JP2001272066A - 換気扇装置 - Google Patents

換気扇装置

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JP2001272066A
JP2001272066A JP2000087509A JP2000087509A JP2001272066A JP 2001272066 A JP2001272066 A JP 2001272066A JP 2000087509 A JP2000087509 A JP 2000087509A JP 2000087509 A JP2000087509 A JP 2000087509A JP 2001272066 A JP2001272066 A JP 2001272066A
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ventilation fan
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kitchen room
air
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Yuji Tsukitari
裕二 月足
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Toshiba Carrier Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、加熱調理にともなって発生する煙等
の汚れた空気等を室外へ効率よく排気する一方で、同時
に外気を確実に取入れて換気性能の向上化を図った換気
扇装置を提供する。 【解決手段】厨房室Rにおける加熱調理器の上方部位に
対向して吸込み口2が開口するレンジフード1と、この
レンジフードに直接もしくはダクトを介して設けられ加
熱調理にともなって発生する煙等の汚れた空気をレンジ
フードの吸込み口から吸上げて室外へ排出する換気扇1
0と、この換気扇の近傍に設けられ換気扇の運転により
厨房室内が負圧化した状態を利用して外気を厨房室内へ
導入案内する外気導入路20とを具備した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、厨房室に備えられ
る加熱調理器具を用いて加熱調理する際に発生する煙や
蒸気、油分など(以下、煙等の汚れた空気と言う)を室
外へ排出するための換気扇装置に関する。
【0002】
【従来の技術】厨房室に備えられる加熱調理器具を用い
て加熱調理を行うと、煙等の汚れた空気が発生すること
は避けられない。この煙等の汚れた空気を室外へ排出す
るために、換気扇装置が備えられている。
【0003】上記換気扇装置は、基本的に、厨房室にお
ける加熱調理器が配置される上方部位に吸込み口を対向
して開口させたレンジフードと、このレンジフードに直
接、もしくはダクトを介して取付けられる換気扇とから
構成される。
【0004】上記換気扇は、駆動モータの回転軸にプロ
ペラ形ファンが取付けられていて、この室外側にシャッ
ター機構が設けられ、換気扇の運転−運転停止にともな
って開閉するようになっている。
【0005】そして、上記シャッター機構はウエザーカ
バーによって覆われていて、雨水が降りかからないよう
にカバーされる。また、換気扇の室内側に直接、もしく
はレンジフードの吸込み口にフィルタが取付けられてい
て、換気扇等に油分が付着して汚れるのを防止してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本来の”換
気”の意味は、室内の汚れた空気を排出して、新鮮な外
気を室内に取入れることであり、換気扇装置は汚れた室
内空気を新鮮外気に置き換える作用をなすはずである。
【0007】しかしながら、従来から用いられる換気扇
装置は、加熱調理にともなって発生する煙等の汚れた空
気を、単に室外へ排出するだけの”排気扇”としての作
用しかなさない。
【0008】特に、近年は住宅の高気密化が進んでいて
換気扇を運転しても換気作用ができないので、換気扇装
置とは別個に、外気取入れ口と、この開閉手段を備え
て、積極的に外気を室内に取入れる例がある。ただし、
施工費などが加算されて住宅コストに悪影響があり、ま
た使い勝手が悪いものである。
【0009】本発明は、上述の事情を考慮してなされた
ものであり、その目的とするところは、加熱調理にとも
なって発生する煙等の汚れた空気等を室外へ効率よく排
気する一方で、同時に外気を取入れて換気性能の向上化
を図った換気扇装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を満
足するためになされたものであって、請求項1の換気扇
装置として、厨房室に配置され加熱調理器の上方部位に
対向して吸込み口が開口するレンジフードと、このレン
ジフードに直接もしくはダクトを介して設けられ加熱調
理にともなって発生する煙等の汚れた空気をレンジフー
ドの吸込み口から吸上げて室外へ排出する換気扇と、こ
の換気扇の近傍に設けられ換気扇の運転による厨房室内
の負圧化にともない外気を厨房室内へ導入案内する外気
導入路とを具備したことを特徴とする。
【0011】請求項2として、請求項1記載の換気扇装
置において上記外気導入路は、外気を厨房室の天井から
壁面に沿って流れるよう案内することを特徴とする。
【0012】本発明は上述の目的を満足するためになさ
れたものであって、請求項3の換気扇装置として、厨房
室に配置され加熱調理器の上方部位に対向して吸込み口
が開口するレンジフードと、このレンジフードに直接も
しくはダクトを介して設けられ加熱調理にともなって発
生する煙等の汚れた空気をレンジフードの吸込み口から
吸上げて室外へ排出する換気扇と、上記レンジフード
と、厨房室天井板と、厨房室壁面および厨房室上部に設
けられる吊戸棚のいずれか、もしくはその組合せにより
成形され、上記換気扇の運転による厨房室内の負圧化に
ともない外気を厨房室内へ導入案内する外気導入路とを
具備したことを特徴とする。
【0013】請求項4として、請求項1および請求項3
のいずれかに記載の換気扇装置において上記換気扇の運
転と運転停止にともなって開閉するとともに、上記外気
導入路を同時に開閉するシャター機構を付設したことを
特徴とする。
【0014】請求項5として、請求項1および請求項3
のいずれかに記載の換気扇装置において上記換気扇は、
その室外側部位をウエザーカバーによって囲まれ、この
ウエザーカバーに設けられる外気導入路は、その底面が
外気取入れ口に向かって漸次下方に傾斜する水切り構造
をなすことを特徴とする。
【0015】本発明は上述の目的を満足するためになさ
れたものであって、請求項6の換気扇装置として、厨房
室に配置され加熱調理器の上方部位に対向して吸込み口
が開口するレンジフードと、このレンジフードに直接も
しくはダクトを介して設けられ加熱調理にともなって発
生する煙等の汚れた空気をレンジフードの吸込み口から
吸上げて室外へ排出する換気扇と、このレンジフード内
に設けられ換気扇の運転による厨房室内の負圧化にとも
ない外気をレンジフードの内面に沿うよう導入案内する
外気導入路とを具備したことを特徴とする。
【0016】このような解決手段を採用することによ
り、加熱調理にともなって発生する煙等の汚れた空気等
を室外へ効率よく排気する一方で、同時に外気を確実に
取入れて換気性能の向上化を図れる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。図1(A)(B)は、第1の実
施の形態の換気扇装置Kを示していて、図1(A)は換
気扇装置の断面図、図1(B)は換気扇装置の一部を省
略した正面図である。
【0018】図中Rは厨房室であり、ここでは図示しな
いガスレンジなどの加熱調理器具が配備されている。上
記加熱調理器具の上方部位で、室外と室内を仕切る壁3
の天井板4近傍位置に換気扇装置Kが取付けられる。
【0019】この換気扇装置Kは、レンジフード1と、
換気扇10と、外気導入路20とから構成される。
【0020】すなわち、上記レンジフード1は、下面が
開口する箱体からなっていて、下面開口部2は上記加熱
調理器具の上方部位に対向して開口する吸込み口をな
す。その背面板1aは適宜な手段で厨房室Rの壁面3に
取付け固定され、上面板1bは厨房室Rの天井板4と所
定の間隔を存してほぼ平行に配置される。
【0021】また、レンジフード1の前面板1cは、下
端部が手前側に突出するよう傾斜していて、加熱調理に
ともなって発生する煙等の汚れた空気の全てを取込むよ
うに配慮される。レンジフードRの下端吸込み口2は着
脱自在なフィルタ5によって閉成され、油分などを捕捉
して汚れを防止するようになっている。
【0022】このようなレンジフード1の背面板1aの
一部は開口していて、上記換気扇10が取付けられる。
すなわち、レンジフード背面板1aの開口部と対向する
厨房室壁面3に矩形状の取付け用孔6が開口され、室内
と室外を貫通する。
【0023】上記取付け用孔6の周面に沿って木枠7が
嵌め込まれ、この木枠に一部の空間スペースを残して換
気扇10を構成する本体枠11が嵌め込まれる。本体枠
11はレンジフード1内に突出していて、この突出端に
ガイドカバー12が嵌め込まれる。
【0024】さらに、本体枠11には駆動モータ13を
支持する支持脚14が取付けられ、上記駆動モータ13
の回転軸にプロペラ形のファン15が嵌着されている。
ファン15は上記ガイドカバー12によって囲まれる位
置にあり、レンジフード1内に突出することになる。
【0025】その一方で、本体枠11の室外側開口部に
シャッター機構16が設けられていて、上記駆動モータ
13への通電−断電に同期して開閉動作するようになっ
ている。また、シャッター機構16はウエザーカバー1
7によって覆われ、雨水などが降り掛からないようにカ
バーされている。上記ウエザーカバー17は、後述する
ように上記外気導入路20の一部を形成している。
【0026】上記外気導入路20は、換気扇本体枠11
と木枠7との間に形成される空間スペースである給気用
空間部21と、上記ウエザーカバー17に設けられ給気
用空間部21と連通する空気取入れ部22と、上記換気
扇本体枠11およびガイドカバー12とで形成され給気
用空間部21と連通する接続部23と、この接続部23
に一端部が嵌め込まれ他端部がレンジフード1の前面側
上端に開口する給気ボックス24とから構成される。
【0027】なお説明すれば、上記ウエザーカバー17
は、この下端部17aが開口していて、ファン15を介
して導かれた煙等の汚れた空気を室外へ排出案内するよ
うになっている。上端部と所定間隔を存した位置に仕切
り板25が設けられ、この仕切り板25の先端部は上記
給気用開口部21に嵌め込まれる。さらに、仕切り板2
5の基端上部が開口され空気取入れ口26となってい
て、仕切り板上面に沿って上記空気取入れ部22が形成
される。
【0028】上記給気ボックス24は、断面矩形状の筒
体であって、全体的に略L字状に形成される。その水平
片部はレンジフード上面板1bと天井板4との間に介在
され、垂直片部はレンジフード上面板1bに設けられる
孔部を介してレンジフード内に突出し、かつこの一端部
は上記接続部23に接続される。
【0029】このようにして構成される換気扇装置Kで
あって、加熱調理器具の使用に際して図示しないスイッ
チをオンすることにより、シャッター機構16が開放す
るとともに駆動モータ13に通電されてファン15が回
転駆動される。
【0030】加熱調理にともなって発生する煙等の汚れ
た空気は上昇し、かつファン15の駆動にともなって全
てレンジフード1の吸込み口2から内部に吸込まれ、さ
らにファン15とウエザーカバー17を介して室外に排
気される。
【0031】なお、ファン15は煙等の汚れた空気を吸
込むばかりでなく、レンジフード1周辺の室内空気まで
吸込んで外部へ排出する。最近の傾向として住宅の高気
密化が図られることから、ファン15はより広範囲の室
内空気を吸込むこととなり、厨房室内Rが顕著に負圧化
する。
【0032】その一方で、本発明の換気扇装置Kにおい
ては外気導入路20を備えているところから、厨房室R
の負圧化の影響で外気が外気導入路20を介して厨房室
内へ導かれる。厨房室Rが気密化されているほど負圧状
態になり易く、したがって外気導入路20を介して導か
れる外気量が大となる。
【0033】外気は、ウエザーカバー17に設けられる
空気取入れ口26から取込まれ、この仕切り板25上の
空気取入れ路22を介して給気用空間部21に導かれ、
さらに換気扇10に設けられる接続部23から給気ボッ
クス24に導かれ、この前面に設けられる給気孔27か
ら厨房室内Rに導入される。
【0034】特に、上記給気ボックス24は、その大部
分がレンジフード1と天井板4との間隙に沿って延出さ
れ、かつ給気孔27がこの前面に開口しているところか
ら、給気孔27から室内に導入された外気は一旦、天井
板4に沿って流れる。そして、対向する壁面に沿って流
下したあとレンジフード1の下端開口部から、継続して
行われる加熱調理により発生する煙等の汚れた空気とと
もに吸込まれ、外部に排気される。
【0035】ファン15を継続して駆動する限り、加熱
調理にともなって発生する煙等の汚れた空気を確実に排
気し、かつ室内Rが負圧化する影響で外気導入路20を
介して外気を効率よく導入する。外気は、厨房室Rの一
部を循環してついにはレンジフード1に吸込まれ、かつ
室外へ排出される。
【0036】室内Rの気密度に係りなく排気性能が安定
化し、別途、空気取入れ口を設ける必要がなく、施工性
が向上する。換気扇10の運転と同時に、かつ自動的に
外気が導入されるので、使い勝手がよい。
【0037】なお、外気導入路20を構成する給気ボッ
クス24は、外気を一旦、天井板4に沿って導き、さら
に壁面に沿って流下するようにしたから、レンジフード
1内に吸込まれない煙等の汚れた空気があっても、これ
らが直接厨房室Rの天井板4や壁面3に接触することが
なく、よって、これらによる汚れから防止する。
【0038】図2は、第2の実施の形態の換気扇装置K
aを示す。この換気扇装置Kaにおいて、換気扇10は
先に図1で説明した構造と全く同一であるので、ここで
は同番号を付した新たな説明は省略する。
【0039】また、外気導入路20Aを備えていること
は変りがない。上記外気導入路20Aは、ウエザーカバ
ー17の空気取入れ口26を備えた空気取入れ路22
と、給気用空間部21と、接続部23は、先に説明した
ものと同一である。
【0040】これ以外の外気導入路20Aは、厨房室R
の天井板4と、壁面3と、レンジフード1Aを利用して
形成される。実際には、上記接続部23に挿入する接続
口体28と、天井板4に接触するよう突出させたレンジ
フード1Aの両側板1dと、この両側板間のレンジフー
ド前端縁を覆う給気孔27を有する前面板29が必要で
ある。
【0041】このようにして構成される外気導入路20
Aは、作用的には先に説明したものと全く同一の作用を
なす。構成部品として、既存の厨房室Rの天井板4と、
壁面3と、レンジフード1Aとを利用したから、必要部
品を最小限に抑えて組立て性の向上を図ることができ
る。
【0042】したがって、ここでは図示しないが、一般
的に厨房室Rの上部に備えられる吊り戸棚を利用して、
上記外気導入路20Aを構成してもよい。
【0043】図3は、第3の実施の形態の換気扇装置K
bを示す。ここでは、先に説明した外気導入路20Bに
対するシャッター機構16Sに特徴がある。すなわち、
シャッター機構16Sを構成するシャッターaは、上下
方向に複数段並べられていて、特に最上段のシャッター
aはその上端部が換気扇本体枠11から外気導入路20
Bに突出している。なお、外気導入路20Bは木枠7の
上面と若干の隙間を有し、シャッターaの寸法形状に適
合させている。
【0044】これらシャッターaの上端部は、全て同一
のリンクbに回動自在に取付けられ、かつ中間部は本体
枠11にピンを介して回動自在に取付けられる。上記リ
ンクbの一端部は、作動杆cを介して巻上げモータdに
連結される。
【0045】換気扇装置Kbのスイッチをオンすると、
ここでは図示しない上記駆動モータ13に通電されファ
ン15が回転駆動されるとともに、上記巻上げモータd
に通電され、作動杆cを介してリンクbは実線の位置か
ら二点鎖線に示す位置に移動する。
【0046】それにともなって各シャッターaは一斉に
回動するところとなり、それまでの閉成状態から開放状
態に変わる。最上部のシャッターaは、その一部が外気
導入路20Bに突出していて、それまでこの導入路を閉
成していたが、シャッターaの回動にともなって導入路
20Bが開放状態に変る。
【0047】ファン15の排気と、外気導入路20Bの
外気取入れを同時に行えることとなり、停止も同時に行
われる。停止時に外気導入路20Bが閉成されるので、
外風が外気導入路を介して室内Rに侵入することがな
い。
【0048】図4は、第4の実施の形態の換気扇装置K
cを示す。ここでは、ウエザーカバー17Aに特徴があ
る。
【0049】すなわち、外気導入路20Cの一部を構成
する空気取入れ路22の底面である仕切り板25Aを、
図示しない給気用開口部21に嵌め込まれる先端部から
空気取入れ口26側に亘って漸次、所定の角度αをもっ
て下方に傾斜している。
【0050】このことから、空気取入れ口26から雨水
が空気取入れ路22に浸入するようなことがあっても、
これら雨滴は底面部である仕切り板25A上に集まり、
かつこの傾斜に沿って流れる。結局は、空気取入れ口2
6から外部へ流出して、室内Rへの浸入が阻止される。
【0051】図5は、第5の実施の形態の換気扇装置K
dを示す。ここでは、レンジフード1Bと外気導入路2
0Cに特徴がある。
【0052】すなわち、レンジフード1Bの上面部1b
を上方へ伸ばし、天井板4に接触する高さに形成する。
外気導入路20Cは、ウエザーカバー17の空気取入れ
口26から給気用空間部21を介して接続部23に至る
まで先に説明したものと同一であり、上記接続部には上
方に向けて開口する接続口体28が接続される。
【0053】このことにより、外気導入路20Cは接続
口体28が終端部をなし、レンジフード1Bの内部で、
かつ上面に向かって開口している。
【0054】換気扇10の作用にともなう厨房室Rの負
圧化の影響で、外気が空気取入れ口26から導入される
ことは変りがない。外気は、接続口体28の開口端から
レンジフード1Bの内面上部に向かって導かれる。その
あと、外気は二点鎖線矢印に示すようにレンジフード1
Bの上面板1bに沿って流れ、さらにこの前面板1cに
沿って流れる。
【0055】一方、レンジフード1Bには、図に実線矢
印で示すように加熱調理にともなって発生する煙等の汚
れた空気が導かれていて、前面板1cに沿って流れた外
気はこの汚れた空気と合流し、ファン15を介して室外
に排出される。
【0056】すなわち、外気導入路20Cを導かれる外
気は、レンジフード1Bの内面に沿って流れることにな
り、加熱調理にともなって発生する煙等の汚れた空気は
レンジフード内面に接触しない。そのため、導入した外
気でレンジフード1Bの内面の汚れを防止することとな
り、清掃の手間を大幅に軽減できる。
【0057】なお、上述の実施の形態においては、レン
ジフード1内に換気扇10を直接配置した厨房室Rとし
て説明したが、これに限定されるものではなく、レンジ
フードとは離間した位置に換気扇を備え、これらをダク
トにて連通する構造の換気扇装置であっても全く同様に
適用できる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
加熱調理にともなって発生する煙等の汚れた空気等を室
外へ効率よく排気するとともに、同時に外気を確実に室
内に取入れて、排気風量を確保し、換気性能の向上化を
得られる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す、換気扇装置
の断面図と一部を省略した正面図。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す、換気扇装置
の断面図。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示す、換気扇装置
のシャッター機構の断面図。
【図4】本発明の第4の実施の形態を示す、換気扇装置
のウエザーカバーの断面図。
【図5】本発明の第5の実施の形態を示す、換気扇装置
の断面図。
【符号の説明】
R…厨房室、 2…吸込み口、 1,1A,1B…レンジフード、 10…換気扇、 20,20A,20B,20C…外気導入路、 16,16S…シャッター機構。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】厨房室に配置され、加熱調理器の上方部位
    に対向して吸込み口が開口するレンジフードと、 このレンジフードに直接もしくはダクトを介して設けら
    れ、加熱調理にともなって発生する煙等の汚れた空気を
    レンジフードの吸込み口から吸上げて室外へ排出する換
    気扇と、 この換気扇の近傍に設けられ、換気扇の運転による厨房
    室内の負圧化にともない外気を厨房室内へ導入案内する
    外気導入路と、を具備したことを特徴とする換気扇装
    置。
  2. 【請求項2】上記外気導入路は、外気を厨房室の天井か
    ら壁面に沿って流れるよう案内することを特徴とする請
    求項1記載の換気扇装置。
  3. 【請求項3】厨房室に配置され、加熱調理器の上方部位
    に対向して吸込み口が開口するレンジフードと、 このレンジフードに直接もしくはダクトを介して設けら
    れ、加熱調理にともなって発生する煙等の汚れた空気を
    レンジフードの吸込み口から吸上げて室外へ排出する換
    気扇と、 上記レンジフードと、厨房室天井板と、厨房室壁面およ
    び厨房室上部に設けられる吊戸棚のいずれか、もしくは
    その組合せにより成形され、上記換気扇の運転による厨
    房室内の負圧化にともない外気を厨房室内へ導入案内す
    る外気導入路と、を具備したことを特徴とする換気扇装
    置。
  4. 【請求項4】上記換気扇の運転と運転停止にともなって
    開閉するとともに、上記外気導入路を同時に開閉するシ
    ャター機構を付設したことを特徴とする請求項1および
    請求項3のいずれかに記載の換気扇装置。
  5. 【請求項5】上記換気扇は、その室外側部位をウエザー
    カバーによって囲まれ、 このウエザーカバーに設けられる外気導入路は、その底
    面が空気取入れ口に向かって漸次下方に傾斜する水切り
    構造をなすことを特徴とする請求項1および請求項3の
    いずれかに記載の換気扇装置。
  6. 【請求項6】厨房室に配置され、加熱調理器の上方部位
    に対向して吸込み口が開口するレンジフードと、 このレンジフードに直接もしくはダクトを介して設けら
    れ、加熱調理にともなって発生する煙等の汚れた空気を
    レンジフードの吸込み口から吸上げて室外へ排出する換
    気扇と、 このレンジフード内に設けられ、換気扇の運転による厨
    房室内の負圧化にともない外気をレンジフードの内面に
    沿うよう導入案内する外気導入路と、を具備したことを
    特徴とする換気扇装置。
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