JP2007205668A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドレンパンを交換することなく、ドレンパンに細菌が繁殖することを抑制する空気調和機を提供する。
【解決手段】室内機は、熱交換器と、その熱交換器の下方に設けられ、その熱交換器からのドレン水を溜めるためのドレンパン(18)と、そのドレンパン(18)の内側にねじ止め固定され、水溶性抗菌剤(21)が収容され、そのドレンパン(18)に溜まったドレン水が流出入可能な収容容器(20)とを備えている。この収容容器(20)は、一部が開口した容器本体(22)と、その容器本体(22)にその開口を開閉可能に覆うように連結された蓋体(23)とを有する。収容容器(20)は、蓋体(23)が閉状態にされてドレンパン(18)の内側に固定されると、ドレンパン(18)内に位置するようになっている。
【選択図】図3

Description

本発明は、空気調和機に関するものである。
従来から、空気調和機が知られている。この空気調和機は、熱交換器と、その熱交換器の下方に設けられ、熱交換器からのドレン水を溜めるためのドレンパンとを備えている。
ここで、ドレンパンには細菌が繁殖しやすい。ドレンパンに細菌が繁殖すると、スライムが生成され、異臭を放ったり、ドレン管が詰まったりする。
そこで、特許文献1のものでは、ドレンパンの内側に貼られたドレンパンシートに抗菌剤を練り込み、その練り込んだ抗菌剤をドレン水に触れさせることで、細菌が繁殖することを抑制している。
特開2000−205591号公報
ところで、ドレンパンシートは薄いものなので、そのシートに練り込まれる抗菌剤の量は少ない。このため、その抗菌効果を長期間に亘って持続できず、ドレンパンを頻繁に交換しなければならない。この結果、ドレンパンの交換作業に煩わされることになり、また、ドレンパンをしばしば取り替える必要があるので、コストもかかる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ドレンパンを交換することなく、ドレンパンに細菌が繁殖することを抑制する空気調和機を提供することにある。
第1の発明は、熱交換器と、該熱交換器の下方に設けられ、該熱交換器からのドレン水を溜めるためのドレンパンとを備えた空気調和機であって、抗菌剤が収容される収容容器をさらに備え、上記収容容器は、一部が開口した容器本体と該容器本体に該開口を開閉可能に覆うように連結された蓋体とを有していて、該蓋体が閉状態にされることで少なくとも上記容器本体が上記ドレンパン内に位置するように構成されていることを特徴とするものである。
これにより、蓋体を閉状態にすることで少なくとも容器本体がドレンパン内に位置するので、収容容器に収容された抗菌剤によって、ドレンパンに細菌が繁殖することを抑制できる。
また、蓋体を開状態にすることで、収容容器に抗菌剤を簡単に補充できる。
以上の結果、ドレンパンを交換することなく、ドレンパンに細菌が繁殖することを抑制できる。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記収容容器は、上記蓋体が上記ドレンパンに固定されていることを特徴とするものである。
これにより、蓋体をドレンパンに固定しているので、収容容器をドレンパンに固定できる。
第3の発明は、上記第1又は第2の発明において、上記収容容器は、水溶性抗菌剤が収容され、上記容器本体が上記ドレンパンに溜まったドレン水が流出入可能に構成されていることを特徴とするものである。
これにより、容器本体をドレンパンに溜まったドレン水が流出入可能にしているので、収容容器に収容された水溶性抗菌剤がドレンパンに溜まったドレン水に溶け出す。そのため、ドレンパンに細菌が繁殖することを確実に抑制できる。
第4の発明は、上記第3の発明において、上記ドレンパンは、底部と、該底部の内側から上方に向かって突起し、上下方向長さが上記容器本体の上下方向長さと略同一の突起部とを有し、上記容器本体は、上方に向かって開口し、上記蓋体は、略平板状に形成されていて、一端縁部が上記容器本体の開口縁部に回動可能に連結された蓋本体と該蓋本体の他端縁部に設けられた固定部とを有し、上記収容容器は、上記固定部が上記突起部の上端面にねじ止め固定されていることを特徴とするものである。
これにより、収容容器の容器本体の上下方向長さとドレンパンの突起部の上下方向長さとを略同一にしたので、収容容器の蓋体の固定部を突起部の上端面にねじ止め固定すると、収容容器がねじとドレンパンの底部とで挟まれた状態になり、蓋体を閉状態に保つことができる。このように、簡単な構成で、収容容器のドレンパンへの固定時において、蓋体を閉状態に保つことができる。
第5の発明は、上記第3又は第4の発明において、上記容器本体は、少なくとも一部が空気調和機の運転中に上記ドレンパンに溜まったドレン水に浸るように配置されていることを特徴とするものである。
これにより、容器本体を、少なくとも一部が空気調和機の運転中にドレンパンに溜まったドレン水に浸るように配置しているので、空気調和機の運転中において、水溶性抗菌剤がドレン水に溶け出す。そのため、空気調和機の運転中において、ドレンパンに細菌が繁殖することを抑制できる。
第6の発明は、上記第3〜第5の発明のいずれか1つにおいて、上記容器本体は、少なくとも一部が空気調和機の運転停止中に上記ドレンパンに溜まったドレン水に浸るように配置されていることを特徴とするものである。
これにより、容器本体を、少なくとも一部が空気調和機の運転停止中にドレンパンに溜まったドレン水に浸るように配置しているので、空気調和機の運転停止中において、水溶性抗菌剤がドレン水に溶け出す。そのため、空気調和機の運転停止中において、ドレンパンに細菌が繁殖することを抑制できる。
第7の発明は、上記第3〜第6の発明のいずれか1つにおいて、上記水溶性抗菌剤は、粒状のものであり、上記容器本体の一部が、網目の大きさが上記水溶性抗菌剤の大きさよりも小さい網目部で構成されていることを特徴とするものである。
これにより、容器本体の一部を網目部で構成しているので、ドレンパンに溜まったドレン水が網目部を介して流出入する。このように、簡単な構成で、容器本体をドレン水が流出入可能にできる。
また、網目部の網目の大きさを水溶性抗菌剤の大きさよりも小さくしたので、水溶性抗菌剤が網目部から収容容器外に出ることを抑制できる。
第8の発明は、上記第3〜第7の発明のいずれか1つにおいて、上記ドレンパンに設けられ、該ドレンパンに溜まったドレン水を排出する排水ポンプをさらに備え、上記収容容器は、上記排水ポンプの近傍に配置されていることを特徴とするものである。
これにより、収容容器を排水ポンプの近傍に配置しているので、水溶性抗菌剤が溶け出したドレン水が排水ポンプによって吸い上げられる。そのため、排水ポンプに細菌が繁殖することを抑制できる。
第9の発明は、上記第1〜第8の発明のいずれか1つにおいて、上記蓋体は、爪部を有し、上記容器本体は、上記蓋体が閉状態のときに上記爪部が引っ掛かる引掛け部を有することを特徴とするものである。
これにより、蓋体の爪部を容器本体の引掛け部に引っ掛けて蓋体を閉状態にするので、蓋体を閉状態に確実に保つことができる。
本発明によれば、蓋体を閉状態にすることで少なくとも容器本体がドレンパン内に位置するので、収容容器に収容された抗菌剤によって、ドレンパンに細菌が繁殖することを抑制できる。また、蓋体を開状態にすることで、収容容器に抗菌剤を簡単に補充できる。以上の結果、ドレンパンを交換することなく、ドレンパンに細菌が繁殖することを抑制できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、室内機の断面図であり、図2は、収容容器をドレンパンの内側にねじ止め固定した様子を示す斜視図であり、図3は、図2のIII−III線の矢視断面図であり、図4は、蓋体が開状態の収容容器の平面図であり、図5は、蓋体が開状態の収容容器の正面図であり、図6は、蓋体が開状態の収容容器の側面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る室内機(空気調和機に相当)(1)は、室内の天井裏に埋設配置された天井埋込型のものである。室内機(1)は、天井(F)の上側に埋設配置された略直方体状のケーシング(10)と、そのケーシング(10)の底面に装着された略正方形状の化粧パネル(30)とを備えている。
ケーシング(10)の底部の中央部には、略円状の空気吸込口(11)が設けられている。ケーシング(10)の底部の空気吸込口(11)の周囲には、略長方形状の4つの空気吹出口(12)が空気吸込口(11)を囲むように形成されている。ケーシング(10)内における空気吸込口(11)と空気吹出口(12)とを結ぶ空気通路(13)には、ファン(14)が配設されている。ケーシング(10)内におけるファン(14)の下方(吸込み側)には、ベルマウス(16)が配設されている。
ケーシング(10)内のファン(14)の周囲には、熱交換器(17)がファン(14)を囲むように配設されている。この熱交換器(17)は、例えばクロスフィンコイル型のものである。熱交換器(17)は、平面視で略正方形状に形成されている。ケーシング(10)内の熱交換器(17)の下方には、ドレンパン(18)が熱交換器(17)に対応するように配設されている。このドレンパン(18)は、熱交換器(17)からのドレン水(D)を溜めるためのものである。ドレンパン(18)は、平面視で略正方形状でかつ横断面略U字状に形成されている。図1〜図3に示すように、ドレンパン(18)は、底部(18a)と、その底部(18a)に上下方向に延びるように設けられた側壁(18b)と、その底部(18a)の内側(内面,上側)から上方に向かって突起する突起部(18c)とを有している。突起部(18c)の上端面の中央部には、ねじ穴(18d)が上下方向に延びるように形成されている。ドレンパン(18)には、排水ポンプ(19)が配設されている。この排水ポンプ(19)は、ドレンパン(18)に溜まったドレン水(D)を排出するためのものである。排水ポンプ(19)は、ドレンパン(18)の突起部(18c)の近傍に配置されている。
図2〜図6に示すように、ドレンパン(18)の突起部(18c)には、収容容器(20)がねじ止め固定されている。すなわち、この収容容器(20)は、排水ポンプ(19)の近傍に配置されている。収容容器(20)は、粒状の水溶性抗菌剤(21)が収容されている。この水溶性抗菌剤(21)は、例えば、ゼオライト系抗菌剤、シリカゲル系抗菌剤、ケイ酸ガラス系抗菌剤、ヒドロキシアパタイト系抗菌剤、リン酸ジルコニウム系抗菌剤、ケイ酸塩抗菌剤、酸化チタン抗菌剤、又はウィスカ抗菌剤などである。収容容器(20)は、樹脂成形されている。
収容容器(20)は、上方に向かって開口した容器本体(22)と、その容器本体(22)にその開口(22b)を開閉可能に覆うように連結された蓋体(23)とを有している。収容容器(20)は、蓋体(23)が閉状態にされてドレンパン(18)の内側に固定されると、ドレンパン(18)内に位置するようになっている。
容器本体(22)は、上下方向長さがドレンパン(18)の突起部(18c)の上下方向長さとほぼ同一であって、横断面略U字状に形成されている。容器本体(22)の開口縁部(22c)の前縁部には、略平板状の2つの引掛け部(22d)が配設されている。これらの引掛け部(22d)には、蓋体(23)が閉状態になると、蓋体(23)の爪部(23c)が引っ掛かるようになっている。容器本体(22)の開口縁部(22c)の上面の内周側には、上方に向かって突起する突条部(22e)が設けられている。
容器本体(22)は、ドレンパン(18)に溜まったドレン水(D)が流出入可能になっている。具体的には、容器本体(22)は、少なくとも下部が室内機(1)の冷房運転中及び運転停止中にドレンパン(18)に溜まったドレン水(D)に浸漬するように配置されており、容器本体(22)の下部が、1つの網目の大きさが1粒の水溶性抗菌剤(21)の大きさよりも小さい網目部(22a)で構成されている。そして、ドレンパン(18)に溜まったドレン水(D)が、この網目部(22a)を介して、収容容器(20)に流れ込んだり、収容容器(20)から流れ出したりする。これにより、収容容器(20)に収容された水溶性抗菌剤(21)がそのドレン水(D)に溶け出すようになっている。網目部(22a)は、容器本体(22)と一体に樹脂成形されている。
蓋体(23)は、略平板状に形成されていて、後端縁部が容器本体(22)の開口縁部(22c)の後縁部に回動可能に連結された略長方形状の蓋本体(23a)とその蓋本体(23a)の前端縁部に設けられた略長方形状の固定部(23b)とを有している。容器本体(22)と蓋本体(23a)との連結部(24)が薄肉状に形成されており、蓋本体(23a)がこの薄肉部(24)を中心として回転自在になっている。蓋本体(23a)の前端縁部の裏側には、2つの爪部(23c)が容器本体(22)の各引掛け部(22d)にそれぞれ対応するように配設されている。固定部(23b)の中央部には、略円状のねじ挿通穴(23d)が形成されている。蓋本体(23a)の裏側には、凹部(23e)が容器本体(22)の突条部(22e)に対応するように形成されている。この凹部(23e)には、蓋体(23)が閉状態になると、容器本体(22)の突条部(22e)が嵌まるようになっている。
以下、収容容器(20)のドレンパン(18)の内側へのねじ止め固定の工程について説明する。まず、蓋体(23)を開状態にし、容器本体(22)に水溶性抗菌剤(21)を入れる。そして、蓋体(23)を回動させ、その各爪部(23c)を容器本体(22)の各引掛け部(22d)に引っ掛ける。これにより、蓋体(23)が閉状態にされる。それから、雄ねじ(25)を、蓋体(23)の固定部(23b)のねじ挿通穴(23d)に挿通させた状態でドレンパン(18)の突起部(18c)のねじ穴(18d)に嵌めて締める。これにより、固定部(23b)が突起部(18c)の上端面にねじ止め固定される。ここで、上述のように、ドレンパン(18)の突起部(18c)の上下方向長さと収容容器(20)の容器本体(22)の上下方向長さとをほぼ同一にしたので、固定部(23b)を突起部(18c)の上端面にねじ止め固定すると、収容容器(20)がねじとドレンパン(18)の底部(18a)とで挟まれた状態になり、蓋体(23)を閉状態に維持することができる。
図1に示すように、化粧パネル(30)の中央部には、略正方形状の空気吸込口(31)がケーシング(10)の空気吸込口(11)に対応するように形成されている。化粧パネル(30)の空気吸込口(31)の周囲には、略長方形状の4つの空気吹出口(32)が空気吸込口(31)を囲むように形成されている。これらの空気吹出口(32)は、ケーシング(10)の各空気吹出口(12)にそれぞれ対応するように配置されている。
−効果−
以上により、本実施形態によれば、蓋体(23)を閉状態にすることで収容容器(20)がドレンパン(18)内に位置するので、収容容器(20)に収容された水溶性抗菌剤(21)によって、ドレンパン(18)に細菌が繁殖することを抑制できる。
また、蓋体(23)を開状態にすることで、収容容器(20)に水溶性抗菌剤(21)を簡単に補充できる。
以上の結果、ドレンパン(18)を交換することなく、ドレンパン(18)に細菌が繁殖することを抑制できる。
また、蓋体(23)をドレンパン(18)の内側に固定しているので、収容容器(20)をドレンパン(18)の内側に固定できる。
また、容器本体(22)をドレンパン(18)に溜まったドレン水(D)が流出入可能にしているので、収容容器(20)に収容された水溶性抗菌剤(21)がドレンパン(18)に溜まったドレン水(D)に溶け出す。そのため、ドレンパン(18)に細菌が繁殖することを確実に抑制できる。
また、収容容器(20)の容器本体(22)の上下方向長さとドレンパン(18)の突起部(18c)の上下方向長さとを略同一にしたので、収容容器(20)の蓋体(23)の固定部(23b)を突起部(18c)の上端面にねじ止め固定すると、収容容器(20)が雄ねじ(25)とドレンパン(18)の底部(18a)とで挟まれた状態になり、蓋体(23)を閉状態に保つことができる。このように、簡単な構成で、収容容器(20)のドレンパン(18)の内側へのねじ止め固定時において、蓋体(23)を閉状態に保つことができる。
また、容器本体(22)を、少なくとも下部が室内機(1)の冷房運転中にドレンパン(18)に溜まったドレン水(D)に浸るように配置しているので、室内機(1)の冷房運転中において、水溶性抗菌剤(21)がドレン水(D)に溶け出す。そのため、室内機(1)の冷房運転中において、ドレンパン(18)に細菌が繁殖することを抑制できる。
また、容器本体(22)を、少なくとも下部が室内機(1)の運転停止中にドレンパン(18)に溜まったドレン水(D)に浸るように配置しているので、室内機(1)の運転停止中において、水溶性抗菌剤(21)がドレン水(D)に溶け出す。そのため、室内機(1)の運転停止中において、ドレンパン(18)に細菌が繁殖することを抑制できる。
また、容器本体(22)の下部を網目部(22a)で構成しているので、ドレンパン(18)に溜まったドレン水(D)が網目部(22a)を介して流出入する。このように、簡単な構成で、容器本体(22)をドレン水(D)が流出入可能にできる。
また、網目部(22a)の網目の大きさを水溶性抗菌剤(21)の大きさよりも小さくしたので、水溶性抗菌剤(21)が網目部(22a)から収容容器(20)外に出ることを抑制できる。
また、収容容器(20)を排水ポンプ(19)の近傍に配置しているので、水溶性抗菌剤(21)が溶け出したドレン水(D)が排水ポンプ(19)によって吸い上げられる。そのため、排水ポンプ(19)に細菌が繁殖することを抑制できる。
また、蓋体(23)の爪部(23c)を容器本体(22)の引掛け部(22d)に引っ掛けて蓋体(23)を閉状態にするので、蓋体(23)を閉状態に確実に保つことができる。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、蓋体(23)が閉状態にされて突起部(18c)に固定されると、収容容器(20)がドレンパン(18)内に位置するようになっているが、少なくとも容器本体(22)がドレンパン(18)内に位置するようになっていれば良い。
また、上記実施形態では、蓋体(23)をドレンパン(18)の内側にねじ止め固定しているが、これ以外の手段で固定しても良い。
また、上記実施形態では、蓋体(23)をドレンパン(18)の突起部(18c)にねじ止め固定しているが、ドレンパン(18)の突起部(18c)以外の部分にねじ止め固定しても良い。さらに、ドレンパン(18)以外の部材にねじ止め固定しても良い。
また、上記実施形態では、容器本体(22)が上方に向かって開口しているが、これ以外の方向に向かって開口しても良い。
また、上記実施形態では、収容容器(20)に水溶性抗菌剤(21)を収容しているが、水溶性以外の抗菌剤を収容しても良い。
また、上記実施形態では、収容容器(20)に粒状の水溶性抗菌剤(21)を収容しているが、これ以外の形状の水溶性抗菌剤(21)を収容しても良い。
また、上記実施形態では、容器本体(22)の下部を網目部(22a)で構成しているが、容器本体(22)の下部以外の部分を網目部(22a)で構成しても良い。
また、上記実施形態では、容器本体(22)の下部を網目部(22a)で構成することで、容器本体(22)をドレンパン(18)に溜まったドレン水(D)が流出入可能にしているが、これ以外の手段で容器本体(22)をドレン水(D)が流出入可能にしても良い。
本発明は、実施形態に限定されず、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく他の色々な形で実施することができる。
このように、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には何ら拘束されない。さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明にかかる空気調和機は、ドレンパンを交換することなく、ドレンパンに細菌が繁殖することを抑制する用途等にも適用できる。
本発明の実施形態に係る室内機の断面図である。 収容容器をドレンパンの内側にねじ止め固定した様子を示す斜視図である。 図2のIII−III線の矢視断面図である。 蓋体が開状態の収容容器の平面図である。 蓋体が開状態の収容容器の正面図である。 蓋体が開状態の収容容器の側面図である。
符号の説明
(1) 室内機(空気調和機)
(10) ケーシング
(17) 熱交換器
(18) ドレンパン
(18a) 底部
(18b) 側壁
(18c) 突起部
(19) 排水ポンプ
(20) 収容容器
(21) 水溶性抗菌剤
(22) 容器本体
(22a) 網目部
(22b) 開口
(22c) 開口縁部
(22d) 引掛け部
(23) 蓋体
(23a) 蓋本体
(23b) 固定部
(23c) 爪部
(F) 天井
(D) ドレン水

Claims (9)

  1. 熱交換器(17)と、該熱交換器(17)の下方に設けられ、該熱交換器(17)からのドレン水(D)を溜めるためのドレンパン(18)とを備えた空気調和機であって、
    抗菌剤(21)が収容される収容容器(20)をさらに備え、
    上記収容容器(20)は、一部が開口した容器本体(22)と該容器本体(22)に該開口(22b)を開閉可能に覆うように連結された蓋体(23)とを有していて、該蓋体(23)が閉状態にされることで少なくとも上記容器本体(22)が上記ドレンパン(18)内に位置するように構成されていることを特徴とする空気調和機。
  2. 請求項1記載の空気調和機において、
    上記収容容器(20)は、上記蓋体(23)が上記ドレンパン(18)に固定されていることを特徴とする空気調和機。
  3. 請求項1又は2記載の空気調和機において、
    上記収容容器(20)は、水溶性抗菌剤(21)が収容され、上記容器本体(22)が上記ドレンパン(18)に溜まったドレン水(D)が流出入可能に構成されていることを特徴とする空気調和機。
  4. 請求項3記載の空気調和機において、
    上記ドレンパン(18)は、底部(18a)と、該底部(18a)の内側から上方に向かって突起し、上下方向長さが上記容器本体(22)の上下方向長さと略同一の突起部(18c)とを有し、
    上記容器本体(22)は、上方に向かって開口し、
    上記蓋体(23)は、略平板状に形成されていて、一端縁部が上記容器本体(22)の開口縁部(22c)に回動可能に連結された蓋本体(23a)と該蓋本体(23a)の他端縁部に設けられた固定部(23b)とを有し、
    上記収容容器(20)は、上記固定部(23b)が上記突起部(18c)の上端面にねじ止め固定されていることを特徴とする空気調和機。
  5. 請求項3又は4記載の空気調和機において、
    上記容器本体(22)は、少なくとも一部が空気調和機の運転中に上記ドレンパン(18)に溜まったドレン水(D)に浸るように配置されていることを特徴とする空気調和機。
  6. 請求項3〜5のいずれか1つに記載の空気調和機において、
    上記容器本体(22)は、少なくとも一部が空気調和機の運転停止中に上記ドレンパン(18)に溜まったドレン水(D)に浸るように配置されていることを特徴とする空気調和機。
  7. 請求項3〜6のいずれか1つに記載の空気調和機において、
    上記水溶性抗菌剤(21)は、粒状のものであり、
    上記容器本体(22)の一部が、網目の大きさが上記水溶性抗菌剤(21)の大きさよりも小さい網目部(22a)で構成されていることを特徴とする空気調和機。
  8. 請求項3〜7のいずれか1つに記載の空気調和機において、
    上記ドレンパン(18)に設けられ、該ドレンパン(18)に溜まったドレン水(D)を排出する排水ポンプ(19)をさらに備え、
    上記収容容器(20)は、上記排水ポンプ(19)の近傍に配置されていることを特徴とする空気調和機。
  9. 請求項1〜8のいずれか1つに記載の空気調和機において、
    上記蓋体(23)は、爪部(23c)を有し、
    上記容器本体(22)は、上記蓋体(23)が閉状態のときに上記爪部(23c)が引っ掛かる引掛け部(22d)を有することを特徴とする空気調和機。
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