JP2007202922A - 舌圧測定装置 - Google Patents

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Kenji Mogi
健司 茂木
Kameo Tajima
亀夫 田島
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Abstract

【課題】 被験者の負担少なく、簡便に、精度良く舌圧を測定する。
【解決手段】 咬合把持部(1)とその開放端部に装着される弾性膜体または弾性袋状体(2)とを具備し、両者が形成する空間がホース部(4)を介してマノメータ(9)に連結された舌圧測定装置によって、弾性膜体もしくは弾性袋状体に作用する舌圧を、その変形にともなう空気圧の変化として測定可能とする。
【選択図】図2

Description

本発明は舌圧測定装置に関するものである。
舌の機能は、言語表現や食事等の日常生活に深く係っており、その機能障害は重大な問題を生じることになる。このことから、たとえば、
1)小児の舌機能の成長、発育の評価
2)舌の疾患、およびその治療の後遺症による舌機能障害の評価
3)中枢神経系障害による舌機能障害の評価
4)これらに対する舌機能のリハビリテーションの効果の評価
等のためには、舌の動作力を表わしている舌圧を測定することが有効であり、かつ必要であると考えられている。
このような背景から、これまでにも、弾性材料から形成されたバルーンの舌圧による変形にともなう圧力の変化から舌圧を測定可能とした装置と、上記バルーンを有する使い捨てのプローブが提案されている(特許文献1)。
しかしながら、このバルーンを備えたプローブとこれを用いる従来の舌圧測定装置の場合には、口腔内の奥深くまでバルーンを挿入し測定することが必須であり、またバルーン膨張させるための加圧装置が欠かせないことから、被験者には大きな舌の動作を強いることになり、かつ装置としても複雑なものとなっていた。さらにこの従来の装置においては、舌部の上下動にともなう舌圧を測定するものであって、このような測定は、本発明者による詳しい検討によれば、舌部機能の病変や損傷、あるいは手術後の舌部機能の回復を評価する指標としては適切でないことも判明している。なりよりも舌先部の作用力が評価されねばならないのである。
このように従来では、被験者にとって無理な負担が少なく、しかも適切な医学療法的評価を可能として、簡便に、かつできるだけ精度よく舌圧を測定するための手段はこれまでのところ実現されていない。
特開2001−275994号公報
そこで、本発明は以上のような背景から、被験者にとって負担が少なく、適切な医学療法的評価を可能として、簡便、かつ精度よく舌圧を測定することを可能とする舌圧測定装置を提供することを課題としている。
本発明は、上記の課題を解決するものとして、以下のことを特徴とする舌圧測定装置を提供する。
第1:口腔内に配置される咬合把持部と、その口腔内の開放端部に装着されて、舌先部の口腔外前方に向う押圧もしくは当接を可能とする弾性膜体もしくは弾性袋状体を具備し、咬合把持部と弾性膜体もしくは弾性袋状体とが形成する空間がホース部を介して圧力検知部に連結され、弾性膜体もしくは弾性袋状体に作用する口腔外前方に向う舌先部の押圧もしくは当接にともなう舌圧を、その変形にともなう空気圧の変化として圧力検知部により測定可能としていることを特徴としている。
第2:弾性膜体もしくは弾性袋状体は、咬合把持部もしくはこれを支持する支持体に交換着脱自在とされていることを特徴としている。
第3:弾性膜体もしくは弾性袋状体は、抗菌性部材、もしくは抗菌性表面処理された部材により構成されていることを特徴としている。
第4:圧力検知部はマノメータにより構成されていることを特徴とする。
上記のとおりの第1の発明によれば、病変機能障害の発生時、あるいは術後の状態であっても、さらにはリハビリテーションにおいても、わずかな舌圧であっても、被験者は、咬合把持部を口唇部もしくは歯列で保持して舌先部を弾性膜体もしくは弾性袋状体に接触して押圧するだけでよく、被験者の負担少なく、簡便に、かつ精度よくこれを測定することが可能となる。
また、第2の発明によれば、随時の交換が可能とされ、年令や体調等に応じて、その弾性が適当なものと交換して測定することが可能となる。さらに第3の発明によれば、感染対策においても有効なものとなる。
そして第4の発明によれば、普及しているマノメータを利用することで低コストで、簡便な操作を可能とする。
本発明は上記のとおりの特徴をもつものであるが、以下にその実施の形態について説明する。
本発明の舌圧測定装置の実施形態の一例は、図1〜2として模式的に示すことができる。すなわち、本発明の舌圧測定装置は、図1に例示したように、口腔内に配置されて口唇部もしくは歯列によって咬合保持される、比較的硬質の咬合把持部(1)と、その口腔内の開放端部に装着される弾性の膜体もしくは袋状体(2)を具備している。咬合把持部(1)は、筒状体(1A)と板状の支持体(1B)とが一体化されて、あるいは各々別体が結合されて構成されていてもよい。そして弾性を有する膜体もしくは袋状体は、接着や、あるいは嵌着、その他の適宜な手段で筒状体(1A)に取付けられ、または交換着脱自在とすることができる。
咬合把持部(1)は、形状保持性があるものとして比較的硬質の樹脂やゴムの成形体とすることができる。これに対し、膜体または袋状体(2)は、微弱な口腔外前方に向う舌先部の押圧もしくは当接にともなう舌圧によっても変形可能な弾性を有することが好ましく、このものも軟質の樹脂やゴム等によって構成することが考慮される。もちろん、これらは人体への影響のほとんどないものとする。また、抗菌性を付与するために、抗菌成分を含有させてもよいし、表面処理により抗菌性を付与するようにしてもよい。
咬合把持部(1)と弾性を有する膜体もしくは袋状体(2)とが形成する空間(3)は、ホース部(4)を介してマノメータに連結されている。このため、たとえば、ホース部(4)は、咬合把持部(1)の他方の開口部に直接に連結されてもよいし、図1の例のように、支持体(5)に装着され、この支持体(5)が咬合把持部(1)の開口に取付けられるようにすることができる。
図2は、本発明の以上のような舌圧測定装置の使用状態を模式的に例示したものである。たとえばこの図2に例示したように、上記の咬合把持部(1)を口唇部(6)や歯列(7)で咬合把持した状態で、舌(8)を図中の矢印方向、すなわち口腔外前方に向う方向に舌先部を押出して、弾性膜体または袋状体(2)を押圧する。すると、この膜体または袋状体(2)は変形し、この変形にともなって上記の空間(3)内の空気圧は変化し、この変化はホース部(4)を通じて、マノメータ(9)が検知することになる。
マノメータ(9)では、たとえば、空気圧を舌圧(kg/cm2 )との検量線との対比から、舌圧の精度の良い測定、算出が可能とされる。もちろん、マノメータ(9)は、空気圧に感応する各種センサーを有する様々な様式、構造の圧力検知部の構成で代替してもよい。
もちろん本発明は以上の例示に限定されることはない。その細部において様々な形態が採用可能である。たとえば、上記の空間(3)内の空気圧をあらかじめ所定のものとするための加圧装置をホース部(4)に連結してもよい。
本発明の舌圧測定装置の要部概要を例示した断面図である。 使用状態を例示した概要図である。
符号の説明
1 咬合把持部
1A 筒状体
1B 支持体
2 弾性を有する膜体もしくは袋状体
3 空間
4 ホース部
5 支持体
6 口唇部
7 歯列
8 舌
9 マノメータ

Claims (4)

  1. 口腔内に配置される咬合把持部と、その口腔内の開放端部に装着されて、舌先部の口腔外前方に向う押圧もしくは当接を可能とする弾性膜体もしくは弾性袋状体を具備し、咬合把持部と弾性膜体もしくは弾性袋状体とが形成する空間がホース部を介して圧力検知部に連結され、弾性膜体もしくは弾性袋状体に作用する口腔外前方に向う舌先部の押圧もしくは当接にともなう舌圧を、その変形にともなう空気圧の変化として圧力検知部により測定可能としていることを特徴とする舌圧測定装置。
  2. 弾性膜体もしくは弾性袋状体は、咬合把持部もしくはこれを支持する支持体に交換着脱自在とされていることを特徴とする請求項1記載の舌圧測定装置。
  3. 弾性膜体もしくは弾性袋状体は、抗菌性部材、もしくは抗菌性表面処理された部材により構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の舌圧測定装置。
  4. 圧力検知部がマノメータにより構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の舌圧測定装置。
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