JP2006292149A - 電動弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】 部品点数を削減し、小型化を達成する電動弁を提供する。
【解決手段】 電動弁1は、弁本体10にキャン30が固着され、キャン30の外側にステータ部材40が取付けられる。ロータ部材50はブッシュ90を介して弁ホルダ110に連結される。弁本体10には、ステム60が固定され、ステム60の上部に取付けた雌ねじ部材80に対して弁ホルダ100が螺合する。弁ホルダ100は弁軸110を支持し、弁軸110のテーパー部112は弁座12との間で弁開度を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空気調和機、冷凍機等に組み込まれて使用される電動弁に係り、特に小型化を達成することができる電動弁に関する。
従来、この種の空気調和機、冷凍機等に組み込まれて使用される電動弁は、冷媒等の流体の流量を調整する機器であり、通常、弁室および弁座を備えた弁本体と、前記弁本体の上部に固着された有底円筒状の圧力容器であるキャンとを備えており、該キャンの内側にはロータが内蔵され、前記キャンの外部には中央部に挿通孔を有するステータが外嵌されているものである。
ロータは、磁性材料と樹脂とを一体に成型したボンド磁石ロータであって、ロータを駆動ねじに一体に組付けるための継手手段を有する。
雌ねじ部材は弁本体側に固定されており、雄ねじを有する駆動ねじは、ロータと一体に上下動し、弁ホルダに支持された弁体を弁座に対して離接させる。
ロータの上限位置と下限位置と規制するためにストッパ装置が装備される。
固定部材側に螺線ガイドを設け、ロータと一体に回転するストッパ部材をこの螺線ガイドにより案内される機構を備えるストッパ装置は、下記特許文献1,2に開示されている。
また、ロータの頂部にコイルスプリングを設けて、ねじの抜け止めとするものは、下記特許文献3に開示されている。
特開2000−220759号公報 特開2000−170942号公報 特開2001−50415号公報
この種の電動弁にあっては、モータのトルク効率を向上させるために、ねじサイズを小さくすることが考えられる。ねじサイズを小さくすると、弁ホルダの外径がねじの外径より大きくなり、従来の全開側ねじ抜け防止機構が使用できなくなる。
このため、全閉全開ストッパを付設する必要があるが、従来のようにロータ内部のスペースに付設しようとすると、弁ホルダ外径が雌ねじを支持しているステム部に制約を受け、希望する弁サイズを保持できなくなる。また、それを回避しようとして、ストッパをロータ上方へ付設すると、全長が長くなってしまうという問題があった。
本発明は、上述した問題を解消し、部品点数を低減した電動弁を提供するものである。
本発明の電動弁は、弁本体に固定される円筒状のステムと、ステムの上端の内側に固着される雌ねじ部材と、雌ねじ部材に螺合する雄ねじ部を有し、ロータ部材に連結される弁ホルダと、弁ホルダに支持される弁軸と、弁ホルダと弁軸の間に配設されるコイルバネを備える。
そして、ステムは、弁本体の取付部に対応するフランジ部を備え、カシメ手段により弁本体に固定される。
また、ステムのフランジ部を押える固定部材を備えるものである。
本発明の電動弁は以上のように、雌ねじとそれを支持するステム部を別体とし、ステムをプレス絞り加工あるいはパイプ材とすることで、弁ホルダのスペースもストッパのスペースも確保することができるとともに、各々の部品形状を簡素化できるので、部品加工コストも低減することができる。
図1は本発明の電動弁の全体の断面図である。
全体を符号1で示す電動弁は弁座12を有する弁本体10と、弁本体10に固着される配管20、22を有する。弁本体10にはフランジ部材24を介して円筒状の圧力容器であるキャン30が溶接手段Wにより固着される。
キャン30の外周部には、全体を符号40で示すステッピングモータ用のステータ部材が着脱自在に嵌着される。ステータの構成は、従来のものと同様であるので、詳細な説明は省略する。
キャン30の内部には、ロータ部材50が回転自在に装備される。
ロータ部材50は、ブッシュ90を介して弁ホルダ100と一体に結合される。弁ホルダ100は雄ねじ部102を有し、雌ねじ部材80の雌ねじ部82に螺合する。雌ねじ部材80は、ステム60の内径部に圧入等により固着される。
雄ねじ部102、雌ねじ部82は、例えば3mm程度の小径のねじが使用される。
図2は、雌ねじ部材80を示し、図3はステム60の詳細を示す。図4はステム固定部材70の詳細を示す。
雌ねじ部材は円柱状の部材であって、雌ねじ部材82の加工やメッキ処理も容易である。ステム60は、パイプ材にフランジ部62をプレス加工により形成してつくられる。
図1に示すように、弁本体10の上部の有底穴にステム60のフランジ部62を挿入し、固定部材70を介してカシメ手段Kによりステム60を弁本体10に固着する。ステム60は均圧穴64を有する。
ステムの固定部材70はテーパー部72を有し、カシメ加工を容易とし、又、ステム60のフランジ部62を受け入れる面取り部74を有する。
弁ホルダ100の内径部には、ボール120が挿入され、コイルバネ130を介して弁軸110を押圧する。弁軸110は、カラー132を介在させて弁ホルダ100に取付けられる。弁軸110の支持手段としては、カシメ手段Kが利用される。
弁軸110は、弁ホルダ100と一体に上下動し、弁軸110の先端のテーパー部112が弁本体10の弁座12に対して離接して弁開度を制御する。
ステム60の外周部には、ストッパ装置の構成部材である螺線ガイド部材140が固着される。この螺線ガイド部材140は、コイルバネ状の部材であって、上端部140aが溶接等によりステム60に固着される。
螺線ガイド部材140に係合するスライダ部材150は、ロータ部材50の内側に軸方向に延びる形状に形成される突部52に当接し、ロータ部材50とともに回動する。
ロータ部材50が回動すると、弁ホルダ100も回動し、雄ねじ部102と雌ねじ部82のねじピッチに対応して弁ホルダ100は軸方向に送られる。弁ホルダ100の軸方向移動は、弁軸110に伝達され、弁開度を調節する。
ロータ部材50に当接するスライダ部材150は、ロータ部材50の回動に応じて、螺線ガイド部材140に案内されて軸方向に移動する。
螺線ガイド部材140の上端部140aから下端部140bまでのピッチを、例えば、5ピッチに設定しておけば、ロータ部材50が6回転する間にスライダ部材150が螺線ガイド部材140の端部に突き当り、ロータ部材50の上限位置と下限位置で回転が規制される。
なお、このストッパ装置の機構は、先に示した特許文献1、特許文献2のものと同様であるので、詳細な説明は省略する。
本発明の電動弁は以上のように、構成部品数を削減し、簡単な構成で、小型、軽量化を図ることができるものである。
本発明の電動弁の断面図。 本発明の電動弁の雌ねじ部材の断面図。 本発明の電動弁のステムの断面図。 本発明の電動弁の固定部材の断面図。
符号の説明
1 電動弁
10 弁本体
30 キャン
40 ステータ部材
50 ロータ部材
60 ステム
70 固定部材
80 雌ねじ部材
90 ブッシュ
100 弁ホルダ
110 弁軸
120 ボール
130 コイルバネ
140 螺線ガイド部材
150 スライダ部材

Claims (4)

  1. 弁座を有する弁本体と、弁本体に固着される円筒圧力容器であるキャンと、キャンの外側に嵌装されるステッピングモータのステータ部材と、キャンの内側に回転自在に装備されるロータ部材と、ロータ部材の回転運動をねじ機構により直線運動に変換して弁軸を操作する電動弁であって、
    弁本体に固定される円筒状のステムと、ステムの上端の内側に固着される雌ねじ部材と、雌ねじ部材に螺合する雄ねじ部を有し、ロータ部材に連結される弁ホルダと、弁ホルダに支持される弁軸と、弁ホルダと弁軸の間に配設されるコイルバネを備える電動弁。
  2. ステムは、弁本体の取付部に対応するフランジ部を備え、カシメ手段により弁本体に固定される請求項1記載の電動弁。
  3. ステムのフランジ部を押える固定部材を備える請求項2記載の電動弁。
  4. ステムはパイプ材をプレス加工による形成したものである請求項1乃至3のいずれかに記載の電動弁。
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