JP2007205638A - 換気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】排気の拡散を防止し、比較的少ない風量で効率良く排気することができ、調理作業の妨げになり難く、運転音の軽減も図ることのできる換気装置を提供する。
【解決手段】換気装置10は、建築物H内のキッチンKに配置された電磁調理器11後方の垂直壁面Wに開設された吸気口12と連通し、建築物Hの外壁面AWに排気口13を有する排気経路14と、排気口13に連通した状態で、屋外に位置する外壁面AWに配置された排気装置15と、を備えている。また、吸気口と連通し、電磁調理器11に臨む位置に開設された主吸込口16を有する直方体状のダクト17と、ダクト17を起伏可能に支える支軸部18と、起立状態にしたダクト17全体を収納するため垂直壁面Wに設けられた凹部19と、を設けている。ダクト17は、垂直に起立した状態から水平に倒伏した状態に至る範囲内の任意の角度で保持可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般住宅のキッチンや飲食店の厨房などの換気システムとして使用することのできる換気装置に関する。
一般住宅のキッチンなどにおいては、換気システムとして、レンジフードファンが使用されている例が多い。従来のレンジフードファンは、調理中に発生する煙や蒸気などを加熱調理台の上方に配置されたフードから吸い込んで屋外へ排出する方式が一般的である。しかしながら、レンジフードファンの場合、加熱調理台上方にフードを設置するためのスペースを必要とするため、狭いキッチンには採用が困難である。また、加熱調理台からフードに至るまでの空間付近に臨む壁面には煙や蒸気などが直接触れるため、壁面が汚れやすい。さらに、煙などの発生源である加熱調理台と、フード下面の吸込口との距離が比較的大であるため、煙などの一部が、吸い込まれる前に室内へ拡散してしまう。
さらに、加熱調理台に電磁調理器(電磁誘導加熱式ヒータ)が採用されている場合、ガスレンジと異なり、ガスの燃焼による上昇気流が発生し難いので、加熱調理台上方に配置されたフードから吸い込む換気方式では吸込効率が悪い。このため、充分な換気能力を確保するためには、吸引力の強い吸引ファンを必要とし、装置の大型化や消費電力の増大を招くこととなる。そこで、調理中、フード本体を加熱調理台の上方に近づけることのできる換気装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
実開昭58−142631号公報
特許文献1記載の換気装置(折畳自在なレンジフード)は、調理中はフード本体を倒伏させて加熱調理台に近づけることができるため、調理中に発生する煙や蒸気などを効率良く排気することができる。しかしながら、加熱調理台付近の壁面に、常時、フード本体が存在しているため、調理作業の妨げになることがあり、フード本体に塵埃などが付着しやすい。また、排気用の換気扇が、フード本体内部あるいは排気ダクト内部に配置されているため、換気扇の運転音が加熱調理台付近まで届き、静粛性に欠ける。
本発明が解決しようとする課題は、排気の拡散を防止し、比較的少ない風量で効率良く排気することができ、調理作業の妨げになり難く、運転音の軽減も図ることのできる換気装置を提供することにある。
本発明の換気装置は、建築物内に配置された調理器周辺の垂直壁面に開設された吸気口と連通する排気経路と、前記排気経路の下流側に設けられた排気口に連通させて前記建築物の室外に配置された排気装置と、を備え、
前記吸気口と連通し、前記調理器に臨む位置に開設された主吸込口を有するダクトと、前記ダクトを起伏可能に支える支軸部と、起立状態にした前記ダクトの少なくとも一部を収納するため前記垂直壁面に設けられた凹部と、を設けたことを特徴とする。ここで、「室外」とは、建築物内の天井裏、床下空間若しくは屋外などの居室以外の場所をいう。
このような構成とすれば、起立状態にあるダクトの少なくとも一部は垂直壁面にある凹部に収納されるため調理作業の妨げになり難く、ダクトには調理器に臨む位置に主吸込口が開設されているため起立状態でも調理器付近の排気を吸引することができる。また、ダクトを倒伏させることによって主吸込口を調理器に接近させ、発生した排気を間近で吸い込むことができるため、排気の拡散を防止し、比較的少ない風量で効率良く排気することができる。さらに、ダクトの主吸込口から排気を吸引するための排気装置は室外に配置されているため、運転音の軽減を図ることもできる。
ここで、前記ダクトが、起立倒伏する範囲内の任意の角度で保持可能とすれば、ダクトの主吸込口と調理器との距離を調理状況に応じて調節することができるので、さらに効率良い排気を行うことができる。
また、前記ダクトの前記主吸込口と異なる位置に副吸込口を設ければ、調理器に対し、主吸込口と異なる方向あるいは異なる角度に位置する副吸込口から排気を吸引することが可能となるため、排気効率を高めることができる。また、主吸込口から吸い込まれずに拡散しようとする排気を副吸込口から吸い込むことができるため、排気効率の向上に有効である。
一方、前記ダクトを起立させて前記凹部に収納したとき、前記ダクトの正面部が前記垂直壁面と略同一面をなすようにすることが望ましい。このような構成とすれば、ダクトを起立させたとき、ダクト全体が垂直壁面内に収納された状態となって、ダクトの嵩張りが解消されるため、調理作業を妨げることがなく、ダクトの正面部以外への塵埃や油分などの付着を軽減することもでき、垂直壁面部分の外観をスッキリとすることができる。
また、前記主吸込口、前記副吸込口の少なくとも一方の周辺に、前記主吸込口若しくは前記副吸込口に空気を誘導するガイド部を設ければ、ダクトに向かって流動する排気はガイド部材によって速やかに主吸込口、副吸込口に誘引されるため、排気効率が高まり、吸込音の低減を図ることもできる。
さらに、前記主吸込口および前記副吸込口の少なくとも一部を開閉する開閉機構を設けることもできる。このような構成とすれば、吸込風量を変化させることができるため、状況に応じた的確な排気を行うことができるほか、吸込口を選択することもできる。この場合、ダクトの傾斜角度に応じて、主吸込口、副吸込口の少なくとも一部を開閉する開閉機構とすれば、ダクトの傾斜角度に応じて吸込風量を変化させることができるため、さらに状況に適した排気を行うことができる。
また、前記ダクト内または前記ダクト下方の前記凹部内に油分回収手段を設ければ、ダクト内に付着する油分を回収することができるだけでなく、屋外に配置された排気装置へ油分が侵入することもなくなり、排気装置内部を清潔に保つことができる。
さらに、前記排気経路の吸気口と前記ダクトとを、可撓性を有する気体流路で連通させれば、吸込口とダクトとの位置関係の自由度が増すため、使用現場に適したダクトの配置を行うことができる。
本発明の換気装置により、排気の拡散を防止し、比較的少ない風量で効率良く排気することが可能となり、運転音の軽減も図ることができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の第1実施形態である換気装置を示す一部切欠斜視図、図2は図1に示す換気装置の使用状態を示す垂直断面図、図3は図1に示す換気装置を構成する排気装置付近の垂直断面図である。
図1,図2に示すように、本実施形態の換気装置10は、建築物H内のキッチンKに配置された電磁調理器11後方の垂直壁面Wに開設された吸気口12と連通し、建築物Hの外壁面AWに排気口13を有する排気経路14と、排気口13に連通した状態で、屋外に位置する外壁面AWに配置された排気装置15と、を備えている。また、吸気口12と連通し、電磁調理器11に臨む位置に開設された主吸込口16を有する直方体状のダクト17と、ダクト17を起伏可能に支える支軸部18と、起立状態にしたダクト17全体を収納するため垂直壁面Wに設けられた凹部19と、を設けている。
ダクト17は、垂直に起立した状態から水平に倒伏した状態に至る範囲内の任意の角度で保持可能である。主吸込口16の上方に位置するダクト17の天板部17aには副吸込口20が設けられている。主吸込口16には複数の板状ガイド部材17gが配置されている。ダクト17を起立させて凹部19に収納したとき、ダクト17の正面部17fが垂直壁面Wと略同一面をなすように形成されている。
ここで、図3を参照して、屋外に配置された排気装置15について説明する。図3に示すように、排気装置15は、建築物Hの外壁面AWに排気口13を有する排気経路14を通じて電磁調理器11付近の換気を行うため、排気口13に連通した状態で外壁面AWに取り付けられている。排気装置15の外観形状は直方体状であり、複数のネジ70によって外壁面AWに固定された本体部15aと、この本体部15aの正面を開閉可能に覆うカバー部15bとを備えている。
排気装置15の底面部には、格子状に開口した排出口71が設けられ、排出口71の上部には、排出される排気を建築物Hの外壁面AWから離れる方向へ誘導する複数のベーンを有する誘導部材(図示せず)が装着されている。排気装置15は、建築物Hの外壁面AWの排気口13に接続された、横断面が長方形をした排気流入口72と、この排気流入口72と連通した状態で、その下流側に配置された吸込口73を経由して空気を吸い込む遠心ファン74と、を備えている。
遠心ファン74は、所謂、シロッコファンであり、モータ75の回転軸75aに取り付けられた羽根車79と、この羽根車79を包囲するように配置された略蝸牛形状のファンケーシング80などで形成されている。吸込口73はベルマウス形状であり、本実施形態では、羽根車79の外径よりやや内径の小さい円形開口としている。
図3に示すように、排気装置15においては、排気流入口72、吸込口73および遠心ファン74を、この順番で直列状に配置するとともに、排気流入口72と吸込口73との間に、空気流が拡散可能な迂回空間81を設けている。即ち、排気流入口72、吸込口73および遠心ファン74のそれぞれの一部が、この順番で同一直線上に位置するように配置されている。また、図3に示すように、迂回空間81内には、排気流入口72から吸込口73への空気の流動を促進するガイド部材82が設けられ、排気流入口72の周縁全体から迂回空間81内へ突出するような状態で突出部83が設けられている。従って、施工時、本体部15aの排気流入口72を突出部83に係合させることにより仮固定することができる。
図1に示すように、キッチンKの垂直壁面Wに設けられたスイッチSWを操作すると排気装置15内のモータ75が作動して遠心ファン74が回転して吸込口73に吸引力が発生する。この吸引力により、図2に示すように、電磁調理器11の使用中に発生した煙や蒸気などの排気Eをダクト17の主吸込口16や副吸込口20から吸い込み、ダクト17内および排気経路14内などを経由して屋外へ排出することができる。なお、本発明を構成する排気装置は、遠心ファン74を用いた排気装置15に限定しないので、遠心ファン方式以外の排気装置を使用することもできる。
図1,図2(a)に示すように、本実施形態の換気装置10の場合、起立状態にあるダクト17全体は垂直壁面Wにある凹部19に収納されるため調理作業の妨げにならない。また、ダクト17には、電磁調理器11に臨む位置に主吸込口16が開設されているため起立状態でも電磁調理器11付近の排気Eを効率良く吸引することができる。
一方、図2(b)に示すように、ダクト17を水平状態まで倒伏させると、主吸込口16および副吸込口20が電磁調理器11に接近するため、排気Eの拡散を防止し、比較的少ない風量で効率良く排気することができる。特に、電磁調理器11において、加熱時間の長い煮込み料理などをする場合、調理人は加熱中の調理物に殆ど触れないので、水平状態のダクト17は邪魔にならず、長時間の調理中に発生する排気Eを効率良く吸い込むことができる。この場合、ダクト17の主吸込口16および副吸込口20から排気Eを吸引するための排気装置15は屋外に配置されているため、運転音が小さく、静粛性に優れている。
また、ダクト17は垂直から水平に至る範囲内の任意の角度で保持可能であるため、ダクト17の主吸込口16および副吸込口20と電磁調理器11との距離を調節することができる。従って、調理状況などに対応した効率良い排気を行うことができる。また、主吸込口16のほかに副吸込口20を設けているため、電磁調理器11に対して、主吸込口16と異なる方向あるいは異なる角度に位置する副吸込口20から排気Eを吸引することができ、優れた排気効率を得ることができる。
一方、ダクト17を起立させると、ダクト17全体が凹部19に収納されるとともに、ダクト17の正面部17fが垂直壁面Wと略同一面をなすように形成されているため、ダクト17の嵩張りが発生せず、調理作業を妨げることがなく、ダクト17の正面部17f以外の部分への塵埃や油分などの付着を軽減することもできる。
このように換気装置10を使用することにより、排気の拡散を防止し、比較的少ない風量で効率良く排気することができるが、換気装置10の運転中、キッチンK内へ外気を給気すれば、さらに小風量化を促進することができる。この場合、給気方法については限定しないが、例えば、排気装置15の運転によってキッチンK内に生じる負圧を利用して外気を導入する方式、あるいは電動式の給気ファンを用いて外気をキッチンK内へ導入する方式などを採用することができる。
次に、図4〜図11を参照して、本発明の第2〜5実施形態について説明する。なお、図4〜図11において図1〜図3に示す符号と同じ符号を付している部分は、第1実施形態の換気装置10の構成部分と同じ機能、効果を発揮する部分であり、説明を省略する。
図4は本発明の第2実施形態である換気装置を構成するダクト17付近を示す正面図である。本実施形態においては、ダクト17を収納するために垂直壁面Wに設けられた凹部19a内におけるダクト17下方に油分回収用の傾斜板25と貯油容器26とを設けている。ダクト17下方のパネル27に設けられた取っ手27aに手指を掛けて引っ張ると、パネル27とともに貯油容器26が抽斗状に取り出すことができる。このような構成とすれば、ダクト17内に付着する油分を回収、廃棄することができる。
図5は本発明の第3実施形態である換気装置を構成するダクト付近を示す正面図、図6は図5に示すダクト付近の垂直断面図、図7は図5に示すダクト付近の一部を示す垂直断面図である。
図5〜図7に示すように、本実施形態においては、ダクト30の正面部30fおよび背面部30rと、ダクト30を収納するための凹部31を形成する正面板31fとを、多数の貫通孔33を有するパンチングメタルで形成している。ダクト30の背面部30rの内面側には、貫通孔33をそれぞれ開閉する開閉板30aがバネ36で昇降可能に垂下された状態で配置されている。凹部31の正面板31fの背面部分にも、貫通孔33をそれぞれ開閉する開閉板31aが昇降可能に配置されている。なお、開閉板30a,31aはそれぞれ上下方向に連動して昇降可能である。
ダクト30が垂直状態にあるとき、これらの貫通孔33は水平方向に同軸上で連通するように配列されており、これらの貫通孔33が主吸込口として機能する。また、ダクト30の左右側面には副吸込口32が開設されている。凹部31の正面板31fの背面部分の垂直壁面W内には、排気経路14と連通する空洞部34が設けられ、凹部31の底板31bに開設された吸気口12とダクト30とが、可撓性を有する筒状ダクト35によって連通されている。
ダクト30が垂直に起立しているときは、ダクト30内の開閉板30aは自重によりバネ36を引き延ばした状態で垂下しているため、背面部30rの貫通孔33は開いている。また、凹部31の正面板31fの背面側にある開閉板31aは、図8に示すように、ダクト30の背面部30rに突設された舌片部37が、凹部31の正面板31fを貫通して侵入することによって開閉板31aを押し上げるため、正面板31fの貫通孔33も開いている。従って、この状態で排気装置15を作動させると、排気は、ダクト30の正面部30fの貫通孔33から吸い込まれ、背面部30rの貫通孔33および凹部31の正面板31fの貫通孔33を通過して空洞部34内へ流入し、排気経路14内を通過して屋外へ排出される。
一方、図8に示すように、ダクト30を傾斜させると、舌片部37が凹部31の正面板31fから離脱するので、正面板31fの背面部分にある開閉板31aが下降し、全ての貫通孔33が閉塞される。また、ダクト30を傾斜させていくと、ダクト30内の開閉板30aの自重によってバネ36に加わっている引張力が徐々に減少し、開閉板30aは徐々にバネ36によって引っ張られ、バネ36に接近していくため、背面部30rの貫通孔33は閉じていき、ダクト30が水平状態になると全閉となる。従って、排気は、ダクト30の正面部30fの貫通孔33および副吸込口32から吸い込まれ、ダクト30内から管状ダクト35内を通って空洞部34内へ流入し、排気経路14内を通過して屋外へ排出される。なお、バネ36の代わりに、図8に示すように、凹部31の正面板31fに舌片部38を突設し、この舌片部38のダクト30内への侵入・離脱によってダクト30内の開閉板30aを昇降させて貫通孔33を開閉する機構を採用することもできる。
図9は本発明の第4実施形態である換気装置を構成するダクト付近を示す斜視図、図10は図9に示すダクト付近の正面図である。本実施形態においては、ダクト40の正面部に設けられた主吸込口41の周辺に、主吸込口41に空気を誘導する蒲鉾状のガイド部材42を設けている。このような構成とすれば、ダクト40に向かって流動する排気はガイド部材42の凸曲面部によって速やかに主吸込口41に誘導されるため、排気効率が高まり、吸込音の低減を図ることもできる。
図11は本発明の第5実施形態である換気装置を構成するダクトの一部切欠斜視図である。本実施形態においては、ダクト50の主吸込口51にルーバー状のガイド部材52を設けている。このような構成とすれば、ダクト50に向かって流動する排気はガイド部材52の凸曲面部に沿って速やかに主吸込口51に誘導されるため、排気効率が高まり、吸込音の低減を図ることもできる。また、ガイド部材52は、グリスフィルタとしての機能も発揮するので、ダクト50内への油分の侵入を低減することができる。
本発明は、一般住宅のキッチンや飲食店の厨房などの換気設備として広く利用することができる。
本発明の第1実施形態である換気装置を示す一部切欠斜視図である。 図1に示す換気装置の使用状態を示す垂直断面図である。 図1に示す換気装置を構成する排気装置付近の垂直断面図である。 本発明の第2実施形態である換気装置を構成するダクト付近を示す正面図である。 本発明の第3実施形態である換気装置を構成するダクト付近を示す正面図である。 図5に示すダクト付近の垂直断面図である。 図5に示すダクト付近の一部を示す垂直断面図である。 本発明の第3実施形態である換気装置を構成するダクト付近を示す模式図である。 本発明の第4実施形態である換気装置を構成するダクト付近を示す斜視図である。 図9に示すダクト付近の正面図である。 本発明の第5実施形態である換気装置を構成するダクトの一部切欠斜視図である。
符号の説明
10 換気装置
11 電磁調理器
12 吸気口
13 排気口
14 排気経路
15 排気装置
15a 本体部
15b カバー部
16,41,51 主吸込口
17,30,40,50 ダクト
17a 天板部
17f 正面部
17g 板状ガイド部材
18 支軸部
19,19a,31 凹部
20,32 副吸込口
25 傾斜板
26 貯油容器
27 パネル
27a 取っ手
30a,31a 開閉板
30f 正面部
30r 背面部
31b 底板
31f 正面板
33 貫通孔
34 空洞部
35 筒状ダクト
36 バネ
37,38 舌片部
42,52 ガイド部材
70 ネジ
71 排出口
72 排気流入口
73 吸込口
74 遠心ファン
75 モータ
75a 回転軸
79 羽根車
80 ファンケーシング
81 迂回空間
82 ガイド部材
83 突出部
AW 外壁面
E 排気
H 建築物
K キッチン
SW スイッチ
W 垂直壁面

Claims (8)

  1. 建築物内に配置された調理器周辺の垂直壁面に開設された吸気口と連通する排気経路と、前記排気経路の下流側に設けられた排気口に連通させて前記建築物の室外に配置された排気装置と、を備え、
    前記吸気口と連通し、前記調理器に臨む位置に開設された主吸込口を有するダクトと、前記ダクトを起伏可能に支える支軸部と、起立状態にした前記ダクトの少なくとも一部を収納するため前記垂直壁面に設けられた凹部と、を設けたことを特徴とする換気装置。
  2. 前記ダクトが、起立倒伏する範囲内の任意の角度で保持可能である請求項1記載の換気装置。
  3. 前記ダクトの前記主吸込口と異なる位置に副吸込口を設けた請求項1または2記載の換気装置。
  4. 前記ダクトを起立させて前記凹部に収納したとき、前記ダクトの正面部が前記垂直壁面と略同一面をなすようにした請求項1〜3のいずれかに記載の換気装置。
  5. 前記主吸込口、前記副吸込口の少なくとも一方の周辺に、前記主吸込口若しくは前記副吸込口に空気を誘導するガイド部を設けた請求項3記載の換気装置。
  6. 前記主吸込口および前記副吸込口の少なくとも一部を開閉する開閉機構を設けた請求項3または5記載の換気装置。
  7. 前記ダクト内または前記ダクト下方の前記凹部内に油分回収手段を設けた請求項1〜6のいずれかに記載の換気装置。
  8. 前記排気経路の吸気口と前記ダクトとを、可撓性を有する気体流路で連通させた請求項1〜7のいずれかに記載の換気装置。
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