JP5103719B2 - 燃料電池システム - Google Patents
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Description
ガスの供給を受けることにより水を生成しながら電気を生成する燃料電池と、
前記燃料電池に前記ガスを供給するガス供給機構と、
前記燃料電池によって生成された水と前記ガスの余剰分とを含むオフガスを前記燃料電池から排出させるためのオフガス通路と、
前記オフガス通路中を流れる凝縮水を一時的に滞留させるための凝縮水滞留部と、
前記凝縮水滞留部の中で、前記凝縮水の不純物濃度を計測する不純物濃度センサと、
前記オフガス通路内に安定水流が生ずる安定水流条件の成立を判定する安定水流条件判定手段と、
前記安定水流条件の成立時に、前記不純物濃度を有効値と認識する計測結果取り込み手段と、
前記燃料電池の始動後に、前記燃料電池から排出されたオフガス量の積算値を算出するオフガス量積算値算出手段を備え、
前記安定水流条件判定手段は、前記オフガス量の積算値が判定値を超える場合に前記安定水流条件の成立を判定する判定手段を含むことを特徴とする。
ガスの供給を受けることにより水を生成しながら電気を生成する燃料電池と、
前記燃料電池に前記ガスを供給するガス供給機構と、
前記燃料電池によって生成された水と前記ガスの余剰分とを含むオフガスを前記燃料電池から排出させるためのオフガス通路と、
前記オフガス通路中を流れる凝縮水を一時的に滞留させるための凝縮水滞留部と、
前記凝縮水滞留部の中で、前記凝縮水の不純物濃度を計測する不純物濃度センサと、
前記燃料電池から前記凝縮水滞留部にわたって、前記オフガス経路の洗浄が終了したか否かを、前記燃料電池の起動毎に判断する洗浄終了判定手段と、
前記燃料電池の起動後、前記洗浄の終了が判断された後に、前記不純物濃度を有効値と認識する計測結果取り込み手段と、
を備えることを特徴とする。
前記燃料電池の起動後に生成された電流の積算値を算出する電流積算手段を備え、
前記洗浄終了判定手段は、前記電流の積算値が判定値を超える場合に前記洗浄の終了を判定する判定手段を含むことを特徴とする。
前記オフガス経路内に安定水流が生ずる安定水流条件の成立を判定する安定水流条件判定手段を備え、
前記計測結果取り込み手段は、前記洗浄の終了後、かつ、前記安定水流条件の成立時に、前記不純物濃度を有効値と認識することを特徴とする。
前記燃料電池の温度を計測するFC温度計測手段を備え、
前記安定水流条件判定手段は、前記燃料電池の温度が判定温度を超える場合に前記安定水流条件の成立を判定する判定手段を含むことを特徴とする。
前記凝縮水滞留部の内部または近傍で前記凝縮水の温度を計測する凝縮水温度計測手段を備え、
前記安定水流条件判定手段は、計測された凝縮水の温度が判定温度を超える場合に前記安定水流条件の成立を判定する判定手段を含むことを特徴とする。
前記凝縮水滞留部に流入する単位時間当たりの凝縮水量を算出する流入凝縮水量算出手段を備え、
前記安定水流条件判定手段は、算出された凝縮水量が判定量を超える場合に前記安定水流条件の成立を判定する判定手段を含むことを特徴とする。
前記燃料電池から排出されるオフガス量を検出するオフガス量検出手段と、
前記燃料電池の温度を計測するFC温度計測手段と、
前記燃料電池の近傍における前記オフガス通路の内圧を第1内圧として計測する第1内圧計測手段と、
前記オフガス量と、前記燃料電池の温度と、前記第1内圧とに基づいて、燃料電池からオフガス通路への排出水総量を算出する排出水総量算出手段と、
前記凝縮水滞留部の内部または近傍で前記凝縮水の温度を計測する凝縮水温度計測手段と、
前記凝縮水滞留部の内部または近傍における前記オフガス経路の内圧を第2内圧として計測する第2内圧計測手段と、
前記オフガス量と、前記凝縮水の温度と、前記第2内圧とに基づいて、前記凝縮水滞留部をガス状態のまま通過する水蒸気量を算出する通過水蒸気量算出手段とを備え、
前記凝縮水量算出手段は、前記排出水総量から前記水蒸気量を減じることにより、前記凝縮水量を算出する算出手段を含むことを特徴とする。
前記燃料電池に対するガス供給量を検出するガス供給量検出手段と、
前記燃料電池の電流を検出する電流検出手段とを備え、
前記オフガス量検出手段は、前記ガス供給量と、前記電流とに基づいて前記オフガス量を算出する算出手段を含むことを特徴とする。
前記凝縮水滞留部に流入する単位時間当たりの凝縮水量を算出する流入凝縮水量算出手段を備え、
前記計測結果取り込み手段は、算出された凝縮水量が高負荷判定量を超える場合に、前記不純物濃度が有効値と認識されるのを禁止する禁止手段を含むことを特徴とする。
前記計測結果取り込み手段により有効値と認識された不純物濃度が、異常判定濃度を超える場合に前記燃料電池の異常を判定する異常判定手段と、
前記凝縮水滞留部に流入する単位時間当たりの凝縮水量を算出する流入凝縮水量算出手段と、
前記凝縮水量に基づいて前記異常判定濃度を設定する異常判定濃度設定手段と、
を備えることを特徴とする。
前記計測結果取り込み手段により有効値と認識された不純物濃度が、異常判定濃度を超える場合に前記燃料電池の異常を判定する異常判定手段と、
前記燃料電池の異常が判定された場合に、前記オフガス中の液体水分を増量させる液体水分増量手段と、
を備えることを特徴とする。
前記ガス供給機構は、前記燃料電池のカソード側に空気を供給する空気供給通路と、前記空気供給通路の中を流れる空気を加湿する加湿ユニットとを備え、
前記液体水分増量手段は、前記加湿ユニットの上流側で前記空気供給通路の中を流れる空気を加熱する加熱手段を備えることを特徴とする。
また、この発明によれば、燃料電池の始動後に、燃料電池から排出されたオフガス量の積算値が判定値を超えた段階で安定水流の発生が判定される。オフガスが、積算値を超える程度の流通する段階では、オフガス通路等の壁面に適当な濡れが形成され、安定水流が生じ得る環境が作り出される。このため、本発明によれば、安定水流の発生を精度良く判定することができる。
[実施の形態1の構成]
図1は、本発明の実施の形態1の燃料電池システムの構成を説明するための図である。本実施形態のシステムは、燃料電池10を備えている。燃料電池10は、積層された複数のセル12を備えていると共に、その両端に、出力取出し用集電板14と出力取出し用集電板16を備えている。
H2→2H++2e- ・・・(1)
4H++4e-+O2→2H2O ・・・(2)
(溶出不純物量の判定の概要)
図4は、ECU120が、燃料電池10からの溶出不純物量の適否を判定するために実行するメインルーチンのフローチャートである。図4に示すルーチンでは、先ず、判定を実行するための判定条件が成立しているか否かが判別される(ステップ130)。
次に、上記ステップ130において実行される条件判定の内容について説明する。ここでは、燃料電池10からの溶出不純物量と整合する導電率を計測し得る状況が形成されているか否かを判断するために、以下に説明する6種類の条件判定が行われる。
図5は、第1の条件の成否を判断するためのルーチンのフローチャートである。このルーチンでは、具体的には、燃料電池10が起動された後、オフガス通路50,84や凝縮器56,88の内部に残留していた物質の濃縮をキャンセルするにいたる水流が生じたか否かが判断される。つまり、オフガス通路50,84等の洗浄が終了しているか否かが判断される。
ΣAt=ΣAt-1+At ・・・(3)
但し、「t」および「t-1」は、今回と前回のサンプリングタイミングである。また、Atは、今回のサンプリングタイミングにおいて電流計20により計測された電流値である。電流積算値ΣAは、燃料電池10の停止中は0とされている。このため、上記(3)式によれば、燃料電池10の起動後に生成された電流の積算値を求めることができる。
図6は、燃料電池10の負荷と、凝縮器56,88において生成される凝縮水の量との関係を説明するための図である。具体的には、図6中に実線で示す曲線は、水の飽和蒸気圧と温度との関係を示している。また、「起動直後」「実用運転域」および「高負荷運転域」の文字は、それぞれ、それらの運転領域において実現される燃料電池10の温度領域に記されている。
図8は、第3の条件の成否を判断するためのルーチンのフローチャートである。このルーチンでは、図7に示すルーチンとは別の視点で、オフガス通路50および凝縮器56の内部に凝縮水の安定流が生じているか否かが判断される。
ΣQt=ΣQt-1+Qt ・・・(4)
但し、「t」および「t-1」は、今回と前回のサンプリングタイミングである。また、Qtは、今回のサンプリングタイミングにおいて算出されたカソード側のオフガスの流量である。積算流量ΣQは、燃料電池10の停止中は0とされている。このため、上記(4)式によれば、燃料電池10の起動後に流通したオフガスの積算値を求めることができる。
図9は、燃料電池10の温度である温度T112、カソード側の凝縮器56付近の温度である温度T58、およびアノード側の凝縮器88付近の温度である温度T90の経時的な変化を対比して表した図である。これらの変化は、何れも、燃料電池10の起動後に生じたものである。
上述した通り、導電率センサ62,94が、燃料電池10からの溶出不純物量を正しく表す導電率を計測するためには、導電率センサ62,94の周囲に、安定した凝縮水の流れが生じていることが必要である。そこで、本実施形態のシステムは、以下に説明する手法により、導電率センサ62,94の周囲を流れる凝縮水量を推定し、第5の条件として、その推定値が十分であるか否かを判断することとした。
MWC0=f(QCout, T, P) ・・・(5)
QCout=QC−QO2 ・・・(6)
MWC0=f(QCout, T112, P54) ・・・(7)
=F(QCout, T112, P54) ・・・(8)
MWC=MWCout1−MWCout2 ・・・(9)
MWCout2=G(QCout, T60, P63) ・・・(10)
QAout=QA−QH2 ・・・(11)
MWA0=f(QAout, T112, P86) ・・・(12)
=F(QAout, T112, P86) ・・・(13)
MWAout2=G(QAout, T92, P96) ・・・(14)
MWA=MWAout1−MWAout2 ・・・(15)
ところで、上記の説明においては、凝縮水量MWC,MWAが標準域に対して過剰である場合に、実行条件の不成立を判定することとしているが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、凝縮水量MWC,MWAが過剰であっても、その影響が小さく、燃料電池10からの溶出不純物量の適否が正しく判定できる場合には、凝縮水量MWC,MWAが標準域を下回っている場合にのみ実行条件の不成立を判断することとしてもよい(第1変形例)。
(ハードウェア構成の説明)
次に、図15および図16を参照して、図4中ステップ136において実行される「アノード腐食抑制処理」の詳細について説明する。
図15は、図1に示す構成に、アノード腐食抑制処理を実行するために必要な要素を書き加えたハードウェア構成を示す。ここでは、具体的には、図1に示す構成に対して、アノード側のオフガスを冷却するための冷却水経路が追加されている。
アノード腐食抑制処理は、上述した通り、アノード側のオフガス中に含まれる水分量を増やして、凝縮水中の腐食性物質の濃度を低下させ、下流の腐食環境を改善するために行われる。アノード側のオフガスには膜を透過した水分と、その温度・圧力条件で結露した水と水蒸気が含まれている。液水を増やすにはオフガスの温度を下げることが有効であり、飽和蒸気圧が下がり、凝縮水量を増やすことができる。冷却・濃縮機構を有する場合には、蒸気として持ち去る水分を液水に変える能力が上がるため、オフガスの量を増やす。すなわち、供給するガス量を増やすことで得られる液水量が増加する。
(ハードウェア構成の説明)
次に、図17および図18を参照して、図4中ステップ144において実行される「カソード腐食抑制処理」の詳細について説明する。
図17は、図1に示す構成に、カソード腐食抑制処理を実行するために必要な要素を書き加えたハードウェア構成を示す。ここでは、具体的には、カソードへの供給空気を加熱し、かつ、カソード側のオフガスを冷却するための冷却水経路が追加されている。尚、図17において、図15に示す要素については、同一の符号を付してその説明を省略又は簡略する。
カソード腐食抑制処理は、上述した通り、カソード側のオフガス中に含まれる水分量を増やして、凝縮水中の腐食性物質の濃度を低下させるための処理である。本実施形態のシステムでは、この目的は、カソード系冷却弁254をON状態とすることで、或いはカソード系加熱弁228をON状態とすることで達成することができる。
(実施の形態2の構成)
次に、図19および図20を参照して、本発明の実施の形態2について説明する。
図19は、本実施形態のシステムの構成を説明するための図である。本実施形態のシステムは、図19に示す構成において、ECU120に、実施の形態1の場合と同様の処理に加え、後述する図20に示す処理を実行させることにより実現することができる。
図20は、上述した洗浄を行うためにECU120が実行するルーチンのフローチャートである。図20に示すルーチンでは、先ず、燃料電池10の停止処理が終了したか否かが判別される(ステップ290)。その結果、停止処理が終了していないと判断された場合は、そのまま今回の処理サイクルが終了される。
20 電流計
46 コンプレッサ
48 回転数センサ
52 加湿ユニット
54,63,86,96 圧力センサ
56,88 凝縮器
58,60,90,92,110 温度センサ
62,94 導電率センサ
68 凝縮水滞留部
102 電動ポンプ
120 ECU(Electronic Control Unit)
220 ラジエタ
224 アノード側冷却弁
232,250,252 熱交換器
228 カソード側加熱弁
254 カソード側冷却弁
280,282 純水供給タンク
284,286 洗浄弁
A 電流
Q オフガス流量
QC 空気の供給量
QA 水素の供給量
QCout カソード側のオフガス流量
QAout アノード側のオフガス流量
MWCout1 カソード側に排出される水分総量
MWAout1 アノード側に排出される水分総量
MWCout2 カソード側の凝縮器から流出する水蒸気量
MWAout2 アノード側の凝縮器から流出する水蒸気量
MWC カソード側の凝縮器を流通する凝縮水量
MWA アノード側の凝縮器を流通する凝縮水量
β,βc,βa 判定の判定値
Claims (16)
- ガスの供給を受けることにより水を生成しながら電気を生成する燃料電池と、
前記燃料電池に前記ガスを供給するガス供給機構と、
前記燃料電池によって生成された水と前記ガスの余剰分とを含むオフガスを前記燃料電池から排出させるためのオフガス通路と、
前記オフガス通路中を流れる凝縮水を一時的に滞留させるための凝縮水滞留部と、
前記凝縮水滞留部の中で、前記凝縮水の不純物濃度を計測する不純物濃度センサと、
前記オフガス通路内に安定水流が生ずる安定水流条件の成立を判定する安定水流条件判定手段と、
前記安定水流条件の成立時に、前記不純物濃度を有効値と認識する計測結果取り込み手段と、
前記燃料電池の始動後に、前記燃料電池から排出されたオフガス量の積算値を算出するオフガス量積算値算出手段を備え、
前記安定水流条件判定手段は、前記オフガス量の積算値が判定値を超える場合に前記安定水流条件の成立を判定する判定手段を含むことを特徴とする燃料電池システム。 - ガスの供給を受けることにより水を生成しながら電気を生成する燃料電池と、
前記燃料電池に前記ガスを供給するガス供給機構と、
前記燃料電池によって生成された水と前記ガスの余剰分とを含むオフガスを前記燃料電池から排出させるためのオフガス通路と、
前記オフガス通路中を流れる凝縮水を一時的に滞留させるための凝縮水滞留部と、
前記凝縮水滞留部の中で、前記凝縮水の不純物濃度を計測する不純物濃度センサと、
前記燃料電池から前記凝縮水滞留部にわたって、前記オフガス経路の洗浄が終了したか否かを、前記燃料電池の起動毎に判断する洗浄終了判定手段と、
前記燃料電池の起動後、前記洗浄の終了が判断された後に、前記不純物濃度を有効値と認識する計測結果取り込み手段と、
を備えることを特徴とする燃料電池システム。 - 前記燃料電池の起動後に生成された電流の積算値を算出する電流積算手段を備え、
前記洗浄終了判定手段は、前記電流の積算値が判定値を超える場合に前記洗浄の終了を判定する判定手段を含むことを特徴とする請求項2記載の燃料電池システム。 - 前記オフガス経路内に安定水流が生ずる安定水流条件の成立を判定する安定水流条件判定手段を備え、
前記計測結果取り込み手段は、前記洗浄の終了後、かつ、前記安定水流条件の成立時に、前記不純物濃度を有効値と認識することを特徴とする請求項2または3記載の燃料電池システム。 - 前記燃料電池の温度を計測するFC温度計測手段を備え、
前記安定水流条件判定手段は、前記燃料電池の温度が判定温度を超える場合に前記安定水流条件の成立を判定する判定手段を含むことを特徴とする請求項1または4記載の燃料電池システム。 - 前記凝縮水滞留部の内部または近傍で前記凝縮水の温度を計測する凝縮水温度計測手段を備え、
前記安定水流条件判定手段は、計測された凝縮水の温度が判定温度を超える場合に前記安定水流条件の成立を判定する判定手段を含むことを特徴とする請求項1、4および5の何れか1項記載の燃料電池システム。 - 前記凝縮水滞留部に流入する単位時間当たりの凝縮水量を算出する流入凝縮水量算出手段を備え、
前記安定水流条件判定手段は、算出された凝縮水量が判定量を超える場合に前記安定水流条件の成立を判定する判定手段を含むことを特徴とする請求項1および4乃至6の何れか1項記載の燃料電池システム。 - 前記燃料電池から排出されるオフガス量を検出するオフガス量検出手段と、
前記燃料電池の温度を計測するFC温度計測手段と、
前記燃料電池の近傍における前記オフガス通路の内圧を第1内圧として計測する第1内圧計測手段と、
前記オフガス量と、前記燃料電池の温度と、前記第1内圧とに基づいて、燃料電池からオフガス通路への排出水総量を算出する排出水総量算出手段と、
前記凝縮水滞留部の内部または近傍で前記凝縮水の温度を計測する凝縮水温度計測手段と、
前記凝縮水滞留部の内部または近傍における前記オフガス経路の内圧を第2内圧として計測する第2内圧計測手段と、
前記オフガス量と、前記凝縮水の温度と、前記第2内圧とに基づいて、前記凝縮水滞留部をガス状態のまま通過する水蒸気量を算出する通過水蒸気量算出手段とを備え、
前記凝縮水量算出手段は、前記排出水総量から前記水蒸気量を減じることにより、前記凝縮水量を算出する算出手段を含むことを特徴とする請求項7記載の燃料電池システム。 - 前記燃料電池に対するガス供給量を検出するガス供給量検出手段と、
前記燃料電池の電流を検出する電流検出手段とを備え、
前記オフガス量検出手段は、前記ガス供給量と、前記電流とに基づいて前記オフガス量を算出する算出手段を含むことを特徴とする請求項8記載の燃料電池システム。 - 前記不純物濃度センサは、前記凝縮水滞留部に設けられた導電率センサであることを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項記載の燃料電池システム。
- 前記凝縮水滞留部に流入する単位時間当たりの凝縮水量を算出する流入凝縮水量算出手段を備え、
前記計測結果取り込み手段は、算出された凝縮水量が高負荷判定量を超える場合に、前記不純物濃度が有効値と認識されるのを禁止する禁止手段を含むことを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項記載の燃料電池システム。 - 前記計測結果取り込み手段により有効値と認識された不純物濃度が、異常判定濃度を超える場合に前記燃料電池の異常を判定する異常判定手段と、
前記凝縮水滞留部に流入する単位時間当たりの凝縮水量を算出する流入凝縮水量算出手段と、
前記凝縮水量に基づいて前記異常判定濃度を設定する異常判定濃度設定手段と、
を備えることを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項記載の燃料電池システム。 - 前記計測結果取り込み手段により有効値と認識された不純物濃度が、異常判定濃度を超える場合に前記燃料電池の異常を判定する異常判定手段と、
前記燃料電池の異常が判定された場合に、前記オフガス中の液体水分を増量させる液体水分増量手段と、
を備えることを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項記載の燃料電池システム。 - 前記液体水分増量手段は、前記燃料電池から排出されるオフガスを冷却するオフガス冷却手段を含むことを特徴とする請求項13記載の燃料電池システム。
- 前記ガス供給機構は、前記燃料電池のカソード側に空気を供給する空気供給通路と、前記空気供給通路の中を流れる空気を加湿する加湿ユニットとを備え、
前記液体水分増量手段は、前記加湿ユニットの上流側で前記空気供給通路の中を流れる空気を加熱する加熱手段を備えることを特徴とする請求項13または14記載の燃料電池システム。 - 前記燃料電池の停止中に、前記オフガス経路に水を流通させる洗浄機構を備えることを特徴とする請求項1乃至15の何れか1項記載の燃料電池システム。
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