以下、図面を参照して、実施の一形態について説明する。
図1は、実施形態に係る電子機器(記録再生装置)の一例を示す概略図である。なお、以下に説明する要素や構成は、処理装置すなわちマイクロコンピュータ(CPU(Central Processing Unit))によりソフトウェアで実現するものであってもよいし、ハードウェアで実現するものであってもよい。また、以下の記載において、放送は、空間を伝播する電波として放送事業者(放送局)が提供するもの、あるいはケーブル(光ファイバを含む)網やIP(Internet Protocol)網等のネットワークを通じて配信事業者が配信するもの、等を含む。なお、放送は、映像と音声または音楽もしくはその両者を含み、一定時間(放送時間)を単位とするさまざまな番組を提供する形態を示す。また、番組は、ストリームあるいはコンテンツもしくは情報と称する場合もある。なお、番組は、映像及び映像に付属する音声や音楽からなる。また、映像は、動画と静止画またはテキスト(コード化された符号列で示される文字や記号等で表される情報)の少なくとも1つを含む。なお、記録再生装置は、例えばディスプレイと所定の接続方式で接続することで、受信した映像あるいは既に記録した映像を、ディスプレイに表示できる。また、記録再生装置は、記録機能を有するテレビジョン受信装置(以下、テレビジョン装置と称する)であってもよい。なお、記録再生装置がテレビジョン装置として用意される場合においても、ディスプレイが別体であってもよい。例えば、ディスプレイは、テレビジョン装置と非接触で、記録再生装置からの表示信号を無線方式により取得するものであってもよい。
図1が示す記録再生装置1は、第1〜第3のチューナ部11、13、15、第1〜第3のチューナ部11、13、15が受信する放送波、あるいはネットワークを経由して取得する放送信号を復調する第1〜第3の復調器12、14、16、信号処理部(DSP)17、主制御ブロック20、等を含む。
第1のチューナ11は、放送衛星、例えばBS(Broadcasting Satellite)衛星あるいはCS(Communication Satellite)衛星を用いる伝送方式の放送波、すなわち衛星波を受信する。第1のチューナ11が受信する放送波は、第1の復調器(PSK(Phase Shift Keying)復調器)12が復調する。
第2のチューナ13は、地表波を用いる伝送方式の放送波、いわゆる地上デジタル放送を受信する。第2のチューナ13は、ネットワークを経由する放送信号(再送放送波)も受信できる。第2のチューナ13が受信する放送波は、第2の復調器(OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調器)14が復調する。
第3のチューナ15は、マルチチャンネル、例えば6ch(チャンネル)の地上デジタル放送(地上波)を受信する。第3のチューナ15は、ユーザが指定する時間帯において指定された全てのチャンネルの放送(番組)を録画するタイムシフト録画のために、指定された全てのチャンネルの放送を受信する。第3のチューナ15が受信する放送波は、第3の復調器(OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調器)16が復調する。
信号処理部(DSP(Digital Signal Processor))17は、任意のチューナが受信し、対応する復調器が復調した任意のチャンネルの放送すなわち番組を、TS(Transport Stream)すなわち映像信号(Video)、音声信号(Audio)および制御情報に分離する。制御情報は、例えばTS(ストリーム)の分配規則や、TSの内容(番組の説明)、放送スケジュールあるいは再放送番組であること、等を記述したPSI(Program Specific Information)もしくはSI(Service Information)すなわち番組配列情報、EPG(電子番組表)のためのコード(符号化情報)、等を含む。信号処理部(DSP)17は、外部信号入力端18に入力する映像信号および音声(音響)信号についても所定の処理を実行する。
主制御ブロック20は、CPU(主処理回路)21、ROM(読出専用メモリ)22、RAM(ランダムアクセスメモリ(ワークメモリ))23、NVM(不揮発性(書き換え可能)メモリ)24、時短処理部25、レイアウト情報保持部26、盛り上がり検出部27、を含む。
主制御ブロック20は、OSD(On Screen Display)信号生成部28、グラフィック処理部29、映像処理部30、音声処理部31と接続する。主制御ブロック20はまた、操作入力部(操作部)32、受信部(リモコン信号受付部)33、カードインタフェース(視聴情報管理部)34、明るさセンサ(環境情報取得部)35およびカメラ(視聴者情報取得部)36と接続する。主制御ブロック20はさらに、通信インタフェース(通信制御部)37、USB(Universal Serial Bus)インタフェース(外部装置接続制御部)38、ハイディフィニションメディアインタフェース(High-definition Digital Media Interface(HDMI(登録商標))規格に準拠するHDMIインタフェース39および記憶装置(HDD(Hard Disk Drive))S、等と接続し、それぞれの動作を制御する。
主制御ブロック20は、ROM22が保持する制御プログラムに従い動作するCPU21の制御に基づいてRAM23をワークメモリとして所定の処理を実行する。NVM24は、各種の設定情報や制御情報等を保持する。
主制御ブロック20は、受信部33を経由するリモートコントローラ(リモコンあるいはリモコン端末と称する場合もある)40からの指示入力あるいは操作部32からの操作入力である操作情報(制御コマンド)を受けつけ、装置1の各部(要素)を、操作情報に対応して動作するよう、制御する。主制御ブロック20はまた、装置1の映像表示器41が表示するリモコン40の個々のボタン(キー)に固有のマークと関連付けられ、表示中の画面毎に割りあてられる個々のボタン(キー)の操作に対応する制御コマンド(操作情報)に対応する各部の動作を制御する。
すなわち、主制御ブロック20は、リモコン40の任意のマークのボタン(キー)からの制御コマンドに対応する動作が映像表示器41の表示する画面表示に応じて異なる場合、表示中の画面表示において特定される動作を実行するよう、制御する。例えば、4色のカラーボタンの[赤]ボタンは、例えばメニュー画面を表示している場合においては、[戻る]ボタンとして機能する(主制御ブロック20は、[赤]がオンされたことを認識すると、1つ前の画面表示に戻るための制御コマンドが入力された、と判定し、各部に対応する制御コマンドを供給する)。一方で、例えば図18および図19が示す再生コース選択(決定)画面表示においては、[決定]ボタンとして機能する(主制御ブロック20は、[赤]ボタンがオンされたことを認識すると、その時点で選択されているカテゴリにおいて表示されている番組の再生コースが選択(決定)するための制御コマンドが入力された、と判定し、各部に対応する制御コマンドを供給する)。同様に、図18、他により後段に説明するガイド表示が表示する[0]−[10]のチャンネルボタン[数字ボタン]表示は、番組情報表示が複数のページにわたる場合にリモコン40の数字ボタン(キー)を通じて直接入力されるページを表示するための制御コマンドが入力された、と主制御ブロック20が判断して各部に対応する制御コマンドを供給できることを示す。
主制御ブロック20は、例えば時短再生モード(時短モードと呼称する場合もある)を適用する記憶済みの任意の番組の再生を受けつけると、短縮処理部25を起動する。短縮処理部25は、受けつけた時短再生モードを実現するために信号処理部17からグラフィック処理部29に出力すべき映像信号および音声信号の時間情報を取得する。時短再生モードは、第1の時短再生モード(標準モードAまたは標準モードB)、第2の時短再生モード(N分視聴モード(N分再生))および第3の時短再生モード(○分見モード)を含む。第1の時短再生モード(標準モードAまたは標準モードB)は、例えば番組中のCM部分や予告編、あるいはCM部分や予告編に加えて重複部分を再生しない。第2の時短再生モード(N分視聴モード(N分再生))は、番組中の盛り上がりシーンを抽出して、例えば15分あるいは30分もしくは10分程度、より好ましくは5分(N(Nは正の整数)分)程度で再生する。なお、N分視聴モードは、対象の番組を、例えば毎分あたりX(Xは正の数)秒ずつ再生するものであってもよい(再生時間長は元番組のX/60となる)。第3の時短再生モード(○分見モード)は、任意の第1の番組を一定の時間だけ再生し、引き続いて他の第2の番組についても(同一の)一定の時間だけ連続的に再生する。時短再生モードはさらに、番組を、例えば1.3倍または1.5倍の速度で再生する早見早聞モードを含む場合もある。短縮処理部25は、受けつけた時短再生モードに基づいて、記憶済みの番組を再生すべき個々の区間の開始時間と終了時間を、例えば放送開始時間からの経過時間情報としてCPU21が読み出し可能に、保持する。経過時間情報は、例えば「00時間00分00秒/00フレーム」で示す放送開始時間からの経過時間であり、例えば「hh時間mm分ss秒−ffフレーム」という形式であることが好ましい。開始時間と終了時間は、区間の先端と終端とに関連付けられることなく、例えば経過時間の順に、ある時点を示す情報であってもよい。
主制御ブロック20は、例えばCPU21のファームウェアあるいは独立に設けられるCM検出部およびまたは無音検出部により、本編と本編に付属する情報(CMや予告編)とを区分する。
主制御ブロック20はまた、これから再生しようとしている番組(録画済番組表による表示)に対して、リモコン40から[N分再生]ボタンもしくは[時短]ボタンによる指示を受けつけると、図2、他により説明する時短トップ画面表示を表示するよう、各部を制御する。時短トップ画面表示は、例えばレイアウト情報保持部26が保持する表示レイアウトの1つに基づいてグラフィック処理部29が表示処理したGUI(Graphical User Interface)であり、例えば再生の対象となる番組のサムネイルやサムネイルとともに表示すべき情報を表示レイアウト中の所定の位置に表示する。また、レイアウト情報保持部26が保持する画面レイアウトは、複数であり、例えば起動時間や曜日に基づいて、画面表示レイアウトを起動ごとに切り替えることができる。なお、設定により、画面表示レイアウトをユーザが固定化することも可能である。
主制御ブロック20はまた、[N分再生]ボタンによる再生指示入力を受けつけると、標準モードAまたは標準モードBが選択可能な時短再生モードよりもさらに短い、例えば15分、30分、45分あるいは10分もしくは5分のいずれかの時間で番組を再生可能なN分視聴モードを用いて番組の再生が可能に、盛り上がり検出部27をスタンバイ状態とする。
グラフィック処理部29は、信号処理部17から供給されるデジタルの映像信号に、OSD信号生成部28が生成するOSD信号および上述の時短トップ画面表示を表示可能な(時短トップ画面表示に対応する)表示信号、等を重畳して出力する。グラフィック処理部29はまた、信号処理部17からの出力映像信号とOSD信号生成部28が出力するOSD信号および上述の時短トップ画面表示を表示可能な表示信号とを選択的に出力することができる。出力映像信号とOSD信号および時短トップ画面表示を表示可能な表示信号は、グラフィック処理部29における処理において、それぞれ画面の半分(あるいは所定の比率による表示)を構成するように、組み合わせられることもある。
映像処理部30は、グラフィック処理部29から入力するデジタルの映像信号を、映像表示器41が表示可能な所定の解像度および出力方式に変換して、映像表示器41に出力する。なお、映像処理部30の出力は、例えば外部に接続する外部モニタ装置、あるいは投影装置(プロジェクタ装置)、等が接続可能な外部出力端に出力されてもよい。また、映像表示器41は、装置1と独立して設けられるものであってもよい。
音声処理部31は、信号処理部17から入力するデジタルの音声信号を、スピーカ42で再生可能に変換し、スピーカ42に出力する。なお、音声処理部31の出力は、例えばAV(Audio Visual)アンプ等が接続可能な音声出力端に分岐してもよい。また、スピーカ42は、装置1と独立して設けられるものであってもよい。
主制御ブロック20はまた、カードインタフェース(視聴情報管理部)34を経由してカード媒体Cから所定の情報(受信許諾)を読み取り、チューナ11、13、15による放送の受信を可能とする。
主制御ブロック20はさらに、通信インタフェース(通信制御部)37を介して、外部ネットワーク(例えばインターネット)NTWと接続可能である。従って、主制御ブロック20(装置1)は、ネットワークNTWを介して任意のプロバイダのサーバへアクセスし、そのサーバから各種の情報を取得することができる。なお、主制御ブロック20は、例えばCPU20のファームウェア、あるいはネットワークNTWを通じて取得可能なアプリケーション(プログラム)として、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ機能を有することができる。DHCPサーバ機能を有する場合は、LAN(Local Area network)対応の外部機器、例えばデジタルリビングネットワークアライアンス(Digital Living Network Alliance(DLNA(登録商標))規格に準拠する他の機器(別のテレビジョン装置、等)との間で、情報(番組/コンテンツ)の受け渡しが可能である。なお、通信インタフェース37は、例えばWiFi(Wireless Fidelity)規格等に準拠する近距離無線通信機器との間の無線通信を実現する。近距離無線通信規格としては、例えばBluetooth(登録商標)規格やNFC(Near Field Communication)等も利用可能である。通信インタフェース37はまた、例えばタブレット端末(スマートフォンや携帯可能なPC(パーソナルコンピュータ))との間の直接通信を行う。
通信インタフェース37はさらに、外部ネットワークNTWへのアクセスと外部ネットワークNTW上のさまざまなサービスサーバ、例えばSNS(Social Network Service)サーバやTimeOnサーバからの情報の取得のための入力情報の送信や情報の取得(受信)、等を制御する。
主制御ブロック20はまた、USBインタフェース38を介して接続可能なUSB接続外部装置と接続する。USB接続外部装置は、例えばUSB接続によるデータ(情報すなわち番組/コンテンツ)の書き込みと読み出しとが許可されたUSB接続のHDDや文字入力装置(キーボード)あるいは操作支援装置(マウス)、等であり、装置1が受信した番組の保存(記憶)や、記憶した番組の再生(読み出し)が可能である。なお、USBインタフェース38にUSB接続のHDDを接続した場合、主制御ブロック20と接続する記憶装置SまたはUSB接続のHDDのいずれか、またはそれぞれにおける記憶容量の一定の範囲内で、タイムシフト録画が可能となる。なお、主制御ブロック20と接続する記憶装置Sを、ユーザがチャンネル(または番組名)と日時とを指定して番組単位で録画するPVR録画のために割り当てることも可能である。
主制御ブロック20はさらに、HDMIインタフェース39を経由して接続可能な外部機器、例えばDVD(Digital Versatile Disk)規格の光ディスク(DVDディスク)への情報の書き込みとDVDディスクからの情報の読み出しが可能な記録再生装置(DVDレコーダ)との間で、情報(番組/コンテンツ)の記録と再生を行なうことができる。記録再生装置は、例えばBlu−ray(登録商標)規格の光ディスク(BDディスク)への情報の書き込みとBDディスクからの情報の読み出しが可能なBDレコーダであってもよいし、SSD(Solid State Drive)と称する半導体記憶装置であってもよい。
主制御ブロック20はまた、明るさセンサ(環境情報取得部)35が取得する装置1が設置されている場所の明るさ(周囲環境情報)に対応する明るさ検出信号に応じて、例えば輝度(バックライトの発光量)を制御し、画面表示の明るさの調整、等を行うことができる。
主制御ブロック20はさらに、カメラ36からの画像信号を取り込み、取り込んだ画像信号を各種の処理、例えばTimeOnサーバから取得するシーン情報の(視聴者(ユーザ)毎の識別、等のために利用することができる。
なお、主制御ブロック20は、CPU21のファームウェアとして、あるいは独立して主制御ブロック20がアクセス可能に設けられるハードウェアとして、電子番組案内(EPG)データベースや番組情報処理部を含む。EPGデータは、番組(放送信号)とともに送られてくる(TSから分離される)付加情報である。付加情報は、番組供給元である放送局の情報(ch(チャンネル)情報)、番組固有のID、番組名、番組のジャンルまたはカテゴリ、番組の内容や出演者の情報、等を簡略化して記述したデータ(番組情報)、番組の放送開始時刻、放送時間の長さ(または放送終了時刻)、等を含む。付加情報は、番組の製作者のコメント、等を含む場合がある。付加情報は、属性情報と称される場合もある。番組情報処理部は、EPGデータベースが保持するEPGデータを用いて、番組表を作成することができる。番組情報処理部はまた、番組情報に関する各種の表示出力(OSD出力)を生成することができる。
主制御ブロック20はまた、CPU21のファームウェアとして、あるいは独立して主制御ブロック20がアクセス可能に設けられるハードウェアとして、操作入力処理部を有する。操作入力処理部は、リモコン40からの指示入力や操作部32からの操作入力である操作情報に対応して装置1全体の応答動作に反映させる。操作入力処理部は、例えば映像表示部41が表示する画面表示中のカーソルの移動、決定指令([決定]ボタンオン)への応答、録画予約情報の生成、等を実現できる。
図2に、映像表示部が表示する時短トップ画面表示(単に、画面表示と略称する場合もある)の表示の一例を示す。
画面表示(時短トップ画面全体)51は、トピックス番組表示領域(第1ブロック<画面左側>)510と、話題のシーン表示領域(第2ブロック<画面中央>)530と、よく見る番組表示領域(第3ブロック<画面右側>)540と、からなる3ブロックの表示領域501を含む。すなわち、画面表示51は、ユーザ操作(制御入力)を受けつけ、画面表示51から起動可能なさまざまな動作モードを起動するための任意数のボタン表示、を含む。画面表示51はまた、他の画面表示においても表示する日時及びまたは時刻、等を表示する。例えば、画面右上の所定の範囲内に日時情報(現在情報)表示領域502を、表示領域501の左右の両側の所定の範囲内に次ブロック表示指示ボタン(進むボタン表示)503Fおよび前ブロック表示指示ボタン(戻るボタン表示)503Rを、表示する。
トピックス番組表示領域(第1ブロック)510は、トピックス番組表示領域(第1Aブロック)520とトピックス番組表示領域(第1Bブロック)580とを含んでもよい。
トピックス番組表示領域510は、名称表示タイル(第1ブロック名称表示)511を、表示領域510の左上の所定の位置に含む。第1ブロック(トピックス番組表示領域)510が、第1Aブロック520と第1Bブロック580とを含む場合は、第1Aブロック名称タイルおよび第1Bブロック名称タイルは表示されない。第1Aブロック520は、第1番組表示領域(15分枠(A1))521、第2番組表示領域(30分枠(A2))522および第3番組表示領域(60分枠(A3))523、を含む。第1Bブロック580は、第1番組表示領域(B1)581と第2番組表示領域(B2)582とを含む。個々の番組表示領域は、表示領域内の所定の位置、例えば右上に視聴終了までに必要となる視聴時間(モード毎の再生時間(再生時間長))を表示する。
トピックス番組表示領域510は、例えばニュースのような放送終了後、一定の時間内に視聴すべき番組について、例えば15分で視聴できるニュース、30分で視聴できるニュース、60分で視聴できるニュースの3つのカテゴリに分けて、各々のカテゴリに表題画像を配置する。特に、ニュースのような次回放送時に内容が変更されるような番組については、短時間で視聴できる(見終わる)ことを優先して、第1Aブロック520において、第1番組表示領域(A1)521に15分で視聴できるニュースを表示する。なお、30分で視聴できるニュースを第2番組表示領域(A2)522に、60分で視聴できるニュースを第3番組表示領域(A3)523に、それぞれ表示することで、ユーザの選択肢を確保できる。また、同一の長さの番組が複数存在する場合には、最新の番組のみを表示する。
なお、例えば12時間以内もしくは6時間以内で、最も直近に録画された番組を「最新番組」として、各表示領域に表示する。これにより、ニュース番組がしばらく録画されておらず、再生しても古いニュースとなってしまうことを避けることができる。但し、タイムシフト録画における録画時間が、広くニュース番組の放送がある時間帯、例えば17時〜23時を含まない場合、ニュースの最新番組が欠落することも考えられる。このため、タイムシフト録画の初期設定(工場出荷時のデフォルト設定)においては、17時〜23時を含ませることが好ましい。
また、第1番組表示領域521は、第2番組表示領域522あるいは第3番組表示領域523と比較して表示面積が4倍程度となる大きさを有し、ユーザの視聴意欲を引き出す(ユーザの視聴意欲を高める)ことを考慮している。すなわち、第1Aブロック520の中で視聴時間の短いものを大きい表示面積で表示している。なお、その逆で視聴時間の短いものを小さい表示面積で表示することも可能である。
トピックス番組表示領域510における第1番組表示領域521、第2番組表示領域522および第3番組表示領域523は、「ニュース/報道」のカテゴリでヒットした番組をコンテンツ時間(番組表が示す放送時間長)で絞り込み、それぞれのコンテンツ時間において、最新の番組を表示する。
第1番組表示領域521は、15分ニュースとして、15分以内の(ニュース)番組でソートし、ヒットした最新番組を表示する。表示領域521の右上に、番組の長さ(15分)を表示している。
第2番組表示領域522は、30分ニュースとして、15−30分以内の(ニュース)番組でソートし、ヒットした最新番組を表示する。表示領域522の右上に、番組の長さ(30分)を表示している。
第3番組表示領域524は、60分ニュースとして、30−60分以内の(ニュース)番組でソートし、ヒットした最新番組を表示する。表示領域523の右上に、番組の長さ(60分)を表示している。
サムネイル(画像)のサイズは、映像表示部41が横1920画素(px)×縦1080画素(px)を表示可能なフルハイビジョン表示器である場合に、
15分表示枠(表示領域)521で、384(px)×384(px)、
30分表示枠(表示領域)522で、192(px)×192(px)、
60分表示枠(表示領域)523で、192(px)×192(px)、
になるよう、横方向の左右をトリミングすることが好ましい。ただし、表示領域のサイズや分割方法はこの限りではない。
トピックス番組表示領域510はまた、例えばスポーツや天気予報のような、ユーザが通常視聴するであろう特定のカテゴリの番組を、第1Bブロック580の第1番組表示領域(B1)581および第2番組表示領域(B2)582に、常時表示することが好ましい。但し、サムネイルのサイズは、映像表示部41が横1920画素(px)×縦1080画素(px)を表示可能なフルハイビジョン表示器である場合に、
192(px)×192(px)、
として、第1Aブロック520の第1番組表示領域521が表示する15分ニュースの視聴を誘うことが好ましい。ただし、表示領域のサイズや分割方法はこの限りではない。
すなわち、図2の画面表示例は、1Aブロック520の表示領域521に「15分ニュース」を、表示領域522に「30分ニュース」を、表示領域523に「60分ニュース」を、1Bブロック580の表示領域581に「スポーツ」を、表示領域582に「お天気」を、それぞれ表示する例を示している。なお、ニュースに関しては、「15分ニュース」、「30分ニュース」、「60分ニュース」の3つのカテゴリに区分して、それぞれのカテゴリの表示領域に、サムネイルを配置する。また、それぞれのサムネイルは、ヒットしたニュースと関連付けられた画像(サムネイル)をキャプチャして、表示する。
このような時短トップ画面表示モードを用意することにより、例えばユーザが帰りの電車内、等において、スマートフォン、タブレット端末、等で知ったニュースを、大きな画面のテレビジョン受信装置1が表示する映像(記憶した番組)で、すばやく確認することが可能となる。なお、ニュースやスポーツのような時事要素(トピックス)を濃密視聴(時短モード)でお勧めして視聴を誘発することで、ユーザが大きな画面のテレビジョン受信装置1にて映像(記憶した番組)を視聴する機会が減少することを抑止できる(飽きられることが少なくなる)。
話題のシーン表示領域(画面中央の第2ブロック)530は、名称表示タイル(第2ブロック名称表示)531を、表示領域530の左上の所定の位置に含む。第2ブロック(話題のシーン表示領域)530は、1つの大きなサイズの第1番組表示領域(2−1)532、4つの小さなサイズの第2番組表示領域(2−2)533、第3番組表示領域(2−3)534、第4番組表示領域(2−4)535および第5番組表示領域(2−5)536を含む。個々の表示領域は、表示領域内の所定の位置、例えば右上に視聴終了までに必要となる視聴時間を表示する。
話題のシーン表示領域530は、例えば急上昇ワードと字幕シーン検索とを組み合わせることにより抽出する急上昇ワードについて、例えば上位5個を含む番組を表示する。例えば、上位1位のキーワードを含む番組を第1番組表示領域532に、残りの4つのキーワードを含む番組を、第2番組表示領域533、第3番組表示領域534、第4番組表示領域535および第5番組表示領域536のそれぞれに表示する。また、話題のシーン表示領域530は、例えばネットワークNTW上のさまざまなサービスサーバ、例えばSNSサーバやTimeOnサーバから取得するシーン情報を参照して特定できる対象番組中の任意のシーンを表示してもよい。
サムネイル(画像)のサイズは、映像表示部41が横1920画素(px)×縦1080画素(px)を表示可能なフルハイビジョン表示器である場合に、
第1番組表示領域532で、384(px)×384(px)、
第2番組表示領域533で、192(px)×192(px)、
第3番組表示領域534で、192(px)×192(px)、
第4番組表示領域535で、192(px)×192(px)、
第5番組表示領域536で、192(px)×192(px)、
になるよう、横方向の左右をトリミングすることが好ましい。ただし、表示領域のサイズや分割方法はこの限りではない。
サムネイル(画像)は、そのシーンの画面を、画面キャプチャしたものを用いることが望ましい。また、画面(表示領域)中央に「急上昇ワード」を表示し、背景をサムネイルとする。
なお、フォーカスがあてられている(選択された)番組の表示領域は、例えば「縁取り表示」やハイライト表示、等に変更する。
また、図2において、第2ブロック530の各表示領域532、533、534、535および535が表示するサムネイルは、その5つのキーワードの内容に即して収集した番組あるいはシーンと対応づけられている。図2の例では、「大相撲」、「2015」、「モンスター」、「スーパームーン」、「馬は友だち」、の上位5つのキーワードに対応するサムネイルを背景とし、各表示領域の中央に、表示領域532においては「大相撲」を、表示領域533においては「2015」を、表示領域534においては「モンスター」を、表示領域534においては「スーパームーン」を、表示領域534においては「馬は友だち」を、それぞれ、表示している。なお、シーンは、例えばネットワークNTW上のさまざまなサービスサーバ、例えばSNSサーバやTimeOnサーバから取得するシーン情報を参照して特定する。このため、個々の表示領域は、パーフォレーション(フィルムマーク)状のシーン識別表示(図4により後段に詳述する)を、個々の表示領域内に表示することが好ましい。また、シーンを表示する場合は、終了時間を特定することが困難な場合もあるため、時短再生モードにおいて表示領域内に表示する視聴時間(再生時間長)を表示しないものとする。
なお、名称表示タイル(第2ブロック名称表示)531は、「すべて見る」ボタン表示を含む。「すべて見る」ボタン表示をオンすると、例えば図8が示すように、急上昇ワード上位10個を含む番組を、例えば5行×2列で、表示することが好ましい。
図8が表示するキーワード(画面表示)を選ぶと、タイトル表示領域1160に、そのキーワードが表示され、ヒットしたシーンを一覧表示する。
図8が表示する画面表示(キーワード)にカーソルを移動して[決定]/[選択]をオンすると、操作入力(選択)後、直ちに全画面再生に移行することが好ましい。
また、急上昇ワードを特定する条件として、ユーザの嗜好を学習し、急上昇ワードと字幕シーン検索とユーザの嗜好とを組み合わせてもよい。
よく見る番組表示領域(第3ブロック)540は、名称表示タイル(第3ブロック名称表示)541を、表示領域540の左上の所定の位置に含む。第3ブロック(よく見る番組表示領域)540は、それぞれ、192(px)×192(px)サイズ(1920×1080のフルハイビジョン表示の場合)の第1(3−1)〜第8(3−8)の8つの表示領域542〜549を含む。
第1番組表示領域542〜第8番組表示領域549は、それぞれユーザの嗜好やタイムシフト録画するCH(チャンネル)情報や録画時間帯の情報、等に基づいて抽出する番組、もしくは1話(1回)以上を視聴した連続ドラマやあるテーマに基づいて複数回の番組が用意されるシリーズ番組(同一番組シリーズ)、等を表示する。
例えば、第1表示領域542において「ドクターヘリ」を、第2表示領域543において「名探偵ゴエモン」を、第3表示領域544において「未来少年」を、第4表示領域545において「水曜ドラマ」を、第5表示領域546において「連続小説」を、第6表示領域547において「アニメxx第9話」を、第7表示領域548において「バライティの星」を、第7表示領域548において「ドラマ明日の天気は?」を、それぞれ表示している。なお、同一番組シリーズで、未視聴の番組が複数ある場合は、第5表示領域546が示すように、1つのフォルダにフォルダリングして、まとめて表示する。第5表示領域546が示すフォルダリングされた番組は、[決定]/[選択]を指示することで、図6が示すように、例えば5行×2列で、最大10話(回)まで、それぞれの話数(回)の番組を表示する。なお、フォルダリングされた番組の話数(回)が10を越える場合は、画面表示内の右側の所定の範囲内に表示される次画面表示指示ボタン(進むボタン表示)503Fをオンすることで、次の(11話(回)以降の)番組を表示する。また、次画面表示指示ボタン(進むボタン表示)503Fへの操作入力により、表示中の番組の最も話数(回)の番組が初回(第1話)までを表示できない場合は、画面表示内の左側の所定の範囲内に前画面表示指示ボタン(戻るボタン表示)503Rが表示される。戻るボタン表示503Rをオンすることにより、表示中の番組の最も話数(回)の番組よりも話数(回)の少ない(若い)番組が、10話(回)単位で表示される。なお、図6が示す複数の番組の一括表示においては、連続ドラマ等の時系列を伴う番組については、録画(記憶)した日時が古い番組から順に表示することが好ましい。
画面表示51はまた、表示領域501の上方右側の所定の位置に、時短モード表示領域550を含む。時短モード表示領域550は、N分視聴モード表示(表示その1)551、標準モードA表示(表示その2A)552A、標準モードB表示(表示その2B)およびオフ表示(表示その3)553を含む。N分視聴モード表示(表示その1)551は、現在の時短モードがN分視聴モードであることを示す。標準モードA表示(表示その2A)552Aは、時短モードが標準モードAであることを示す。標準モードB表示(表示その2B)552Bは、時短モードが標準モードBであることを示す。オフ表示(表示その3)553は、時短モードがオフであることを示す。表示その1(N分視聴モード表示)551、表示その2A(標準モードA表示)552A、表示その2B(標準モードB表示)552Bおよびオフ表示553は、画面表示領域501の下方中央の画面内ボタン表示領域590が含むカラーボタンの[緑]色ボタン表示592がオン(対応するリモコン40の[緑]ボタンがオン)される毎に、順に切り替わる。任意の時短モード選択時においては、第1ブロック、第2ブロック、第3ブロックのいずれにおける番組表示領域においても、個々の番組表示領域の視聴時間の表示が、選択した時短再生モード(時短モード)毎に変更される。
標準モードAは、例えば対象の番組のCM部分と予告部分を再生しないことにより、例えば60分の番組を、45程度で視聴可能である。
標準モードBは、例えば対象の番組のCM部分と予告部分および重複部分を再生しないことにより、例えば60分の番組を、40程度で視聴可能である。
N分視聴モードは、番組中の盛り上がりシーンを抽出して、例えば15分あるいは30分もしくは10分程度、より好ましくは5分程度で再生する。また、N分視聴モードにおいては、時短モード表示領域550においてN分視聴モード表示551に割り当てられている色と同じ色のリモコン40のカラーボタンをオンする毎に、例えば「5分再生」、「10分再生」、「15分再生」、「30分再生」および「45分再生」が、サイクリック(ロータリ)式に変化することが好ましい。
オフ表示は、時短モードの終了、すなわち対象の番組の全編の再生を可能とする。
なお、第1番組表示領域542〜第8番組表示領域549のそれぞれが表示する番組に対して表示される視聴時間は、選択された時短再生モード(時短モード)に基づいて変更される。また、第1番組表示領域542〜第8番組表示領域549のそれぞれが表示する任意の番組を再生する場合、どの番組を選択しても、選択されている時短再生モード(時短モード)で再生される。すなわち、同一のブロック内に表示される任意数の番組には、選択されている時短再生モード(時短モード)が適用される。
なお、リモコン40に用意される複数のカラーボタン(多くの場合、[青]ボタン、[赤]ボタン、[緑]ボタンおよび[黄]ボタン4個)は、画面内に表示する各色のボタン表示に割り当てられる(ボタン表示の近傍に表示される)さまざまな制御コマンドや、例えば[決定]/[選択]/[戻る]、等の特定のコマンドを、直接指示入力可能である。また、それぞれのカラーボタンと画面内に表示する各色のボタン表示の内容は、さまざまな画面表示において、任意に(画面毎に)、割り当てられるものとする。なお、任意のカラーボタンからの直接指示入力が割り当てられていない画面表示においては、画面表示内において、その色のカラーボタンの表示が省略される場合もある。
画面表示51はまた、表示領域501の上方の所定の位置に、表示中の番組(主として第2ブロック)のカテゴリを表示するカテゴリ表示領域560を含む。カテゴリ表示領域560が表示するカテゴリは、第3ブロックが表示する番組のカテゴリを表示する場合もある。カテゴリ表示領域560が表示するカテゴリは、第2ブロックと第3ブロックが表示する番組のカテゴリを表示する場合もある。カテゴリ表示領域560が表示するカテゴリは、第1ブロック〜第3ブロックが表示する番組のカテゴリを表示する場合もある(全てのブロックが同じカテゴリの番組に関する表示である場合)。
画面表示51はまた、表示領域501の下方の概ね中央に、フォーカス中(現在番組)情報表示領域570を含む。フォーカス中情報表示領域570は、フォーカス中番組名表示領域571、フォーカス中番組情報表示(文字列)572、フォーカス中番組CH(チャンネル)/放送時間)表示573およびフォーカス中番組供給元(CH識別子(icon(アイコン)/ロゴマーク))表示574を含む。
番組情報エリア570においては、リモコン40を用いてユーザがフォーカスしている番組について、番組名表示領域571が番組名を、番組情報表示(文字列)572が番組概要(内容説明)を、番組CH(チャンネル)/放送時間)表示573が放送種別、3桁番号(ch番号)、放送日時を、それぞれ表示する。なお、番組CH(チャンネル)すなわち放送局(番組供給元)が、識別のためのiconやロゴマークを制定し、公表している場合は、表示領域574に表示する。
画面表示51はまた、表示領域501の下方の概ね中央のフォーカス中情報表示領域570の下方に、リモコン40に固有のカラーボタン([青]ボタン、[赤]ボタン、[緑]ボタンおよび[黄]ボタン)のそれぞれから、直接的に制御信号が入力可能な画面内ボタン表示領域590を含む。画面内ボタン表示領域590は、表示内容の更新指示を受けつける[青]ボタン表示591および時短モードの起動および時短モードの切り替え指示を受けつける[緑]ボタン表示592を含む。なお、それぞれのカラーボタン表示591〜594の近傍の所定の位置(図示する例では各ボタンの右側)には、各ボタンが指示入力可能なモード名あるいは制御コマンド名が文字列により表示される。
より詳細には、図2が示す時短トップ画面表示は、リモコン40における、例えば[N分再生]ボタンあるいは[時短]ボタンをユーザが押すことにより、映像表示部41が表示する時短再生モードに対するユーザの操作入力を受けつけるGUI画面表示の一例である。
図2が示す時短トップ画面表示51において、第1ブロック510(1Aブロック520と1Bブロック580)および第3ブロック540の個々の表示領域521、522および523ならびに表示領域581および582は、ユーザにお勧めする番組あるいは番組の一部分を切り出したシーン(複数のシーンをまとめて1つにしたものも含む)を紹介する画像を、表示する。なお、それぞれの表示領域521、522および523(1Aブロック520)、581および582(1Bブロック580)は、再生すべき対象となる番組のサムネイルやサムネイルとともに表示すべき情報をそれぞれのブロックが表示するカテゴリに従って分類し、それぞれの表示領域(表示枠)内の所定の位置に、表示する。
それぞれのサムネイルは、例えば再生の対象となる番組あるいはシーンの中から、それら(番組あるいはシーン)の特徴をよく表している一場面をキャプチャして作成することが好ましい。各表題画像は必ずしもキャプチャした画像である必要はなく、任意の画像を表示できる。ユーザは、各表示領域が表示しているサムネイルにカーソルを移動して任意の番組を選択する(リモコン40により指示入力する)ことで、個々のサムネイル(表示領域)に対応した番組あるいはシーンを視聴することができる。なお、リモコン40から指示入力があった(選択された)サムネイル(表示領域)が表示する番組は、指示入力を受けつけた時点で、直ちに全画面再生に移行することが好ましい。
すなわち、各表示領域が表示するサムネイルは、サムネイルが特定する番組の再生を開始するための指示入力ボタンとして機能する。これにより、ユーザは、リモコン40のスクロールボタンあるいは表示切替ボタン、等を操作して任意のサムネイル(表示領域)にカーソルを移動し、[決定]ボタンもしくは[選択]ボタンをオンして再生したい番組を選択することで、サムネイルが表示する番組あるいはシーンを、容易に視聴することができる。これにより、ユーザは視聴したい番組あるいはシーンを、視覚的に選択することが可能となる。
なお、時短トップ画面表示においては、各ブロックが表示する番組の情報(サムネイル)を更新するタイミングを、毎正時(00分)から所定時間、例えば10分経過後とする。これにより、毎正時(00分)に切り替わることの多い番組が切り替わった後の現在放送中の番組の情報を表示できる。従って、ユーザの利便性が向上する。
また、図2が示す時短トップ画面表示においては、第1ブロック(トピックス番組表示領域)のニュース番組の表示領域を、例えば図3に示すように、ニュース番組を集めていることを強調する表示としてもよい。その場合、番組の長さと表示領域の面積とを実質的に比例させて、表示面積の大きさから番組の長さを視覚的に感じ取れるように、表示してもよい。
すなわち、図3の表示例では、第1ブロックの第1番組表示領域(A1)611に15分のニュースを、第2番組表示領域(A2)612に30分のニュースを、第3番組表示領域(A3)613に60分のニュースを、それぞれ表示することで、ユーザが番組を視聴可能な時間に合わせて、視聴(再生)対象のニュースを選択できる。なお、個々の表示領域の面積(表示サイズ)は、映像表示部41が横1920画素(px)×縦1080画素(px)を表示可能なフルハイビジョン表示器である場合に、
15分表示枠(表示領域)611で、192(px)×192(px)、
30分表示枠(表示領域)612で、384(px)×192(px)、
60分表示枠(表示領域)613で、384(px)×384(px)、
とすることが好ましい。
図4に、映像表示部が表示する時短トップ画面表示(単に、画面表示と略称する場合もある)の別の表示の一例を示す。なお、以下の説明において、図2が示す表示と同じか類似した表示については、同じ符号を付して詳細な説明を省略する場合がある。
図4が示す時短トップ画面71の表示領域501において、第3ブロック(よく見る番組)540の第5の番組表示領域546にフォーカスがあてられた場合の第2ブロック730の画面表示例を示す。
第2ブロック730は、第1〜第5の5つの表示領域732〜736を含む。個々の表示領域は、パーフォレーション(フィルムマーク)状のシーン識別表示732a、733a、734a、735aおよび736aを、個々の表示領域内に表示する。
図4において、第2ブロックは、第3ブロックにおいてフォルダリング表示されている同一番組シリーズで、未視聴の番組が複数ある場合に、最新の放送話(回)を、大サイズの(第1の)表示領域732に表示し、他の放送話(回)を、小サイズの第2〜第5の表示領域733〜736に表示する。これにより、ユーザは、1話(回)以上視聴したことのある連続ドラマやシリーズ番組について、最新の放送があることを容易に視認(知覚)できる。なお、同一番組シリーズを判別する方法としては、さまざまな方法が利用可能であるが、例えばSI(Service Information)中の「タイトル名」/「放送時間帯」/「番組の長さ」、等の情報を用いて判別できる。
図5に、映像表示部が表示する時短トップ画面表示(単に、画面表示と略称する場合もある)の別の表示の一例を示す。なお、以下の説明において、図2が示す表示と同じか類似した表示については、同じ符号を付して詳細な説明を省略する場合がある。
図5が示す時短トップ画面81の表示領域501においては、第3ブロック(よく見る番組)540の第5の番組表示領域546が表示する「連続小説」と第6の番組表示領域547が表示する「連続小説」とが実質的に同一である場合の画面表示例を示す。但し、第6番組表示領域547が表示する「連続小説」は、再放送であることを示す[再放送]マークを伴う。これにより、ユーザは、どちらか一方の、例えばいつも視聴している時間帯に放送がある番組を、違和感なく視聴(再生)できる。
図6は、図4および図5が示す映像表示部が表示する時短トップ画面表示(単に、画面表示と略称する場合もある)の別の表示の一例を示す。なお、以下の説明において、図2が示す表示と同じか類似した表示については、同じ符号を付して詳細な説明を省略する場合がある。
図6が示す時短トップ画面1001は、連続するいくつかの放送回(話数)で完結する連続番組/シリーズ表示された番組の個々の放送回(第○話)の概要を一覧表示する表示領域1010を含む。なお、表示領域1010は、10回(話)までを表示可能とし、次のページ表示503Fボタンまたは前のページ表示503Rボタンの操作(画面表示内)あるいはリモコン40の[≪]ボタンまたは[≫]ボタンの操作により、現在表示されていない回(話)が存在する場合に、それらの概要を表示す。
表示領域1010は、
10M1 第1回(第11回、、、第M(十位を示す整数)と1)概要表示領域 10M2 第2回(第12回、、、第M(十位を示す整数)と2)概要表示領域 10M3 第3回(第13回、、、第M(十位を示す整数)と3)概要表示領域 10M4 第4回(第14回、、、第M(十位を示す整数)と4)概要表示領域 10M5 第5回(第15回、、、第M(十位を示す整数)と5)概要表示領域 10M6 第6回(第16回、、、第M(十位を示す整数)と6)概要表示領域 10M7 第7回(第17回、、、第M(十位を示す整数)と7)概要表示領域 10M8 第8回(第18回、、、第M(十位を示す整数)と8)概要表示領域 10M9 第9回(第19回、、、第M(十位を示す整数)と9)概要表示領域 1PM0 第10回(第20回、、、第M(十位を示す整数)と0))概要表示領域/全放送回数(話数)が99回(話)を超える場合、第P(百位を示す整数と第M(十位を示す整数)と0)
を、含む。
なお、表示画面上部のタイトル表示領域1060は、連続番組名/シリーズ名を表示する。また、画面内ボタン表示領域590は、連続番組やシリーズ番組に限って、一括再生を指示可能な「[赤]:連続で見る(いっき見)」ボタン表示594を含む。すなわち、連続/シリーズ表示画面表示1001において、[赤]ボタン表示594にカーソルを移動し、その後、リモコン40の[決定]ボタン(もしくは[選択]ボタン)をオンするもしくはリモコン40の[赤]ボタンをオンすることで、表示領域1010が表示する全ての番組を、順に視聴できる。この場合、時短モードは、標準モードAもしくは標準モードBを初期設定とし、ユーザが任意に変更可能とする。また、「連続で見る(いっき見)」が選択された場合は、記憶されている番組のうちの記憶日時の古い番組から順に再生するものとする。
図7は、図6に示した時短トップ画面1001において、N分視聴モードが選択された場合の画面表示の一例を示す。
図7が示す連続/シリーズ表示された番組の個々の放送回(第○話)の概要の一覧表示においては、N分視聴モードを用いる番組再生の指示があると、各回(話数)のそれぞれの表示領域内の所定の位置、例えば右上に、各回(話数)をN分で再生することを示す「N分」表示を表示する。
図8は、映像表示部が表示する時短トップ画面表示(単に、画面表示と略称する場合もある)の別の表示の一例を示す。なお、以下の説明において、図2が示す表示と同じか類似した表示については、同じ符号を付して詳細な説明を省略する場合がある。
図8が示す時短トップ画面1101は、図4が示す第2ブロック730の画面表示(話題のシーン)において、「すべて見る」がオンされた場合の画面の遷移の一例を示す。
図8において、第1〜第5の表示領域1111、1112、1113、1114および1115は、それぞれ図4における第2ブロックの第1〜第5の表示領域732〜736が表示した番組について、サムネイルと番組説明(番組情報)とにより、表示する。第6〜第10の表示領域1116、1117、1118、1119および1120は、それぞれ、図4における第2ブロック730においては表示されていない、キーワードがヒットした上位6位〜上位10位を含む番組を、サムネイルと番組説明(番組情報)とにより、表示する。なお、図8が示す複数の番組の一括表示においては、録画(記憶)した日時が新しい番組から順に表示することが好ましい。
図9は、図8に示す時短トップ画面1101の別の画面表示例の一例を示す。
図9において、時短トップ画面1151は、第1〜第5の表示領域1111、1112、1113、1114および1115は、それぞれ図4における第2ブロックの第1〜第5の表示領域732〜736が表示した番組について、サムネイルと番組名(タイトル)とにより、表示する。第6〜第10の表示領域1116、1117、1118、1119および1120は、それぞれ、図4における第2ブロック730においては表示されていない、キーワードがヒットした上位6位〜上位10位を含む番組を、サムネイルと番組名(タイトル)とにより、表示する。すなわち、話題のシーンの表示においては、サムネイルの表示領域のサイズを大きくして、ユーザの視聴選択性を向上することも可能である。
図10は、映像表示部が表示する時短トップ画面表示(単に、画面表示と略称する場合もある)の表示の一例を示す。なお、以下の説明において、図2が示す表示と同じか類似した表示については、同じ符号を付して詳細な説明を省略する場合がある。
図10において、画面表示(時短トップ画面)201は、予め登録したカテゴリの番組を、まとめて表示する「まとめ見」画面表示の表示例を示す。
図10が示す時短トップ画面201は、そのカテゴリの新着番組を表示する第1ブロック210、そのカテゴリの番組を全て表示する第2ブロック220、そのカテゴリのうちのよく見る番組を表示する第3ブロック230を含む。
第1ブロック210、第2ブロック220および第3ブロック230のそれぞれは、各ブロックにおいて表示する番組の区分を示す名称表示タイル211、221および231を含む。なお、任意のブロック中の番組表示領域が表示する番組にフォーカスをあてることで、その番組の情報をフォーカス中(現在番組)情報表示領域570に表示することは図2、他で説明した例と同様である。
それぞれのブロックは、例えば第1ブロックの表示領域212が表示する番組と第3ブロックの表示領域239が表示する番組は同一の番組であるが、両ブロックへそれぞれの(同じ)番組を表示する場合もある。また、第3ブロック230内で表示する「よく見る番組」の最新の回(話)の放送があった場合、第1ブロックの大サイズの表示領域212にその番組が表示される場合もある。
それぞれのブロックはまた、例えば第1ブロックの表示領域214が表示する番組と第3ブロックの表示領域237が表示する番組のように、毎日あるいは月〜金のように、1週間(もしくは1ヶ月)で複数回放送される番組については、番組毎にまとめて表示する場合もある。
また、第2ブロック220の大サイズの表示領域222は、そのカテゴリの番組のうちの新着番組を、例えば30秒ずつ切り出し、それぞれを順に再生する「まとめ見(○分見モード)」機能を有する。従い、例えば新着番組の個数が10であるならば、視聴時間の表示は「5分」となる。その際、「分」に満たない端数の「秒」は、切り上げて表示する。これにより、視聴時間として表示領域内に表示した時間内に再生が完了しない(表示した時間で「まとめ見」が完了しない)ことを抑止できる。なお、「まとめ見」機能における切り出し時間の長さは、設定によりユーザが任意に変更できるものとする。また、切り出す際には、(個々の番組)オープニング(タイトルやジングル)よりも前に挿入されるCM部分は、再生対象としないものとする。
なお、図10の画面表示例が示すように、「第1ブロック」すなわち画面表示501のうちの左側に位置する表示領域においては、主として新着番組(あるいはニュース、等)を表示することが好ましい。また、「第2ブロック」すなわち画面表示501のうちの中央に位置する表示領域においては、人物(出演者)で区分できる番組や、まとめ番組(シーン)を表示することが好ましい。さらに、「第3ブロック」すなわち画面表示501のうちの右側に位置する表示領域においては、いつも見ている番組、かつ、カテゴリでヒットした番組を表示することが好ましい。
より詳細には、第1ブロックが表示する新着番組、かつ、未視聴番組は、例えば1つの大サイズ(384×384)の表示領域と4つの小サイズ(192×192)の表示領域に、表示する。ただし、表示領域のサイズや分割方法はこの限りではない。個々の表示領域は、表示領域内の、例えば右上に、番組の長さ(視聴時間)表示を含む。なお、背景は、その表示領域に表示する番組の任意のシーンをキャプチャして得るサムネイルとする。また、図10が示す画面表示においても、操作入力(選択)後、直ちに全画面再生に移行することが好ましい。
図10が示す画面表示中の各ブロックにおいて、そのブロックが含む名称表示タイル中の「すべて見る」ボタンを選ぶと、例えば図8により説明したような、カテゴリ毎にヒットした番組を、新しい順に表示する(すべてを選んだときのみ、未視聴番組も表示する)。
また、第2ブロックが表示する人物(出演者)で区分できる番組や、まとめ番組(シーン)においては、
<1> 「人物系(出演者名、等)」の区分について
タイムシフト録画番組の同一カテゴリ内のSI(Service Information)に、よく登場する人物名(急上昇の人物名は除外)を抽出して表示する。
任意の表示領域(サムネイル)が選択されることで、そのキーワードでヒットした番組を、図11が示すような、例えば「○分でまとめ見」画面、にて表示する。
<2> 「○分(5分)で新作バラエティまとめ」の区分について
カテゴリ、かつ、新番組でヒットした複数の番組を、上述した「まとめ見」機能を適用して、例えば合計5分(○分)で「つまみ食い再生」する。なお、該当する番組(コンテンツ)が存在しない場合は、表示しないものとする。
<3> 「盛り上がりシーンまとめ」
カテゴリでヒットした番組のうち、例えば10番組を、最新/予約数/嗜好順位、等に基づいて抽出する。なお、抽出できた番組のそれぞれについて、図16が示す「盛り上がりマップ」を参照して、盛り上がっているシーンをかいつまんで再生する。
一方、第3ブロックについては、図2、他により説明したと同様に、いつもの番組、かつ、未視聴の番組を表示する。
図11は、映像表示部が表示する時短トップ画面表示の別の表示の一例を示す。
図11において、画面表示(時短トップ画面)101は、予め登録したカテゴリの番組を、まとめて表示する別の例を示す。
図11が示す時短トップ画面101は、例えば連続ドラマのように、毎週1話(回)が追加されるカテゴリの新着番組(未視聴番組)のうちの最も新しい放送をプレビュー表示するプレビュー画面(PIP(Pictuer In Pictuer)画面)表示領域120と、例えばその週に放送された他の連続ドラマを一覧表示する一覧表示領域130と、タイトル名を表示するタイトル名表示領域110と、を含む。一覧表示領域130は、例えば5つの番組について、サムネイルと番組情報(放送時間、CH名、番組名、等)を表示する第1〜第5の表示領域131〜135を含む。なお、第1〜第5の表示領域131〜135は、番組毎に1つの表示領域に表示され、表示されていない番組がある場合には、第5の表示領域135をフォーカスした際に、その下部に次の番組に関する表示があることをユーザが視認(認識)可能に、例えば表示領域135の高さ方向で1/2程度、上方にシフトするものとする。
プレビュー画面(PIP画面)表示領域120は、一覧表示領域130が表示する任意の番組にフォーカスをあてる都度、そのフォーカスがあてられた番組のプレビュー画面を表示する。また、番組情報エリア570においては、リモコン40を用いてユーザがフォーカスしている番組について、番組名表示領域1071が番組名を、番組情報表示(文字列)1072が番組概要(内容説明)を、番組CH(チャンネル)/放送時間)表示1073が放送種別、3桁番号(ch番号)、放送日時を、それぞれ表示する。なお、番組CH(チャンネル)すなわち放送局(番組供給元)が、識別のためのiconやロゴマークを制定し、公表している場合は、表示領域1074に表示する。
なお、新着番組として表示する番組は、新番組、かつ、カテゴリでヒットした番組とする。また、新番組の判定は、例えば1日単位(今日、昨日)や1週(今週)を単位とし、初回から未視聴である番組を表示するものとする。
図12および図13は、映像表示部が表示する時短トップ画面表示が表示するカテゴリの設定(選択入力)画面表示の一例を示す。
図12が示す設定画面は、時短トップ画面表示が図2、他で説明した第1〜第3のブロックに表示するカテゴリをユーザがカスタマイズ可能とすることで、ユーザが始めて使う際に選んだ好みのカテゴリのみを時短トップ画面に表示させることを実現する。
ユーザが、リモコン40の、例えば「N分再生」ボタンあるいは[時短]ボタンを押すことにより、図2、他により説明した第1〜第3のブロックが表示する番組のカテゴリを任意に設定できる。
図12が示す設定画面301は、例えば7行(以降u行と称する場合もある)×3列(以降v列と称する場合もある)のカテゴリ名タイルを表示するタイル群表示311と、設定終了に対応する制御コマンド(操作入力)を受けつける設定終了ボタン312と、を含む。なお、カテゴリ名タイル群表示311が表示するタイルの個数は、u行×v列が規定する表示可能数よりも「1」だけ少なくし、設定変更ボタン313を含ませることが好ましい」。
個々のカテゴリ名タイルは、チェックボタンを有し、フォーカスを当てた状態で、例えば[決定]ボタンあるいは[選択]ボタンをオンする毎に、チェックボタンへの「チェック」と「解除」とがサイクリック(交互)に切り替わるものとする。なお、図12が示す設定画面301においては、初期状態は、全てのカテゴリ名タイルへの「チェック」がないものとする。
以下、例えば3個以上のタイルに「チェック」を入れることを推奨し、例えば「チェック」されたカテゴリ(カテゴリ名タイルの数)が3未満である場合、ワーニングメッセージを表示してもよい。例えば、2個以下のチェックで完了しようとしたとき『3個以上選んでください。』等のメッセージを表示することが好ましい。一方で、L個目(例えば、11個目)をチェックしようとしたとき『選択数がいっぱいです(L−1個(10個)までしか選べません。)』というような、ワーニングを表示するものとする。
なお、図12で「チェック」を入れたタイルが示すカテゴリが、図2、他において説明した画面表示領域501の上方の所定の位置に表示するカテゴリ表示領域560に、タブ状に表示されるものとする。
図13は、図12が示す設定画面(変更入力画面表示)301において設定した時短トップ画面表示が図2、他で説明した第1〜第3のブロックに表示するカテゴリを、ユーザがカスタマイズ可能とするための変更入力画面表示の一例を示す。
図13が示す画面表示302においては、カテゴリ表示領域320に、第1〜第3のブロックに表示するカテゴリの変更を入力するためのカスタマイズタブ321が表示される。
以下、図2、他で説明した第1〜第3のブロックに表示するカテゴリを、変更しようとするユーザがカスタマイズタブ321をオン(カスタマイズタブ321にカーソルを移動して[決定]ボタンあるいは[選択]ボタンをオン)することで、図12が示す設定画面から選んだカテゴリを変更できる。
より詳細には、図13が示す変更入力画面表示302では、既に設定されているカテゴリについて、カテゴリ名タイルに「チェック」がある状態で画面が起動(表示)する。以下、カスタマイズタブ321にカーソルを移動する(フォーカスをあてる)のみで、図14が示す遷移後の変更入力画面表示303が示すような、新規にキーワードやカテゴリを任意に設定可能な編集画面333を、ポップアップ表示する。
例えばリモコン40の[青]ボタンをオンすることで、編集画面333におけるカテゴリ名タイルの追加やキーワードの入力やカテゴリ名タイルの背景を変更可能とする。なお、現在表示されているカテゴリ名タイルを削除する場合は、例えば『削除するタイルにカーソルを移動して[決定]ボタンを押してください』等のメッセージを表示するものとする。
図15は、タイムシフト録画機能を持たない装置における画面表示の一例を示す。
図15が示す画面表示501は、第1のブロック510、第2のブロック430および第3のブロック540を含む。なお、第1のブロック510と第3のブロック540は、それぞれ図2、他により説明したと同様である。
図15において、第2のブロック430は、記憶装置(HDD)Sに、CH(チャンネル)と日時をユーザが指定して録画した番組のうちの新着番組のサムネイルと番組名(タイトル)を、大サイズの表示領域432あるいは小サイズの表示領域433〜436に、表示する。なお、各表示領域あるいはサムネイルにフォーカスをあて、[決定]ボタンあるいは[選択]ボタンをオンすることで、その番組の再生が開始することは、図2、他により既に説明したと同様である。また、表示領域の個数としては、小サイズの表示領域を8個とすることも可能である。
なお、図15が示す画面表示の第2ブロックが表示する番組は、例えばユーザが指定するキーワードを用いて自動録画した番組であることが好ましい。特に、ユーザが指定するカテゴリ(キーワード)で自動録画した番組のうちの最近録画された番組を「新着番組」として表示することにより、ユーザが好感を持つことが期待できる。
図16は、図2、他により説明したN分視聴モードにおける視聴時間(再生時間長)を説明する。
図16が示す画面表示910は、番組情報表示920、盛り上がりマップ930および視聴時間表示940を含む。なお、図16が示す盛り上がりマップ930は、ユーザが、例えば設定モードにおいてアクセス可能とし、視聴時間表示940からN分視聴モード選択時の視聴時間を任意に選択可能としてもよい。
番組情報表示920は、実質的に、図2、他により説明したフォーカス中(現在番組)情報表示領域570と同様であり、サムネイル表示領域921、番組名(タイトル)表示(文字列)922、CH(チャンネル)/放送時間)表示923およびCH識別子(icon/ロゴマーク)表示924を含む。
盛り上がりマップ930は、例えば既存のCM検出や無音検出を用いて検出する盛り上がりの程度と再生時間(視聴時間)との関係を示す。
視聴時間選択入力表示940は、標準モードAボタン941または標準モードBボタン942、例えば1.3倍または1.5倍の速度で再生する早見早聞モードボタン943、N分視聴モードボタン944(15分で見る)、N分視聴モードボタン945(30分で見る)あるいはN分視聴モードボタン946(45分で見る)、等を含む。
すなわち、ユーザは、N分視聴モードを選択することで、視聴したい番組を、任意の所定の時間内で、視聴できる。
なお、図17が示す時短トップ画面表示151は、時短モード表示領域550において、N分視聴モード表示551、標準モードA表示552A、標準モードB表示552B、オフ表示553に加え、早見早聞モード表示554を含む。また、図17が示すトップ画面表示151は、リモコン40に固有のカラーボタン([青]ボタン、[赤]ボタン、[緑]ボタンおよび[黄]ボタン)のそれぞれから、直接的に制御信号が入力可能な画面内ボタン表示領域590を含む。画面内ボタン表示領域590は、表示内容の更新指示を受けつける[青]ボタン表示591、時短モードの起動および時短モードの切り替え指示を受けつける[緑]ボタン表示592および早見早聞モードのオフの指示を受けつける[黄]ボタン表示593を含む。なお、それぞれのカラーボタン表示591〜593の近傍の所定の位置(図示する例では各ボタンの右側)には、各ボタンが指示入力可能なモード名あるいは制御コマンド名が文字列により表示される。
図17が示す時短トップ画面表示151においては、図2、他により説明した時短モードと早見早聞モードとを、同一の指示入力画面から任意に選択可能となる。これにより、時短再生(時短)モードを適用して放送時間長よりも短い時間で番組を視聴しようとするユーザの利便性を高めることができる。なお、第3ブロックの表示領域542および549が表示する番組の時間表示542aおよび549aは、それまでに番組を再生(視聴)したことがある(途中で再生(視聴)を中止した)番組について適用する「残り時間」表示であり、残り○分で、番組の全ての再生が終了することを呈示する。これにより、番組を視聴中しているユーザの、「番組を最後まで再生(視聴)しよう」という意欲を高めることに効果が期待できる。
このように、実施形態を適用することで、ユーザの嗜好情報を加味したうえで、見たい情報(最新のニュース、話題の情報、いつも見ているお気に入りの番組など)をすばやく見られるように、一画面内に一括して表示することができる。すなわち、標準モードAまたは標準モードBを用いる時短再生モードを選べば本編のみを視聴でき、N分視聴モードを用いる時短再生モードを選べば長い番組でも短く視聴でき、時短オフを選べば、全編を視聴できる。
すなわち、一画面内に一括して表示する場合、番組の放送時間(コンテンツのボリューム(データサイズ))にとらわれず、番組時間(本編の長さ(コンテンツ長))を軸とした時間短縮再生の視聴パターンを任意に選ぶことができる。
また、一画面内に一括して表示するさまざまな番組の時間の長さに応じて、画面に表示するサムネイルの大きさを変えることで、再生時間(視聴時間)を視覚的に判断できる。なお、サムネイルの大きさに応じて、付帯情報(番組情報)の表示方法を変えることができる。
また、ニュース番組のように、一定時間で内容が変更(更新)される性質の番組は、常に最新の番組を視聴可能となる。番組時間が重複した場合は最新の番組のみを表示することにより、ユーザの視聴意欲を高めることができる。
また、複数の番組をかいつまんで5分(○分)程度の短い時間で再生することにより、ユーザの視聴意欲を、一層高めることができる。なお、最新のニュース、話題の情報、いつも見ているお気に入りの番組、等についてまとめて表示するトップ画面、カテゴリ表示およびキーワードでフィルタリングした画面表示が可能であり、ユーザが視聴対象の任意の番組を、容易に視聴する機会を確保できる。また、画面レイアウトは、複数であり、例えば起動時間や曜日に基づいて、画面表示を、起動ごとに切り替えることができる。
また、特定の期間内に連続して放送される番組や同一のシリーズの番組は、1つの表示領域にまとめて表示することで、一画面内に一括して表示する番組の数が不用意に減少することを抑止できる。1つの表示領域にまとめて表示する番組(群)については、その中の任意の1つの番組の再生を容易に指示できる。1つの表示領域にまとめて表示する番組(群)については、その1群を全てまとめて順に再生することができる。
また、ユーザが視聴しようとする番組のジャンル(あるいはカテゴリ)の番組について一画面内に一括して表示することができ、ユーザの好感を得ることができる。
図18および図19は、図2、他により説明したトップ画面の(別の画面表示の)一例を示す。図18は、同一画面表示内に表示するさまざまな表示(動作モードを起動するためのボタン表示、等)のレイアウト(配列)を主体的に説明する。図19は、図18が示す表示のレイアウトに、再生対象番組の番組情報、等を表示した表示例を示す。
図18および図19が示す画面表示(トップ画面)700は、ユーザ操作(制御入力)を受けつけ、画面表示700から起動可能なさまざまな動作モードを起動するための任意数のボタン表示、を含む。画面表示700は、リモコン40の操作により「効率再生モード」の起動が指示されること、例えばリモコン40の「効率再生」ボタンがオンされることで、表示される。リモコン40が起動する装置がレコーダ装置であり、例えばHDMIケーブル等の双方向通信ケーブルにより接続するテレビ装置の電源がオフである場合に、「効率再生」の起動が指示されることで、HDMI経由でテレビ装置を起動する(ウェイクアップ)。「効率再生」モードの起動は、例えば番組を視聴中に、メニュー画面を表示時し、表示したメニューから選択するものであってもよいことはいうまでもない。
画面表示700は、例えば他の画面表示においても表示することもある日時及びまたは時刻、等を表示する。例えば、画面左上の所定の位置に、画面名称を画面名称表示701として、画面右上の所定の位置に、日時情報を日時情報表示702として、それぞれ表示する。
画面表示700はまた、画面名称表示701および日時情報表示702の下方であって画面表示の中央上部付近に、ユーザが選択した所定数のカテゴリ(番組カテゴリ)をタブ状に表示するカテゴリタブ表示703を含む。
カテゴリタブ表示703は、所定数の表示領域703−1、703−2、・・・、703−Nを含み、予めユーザが設定(選択)したカテゴリ(カテゴリ名)を、表示領域703−1から順に、表示可能である。カテゴリタブ表示703が表示するカテゴリ(カテゴリタブ)の個数は、例えば5つである。カテゴリタブ表示703が表示するカテゴリ(カテゴリタブ)は、後段に説明するが、ユーザ設定に基づいて変更可能である。
カテゴリタブ表示703の下方であって画面表示700の概ね中央には、ユーザが選択したカテゴリの番組について番組情報を表示する番組情報表示(番組リストと称する場合もある)705が位置する。番組情報表示705とカテゴリタブ表示703との間には、カテゴリ名表示704により、現在選択されているタブのカテゴリ(カテゴリ名)を表示する。
番組情報表示705は、1画面表示(1ページ)あたり、所定数、例えば6つの番組について、サムネイル、チャンネル番号/番組供給元(放送局名/配信元名)、番組供給元が用意している(番組供給元に)固有のロゴマーク(アイコン)、お勧め自動録画の設定の有無、等をリスト状に表示する。個々の番組情報表示(番組リスト)705は、例えばサムネイル705a、チャンネル番号/番組供給元(放送局名/配信元名)/番組供給元ロゴマーク(番組アイコン)表示705b、放送日時情報表示705c、番組名表示705dおよび番組概要表示705e、を少なくとも、含む。個々の番組(6つ)の識別のため、必要に応じ、以下番組情報表示705が表示するそれぞれの番組表示を、第1の番組表示715、第2の番組表示725、第3の番組表示735、第4の番組表示745、第5の番組表示755、第6の番組表示765、と表示する。
番組情報表示705は、より詳細には、タイムシフトリンクを用いて録画されている番組を除いて録画済の(録画が完了した)番組のみを表示する(録画完了するまで表示しない)。番組名表示705dは、番組名が1列で納まらない場合には、フォーカス時にティッカー表示する。非フォーカス時は最後1字を「…」で表示する。録画済の(録画が完了した)番組については、再生指示を受けつける(少なくとも1度再生される)まで、例えば「新規」もしくは「新」あるいは「New」、等が代表する未再生マーク(アイコン)を一体的に表示する。未再生マークは、例えばサムネイル705a、チャンネル番号/番組供給元/番組供給元ロゴマーク表示705b、放送日時情報表示705cのいずれかの近傍に、表示することが好ましい。
番組情報表示705には、番組情報表示705が表示している個々の番組について効率的な視聴を促すことで、視聴時間の節約、それに伴ってユーザが別の番組を視聴となる、あるいは結果的に省エネできる、等をユーザにアピールすることのできる効率再生モード(省エネ貢献モードと称する場合もある)表示707が、隣接して位置する。効率再生モードは、再生対象番組の再生時間を所定の割合で短縮して再生するもので、例えば4種類の再生コースを含む。効率再生モード表示707は、効率再生モードにおいてユーザが選択する再生コースに対応する再生時間の目安を、番組情報表示705が表示する番組毎に表示する。
効率再生モードの4つの再生コースは、再生コース1(「じっくり再生」と呼称する場合もある)、再生コース2(「おまかせ再生」と呼称する場合もある)、再生コース3(「サクッと再生」と呼称する場合もある)および再生コース4(「ダイジェスト再生」と呼称する場合もある)とする。
再生コース1(じっくり再生)は、例えば実質的に番組の全てすなわち放送時間そのものを1対1の時間で再生する。
再生コース2(おまかせ再生)は、例えば番組の本編すなわち放送時間のうちのCM(Commercial Message)と本編に続いて放送される予告編(もしくはその番組の供給元が用意する新番組のお知らせ等)と本編の前に用意されることのある本編の一部を抜き出した部分を除いて再生する。
再生コース3(サクッと再生)は、例えばおまかせ再生(再生コース2)の再生対象(CMと予告編および抜き出されて本編の前に用意されることのある本編の一部とを除いた本編)を、映像(Video)および音声(Audio)のそれぞれについて、例えば1.3倍速(あるいは1.5倍速もしくは2倍速)で再生する早見早聞モードで再生する。
再生コース4(ダイジェスト再生)は、例えばおまかせ再生(再生コース2)の再生対象を予め設定された分割数N(Nは正の整数)に分割し、分割された個々の放送時間(区間)のそれぞれについて区間の先頭からY秒(Yは正の整数)だけ再生し、残り部分をスキップして、続いて次の区間を再生する。再生コース4において、分割された個々の放送時間(区間)の区間の先頭からの再生時間(Y秒)は、ユーザが変更(設定)可能であるが、番組長に応じてデフォルトで設定されている。例えば、番組長が60分の場合、ダイジェストモード再生(再生コース4)における再生時間は概ね20分で、おまかせ再生(再生コース2)における再生時間が概ね40分であるから、分割数NがN=20であるならば、個々の区間の長さは概ね2分となる。この場合、Yは60秒(1分)となる(個々の区間における再生時間とスキップされる時間の比率は、1対1となる)。
番組情報表示705における6つの番組表示の715、725、735、745、755、765のいずれとも隣接しない効率再生モード表示707の列方向欄707a、707b、707cおよび707dの最上部には、個々の番組表示のそれぞれに現在適用(選択)されている再生コースの特徴を視覚的に、容易に認識できるように表示する再生コースアイコンが位置する。個々の再生コースアイコンは、それぞれの再生コースにおいて短縮する再生時間(放送時間に対する実再生時間との差)を、例えば異なる色あるいは面積の変化で表示する。個々の再生コースアイコンは、例えばバーグラフ(帯)状であってもよい。個々の再生コースアイコンは、例えば再生コース1(じっくり再生)については短縮する再生時間の割りあいが少ないこと、再生コース4(ダイジェスト再生)については短縮する再生時間の割りあいが多いこと、をユーザに可視的に表示するものであれば、その表示形式、大きさ、配色等は、任意に設定できる。
個々の再生コースアイコンから伸びる列方向欄707a、707b、707c、707dのそれぞれと番組情報表示705の6つの番組表示715、725、735、745、755、765のそれぞれとが交わる部分は、その番組を個々の再生コース1−4で再生する際に必要な概略の再生時間(目安)を表示する。概略の再生時間(目安)の表示は、分(1時間=60分)を単位として表示される。再生時間(目安)は1分単位で表示するものとし、秒は切り上げる(19分30秒は20分と表示する)。
概略の再生時間は、例えば60分の番組を例にとると、再生コース1(じっくり再生)で60分、再生コース2(おまかせ再生)で40分、再生コース3(サクッと再生)で30分、再生コース4(ダイジェスト再生)で20分、となる。概略の再生時間の表示は、例えばタイル状表示あるいはボタン状表示で用意され、例えば強調表示あるいは非選択再生コースのグレーダウン表示、等により、どの再生コースが選択(適用)されているかをひと目で識別可能に、表示する。
再生コースアイコンに対応する列方向欄表示707cにおいて、図19に示すように、番組表示725に対応する再生コースアイコンが表示されていない再生コース(識別のため725cを表記)は、番組表示725が表示する番組が外部接続の記憶装置(ホームネットワーク経由でのHDD)に記憶されている番組であることに起因して再生コース3(サクッと再生)を適用できないことを、例えば「×」マーク、等により表示する。同様に、再生コースアイコンが表示されていない列方向欄表示707bおよび707dの再生コース(識別のため725b、725dを表記)は、番組表示725が表示する番組が、外部接続の記憶装置(ホームネットワーク経由でのHDD)に記憶されている番組であることに起因して番組長データを取得できない(従い、節約時間を求めることができない)ことを、例えば「−」マーク、により表示する。
番組情報表示705および効率再生モード表示707の下方には、例えば番組情報表示705が表示する番組の選択(表示するページの切り換えを含む)及び/または選択した番組に適用する再生コースの選択、等に対するガイドを表示するガイド表示706が位置する。
ガイド表示706は、ユーザ操作(制御入力)すなわちリモコン40に用意されているボタンの操作(指示入力)により番組の選択や再生コースの選択を実現するためのガイドを表示する。ガイド表示706は、例えば番組情報表示705が表示する番組のカテゴリの切り換え(カテゴリタブの選択)、番組情報表示705が表示する6つの番組を表示する画面表示のページの切り換え、あるいは選択した番組の再生コースの切り換え(選択)等のそれぞれに対応する制御コマンドを出力可能なリモコン40の個々のボタン(キー)の表示と同じ表示(マーク/アイコン)を表示する。ガイド表示706はまた、リモコン40の個々のボタン(キー)の表示と同じ表示の近傍に、それぞれのボタン操作により実行する対象の動作、例えば「カテゴリ切り換え」、「ページ切り換え」、「再生コース切り換え」、等を、文字列により表示する。すなわち、ユーザは、ガイド表示706が表示するリモコン40のボタン(キー)の表示(マーク/アイコン)を参照してリモコン40の同じマーク(アイコン)のボタン(キー)を操作することで、意図(利用しようと)する再生コースの選択や画面表示の切り換えが可能である。例えば、ガイド表示706が表示する[1]−[10]のチャンネルボタン表示は、番組情報表示705が2以上のページにわたる場合に、リモコン40の[1]−[10]の数字(チャンネル)ボタン(キー)を通じて直接入力されるページを表示するための制御コマンドの入力が可能である。例えば、ガイド表示706が表示する[左向き]矢印キーおよび[右向き]矢印キー表示は、再生コースを変更するための制御コマンドの入力が可能である。
画面表示(トップ画面)700はまた、ユーザが効率再生モードを利用して効率的に番組を視聴したことにより節約できた視聴時間をユーザにアピールすることのできる節約時間表示(省エネ貢献時間表示と称する場合がある)708を、画面表示700内の所定の位置に表示する。節約時間表示708は、例えば1週間単位、1日単位、カテゴリ単位、ユーザ単位、等をユーザの設定に基づいて、節約時間を表示する。節約時間の単位は、ユーザが任意に設定(変更)できる。節約時間表示708は、例えば日時情報表示702の近傍に、所定時間の間あるいは効率再生モードを利用している間、表示する。節約時間表示708は、例えば装置1を起動する(電源をオンする)毎に、ホーム画面表示やレジューム表示される画面を表示する際に、所定時間の間、画面表示700の概ね中心もしくは任意の位置、あるいは起動中を示す起動中マーク(起動アニメーション)、等を表示する領域に表示してもよい。節約時間表示708は、例えば00時−24時もしくは03時からの24時間、等の1日の中で装置1を最初に起動した際に、画面表示700の概ね中心あるいは所定の位置に表示してもよい。
節約時間表示708が表示する節約時間は、再生した個々の番組について、例えばじっくり再生(再生コース1)で再生した場合の再生時間から実際に再生に用いた再生コースで再生した場合の再生時間を引き算した時間とする。例えば、60分の番組をおまかせ再生(再生コース2)で再生した場合は、節約時間は、
じっくり再生(60分) − おまかせ再生(40分) = 20分
となる。表示する時間は1分単位とし、秒は切り上げる(19分15秒は20分とする)。以下、再生した番組の全てにおいて節約できた節約時間を、積算する。
節約時間表示708が表示する節約時間(省エネ貢献時間)は、対象番組の再生を終了した時点で番組の再生に適用した(選択された)再生コースの再生時間とじっくり再生(再生コース1)の再生時間との差を求め、加算(累積)する。再生の途中で再生コース(ユーザ選択)をじっくり再生(再生コース1)に変更した(再生コースを再生時間が異なる再生コースに変更した)場合であっても、表示する節約時間については変更しない。表示する節約時間としては、対象番組を、番組長を基準として所定の割り合い、例えば、1/2以上、あるいは70%以上、もしくは90%以上、等のいずれかの割り合いまでを視聴した状態で再生を停止した場合であっても再生終了とみなし、視聴に用いた再生コースに基づいて、加算するものとする。節約時間としてははまた、対象番組の再生が途中で中断され、その後レジューム再生された場合においても、番組長を基準として最終的に上述の所定の割り合い以上再生(視聴)が終了した時点で、再生コースをもとに加算する。節約時間としては、同じ番組を2回以上再生した場合においても、番組長を基準として上述の所定の割り合い以上再生した場合には、視聴に用いた再生コースを単位として累積する。
画面表示(トップ画面)700はまた、画面表示700の所定の位置に、ロケータ表示領域709、を表示する。ロケータ表示領域709は、番組情報表示705および効率再生モード表示707が現在表示している番組が、装置1が保持している(装置1が録画した)番組の総数を所定番組数(本例では6番組)毎に1ページとして区切って表示する場合の概略のページ位置に換算して、どの辺りのページに相当するか、をロケータ表示領域709の全長に対するロケータ表示709Lの位置で、表示する。ロケータ表示709Lの位置は、ロケータ表示領域709が表示する表示順、すなわちサブメニューにより設定可能な、例えば録画日時の新しい順に並べ換える「新しい順」、録画日時の古い順に並べ換える「古い順」、所定時間以上を再生(視聴)した番組を再生日時の近い順に並べ換える「視聴途中」、等のさまざまな表示モードに対応して、変位する(各表示モードでソートしたページ順における現在のページを表示する)。
画面表示(トップ画面)700はまた、図20(ならびに図18および図19、他)に示すように、現在表示している番組が、装置1が保持している(装置1が録画した)番組の総数を所定番組数(本例では6番組)毎に1ページとして区切って表示する場合のどのページであるかを、現在のページ数(任意数)/総ページ数(M、Mは正の整数(図18参照))、として表示する現在ページ表示710、を表示する。現在ページ表示710は、フォーカスの移動及び/またはページジャンプ等のユーザ操作(制御入力)に基づいて切り換わる前ページや次ページのページ位置に連動して、ページ数の表示が、変化する。現在ページ表示710は、ページ数(ページ番号)の直接入力を受けつけることもできる。すなわち、図20に示すように、現在ページ表示710のページ数/総ページ数で示すページ数の表示部分に、直接数値が入力されることで、そのページを表示できる。ページ数は、例えばリモコン40の[1]−[10]の数字キーをオン(押下)することにより、入力できる。
より詳細には、リモコン40の任意の数字キーが押されたことを主制御ブロック20が検出することにより、(主制御ブロック20の制御により)ページ数/総ページ数で示すページ数エリアに「−」が表示され、入力モードが起動する(数字キーのオンを、ページ数の入力として受けつける入力モードに移行する)。続いて、入力される3桁の数字をページ数として認識し、そのページへ、ページジャンプする([10]は[0]として動作する)。入力中の数字は、画面表示における表示フォントサイズを、通常の表示に用いるフォントサイズよりも大きくすることが好ましい。入力モードは、3桁の数字が入力されてから所定時間経過(タイムアウト)、あるいは[決定]キーオン、で終了する。入力中は、入力中の桁に対応する表示位置に「−」を表示させ、例えば0.5秒間隔で点滅させる。入力された3桁の数値に対応するページが存在しない場合は、ページジャンプを実行せず、数字入力前の画面に戻るものとする。例えば、ジャンプ先ページが「5」ページである場合、[0]、[0]、[5]と数字キーをオンし、[決定]ボタン(キー)をオン(押下)する。この場合、[0]、[0]、[5]と数字キーを操作した以降の所定時間経過(タイムアウト)によっても「5」ページが入力可能である。
現在ページ表示710はまた、上述した並べ換えに基づいて、「新しい順」、「古い順」、「視聴途中」、等のソートしたページ順の呼称(表示順名称)を、ページ数の表示部分の近傍、例えば左側に、表示する。
画面表示(トップ画面)700はまた、図21(a)に示すように、画面表示700の所定の位置に、番組情報表示705が現在表示している番組が、その表示モードにおいてそれ以上上方にフォーカスを移動できない位置に表示されている番組である(ロケータ709Lの位置がロケータ表示709の上端である)場合に、フォーカスがカテゴリタブ表示703に移動することを示すトップ表示709Tを、表示する。同様に、図21(b)に示すように、番組情報表示705が現在表示している番組が、その表示モードにおいてそれ以降下方にフォーカスを移動できない位置に表示されている番組である(ロケータ709Lの位置がロケータ表示709の下端である)場合に、フォーカスがカテゴリタブ表示703に移動することを示すボトム表示709Bを、表示する。
図22に、図18および図19により説明した画面表示(トップ画面)から、シーンリスト画面表示を表示する例を示す。
図18および図19により説明した画面表示(トップ画面)700において、ガイド表示706から「サブメニュー」を、あるいはカテゴリタブ703の中から「シーン」の再生を指示入力可能なメニューを選択することにより、シーン画面表示800を表示することができる。シーン画面表示800(シーン画面表示に切り換えた場合)においては、例えばユーザ入力にて設定したカテゴリやキーワードを元に、カテゴリタブ表示703が表示するカテゴリタブのうちのフォーカスが当てられているカテゴリタブの表示を更新する。更新後のカテゴリタブ813には、「シーン」毎の再生であることをユーザが容易に認識できるように、例えばシーンアイコンを一体的に表示する。併せて、更新後のカテゴリ名表示814が表示するカテゴリ名にも、シーンアイコンを表示する。
シーン画面表示800はまた、効率再生モード表示707を表示する領域を、シーンがヒットした(検索できた)番組の番組長に対して該当するシーンがどの位置にあたるかを表示するシーン現在位置表示811を表示する。
シーン現在位置表示811は、番組情報表示705が表示する番組715、725、735、745、755および765のそれぞれについて、ヒットしたシーンが個々の番組の番組長(放送時間)に対してどの位置(時間)に当たるかを、表示領域821、822、823、824、825および826のそれぞれにおいて、例えばマーカ(ロケータ)により、例えばチャプタ(マーク)のように、表示する。マーカ(ロケータ)の表示とともに、そのシーンの開始位置の時間情報を表示してもよい。シーンの開始位置の時間情報は必ずしも表示しないが、時間長表示(バー)と重ならない任意の位置、例えばバーの右側に、番組長(時間)を表示することが好ましい。
図23(a)および図23(b)は、シーンリスト画面への遷移の表示例を示す。
図23(a)は、画面表示(シーンリスト画面)851の表示例である。
現在受信中の(オンエア)番組の視聴中や録画した(録画済の)番組の再生中に所定のユーザ操作、例えばリモコンの[ジャンプカーソル(簡単ジャンプ)]ボタン(キー)の操作があった場合、入力されたキーワード(検索キーワード)を含む番組を、画面表示851として表示する。画面表示(シーンリスト画面)851は、検索キーワードを、例えばカテゴリ表示704(図18、他、参照)の下方に表示する。
シーンリスト画面851がリスト可能な録画済番組の録画先(保存先)すなわち検索対象保存先は、PVR録画により録画した番組の保存先(PVR録画番組記憶部)、タイムシフト録画により録画した番組の保存先(タイムシフト録画番組記憶部)、タイムシフトリンクのリンク先が録画した番組の保存先(他の録画可能機器の記憶部)のいずれであってもよい。
検索結果(シーンリスト画面)851から、例えば番組表示861が表示する番組を再生する場合、番組表示861にフォーカスをあてて[決定]キー(ボタン)をオンするか、メニュー画面から「番組の再生」を指示入力できるメニューを選択すればよい。
図23(b)は、検索結果(シーンリスト画面)852(図23(a)が示すシーンリスト画面との識別のため852と表示)から[他のキーワードを表示]ボタン862により検索キーワードを変更する例を示す。
図24は、図23(b)が示す検索結果(シーンリスト画面)852において[他のキーワードを表示]ボタン862により検索キーワードを変更する例を示す。図23(b)が示す[他のキーワードを表示]ボタン862により、検索キーワードの変更を入力すると、図24が示すキーワード変更入力表示863がポップアップする(変更入力表示863が表示される)。これにより、変更された検索キーワードが、カテゴリ表示704(図18、他、参照)の下方に表示されるとともに、図示しないが、変更されたキーワードにてシーン検索した結果を示す、図23(a)が示す検索結果(シーンリスト画面)851に準じた検索結果(シーンリスト画面)が表示される。
なお、図18および図19、他が示す番組リスト画面表示や、図23(a)および図23(b)が示すシーンリストにおいては、例えば「サブメニュー」として用意する「並び順」の変更、等のモードを選択することにより、表示順(画面内の並び替え順)を変更できる。
表示順(画面内の並び替え順)としては、カテゴリタブ表示703が表示するタブのうち、「いつもの」、「おすすめ」および「視聴途中」を除いて、「新しい順」または「古い順」の2択とする。なお、初期値(デフォルト設定)は、「新しい順」とする。
「いつもの」および「おすすめ」のカテゴリについては、「おすすめ順」、「新しい順」および「古い順」の3択とする。なお、初期値(デフォルト)は、「おすすめ順」とする。
「視聴途中」のカテゴリについては、最後に再生した番組(コンテンツ)を最上部に表示する。なお、「視聴途中」のカテゴリについては、ユーザによる並べ替えを不可とする。
「視聴途中」とは、少しでも再生した番組(コンテンツ)を区分するカテゴリとし、番組リスト(PVR録画の番組)や過去番組表(タイムシフト録画の番組)において、未再生を示す「New」あるいは「新」表示を外す(消去する)タイミングとする。なお、番組長の90%(以上)再生(視聴)したコンテンツは、「視聴途中」カテゴリから除外する。一方、本編時間長との比較の場合には、再生が実質的に終了した番組(エンディングテーマの開始や、「次週は」もしくは「続く」、等の表示のある映像まで視聴したことが特定できる場合)に、「視聴途中」カテゴリから除外する。
図25および図26は、カテゴリの選択入力(ユーザ操作)に対するカテゴリタブの表示の遷移の例を示す。
図25(a)−図25(e)は、予め所定数のカテゴリタブが選択(ユーザ登録)された状態で、カテゴリタブ表示が表示するカテゴリタブのうち最も画面左側に位置するカテゴリタブ表示にフォーカスが当てられた状態からのカテゴリタブ表示の表示の遷移の例を示す。図25(a)−図25(e)が示す個々のカテゴリタブは、図18および図19においてカテゴリタブ表示703−1、703−2、・・・、703−N−1、703−Nで示す位置に表示する。カテゴリタブ表示703−Nの位置には、「+」タブ表示(編集モード起動タブ表示あるいはカテゴリ設定タブ表示、と呼称する場合もある)を表示する。
図25(a)が示すように、カテゴリタブ表示703が表示するカテゴリタブのうち最も画面左側に位置するカテゴリタブ表示911aにフォーカスが当てられると、カテゴリ名表示704が、フォーカスがあてられたカテゴリタブのカテゴリ(カテゴリ名)を表示する。カテゴリタブ表示703において、最も画面右側に位置する「+」タブ表示911fの左側に位置する(最も画面左側から5番目のカテゴリタブ表示703に一度に(全体を)表示しきれない)タブ表示911eは、タブ全体を表示せず、右側がフェードアウトされた状態で表示する。
図25(b)が示すように、図25(a)においてカテゴリタブ表示911aにフォーカスが当てられた状態でリモコン操作(ユーザ入力)により1つ右のカテゴリタブ911bにフォーカスが当てられると、カテゴリ名表示704が、フォーカスが当てられたカテゴリタブのカテゴリ(カテゴリ名)を表示する。「+」タブ表示911fの左側に位置するタブ表示911eは、右側がフェードアウトされたタブ全体を表示しない状態を維持する。
図25(c)が示すように、図25(b)においてカテゴリタブ表示911bにフォーカスが当てられた状態でリモコン操作により1つ右のカテゴリタブ911cにフォーカスが当てられると、カテゴリ名表示704が、フォーカスが当てられたカテゴリタブのカテゴリ(カテゴリ名)を表示する。タブ表示911eは、右側がフェードアウトされたタブ全体を表示しない状態を維持する。
図25(d)が示すように、図25(c)においてカテゴリタブ表示911cにフォーカスが当てられた状態でリモコン操作により1つ右のカテゴリタブ911dにフォーカスが当てられると、カテゴリ名表示704が、フォーカスが当てられたカテゴリタブのカテゴリ(カテゴリ名)を表示する。タブ表示911eは、右側がフェードアウトされたタブ全体を表示しない状態を維持する。
図25(d)が示すカテゴリタブ表示911a、911b、911cおよび911dの表示状態は、「+」タブ表示911fの左側に位置する右側がフェードアウトされたタブ表示911eにおいて表示するカテゴリタブが、予め設定されている全てのカテゴリタブのうち「+」タブ表示911fを除いて残り1つ、となるまで継続する。また、カテゴリ名表示704は、カテゴリタブ表示911dにおいてその時点で表示しているカテゴリのカテゴリ名を表示する。すなわち、カテゴリタブ表示911dが表示するカテゴリ(カテゴリ名)は、カテゴリタブ表示703において、フォーカスが当てられる毎に1つ左に移動する(個々のカテゴリタブ表示911d、911c、911bおよび911aが表示するカテゴリ名も、押し出し式に変更される)。換言すると、カテゴリタブ表示703が表示しているカテゴリタブに対するフォーカスオン(ユーザ操作によりフォーカスを当てる)が画面左側から順である場合、「+」タブ表示911fの左側に位置する右側がフェードアウトされたタブ表示911eが表示するカテゴリが、予め設定されている全てのカテゴリタブのうち残り1つとなるまで、カテゴリタブ表示911eの左側に位置するカテゴリタブ表示911dに、フォーカス表示が、実質的に固定されたような状態となる。
図25(e)は、図25(d)において説明したカテゴリタブ表示911dにフォーカスが固定され、かつカテゴリタブ表示911eが、予め設定されている全てのカテゴリタブのうち「+」タブ表示911fを除いて残り1つとなったカテゴリを表示する例を示す。
図25(e)が示すように、リモコン操作(ユーザ入力)により、画面左側から画面右側へ順にフォーカスオンが繰り返され、カテゴリタブ表示911eにフォーカスが当たるタイミングでは、カテゴリタブ表示911e全体が表示されるよう、カテゴリタブ表示911eの表示が画面左側に移動する。カテゴリ名表示704が、カテゴリタブ表示911eのカテゴリ名を表示する。このとき、カテゴリタブ表示911eに適用されていたフェードアウト表示が、通常表示となる。これに対して、カテゴリタブ表示703において最も画面左側に位置するカテゴリタブ表示911aは、左側がフェードアウトされ、タブ全体を表示しない状態で、表示される。これにより、ユーザは、予め設定した全てのカテゴリタブを、フォーカスオンのために閲覧したことを、容易に認識できる。
図26(a)−図26(e)は、予め所定数のカテゴリタブが選択(ユーザ登録)された状態で、カテゴリタブ表示が表示するカテゴリタブのうちの「+」タブ表示を除いて最も画面右側に位置するカテゴリタブ表示にフォーカスが当てられた状態からのカテゴリタブ表示の遷移の例を示す。図26(a)−図26(e)が示す個々のカテゴリタブは、図18および図19においてカテゴリタブ表示703−1、703−2、・・・、703−N−1、703−Nで示す位置に表示する。
図26(a)が示すように、カテゴリタブ表示703が表示するカテゴリタブのうち「+」タブ表示921fに最も近接して位置するカテゴリタブ表示921gフォーカスが当てられると、カテゴリ名表示704が、フォーカスがあてられたカテゴリ(カテゴリ名)を表示する。カテゴリタブ表示703において、最も画面左側に位置する(カテゴリタブ表示703に一度に(全体を)表示しきれない)タブ表示921aは、タブ全体を表示せず、左側がフェードアウトされた状態で表示する。
図26(b)が示すように、図26(a)においてカテゴリタブ表示921gにフォーカスが当てられた状態でリモコン操作(ユーザ入力)により1つ左のカテゴリタブ921eにフォーカスが当てられると、カテゴリ名表示704が、カテゴリタブ表示921eに位置しているカテゴリのカテゴリ名を表示する。最もカテゴリタブ表示703の画面左側に位置するタブ表示921aは、タブ全体を表示せず、左側がフェードアウトされたタブ全体を表示しない状態を維持する。
図26(c)が示すように、図26(b)においてカテゴリタブ表示921eにフォーカスが当てられた状態でリモコン操作により1つ左のカテゴリタブ921dにフォーカスが当てられると、カテゴリ名表示704が、カテゴリタブ表示921dに位置しているカテゴリのカテゴリ名を表示する。タブ表示921aは、左側がフェードアウトされたタブ全体を表示しない状態を維持する。
図26(d)が示すように、図26(c)においてカテゴリタブ表示921dにフォーカスが当てられた状態でリモコン操作により1つ左のカテゴリタブ921cにフォーカスが当てられると、カテゴリ名表示704が、カテゴリタブ表示921cに位置しているカテゴリのカテゴリ名を表示する。タブ表示921aは、タブ全体を表示せず、左側がフェードアウトされたタブ全体を表示しない状態を維持する。
図26(d)が示すカテゴリタブ表示921c、921d、921eおよび921gの表示状態は、左側がフェードアウトされたタブ表示921bにおいて表示するカテゴリタブが、予め設定されている全てのカテゴリタブの残り1つ、となるまで継続する。また、カテゴリ名表示704は、カテゴリタブ表示921cにおいてその時点で表示しているカテゴリのカテゴリ名を表示する。すなわち、カテゴリタブ表示921cが表示するカテゴリ(カテゴリ名)は、カテゴリタブ表示703において、フォーカスが当てられる毎に1つ右に移動する(個々のカテゴリタブ表示921g、921e、921dおよび921cが表示するカテゴリ名も、押し出し式に変更される)。換言すると、カテゴリタブ表示703が表示しているカテゴリタブに対するフォーカスオン(ユーザ操作によりフォーカスを当てる)が画面右側から順である場合、左側がフェードアウトされたタブ表示921bが表示するカテゴリが、予め設定されている全てのカテゴリタブのうち残り1つとなるまで、カテゴリタブ表示921cに、フォーカス表示が、実質的に固定されたような状態となる。
図26(e)は、図26(d)において説明したカテゴリタブ表示921cにフォーカスが固定され、かつカテゴリタブ表示921aが、予め設定されている全てのカテゴリタブの残り1つとなったカテゴリを表示する例を示す。
図26(e)が示すように、リモコン操作(ユーザ入力)により、画面右側から画面左側へ順にフォーカスオンが繰り返され、カテゴリタブ表示921aにフォーカスが当たるタイミングでは、カテゴリタブ表示921a全体が表示されるよう、カテゴリタブ表示921aの表示が画面右側に移動する。カテゴリ名表示704が、カテゴリタブ表示921aのカテゴリ名を表示する。このとき、カテゴリタブ表示921aに適用されていたフェードアウト表示が、通常表示となる。これに対して、カテゴリタブ表示703において「+」タブ表示921fを除いて最も画面右側に位置するカテゴリタブ表示921eは、右側がフェードアウトされ、タブ全体を表示しない状態で、表示される。これにより、ユーザは、予め設定した全てのカテゴリタブを、フォーカスオンのために閲覧したことを、容易に認識できる。
なお、上述したカテゴリタブ表示703は、最も右に位置するカテゴリタブ表示703−Nの位置で表示する「+」タブ表示をフォーカスすることで、図30、他により説明するお好み設定を設定可能に、図29が表示する設定画面に遷移する。これにより、ユーザは、好みのカテゴリに対応するカテゴリタブの追加や、カテゴリタブ表示703が表示するカテゴリタブの削除、等が可能となる。但し、カテゴリタブ表示703がカテゴリタブ形式で表示可能なカテゴリには、例えば「視聴途中」、「いつもの」、「おすすめ」および「+」タブを含み、所定数、例えば20程度、とする。また、カテゴリタブ表示703がカテゴリタブ形式で表示するカテゴリは、「視聴途中」、「いつもの」、「おすすめ」および「+」タブを除き、最小で3程度であることが好ましい。
また、カテゴリタブ表示の遷移、他により説明したカテゴリタブ表示は、装置1の電源がオフされた時点でレジュームされ、次回起動時に、最後に選択されていたカテゴリタブに対応するカテゴリを維持した状態で起動する。
図27(a)および図27(b)は、効率再生モードを用いて再生している番組(コンテンツ)について、再生コースの変更を指示入力可能な画面表示の一例を示す。
例えば、おまかせ(再生コース2)により任意の番組(コンテンツ)を再生中の画面表示751において、リモコン40のメニューキーのオンあるいは画面表示されるメニューボタンから、現在効率再生に利用している再生コースを表示するバナーを表示する(図27(a))。バナーは、再生コース切り換えボタン752(および番組長(総再生時間)と現在再生位置(総再生時間に対する番組先頭からの再生時間)とを表示するプログレスバー)を表示する。再生コース切り換えボタン752をオン(押下)することで、図27(b)が示すように、再生コース切り換え入力受けつけ表示753を表示する。
再生コース切り換え入力受けつけ表示753は、4つの再生コースを、例えばコース名ボタン(入力ボタン)状に表示し、リモコン40を用いるコース名ボタン選択指示、あるいは予め割りあてられた色のカラーボタンからのダイレクト選択、等の制御入力に基づいて、再生コースの切り換えを、主制御ブロック20に指示できる。再生コース切り換えボタン752についても、予め決められた(割りあてられた)カラーボタンからのダイレクト入力も可能である。
再生コース切り換え入力受けつけ表示753を用いて再生コースを切り換え場合は、切り換え後の再生コース(名)を画面表示の所定の位置に表示する。但し、おまかせ再生(コース)とじっくり再生(コース)を適用していない通常再生(再生ボタン/キーにより指示した再生)においては、通常再生時の再生表示の位置に表示する。
なお、ダイジェストコース以外のコースで番組を再生中であって、ダイジェストコースでは本来再生されない位置を再生中にダイジェストコースへの切り換えが指示された場合には、現在の再生位置を含むチャプター位置の次のチャプター位置から番組を再生する。じっくり再生コースから他の再生コースに切り換えた場合も同様である。また、おまかせ再生コースにより番組を再生中であっても、早見早聞再生を適用できる。
図27(a)および図27(b)は、効率再生モードを用いて再生している番組(コンテンツ)について、再生コースの変更を指示入力可能な画面表示の一例を示す。
例えば、おまかせ(再生コース2)により任意の番組(コンテンツ)を再生中の画面表示751において、リモコン40のメニューキーのオンあるいは画面表示されるメニューボタンから、現在効率再生に利用している再生コースを表示するバナーを表示する(図27(a))。バナーは、再生コース切り換えボタン752(および番組長(総再生時間)と現在再生位置(総再生時間に対する番組先頭からの再生時間)とを表示するプログレスバー)を表示する。再生コース切り換えボタン752をオン(押下)することで、図27(b)が示すように、再生コース切り換え入力受けつけ表示753を表示する。
再生コース切り換え入力受けつけ表示753は、4つの再生コースを、例えばコース名ボタン(入力ボタン)状に表示し、リモコン40を用いるコース名ボタン選択指示、あるいは予め割りあてられた色のカラーボタンからのダイレクト選択、等の制御入力に基づいて、再生コースの切り換えを、主制御ブロック20に指示できる。再生コース切り換えボタン752についても、予め決められた(割りあてられた)カラーボタンからのダイレクト入力も可能である。
再生コース切り換え入力受けつけ表示753を用いて再生コースを切り換え場合は、切り換え後の再生コース(名)を画面表示の所定の位置に表示する。但し、おまかせ再生(コース)とじっくり再生(コース)を適用していない通常再生(再生ボタン/キーにより指示した再生)においては、通常再生時の再生表示の位置に表示する。
なお、ダイジェストコース以外のコースで番組を再生中であって、ダイジェストコースでは本来再生されない位置を再生中にダイジェストコースへの切り換えが指示された場合には、現在の再生位置を含むチャプター位置の次のチャプター位置から番組を再生する。じっくり再生コースから他の再生コースに切り換えた場合も同様である。また、おまかせ再生コースにより番組を再生中であっても、早見早聞再生を適用できる。
図28は、録画済の番組に、効率再生モードが適用されていることを、録画リスト中に表示する画面表示の一例を示す。
画面表示(録画リスト)600は、ユーザ操作(制御入力)を受けつけ、画面表示600から起動可能なさまざまな動作モードを起動するための任意数のボタン表示、を含む。
画面表示600は、例えば表示画面の名称を表示する画面名称表示601、他の画面表示においても表示することもある日時及びまたは時刻、を表示する日時情報表示602、ユーザが選択した所定数のカテゴリ(番組カテゴリ)をタブ状に表示するカテゴリタブ表示603を含む。
カテゴリタブ表示603は、所定数の表示領域603−1、603−2、・・・、603−N−1、603−Nを含み、予めユーザが設定(選択)したカテゴリ(カテゴリ名)を、表示領域603−1から順に、表示可能である。カテゴリタブ表示603が表示するカテゴリ(カテゴリタブ)の個数は、例えば5つである。カテゴリタブ表示603が表示するカテゴリ(カテゴリタブ)は、後段に説明するが、ユーザ設定に基づいて変更可能である。
カテゴリタブ表示603の下方であって画面表示600の概ね中央には、ユーザが選択したカテゴリの録画済番組について番組情報を表示する録画済番組情報表示(録画リストと称する場合もある)607が位置する。録画済番組情報表示607とカテゴリタブ表示603との間には、カテゴリ名表示604が、現在選択されているタブのカテゴリ(カテゴリ名)を表示する。
録画済番組情報表示607は、1画面表示(1ページ)あたり、所定数、例えば12の番組607−1、607−2、・・・、607−N−1、607−Nについて、チャンネル番号/番組供給元(放送局名/配信元名)及び/または番組供給元が用意している(番組供給元に)固有のロゴマーク(アイコン)、等を表示する録画番組名表示領域607A、録画(放送)日を表示する録画日表示領域607Bおよび効率再生モードにおいて適用されている再生コースを表示する再生コース表示領域607Cを表示する。
録画済番組情報表示607が表示する任意の番組をユーザが選択する(フォーカスを当てる)と、録画済番組情報表示607の近傍の所定の位置、例えば、録画済番組情報表示607の左側に、番組情報詳細表示605及び/または再生コース切り換え入力受けつけ表示606を表示する。
番組情報詳細表示605は、ユーザが選択した番組について、例えばサムネイル、放送開始時刻、番組名(タイトルロゴ)、放送局(番組配信元)名、等を表示する。
再生コース切り換え入力受けつけ表示606は、現在選択(設定)されている効率再生モードの再生コースおよび変更(選択)可能な再生コースを、例えばコース名ボタン(入力ボタン)状に表示し、リモコン40を用いるコース名ボタン選択指示、あるいは予め割りあてられた色のカラーボタンからのダイレクト選択、等の制御入力に基づいて、再生コースの切り換えを、主制御ブロック20に指示できる。
再生コースの変更は、例えば録画済番組情報表示607の再生コース表示領域607Cからも、指示入力が可能であることが好ましい。例えば、再生コース表示領域607Cにカーソルを当てて、[決定]ボタンをオンすることにより変更(入力)モードが起動し、任意の再生コースを選択可能なサブウインドが展開するものであってもよい。あるいは、予め「変更」指示のコマンドを出力可能に割りあてられたカラーボタンをオンする毎に、再生コース表示領域607Cが表示する「じっくり再生」、「おまかせ再生」、「サクッと再生」および「ダイジェスト再生」の再生コース名がサイクリックに変化し、その後、[決定]ボタンのオンあるいはタイムオーバーの検出により選択された再生コースが起動するものであってもよい。もしくは、変更モードの起動後、例えば[左]矢印キーおよび[右]矢印キーにより、再生コース表示領域607Cが表示する再生コースを選択できるものであってもよい。
図29−図41は、効率再生モードの利用のための設定手順の一例を示す。
リモコン40の[効率再生]キーの操作(オン)による「効率再生モード」の起動、もしくはメニュー画面からの「効率再生モード」の起動指示があると、図29が示すような初期設定画面1500を表示する。初期設定としては、再生コースの選択、カテゴリの選択、自動録画の選択、を含む。但し、図29が示す初期設定画面1500は、初回起動時のみ表示することとし、図18および図19、他が示す画面表示におけるカテゴリタブ表示703の「+」タブからの変更設定や、おまかせ自動録画設定からの変更設定時には表示しない。
リモコン40の操作により、ユーザが、図29が示す初期設定画面1500から「設定をはじめる」ボタンをオンすると、図30が示す再生コースの選択画面1501を表示する。図30が示す再生コースの選択画面1501は、「じっくり再生」コースまたは「おまかせ再生」コースのいずれかの選択(操作入力)を促す画面表示である。
再生コースの選択画面1501は、「おまかせ再生」コースを選択した場合に、「おまかせ再生」コースに加え、「サクッと再生」コースもしくは「ダイジェスト再生」のいずれも選択可能であることを、併せて表示する。
図30が示す再生コースの選択画面1501からの再生コースの設定が終了すると、図31が示すお好み追加・設定画面1502を表示する。図31が示すお好み追加・設定画面1502により選択するカテゴリが、図18および図19、他が示す画面表示におけるカテゴリタブ表示703に追加される。なお、「おまかせ自動録画」において(既に)設定されているカテゴリについては、選択された状態で表示する。また、「視聴途中」タブ、「いつもの」タブ、「おすすめ」タブおよび「+」タブのそれぞれは、カテゴリタブ表示703の右側(タブ表示703の終端側)に、予め選択された状態として、表示する。
図31が示すお好み追加・設定画面1502において、お好みの追加すなわち図31が示す画面表示中の「お好み設定へ」ボタンをオンすると、図32が示すカテゴリの選択画面1511が起動する(カテゴリの選択画面に遷移する)。
図32が示すカテゴリの選択画面1511は、所定数、例えば3行×7列で、選択可能なカテゴリを表示する。個々のカテゴリの表示は、例えばサムネイルあるいはイラストもしくは文字列、等により、ユーザが視覚的に、容易に識別(認識)可能な形式で表示する。個々のカテゴリの表示は、チェックボックス状の「選択順/表示順」識別子を含む。
図32が示すカテゴリの選択画面1511において、ユーザが任意のカテゴリの表示にフォーカスを当てると、フォーカスを当てたカテゴリに対する説明が、例えばカテゴリの表示の下方で[次へ]ボタン表示の上方の所定の領域に、表示される。
図32が示すカテゴリの選択画面1511において、ユーザが任意のカテゴリの表示にフォーカスを当ててリモコン40の[決定]キーをオンすると、そのカテゴリの表示の概ね中央に、チェックマークがOSD表示される。同時に、カテゴリの表示の「選択順/表示順」識別子に、選択された順に対応する数字が「1」−「9」の範囲内で表示される。リモコン40の[決定]キーをもう一度オンすると、そのカテゴリの表示が表示したチェックマークおよび「選択順/表示順」識別子が表示する数字が消える(選択前の状態に戻る)。リモコン40の[決定]キーの機能は、予め割りあてられた色のカラーボタンのオン/オフに置き換えることも可能である。その場合も、同ボタンをもう一度オンすると、サイクリックに、そのカテゴリの表示が表示したチェックマークおよび「選択順/表示順」識別子が表示する数字が消える(選択前の状態であって、カテゴリの選択(編集)が可能な編集モードに戻る)。
図32が示すカテゴリの選択画面1511において、ユーザが、カテゴリの表示からカテゴリを選択しなかった場合、例えば『1個以上選択してください。』というような、ワーニングメッセージを表示する。一方で、ユーザが、カテゴリの表示から選択しようとするカテゴリが10番目である場合、例えば『9個までしか選択できません。』というような、ワーニングメッセージを表示する。
図33は、図32が示すカテゴリの選択画面に引き続いて表示する詳細設定画面の例であり、ユーザが選択したカテゴリについて、例えば「ジャンル」、「人物(人名)」あるいは「キーワード」、等を任意に設定可能な入力(設定)を受けつける。図33が示す詳細設定画面1521において、「ジャンル」、「人物(人名)」および「キーワード」、等は、任意に組み合わせ可能である。また、「キーワード」については、「含まない(除外キーワード)」を設定することが可能である。
図34は、図33が示す詳細設定画面において、「ジャンル」が選択された場合に引き続いて表示するジャンル詳細設定画面の例である。
図34が示すジャンル詳細設定画面1531においては、「メインジャンル」および「サブジャンル」の選択(入力)が可能である。なお、「メインジャンル」を選択することで、「サブジャンル」が表示する項目(サブジャンル名)が、選択された「メインジャンル」に対応して更新(変更)される。
図35は、図33が示す詳細設定画面において、「人物(人名)」が選択された場合に引き続いて表示する人物詳細設定画面の例である。
図35が示す人物詳細設定画面1541は、例えば「人物リストから追加」という入力方法を選択可能である。ユーザが、「人物リストから追加」を選択した場合、図36−図38が示す人物リスト画面1551、1555および1556は、例えば録画番組や番組表(未来番組表)から取得可能なSI(サービスインフォメーション)から抽出し、「あ」行〜「わ」行および英数字を示す「abc・123」に分類し、タブごとに該当する人物を表示する。図36−図38が示す各人物リスト画面1551、1555および1556はまた、「母音」切り換え操作表示1552および「ページ」切り換え操作表示1553を所定の位置に表示する。
図36−図38が示す人物リスト画面1551、1555および1556は、左端に「あ」行の「あ」段−「お」段の子音タブを表示し、所望の人物へのアクセスをし易くしている(「abc・123」タブ選択中は、子音タブは表示しない)。子音タブは、リモコン40のキー操作により、フォーカスを移動することで切り換える。子音タブを変更しなくても、スクロール操作により、該当行内の全ての子音を確認可能できる。この時、表示している子音に合わせて、子音タブのセレクテッド表示を変更する。なお、「あ」行の最上段をフォーカス時は、より上方に向かうリモコン操作(例えば、「上」矢印キー操作)により、フォーカスが母音タブに移動する。また、「お」段の最下段をフォーカス時は、より下方に向かうリモコン操作(例えば、「下」矢印キー操作)により、フォーカスが母音タブに移動する。この時、「人物」表示の内容は、「あ」段の1ページ目を表示する。なお、各子音の段のいちばん最後のページの最下段の人物をフォーカスしている状態において、さらに下方に向かうリモコン操作があった場合、次の子音の段の最初のページに移動する。
またさらに、図36および図37が示す人物リスト画面(「あ」行の「あ」段)1551および1555は、同一の子音ごとにページ番号を表示する(「あ」段の人物が4ページある場合、Z/4(Zは正の整数)形式により、現在表示しているページのページ番号を表示する。すなわち、全体が4ページの場合のページ番号1のページは、図36において1/4(符号1554を付与)により、同ページ番号4のページは、図37において4/4(符号1554を付与)により、それぞれ表示する。図37に示した「あ」行「あ」段が4ページである場合、次の「子音」表示の画面表示は、図38が示す「あ」行「い」段を表示する画面表示1556となる。
なお、人物(人物名)は、少なくとも1人以上を表示するものとし、人物(人物名)が取得できていない場合に限り、人物が表示されていない画面(リスト)を表示して、例えば『しばらくお待ちください。』、等の文言をOSD表示する。
図39は、図33が示す詳細設定画面において、「キーワード」が選択された場合に引き続いて表示するキーワード詳細設定画面の例である。
図39が示すキーワード詳細設定画面1561は、例えば「キーワードリストを追加」という入力方法を選択可能である。ユーザが、「キーワードリストを追加」を選択した場合、例えば図24により既に説明した選択画面に類似した画面表示が表示される。
図40は、図29が示す設定画面1500における「おまかせ自動録画」を設定する画面表示の表示例を示す。
図40が示すおまかせ自動録画設定画面1601は、図31−図39に示したカテゴリの選択が終了することにより表示する。
図40が示すおまかせ自動録画設定画面1601は、図32が示すカテゴリの選択画面1511において、ユーザが選択したカテゴリの順に準拠する。但し、おまかせ自動録画のオン(設定)できるカテゴリの数は、例えば最大8、とする。従い、9番目のカテゴリを選択しようとした場合は、例えば『これ以上選択できません。』、等のワーニングメッセージを表示する。また、「視聴途中」、「おすすめ」および「いつもの」の3つのカテゴリのみが選択された場合には、選択できない旨をワーニングメッセージにて表示する。
なお、画面右側には、現在画面左側でフォーカスが当てられているカテゴリに対する現在のおまかせ自動録画の設定状況を表示する。
図41は、図40が示すおまかせ自動録画設定画面から詳細設定が選択された場合に、例えばポップアップ表示により表示する詳細設定画面の一例を示す。
図40が示すおまかせ自動録画設定画面1601を表示中に、例えば[青]キー(予め割りあてられた色のカラーボタン)の操作により、自動録画の詳細設定への遷移(表示)が指示されると、図41が示す詳細設定画面1611を、ポップアップを表示する。詳細設定終了後、「設定完了」を選択すると、変更内容を反映して、画面表示を終了する。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。