JP2007205565A - 電動弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】弁の駆動機構としてステッピングモータを有する場合に、イニシャライズ音を軽減するとともにブリードポートが摩耗しにくい耐久性のある電動弁を提供する。
【解決手段】弁体17の閉弁位置で、弁軸16が軸方向中間部に有する係止部71が弁本体10に形成されているストッパ70に係止して停止する。弁体17はオリフィス12との間に僅かな隙間を形成するブリードポートを構成しているので、弁の全閉位置でも僅かに流体が当該隙間を通じて流れ、圧縮機の起動時などに生じやすい所謂イニシャライズ音を軽減することができる。弁軸16がストッパ70で停止されるにより、ブリードポートが摩耗しにくくなる。ねじ送り部材45が更にステッピングモータ40によって駆動されるときの閉弁方向の移動は、コイルばね52で吸収され、その後、上下のストッパ体67,68の当接によりゼロ点流量となるステッピングモータの回転基点が確保される。
【選択図】図1

Description

この発明は、冷房または暖房もしくは除湿を行う空調機に用いられる冷媒のような流体の流量制御を行なう電動弁に関する。
従来、冷房または暖房もしくは除湿を行う空調機においては、その使い勝手の良さから、冷媒の流量制御のために、モ−タにより弁の開閉もしくは開度を制御する電動弁が使用されている。
電動弁を用いた空調機では、除湿運転を深夜に行う場合、電動弁のオンオフを繰り返す作動音が出るのは、ユーザには好まれないので、電動弁を全閉にすることなく冷媒量を絞った状態で運転することが望まれる。そこで、弁座にノッチや楔形の傷を付けることにより、弁が全閉位置にある状態においても、弁座と弁体との間に微小なクリアランスを持たせて、僅かな流量を確保するブリードポートを形成したものがある(特許文献1)。しかしながら、この電動弁の場合、弁体が弁座に接触する動作が繰り返し行われるためブリードポートが摩耗して冷媒流量が変化しやすいという問題があった。
また、冷凍サイクルに適用される電動弁では、コイルに通電することにより、ロータが回転して、一端部にニードル状の弁体を備えた弁軸が弁座に接離動作して、流量制御を行う。流量の正しい制御のため、弁軸の移動に関して、弁体がどの地点で開弁しどの地点で閉弁するかという基点出しを行うストッパ構造が必要になる。冷凍サイクルの大容量化に伴い、正確な基点出しがずれてくるのを長期に渡って防止可能とした電動式コントロールバルブのストッパ構造が提案されている(特許文献2)。しかしながら、このストッパ構造は摩耗しやすく、耐久性が低いという問題がある。
特開平11−51514号公報 特開2003−65454号公報
この発明の目的は、上記問題点を解決し、耐久性の向上を図った電動弁を提供することにある。
上記の課題を解決するため、この発明による電動弁は、内部に弁室と前記弁室に開口するオリフィスが形成されている弁本体、前記弁本体に軸線方向に移動可能に装着されており前記弁室側から前記オリフィスに接離可能な弁体を先端部に有する弁軸、及び前記オリフィスを通る流体の通過流量を制御するために前記弁本体に付設されており、ステッピングモータと前記ステッピングモータの回転を前記弁軸の軸方向の移動に変換する変換手段を有する駆動機構を備えた電動弁において、前記弁軸は、前記弁体の閉弁位置で前記弁本体に形成されているストッパに係止して前記弁軸の閉弁方向の移動を規制する係止部を軸方向中間部に有しており、前記弁体は、前記閉弁位置で、前記オリフィスとの間に僅かな隙間を形成してブリードポートを構成することを特徴としている。
この電動弁によれば、ステッピングモータが駆動され、ステッピングモータの回転を弁軸の軸方向の移動に変換することで、弁軸が弁本体内を軸方に移動する。弁軸の先端部に備わる弁体がオリフィスに接離して、オリフィスの開口量を変更することでオリフィスを通る流体の通過流量を制御することができる。弁体の閉弁位置で、弁軸が軸方向中間部に有する係止部が弁本体に形成されているストッパに係止する。弁体は、閉弁位置で、オリフィスとの間に僅かな隙間を形成してブリードポートを構成するので、弁の全閉位置でも、僅かに流体はオリフィスとの間に形成される隙間を通じて流れる。したがって、除湿に必要な冷媒流路を確保できるとともに圧縮機の起動時などのように、流路に大きな圧力変動が生じるのを遅延・緩和させることができ、所謂イニシャライズ音を軽減することができる。
本発明によれば、弁体とオリフィスの間の隙間によってブリードポートが形成され、弁体がオリフィスに接触しないため、ブリードポートが摩耗しにくい耐久性の高い電動弁を得ることができる。
以下、添付した図面に基づいて、この発明による電動弁の実施例を説明する。図1はこの発明による電動弁の一実施例の全体を示す縦断面図、図2は図1に示す電動弁の要部拡大断面図である。
図1において、全体を符号1で示す電動弁は、弁本体10を有し、その内部には弁室11と弁室11に開口するオリフィス12とが形成されている。また、弁本体10には、配管20,22が接続されている。配管20は、弁本体10の弁室11の一側方に接続され、冷媒としての二酸化炭素(ガス)を弁室11に導入するための冷媒導入管であり、弁室11の下方に接続されている配管22は、冷媒導出管である。弁本体10の上部には、弁を開閉駆動する駆動機構13が付設されている。
駆動機構13においては、円筒形状の圧力容器であるキャン30が、その下端部31において、弁本体10の上部に固着されているステンレス製の鍔状の受け部材23に形成された段差郡23aに突き合わせ溶接により密封接合されることで、弁本体10の上部に取り付けられている。キャン30は、ステンレス等の非磁性の金属板を素材として、深絞り加工等により半球状の天底32を有する有底円筒状に形成されており、内部は気密状態に保たれている。キャン30の外側には、ステッピングモータ40のステータユニット41が装備されており、キャン30の内側には、所定の間隙αをあけて、ステッピングモータ40のロータユニット42が回転自在に配設されている。
ロータユニット42は、磁性材料が樹脂に混入されて成形されたプラスチックマグネットから成るロータ43と、ロータ43に対してリング部材44を介して連結された下方開口の筒状形状を有するねじ送り部材45とを備えている。ロータ30の材料の例として、Nd−Fe−B系等の希土類プラスチックマグネットが挙げられる。ねじ送り部材45は、後述する弁軸16を保持する弁軸ホルダとしての機能も有する。リング部材44は、本実施形態ではロータ43の成形時にインサートされた黄銅製の金属リングで構成されている。リング部材44にねじ送り部材45の上部突部がかしめ部46によって固定され、これにより、ロータ43、リング部材44及びねじ送り部材45が一体的に連結されている。
駆動機構13によって、黄銅製の弁軸16が弁本体10内を昇降する。弁軸16の下端にはニードル状の弁体17が形成されている。オリフィス12の弁室11側に開く開口は弁口15となっている。弁体17がオリフィス12に接近又は後退して弁口15を開閉することによって、オリフィス12を通過する流体(冷媒)の通過流量が制御される。
駆動機構13は、更に、弁軸16が摺動自在に嵌挿された筒状のガイドブッシュ47を有しており、その外周に上記したねじ送り部材45が嵌まり合い、且つねじ係合している。ガイドブッシュ47の下端部47aは大径に形成されており、弁本体10に設けられた嵌合穴24に圧入(又は螺合)固定される。ガイドブッシュ47の中央部付近には雄ねじ部48が形成されている。ねじ送り部材45には、ガイドブッシュ47の雄ねじ部(固定ねじ部)48に螺合する雌ねじ部(移動ねじ部)49が形成されている。ねじ送り部材45とガイドブッシュ47によってロータ43の回転を弁軸16の軸方向の移動に変換する変換手段が構成されている。
ねじ送り部材45の天底50の中央部に弁軸16の上部小径部18が挿通せしめられている。上部小径部18の上端部は、ねじ送り部材45の天底上面に乗せられた規制部材としてのナット19に圧入固定されている。
弁軸16は、ねじ送り部材45の天底50と弁軸16の中間段差部51との間に縮装されたばね部材としての緩衝用のコイルばね52によって常時下方、即ち、閉弁方向に付勢されている。弁軸16のねじ送り部材45に対する閉弁方向の移動はナット19がねじ送り部材45に当接することによって規制される。ガイドブッシュ47の側面には弁室11とキャン30内の均圧を図る均圧孔53が形成されている。ねじ送り部材45の天底50上には、コイルばねからなる復帰ばね54が設けられている。復帰ばね54は、ガイドブッシュ47の固定ねじ部48とねじ送り部材45の移動ねじ部49との螺合が外れたときに、キャン30の内面に当接して固定ねじ部48と移動ねじ部49との螺合を復帰させるように働く。
キャン30に外装されたステータユニット41は、磁性材からなるヨーク61と、ヨーク61にボビン62を介して巻回される上下のステ一タコイル63,63と、樹脂モールドカバー66とから成っている。
ガイドブッシュ47には、ストッパ機構の一方を構成する下ストッパ体(固定ストッパ)67が固着され、ねじ送り部材45にはストッパ機構の他方を構成する上ストッパ体(移動ストッパ)68が固着されている。
図2は、図1に示す電動弁の要部を拡大して示す断面図である。図2において、弁軸16は、図示されている弁体17の閉弁位置で弁本体10に形成されているストッパ70に係止する係止部71を軸方向中間部に有している。弁体17は、閉弁位置で、オリフィス12との間に僅かな隙間72を形成してブリードポートを構成しており、弁体17は弁口15の周縁部に接触しない。弁体17は、図示の全閉位置でも、僅かに流体が隙間72を通じて流れるのを許容する。したがって、除湿時に必要な冷媒流量を確保できるとともに、冷凍サイクルの圧縮機の起動時などのように、流路に大きな圧力変動が生じるのを遅延・緩和させることができ、所謂イニシャライズ音を軽減することができる。また、弁軸16がストッパ70に当接する停止位置は、それよりも更に弁軸16が降下しない限界位置(弁軸の上下リフトの基点)であるので、弁軸16をその位置から更に降下させるためのステッピングモータ40の駆動力を必要としないので、ステッピングモータ40に不要な負荷が課されることがない。
ストッパ70は、弁本体10において、オリフィス12の開口に向かい合う弁室11の壁部73を貫通して形成され且つ弁軸16が挿通される挿通孔74の端縁部に形成されている。また、弁軸16の係止部71は、弁軸16の周面に段差として形成されている。ストッパ70と係止部71とをこのような構造とすることにより、切削や鍛造等の簡単な機械加工で形成することができ、電動弁の製造コスト低減に寄与している。弁軸16の係止部71から弁体17に至る部分は、先細のテーパ軸部78となっており、挿通孔74やオリフィス12と干渉することがない。
この実施例では、オリフィス12はスロート部75で弁室11に開口する先窄まりのテーパ孔として形成されている。また、弁体17は、断面同一の軸状部分76と軸状部分76の先端側に繋がるとともに先端に向かって縮径した先細部分77とを有する。弁体17の閉弁位置で、軸状部分76における先細部分77寄りの部位をスロート部75に位置させることで、駆動機構13が弁軸16を全閉位置から弁開方向に駆動すると、弁体17の先細部分77が直ちにオリフィス12のスロート部75から離れるので、弁開度の応答性を高めることができる。オリフィス12のスロート部75の開口周囲には、環状の形状を呈する座ぐり部79が形成されている。スロート部75の開口周囲に座ぐり部79を形成することによって、スロート部75の形成時のバリを取り除くことができ、弁体17とスロート部75の干渉を防止し、弁体17のスムーズな開閉移動に寄与することができる。
このような構成とされた電動弁1にあっては、駆動機構13において、ステッピングモータ40が駆動され、ステッピングモータ40の回転を弁軸16の軸方向の移動に変換することで、弁軸16が弁本体10内を軸方に移動する。弁軸16の先端部に備わる弁体17がオリフィス12に接近又は後退して、オリフィス12の弁口15の開口量を変更することでオリフィス12を通る通過流量を制御することができる。即ち、ステ一タコイル63,63に一方向の通電を行って励磁すると、弁本体10に固定されたガイドブッシュ47に対し、ロータ43及びねじ送り部材45が一方向に回転せしめられ、ガイドブッシュ47の固定ねじ部48とねじ送り部材45の移動ねじ部49とのねじ送りにより、例えばねじ送り部材45が下方に移動する。ねじ送り部材45の下方移動は、コイルばね52を介して弁軸16を下降させるので、弁体17がオリフィス12内に侵入して、弁口15は略閉じられる。弁体17とオリフィス12との間には隙間72が存在してブリードポートとなっており、所謂、閉弁状態であっても僅かに流体が隙間72を通じて流れることができる。
ストッパ70に係止部71が係止して弁口15が閉じられた時点では、上ストッパ体67は未だ下ストッパ体68に当接しておらず、弁体17が弁口15を閉じたままロータ43及びねじ送り部材45は更に回転下降する。このときは、弁軸16に対してねじ送り部材45が下降するため、繚衝用のコイルばね52が圧縮せしめられることによりねじ送り部材45の下降力は吸収される。その後、ロータ43が更に回転してねじ送り部材45が下降すると、上ストッパ体67が下ストッパ体68に衝接し、ステ一タコイル63, 63に対する通電が続行されてもねじ送り部材45の下降は強制的に停止される。これにより、ステッピングモータの回転基点が与えられる。また、ストッパ体67,68はコイルばね52で緩衝されつつ当接するので摩耗しにくく耐久性が高い。
一方、ステ一タコイル63,63に他方向の通電を行って励磁すると、弁本体10に固定されたガイドブッシュ47に対し、ロータ43及びねじ送り部材45が前記と逆方向に回転される。ガイドブッシュ47の固定ねじ部48とねじ送り部材45の移動ねじ部49とのねじ送りにより、ねじ送り部材45が上方に移動する。弁軸16の下端の弁体17がオリフィス12から離れて、弁口15が開かれ冷媒が弁口15を通過する。この場合、ロータ30の回転量により弁口15の実効開口面積、即ち冷媒の通過流量を調整することができる。ロータ30の回転量はパルス数により制御されるため、冷媒通過流量を高精度に調整することができる。
この発明による電動弁の一実施例の全体を示す縦断面図。 図1に示す電動弁の要部を拡大して示す断面図。
符号の説明
1 電動弁 10 弁本体
11 弁室 12 オリフィス
13 駆動機構 15 弁口
16 弁軸 17 弁体
18 上部小径部 19 ナット
20,22 配管
23 受け部材 23a 段差郡
24 嵌合穴 30 キャン
31 下端部 32 天底
40 ステッピングモータ 41 ステータユニット
42 ロータユニット 43 ロータ
44 リング部材 45 ねじ送り部材
46 かしめ
47 ガイドブッシュ 47a 下端部
48 雄ねじ部 49 雌ねじ部
50 天底 51 中間段差部
52 コイルばね 53 均圧孔
54 復帰ばね
61 ヨーク 62 ボビン
63 ステ一タコイル 66 樹脂モールドカバー
67 下ストッパ体 68 上ストッパ体
70 ストッパ 71 係止部
72 隙間 73 壁部
74 挿通孔 75 スロート部
76 軸状部分 77 先細部分
78 テーパ軸部 79 座ぐり部
α 間隙

Claims (5)

  1. 内部に弁室と前記弁室に開口するオリフィスが形成されている弁本体、前記弁本体に軸線方向に移動可能に装着されており前記弁室側から前記オリフィスに接離可能な弁体を先端部に有する弁軸、及び前記オリフィスを通る流体の通過流量を制御するために前記弁本体に付設されており、ステッピングモータと前記ステッピングモータの回転を前記弁軸の軸方向の移動に変換する変換手段を有する駆動機構を備えた電動弁において、
    前記弁軸は、前記弁体の閉弁位置で前記弁本体に形成されているストッパに係止して前記弁軸の開弁方向の移動を規制する係止部を軸方向中間部に有しており、
    前記弁体は、前記閉弁位置で、前記オリフィスとの間に僅かな隙間を形成してブリードポートを構成することを特徴とする電動弁。
  2. 前記ストッパは、前記弁本体において、前記オリフィスの開口に向かい合う前記弁室の壁部を貫通して形成され且つ前記弁軸が挿通される挿通孔の端縁部に形成されており、前記弁軸の係止部は、前記弁軸の周面に段差として形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電動弁。
  3. 前記オリフィスはスロート部で前記弁室に開口する先窄まりのテーパ孔として形成されており、前記弁体は断面同一の軸状部分と前記軸状部分の先端側に繋がるとともに先端に向かって縮径した先細部分とを有しており、前記弁体の前記閉弁位置で、前記軸状部分における前記先細部分寄りの部位が前記スロート部に位置することを特徴とする請求項1に記載の電動弁。
  4. 前記オリフィスの前記スロート部の開口周囲に、座ぐり部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電動弁。
  5. 前記変換手段は、前記弁本体に固定され且つ前記弁軸が摺動自在に嵌挿されているガイドブッシュと、前記ステッピングモータによって回転駆動され且つ前記ガイドブッシュとねじ係合しているねじ送り部材と、前記弁軸と前記ねじ送り部材との間に介装されており前記弁軸を閉弁方向に付勢するばね部材と、前記弁軸の前記ねじ送り部材に対する閉弁方向の移動を規制する規制部材とを備え、
    前記ねじ送り部材と前記弁本体との間には、前記ストッパに前記係止部が係止した状態で更に前記ねじ送り部材が前記弁軸の閉弁方向に継続して移動した後に前記ねじ送り部材を停止させるストッパ機構が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電動弁。
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