情報テーブル作成手段と、番組情報テーブルを外部記録媒体へ記録する番組情報テーブル記録手段とを備えるように構成している。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は放送を受信する放送受信装置に係り、特に記憶媒体を備えた放送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の記憶媒体を備えた放送受信装置は、光ディスクやハードディスク内に記録した画像のライブラリー情報をハードディスク内で一元管理し表示している。(例えば特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−150754号公報(第10−11頁、図2、図3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1の技術は画像のライブラリー情報がハードディスク内で一元管理する技術であり、番組を外部記憶媒体毎に管理できる技術ではなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る放送受信装置は、番組およびこの番組に関する番組情報が含まれる放送を受信し、番組および番組情報を取得する放送受信手段と、前記放送受信手段に接続され、前記放送受信手段で取得された番組および番組情報を記録する記録手段と、前記放送受信手段に接続され、前記放送受信手段で取得された番組および番組情報を外部接続される外部記憶媒体へ選択的に記録する外部記録媒体記録手段と、前記記録手段に記録された番組と前記外部記録媒体に記録された番組とを互いに記録された番組情報に基づいて比較し、番組情報テーブルを作成する番組情報テーブル作成手段と、前記作成された番組情報テーブルを前記外部記録媒体へ記録する番組情報テーブル記録手段とを備えるように構成している。
【0006】
また、この発明に係る放送受信方法は、番組およびこの番組に関する番組情報が含まれる放送を受信し、番組および番組情報を取得するステップと、前記取得された番組および番組情報を記録媒体へ記録するステップと、前記取得された番組および番組情報を外部接続される外部記憶媒体へ選択的に記録するステップと、前記記録媒体に記録された番組と前記外部記録媒体に記録された番組とを互いに記録された番組情報に基づいて比較し、番組情報テーブルを作成するステップと、前記作成された番組情報テーブルを前記外部記録媒体へ記録するステップとを備えるように構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態を説明する。
【0008】
図1はこの発明の実施の形態に係る放送受信装置を説明する構成図である。
【0009】
符号101はチューナ(放送受信手段)、符号102は選択手段、符号103はMPEGデコード手段、符号104は画像切り替え手段、符号105は表示手段である。
【0010】
ここでは放送としてデジタル放送を例にとって説明する。放送局から送信されたデジタル放送信号はチューナ101で受信される。
【0011】
チューナ101は視聴者によって選択されたチャンネルの周波数を受信し、TS(Transport Stream)信号を出力する。このTS信号には映像/音声信号の他にジャンルやタイトル名等の番組情報が多重されている。
【0012】
上記チューナ101から出力されたTS信号出力、HDD記録再生手段106出力、ディスク制御手段108出力のいずれかが選択手段102で選択され、MPEGデコード手段103へ入力される。
【0013】
MPEGデコード手段103は、選択手段102で選択されたTS信号を復号化し映像信号を画像切り替え手段104に出力する。
【0014】
また、チューナ101出力をHDD記録再生手段106に記録するときは、チューナ101出力をHDD記録再生手段106に接続する。チューナ101出力をDVDメディア107に記録するときは、チューナ101出力をディスク記録再生手段108に接続する。
【0015】
また、HDD記録再生手段106に記録済みの番組をDVDメディア107に記録するときや、DVDメディア107に記録済みの番組をHDD記録再生手段106に記録するときは、HDD記録再生手段106とディスク記録再生手段108を接続する。
【0016】
リモコン109はユーザによって操作され、現在放送中の特定の放送局(チャンネル)を見るときは、リモコン109からチャンネル番号が制御手段110へ送信される。制御手段110はチューナ101の周波数制御等を行い、選択手段102がチューナ101出力信号をMPEGデコード手段103に供給するように制御する。MPEGデコード手段103は供給された出力信号をMPEGデコードして出力する。MPEGデコード手段103から出力された信号は、画像切り替え手段104へ供給され、MPEGデコード手段103出力を表示手段105に供給するように制御する。そして、放送中の番組の映像が表示手段105に表示される。
【0017】
符号106はHDD記録再生手段(記録手段)、符号107はDVDメディア(外部記録媒体)、符号108はディスク制御手段(外部記録媒体記録手段、番組情報テーブル記録手段)、符号109はリモコン、符号110は制御手段、符号120は番組情報抽出手段、符号121は番組情報抽出手段、符号122は番組リスト生成手段(番組情報テーブル作成手段)、符号123は番組情報分析手段、符号124はグラフィック生成手段である。
【0018】
HDD記録再生手段106は、選択手段102で選択されたチューナ101またはディスク記録再生手段108から出力されるTS信号をHDDに記録する。また、HDDに記録したTS信号を再生し選択手段102に出力して再生する。
【0019】
ユーザによってリモコン109が操作され、チューナ101出力をHDD記録再生手段106に記録する指示がなされると、制御手段110はチューナ101出力をHDD記録再生手段106に供給するように選択手段102を制御し、HDD記録再生手段106を記録モードに設定して番組記録を指示する。
【0020】
また、ユーザがリモコン109を操作してHDD記録再生手段106に記録済みの番組を再生する指示がなされると、制御手段110はHDD記録再生手段106出力をMPEGデコード手段103に供給するように選択手段102を制御し、HDD記録再生手段106を再生モードに設定して番組再生を指示する。
【0021】
ディスク記録再生手段108は、選択手段102で選択されたチューナ101またはHDD記録再生手段106から出力されるTS信号をDVDメディア107に記録する。また、DVDメディア107に記録されたデータを読み取りTS信号を選択手段102に出力して再生する。
【0022】
ユーザによってリモコン109が操作され、チューナ101出力をDVDメディア107に記録するように指示がなされると、制御手段110はチューナ101出力をディスク記録再生手段108に供給するように選択手段102を制御し、ディスク記録再生手段108を記録モードに設定してDVDメディア107に番組記録を指示する。
【0023】
また、ユーザによってリモコン109が操作され、DVDメディア107に記録済みの番組を再生する指示がなされると、制御手段110はディスク記録再生手段手段108出力をMPEGデコード手段103に供給するよう選択手段102を制御し、ディスク記録再生手段108を再生モードに設定して、ディスク記録再生手段108はDVDメディア107に記録済みの番組を読み出し再生を行う。
【0024】
また、ユーザによってリモコン109が操作され、HDD記録再生手段106に記録済み番組をDVDメディア107に記録するときは、HDD記録再生手段106出力をディスク記録再生手段108に供給するよう選択手段102を制御し、HDD記録再生手段106を再生モードにする再生指示を行い、ディスク記録再生手段108を記録モードにし、制御手段110はDVDメディア107への記録指示を行う。
【0025】
また、DVDメディア107からHDD記録再生手段106への記録は、ディスク記録再生手段108を再生モードに設定し、DVDメディア107に記録済みの番組を読み出し再生を行い、HDD記録再生手段106を記録モードに設定して番組記録を指示する。
【0026】
次にこの発明の実施の形態に係る放送受信装置の動作を説明する。
【0027】
図2はこの発明の実施の形態に係る放送受信装置で作成される番組内容を説明する図である。
【0028】
HDD記録再生手段106には、図2(a)に示す番組が記録済みである。またDVDメディア107には図2(b)に示すタイトル名が”ドラマA”を集めたDVDメディア107aが記録されているとする。
【0029】
ここでは、HDD記録再生手段106に記録されている多数の番組からタイトル名が”ドラマA”の番組を抽出してタイトル一覧を表示する例を用いて説明する。
【0030】
上記のように、ユーザがリモコン109の操作を行い、制御手段110に保存候補の番組を抽出するように指示する。そして、制御手段110は番組情報抽出手段120、121にその動作を行うように指示する。
【0031】
番組情報抽出手段120は、HDD記録再生手段106から記録済み番組の各番組情報を抽出する。番組情報抽出手段120は、図2(a)のようなジャンル、タイトル名、放送日、開始時刻等の番組データを抽出し、番組情報テーブルを作成する。そして、作成した番組情報テーブル(以下、HDD番組情報テーブルと呼ぶ)を番組リスト生成手段122に出力する。
【0032】
番組情報抽出手段121は、番組情報抽出手段120と同様に、ディスク記録再生手段108を介して、DVDメディア107aの記録済み番組の各番組情報を抽出する。番組情報抽出手段121は、図2(b)に示すジャンル、タイトル名、放送日、開始時刻等の番組情報を抽出し、番組情報テーブルを作成する。そして、作成した番組情報テーブル(以下、DVD番組情報テーブルと呼ぶ)を番組リスト生成手段122、番組情報分析手段123に出力する。番組情報分析手段123はDVD番組情報テーブルからDVDメディア107aの番組情報を分析する。
【0033】
図3はこの発明の実施の形態に係る情報分析手段の動作を説明するフローチャートである。
【0034】
スタートに続いて符号S301を付したステップへ進む。
【0035】
符号S301はジャンルが1種類かを判定するステップである。図2(b)のDVD番組情報テーブルから各番組情報のうちジャンル情報を比較し、ジャンルが1種類か否かを判定する。ジャンルが1種類であると判定された場合は符号S302を付したステップへ進む(Yes)。ジャンルが1種類ではないと判定された場合は符号S307を付したステップへ進む(No)。
【0036】
符号S302はジャンルを記憶保持するステップである。ジャンルが1種類であればそのジャンル名を記憶保持する。図2(b)の例ではジャンルは1種類で、ジャンル名は”ドラマ”と記憶する。続いて符号S303を付したステップへ進む。
【0037】
符号S303は、タイトルは1種類かを判定するステップである。ここでは、DVD番組情報テーブルから各番組情報のうちタイトル情報を比較し、タイトル名が1種類であるか否かが比較される。タイトルは1種類であると判定される場合は符号S304を付したステップへ進む(Yes)。タイトルは1種類ではないと判定される場合は符号S306を付したステップへ進む(No)。
【0038】
符号S304はタイトルを記憶保持するステップである。タイトル名が1種類であればそのタイトル名を記憶保持する。図2(b)の例ではタイトルも1種類で、タイトル名は”ドラマA”と記憶する。続いて符号S305を付したステップへ進む。
【0039】
符号S305はタイトル検索モードを指示するステップである。ここでは、番組リスト生成手段122にタイトル名で検索するように検索モードを指示する。続いて終了ステップ(エンド)へ進む。
【0040】
符号S306はジャンル検索モードを指示するステップである。続いて終了ステップ(エンド)へ進む。
【0041】
符号S307は全リスト表示を指示するステップである。続いて終了ステップ(エンド)へ進む。
【0042】
図4はこの発明の実施の形態に係るタイトル検索モード時動作を説明するフローチャートである。
【0043】
上記のように、番組リスト生成手段122は番組情報分析手段123から検索モードの指示を受け、番組情報分析手段123で記憶したタイトル名をキーワードにして、HDD番組情報テーブルからタイトル名が一致する番組の抽出を行う。
【0044】
まず番組リスト生成手段122は図2(b)に示すDVD番組情報テーブルを取りこみ、番組リストへ書き込む。また、番組リスト生成時に、DVDのみに記録されている番組か、HDDのみに記録されている番組か、またはHDDとDVDの両方に記録されている番組かを示す判別フラグを付加する。
【0045】
ここでは、番組が、DVDのみに記録されているときは判別フラグ=0、HDDのみに記録されているときは判別フラグ=1、HDDとDVDの両方に記録されているときは判別フラグ=2と定義している。
【0046】
また、番組情報分析手段123の分析結果から番組リスト生成手段122の動作モードを示すモードフラグも付加する。
【0047】
ここでは、タイトル名をキーワードにして検索するタイトル名検索モードで動作しているときはモードフラグ=1、ジャンル名をキーワードにして検索するジャンル名検索モードで動作しているときはモードフラグ=2、それ以外のモードのときは、モードフラグ=3と定義する。そして、番組リスト生成手段122では後述する図5(a)に示す番組リストが生成される。
【0048】
スタートステップに続いて符号S501を付したステップへ進む。
【0049】
符号S501は定数n=1に初期化するステップである。続いて符号S501を付したステップへ進む。
【0050】
符号S502は全ての番組データの読み込みを終了したかを判断するステップである。全ての番組データの読み込みを終了した場合は終了ステップ(エンド)へ進む(Yes)。全ての番組データの読み込みを終了しない場合は符号S503を付したステップへ進む(No)。ここでは読み込み中なのでS503に進む。
【0051】
符号S503はHDDの番組情報テーブルからn番目の番組データを読み込むステップである。ここでは上記図2(a)に示した番組情報テーブルから1番目の番組データを読み込む。続いて符号S509を付したステップへ進む。
【0052】
符号S509は、ジャンル名は一致するかを判断するステップである。すなわち、図3に示すS302で記憶したジャンル名と読み込んだ番組データのジャンル名が一致するかを判断する。ジャンル名は一致すると判断される場合はS504を付したステップへ進む(Yes)。ジャンル名は一致しないと判断される場合はS508を付したステップへ進む(No)。ここでは、上記図2(a)に示すように、1番目の番組はジャンル名が”ドラマ”なので一致したと判断し、S504に進む。
【0053】
符号S504はタイトル名が一致するかを判断するステップである。すなわち、上記図3に示すS304で記憶したタイトル名と読み込んだ番組データのタイトル名が一致するかを判断する。タイトル名が一致すると判断する場合は符号S505を付したステップへ進む(Yes)。タイトル名が一致しないと判断する場合は符号S508を付したステップへ進む(No)。ここでは、図2(a)に示すように、1番目の番組はタイトル名が”ドラマA”なので一致したと判断し、S505に進む。
【0054】
符号S505は番組リストに放送日、開始時刻が一致する番組データがあるかを判断するステップである。番組リストに書き込み済みの番組データと放送日、開始時刻の比較を行い、一致すればすでにDVDメディア107aに保存済みの番組と判断する。番組リストに放送日、開始時刻が一致する番組データがあると判断する場合は符号S506を付したステップへ進む(Yes)。番組リストに放送日、開始時刻が一致する番組データがないと判断する場合は符号S507を付したステップへ進む(No)。
【0055】
符号S507は判定フラッグ=1、モードフラッグ=1にして番組リストに追加するステップである。続いて符号S508を付したステップへ進む。
【0056】
符号S508はnをn=n+1とするステップである。続いて符号S502へ進み、上記処理が繰り返される。
【0057】
次に上記フローチャートを具体的に説明する。
【0058】
図5はこの発明の実施の形態に係る番組リストの例を説明する図である。
【0059】
図5(a)に示す番組リストの2番目の番組と上記図2(a)に示す1番目の番組は同じ番組なので一致し、S506に進む。S506では、図5(a)に示す2番目の番組の判別フラグを”2”に書き換え、図5(b)に示す番組リストに書き換える。そして、S508に進みn=2にカウントしS502に戻る。
【0060】
ここでは、まだ読み込み中なのでS503に進み、n=2なので図2(a)に示す2番目の番組データの読み込みを行い、S509に進む。
【0061】
ここでは、図2(a)に示す2番目の番組はジャンル名が”映画”なので、記憶したジャンル名と不一致となり、番組リストには書き込まれず再びS508に進み、n=3にカウントし、S502に戻る。
【0062】
ここでは、まだ読み込み中なのでS503に進み、n=3なので、図2(a)に示す3番目の番組データを読み込む。S509ではジャンル名が一致し、S504に進む。S504ではタイトル名が一致したのでS505へ進む。S505では、図5(b)に示す番組リストと比較して放送日が一致する番組データがないので、DVDメディア107aに記録されてないと判断し、S507に進む。S507ではS503で抽出した番組データを番組リストに追加し、このとき判別フラグ=1、モードフラグ=1として追加して、図5(c)に示すように、番組リストが書き換えられる。
【0063】
S507から再度S508に進み、n=4にカウントし、再びS502からS507の一連の動作フローを繰り返す。n=6のときに図2(a)に示す6番目の番組データを読み込み、タイトル名が”ドラマA”と一致するので、図5(d)の判別リストに書き換えられる。
【0064】
S502からS507の一連の動作フローを繰り返し、n=9となり、図2(a)に示す9番目の番組データの比較を行い、S508はn=10にカウントし、S502に戻る。図2(a)には10番目の番組データは存在しないのでS502は全ての番組データの読み込みが終了したと判断し、一連の動作フローを終了する。
【0065】
すなわち、図4の動作フローにより、番組リスト生成手段122は図5(d)に示す番組リストを得る。そして、得られた番組リストをグラフィック生成手段124に出力する。
【0066】
上述したように、番組情報抽出手段120の、HDD番組情報テーブルのタイトル名の比較動作を行い、タイトル名が一致した番組データを抽出することができ、図5(d)のような番組リストが生成される。
【0067】
図6はこの発明の実施の形態に係るグラフィック生成手段から出力される表示画面の一例を説明する図である。
【0068】
グラフィック生成手段124は番組リストに基づいて、図6に示すグラフィック画像を生成し、画像切り替え手段104を介して表示手段105に表示する。
【0069】
このとき、グラフィック表示手段124は判別フラグをチェックし、判別フラグ=2であれば” 該当する番組データ列に、保存済み”アイコンを表示し、判別フラグ=1であれば”未保存”のアイコンを表示する。
【0070】
この発明の実施の形態においては、このように作成された(例えば図5(d)に示す)番組情報テーブルをDVDメディア107へ記録する。
【0071】
すなわち、DVDメディア107には、実際に記録された番組(保存済表示)の他に、上記番組情報テーブルが記録される。
【0072】
この”未保存”の番組はHDD記録再生手段106から取得され、DVDメディア107へ記録編集される。
【0073】
この番組情報テーブルが個々のDVDメディア107等にそれぞれ記録されることで、DVDメディア107毎に番組情報を管理することができる。このため、DVDメディア107を例えば、ドラマAシリーズを保存するメディアとする管理を行うことができるので、DVDメディア107等を取り替えて、適宜、画像記録装置間を移動させることができる。
【0074】
このように表示することで、HDD記録再生手段106に記録された多数の番組の中から保存したい番組候補を検索することができ、また”保存済み”アイコン、”未保存”アイコン等を付加して表示することで、どの番組を保存すれば良いかまたすでに保存済みで削除しても良い番組かがユーザに簡単にわかる。
【0075】
上記のようにこの発明の実施の形態においては、DVDメディア107の番組情報からタイトル名が1種類か否かを分析し、タイトル名をキーワードにしてHDD記録再生手段106に多数記録されている番組から特定のタイトル名の番組だけを抽出できる。
【0076】
また、抽出した番組リストを表示するときにアイコン等を付加し、どの番組が未保存なのかをユーザにわかりやすく表示することができる。
【0077】
尚、上記例では”未保存”アイコンを付加した例を用いて説明を行ったが、表示するグラフィック画像の文字色を変えたり、色付けしたり、また該当する番組データ列を枠組みするようにして保存済み番組データと区別できるように表示しても同様の効果を得られる。
【0078】
次に、HDD記録再生手段に記録された中から同一ジャンルの番組リストを作成する例を説明する。
【0079】
DVDメディア107には図2(c)に示すタイトル名が複数で、ジャンル名が1種類で”ドラマ”の番組を集めたDVDメディア107bとし、HDD記録再生手段106の記録済み番組で同一ジャンルの番組リストを生成する例を説明する。
【0080】
図7はこの発明の実施の形態に係る放送受信装置の番組リスト生成手段の動作を説明するフローチャートである。
【0081】
番組リスト生成手段122のジャンル検索モードの動作フローを図7に示す。図4と同じステップは同じ番号を記し説明を省略する。図8に番組リスト生成手段122で生成する番組リストを示す。
【0082】
番組情報分析手段123では図3のS301でDVD番組情報テーブルのジャンル名が1種類であると判断し、S302でジャンル名を記憶しS303に進む。S303ではタイトル名が1種類か否かを判断し、図2(c)のDVD番組情報テーブルではタイトル名が複数なのでS306に進み、番組リスト生成手段122にジャンル名で検索するように検索モードを指示する。
【0083】
上記と同様に、番組リスト生成手段122は図2(c)に示すDVD番組情報テーブルを番組リストに図8(a)に示すように書き込む。このとき判別フラグ=0、モードフラグ=2として書き込む。
【0084】
図8はこの発明の実施の形態に係る放送受信装置の番組リストの例を示す図である。
【0085】
また図4と同様に、図2(a)に示す1番目の番組データを抽出して、S801でジャンル名が一致するか否かを判断する。ここではジャンル名が一致するのでS505に進む。
【0086】
図8(a)に示す番組リストに先述と同じく放送日、開始時間が一致する番組データがあるので、S802に進む。S802では番組リストの一致した番組データの判別フラグをチェックし、判別フラグ=0か否かを判断する。図8(a)に示す3番目の番組データが一致しており、この番組の判別フラグが”0”なのでS506に進む。
【0087】
S803で、図8(b)に示すように判別フラグ=2、モードフラグ=2に番組リストを書き換える。
【0088】
再びS502に戻り、S503で図5(a)に示す2番目の番組データを読み込み、S801でジャンル名が”映画”なので不一致と判断し、番組リストに追加せずS502に戻る。
【0089】
続いて3番目の番組データを読み込み、S801でジャンル名が一致し、S505に進む。図8(b)に示す番組リストには一致する番組データがないのでS804に進み、図8(c)に示すように判別フラグ=1、モードフラグ=2として番組リストをに追加し、S502に戻る。
【0090】
そして、上記一連の動作フローを繰り返し行い、番組リスト生成手段122は図8(d)の番組リストを生成する。
【0091】
この発明の実施の形態においては、このように作成された(例えば図8(d)に示す)番組情報テーブルをDVDメディア107へ記録する。
【0092】
すなわち、DVDメディア107には、実際に記録された番組(保存済表示)の他に、上記番組情報テーブルが記録される。
【0093】
この番組情報テーブルが個々のDVDメディア107等にそれぞれ記録されることで、DVDメディア107毎に番組情報を管理することができる。
【0094】
番組リスト生成手段122の番組リストからグラフィック生成手段124はグラフィック画像を生成し、図8に示す番組リストが図9(a)に示すような番組リスト画像として表示手段105に表示される。
【0095】
図9はこの発明の実施の形態に係る放送受信装置で表示される表示画像の例を示す図である。
【0096】
ここでは表示可能な番組リスト数を超えて複数ページに渡り表示する一例を挙げている。ユーザがリモコン109を操作して、図8(b)のように番組リストの続きのグラフィック画像をグラフィック生成手段124は生成し表示する。判別フラグをチェックし、”保存済み”アイコン、”未保存”アイコンを該当する番組データ列に表示するのは先述と同様である。
【0097】
この”未保存”の番組はHDD記録再生手段106から取得され、DVDメディア107へ記録編集される。
【0098】
尚、上記のように、タイトル名が複数のときは、DVDメディア107の番組情報からジャンル名検索を行い、ジャンル名が1種類か否かを分析し、ジャンル名をキーワードにしてHDD記録再生手段106に多数記録されている番組から特定のジャンル名の番組だけを抽出できる。
【0099】
また、抽出した番組リストを表示するときにアイコン等を付加し、どの番組が未保存なのかをユーザにわかりやすく表示することができる。
【0100】
尚、この例では”未保存”アイコンを付加しているが、表示するグラフィック画像の文字色を変えたり、色付けしたり、また該当する番組データ列を枠組みするようにして保存済み番組データと区別できるように表示しても同様の効果が得られる。
【0101】
また、DVDメディア107に記録されている番組データのジャンル名、タイトル名がばらばらであったり、DVDメディア107が未記録の場合、番組情報分析手段123は図3に示すS301からS307に進む。
【0102】
S307では、番組情報分析手段123から番組リスト生成手段122にHDD番組情報テーブルを全リスト表示するように指示を行う。
【0103】
番組リスト生成手段122は、HDD番組情報テーブルを番組リストに書き込み、グラフィック生成手段124でグラフィク画像を生成して表示手段105に表示する。
【0104】
以上説明したように、この発明の実施の形態においては、DVDメディアに記録されている各番組情報のDVD番組情報テーブルから、タイトル名が1種類であればタイトル名別の保存用DVDメディアだと判断できる。
【0105】
また、タイトル名は複数であるが、ジャンルは1種類であればジャンル名別の保存用DVDメディアだと判断できる。
【0106】
この番組情報分析手段の結果をもとに、HDD番組情報テーブルの多数の番組情報から条件のあった番組情報だけを抽出し、DVDメディアに記録済みか未保存かを示すアイコン等を付加して抽出した番組情報をグラフィック表示することで、ユーザにどの番組が保存対象かをわかりやすく表示することができる。
【0107】
また、番組情報手段120、121、番組リスト生成手段122、番組情報分析手段123を、例えばマイクロプロセッサ等で図3、図4、図7の動作フローによってソフトウェア的に構成することが可能であることも当然である。
【0108】
次に、この発明の、他の実施の形態を説明する。
【0109】
図10はこの発明の、他の実施の形態に係る番組情報を検索するフローチャートである。
【0110】
スタートステップに続いて符号S501を付したステップへ進む。
【0111】
符号S501は定数n=1に初期化するステップである。続いて符号S501を付したステップへ進む。
【0112】
符号S502は全ての番組データの読み込みを終了したかを判断するステップである。全ての番組データの読み込みを終了した場合は終了ステップ(エンド)へ進む(Yes)。全ての番組データの読み込みを終了しない場合は符号S503を付したステップへ進む(No)。ここでは読み込み中なのでS503に進む。
【0113】
符号S503はHDDの番組情報テーブルからn番目の番組データを読み込むステップである。ここでは上記図2(a)に示した番組情報テーブルから1番目の番組データを読み込む。続いて符号S1101を付したステップへ進む。
【0114】
符号S1101は、ジャンル名は一致するかを判断するステップである。ジャンル名は一致すると判断される場合はS508を付したステップへ進む(Yes)。ジャンル名は一致しないと判断される場合はS1102を付したステップへ進む(No)。
【0115】
符号S1102は判定フラッグ=1、モードフラッグ=1にして番組リストに追加するステップである。続いて符号S508を付したステップへ進む。
【0116】
符号S508はnをn=n+1とするステップである。続いて符号S502へ進み、上記処理が繰り返される。
【0117】
この発明の実施の形態は第1の実施例のタイトル検索モードとジャンル検索モードを組み合わせ、またタイトル名、ジャンル名が不一致の番組データも表示する例で、タイトル名が一致した番組データが優先度が高く、次にジャンル名が一致した番組データを優先して表示し、最後にジャンル名が不一致の番組データを表示する番組リストを生成する例である。
【0118】
ここでは例として、図2(b)に示すDVDメディア107aを用い、タイトル名が一致する番組を第1候補として挙げ、タイトル名が異なりジャンル名が一致する番組を第2候補として表示し、その後にその他のジャンル名の番組を表示する例を図11、図12を用いて説明する。
【0119】
図11はこの発明の、他の実施の形態に係る番組リストを説明する図である。
【0120】
図12はこの発明の、他の実施の形態に係る表示画像を説明する図である。
【0121】
番組情報分析手段123は、第1の実施例と同様に図2(b)に示すDVD番組情報テーブルを分析し、タイトル名が一致するのでタイトル検索モードで動作するように番組リスト生成手段122に指示する。
【0122】
番組リスト生成手段122は上記図4の動作フローによるタイトル検索モードを実行し、図11(a)の番組リストを生成する。尚、図11(a)は図5(d)と同じである。
【0123】
図4の一連の動作フローを終了し、タイトル検索モードを抜けると、次に番組リスト生成手段122は上記図7に示すジャンル検索モードによる動作を開始し、HDD番組情報テーブルからジャンルが一致する番組データの抽出を行う。
【0124】
図7に示すS503では、図2(a)に示す1番目の番組を読み込み、S801でジャンルが一致するのでS505に進む。
【0125】
S505では、図13(a)に示す2番目の番組と番組データが一致するのでS802に進む。
【0126】
S802では、番組リストの一致した2番目の番組の判別フラグをチェックし、判別フラグ=2なので番組リストに追加せず、S508に進む。判別フラグが”1”または”2”であれば既にタイトル検索モードで書き換えたまたは追加した番組データであるので、S802で番組リストの書き換えは行わないようにする。
【0127】
そして、図7に示す一連の動作フローを繰り返し、図2(a)に示す4番目の番組でジャンル名が一致するのでS505に進み、図11(a)に示す番組リストには一致する番組データがないので、S804に進み、図11(b)に示すように判別フラグ=1、モードフラグ=2にして番組リストに追加する。
【0128】
同様に、一連の動作フローを繰り返し行い、図2(a)に示す9番目のジャンル名が”ドラマ”で、タイトル名が”ドラマB”の番組が番組リストに追加され図11(c)のようにタイトル検索モードで抽出したタイトル名が”ドラマA”の番組リストに、ジャンル検索モードで抽出したでジャンル名が”ドラマ”の番組データが追加される。
【0129】
再びS508に進み、S502でHDD番組情報テーブルの全ての番組データの読み込みが終了したので、番組リスト生成手段122はジャンル検索モードを終了する。
【0130】
続いて、番組リスト生成手段122は図12の動作フローによりHDD番組情報テーブルからジャンル名が不一致の番組データの抽出を行う。図12は図4と同じ動作フローは同じ番号を付加し、説明を省略する。
【0131】
HDD番組情報テーブルに示す1番目の番組データを読み込み、S1101でジャンル名が一致するか否かを判別する。
【0132】
ジャンル名が一致すれば、すでにジャンル検索モードで抽出されており、S508に進む。n=2のとき、図2(a)に示す2番目の番組データを読み込む。S1101ではジャンル名が不一致なのでS1102に進む。
【0133】
S1102では、判別フラグ=1、モードフラグ=3にして図11(d)のように抽出した番組データを番組リストに追加する。
【0134】
S508に進み、n=3にカウントして再びS502に進む。一連の動作フローを繰り返し、図11(e)の番組リストが生成され、S502でHDD番組情報テーブルの全番組データの読み込みを終了して動作を終了する。
【0135】
この発明の実施の形態においては、このように作成された(例えば図11(e)に示す)番組情報テーブルをDVDメディア107へ記録する。
【0136】
すなわち、DVDメディア107には、実際に記録された番組(保存済表示)の他に、上記番組情報テーブルが記録される。
【0137】
この番組情報テーブルが個々のDVDメディア107等にそれぞれ記録されることで、DVDメディア107毎に番組情報を管理することができる。
【0138】
グラフィック生成手段124では、番組情報分析手段123の検索モード指示と図11(e)の番組リストが入力される。
【0139】
タイトル検索モードのときは、モードフラグ=1かつ判別フラグ=1の番組データに”未保存”アイコンを付加し、モードフラグ=1かつ判別フラグ=2の番組データに”保存済み”アイコンを付加するようにし、図12上部のようなグラフィック画像を表示する。
【0140】
また、この例では1ページで表示可能な番組数が超え複数ページにわたっており、ユーザがリモコン109を操作して次ページを表示すると、図12下部に示すようにジャンル名が不一致の番組を表示する。
【0141】
したがって、タイトル名が一致した番組データを優先度を高くして最初に表示し、次にジャンル名が一致した番組を表示し、最後にその他の番組のタイトル一覧を表示することができる。
【0142】
上述したように、DVDメディア107の番組情報からタイトル名が1種類ならば、タイトル名検索を行い、タイトル名検索終了後にジャンル名検索を行うことで、タイトル名が一致した番組データを優先度を高くし、次にジャンル名が一致した番組データを抽出して表示することも可能である。
【0143】
次にこの発明の、実施の形態に係る他の実施の形態を説明する。
【0144】
図13、図14はこの発明の、他の実施の形態を説明する図である。
【0145】
図13はこの発明の、他の実施の形態に係るタイトル検索モードの表示画像を示す図である。
【0146】
図14はこの発明の、他の実施の形態に係るジャンル検索モードの表示画像を示す図である。
【0147】
ここでは、図13(e)に示す番組リストを例にとり、タイトル名が一致した番組データの優先度が高く、次にジャンル名が一致した番組データを表示し、最後にその他の番組データの番組リストを表示するようにする。
【0148】
グラフィック生成手段124には、図13(e)に示す番組リストが入力される。グラフィック生成手段124は判別フラグをチェックし、判別フラグ=”0”または”2”であればDVDメディア107aの番組と認識し、判別フラグ=”1”または”2”であればHDD記録再生手段106の番組と認識する。番組リストを判別フラグにより、HDD番組リスト、DVD番組リストに分類し、図13に示すように表示手段105に表示するときにHDDタイトルとDVDタイトルと分けて表示する。
【0149】
また、図2(c)に示すDVDメディア107bの場合は、上記例と同様に情報分析手段122は、まずジャンル名検索モードで動作し、HDD記録再生手段106に記録済み番組からジャンル名が一致する番組を抽出して番組リストを生成した後、その他の番組データを番組リストに追加する。表示手段105には図14に示すようなグラフィック画像が表示される。
【0150】
このように表示することでユーザは、DVDメディア107に、どの番組が記録されているかを見ながら、HDD記録再生手段106に記録されている多数の番組のうち、保存すべき番組の優先度を決定する要因である”保存済み”アイコン、”未保存”アイコン等が表示されているので、どの番組をDVDメディア107に記録すれば良いかが、簡単に理解できる。
【0151】
この発明の実施の形態においては、このように作成された(例えば図5(d)に示す)番組情報テーブルをDVDメディア107へ記録する。
【0152】
すなわち、DVDメディア107には、実際に記録された番組(保存済表示)の他に、上記番組情報テーブルが記録される。
【0153】
この番組情報テーブルが個々のDVDメディア107等にそれぞれ記録されることで、DVDメディア107毎に番組情報を管理することができる。
【0154】
上記と同様に、”未保存”の番組はHDD記録再生手段106から取得され、DVDメディア107へ記録編集される。
【0155】
次にこの発明の他の実施の形態を説明する。
【0156】
上記説明した例では、TS信号の識別情報にタイトル名、ジャンル名等が含まれている場合を例に挙げて説明したが、この発明の実施の形態においては、TS信号にタイトル名,ジャンル名等の識別情報がなく別の手段でタイトル名,ジャンル名等の番組情報が取得できる構成でも実現できる。
【0157】
例えば、BSデジタル放送ではEPG(Electoronic Program Guide)という電子番組表が画像・音声データの他に送られてくる。また現行地上アナログ放送でも垂直帰先期間にEPGデータを送るサービスもある。また、インターネットを利用し、ネットワークを介してEPGを取得できるiEPG(Internet Electoronic Program Guide)と呼ばれるサービスもある。ここでは、これらを総称してEPGとする。
【0158】
図15はこの発明の、他の実施の形態に係る放送受信装置の構成を説明する図である。
【0159】
上記図1の説明と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
【0160】
チューナ101から、映像データ、音声データの他にEPGデータを含むTS信号が出力され、EPG情報取得手段1601へ入力される。
【0161】
また、ネットワーク接続手段1603は、適宜インターネットにアクセスし、EPGサービスのサイトからタイトル名、ジャンル名、放送日、開始・終了時刻、チャンネル等の各番組情報データを取得する。
【0162】
EPG情報取得手段1601は、TS信号からEPGデータを抽出するよう動作する。また、ネットワーク接続手段1603から送信されたインターネットを介した情報からEPGデータを取得する。
【0163】
番組情報テーブル生成手段1602は、EPG情報取得手段1603により取得されたEPGデータに基づいて、ユーザがリモコン109を操作してハードディスク記録再生手段106またはDVDメディア107への録画指示を行ったときに、録画する番組の番組情報(EPGデータに含まれる)を抽出し、所定の形式に変換してハードディスク記録再生手段106またはDVDメディア107の特定領域にある番組情報管理テーブルに追加する。
【0164】
ユーザが番組録画を実施するときには、EPGデータから番組情報を抽出して、この番組情報管理テーブル追加することで、ハードディスク記録再生手段106またはDVDメディア107に記録されている番組情報も保存される。
【0165】
上記と同様に、ユーザが番組保存用のDVDメディア107を放送受信装置へ挿入し、リモコン109を操作する。
【0166】
番組情報抽出手段120は、ハードディスク記録再生手段106の特定領域に保存されている番組情報管理テーブルを読み出して記憶する。同様に番組情報抽出手段121はDVDメディア107の特定領域に保存されている番組情報管理テーブルを読み出し記憶する。以後上記説明と同様の動作を行い、表示手段105に番組リストを表示する。
【0167】
この発明の実施の形態においては、このように作成された(例えば図5(d)に示す)番組情報テーブルをDVDメディア107へ記録する。
【0168】
すなわち、この発明の実施の形態においても、DVDメディア107には、実際に記録された番組(保存済表示)の他に、上記番組情報テーブルが記録される。
【0169】
この番組情報テーブルが個々のDVDメディア107等にそれぞれ記録されることで、DVDメディア107毎に番組情報を管理することができる。
【0170】
上記と同様に、”未保存”の番組はHDD記録再生手段106から取得され、DVDメディア107へ記録編集される。
【0171】
上記のように構成することで、この発明の実施の形態においては、例えばハードディスク記録再生手段106、DVDメディア107に記録したTS信号に番組情報が送信されていない場合においても、EPGデータ等を利用し、番組情報がハードディスク記録再生手段106、DVDメディア107にそれぞれ番組情報管理テーブルとして保存されていれば、この発明を実現することができる。
【0172】
尚、上記説明においては、外部記憶手段の一例として、DVDメディア107を用いて説明を行ったが、この発明はこれに限定されるものではなく、半導体メモリ等の他の着脱可能な記録メディアであっても、同様の効果を得ることができる。
【0173】
【発明の効果】
上記説明したように、この発明の実施の形態においては、放送受信装置で作成される番組情報テーブルが個々のDVDメディア107等にそれぞれ記録されることで、DVDメディア107毎に番組情報を管理することができる。
【0174】
また、これを表示することで、HDD記録再生手段106に記録された多数の番組の中から保存したい番組候補を検索することができる。
【0175】
また、”保存済み”アイコン、”未保存”アイコン等を付加して表示することで、どの番組を保存すれば良いか、またすでに保存済みで削除しても良い番組かがユーザに簡単に知らせることができる。
【0176】
このため、放送受信装置の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る放送受信装置を説明する構成図。
【図2】この発明の実施の形態に係る放送受信装置で作成される番組内容を説明する図。
【図3】この発明の実施の形態に係る情報分析手段の動作を説明するフローチャート。
【図4】この発明の実施の形態に係るタイトル検索モード時動作を説明するフローチャート。
【図5】この発明の実施の形態に係る番組リストの例を説明する図。
【図6】この発明の実施の形態に係るグラフィック生成手段から出力される表示画面の一例を説明する図。
【図7】この発明の実施の形態に係る放送受信装置の番組リスト生成手段の動作を説明するフローチャート。
【図8】この発明の実施の形態に係る放送受信装置の番組リストの例を示す図。
【図9】この発明の実施の形態に係る放送受信装置で表示される表示画像の例を示す図。
【図10】この発明の、他の実施の形態に係る番組情報を検索するフローチャート。
【図11】この発明の、他の実施の形態に係る番組リストを説明する図。
【図12】この発明の、他の実施の形態に係る表示画像を説明する図。
【図13】この発明の、他の実施の形態に係るタイトル検索モードの表示画像を示す図。
【図14】この発明の、他の実施の形態に係るジャンル検索モードの表示画像を示す図。
【図15】この発明の、他の実施の形態に係る放送受信装置の構成を説明する図。
【符号の説明】
101 … チューナ(放送受信手段)
102 … 選択手段
103 … MPEGデコード手段
104 … 画像切り替え手段
105 … 表示手段
106 … HDD記録再生手段(記録手段)
107 … DVDメディア(外部記録媒体)
108 … ディスク制御手段(外部記録媒体記録手段、番組情報テーブル記録手段)
109 … リモコン
110 … 制御手段
120 … 番組情報抽出手段
121 … 番組情報抽出手段
122 … 番組リスト生成手段(番組情報テーブル作成手段)
123 … 番組情報分析手段
124 … グラフィック生成手段
【発明の属する技術分野】
この発明は放送を受信する放送受信装置に係り、特に記憶媒体を備えた放送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の記憶媒体を備えた放送受信装置は、光ディスクやハードディスク内に記録した画像のライブラリー情報をハードディスク内で一元管理し表示している。(例えば特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−150754号公報(第10−11頁、図2、図3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1の技術は画像のライブラリー情報がハードディスク内で一元管理する技術であり、番組を外部記憶媒体毎に管理できる技術ではなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る放送受信装置は、番組およびこの番組に関する番組情報が含まれる放送を受信し、番組および番組情報を取得する放送受信手段と、前記放送受信手段に接続され、前記放送受信手段で取得された番組および番組情報を記録する記録手段と、前記放送受信手段に接続され、前記放送受信手段で取得された番組および番組情報を外部接続される外部記憶媒体へ選択的に記録する外部記録媒体記録手段と、前記記録手段に記録された番組と前記外部記録媒体に記録された番組とを互いに記録された番組情報に基づいて比較し、番組情報テーブルを作成する番組情報テーブル作成手段と、前記作成された番組情報テーブルを前記外部記録媒体へ記録する番組情報テーブル記録手段とを備えるように構成している。
【0006】
また、この発明に係る放送受信方法は、番組およびこの番組に関する番組情報が含まれる放送を受信し、番組および番組情報を取得するステップと、前記取得された番組および番組情報を記録媒体へ記録するステップと、前記取得された番組および番組情報を外部接続される外部記憶媒体へ選択的に記録するステップと、前記記録媒体に記録された番組と前記外部記録媒体に記録された番組とを互いに記録された番組情報に基づいて比較し、番組情報テーブルを作成するステップと、前記作成された番組情報テーブルを前記外部記録媒体へ記録するステップとを備えるように構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態を説明する。
【0008】
図1はこの発明の実施の形態に係る放送受信装置を説明する構成図である。
【0009】
符号101はチューナ(放送受信手段)、符号102は選択手段、符号103はMPEGデコード手段、符号104は画像切り替え手段、符号105は表示手段である。
【0010】
ここでは放送としてデジタル放送を例にとって説明する。放送局から送信されたデジタル放送信号はチューナ101で受信される。
【0011】
チューナ101は視聴者によって選択されたチャンネルの周波数を受信し、TS(Transport Stream)信号を出力する。このTS信号には映像/音声信号の他にジャンルやタイトル名等の番組情報が多重されている。
【0012】
上記チューナ101から出力されたTS信号出力、HDD記録再生手段106出力、ディスク制御手段108出力のいずれかが選択手段102で選択され、MPEGデコード手段103へ入力される。
【0013】
MPEGデコード手段103は、選択手段102で選択されたTS信号を復号化し映像信号を画像切り替え手段104に出力する。
【0014】
また、チューナ101出力をHDD記録再生手段106に記録するときは、チューナ101出力をHDD記録再生手段106に接続する。チューナ101出力をDVDメディア107に記録するときは、チューナ101出力をディスク記録再生手段108に接続する。
【0015】
また、HDD記録再生手段106に記録済みの番組をDVDメディア107に記録するときや、DVDメディア107に記録済みの番組をHDD記録再生手段106に記録するときは、HDD記録再生手段106とディスク記録再生手段108を接続する。
【0016】
リモコン109はユーザによって操作され、現在放送中の特定の放送局(チャンネル)を見るときは、リモコン109からチャンネル番号が制御手段110へ送信される。制御手段110はチューナ101の周波数制御等を行い、選択手段102がチューナ101出力信号をMPEGデコード手段103に供給するように制御する。MPEGデコード手段103は供給された出力信号をMPEGデコードして出力する。MPEGデコード手段103から出力された信号は、画像切り替え手段104へ供給され、MPEGデコード手段103出力を表示手段105に供給するように制御する。そして、放送中の番組の映像が表示手段105に表示される。
【0017】
符号106はHDD記録再生手段(記録手段)、符号107はDVDメディア(外部記録媒体)、符号108はディスク制御手段(外部記録媒体記録手段、番組情報テーブル記録手段)、符号109はリモコン、符号110は制御手段、符号120は番組情報抽出手段、符号121は番組情報抽出手段、符号122は番組リスト生成手段(番組情報テーブル作成手段)、符号123は番組情報分析手段、符号124はグラフィック生成手段である。
【0018】
HDD記録再生手段106は、選択手段102で選択されたチューナ101またはディスク記録再生手段108から出力されるTS信号をHDDに記録する。また、HDDに記録したTS信号を再生し選択手段102に出力して再生する。
【0019】
ユーザによってリモコン109が操作され、チューナ101出力をHDD記録再生手段106に記録する指示がなされると、制御手段110はチューナ101出力をHDD記録再生手段106に供給するように選択手段102を制御し、HDD記録再生手段106を記録モードに設定して番組記録を指示する。
【0020】
また、ユーザがリモコン109を操作してHDD記録再生手段106に記録済みの番組を再生する指示がなされると、制御手段110はHDD記録再生手段106出力をMPEGデコード手段103に供給するように選択手段102を制御し、HDD記録再生手段106を再生モードに設定して番組再生を指示する。
【0021】
ディスク記録再生手段108は、選択手段102で選択されたチューナ101またはHDD記録再生手段106から出力されるTS信号をDVDメディア107に記録する。また、DVDメディア107に記録されたデータを読み取りTS信号を選択手段102に出力して再生する。
【0022】
ユーザによってリモコン109が操作され、チューナ101出力をDVDメディア107に記録するように指示がなされると、制御手段110はチューナ101出力をディスク記録再生手段108に供給するように選択手段102を制御し、ディスク記録再生手段108を記録モードに設定してDVDメディア107に番組記録を指示する。
【0023】
また、ユーザによってリモコン109が操作され、DVDメディア107に記録済みの番組を再生する指示がなされると、制御手段110はディスク記録再生手段手段108出力をMPEGデコード手段103に供給するよう選択手段102を制御し、ディスク記録再生手段108を再生モードに設定して、ディスク記録再生手段108はDVDメディア107に記録済みの番組を読み出し再生を行う。
【0024】
また、ユーザによってリモコン109が操作され、HDD記録再生手段106に記録済み番組をDVDメディア107に記録するときは、HDD記録再生手段106出力をディスク記録再生手段108に供給するよう選択手段102を制御し、HDD記録再生手段106を再生モードにする再生指示を行い、ディスク記録再生手段108を記録モードにし、制御手段110はDVDメディア107への記録指示を行う。
【0025】
また、DVDメディア107からHDD記録再生手段106への記録は、ディスク記録再生手段108を再生モードに設定し、DVDメディア107に記録済みの番組を読み出し再生を行い、HDD記録再生手段106を記録モードに設定して番組記録を指示する。
【0026】
次にこの発明の実施の形態に係る放送受信装置の動作を説明する。
【0027】
図2はこの発明の実施の形態に係る放送受信装置で作成される番組内容を説明する図である。
【0028】
HDD記録再生手段106には、図2(a)に示す番組が記録済みである。またDVDメディア107には図2(b)に示すタイトル名が”ドラマA”を集めたDVDメディア107aが記録されているとする。
【0029】
ここでは、HDD記録再生手段106に記録されている多数の番組からタイトル名が”ドラマA”の番組を抽出してタイトル一覧を表示する例を用いて説明する。
【0030】
上記のように、ユーザがリモコン109の操作を行い、制御手段110に保存候補の番組を抽出するように指示する。そして、制御手段110は番組情報抽出手段120、121にその動作を行うように指示する。
【0031】
番組情報抽出手段120は、HDD記録再生手段106から記録済み番組の各番組情報を抽出する。番組情報抽出手段120は、図2(a)のようなジャンル、タイトル名、放送日、開始時刻等の番組データを抽出し、番組情報テーブルを作成する。そして、作成した番組情報テーブル(以下、HDD番組情報テーブルと呼ぶ)を番組リスト生成手段122に出力する。
【0032】
番組情報抽出手段121は、番組情報抽出手段120と同様に、ディスク記録再生手段108を介して、DVDメディア107aの記録済み番組の各番組情報を抽出する。番組情報抽出手段121は、図2(b)に示すジャンル、タイトル名、放送日、開始時刻等の番組情報を抽出し、番組情報テーブルを作成する。そして、作成した番組情報テーブル(以下、DVD番組情報テーブルと呼ぶ)を番組リスト生成手段122、番組情報分析手段123に出力する。番組情報分析手段123はDVD番組情報テーブルからDVDメディア107aの番組情報を分析する。
【0033】
図3はこの発明の実施の形態に係る情報分析手段の動作を説明するフローチャートである。
【0034】
スタートに続いて符号S301を付したステップへ進む。
【0035】
符号S301はジャンルが1種類かを判定するステップである。図2(b)のDVD番組情報テーブルから各番組情報のうちジャンル情報を比較し、ジャンルが1種類か否かを判定する。ジャンルが1種類であると判定された場合は符号S302を付したステップへ進む(Yes)。ジャンルが1種類ではないと判定された場合は符号S307を付したステップへ進む(No)。
【0036】
符号S302はジャンルを記憶保持するステップである。ジャンルが1種類であればそのジャンル名を記憶保持する。図2(b)の例ではジャンルは1種類で、ジャンル名は”ドラマ”と記憶する。続いて符号S303を付したステップへ進む。
【0037】
符号S303は、タイトルは1種類かを判定するステップである。ここでは、DVD番組情報テーブルから各番組情報のうちタイトル情報を比較し、タイトル名が1種類であるか否かが比較される。タイトルは1種類であると判定される場合は符号S304を付したステップへ進む(Yes)。タイトルは1種類ではないと判定される場合は符号S306を付したステップへ進む(No)。
【0038】
符号S304はタイトルを記憶保持するステップである。タイトル名が1種類であればそのタイトル名を記憶保持する。図2(b)の例ではタイトルも1種類で、タイトル名は”ドラマA”と記憶する。続いて符号S305を付したステップへ進む。
【0039】
符号S305はタイトル検索モードを指示するステップである。ここでは、番組リスト生成手段122にタイトル名で検索するように検索モードを指示する。続いて終了ステップ(エンド)へ進む。
【0040】
符号S306はジャンル検索モードを指示するステップである。続いて終了ステップ(エンド)へ進む。
【0041】
符号S307は全リスト表示を指示するステップである。続いて終了ステップ(エンド)へ進む。
【0042】
図4はこの発明の実施の形態に係るタイトル検索モード時動作を説明するフローチャートである。
【0043】
上記のように、番組リスト生成手段122は番組情報分析手段123から検索モードの指示を受け、番組情報分析手段123で記憶したタイトル名をキーワードにして、HDD番組情報テーブルからタイトル名が一致する番組の抽出を行う。
【0044】
まず番組リスト生成手段122は図2(b)に示すDVD番組情報テーブルを取りこみ、番組リストへ書き込む。また、番組リスト生成時に、DVDのみに記録されている番組か、HDDのみに記録されている番組か、またはHDDとDVDの両方に記録されている番組かを示す判別フラグを付加する。
【0045】
ここでは、番組が、DVDのみに記録されているときは判別フラグ=0、HDDのみに記録されているときは判別フラグ=1、HDDとDVDの両方に記録されているときは判別フラグ=2と定義している。
【0046】
また、番組情報分析手段123の分析結果から番組リスト生成手段122の動作モードを示すモードフラグも付加する。
【0047】
ここでは、タイトル名をキーワードにして検索するタイトル名検索モードで動作しているときはモードフラグ=1、ジャンル名をキーワードにして検索するジャンル名検索モードで動作しているときはモードフラグ=2、それ以外のモードのときは、モードフラグ=3と定義する。そして、番組リスト生成手段122では後述する図5(a)に示す番組リストが生成される。
【0048】
スタートステップに続いて符号S501を付したステップへ進む。
【0049】
符号S501は定数n=1に初期化するステップである。続いて符号S501を付したステップへ進む。
【0050】
符号S502は全ての番組データの読み込みを終了したかを判断するステップである。全ての番組データの読み込みを終了した場合は終了ステップ(エンド)へ進む(Yes)。全ての番組データの読み込みを終了しない場合は符号S503を付したステップへ進む(No)。ここでは読み込み中なのでS503に進む。
【0051】
符号S503はHDDの番組情報テーブルからn番目の番組データを読み込むステップである。ここでは上記図2(a)に示した番組情報テーブルから1番目の番組データを読み込む。続いて符号S509を付したステップへ進む。
【0052】
符号S509は、ジャンル名は一致するかを判断するステップである。すなわち、図3に示すS302で記憶したジャンル名と読み込んだ番組データのジャンル名が一致するかを判断する。ジャンル名は一致すると判断される場合はS504を付したステップへ進む(Yes)。ジャンル名は一致しないと判断される場合はS508を付したステップへ進む(No)。ここでは、上記図2(a)に示すように、1番目の番組はジャンル名が”ドラマ”なので一致したと判断し、S504に進む。
【0053】
符号S504はタイトル名が一致するかを判断するステップである。すなわち、上記図3に示すS304で記憶したタイトル名と読み込んだ番組データのタイトル名が一致するかを判断する。タイトル名が一致すると判断する場合は符号S505を付したステップへ進む(Yes)。タイトル名が一致しないと判断する場合は符号S508を付したステップへ進む(No)。ここでは、図2(a)に示すように、1番目の番組はタイトル名が”ドラマA”なので一致したと判断し、S505に進む。
【0054】
符号S505は番組リストに放送日、開始時刻が一致する番組データがあるかを判断するステップである。番組リストに書き込み済みの番組データと放送日、開始時刻の比較を行い、一致すればすでにDVDメディア107aに保存済みの番組と判断する。番組リストに放送日、開始時刻が一致する番組データがあると判断する場合は符号S506を付したステップへ進む(Yes)。番組リストに放送日、開始時刻が一致する番組データがないと判断する場合は符号S507を付したステップへ進む(No)。
【0055】
符号S507は判定フラッグ=1、モードフラッグ=1にして番組リストに追加するステップである。続いて符号S508を付したステップへ進む。
【0056】
符号S508はnをn=n+1とするステップである。続いて符号S502へ進み、上記処理が繰り返される。
【0057】
次に上記フローチャートを具体的に説明する。
【0058】
図5はこの発明の実施の形態に係る番組リストの例を説明する図である。
【0059】
図5(a)に示す番組リストの2番目の番組と上記図2(a)に示す1番目の番組は同じ番組なので一致し、S506に進む。S506では、図5(a)に示す2番目の番組の判別フラグを”2”に書き換え、図5(b)に示す番組リストに書き換える。そして、S508に進みn=2にカウントしS502に戻る。
【0060】
ここでは、まだ読み込み中なのでS503に進み、n=2なので図2(a)に示す2番目の番組データの読み込みを行い、S509に進む。
【0061】
ここでは、図2(a)に示す2番目の番組はジャンル名が”映画”なので、記憶したジャンル名と不一致となり、番組リストには書き込まれず再びS508に進み、n=3にカウントし、S502に戻る。
【0062】
ここでは、まだ読み込み中なのでS503に進み、n=3なので、図2(a)に示す3番目の番組データを読み込む。S509ではジャンル名が一致し、S504に進む。S504ではタイトル名が一致したのでS505へ進む。S505では、図5(b)に示す番組リストと比較して放送日が一致する番組データがないので、DVDメディア107aに記録されてないと判断し、S507に進む。S507ではS503で抽出した番組データを番組リストに追加し、このとき判別フラグ=1、モードフラグ=1として追加して、図5(c)に示すように、番組リストが書き換えられる。
【0063】
S507から再度S508に進み、n=4にカウントし、再びS502からS507の一連の動作フローを繰り返す。n=6のときに図2(a)に示す6番目の番組データを読み込み、タイトル名が”ドラマA”と一致するので、図5(d)の判別リストに書き換えられる。
【0064】
S502からS507の一連の動作フローを繰り返し、n=9となり、図2(a)に示す9番目の番組データの比較を行い、S508はn=10にカウントし、S502に戻る。図2(a)には10番目の番組データは存在しないのでS502は全ての番組データの読み込みが終了したと判断し、一連の動作フローを終了する。
【0065】
すなわち、図4の動作フローにより、番組リスト生成手段122は図5(d)に示す番組リストを得る。そして、得られた番組リストをグラフィック生成手段124に出力する。
【0066】
上述したように、番組情報抽出手段120の、HDD番組情報テーブルのタイトル名の比較動作を行い、タイトル名が一致した番組データを抽出することができ、図5(d)のような番組リストが生成される。
【0067】
図6はこの発明の実施の形態に係るグラフィック生成手段から出力される表示画面の一例を説明する図である。
【0068】
グラフィック生成手段124は番組リストに基づいて、図6に示すグラフィック画像を生成し、画像切り替え手段104を介して表示手段105に表示する。
【0069】
このとき、グラフィック表示手段124は判別フラグをチェックし、判別フラグ=2であれば” 該当する番組データ列に、保存済み”アイコンを表示し、判別フラグ=1であれば”未保存”のアイコンを表示する。
【0070】
この発明の実施の形態においては、このように作成された(例えば図5(d)に示す)番組情報テーブルをDVDメディア107へ記録する。
【0071】
すなわち、DVDメディア107には、実際に記録された番組(保存済表示)の他に、上記番組情報テーブルが記録される。
【0072】
この”未保存”の番組はHDD記録再生手段106から取得され、DVDメディア107へ記録編集される。
【0073】
この番組情報テーブルが個々のDVDメディア107等にそれぞれ記録されることで、DVDメディア107毎に番組情報を管理することができる。このため、DVDメディア107を例えば、ドラマAシリーズを保存するメディアとする管理を行うことができるので、DVDメディア107等を取り替えて、適宜、画像記録装置間を移動させることができる。
【0074】
このように表示することで、HDD記録再生手段106に記録された多数の番組の中から保存したい番組候補を検索することができ、また”保存済み”アイコン、”未保存”アイコン等を付加して表示することで、どの番組を保存すれば良いかまたすでに保存済みで削除しても良い番組かがユーザに簡単にわかる。
【0075】
上記のようにこの発明の実施の形態においては、DVDメディア107の番組情報からタイトル名が1種類か否かを分析し、タイトル名をキーワードにしてHDD記録再生手段106に多数記録されている番組から特定のタイトル名の番組だけを抽出できる。
【0076】
また、抽出した番組リストを表示するときにアイコン等を付加し、どの番組が未保存なのかをユーザにわかりやすく表示することができる。
【0077】
尚、上記例では”未保存”アイコンを付加した例を用いて説明を行ったが、表示するグラフィック画像の文字色を変えたり、色付けしたり、また該当する番組データ列を枠組みするようにして保存済み番組データと区別できるように表示しても同様の効果を得られる。
【0078】
次に、HDD記録再生手段に記録された中から同一ジャンルの番組リストを作成する例を説明する。
【0079】
DVDメディア107には図2(c)に示すタイトル名が複数で、ジャンル名が1種類で”ドラマ”の番組を集めたDVDメディア107bとし、HDD記録再生手段106の記録済み番組で同一ジャンルの番組リストを生成する例を説明する。
【0080】
図7はこの発明の実施の形態に係る放送受信装置の番組リスト生成手段の動作を説明するフローチャートである。
【0081】
番組リスト生成手段122のジャンル検索モードの動作フローを図7に示す。図4と同じステップは同じ番号を記し説明を省略する。図8に番組リスト生成手段122で生成する番組リストを示す。
【0082】
番組情報分析手段123では図3のS301でDVD番組情報テーブルのジャンル名が1種類であると判断し、S302でジャンル名を記憶しS303に進む。S303ではタイトル名が1種類か否かを判断し、図2(c)のDVD番組情報テーブルではタイトル名が複数なのでS306に進み、番組リスト生成手段122にジャンル名で検索するように検索モードを指示する。
【0083】
上記と同様に、番組リスト生成手段122は図2(c)に示すDVD番組情報テーブルを番組リストに図8(a)に示すように書き込む。このとき判別フラグ=0、モードフラグ=2として書き込む。
【0084】
図8はこの発明の実施の形態に係る放送受信装置の番組リストの例を示す図である。
【0085】
また図4と同様に、図2(a)に示す1番目の番組データを抽出して、S801でジャンル名が一致するか否かを判断する。ここではジャンル名が一致するのでS505に進む。
【0086】
図8(a)に示す番組リストに先述と同じく放送日、開始時間が一致する番組データがあるので、S802に進む。S802では番組リストの一致した番組データの判別フラグをチェックし、判別フラグ=0か否かを判断する。図8(a)に示す3番目の番組データが一致しており、この番組の判別フラグが”0”なのでS506に進む。
【0087】
S803で、図8(b)に示すように判別フラグ=2、モードフラグ=2に番組リストを書き換える。
【0088】
再びS502に戻り、S503で図5(a)に示す2番目の番組データを読み込み、S801でジャンル名が”映画”なので不一致と判断し、番組リストに追加せずS502に戻る。
【0089】
続いて3番目の番組データを読み込み、S801でジャンル名が一致し、S505に進む。図8(b)に示す番組リストには一致する番組データがないのでS804に進み、図8(c)に示すように判別フラグ=1、モードフラグ=2として番組リストをに追加し、S502に戻る。
【0090】
そして、上記一連の動作フローを繰り返し行い、番組リスト生成手段122は図8(d)の番組リストを生成する。
【0091】
この発明の実施の形態においては、このように作成された(例えば図8(d)に示す)番組情報テーブルをDVDメディア107へ記録する。
【0092】
すなわち、DVDメディア107には、実際に記録された番組(保存済表示)の他に、上記番組情報テーブルが記録される。
【0093】
この番組情報テーブルが個々のDVDメディア107等にそれぞれ記録されることで、DVDメディア107毎に番組情報を管理することができる。
【0094】
番組リスト生成手段122の番組リストからグラフィック生成手段124はグラフィック画像を生成し、図8に示す番組リストが図9(a)に示すような番組リスト画像として表示手段105に表示される。
【0095】
図9はこの発明の実施の形態に係る放送受信装置で表示される表示画像の例を示す図である。
【0096】
ここでは表示可能な番組リスト数を超えて複数ページに渡り表示する一例を挙げている。ユーザがリモコン109を操作して、図8(b)のように番組リストの続きのグラフィック画像をグラフィック生成手段124は生成し表示する。判別フラグをチェックし、”保存済み”アイコン、”未保存”アイコンを該当する番組データ列に表示するのは先述と同様である。
【0097】
この”未保存”の番組はHDD記録再生手段106から取得され、DVDメディア107へ記録編集される。
【0098】
尚、上記のように、タイトル名が複数のときは、DVDメディア107の番組情報からジャンル名検索を行い、ジャンル名が1種類か否かを分析し、ジャンル名をキーワードにしてHDD記録再生手段106に多数記録されている番組から特定のジャンル名の番組だけを抽出できる。
【0099】
また、抽出した番組リストを表示するときにアイコン等を付加し、どの番組が未保存なのかをユーザにわかりやすく表示することができる。
【0100】
尚、この例では”未保存”アイコンを付加しているが、表示するグラフィック画像の文字色を変えたり、色付けしたり、また該当する番組データ列を枠組みするようにして保存済み番組データと区別できるように表示しても同様の効果が得られる。
【0101】
また、DVDメディア107に記録されている番組データのジャンル名、タイトル名がばらばらであったり、DVDメディア107が未記録の場合、番組情報分析手段123は図3に示すS301からS307に進む。
【0102】
S307では、番組情報分析手段123から番組リスト生成手段122にHDD番組情報テーブルを全リスト表示するように指示を行う。
【0103】
番組リスト生成手段122は、HDD番組情報テーブルを番組リストに書き込み、グラフィック生成手段124でグラフィク画像を生成して表示手段105に表示する。
【0104】
以上説明したように、この発明の実施の形態においては、DVDメディアに記録されている各番組情報のDVD番組情報テーブルから、タイトル名が1種類であればタイトル名別の保存用DVDメディアだと判断できる。
【0105】
また、タイトル名は複数であるが、ジャンルは1種類であればジャンル名別の保存用DVDメディアだと判断できる。
【0106】
この番組情報分析手段の結果をもとに、HDD番組情報テーブルの多数の番組情報から条件のあった番組情報だけを抽出し、DVDメディアに記録済みか未保存かを示すアイコン等を付加して抽出した番組情報をグラフィック表示することで、ユーザにどの番組が保存対象かをわかりやすく表示することができる。
【0107】
また、番組情報手段120、121、番組リスト生成手段122、番組情報分析手段123を、例えばマイクロプロセッサ等で図3、図4、図7の動作フローによってソフトウェア的に構成することが可能であることも当然である。
【0108】
次に、この発明の、他の実施の形態を説明する。
【0109】
図10はこの発明の、他の実施の形態に係る番組情報を検索するフローチャートである。
【0110】
スタートステップに続いて符号S501を付したステップへ進む。
【0111】
符号S501は定数n=1に初期化するステップである。続いて符号S501を付したステップへ進む。
【0112】
符号S502は全ての番組データの読み込みを終了したかを判断するステップである。全ての番組データの読み込みを終了した場合は終了ステップ(エンド)へ進む(Yes)。全ての番組データの読み込みを終了しない場合は符号S503を付したステップへ進む(No)。ここでは読み込み中なのでS503に進む。
【0113】
符号S503はHDDの番組情報テーブルからn番目の番組データを読み込むステップである。ここでは上記図2(a)に示した番組情報テーブルから1番目の番組データを読み込む。続いて符号S1101を付したステップへ進む。
【0114】
符号S1101は、ジャンル名は一致するかを判断するステップである。ジャンル名は一致すると判断される場合はS508を付したステップへ進む(Yes)。ジャンル名は一致しないと判断される場合はS1102を付したステップへ進む(No)。
【0115】
符号S1102は判定フラッグ=1、モードフラッグ=1にして番組リストに追加するステップである。続いて符号S508を付したステップへ進む。
【0116】
符号S508はnをn=n+1とするステップである。続いて符号S502へ進み、上記処理が繰り返される。
【0117】
この発明の実施の形態は第1の実施例のタイトル検索モードとジャンル検索モードを組み合わせ、またタイトル名、ジャンル名が不一致の番組データも表示する例で、タイトル名が一致した番組データが優先度が高く、次にジャンル名が一致した番組データを優先して表示し、最後にジャンル名が不一致の番組データを表示する番組リストを生成する例である。
【0118】
ここでは例として、図2(b)に示すDVDメディア107aを用い、タイトル名が一致する番組を第1候補として挙げ、タイトル名が異なりジャンル名が一致する番組を第2候補として表示し、その後にその他のジャンル名の番組を表示する例を図11、図12を用いて説明する。
【0119】
図11はこの発明の、他の実施の形態に係る番組リストを説明する図である。
【0120】
図12はこの発明の、他の実施の形態に係る表示画像を説明する図である。
【0121】
番組情報分析手段123は、第1の実施例と同様に図2(b)に示すDVD番組情報テーブルを分析し、タイトル名が一致するのでタイトル検索モードで動作するように番組リスト生成手段122に指示する。
【0122】
番組リスト生成手段122は上記図4の動作フローによるタイトル検索モードを実行し、図11(a)の番組リストを生成する。尚、図11(a)は図5(d)と同じである。
【0123】
図4の一連の動作フローを終了し、タイトル検索モードを抜けると、次に番組リスト生成手段122は上記図7に示すジャンル検索モードによる動作を開始し、HDD番組情報テーブルからジャンルが一致する番組データの抽出を行う。
【0124】
図7に示すS503では、図2(a)に示す1番目の番組を読み込み、S801でジャンルが一致するのでS505に進む。
【0125】
S505では、図13(a)に示す2番目の番組と番組データが一致するのでS802に進む。
【0126】
S802では、番組リストの一致した2番目の番組の判別フラグをチェックし、判別フラグ=2なので番組リストに追加せず、S508に進む。判別フラグが”1”または”2”であれば既にタイトル検索モードで書き換えたまたは追加した番組データであるので、S802で番組リストの書き換えは行わないようにする。
【0127】
そして、図7に示す一連の動作フローを繰り返し、図2(a)に示す4番目の番組でジャンル名が一致するのでS505に進み、図11(a)に示す番組リストには一致する番組データがないので、S804に進み、図11(b)に示すように判別フラグ=1、モードフラグ=2にして番組リストに追加する。
【0128】
同様に、一連の動作フローを繰り返し行い、図2(a)に示す9番目のジャンル名が”ドラマ”で、タイトル名が”ドラマB”の番組が番組リストに追加され図11(c)のようにタイトル検索モードで抽出したタイトル名が”ドラマA”の番組リストに、ジャンル検索モードで抽出したでジャンル名が”ドラマ”の番組データが追加される。
【0129】
再びS508に進み、S502でHDD番組情報テーブルの全ての番組データの読み込みが終了したので、番組リスト生成手段122はジャンル検索モードを終了する。
【0130】
続いて、番組リスト生成手段122は図12の動作フローによりHDD番組情報テーブルからジャンル名が不一致の番組データの抽出を行う。図12は図4と同じ動作フローは同じ番号を付加し、説明を省略する。
【0131】
HDD番組情報テーブルに示す1番目の番組データを読み込み、S1101でジャンル名が一致するか否かを判別する。
【0132】
ジャンル名が一致すれば、すでにジャンル検索モードで抽出されており、S508に進む。n=2のとき、図2(a)に示す2番目の番組データを読み込む。S1101ではジャンル名が不一致なのでS1102に進む。
【0133】
S1102では、判別フラグ=1、モードフラグ=3にして図11(d)のように抽出した番組データを番組リストに追加する。
【0134】
S508に進み、n=3にカウントして再びS502に進む。一連の動作フローを繰り返し、図11(e)の番組リストが生成され、S502でHDD番組情報テーブルの全番組データの読み込みを終了して動作を終了する。
【0135】
この発明の実施の形態においては、このように作成された(例えば図11(e)に示す)番組情報テーブルをDVDメディア107へ記録する。
【0136】
すなわち、DVDメディア107には、実際に記録された番組(保存済表示)の他に、上記番組情報テーブルが記録される。
【0137】
この番組情報テーブルが個々のDVDメディア107等にそれぞれ記録されることで、DVDメディア107毎に番組情報を管理することができる。
【0138】
グラフィック生成手段124では、番組情報分析手段123の検索モード指示と図11(e)の番組リストが入力される。
【0139】
タイトル検索モードのときは、モードフラグ=1かつ判別フラグ=1の番組データに”未保存”アイコンを付加し、モードフラグ=1かつ判別フラグ=2の番組データに”保存済み”アイコンを付加するようにし、図12上部のようなグラフィック画像を表示する。
【0140】
また、この例では1ページで表示可能な番組数が超え複数ページにわたっており、ユーザがリモコン109を操作して次ページを表示すると、図12下部に示すようにジャンル名が不一致の番組を表示する。
【0141】
したがって、タイトル名が一致した番組データを優先度を高くして最初に表示し、次にジャンル名が一致した番組を表示し、最後にその他の番組のタイトル一覧を表示することができる。
【0142】
上述したように、DVDメディア107の番組情報からタイトル名が1種類ならば、タイトル名検索を行い、タイトル名検索終了後にジャンル名検索を行うことで、タイトル名が一致した番組データを優先度を高くし、次にジャンル名が一致した番組データを抽出して表示することも可能である。
【0143】
次にこの発明の、実施の形態に係る他の実施の形態を説明する。
【0144】
図13、図14はこの発明の、他の実施の形態を説明する図である。
【0145】
図13はこの発明の、他の実施の形態に係るタイトル検索モードの表示画像を示す図である。
【0146】
図14はこの発明の、他の実施の形態に係るジャンル検索モードの表示画像を示す図である。
【0147】
ここでは、図13(e)に示す番組リストを例にとり、タイトル名が一致した番組データの優先度が高く、次にジャンル名が一致した番組データを表示し、最後にその他の番組データの番組リストを表示するようにする。
【0148】
グラフィック生成手段124には、図13(e)に示す番組リストが入力される。グラフィック生成手段124は判別フラグをチェックし、判別フラグ=”0”または”2”であればDVDメディア107aの番組と認識し、判別フラグ=”1”または”2”であればHDD記録再生手段106の番組と認識する。番組リストを判別フラグにより、HDD番組リスト、DVD番組リストに分類し、図13に示すように表示手段105に表示するときにHDDタイトルとDVDタイトルと分けて表示する。
【0149】
また、図2(c)に示すDVDメディア107bの場合は、上記例と同様に情報分析手段122は、まずジャンル名検索モードで動作し、HDD記録再生手段106に記録済み番組からジャンル名が一致する番組を抽出して番組リストを生成した後、その他の番組データを番組リストに追加する。表示手段105には図14に示すようなグラフィック画像が表示される。
【0150】
このように表示することでユーザは、DVDメディア107に、どの番組が記録されているかを見ながら、HDD記録再生手段106に記録されている多数の番組のうち、保存すべき番組の優先度を決定する要因である”保存済み”アイコン、”未保存”アイコン等が表示されているので、どの番組をDVDメディア107に記録すれば良いかが、簡単に理解できる。
【0151】
この発明の実施の形態においては、このように作成された(例えば図5(d)に示す)番組情報テーブルをDVDメディア107へ記録する。
【0152】
すなわち、DVDメディア107には、実際に記録された番組(保存済表示)の他に、上記番組情報テーブルが記録される。
【0153】
この番組情報テーブルが個々のDVDメディア107等にそれぞれ記録されることで、DVDメディア107毎に番組情報を管理することができる。
【0154】
上記と同様に、”未保存”の番組はHDD記録再生手段106から取得され、DVDメディア107へ記録編集される。
【0155】
次にこの発明の他の実施の形態を説明する。
【0156】
上記説明した例では、TS信号の識別情報にタイトル名、ジャンル名等が含まれている場合を例に挙げて説明したが、この発明の実施の形態においては、TS信号にタイトル名,ジャンル名等の識別情報がなく別の手段でタイトル名,ジャンル名等の番組情報が取得できる構成でも実現できる。
【0157】
例えば、BSデジタル放送ではEPG(Electoronic Program Guide)という電子番組表が画像・音声データの他に送られてくる。また現行地上アナログ放送でも垂直帰先期間にEPGデータを送るサービスもある。また、インターネットを利用し、ネットワークを介してEPGを取得できるiEPG(Internet Electoronic Program Guide)と呼ばれるサービスもある。ここでは、これらを総称してEPGとする。
【0158】
図15はこの発明の、他の実施の形態に係る放送受信装置の構成を説明する図である。
【0159】
上記図1の説明と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
【0160】
チューナ101から、映像データ、音声データの他にEPGデータを含むTS信号が出力され、EPG情報取得手段1601へ入力される。
【0161】
また、ネットワーク接続手段1603は、適宜インターネットにアクセスし、EPGサービスのサイトからタイトル名、ジャンル名、放送日、開始・終了時刻、チャンネル等の各番組情報データを取得する。
【0162】
EPG情報取得手段1601は、TS信号からEPGデータを抽出するよう動作する。また、ネットワーク接続手段1603から送信されたインターネットを介した情報からEPGデータを取得する。
【0163】
番組情報テーブル生成手段1602は、EPG情報取得手段1603により取得されたEPGデータに基づいて、ユーザがリモコン109を操作してハードディスク記録再生手段106またはDVDメディア107への録画指示を行ったときに、録画する番組の番組情報(EPGデータに含まれる)を抽出し、所定の形式に変換してハードディスク記録再生手段106またはDVDメディア107の特定領域にある番組情報管理テーブルに追加する。
【0164】
ユーザが番組録画を実施するときには、EPGデータから番組情報を抽出して、この番組情報管理テーブル追加することで、ハードディスク記録再生手段106またはDVDメディア107に記録されている番組情報も保存される。
【0165】
上記と同様に、ユーザが番組保存用のDVDメディア107を放送受信装置へ挿入し、リモコン109を操作する。
【0166】
番組情報抽出手段120は、ハードディスク記録再生手段106の特定領域に保存されている番組情報管理テーブルを読み出して記憶する。同様に番組情報抽出手段121はDVDメディア107の特定領域に保存されている番組情報管理テーブルを読み出し記憶する。以後上記説明と同様の動作を行い、表示手段105に番組リストを表示する。
【0167】
この発明の実施の形態においては、このように作成された(例えば図5(d)に示す)番組情報テーブルをDVDメディア107へ記録する。
【0168】
すなわち、この発明の実施の形態においても、DVDメディア107には、実際に記録された番組(保存済表示)の他に、上記番組情報テーブルが記録される。
【0169】
この番組情報テーブルが個々のDVDメディア107等にそれぞれ記録されることで、DVDメディア107毎に番組情報を管理することができる。
【0170】
上記と同様に、”未保存”の番組はHDD記録再生手段106から取得され、DVDメディア107へ記録編集される。
【0171】
上記のように構成することで、この発明の実施の形態においては、例えばハードディスク記録再生手段106、DVDメディア107に記録したTS信号に番組情報が送信されていない場合においても、EPGデータ等を利用し、番組情報がハードディスク記録再生手段106、DVDメディア107にそれぞれ番組情報管理テーブルとして保存されていれば、この発明を実現することができる。
【0172】
尚、上記説明においては、外部記憶手段の一例として、DVDメディア107を用いて説明を行ったが、この発明はこれに限定されるものではなく、半導体メモリ等の他の着脱可能な記録メディアであっても、同様の効果を得ることができる。
【0173】
【発明の効果】
上記説明したように、この発明の実施の形態においては、放送受信装置で作成される番組情報テーブルが個々のDVDメディア107等にそれぞれ記録されることで、DVDメディア107毎に番組情報を管理することができる。
【0174】
また、これを表示することで、HDD記録再生手段106に記録された多数の番組の中から保存したい番組候補を検索することができる。
【0175】
また、”保存済み”アイコン、”未保存”アイコン等を付加して表示することで、どの番組を保存すれば良いか、またすでに保存済みで削除しても良い番組かがユーザに簡単に知らせることができる。
【0176】
このため、放送受信装置の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る放送受信装置を説明する構成図。
【図2】この発明の実施の形態に係る放送受信装置で作成される番組内容を説明する図。
【図3】この発明の実施の形態に係る情報分析手段の動作を説明するフローチャート。
【図4】この発明の実施の形態に係るタイトル検索モード時動作を説明するフローチャート。
【図5】この発明の実施の形態に係る番組リストの例を説明する図。
【図6】この発明の実施の形態に係るグラフィック生成手段から出力される表示画面の一例を説明する図。
【図7】この発明の実施の形態に係る放送受信装置の番組リスト生成手段の動作を説明するフローチャート。
【図8】この発明の実施の形態に係る放送受信装置の番組リストの例を示す図。
【図9】この発明の実施の形態に係る放送受信装置で表示される表示画像の例を示す図。
【図10】この発明の、他の実施の形態に係る番組情報を検索するフローチャート。
【図11】この発明の、他の実施の形態に係る番組リストを説明する図。
【図12】この発明の、他の実施の形態に係る表示画像を説明する図。
【図13】この発明の、他の実施の形態に係るタイトル検索モードの表示画像を示す図。
【図14】この発明の、他の実施の形態に係るジャンル検索モードの表示画像を示す図。
【図15】この発明の、他の実施の形態に係る放送受信装置の構成を説明する図。
【符号の説明】
101 … チューナ(放送受信手段)
102 … 選択手段
103 … MPEGデコード手段
104 … 画像切り替え手段
105 … 表示手段
106 … HDD記録再生手段(記録手段)
107 … DVDメディア(外部記録媒体)
108 … ディスク制御手段(外部記録媒体記録手段、番組情報テーブル記録手段)
109 … リモコン
110 … 制御手段
120 … 番組情報抽出手段
121 … 番組情報抽出手段
122 … 番組リスト生成手段(番組情報テーブル作成手段)
123 … 番組情報分析手段
124 … グラフィック生成手段
Claims (7)
- 放送を受信する放送受信装置において、
番組およびこの番組に関する番組情報が含まれる放送を受信し、番組および番組情報を取得する放送受信手段と、
前記放送受信手段に接続され、前記放送受信手段で取得された番組および番組情報を記録する記録手段と、
前記放送受信手段に接続され、前記放送受信手段で取得された番組および番組情報を外部接続される外部記憶媒体へ選択的に記録する外部記録媒体記録手段と、
前記記録手段に記録された番組と前記外部記録媒体に記録された番組とを互いに記録された番組情報に基づいて比較し、番組情報テーブルを作成する番組情報テーブル作成手段と、
前記作成された番組情報テーブルを前記外部記録媒体へ記録する番組情報テーブル記録手段とを備えることを特徴とする放送受信装置。 - 放送を受信する放送受信装置において、
番組およびこの番組に関する番組情報が含まれる放送を受信し、番組および番組情報を取得する放送受信手段と、
前記放送受信手段に接続され、前記放送受信手段で取得された番組および番組情報を記録する記録手段と、
前記放送受信手段に接続され、前記放送受信手段で取得された番組および番組情報を外部接続される外部記憶媒体へ選択的に記録する外部記録媒体記録手段と、
前記記録手段に記録された番組と前記外部記録媒体に記録された番組とを互いに記録された番組情報に基づいて比較し、番組情報テーブルを作成する番組情報テーブル作成手段と、
前記作成された番組情報テーブルを前記外部記録媒体へ記録する番組情報テーブル記録手段と、
前記外部記録媒体に記録された番組情報テーブルの内容を表示する表示手段とを備えることを特徴とする放送受信装置。 - 前記番組情報テーブルは前記外部記録媒体へ記録された番組と記録されていない番組が区別され、前記表示手段は前記外部記録媒体へ記録された番組と記録されていない番組が識別されるように表示されることを特徴とする請求項2に記載の放送受信装置。
- 前記番組情報テーブルに基づいて、前記外部記録媒体に記録されていない番組を前記記録手段から取得して前記外部記録媒体へ記録することを特徴とする請求項1乃至3に記載の放送受信装置。
- 前記番組情報テーブル作成手段は番組のジャンルに応じて番組を比較することを特徴とする請求項1乃至4に記載の放送受信装置。
- 番組およびこの番組に関する番組情報が含まれる放送を受信し、番組および番組情報を取得するステップと、
前記取得された番組および番組情報を記録媒体へ記録するステップと、
前記取得された番組および番組情報を外部接続される外部記憶媒体へ選択的に記録するステップと、
前記記録媒体に記録された番組と前記外部記録媒体に記録された番組とを互いに記録された番組情報に基づいて比較し、番組情報テーブルを作成するステップと、
前記作成された番組情報テーブルを前記外部記録媒体へ記録するステップとを備えることを特徴とする放送受信方法。 - 番組およびこの番組に関する番組情報が含まれる放送を受信し、番組および番組情報を取得するステップと、
前記取得された番組および番組情報を記録媒体へ記録するステップと、
前記取得された番組および番組情報を外部接続される外部記憶媒体へ選択的に記録するステップと、
前記記録媒体に記録された番組と前記外部記録媒体に記録された番組とを互いに記録された番組情報に基づいて比較し、番組情報テーブルを作成するステップと、
前記作成された番組情報テーブルを前記外部記録媒体へ記録するステップと、
前記外部記録媒体に記録された番組情報テーブルの内容を表示するステップとを備えることを特徴とする放送受信方法。
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---|---|---|---|
JP2003180691A JP2005020243A (ja) | 2003-06-25 | 2003-06-25 | 放送受信装置および放送受信方法 |
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JP2003180691A JP2005020243A (ja) | 2003-06-25 | 2003-06-25 | 放送受信装置および放送受信方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2003
- 2003-06-25 JP JP2003180691A patent/JP2005020243A/ja active Pending
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