JP2007200814A - 燃料電池システム - Google Patents

燃料電池システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007200814A
JP2007200814A JP2006020744A JP2006020744A JP2007200814A JP 2007200814 A JP2007200814 A JP 2007200814A JP 2006020744 A JP2006020744 A JP 2006020744A JP 2006020744 A JP2006020744 A JP 2006020744A JP 2007200814 A JP2007200814 A JP 2007200814A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
fuel
fuel cell
fuel gas
ejector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006020744A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5124949B2 (ja
Inventor
Yoshihiro Tamura
義宏 田村
Keiichi Hirose
敬一 広瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Equos Research Co Ltd
Original Assignee
Equos Research Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Equos Research Co Ltd filed Critical Equos Research Co Ltd
Priority to JP2006020744A priority Critical patent/JP5124949B2/ja
Publication of JP2007200814A publication Critical patent/JP2007200814A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5124949B2 publication Critical patent/JP5124949B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

【課題】エゼクターにより燃料ガスを循環させる燃料電池システムにおいて、燃料ガスの還流量を上げる。
【解決手段】燃料ガスタンク11から燃料電池スタック100へ燃料ガスを供給する供給路201Aに、燃料ガスタンク11の元弁V0、調圧弁V1、エゼクター80を順に設け、燃料電池スタック100のから排出される燃料ガスをエゼクター80の吸込口82に接続して、循環路を構成する。そして、エゼクター80を、元弁V0、調圧弁V1と一体に構成することにより、前記弁における高圧ガスの断熱膨張による温度低下で、エゼクター80を冷やし、エゼクター80による還流量を向上させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池システムに係り、詳しくは燃料電池から排出される燃料ガスに含まれる水分の影響を受けることなく燃料ガスを循環させることができる燃料電池システムに関する。
従来、高分子電解質膜を使用した燃料電池では、電解質膜を挟んで両側に燃料室及び酸素室が存在し、燃料室における燃料ガスは燃料極を介しイオン化し、電解質膜中を通過して、酸素極において酸素と結合して水を生成する。電力は、燃料極と酸素極における反応エネルギーより得られる。このように水素を燃料とする燃料電池においては、燃料極における不純物排出等の目的で燃料ガス循環路が設けられており、燃料電池から排出された未反応の燃料ガスがこの燃料ガス循環路を介して再び燃料電池に供給されるようになっている。
一般的に、燃料ガスは燃料ガス循環路に設けたポンプにより循環させられるが、高温電解質膜を用いた燃料電池では、排出される燃料ガスの温度が高く、熱の影響を受けやすい電気回路等を有するポンプの使用は忌避される。そこで、他の手段として、燃料ガス供給流路にエゼクターを設け、このエゼクターにより燃料電池から排出される燃料ガスを吸引して再び燃料電池に供給することが行われている(例えば特許文献1参照)。
特開2005−19221号公報
しかしながら、エゼクターにより燃料ガスを循環させる燃料電池システムにおいては、還流させるガス量を十分に得られないといった問題があった。さらに、燃料ガスの還流量を制御することが困難であるという問題もあった。
本発明は、エゼクターにより燃料ガスを循環させる燃料電池システムにおいて、燃料ガスの十分な還流量を得ることができ、また還流量を制御することのできるシステムを提供することを目的とする。
以上のような問題を解決する本発明は、以下のような構成を有する。
(1)燃料ガス及び酸化ガスが供給されて発電を行う燃料電池と、
前記燃料ガスが貯蔵され前記燃料電池に燃料ガスを供給するための燃料ガスタンクと、
前記燃料ガスタンクから燃料ガスが駆動ガスとして供給されることで、前記燃料電池から排出される排ガスを吸い込み、燃料ガスと共に前記燃料電池に供給するエゼクターと、
前記エゼクターに供給される燃料ガスと該エゼクターが吸い込む排ガスとの温度差を制御することで前記エゼクターの排ガス吸込量を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする燃料電池システム。
(2)前記制御手段は、前記燃料電池に酸化ガスを供給するための酸化ガス供給ファンと、前記酸化ガス供給ファンによる酸化ガスの供給量を制御する酸化ガス供給量制御装置と、を含むことを特徴とする上記(1)に記載の燃料電池システム。
(3)燃料ガス及び酸化ガスが供給されて発電を行う燃料電池と、
前記燃料ガスが貯蔵され前記燃料電池に燃料ガスを供給するための燃料ガスタンクと、
前記燃料ガスタンクから燃料ガスが駆動ガスとして供給されることで、前記燃料電池から排出される排ガスを吸い込み、燃料ガスと共に前記燃料電池に供給するエゼクターと、
前記エゼクターを冷却する冷却手段と、
を備えることを特徴とする燃料電池システム。
(4)前記冷却手段は、前記エゼクターに供給される燃料ガスを断熱膨張させるための弁を含み、前記弁と前記エゼクターは熱伝導性材料により一体化されて形成されていることを特徴とする上記(3)に記載の燃料電池システム。
(5)前記弁は、燃料ガス元弁又は燃料ガス調圧弁であることを特徴とする上記(4)に記載の燃料電池システム。
(6)前記冷却手段は、前記燃料電池に酸化ガスを供給するための酸化ガス供給ファンであり、
前記エゼクターは、前記酸化ガス供給ファンにより供給される酸化ガス流の中に配置されていることを特徴とする上記(3)に記載の燃料電池システム。
(7)前記燃料電池の排ガスから水分を回収するための水回収手段を備えていることを特徴とする上記(1)〜(6)のいずれか1に記載の燃料電池システム。
一般的に、エゼクターの駆動ガス流入口から流入する燃料ガスとエゼクターの燃料ガス吸込口から吸い込む燃料ガスとの温度差が変化すると(例えば温度差が大きくなると)、燃料ガスの還流量も変化する(例えば増加する)。
従って、請求項1記載の発明によれば、エゼクターの駆動ガス流入口から流入する燃料ガスとエゼクターの燃料ガス吸込口から吸い込む燃料ガスとの温度差を制御することで、燃料ガスの還流量を制御することが可能となる。
請求項2記載の発明によれば、酸化ガス供給ファンによる酸化ガスの供給量を制御することで、燃料ガスの還流量を制御することが可能となる。すなわち、酸化ガス供給ファンによる酸化ガスの供給量を制御すると、燃料電池の温度を制御することが可能となる。例えば、酸化ガスの供給量を増やすと燃料電池の温度は低下する。そして、燃料電池の温度が低下すると燃料電池から排出される燃料ガスの温度も低くなる。これにより、エゼクターの駆動ガス流入口から流入する燃料ガスと燃料電池から排出されエゼクターの燃料ガス吸込口から吸い込まれる燃料ガスとの温度差が小さくなり、還流量を低下させることができる。従って、酸化ガス供給ファンによる酸化ガスの供給量を制御することで、燃料ガスの還流量を制御することが可能となる。
請求項3記載の発明によれば、エゼクターを冷却することで、燃料ガス吸込口から吸い込まれる燃料ガスを冷却することが可能となる。これにより、エゼクターの駆動ガス流入口から流入する燃料ガスと燃料電池から排出されエゼクターの燃料ガス吸込口から吸い込まれる燃料ガスとの温度差が大きくなる。従って、燃料ガスの還流量を高くすることが可能となる。
請求項4記載の発明によれば、弁は燃料ガスを断熱膨張させることにより冷却され、弁が冷却されると、熱伝導性材料により弁と一体化されているエゼクターも冷却される。エゼクターが冷却されると、エゼクターの燃料ガス吸込口から吸い込まれる燃料ガスと、エゼクターの駆動ガス流入口から流入する燃料ガスとの温度差が大きくなる。従って、燃料ガスの還流量を従来よりも増加させることが可能となる。これは、吸入ガスと駆動ガスとの温度差を増加させるために、駆動ガス側を冷却するものであるが、燃料ガス供給のために設けられている構成を冷却手段として用いた結果、特別の冷却装置を設ける必要がなく、簡易な構成でエネルギー効率の悪化を抑制できる。熱伝導性材料により弁と一体化されているエゼクターは、低温となるため、駆動ガスと吸い込まれる燃料ガスとの温度差が広がる結果、燃料ガス側の温度制御可能な領域が広がり、燃料ガスの温度制御により還流量を制御することが容易となる。
請求項5記載の発明によれば、燃料ガス元弁及び燃料ガス調圧弁は、ガスの断熱膨張により温度が低下する部分であるため、これらの弁を冷却手段として用いることで、部品の共用を図り、構成の簡素化とエネリギー効率の向上を図ることができる。
請求項6記載の発明によれば、エゼクターは酸化ガス供給ファンにより供給される酸化ガスにより冷却される。エゼクターが冷却されると、エゼクターの燃料ガス吸込口から吸い込まれる燃料ガスも冷却されるから、エゼクターの駆動ガス流入口から流入する燃料ガスと燃料電池から排出されエゼクターの燃料ガス吸込口から吸い込まれる燃料ガスとの温度差が大きくなる。また、酸化ガス供給ファンからの送風量を制御することによって、エゼクターの温度調節が可能となり、間接的に、燃料ガスの還流量を制御することが可能となる。
請求項7記載の発明によれば、燃料電池内で水分を含んで排出された燃料ガスは、エゼクターで冷やされるため、水回収手段を設けることで、水分の回収が容易となる。特に、エゼクターの下流側に水回収手段を設けると水の回収効率が向上する。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
次にこの発明の好適実施形態について説明する。この実施形態は、電気自動車に搭載される燃料電池システムである。図1は、この発明の燃料電池システム1の構成を示すブロック図である。図1に示されているように、この燃料電池システム1は燃料電池スタック100と、水素貯蔵タンク11を含む燃料供給系10と、空気供給系12と、負荷系(図示せず)とに大略構成される。
図2は、燃料電池スタック10の部分断面側面図、図3は、燃料電池スタックの部分断面斜視図である。
燃料電池スタック100は、単位セル2と、セパレータ3とを備えている。単位セル2は、空気極である酸素極21と燃料極22とで固体高分子電解質膜23を挟持した構成となっている。
固体高分子電解質膜23は、高温域でプロトン伝導度が十分に得られる高温膜が用いられる。すなわち、この高温膜は、雰囲気が高温・低湿度である場合において、プロトン伝導度が高い固体高分子電解質膜である。具体的に高温膜として用いられる材料としては、含フッ素系膜、炭化水素系膜、またはそれらの合成膜などのカチオン交換膜であり、低湿度で高いプロトン伝導性を示す特性の構造を持つもので構成される。低湿度で高いプロトン伝導性を示す特性とは、例えば、一般的な固体高分子電解質よりも水が十分に保水される材料か、又は水が無くてもプロトン伝導可能な物質が添加された材料であり、含フッ素系膜のパーフルオロ系膜ではスルホン酸基の濃度が高い(EW値が低い)ものであれば良く、炭化水素系膜のスルホン酸化ポリイミド膜では分子構造上に水を保持する物質であれば良い。
具体的なプロトン伝導度の一例を挙げると、温度が摂氏50〜140℃の範囲内で、湿度が0〜50%の雰囲気下において、一般的な固体高分子(摂氏50度以下、湿度50%以上の雰囲気下でプロトン伝導度が0.1S/cm以上)よりもプロトン伝導性が良好なものであり、例えば、摂氏120℃、湿度20%の雰囲気下において、プロトン伝導性が0.1S/cm以上であるものが好ましい。
以上のような高温膜を用いることによって、燃料電池の発電反応の温度利用域を摂氏100度以上とすることができる。これにより反応によって発生する生成水が気化し、燃料ガスや酸化ガスとともに排出されるため、燃料電池スタック内に水が溜まることがなく、水排出のための構造を付加する必要もなくなる。また、生成水が蒸発するため、生成水により電解質成分が希釈されることを抑制できる。
セパレータ3は、酸素極21と燃料極22にそれぞれ接触して電流を外部に取り出すための集電部材31と、集電部材31と単位セル2との間に介挿され、単位セル2の周端部に重ねられる介挿部材33とを有している。固体高分子電解質膜23において、燃料として供給された水素と酸化剤として供給された酸素が反応し、電力が得られるとともに、生成水が発生する。この電解質膜23の反応効率が良好な温度領域は、100度以上であるため、この温度領域で発電反応を行うことで、生成水は水蒸気となり、燃料ガスや空気とともに、燃料電池スタック100の外部に排出される。発電反応が可能となる温度領域が、水の沸点以上である電解室膜を用いることによって、生成水を気化させて排出させることが可能となる。
集電部材31は、導電性と耐蝕性を備えた材料で構成されている。集電部材31としては、例えば、カーボンや、金属等の材料で構成されている。金属で構成した場合には、例えば、ステンレス、ニッケル合金、チタン合金等の材料に耐蝕導電処理を施したものを用いることができる。ここで、耐蝕導電処理とは、例えば、金メッキ等が挙げられる。
集電部材31の、燃料極22に接触する面には、直線状に連続して隆起した凸部311が等間隔で複数形成され、該凸部311の間には、溝312がそれぞれ形成される。つまり、凸部311と溝312は、交互に配置された形状となっている。凸部311は、最も突出した峰の平面部が燃料極22に接触する接触部313となっており、この接触部313を介して燃料極22と通電可能となる。溝312と、燃料極22の表面とによって、燃料ガスとしての水素ガスが流通する燃料ガス流通路315が形成される。
凸部311の両端には、凸部311に直交する方向に溝314、314が形成され、この溝314と燃料極22の表面とによって、燃料ガス流路316が形成される。複数の燃料ガス流通路315は、両端部で燃料ガス流路316にそれぞれ連通した構成となっており、複数の燃料ガス流通路315と一対の燃料ガス流路316とによって、燃料極22へ水素ガスを供給する燃料ガス保持部30が構成される。
燃料ガス保持部30には、燃料ガス供給孔318と燃料ガス排出孔317とが形成され、水素ガスは燃料ガス供給孔318から燃料ガス保持部30内に流入し、燃料極22に水素を供給しつつ、燃料ガス排出孔317から流出する。この実施形態では、集電部材31は、矩形であり、燃料ガス供給孔318と燃料ガス排出孔317は、集電部材31の平面視における図心を中心として点対称の位置に(対角線方向)に、それぞれ配置されている。図2には、燃料ガス供給孔318が示されている。以上のように、燃料ガス保持部30は、各セパレータ3と単位セル2の間にそれぞれ形成されている。
各燃料ガス保持部30の燃料ガス供給孔318は、燃料電池スタック100内の一方の端部において、集電部材31の積層方向に形成されている燃料ガス供給通路319aにそれぞれ連通しており、燃料ガス排出孔317は、燃料電池スタック100内の他方の端部において、集電部材31の積層方向に形成されている燃料ガス排出通路319bにそれぞれ連通している。燃料ガス供給通路319aと各燃料ガス供給孔318によって、燃料ガスを各燃料ガス保持部30に分配する燃料ガスマニホールド34が構成される。一対の燃料ガス排出通路319a、319bの一方は、燃料ガス供給流路201Aに接続され、他方は、ガス循環流路202に接続される。
集電部材31の、酸素極21に接触する面には、直線状に連続して隆起した凸部321が等間隔で複数形成され、該凸部321の間には、溝322がそれぞれ形成される。つまり、凸部321と溝322は、交互に配置された形状となっている。凸部321は、最も突出した峰の平面部が酸素極21に接触する接触部323となっており、この接触部323を介して酸素極21と通電可能となる。溝322と、酸素極21の表面とによって、酸化ガスとしての空気が流通する空気流通路325が形成される。溝322は、集電部材31の両端部に達しており、空気流通路325の上下端は、燃料電池スタック100の外側に連通する開口部と連通している。両端の開口部の一方は、空気が流入する空気流入部326を形成し、他方の開口部は、空気が流出する空気流出部327を形成している。空気流入部326から流入した空気は、空気流通路325において、酸素極22と接触し、酸素極に酸素を供給しつつ、空気流出部327へ導かれる。
このように構成された燃料電池スタック100の鉛直上側には、空気マニホールド54が設けられている。
次に、図1に示されている燃料電池システムの空気供給系12について説明する。空気供給系12は、空気導入路123と、空気マニホールド54と、空気排出路である排気ダクト124とを備えている。空気導入路123には、フィルタ121、酸化ガス供給ファンである空気ファン122、空気マニホールド54の順で流入方向に沿って設けられている。空気マニホールド54は、燃料電池スタック100の空気流入部326に空気を分割して流入させる。
排気ダクト124は、燃料電池スタック100の空気流出部327に接続され、空気流出部327から流出した空気を合流させ、外部環境へ放出する。
燃料供給系10の構成について説明する。燃料ガスタンクである水素貯蔵タンク11には、燃料ガス供給流路201Aを介して燃料電池スタック100のガス取入口201AINに接続されている。燃料ガス供給流路201Aには、水素タンク元弁V0、水素タンク圧力センサS0、調圧弁V1、水素供給電磁弁V2、水素供給圧力センサS1、供給水素側温度センサS2、エゼクター80、水回収トラップ26、パージ弁(安全弁)V3が順に設けられている。
エゼクター80は、駆動ガス流入口81、燃料吸込口82、燃料ガス吐出口83とを備えている。駆動ガス流入口81は水素ガスタンク11に接続されており、この駆動ガス流入口81を介してエゼクター80内部に水素ガスタンク11からの燃料ガスが流入する。
燃料電池スタック100のガス排出口202OUTには、ガス循環流路202の一端が接続され、その他端は、エゼクター80の燃料吸込口82に接続されており、駆動ガス流入口81から流入する燃料ガスによりこの燃料吸込口82から燃料ガス(ガス排出口202OUTから排出される燃料ガス)をエゼクター80内部に吸い込む。ガス循環流路202には、循環水素側温度センサS3が設けられている。また、燃料電池スタック100には、温度センサS4が設けられている。
燃料ガス吐出口83は、燃料ガス供給流路201Aを介して燃料電池スタック10エゼクターガス入口であるガス取入口201AINに接続されており、駆動ガス流入口81からエゼクター80内部に流入する燃料ガス及び燃料ガス吸込口82からエゼクター80内部に吸い込む燃料ガスを燃料電池スタック100に供給する。
ガス循環流路202、エゼクター80、燃料ガス供給流路201Aによって、水素ガスの循環路が構成されており、この水素ガスの循環路においては、エゼクター80の作用により、燃料電池スタック100から排出された燃料ガスが循環するようになっている。
燃料ガス供給流路201Aにおいて、エゼクター80の下流(燃料ガス吐出口83と燃料ガス入口であるガス取入口201AINとの間)には、本発明の水回収手段に相当する水回収トラップ26が設けられており、この水回収トラップ26にはガス排出路203の一端が接続されている。ガス排出路203の他端は、外部に開放され、或いは、排気ダクト124に接続されていてもよい。さらにガス排出路203は、水素排気電磁弁V4を備えている。水回収トラップ26としては、例えば、ガス流入口とガス流出口を備え、両者間に冷却用フィンを、その下方に水溜め空間を有する容器(図示せず)を燃料ガス供給流路201Aに設けることが考えられる。
燃料電池スタック100には、負荷系(図示せず)が接続されており、燃料電池スタック100で出力される電力は、この負荷系に供給される。燃料電池スタック100の電極は、配線を介してインバータに接続され、インバータを介してモータ等の負荷に接続されている。また、インバータには、出力制御装置を介して補助電源である蓄電池が接続されている(いずれも図示せず)。
燃料電池システム1の制御装置200には、各センサS0、S1、LGの検出値が入力され、かつ、各電磁弁V1〜V4、ファン122、インバータ、出力制御装置等を制御する。この制御装置200には、図示しないイグニッションスイッチが接続され、モータの駆動や停止の指示信号が入力される。
なお、従来、燃料電池スタック100が100℃以上の温度に達する環境下でポンプにより燃料ガスを循環させると、ポンプ駆動用の電子部品(IC(LSI)、コンデンサー等)の耐熱温度を超え、適切に燃料ガスを循環させることができなかった。しかしながら、本実施形態の燃料電池システム1においては、ポンプを用いずにエゼクター80により燃料ガスを循環させているため、燃料電池スタック100が100℃以上の温度に達する環境下であっても、適切に燃料ガスを循環させることが可能となっている。また、本実施形態の燃料電池システムにおいては、燃料ガスが燃料ガス循環流路202中を循環するように構成されているため、燃料極内の不純物を排出することが可能となっている。
次に、燃料電池スタック100から排出される水素ガスから水分を回収する水分回収システムについて説明する。
燃料ガス供給流路201Aにおいて、
ガス循環流路202に排気された燃料ガスは、燃料電池スタック100内で、高温(摂氏100度以上)となり、かつ生成水に基づく水蒸気を含んでいる。この状態で燃料ガスはエゼクター80に吸引される。エゼクター80に吸引された燃料ガスは、エゼクター80から駆動ガスと合流して昇圧されつつ吐出ガスとして燃料ガス吐出口83から吐出される。このとき、駆動ガスとの合流による温度低下によって吸引された燃料ガス中の水蒸気の一部は、水として結露する。この結露した水は、エゼクター80の下流側に位置する水回収トラップ26により回収される。
なお、図1に示すように、水回収トラップ26には、水溜め空間に水位センサLGを設け、さらに水溜め空間に水素排気電磁弁V4(あるいは別の電磁弁)を接続し、水位センサLGにより水溜め空間の水量が予め定められた水量に達したことが検知されたときに、その電磁弁を制御して水溜め空間内に溜まった水を外部環境等へ放出するように構成することができる。
次に、上記構成の燃料電池システム1の動作について説明する。
図4は、燃料電池システム1の動作(水素ガスの還流量制御)を説明するためのフローチャートである。
このフローチャートは、ガス循環流路を循環する燃料ガス中の水分が一定量以上になったと判定された場合に開始する(ステップS101)。この判定は、例えば、燃料電池スタック100内の特定の単位セルに電圧計(図示せず)を接続し、この電圧計により電圧を測定し、その結果、該特定のセルの電圧低下が検出された場合に、燃料ガス中の水分が一定量以上になったと判定することが考えられる。
ガス循環流路202を循環する燃料ガス中の水分が一定量以上になったと判定されると(ステップS101:Yes)、空気ファン122の制御量が決定される(ステップS103)。例えば、予めエゼクター80の温度、燃料電池スタック100の温度等を予め設定しておき、ガス循環流路202中に流量計を配置し、流量をベンチ評価にて測定し、図4に示すようなマップを作成しておく。そして、供給水素側温度センサS2及び循環水素側温度センサS3によりそれぞれ供給水素ガス温度及び循環水素温度を検出し、これら検出温度に対応する還流性能量をテーブルから読み取り、必要還流性能(必要還流量)を満たしているか否かを判定する(ステップS105)。
そして、必要還流性能を満たしているのであれば(ステップS105:Yes)、本フローチャートの処理を終了する。
一方、必要還流性能を満たしていないのであれば(ステップS105:No)、必要還流性能に対応する空気ファン制御量をテーブルから読み取り、その制御量に基づいて空気ファン122を制御する(ステップS107)。ここでは、空気ファン122による空気供給量が低下するように空気ファン122を制御するものとする。これにより、燃料電池スタック100に対する、空気の流通による冷却効果が低下し、温度が上昇する。燃料電池スタック100から排出され循環する水素ガス温度も上昇する。これにより、エゼクター80の駆動ガス流入口81から流入する燃料ガスと燃料電池スタック100から排出されエゼクター80の燃料ガス吸込口82から吸い込まれる燃料ガスとの温度差が大きくなる。これにより、ガス循環流路202内の燃料ガスの還流量を制御(この場合増加)することが可能となる。すなわち、空気ファン122による空気の供給量を制御することで、ガス循環流路202内の燃料ガスの還流量を制御(この場合増加)することが可能となっている。
次に、供給水素側温度センサS2及び循環水素側温度センサS3によりそれぞれ供給水素ガス温度及び循環水素温度を検出し(ステップS109)、これら検出温度が目標温度(必要還流性能に対応する供給水素ガス温度及び循環水素ガス温度)に達し、かつ、一定時間経過するまで上記ステップS17及びS19の処理を繰り返す(ステップS111)。そして、目標温度に達し、かつ、一定時間経過すると、本フローチャートの処理を終了する。
次に、エゼクター80を冷却するための冷却システムについて説明する。
図5は、エゼクター80の冷却システムを説明するための図である。
エゼクター80には、弁(図5中水素タンク元弁V0、調圧弁V1を例示)が一体的に設けられている。この弁は燃料ガスを放出する際、ガスの断熱膨張により冷却され、弁が冷却されると弁と一体化されているエゼクター80も冷却される。エゼクター80が冷却されると、エゼクター80の燃料ガス吸込口82から吸い込まれる燃料ガスも冷却されるから、エゼクター80の駆動ガス流入口81から流入する燃料ガスと燃料電池スタック100から排出されエゼクター80の燃料ガス吸込口81から吸い込まれる燃料ガスとの温度差が大きくなる。従って、燃料ガスの還流量を制御することが可能となる。また、弁を開閉制御することでも、燃料ガスの還流量を制御することが可能となる。なお、弁とエゼクター80とは直接一体化されていてもよいし(図5)、熱伝導率が、他の部材(弁やエゼクター80に接続されている配管や燃料ガス容器、これらを収容するケーシングなど)よりも高い材料(例えば、アルミニウムや銅などの金属)を介して接続されていてもよく、さらに、そのような材料によって一体化されていることが好ましい。
次に、エゼクター80を冷却するための他の冷却システムについて説明する。
図6は、エゼクター80の他の冷却システムを説明するための図である。
図6に示すように、この冷却システムは、図1に示す燃料電池システム1とほぼ同様の構成であるが、エゼクター80は、空気ファン122と空気マニホールド54との間にある空気導入路123中に一部が露出するように配置される。これにより、空気ファン122により供給される空気が、エゼクター80を冷却し、燃料ガスの還流量能力を高く維持することができる。他の構成については、図1に示す燃料電池システム1と同様であるので、同一の符号を付して、その説明を省略する。
この発明の燃料電池システム1を示すブロック図である。 燃料電池スタックの部分断面側面図である。 燃料電池スタックの部分斜視図である。 この発明の燃料電池システム1の動作を説明するためのフローチャートである。 エゼクターの冷却システムを説明するための図である。 エゼクターの他の冷却システムを説明するための図である。
符号の説明
1 燃料電池システム
11 水素貯蔵タンク
26 水回収トラップ
100 燃料電池スタック
201A 燃料ガス供給流路
202 循環エゼクター
80 エゼクター

Claims (7)

  1. 燃料ガス及び酸化ガスが供給されて発電を行う燃料電池と、
    前記燃料ガスが貯蔵され前記燃料電池に燃料ガスを供給するための燃料ガスタンクと、
    前記燃料ガスタンクから燃料ガスが駆動ガスとして供給されることで、前記燃料電池から排出される排ガスを吸い込み、燃料ガスと共に前記燃料電池に供給するエゼクターと、
    前記エゼクターに供給される燃料ガスと該エゼクターが吸い込む排ガスとの温度差を制御することで前記エゼクターの排ガス吸込量を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記制御手段は、前記燃料電池に酸化ガスを供給するための酸化ガス供給ファンと、前記酸化ガス供給ファンによる酸化ガスの供給量を制御する酸化ガス供給量制御装置と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 燃料ガス及び酸化ガスが供給されて発電を行う燃料電池と、
    前記燃料ガスが貯蔵され前記燃料電池に燃料ガスを供給するための燃料ガスタンクと、
    前記燃料ガスタンクから燃料ガスが駆動ガスとして供給されることで、前記燃料電池から排出される排ガスを吸い込み、燃料ガスと共に前記燃料電池に供給するエゼクターと、
    前記エゼクターを冷却する冷却手段と、
    を備えることを特徴とする燃料電池システム。
  4. 前記冷却手段は、前記エゼクターに供給される燃料ガスを断熱膨張させるための弁を含み、前記弁と前記エゼクターは熱伝導性材料により一体化されて形成されていることを特徴とする請求項3に記載の燃料電池システム。
  5. 前記弁は、燃料ガス元弁又は燃料ガス調圧弁であることを特徴とする請求項4に記載の燃料電池システム。
  6. 前記冷却手段は、前記燃料電池に酸化ガスを供給するための酸化ガス供給ファンであり、
    前記エゼクターは、前記酸化ガス供給ファンにより供給される酸化ガス流の中に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の燃料電池システム。
  7. 前記燃料電池の排ガスから水分を回収するための水回収手段を備えていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
JP2006020744A 2006-01-30 2006-01-30 燃料電池システム Expired - Fee Related JP5124949B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006020744A JP5124949B2 (ja) 2006-01-30 2006-01-30 燃料電池システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006020744A JP5124949B2 (ja) 2006-01-30 2006-01-30 燃料電池システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007200814A true JP2007200814A (ja) 2007-08-09
JP5124949B2 JP5124949B2 (ja) 2013-01-23

Family

ID=38455200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006020744A Expired - Fee Related JP5124949B2 (ja) 2006-01-30 2006-01-30 燃料電池システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5124949B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010282904A (ja) * 2009-06-08 2010-12-16 Honda Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP2013511115A (ja) * 2009-11-16 2013-03-28 ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト アノード回路に液体分離器を備える燃料電池システム
JP2018097994A (ja) * 2016-12-12 2018-06-21 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
JP2020017440A (ja) * 2018-07-26 2020-01-30 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0240865A (ja) * 1988-08-01 1990-02-09 Hitachi Ltd 燃料電池の温度制御装置
JP2002313376A (ja) * 2001-04-09 2002-10-25 Honda Motor Co Ltd 燃料電池のガス供給装置
JP2002358987A (ja) * 2001-05-30 2002-12-13 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP2003109628A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Toto Ltd 燃料電池システム
JP2004071329A (ja) * 2002-08-06 2004-03-04 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0240865A (ja) * 1988-08-01 1990-02-09 Hitachi Ltd 燃料電池の温度制御装置
JP2002313376A (ja) * 2001-04-09 2002-10-25 Honda Motor Co Ltd 燃料電池のガス供給装置
JP2002358987A (ja) * 2001-05-30 2002-12-13 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP2003109628A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Toto Ltd 燃料電池システム
JP2004071329A (ja) * 2002-08-06 2004-03-04 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010282904A (ja) * 2009-06-08 2010-12-16 Honda Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP2013511115A (ja) * 2009-11-16 2013-03-28 ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト アノード回路に液体分離器を備える燃料電池システム
JP2018097994A (ja) * 2016-12-12 2018-06-21 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
JP2020017440A (ja) * 2018-07-26 2020-01-30 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5124949B2 (ja) 2013-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108666597B (zh) 燃料电池系统
JP4884604B2 (ja) 燃料電池の冷却装置
US9331349B2 (en) Waste heat recovery system
US11018354B2 (en) Fuel cell system
JP3706937B2 (ja) 燃料電池システム
CA2389197C (en) Fuel cell and method of operating same
JP6870621B2 (ja) 燃料電池システム
JP2007227209A (ja) 燃料電池システム
JP5124949B2 (ja) 燃料電池システム
US7858248B2 (en) Fuel cell and fuel cell system
JP2008269844A (ja) 燃料電池システム
JP5103719B2 (ja) 燃料電池システム
JP2008130477A (ja) 燃料電池システム
JP2007087779A (ja) 燃料電池システム
JP2009238391A (ja) 燃料電池システム
JP5109284B2 (ja) 燃料電池システム
JP2007200733A (ja) 燃料電池システム
JP2009238669A (ja) 燃料電池システム
JP2005259440A (ja) 燃料電池システム
JP2008097891A (ja) 燃料電池システム
JP5075360B2 (ja) 冷却装置を備えた燃料電池
JP2007184110A (ja) 燃料電池システム
JP2013157315A (ja) 燃料電池
JP2005032561A (ja) 固体高分子形燃料電池及び固体高分子形燃料電池の運転システム
JP2004119044A (ja) 移動体用燃料電池システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080929

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120717

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121002

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121015

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5124949

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151109

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees