JP2007204824A - 基板ホルダー部および成膜装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 処理基板を基板ホルダー部に保持してキャリアに搭載した状態で、インラインで、キャリアごと搬送しながら、該処理基板の一面側に成膜を施す成膜装置に用いられる基板ホルダー部で、搬送系において振動が発生しても、該振動により、処理基板を支持するピンとの処理基板とが接触する接触面部において、キズや割れ等の損傷が発生しない、更には、目視できないレベルの汚れ、キズが処理基板のピンと接触する表面に付着しない、処理基板を保持する基板ホルダー部を提供する。
【解決手段】 処理基板の一面側を、該処理基板と接して、複数の支持ピンにより支持するもので、前記支持ピンは、全体を、あるいは、少なくとも前記処理基板と接する側の表面部を、柔軟な繊維材にて形成して、処理基板を支えるようなピン形状となっているものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、処理基板を保持するための基板ホルダー部に関し、特に、処理基板との接触する部分において、処理基板面にキズがつきずらい該基板ホルダー部と、該基板ホルダー部ごと処理基板を搬送する搬送機構部を有する成膜装置に関する。
尚、本発明の基板ホルダー部は、該基板ホルダー部ごと処理基板を搬送する搬送機構部を有する種々の装置等に適用できるものである。
近年、情報化社会への進展が著しく、ディスプレイ装置の使用も多様化し、種々のディスプレイ装置が開発、実用化されている。
特に、液晶表示装置は、CRT(Cathode−Ray Tube、ブラウン管) に代わり、広く普及されるようになってきた。
液晶表示装置用のカラー表示用の液晶パネルは、簡単には、バックライトからの光が各色の着色層を通過して表示されるが、各色の着色層を通過する光は、画素毎に液晶をスイッチング素子としてオン−オフ制御されている。
そして、この画素毎に液晶をスイッチング素子としてオン−オフ制御するための制御用電極の材質としては、従来から、透明導電性のITO膜(錫をドープしたインジウム酸化物)が用いられている。
ITO膜の成膜方法としては、ITO焼結体をターゲットとし、所定のスパッタリング条件の下で基板上にITOをスパッタリングすることにより、所望のITO膜を形成する方法が、特開平6−24826号公報(特許文献1)、特開平6−247765号公報(特許文献2)等にて知られている。
特開平6−24826号公報 特開平6−247765号公報
生産性向上の面、低コスト化の面等から、面付け生産が行われているが、これに用いられる透明なガラス基板の大型化の要求は強く、最近では、G6世代(1800mm×1500mmサイズ)サイズの大サイズのガラス基板での量産化が現実のものとなってきている。
そして、生産性の面から、このような、大サイズのガラス基板を用いた処理基板へのITO膜の成膜をインラインで行う、図5(a)にその概略構成配置図を示すような、インラインITOスパッタ成膜装置も提案されている。
ここに示すスパッタ装置においては、図5(b)に示すように、大サイズのガラス基板をベース基板とする処理基板863を、キャリア860に搭載して鉛直方向892に立てた状態で、インラインで、搬送しながらスパッタ処理を行い、処理基板863の一面側に電極用のITO膜をスパッタ成膜する。
簡単には、処理基板863は、ローディングチャンバー811に投入され、予備チャンバー812を経て、第1のスパッタチャンバー883に投入され、搬送されながらスパッタ処理され、回転処理部820に搬入され、ここで、回転部によりキャリアごと180度回転され、向きを変え、第2のスパッタチャンバー833に投入され、搬送されながらスパッタ処理される。
そして、スパッタ後、予備チャンバー832、アンローディングチャンバー831を経て搬出される。
ここでは、図5(b)に示すように、キャリア860と呼ばれる、処理基板863を保持するための枠体(基板ホルダー部とも言う)861を有するサポート部材に、処理基板863を載せた状態で、キャリア860ごと立てた状態で搬送する。
キャリア860は、枠体(基板ホルダー部)861に、順に、処理基板863、裏板861を嵌め込み、処理基板863を保持する処理基板保持部101を備えたものであり、処理基板863は、鉛直方向892に沿うように立てた状態でキャリア860の処理基板保持部101にはめ込まれている。
そして、図5(a)に示すように、処理基板863は、処理基板保持部101ごとキャリア860に搭載されて、水平方向891に搬送され、鉛直方向892に沿うように立てた状態で、ターゲット871と平行にして対向させてスパッタが行われる。
尚、図5(a)中、点線矢印は、キャリア860の搬送方向を示している。
図示していないが、ここでのスパッタ方式は、ターゲット871の裏面側(処理基板863側とは反対の側)に、外側磁極と内側磁極の間で磁場が閉じるように設計し、発生したプラズマをターゲット871近傍のみに存在するようにしているマグネトロンスパッタ方式のものである。
大サイズの処理基板として、例えば、大サイズの透明なガラス基板の一面側に各色の着色層をカラーフィルタ(以下、CFとも言う)として形成したカラーフィルタ形成基板を処理基板が挙げられ、この処理基板のCF形成面側に、電極用のITO膜を成膜する。
図5(b)に示すキャリア860には、図示していない駆動用モーター(キャリア側のものではない)からの駆動力を歯車(図示していない)との噛み合わせで伝える溝を切った溝形成部868がその下部に設けられており、更に、歯車による磨耗を極力抑えるために、キャリア860の溝形成部868の進行方向両側、下側に平坦部を有する搬送支持レール866、867が、キャリアの荷重を支えるために設けられており、本体側にある前記の歯車とは異なるボビンのような回転体869にキャリア側の搬送支持レール866、868の平坦部が乗っかるようになっている。
キャリア860は、その下側に設けられた搬送支持レール866、867に保持されながら、溝形成部868にて駆動用モーターからの駆動力を歯車の噛み合わせで受けて、搬送される。
G6世代では、スパッタ処理する処理基板863とキャリ860アを併せた重量は100kg程度となるため、どうしても磨耗が発生するためこのように、できるだけ、前記溝形成部200と歯車との嵌合を少なくしている。
尚、キャリア860の材質としては重量の面、剛性の面から、Tiが好ましく用いられる。
スパッタリングは、Arガス雰囲気中、10-3torr〜10-2torr圧下で、プレート状にされた、成膜する膜組成のITOをターゲットとして用いて行う。
この場合、CFを形成する着色層の耐熱性(CFからの脱ガス)の面から、低温で成膜を行うことが求められている。
尚、このような、マグネトロンスパッタ方式で、低温スパッタには、例えば、In2 3 、90w%+SnO2 、10w%組成の焼結したターゲット材を、厚さ8mm〜15mmとして用いる。
例えば、ターゲットとしては、Cuプレートをバッキング材として、インジウム半田を接着層とし、つなぎ目は斜めにして、多数枚の焼結ターゲット材をつなぎ合わせている。
このような、スパッタ装置においては、枠体(基板ホルダー部)861は、通常、処理基板の非処理面側に接触する複数のピンにより、処理基板を支持しているが、搬送における振動により、ピンと接触する処理基板の面部にキズがつくことがあり、特に、G6世代のサイズのガラス基板をベースとする処理基板では、その重量は重くなり、搬送における振動により、ピンと接触する処理基板の面部にキズがついたり、割れ等の損傷が発生することがあり、これが問題となっていた。
処理基板が大きくなり重量が増すことにより、基板を受けるピンへの圧力が増加することや、基板が大きくなることにより、基板中央部のぶれが大きくなり、接触部のキズ、汚れ具合が大きくなり、無視できないレベルになってきた。
また、表示パネルの薄型化要求が加速し、従来よりガラス基板を薄くしたい要求があるが、薄型化が加速すると、製造装置での薄いガラス基板の流品において、ガラス基板の強度がなくなることにより、ガラス基板の破損が顕著になるため、表示パネル完成後、エッチングにより該表示パネルのガラス基板をエッチングして薄くする場合がある。
この場合、液晶表示パネルにおいては、2枚のガラス基板を重ね合わせ、セル化した後に、エッチング処理を施し、セル化されたパネル自体を薄くする方式が知られている。
その際、目視できないレベルの汚れ、キズが処理基板表面に付着している場合、エッチング処理を施すことで、該汚れ、キズが顕著に見えるようになり、品質的に問題となっていた。
これは、基板上に汚れがついている場合、汚れが付いている部分は、エッチングレートが、他の部分に比べ遅いため、該汚れ模様が浮きでてくることによる。
上記のように、近年、情報化社会への進展が著しく、ディスプレイ装置の使用も多様化し、特に、液晶表示装置が広く普及されるようになり、その生産性向上の面、低コスト化の面から、面付け生産が行われているが、これに用いられるガラス基板をベースとする処理の大型化の要求は強く、最近では、G6世代(1800mm×1500mmサイズ)の大サイズの透明なガラス基板での量産化が現実のものとなってきている。
このような中、図5(a)に示すようなスパッタ装置においては、ターゲット871と処理基板863とを立てた状態で対向させて、搬送しながらスパッタ処理を行っているが、キャリアの搬送系において、どうしても振動が発生し、該振動により、ピンと接触する処理基板の面部にキズがつくことがあり、特に、G6世代のサイズのガラス基板をベースとする処理基板では、その重量は重くなり、搬送における振動により、ピンと接触する処理基板の面部にキズがついたり、割れ等の損傷が発生することがあり、この対応が求められていた。
また、表示パネル用の処理基板をピンで保持する場合、目視できないレベルの汚れ、キズが処理基板のピンと接触する表面に付着している場合、表示パネル薄化のために処理基板にエッチング処理を施すことで、その部分の汚れ、キズが顕著に見えるようになり、品質的に問題となっていた。
本発明はこれらに対応するもので、処理基板を枠体に保持してキャリアに搭載した状態で、インラインで、キャリアごと搬送しながら、該処理基板の一面側に成膜を施す成膜装置に用いられる枠体で、搬送系において振動が発生しても、該振動により、処理基板を支持するピンとの処理基板とが接触する接触面部において、キズや割れ等の損傷が発生しない、更には、目視できないレベルの汚れ、キズが処理基板のピンと接触する表面に付着しない、処理基板を保持する基板ホルダー部を提供しようとするものである。
特に、ターゲットと処理基板とを立てた状態で対向させて、搬送しながらスパッタ処理を行う縦型のインラインスパッタ装置に用いられる枠体で、G6世代以上の大サイズの処理基板を、処理する場合において、接触して処理基板を支持するピンによる、処理基板のキズや割れ等の損傷が発生しない、更には、目視できないレベルの汚れ、キズが処理基板のピンと接触する表面に付着しない、基板ホルダー部と、これを用いている成膜装置を提供しようとするものである。
本発明の基板ホルダー部は、処理基板を保持するための基板ホルダー部であって、前記処理基板の一面側を、該処理基板と接して、複数の支持ピンにより支持するもので、前記支持ピンは、全体を、あるいは、少なくとも前記処理基板と接する側の表面部を、柔軟な繊維材にて形成して、処理基板を支えるようなピン形状となっているものであることを特徴とするものである。
そして、上記の基板ホルダー部であって、前記繊維材は、柔軟な繊維を束ねたものを複数用いて、あるいは柔軟な繊維を編んでシート状にしたものを用いてなることを特徴とするものである。
そしてまた、上記いずれかの基板ホルダー部であって、前記繊維材は、PBI繊維(PBIはポリベンゾイミダソールの略、商品名:セラゾール)あるいはPI繊維(PBはポリイミドの略、商品名;ベスペル)、アルミナ長繊維、アラミド繊維、ザプロ加工ウール、ノボロイド繊維、炭素繊維、フッ素繊維)のいずれか1以上から成ることを特徴とするものである。
上記いずれかの基板ホルダー部であって、前記基板ホルダー部は、処理基板を前記複数の支持ピンにより支持して枠体に保持するもので、該基板ホルダー部を、これを搬送するキャリアに搭載した状態で、キャリアごと搬送する、搬送装置用の基板ホルダー部であることを特徴とするものである。
あるいは、上記いずれか1項に記載の基板ホルダー部であって、前記基板ホルダー部は、処理基板を前記複数の支持ピンにより支持して枠体に保持するもので、該基板ホルダー部を、これを搬送するキャリアに搭載した状態で、キャリアごと搬送しながら、該処理基板の一面側に成膜を施す方式の成膜装置用の基板ホルダー部であることを特徴とするものである。
また、上記いずれかの基板ホルダー部であって、前記処理基板が、ガラス基板をベース基板とし、該ガラス基板の一面側に各色の着色層をカラーフィルタとして形成したカラーフィルタ形成基板で、前記真空成膜を行う成膜装置が、該カラーフィルタ形成面側にITO膜をスパッタ成膜するスパッタ装置であることを特徴とするものである。
本発明の成膜装置は、成膜対象の処理基板を基板ホルダー部にて保持した状態で、真空成膜を行う成膜装置であって、前記処理基板を保持する基板ホルダー部は、前記処理基板の一面側を、該処理基板と接して、複数の支持ピンにより支持するもので、前記支持ピンは、全体を、あるいは、少なくとも前記処理基板と接する側の表面部を、処理温度に耐える耐熱性の、柔軟な繊維材にて形成して、処理基板を支えるようなピン形状となっているものであることを特徴とするものである。
そして、上記の成膜装置であって、前記処理基板を、前記基板ホルダー部にて保持し、該基板ホルダー部とともに、キャリアに搭載した状態で、インラインで、キャリアごと搬送しながら、該処理基板の一面側に成膜を施す成膜装置であることを特徴とするものである。
そして、上記いずれかの成膜装置であって、前記繊維材は、PBI繊維(PBIはポリベンゾイミダソールの略、商品名:セラゾール)あるいはPI繊維(PBはポリイミドの略、商品名;ベスペル)、アルミナ長繊維、アラミド繊維、ザプロ加工ウール、ノボロイド繊維、炭素繊維、フッ素繊維)のいずれか1以上から成ることを特徴とするものである。
また、上記いずれかの成膜装置であって、前記処理基板が、ガラス基板をベース基板とし、該ガラス基板の一面側に各色の着色層をカラーフィルタとして形成したカラーフィルタ形成基板で、前記成膜装置が、該カラーフィルタ形成面側にITO膜をスパッタ成膜するスパッタ装置であることを特徴とするものである。
(作用)
本発明の基板ホルダー部は、このような構成にすることにより、振動により、処理基板を支持するピンと成膜対象の処理基板とが接触する接触面部において、キズや割れ等の損傷が発生しない、更には、目視できないレベルの汚れ、キズが処理基板のピンと接触する表面に付着しない、処理基板を保持する基板ホルダー部の提供を可能としている。
具体的には、処理基板を保持するための基板ホルダー部であって、前記処理基板の一面側を、該処理基板と接して、複数の支持ピンにより支持するもので、前記支持ピンは、全体を、あるいは、少なくとも前記処理基板と接する側の表面部を、柔軟な繊維材にて形成して、処理基板を支えるようなピン形状となっているものであることにより、これを達成している。
具体的には、前記繊維材は、柔軟な繊維を束ねたものを複数用いて、あるいは柔軟な繊維を編んでシート状にしたものを用いてなる、請求項2の発明の形態が挙げられる。
更に具体的には、前記繊維材としては、PBI繊維(PBIはポリベンゾイミダソールの略、商品名:セラゾール)あるいはPI繊維(PBはポリイミドの略、商品名;ベスペル)、アルミナ長繊維、アラミド繊維、ザプロ加工ウール、ノボロイド繊維、炭素繊維、フッ素繊維)のいずれか1以上から成る、請求項3の発明の形態が挙げられる。
この場合、耐熱性、柔軟性、強度の面で優れたものとでき、更に、板状あるいは棒状で市販されており、好便に適用することができる。
前記基板ホルダー部としては、処理基板を前記複数の支持ピンにより支持して枠体に保持するもので、該基板ホルダー部を、これを搬送するキャリアに搭載した状態で、キャリアごと搬送する、搬送装置用の基板ホルダー部である請求項4の発明の形態、あるいは、処理基板を前記複数の支持ピンにより支持して枠体に保持するもので、該基板ホルダー部を、これを搬送するキャリアに搭載した状態で、キャリアごと搬送しながら、該処理基板の一面側に成膜を施す方式の成膜装置用の基板ホルダー部である、請求項5の発明の形態とすることにより、搬送系において振動が発生しても、該振動により、処理基板を支持するピンとの処理基板とが接触する接触面部において、キズや割れ等の損傷が発生しない、更には、目視できないレベルの汚れ、キズが処理基板のピンと接触する表面に付着しない、処理基板を保持する基板ホルダー部の提供を可能としている。
特に、請求項5の発明の形態の場合、処理基板を枠体に保持してキャリアに搭載した状態で、インラインで、キャリアごと搬送しながら、該処理基板の一面側に成膜を施す成膜装置に用いられる基板ホルダーで、搬送系において振動が発生しても、該振動により、処理基板を支持するピンとの処理基板とが接触する接触面部において、キズや割れ等の損傷が発生しない、更には、目視できないレベルの汚れ、キズが処理基板のピンと接触する表面に付着しない、処理基板を保持する基板ホルダー部の提供を可能としている。
また、処理基板が、ガラス基板をベース基板とし、該ガラス基板の一面側に各色の着色層をカラーフィルタとして形成したカラーフィルタ形成基板で、真空成膜を行う成膜装置が、該カラーフィルタ形成面側にITO膜をスパッタ成膜するスパッタ装置である、請求項6の発明の形態の場合には、有効であり、特に、G6世代以上の大サイズの処理基板を、処理する場合においても、接触して処理基板を支持するピンによる、処理基板のキズや割れ等の損傷が発生しないものとできる。
本発明の成膜装置は、このような構成にすることにより、振動により、処理基板を支持するピンとの処理基板とが接触する接触面部において、キズや割れ等の損傷が発生しないで、更には、目視できないレベルの汚れ、キズが処理基板のピンと接触する表面に付着しないで、処理基板を保持することができる基板ホルダー部を用いた成膜装置の提供を可能としている。
本発明は、上記のように、振動により、処理基板を支持するピンとの処理基板とが接触する接触面部において、キズや割れ等の損傷が発生しない、更には、目視できないレベルの汚れ、キズが処理基板のピンと接触する表面に付着しない、処理基板を保持する基板ホルダー部の提供を可能とした。
特に、処理基板を枠状の基板ホルダーに保持してキャリアに搭載した状態で、インラインで、キャリアごと搬送しながら、該処理基板の一面側に成膜を施す成膜装置に用いられる基板ホルダー部で、搬送系において振動が発生しても、該振動により、処理基板を支持するピンとの処理基板とが接触する接触面部において、キズや割れ等の損傷が発生しない、更には、目視できないレベルの汚れ、キズが処理基板のピンと接触する表面に付着しない処理基板を保持する基板ホルダー部の提供を可能とした。
具体的には、ターゲットと処理基板とを立てた状態で対向させてて、搬送しながらスパッタ処理を行う縦型のインラインスパッタ装置に用いられる基板ホルダー部で、G6世代以上の大サイズの処理基板を、処理する場合において、接触して処理基板を支持するピンによる、処理基板のキズや割れ等の損傷が発生しない、更には、目視できないレベルの汚れ、キズが処理基板のピンと接触する表面に付着しない基板ホルダー部と、これを用いている成膜装置の提供を可能とした。
本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1(a)は本発明の真空成膜用の基板ホルダー部の実施の形態の1例の平面図で、図1(b)は図1(a)のA1−A2における断面図で、図1(c)は図1(b)のA3部を拡大して示したピン部の概略図で、図2(a)は支持ピンと枠体とが離れている状態の一断面図で、図2(b)は図2(a)において支持ピンが矢印の方向に移動して枠体と嵌合した断面図で、図2(c)、図2(d)は別の支持ピンの処理基板と接触する側の表面部の1形態を示した図で、図3(a)はキャリアと搬送用の回転ロールを示した概略断面図で、図3(b)は図3(a)のB1方向からみた、キャリアと搬送駆動用の歯車を示した図で、図4はターゲットと対向させ、斜めにして処理基板を保持する形態を示した概略図である。
尚、図1(b)においては、処理基板、裏板を便宜上、図示している。
また、図3においては、キャリアの他にも回転ローラや歯車を示している。
図1〜図4中、10Aは基板ホルダー部、10は枠体、10aは嵌合凸部、11は支持ピン、11aはネジ部、11bは嵌合部、11cは(繊維の)囲い部、11dは(繊維)巻きつけ部、11A、11Bは繊維材、12、12Aは支持ピン、12aは(シート状の)繊維材、12bは芯材、12cは繊維、12dは固定部、100はキャリア、101は処理基板保持部、110は枠体、120は裏板、130は処理基板、150は支持部、161、162は位置決め回転ロール、161a、162aは軸、171、172は搬送支持レール(単に支持部とも言う)、190は回転ロール(回転体とも言う)、190aは軸、200は溝形成部、210は歯車である。
はじめに、本発明の基板ホルダー部の実施の形態の1例を、図1に基づいて説明する。 本例の基板ホルダー部10Aは、図5に示す各部の構成配列と同じ構成配列のスパッタ装置に用いられる、図1に示す形態の真空成膜用の基板ホルダー部であり、以下、ここでは、単に枠体とも言う。
図5に示す各部の構成配列と同じ構成配列のスパッタ装置は、ディスプレイパネル用のG6世代サイズ(1800mm×1500mmサイズ)以上の大サイズの透明なガラス基板をベース基板とする処理基板130を、本例の真空成膜用の基板ホルダー部(枠体)10)で保持してキャリアに搭載して立てた状態で、インラインで、搬送しながらスパッタ処理を行い、処理基板の一面側に電極用のITO膜をスパッタ成膜する、マグネトロンスパッタ方式のスパッタ装置である。
処理基板20(図5では1863に相当)の成膜する側の面とターゲットとを、鉛直方向において平行に対向させ、搬送しながら、スパッタ処理を行うものである。
ここでは、処理基板20は、ガラス基板をベース基板とし、該ガラス基板の一面側に各色の着色層をカラーフィルタとして形成したカラーフィルタ形成基板である。
本例の真空成膜用の基板ホルダー部(枠体)10Aは、図1(a)に示すように、処理基板20の一面側を、該処理基板20と接して、複数本の支持ピン11により支持するものであり、支持ピン11は、処理全体を通して支持ピンとして機能できるもので、処理温度に耐え、柔軟性を備えたものが好ましく、処理基板20と接する側の表面部を、処理温度に耐える耐熱性の、柔軟な繊維で網目状にとして、ピン形状に形成されている。
本例においては、図1(b)に示すように、処理基板20は複数本の支持ピン11により支持され、裏板25に押さえられている。
支持ピン11の数としては、通常、4本以上で、処理基板の変形が所望以下となる本数にて行う。
支持ピン11の処理基板20と接する側の表面部を形成する繊維材11Aとしては、PBI繊維(PBIはポリベンゾイミダソールの略、商品名:セラゾール)あるいはPI繊維(PBはポリイミドの略、商品名;ベスペル)、アルミナ長繊維、アラミド繊維、ザプロ加工ウール、ノボロイド繊維、炭素繊維、フッ素繊維)のいずれか1以上から成るものが挙げられる。
繊維材が耐熱性を有してれば、基板ホルダーを加熱する装置での搬送系でも使用が可能になる。
支持ピン11は、例えば、図1(c)に示すように、ネジ部11bにより、枠体10に固定される。
本例の基板ホルダー部(枠体)10Aは、このような構成にすることにより、振動により、処理基板20を支持するピンと成膜対象の処理基板とが接触する接触面部において、キズや割れ等の損傷が発生しないものとしている。
尚、枠体10の材質については、剛性が大きく、強固で、軽いものが好ましく、Tiやステンレスが挙げられる。
また、図2に示すキャリア100の他の各部についても、剛性が大きく、強固で軽い材質が好まく、枠体110(図1の10に相当)と同様に、Tiやステンレスが用いられる。
支持ピン11としては、他には、例えば、図2に示す形態のものが挙げられる。
尚、先にも述べたように、図2(a)は支持ピン11と枠体10とが離れている状態の一断面図で、図2(b)は図2(a)において支持ピン11が矢印の方向に移動して枠体10と嵌合した状態の断面図である。
図2においては、繊維材11Bは、囲い部11cにて囲まれた状態で、繊維巻き巻きつけ部11dに巻き付けられ、処理基板と接する側を一部、露出している。
図2では明示されていないが、繊維材11Bは互いに交差して網目状になっており、弾力と剛性を併せて持ち、処理全体を通して支持ピンとしての機能を果たす。
尚、繊維材11Bは繊維を束ねたものを更に網目状としている。
勿論、ここでも、繊維材11Bは、PBI繊維(PBIはポリベンゾイミダソールの略、商品名:セラゾール)あるいはPI繊維(PBはポリイミドの略、商品名;ベスペル)、アルミナ長繊維、アラミド繊維、ザプロ加工ウール、ノボロイド繊維、炭素繊維、フッ素繊維)のいずれか1以上から成るものが挙げられる。
また、図2(c)、図2(d)に示すように、(シート状の)繊維材12aを円筒状にして、その断面で処理基板と接するようにする形態も挙げられる。
繊維材12aは編んでシート状にしたものを更に円筒状にしたものである。
図2(d)に図示されるものは円筒状の(シート状の)繊維材12aの円筒内側に芯材12bを設ける形態のもので、図2(c)に図示されるものは円筒状の(シート状の)繊維材12aの円筒内側に芯材を設けていないものである。
尚、図2(c)、図2(d)は支持ピン12、12Aの処理基板と接触する側の表面部の1形態を示した図である。
本例の真空成膜用の基板ホルダー部10Aは1例で、本発明は、これに限定はされない。
上記は、図5に示す方式の成膜装置で、鉛直方向にターゲットと処理基板とを対向させたものであるが、図4に示すように、鉛直方向から斜めにして、ターゲットと処理基板とを対向させた形態の場合にも適用できる。
また、その使用を、上記、図5に示す方式のスパッタ成膜装置に限定されない。
同様にして、処理基板を基板ホルダーに保持し、キャリアで搬送する搬送機構を有する種々の装置の基板ホルダーとして利用できる。
また、処理基板を水平にして支持ピンに支持させる形態も挙げられる。
また、上記例では、ピン本体11aの表面部のみを繊維材11Aで形成しているが、全体を繊維材11Aで形成する形態も挙げられる。
勿論、図5に示す各部の構成配置を直線的に設けた形態としても良い。
尚、ターゲット30としては、ここでは、例えば、In2 3 、90w%+SnO2 、10w%組成の焼結したターゲット材を、厚さ8mm〜15mmとしたものを用いるが、サイズを大とするために、Cuプレートをバッキング材として、インジウム半田を接着層とし、複数枚の焼結ターゲット材をつなぎ合わせて四角状にしている。
そして、スパッタリングは、Arガス雰囲気中、10-3torr〜10-2torr圧下で、プレート状にされた、成膜する膜組成のITOをターゲットとして用いて行う。
この場合、CFを形成する着色層の耐熱性(CFからの脱ガス)の面から、低温で成膜を行うことが好ましい。
キャリア100は、図5(b)に示すキャリア860と同じである。
キャリア100の搬送は、図3に示すように、駆動用モーターからの駆動力を歯車210との噛み合わせで伝える溝を切った溝形成部200が、キャリア100下部に設けられており、更に、歯車210による磨耗を極力抑えるために、キャリア100の溝形成部200の進行方向両側、下側に、平坦部を有する搬送支持レール171、172が、キャリアの荷重を支えるために設けられており、本体側にある前記の歯車210とは異なるボビンのような回転体190にキャリア側の搬送支持レール171、172の平坦部が乗っかるようになっている。
本例においては、このような回転体190、歯車210を、搬送路に沿い複数配置して搬送を行う。
図5に示すスパッタ装置においては、簡単には、処理基板130(図5の863に相当)は、ローディングチャンバー(図5の811に相当)に投入され、予備チャンバー(図5の812に相当)を経て、第1のスパッタチャンバー(図5の813に相当)に投入され、搬送されながらスパッタ処理され、回転処理部(図5の820に相当)に搬入され、ここで、回転部によりキャリアごと180度回転され、向きを変え、第2のスパッタチャンバー(図5の833に相当)に投入され、搬送されながらスパッタ処理される。
そして、スパッタ後、予備チャンバー(図5の832に相当)、アンローディングチャンバー1(図5の831に相当)を経て搬出される。
尚、各チャンバーの境には、機械的な仕切りがあり、各仕切りの開放は、両側のチャンバーの真空度を同じ程度にして行う。
また、処理基板保持部101の枠体110他各部の材質については、剛性が大きく、強固で、軽いものが好ましく、Tiやステンレスが挙げられる。
図1(a)は本発明の真空成膜用の基板ホルダー部の実施の形態の1例の平面図で、図1(b)は図1(a)のA1−A2における断面図で、図1(c)は図1(b)のA3部を拡大して示したピン部の概略図である。 図2(a)は支持ピンと枠体とが離れている状態の一断面図で、図2(b)は図2(a)において支持ピンが矢印の方向に移動して枠体と嵌合した断面図で、図2(c)、図2(d)は別の支持ピンの処理基板と接触する側の表面部の1形態を示した図である。 図3(a)はキャリアと搬送用の回転ロールを示した概略断面図で、図3(b)は図3(a)のB1方向からみた、キャリアと搬送駆動用の歯車を示した図である。 ターゲットと対向させ、斜めにして処理基板を保持する形態を示した概略図である。 図5(a)はインライン型のITOスパッタ成膜装置の概略構成配置図で、図5(b)は図5(a)に示すITOスパッタ成膜装置に用られるキャリアを示した図である。
符号の説明
10A 基板ホルダー部
10 枠体
10a 嵌合凸部
11 支持ピン
11a ネジ部
11b 嵌合部
11c (繊維の)囲い部
11d (繊維)巻きつけ部
11A、11B 繊維材
12、12A 支持ピン
12a (シート状の)繊維材
12b 芯材
12c 繊維
12d 固定部
100 キャリア
101 処理基板保持部
110 枠体
120 裏板
130 処理基板
150 支持部
161、162 位置決め回転ロール
161a、162a 軸
171、172 搬送支持レール(単に支持部とも言う)
190 回転ロール(回転体とも言う)
190a 軸
200 溝形成部
210 歯車
811 ローディングチャンバー
812 予備チャンバー
813 スパッタチャンバー
820 回転処理部
821 回転部
831 アンローディングチャンバー
832 予備チャンバー
833 スパッタチャンバー
841〜843 チャンバー仕切り
841a〜843a チャンバー仕切り
860、860a キャリア
860A 基板保持部
861 枠体
862 裏板(押さえ板とも言う)
863 処理基板
864 支持部
865 位置決回転ローラ
865a、865b 軸
866、867 支持部(搬送用支持部)
868 溝形成部
869 回転ローラ(回転部とも言う)
869a 軸
871 ターゲット
891 水平方向
892 鉛直方向

Claims (10)

  1. 処理基板を保持するための基板ホルダー部であって、前記処理基板の一面側を、該処理基板と接して、複数の支持ピンにより支持するもので、前記支持ピンは、全体を、あるいは、少なくとも前記処理基板と接する側の表面部を、柔軟な繊維材にて形成して、処理基板を支えるようなピン形状となっているものであることを特徴とする基板ホルダー部。
  2. 請求項1に記載の基板ホルダー部であって、前記繊維材は、柔軟な繊維を束ねたものを複数用いて、あるいは柔軟な繊維を編んでシート状にしたものを用いてなることを特徴とする基板ホルダー部。
  3. 請求項1ないし2のいずれか1項に記載の基板ホルダー部であって、前記繊維材は、PBI繊維(PBIはポリベンゾイミダソールの略、商品名:セラゾール)あるいはPI繊維(PBはポリイミドの略、商品名;ベスペル)、アルミナ長繊維、アラミド繊維、ザプロ加工ウール、ノボロイド繊維、炭素繊維、フッ素繊維)のいずれか1以上から成ることを特徴とする基板ホルダー部。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の基板ホルダー部であって、前記基板ホルダー部は、処理基板を前記複数の支持ピンにより支持して枠体に保持するもので、該基板ホルダー部を、これを搬送するキャリアに搭載した状態で、キャリアごと搬送する、搬送装置用の基板ホルダー部であることを特徴とする基板ホルダー部。
  5. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の基板ホルダー部であって、前記基板ホルダー部は、処理基板を前記複数の支持ピンにより支持して枠体に保持するもので、該基板ホルダー部を、これを搬送するキャリアに搭載した状態で、キャリアごと搬送しながら、該処理基板の一面側に成膜を施す方式の成膜装置用の基板ホルダー部であることを特徴とする基板ホルダー部。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の基板ホルダー部であって、前記処理基板が、ガラス基板をベース基板とし、該ガラス基板の一面側に各色の着色層をカラーフィルタとして形成したカラーフィルタ形成基板で、前記真空成膜を行う成膜装置が、該カラーフィルタ形成面側にITO膜をスパッタ成膜するスパッタ装置であることを特徴とする基板ホルダー部。
  7. 成膜対象の処理基板を基板ホルダー部にて保持した状態で、真空成膜を行う成膜装置であって、前記処理基板を保持する基板ホルダー部は、前記処理基板の一面側を、該処理基板と接して、複数の支持ピンにより支持するもので、前記支持ピンは、全体を、あるいは、少なくとも前記処理基板と接する側の表面部を、処理温度に耐える耐熱性の、柔軟な繊維材にて形成して、処理基板を支えるようなピン形状となっているものであることを特徴とする成膜装置。
  8. 請求項7に記載の成膜装置であって、前記処理基板を、前記基板ホルダー部にて保持し、該基板ホルダー部とともに、キャリアに搭載した状態で、インラインで、キャリアごと搬送しながら、該処理基板の一面側に成膜を施す成膜装置であることを特徴とする成膜装置。
  9. 請求項7ないし8のいずれか1項に記載の成膜装置であって、前記繊維材は、PBI繊維(PBIはポリベンゾイミダソールの略、商品名:セラゾール)あるいはPI繊維(PBはポリイミドの略、商品名;ベスペル)、アルミナ長繊維、アラミド繊維、ザプロ加工ウール、ノボロイド繊維、炭素繊維、フッ素繊維)のいずれか1以上から成ることを特徴とする成膜装置。
  10. 請求項7ないし9のいずれか1項に記載の成膜装置であって、前記処理基板が、ガラス基板をベース基板とし、該ガラス基板の一面側に各色の着色層をカラーフィルタとして形成したカラーフィルタ形成基板で、前記成膜装置が、該カラーフィルタ形成面側にITO膜をスパッタ成膜するスパッタ装置であることを特徴とする成膜装置。

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