JP2007205649A - 運用状況評価装置および運用状況評価方法 - Google Patents

運用状況評価装置および運用状況評価方法 Download PDF

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Abstract

【課題】建物におけるエネルギーの運用状況と快適性の運用状況の相互バランスの評価結果を即座に知る。
【解決手段】評価対象期間中のエネルギーの目標使用量の金額換算値と実使用量の金額換算値とからエネルギーの損益額を求め、目標使用量の金額換算値で除して、エネルギーの損益率を求める。このエネルギーの損益率からエネルギーの運用状況の良否を判定する。評価対象期間中の快適性収入額と快適性損失額を求め、快適性収入額から快適性損失額を差し引いて快適性の損益額を求める。この快適性の損益額から快適性の運用状況の良否を判定する。エネルギーの運用状況および快適性の運用状況の良否判定結果を組み合わせて評価結果とし4分割された領域S1〜S4に選択的に表示する(選択された領域をオレンジ色とする)。
【選択図】 図2

Description

この発明は、建物におけるエネルギーの運用状況および快適性の運用状況を評価する運用状況評価装置および運用状況評価方法に関するものである。
昨今、環境問題が社会問題として取り上げられ、工場,オフィスビル,デパート,ホテルなどの建物では、省エネルギー法によって使用エネルギー量を定期報告するように義務づけられている。
このような背景のもと、従来より、建物で使用されたエネルギーの消費量と標準的なエネルギーの消費量とを比較し、その比較結果に基づいて省エネルギーに対する評価を行う装置が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−91311号公報 特開2002−22238号公報
しかしながら、建物における省エネルギーは、エネルギーの消費量を削減することであり、エネルギーの消費量の削減によって室内環境が悪化してしまう虞れがある。例えば、建物において、全体のエネルギーに占める空調エネルギーの比率は約40%である。空調エネルギーを減少させれば、建物におけるエネルギーの消費量を大きく削減することが可能であるが、空調エネルギーを減少させると室内環境が悪化し、快適性が損なわれてしまう。
そこで、省エネルギーと快適性のバランスをとった運用が望まれることになるが、これまで建物におけるエネルギーの運用状況と快適性の運用状況とは別々に管理されていた。例えば、特許文献1に示された装置では、建物にける省エネルギーに対する評価結果を表示するようにしているのに対し、特許文献2に示された装置では、人体周囲の温熱環境要素を検出し、この温熱環境要素の検出結果に基づいて人体が感じる快適さのレベルを推定し、これを室内における快適性に対する評価結果として表示するようにしている。
このように、従来においては、省エネルギーと快適性のバランスをとった運用を行いたい場合、省エネルギーに対する評価結果を表示する装置と、快適性に対する評価結果を表示する装置とを用い、2つの装置が別々に表示する評価結果を組み合わせなければならず、建物におけるエネルギーの運用状況と快適性の運用状況の相互バランスの評価結果を即座に知ることができなかった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、建物におけるエネルギーの運用状況と快適性の運用状況の相互バランスの評価結果を即座に知ることができる運用状況評価装置および運用状況評価方法を提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、建物におけるエネルギーの運用状況の良否を判定する第1の運用状況良否判定手段と、建物における快適性の運用状況の良否を判定する第2の運用状況良否判定手段と、エネルギーの運用状況の良否判定結果および快適性の運用状況の良否判定結果を組み合せて評価対象としディスプレイ上の4分割された領域に選択的に表示する良否判定結果表示手段とを設けたものである。なお、本発明は、運用状況評価装置としてではなく、運用状況評価方法として実現することも可能である。
この発明によれば、建物におけるエネルギーの運用状況の良否判定結果と建物における快適性の運用状況の良否判定結果とが組み合わされ、この組み合せが評価結果としてディスプレイ上の4分割された領域に選択的に表示される。例えば、ディスプレイ上の4分割された領域をS1,S2,S3,S4とした場合、領域S1に「エネルギーの運用状況は悪いが快適性の運用状況は良い」という評価結果が表示され、領域S2に「エネルギーの運用状況および快適性の運用状況が共に良い」という評価結果が表示され、領域S3に「エネルギーの運用状況よび快適性の運用状況が共に悪い」という評価結果が表示され、領域S4に「エネルギーの運用状況は良いが快適性の運用状況が悪い」という評価結果が表示される。
なお、この場合、分割された領域に評価結果を文字で書き込んでおき、選択された領域を色を変えて強調表示するなどとするとよい。また、4分割された領域をXY軸で示される2軸の平面とし、X軸にエネルギーの運用状況を、Y軸に快適性の運用状況をとり、X軸,Y軸に対して良否の方向を付すことによって、さらに分かり易い表示形態とすることができる。
本発明において、建物におけるエネルギーの運用状況の良否の判定は、建物における評価対象期間中のエネルギーの目標使用量と実使用量とからエネルギーの損益率を求め、このエネルギーの損益率に基づいて行う。例えば、建物における評価対象期間中のエネルギーの目標使用量の金額換算値と実使用量の金額換算値とからエネルギーの損益額を求め、この求めたエネルギーの損益額を目標使用量の金額換算値で除してエネルギーの損益率を求め、エネルギーの損益率がプラス(損益率≧0%)であれば、エネルギーの運用状況が「良い」と判定し、エネルギーの損益率がマイナス(損益率<0%)であれば、エネルギーの運用状況が「悪い」と判定する。
また、本発明において、建物における快適性の運用状況の良否の判定は、建物における評価対象期間中の快適性を金額換算してその損益額を求め、この快適性の損益額に基づいて行う。例えば、建物における評価対象期間中の快適性を金額換算して快適性収入額と快適性損失額を求め、快適性収入額から快適性損失額を差し引いて快適性の損益額を求め、快適性の損益額がプラス(快適性収入額≧快適性損失額)であれば、快適性の運用状況が「良い(快適)」と判定し、快適性の損益額がマイナス(快適性収入額<快適性損失額)であれば、快適性の運用状況が「悪い(不快)」と判定する。
本発明において、エネルギーの運用状況の良否を判定する場合の評価対象期間と快適性の運用状況の良否を判定する場合の評価対象期間とは、同じであるとは限らない。例えば、エネルギーの運用状況の良否を判定する場合の評価対象期間(エネルギーの評価対象期間)を今年度4/1から前月末までの期間とし、快適性の運用状況の良否を判定する場合の評価対象期間(快適性の評価対象期間)を前月(1日〜月末)とするなどとしてもよい。
本発明によれば、建物におけるエネルギーの運用状況の良否判定結果と建物における快適性の運用状況の良否判定結果とが組み合わされ、この組み合わせが評価結果としてディスプレイ上の4分割された領域に選択的に表示されるので、建物におけるエネルギーの運用状況と快適性の運用状況の相互バランスの評価結果を即座に知ることができるようになる。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る運用状況評価装置を含む情報サービスシステムの一実施の形態の概略を示す図である。
同図において、1は運用状況の評価対象とされるビル(建物)、2はビル1における空調設備,電気設備,防犯設備,衛生設備などの各種設備の監視や制御を行うビル監視制御装置(BAS)、3はネットワーク等NW1を介してビル監視制御装置2に接続された情報サーバ、4はネットワーク等NW2を介して情報サーバ3に接続された顧客のコンピュータ(クライアントコンピュータ)である。
この実施の形態において、顧客とは、ビル1を資産として活用運用している建物運営会社やビル1のオーナ、オーナから運営を任された人などのことを指す。また、図1には運用状況の評価対象とされるビルを1つしか示していないが、実際には同様のビルが多数存在し、各ビルのビル監視制御装置がネットワークNW1を介して情報サーバ3に接続されている。
また、この実施の形態において、運用状況評価装置は情報サーバ3とクライアントコンピュータ4とから構成され、情報サーバ3が運用状況の良否判定を行い、クライアントコンピュータ4がその良否判定結果に基づく評価結果の画面表示を行う。情報サーバ3およびクライアントコンピュータ4は、プロセッサや記憶装置からなるハードウェアと、これらのハードウェアと協働して各種機能を実現させるプログラムとによって実現される。
情報サーバ3は、本実施の形態特有の機能として、クライアントコンピュータ4からの要求に応じ、指定されたビル1におけるエネルギーの運用状況および快適性の運用状況の良否判定を行い、その良否判定結果に基づく評価結果の画面をクライアントコンピュータ4に送る運用状況評価機能を有している。以下、クライアントコンピュータ4のディスプレイに表示される画面を参照しながら、情報サーバ3が有する運用状況評価機能について説明する。
〔建物を指定しての運用状況の評価結果の表示〕
顧客は、クライアントコンピュータ4からインターネットNW2を経由して情報サーバ3にアクセスすることにより、所望のビル1を指定して、そのビル1におけるエネルギーの運用状況および快適性の運用状況の評価結果を閲覧することができる。例えば、クライアントコンピュータ4において、ビル1として「環境技術センター」を指定すると、図2に示すような評価結果の閲覧画面G1(例1)がクライアントコンピュータ4のディスプレイに表示される。
この閲覧画面G1において、「環境技術センター」におけるエネルギーの運用状況および快適性の運用状況の評価結果は、エネルギーの運用状況の良否判定結果と快適性の運用状況の良否判定結果とを組み合わせて、「エネルギーの運用状況(エネルギー運用効率)」を横軸(X軸)、「快適性の運用状況(室内快適性)」を縦軸(Y軸)とするXY平面の4分割された領域S1,S2,S3,S4に選択的に表示される。
例えば、エネルギーの運用状況(エネルギー運用効率)が悪くて、快適性の運用状況(室内快適性)が良い場合、領域S1が選択されてその領域の色がオレンジ色となる。エネルギーの運用状況が良く、快適性の運用状況も良い場合、領域S2が選択されてその領域がオレンジ色となる。エネルギーの運用状況が悪く、快適性の運用状況も悪い場合、領域S3が選択されてその領域がオレンジ色となる。エネルギーの運用状況が良く、快適性の運用状況が悪い場合、領域S4が選択されてその領域がオレンジ色となる。なお、選択されなかった他の領域は、グレーとなる。このグレーとオレンジ色との対比により、選択された領域が強調表示されるものとなり、評価結果が一目で分かるようになる。
なお、領域S1,S2,S3,S4には、その領域に割り当てられたエネルギーの運用状況の良否判定結果と快適性の運用状況の良否判定結果の組み合わせが文字で書き込まれている。また、エネルギーの運用状況(エネルギー運用効率)を示す横軸(X軸)には「良い」/「悪い」の方向(良否の方向)が文字で示され、快適性の運用状況(室内快適性)を示す縦軸(Y軸)には「快適」/「不快」の方向(良否の方向)が文字で示されている。
例えば、領域S1がオレンジ色で表示された場合(図2参照)、領域S1に記入されている文字および縦軸および横軸に文字で示されている「良い」/「悪い」の方向によって、「エネルギーの運用状況は悪いが快適性の運用状況は良い」という評価結果を即座に知ることができる。領域S4がオレンジ色で表示された場合(図13参照)、領域S4に記入されている文字および縦軸および横軸に文字で示されている「良い」/「悪い」の方向によって、「エネルギーの運用状況は良いが快適性の運用状況が悪い」という評価結果を即座に知ることができる。
このように、本実施の形態によれば、所望のビルを指定して、そのビルにおけるエネルギーの運用状況と快適性の運用状況の相互バランスの評価結果を、4分割された領域S1,S2,S3,S4中のオレンジ色とされた領域の位置で即座に知ることができ、この評価結果に基づいて運用を練り直すことにより、省エネルギーと快適性のバランスをとった運用を推し進めて行くことができるようになる。
〔エネルギーの運用状況の良否判定〕
情報サーバ3において、指定されたビル1におけるエネルギーの運用状況の良否判定は、次のようにして行われる。情報サーバ3は、クライアントコンピュータ4からビル1を指定して運用状況の評価結果の閲覧要求があると、エネルギーの評価対象期間を「今年度4月1日〜前月月末」とし、その評価対象期間中の指定されたビル1におけるエネルギーの目標使用量の金額換算値(エネルギーの目標額)を求める。
この場合、情報サーバ3は、電気,ガス,熱量などのエネルギーの種別毎に定められているビル1における各月のエネルギーの目標使用量にそのエネルギーの種別に応じた単価(エネルギー単価)を乗じ、それをトータルして各月のエネルギーの目標額(月毎の建物全体のエネルギーの目標額)を求める。そして、今年度4月1日〜前月月末までの各月のエネルギーの目標額をトータルして、評価対象期間中のビル1におけるエネルギーの目標額(評価対象期間中の建物全体のエネルギーの目標額)を得る。以下、この求めた評価期間中の建物全体のエネルギーの目標額をTAとする。
なお、本実施の形態において、電気,ガス,熱量などのエネルギーの種別毎のエネルギー単価は、予め初期値として設定されている。このエネルギー単価は、クライアントコンピュータ4のディスプレイ上にエネルギー単価の設定画面W1(図3参照)を呼び出すことにより、設定変更することが可能である。本実施の形態におけるエネルギー単価は、電力供給会社などによる基本料金+従量料金といった料金計算ではなく、あくまで1kWh=20円というような値であり、このエネルギー単価を乗じて算出される金額は実際のエネルギーコストとは多少異なる。
また、本実施の形態において、電気,ガス,熱量などのエネルギーの種別毎の各月のエネルギーの目標使用量は、クライアントコンピュータ4のディスプレイ上に、各月のエネルギーの目標使用量の設定画面W2(図4参照)を呼び出すことにより、設定したり、変更したりすることが可能である。
図4に示した設定画面W2は、各月の電気の目標使用量の設定画面を示し、「2004年度」が前年度、「2005年度」が今年度、「2006年度」が次年度を示す。前年度の各月の目標使用量については設定変更することはできない。今年度および次年度の各月の目標使用量の設定および設定変更は可能である。今年度および来年度について、対前年比を入力し、「計算」と表示されている箇所をクリックすると、その前の年の各月の目標使用量に対前年比を乗じた値が目標指標量として自動計算される。
次に、情報サーバ3は、電気,ガス,熱量などのエネルギーの種別毎に、ビル1における各月のエネルギーの実使用量を求め、この各月のエネルギーの実使用量にそのエネルギーの種別に応じたエネルギー単価を乗じ、それをトータルして各月のエネルギーの使用額(月毎の建物全体のエネルギーの使用額)を求める。そして、今年度4月1日〜前月月末までの各月のエネルギーの使用額をトータルして、評価対象期間中のビル1におけるエネルギーの使用額(評価対象期間中の建物全体のエネルギーの使用額)を得る。以下、この求めた評価対象期間中の建物全体のエネルギーの使用額をTBとする。
なお、ビル1には受電電力量メータやガス受入使用量メータ、DHC冷水受入メータなどのメータ(図示せず)が設けらており、その計測データはビル監視制御装置2により収集蓄積される。この場合、情報サーバ3は、ビル監視制御装置2にアクセスして、計測データを呼び出し、ビル1における各月のエネルギーの実使用量(電気量kwh、ガス量Nm3 、熱量MJなど)を求める。
次に、情報サーバ3は、評価対象期間中のエネルギーの目標額TAから評価対象期間中のエネルギーの使用額TBを差し引いて、評価期間中のエネルギーの損益額TC(TC=TA−TB)を求める。そして、このエネルギーの損益額TCをエネルギーの目標額TAで除して評価期間中のエネルギーの損益率α(%)を求め(α=(TC/TA)×100)、エネルギーの損益率αがプラス(α≧0%:目標を実績が下回っている)であれば、エネルギーの運用状況(エネルギー運用効率)が「良い」と判定し、エネルギーの損益率αがマイナス(α<0%:目標を実績が超過している)であれば、エネルギーの運用状況(エネルギー運用効率)が「悪い」と判定する。
〔快適性の運用状況の良否判定〕
情報サーバ3において、ビル1における快適性の運用状況の良否判定は、次のようにして行われる。情報サーバ3は、クライアントコンピュータ4からビル1を指定して運用状況の評価結果の閲覧要求があると、快適性の評価対象期間を「前月(1日〜月末)」とし、その評価対象期間中のビル1における快適性を金額に換算して快適性収入額と快適性損失額を求める。
この場合、情報サーバ3は、ビル1における各室(評価対象エリア)の評価対象期間中の快適日数と不快日数を求め、予め定められている快適性損益単価(円/m2 ・日)と各室の空間面積(m2 )を使用し、下記の(1)式に従って各室の評価対象期間中の快適性収入額を、下記の(2)式に従って各室の評価対象期間中の快適性損失額を求める。なお、この場合、快適性に対する居住者の支払意思額を快適性収入額とする。また、不快であることにより、期待された快適性収入額が得られないことを機会損失と考え、これを快適性損失額とする。
快適性収入額=快適性損益単価×空間面積×快適日数 ・・・・(1)
快適性損失額=快適性損益単価×空間面積×不快日数 ・・・・(2)
なお、ここで使用する快適性損益単価は、居住者が空調の快適な状態に対して支払っても良いと考える支払意思額である。本実施の形態では、環境経済分野で価値評価方法として採用されるCVM法を利用し、アンケートを実施することによって、快適性損益単価を3円/m2 ・日と定めている。この快適性損益単価は、クライアントコンピュータ4のディスプレイ上に快適度情報設定画面W3(図5)を呼び出すことにより、設定したり、変更したりすることが可能である。
また、各室の快適/不快は、各室の快適度指定時間帯(後述)内における空調機起動状態を確認し、空調機が起動している場合のPMV(Predicted Mean Vote:温熱環境評価指標)値を計算し、このPMV値が快適な範囲内にあるか否かで判定する。
PMV値は、「温度」、「湿度」、「放射温度」、「気流」、「着衣量」、「活動量」の6つのパラメータから算出することができ、寒い/暑いというレベルを±0の「どちらでもない」を起点にして数値化する(図6参照)。
本実施の形態では、PMV値が「−0.5<PMV値<+0.5」の範囲にある場合を快適と判定し、「−0.5<PMV値<+0.5」の範囲外にある場合を不快と判定する。また、本実施の形態では、各室の「温度」、「湿度」、「放射温度」は計測データを使用し、「気流」、「着衣量」、「活動量」は設定値を使用する。
本実施の形態において、各室の快適度指定時間帯は、建物全体に対して8時〜18時(ビルのコアタイム時間帯)として定めている。この快適度指定時間帯は、図5に示した快適度情報設定画面W3より、設定したり、変更したりすることが可能である。
また、本実施の形態において、「気流」、「着衣量」、「活動量」は、PMVパラメータ設定画面G4(図7参照)より、月毎に設定したり、変更したりすることが可能であある。図8(a)に着衣量(単位:clo)の設定例を、図8(b)に活動量(単位:met)の設定例を示す。
情報サーバ3は、評価対象期間中の各室の快適性収入額および快適性損失額を求めた後、ビル1全体の評価対象期間中の快適性収入額および快適性損失額を求める。すなわち、評価対象期間中の各室の快適性収入額をトータルして建物全体の評価対象期間中の快適性収入額とし、評価対象期間中の各室の快適性損失額をトータルして建物全体の評価対象期間中の快適性損失額とする。以下、この求めた建物全体の評価対象期間中の快適性収入額をPAとし、快適性損失額をPBとする。
そして、情報サーバ3は、評価期間中の快適性収入額PAから評価期間中の快適性損失額PBを差し引いて、快適性の損益額PC(PC=PA−PB)を求め、快適性損益額PCがプラス(PA≧PB)であれば、快適性の運用状況が「良い(快適)」と判定し、快適性の損益額PCがマイナス(PA<PB)であれば、快適性の運用状況が「悪い(不快)」と判定する。
〔評価結果の画面作成〕
情報サーバ3は、このようにして得たエネルギーの運用状況の良否判定結果と快適性の良否判定結果とを組み合わせ、この組み合わせを指定されたビル1におけるエネルギーの運用状況および快適性の運用状況の評価結果とし、この評価結果を4分割された領域S1,S2,S3,S4に選択的に表示した閲覧画面G1を作成し、クライアントコンピュータ4へ送る。
〔エネルギー管理の画面遷移〕
閲覧画面G1には、運用状況の評価結果の表示エリアG1Aの下に設けられた「エネルギー目標達成度」の欄に、エネルギーの運用状況の良否判定に際して求められた評価対象期間(エネルギーの評価対象期間)中のエネルギーの目標額TAと、エネルギーの使用額TBと、エネルギーの損益額TCと、エネルギーの損益率αが表示される。
また、「エネルギー目標達成度」の表示エリアG1Bの下に設けられた「室内快適性」の欄に、快適性の運用状況の良否判定に際して求められた評価対象期間(快適性の評価対象期間)中の快適性収入額PAと、快適性損失額PBと、適性の損益額PCが表示される。
図2に示した例では、エネルギーの損益率αがマイナス値となっており、快適性の損益額PCがプラス値となっている。この場合、評価結果の表示エリアG1Aでは、4分割された領域S1〜S4の内、領域S1がオレンジ色となる。これにより、エネルギーの運用状況(エネルギー運用効率)は悪いが、快適性の運用状況(室内快適性)は良いという評価結果が表示される。
この場合、「エネルギー目標達成度」の欄の「エネルギー目標額」、「エネルギー使用額」、「エネルギー損益額」、「エネルギー損益率」を参照することにより、エネルギーの運用状況が悪い点について、大まかではあるがその内容を知ることができる。ここで、エネルギーの運用状況が悪い点について、さらにその詳細な内容を知りたい場合は、「エネルギー目標達成度」の項目名をクリックする(矢印A)。すると、図9に示すような年間エネルギー目標達成度画面G2が表示される。
年間エネルギー目標達成度画面G2には、評価対象期間(今年度4月1日〜前月月末)中の各月の年間エネルギー目標額(4月から前月までの建物全体のエネルギーの目標額の累計)の推移と年間エネルギー使用額(4月から前月までの建物全体のエネルギーの使用額の累計)の推移を示す折れ線グラフG2Aと、各月のエネルギーの詳細データを示す表G2Bが表示される。
表G2Bにおいて、「月間エネルギー目標額」は、月毎のその月の建物全体のエネルギーの目標額を示し、「月間エネルギー使用額」は月毎のその月の建物全体のエネルギーの使用額を示す。各月の年間エネルギー目標額は月間エネルギー目標額を累計したものであり、各月の年間エネルギー使用額は月間エネルギー使用額を累計したものである。この折れ線グラフG2Aや表G2B中の詳細データから、金額という直感的に分かり易い指標で、月単位で目標値に対する実績値の超過状況などを確認することができる。
〔エネルギー種別毎の詳細内容の確認〕
年間エネルギー目標達成度画面G2において、年度および期間が表示あれた箇所をクリックすると(矢印C)、図10に示すような別のタイプの年間エネルギー目標達成度画面G3が表示される。この年間エネルギー目標達成度画面G3には、エネルギー種別毎の詳細データを示す表G3Aが表示される。
表G3Aにおいて、「目標値管理メータ」は、「メータの使用目標を設定し、使用実績との差異をチェックするメータ」の名称を示す。「種別」は電気、都市ガス、DHC冷水などのエネルギーの種別を示す。「目標額」は年間エネルギー目標額を示し、「使用額」は年間エネルギー使用額を示す。「損益額」は「目標額」と「使用額」との差であり、「損益率」は「損益額」を「目標額」で除して得られる%値である。「目標使用量」は年間エネルギー目標使用量(4月から前月までの建物全体のエネルギー種別毎の目標使用量の累計)を示し、「使用量」は年間エネルギー使用量(4月から前月までの建物全体のエネルギー種別毎の使用量の累計)を示す。「単価」は「目標使用量」や「使用量」を金額換算する際に用いるエネルギー単価である。
〔月毎の詳細内容の確認〕
年間エネルギー目標達成度画面G2において、詳細データを示す表G2B中、例えば2005年11月の表示箇所をクリックすると(矢印D)、図11に示すようなその月の月間エネルギー目標達成度画面G4が表示される。
月間エネルギー目標達成度画面G4には、その月の月間エネルギー目標額(その月の1日から前日までの建物全体の日割りエネルギー目標使用額の累計)の推移とその月の月間エネルギー使用額(その月の1日から前日までの建物全体のエネルギーの使用額の累計)の推移を示す折れ線グラフG4Aと、その月の各日のエネルギーの詳細データを示す表G4Bと、その月のエネルギーの詳細データを示す表G4Cが表示される。
表G4Bにおいて、「エネルギー使用額」は、日毎のその日の建物全体のエネルギーの使用額を示す。各日の「月間エネルギー目標額」は、日毎のエネルギー目標額を累計したものであり、各日の「月間エネルギー使用額」は、日毎のエネルギー使用額を累計したものである。
表G4Cにおいて、「エネルギー目標額」はその月の建物全体のエネルギーの目標額を示し、「エネルギー使用額」はその月の建物全体のエネルギーの使用額を示す。「エネルギー損益額」は「エネルギー目標額」と「エネルギー使用額」との差であり、「エネルギー損益率」は「エネルギー損益額」を「エネルギー目標額」で除して得られる%値である。この折れ線グラフG4Aや表G4B,G4C中の詳細データから、金額という直感的に分かり易い指標で、日単位で目標値に対する実績値の超過状況などを確認することができる。
なお、図10に示した年間エネルギー目標達成度画面G3において、例えば表G3A中の「受電電力量」の表示箇所をクリックすると(矢印E)、図12に示すような年間使用量推移画面G5や月間使用量推移画面G6が表示される。年間使用量推移画面G5には3カ年の各月の受電電力量が棒グラフで対比して示される。月間使用量推移画面G6には1ヶ月間の各日の受電電力量が棒グラフで示される。この年間使用量推移画面G5や月間使用量推移画面G6によって、エネルギーの使用量の前年比較や月途中増加有無などを確認することができる。
〔室内快適性の画面遷移〕
図13に閲覧画面G1における評価結果の別の表示例(例2)を示す。図2に示した表示例では、エネルギーの損益率αがマイナス値、快適性の損益額PCがプラス値となっていたのに対し、図13に示す表示例ではエネルギーの損益率αがプラス値、快適性の損益額PCがマイナス値となっている。
この場合、評価結果の表示エリアG1Aでは、4分割された領域S1〜S4の内、領域S4がオレンジ色となる。これにより、エネルギーの運用状況(エネルギー運用効率)は良いが、快適性の運用状況(室内快適性)が悪いという評価結果が表示される。
この場合、「室内快適性」の欄の「快適性収入額」、「快適性損失額」、「快適性損益額」を参照することにより、快適性の運用状況が悪い点について、大まかではあるがその内容を知ることができる。ここで、快適性の運用状況が悪い点について、さらにその詳細な内容を知りたい場合は、「室内快適性」の項目名をクリックする(矢印B)。すると、図14に示すような快適性評価画面G7が表示される。
快適性評価画面G7には、評価対象期間(前月(1日〜月末))中のビル1における各室の快適性および収支結果の詳細データを示す表G7Aが表示される。表G7Aにおいて、「室内名」には評価対象エリアとして登録されているビル1内の室名が記される。「快適/不快/無効」には、評価対象期間中の各室の快適日数/不快日数/無効日数の割合が色分けして示される。
なお、無効日数とは、評価対象期間中、休日などでその室の空調が停止していた日数(停止日数)のことを言う。快適日数とは評価対象期間における各室の日毎の平均PMV値から快適と判断した日数である。不快日数とは評価対象期間における各室の日毎の平均PMV値から不快と判断した日数である。各室の快適日数、不快日数、無効日数は、表G7Aにおける「快適日数」、「不快日数」、「無効日数」の欄に表示される。また、表G7Aにおける「快適性収入額」、「快適性損失額」、「快適性損益額」、「面積」には、各室の快適性収入額、快適性損失額、快適性損益額、空調面積が表示される。この表G7中の詳細データから快適性が低い室を特定することが可能である。
また、快適性評価画面G7において、詳細データを示す表G7A中、例えば「3F事務所西」の表示箇所をクリックすると(矢印F)、図15に示すような「3F事務所西」における評価対象期間の各日の快適度、平均PMV、快適度指定時間帯における温冷感の推移が表示される。快適度指定時間帯における温冷感の推移は、例えば青は寒い、緑は丁度良い、赤は暑いなどというように、色分けして表示される。これにより、所望の室を指定して、不快発生度などを確認することが可能となる。
また、図15に示される画面G8において、所望の日(例えば、2005年2月7日)の表示箇所をクリックすると(矢印H)、図16に示すように、その日の空調機運転のON/OFFや室内温度、室内湿度、PMV値、温冷感の推移などが詳細データとして表示される。
本発明に係る運用状況評価装置を含む情報サービスシステムの一実施の形態の概略を示す図である。 この情報サービスシステムのクライアントコンピュータのディスプレイに表示される評価結果の閲覧画面の一例を示す図である。 クライアントコンピュータのディスプレイに表示されるエネルギー単価の設定画面の一例を示す図である。 クライアントコンピュータのディスプレイに表示される各月のエネルギーの目標使用量の設定画面の一例を示す図である。 クライアントコンピュータのディスプレイに表示される快適度情報設定画面の一例(例1)を示す図である。 PMV値と寒い/暑いのレベルとの対応関係を示す図である。 クライアントコンピュータのディスプレイに表示されるPMVパラメータ設定画面を例示する図である。 着衣量および活動量の設定例を示す図である。 クライアントコンピュータのディスプレイに表示される年間エネルギー目標達成度画面を例示する図である。 クライアントコンピュータのディスプレイに表示される別のタイプの年間エネルギー目標達成度画面を例示する図である。 クライアントコンピュータのディスプレイに表示される月間エネルギー目標達成度画面を例示する図である。 クライアントコンピュータのディスプレイに表示される年間使用量推移画面および月間使用量推移画面を例示する図である。 クライアントコンピュータのディスプレイに表示される評価結果の閲覧画面の一例(例2)を示す図である。 クライアントコンピュータのディスプレイに表示される快適性評価画面を例示する図である。 クライアントコンピュータのディスプレイに表示される快適性の推移の表示画面を例示する図である。 クライアントコンピュータのディスプレイに表示される快適性の詳細データの表示画面を例示する図である。
符号の説明
1…ビル、2…ビル監視制御装置、3…情報サーバ、4…クライアントコンピュータ、NW1…ネットーワーク、NW2…広域通信網(インターネット)、G1…評価結果の閲覧画面、G1A…評価結果の表示エリア、S1〜S4…領域、TA…エネルギーの目標額、TB…エネルギーの使用額、TC…エネルギーの損失額、αとはエネルギーの損益率、PA…快適性収入額、PB…快適性損失額、PC…快適性損益額。

Claims (6)

  1. 建物におけるエネルギーの運用状況および快適性の運用状況を評価する運用状況評価装置であって、
    前記建物におけるエネルギーの運用状況の良否を判定する第1の運用状況良否判定手段と、
    前記建物における快適性の運用状況の良否を判定する第2の運用状況良否判定手段と、
    前記エネルギーの運用状況の良否判定結果および前記快適性の運用状況の良否判定結果を組み合わせて評価結果としディスプレイ上の4分割された領域に選択的に表示する評価結果表示手段と
    を備えることを特徴とする運用状況評価装置。
  2. 請求項1に記載された運用状況評価装置において、
    前記第1の運用状況良否判定手段は、前記建物における評価対象期間中のエネルギーの目標使用量と実使用量とからエネルギーの損益率を求め、このエネルギーの損益率に基づいて前記建物におけるエネルギーの運用状況の良否を判定し、
    前記第2の運用状況良否判定手段は、前記建物における評価対象期間中の快適性を金額に換算してその損益額を求め、この快適性の損益額に基づいて前記建物における快適性の運用状況の良否を判定する
    ことを特徴とする運用状況評価装置。
  3. 請求項1に記載された運用状況評価装置において、
    前記第1の運用状況良否判定手段は、前記建物における評価対象期間中のエネルギーの目標使用量の金額換算値と実使用量の金額換算値とからエネルギーの損益額を求め、この求めたエネルギーの損益額を前記目標使用量の金額換算値で除してエネルギーの損益率を求め、このエネルギーの損益率に基づいて前記建物におけるエネルギーの運用状況の良否を判定し、
    前記第2の運用状況良否判定手段は、前記建物における評価対象期間中の快適性を金額換算して快適性収入額と快適性損失額を求め、快適性収入額から快適性損失額を差し引いて快適性の損益額を求め、この快適性の損益額に基づいて前記建物における快適性の運用状況の良否を判定する
    ことを特徴とする運用状況評価装置。
  4. 建物におけるエネルギーの運用状況および快適性の運用状況を評価する運用状況評価方法であって、
    前記建物におけるエネルギーの運用状況の良否を判定する第1ステップと、
    前記建物における快適性の運用状況の良否を判定する第2ステップと、
    前記エネルギーの運用状況の良否判定結果および前記快適性の運用状況の良否判定結果を組み合わせて評価結果としディスプレイ上の4分割された領域に選択的に表示する第3ステップと
    を備えることを特徴とする運用状況評価方法。
  5. 請求項4に記載された運用状況評価方法において、
    前記第1ステップは、前記建物における評価対象期間中のエネルギーの目標使用量と実使用量とからエネルギーの損益率を求め、このエネルギーの損益率に基づいて前記建物におけるエネルギーの運用状況の良否を判定し、
    前記第2ステップは、前記建物における評価対象期間中の快適性を金額換算してその損益額を求め、この快適性の損益額に基づいて前記建物における快適性の運用状況の良否を判定する
    ことを特徴とする運用状況評価方法。
  6. 請求項4に記載された運用状況評価方法において、
    前記第1ステップは、前記建物における評価対象期間中のエネルギーの目標使用量の金額換算値と実使用量の金額換算値とからエネルギーの損益額を求め、この求めたエネルギーの損益額を前記目標使用量の金額換算値で除してエネルギーの損益率を求め、このエネルギーの損益率に基づいて前記建物におけるエネルギーの運用状況の良否を判定し、
    前記第2ステップは、前記建物における評価対象期間中の快適性を金額換算して快適性収入額と快適性損失額を求め、この求めた快適性収入額から快適性損失額を差し引いて快適性の損益額を求め、この快適性の損益額に基づいて前記建物における快適性の運用状況の良否を判定する
    ことを特徴とする運用状況評価方法。
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