JP2013180189A - 舌筋力及び口唇閉鎖力測定装置 - Google Patents

Abstract

【課題】歯科医や一般家庭でも、簡易に舌筋力及び口唇閉鎖力を測定することができ、矯正治療や健康面及び美容面で客観的管理を行うツールとして本装置を提供する。
【解決手段】舌筋力及び口唇閉鎖力測定装置は、舌と口唇が加える圧力感知部と、感知の増幅部及び測定結果の表示部からなる装置。
【選択図】図５

Description

本発明は、舌筋力と口唇閉鎖力を測定するために、舌筋力及び口唇閉鎖力測定装置を口腔内に挿入し、圧力感知部に舌尖及び舌背を押し付け、硬口蓋にかかる圧力を測定する機能及び圧力感知部を上下の口唇で挟み、口唇閉鎖力を測定する機能を持つ装置である。

新生児は母乳を吸う時、舌を盛り上げ、乳首を蠕動運動で硬口蓋に押し付け、口唇、咬合筋、頬などの口腔周辺筋に加え、全身の筋肉を使って乳汁を絞り出している。
この哺乳により舌の筋肉及び口唇の閉鎖力が鍛えられ、その後の正常な舌と口唇の機能が獲得される。
乳幼児期から舌挙上機能及び口唇閉鎖機能が正常であれば、呼吸、咬合、嚥下、発音、姿勢は良好になり、歯並び、咬み合わせなどに対する矯正治療の必要性さえ軽減し、全身の健康にも大きな影響を与えるため、保護者や教師の指導が重要である。

しかしながら、舌筋力及び口唇閉鎖力を測定する簡易な計測器はなく、基準となる数値指標も一般的には普及されていない。

本発明は、舌と口唇の筋力を簡易に測定し、測定結果を数値化するもので、一般の体温計で測定する数値同様、得られた数値を健康管理の指標として利用するものである。

本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、請求項１に記載の発明は、舌と硬口蓋との間に舌筋力及び口唇閉鎖力測定装置を挿入し、舌を圧力感知部に押し付け、舌と硬口蓋との間に加わる圧力を測定する装置である。
また、請求項２に記載の発明は、本装置の圧力感知部を上下の口唇で挟み、口唇閉鎖力を測定する装置である。

舌筋力及び口唇閉鎖力測定装置で測定された数値は、矯正治療や健康面及び美容面の管理において客観的に利用することができる。

本発明に係わる舌筋力測定及び口唇閉鎖力測定結果を表示する部位側の正面図 本発明に係わる圧力感知部位側の背面図 本発明に係わる舌筋力及び口唇閉鎖力測定装置の断面図 本発明に係わる舌筋力及び口唇閉鎖力測定装置のメカニズムで、舌及び口唇の圧力は、１０の圧力感知部の内部に埋められている、１１の検出子圧力センサーで捉え、電子信号に変換後、１２の電子信号コード−１を経由して、１３の増幅器で増幅し、１４の電子信号コード−２を経由して、１５の測定結果表示部に数値を表示する。 本発明に係わる舌筋力及び口唇閉鎖力測定装置による舌筋力測定方法 本発明に係わる舌筋力及び口唇閉鎖力測定装置による口唇閉鎖力測定方法

本発明に係わる舌筋力及び口唇閉鎖力測定装置の使用方法は、測定結果値表示部側を上にして口腔内に挿入し、舌筋力測定は、圧力感知部を舌で押し上げ、舌の圧力を測定する。また、口唇閉鎖力測定は、上下口唇で圧力感知部を挟み、口唇閉鎖力を測定する。

本発明は、舌筋力及び口唇閉鎖力を簡易に測定することができ、医療機関や一般家庭で使用する計測器である。

１０ 圧力感知部
１１ 検出子圧力センサー
１２ 電子信号コード−１
１３ 増幅器
１４ 電子信号コード−２
１５ 測定結果値表示部

Claims (2)

1. 舌筋力を測定するために、圧力感知部を舌で押し上げ、硬口蓋にかかる圧力を測定する圧力計測部と測定結果を表示する表示部を備えた装置。
2. 請求項１の舌筋力測定装置は口唇閉鎖力測定にも利用できるもので、圧力感知部を上下の口唇で挟み、圧力感知部にかかる口唇閉鎖力を測定する。

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