JP2007200799A - 押しボタン装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1、第2長辺アウタリブ(21a、22a)の第1、第2長辺アウタガイド(31a、32a)と摺接する面と第1、第2長辺インナリブ(21b、22b)の第1、第2長辺インナガイド(31b、32b)と摺接する面との間の第1、第2長辺リブ間距離(X21、X22)と、第1、第2長辺アウタガイド(31a,32a)の第1、第2長辺アウタリブ(21a,22a)と摺接する面と第1、第2長辺インナガイド(31b,32b)の第1、第2長辺インナリブ(21b,22b)と摺接する面との間の距離を第1、第2長辺ガイド間距離(X31,X32)として、第1、第2長辺リブ間距離(X21、X22)と第1、第2長辺ガイド間距離(X31,X32)が所定の値の範囲内に収まるように製造管理される。
【選択図】図1
Description
第1部材と第2部材の一方は、一対の第1、第2長辺と、一対の第1、第2短辺を有する略長方形断面を有し、
略長方形断面とされた第1部材と第2部材の一方には、第1長辺の外面の長辺方向の一方の端部と中央の間の、一方の端部に近い側に第1長辺アウタリブが付設され、中央に近い側に第1長辺インナリブが付設され、第2長辺の外面の長辺方向の他方の端部と中央の間に、他方の端部に近い側に第2長辺アウタリブが付設され、中央に近い側に第2長辺インナリブが付設され、
第1部材と第2部材の他方には、第1長辺アウタリブが摺接可能な第1長辺アウタガイド、第1長辺インナリブが摺接可能な第1長辺インナガイド、第2長辺アウタリブが摺接可能な第2長辺アウタガイド、第2長辺インナリブが摺接可能な第2長辺アウタガイド、を含み、
第1長辺アウタリブの第1長辺アウタガイドと摺接する面と第1長辺インナリブの第1長辺インナガイドと摺接する面との間の距離を第1長辺リブ間距離とし、第1長辺アウタガイドの第1長辺アウタリブと摺接する面と第1長辺インナガイドの第1長辺インナリブと摺接する面との間の距離を第1長辺ガイド間距離とし、第2長辺アウタリブの第2長辺アウタガイドと摺接する面と第2長辺インナリブの第2長辺インナガイドと摺接する面との間の距離を第2長辺リブ間距離とし、第2長辺アウタガイドの第2長辺アウタリブと摺接する面と第2長辺インナガイドの第2長辺インナリブと摺接する面との間の距離を第2長辺ガイド間距離として、
第1長辺リブ間距離と第1長辺ガイド間距離の差が所定の値の範囲内にあり、第2長辺リブ間距離と第2長辺ガイド間距離の差が所定の値の範囲内にあるように、第1長辺アウタリブ、第1長辺インナタリブ、第1長辺アウタガイド、第1長辺インナガイド、が形成される、ことを特徴とする押しボタン装置が提供される。
第1長辺インナリブの第1長辺インナガイドとの摺接面と、第2長辺インナリブの第2長辺インナガイドとの摺接面とが、製造基準点を通り高さ方向に延びる製造基準線上に形成されている。
第1長辺インナガイドの第1長辺インナリブとの摺接面と、第2長辺インナガイドの第2長辺インナリブとの摺接面とが、製造基準点を通り高さ方向に延びる製造基準線上に形成されている。
第1長辺アウタガイドの第1長辺アウタリブとの摺接面とが第1部材、又は、第2部材の第1短辺の面と面一に形成され、第2長辺アウタガイドの第2長辺アウタリブとの摺接面とが第1部材、又は、第2部材の第2短辺の面と面一に形成されている。
請求項2、3のようにすれば、長さを測る面の一方が基準点を通る面上にあるので製造管理が容易である。
請求項4、5のようにすれば、長さを測る面の一方が短辺の面と面一にされているので製造管理が容易である。
図1は第1の実施の形態の概要を示す斜視図である。図1において、10で示されるのは使用者により押圧される被押圧部材であり押圧可能に外側に露出して配置されている。20で示されるのは被押圧部材10の内側に取り付けられる第1部材である。30で示されるのは第1部材20をガイドしながら保持する第2部材である。第1部材20は、第2部材30は殆ど使用者から見えないように配置される。
第1部材20は基本的には断面が長方形の短い筒状に形成されている。図中上側の長辺21には、長辺の長さ方向の外寄りには第1長辺アウタリブ21aが、内寄りには第1長辺インナリブ21bが形成されている。また、図中下側の長辺22には、同様に、第2長辺アウタリブ22a、第2長辺インナリブ22bが設けられている。
また、図中左側の短辺23の略中央部分に第1短辺リブ23aが、図中右側の短辺24の略中央部分には第2短辺リブ24aが設けられている。
また、図中左側の第1短辺33には第1短辺上側ガイド33aと第1短辺下側ガイド33bが、図中右側の第2短辺34には第2短辺上側ガイド34aと第2短辺下側ガイド34bが一体に形成されている。
第1短辺上側ガイド33aと第1短辺下側ガイド33bに第1短辺リブ23aの上下両面が摺接せしめられ、第2短辺上側ガイド34aと第2短辺下側ガイド34bが第2短辺リブ24aの上下両側に摺接せしめられる。
(a)第1部材20の第1長辺アウタリブ21aの端部側の面と第1長辺インナリブ21bの中央側の面の間の距離X21と、第2部材30の第1長辺アウタガイド31aの中央側の面と第1長辺インナガイド31bの端部側の面の間の距離X31が、X31とX21の差が所定の範囲内にあるようにすること。
(b)第1部材20の第2長辺アウタリブ22aの端部側の面と第2長辺インナリブ22bの中央側の面の間の距離X22と、第2部材30の第2長辺アウタガイド32aの中央側の面と第2長辺インナガイド32bの端部側の面の間の距離X32が、X32とX22の差が所定の範囲内にあるようにすること。
(c)第1部材20の第1短辺リブ23aの厚さY23と第1短辺上側ガイド33aと第1短辺下側ガイド33bの間の隙間Y33が、Y23とY33の差が所定の範囲内にあるようにすること。
(d)第1部材20の第2短辺リブ24aの厚さY24と第2短辺上側ガイド34aと第1短辺下側ガイド34bの間の隙間Y34が、Y24とY34の差が所定の範囲内にあるようにすること。
C:上下方向(短辺方向)、及び、左右方向(長辺方向)の中心であり、第1部材20、および、第2部材30の製造時の基準点でもある。
M:Cを通り、上下、及び、奥行き方向に延びる面の位置を表す線
N:Cを通り、左右、及び、奥行き方向に延びる面の位置を表す線
L:左端面の位置を表す線
R:右端面の位置を表す線と定義する。
スムーズな動きを得るには長さに係わらず同じレベルの精度で管理しなければならない。したがって、長さが短い方が変形も少なく管理しやすい。
よって、この本発明の第1の実施の形態のようにすれば、管理がしやすく製造が容易であり、コストも低減する。
第1の実施の形態では第1長辺アウタガイド部材31aと第1長辺インナガイド部材31bが、第1長辺アウタリブ21aと第1長辺インナリブ21bを挟むようにされており、上記のX31はX21よりも所定値以内で僅かに大きくされている。
これに対して、第2の実施の形態では、逆に、第1長辺アウタガイド部材31aと第1長辺インナガイド部材31bが、第1長辺アウタリブ21aと第1長辺インナリブ21bに挟まれるように、また、第2長辺アウタガイド部材32aと第2長辺インナガイド部材32bが、第2長辺アウタリブ22aと第2長辺インナリブ22bに挟まれるように、されており、上記のX31、X32はX21、X22よりも所定値以内で僅かに小さくされている。
この第3の実施の形態では、第1の実施の形態に対して、第1長辺インナガイド部材31bと第1長辺インナリブ21bのそれぞれ互いに当接する側の面と、第2長辺インナガイド部材32bと第2長辺インナリブ22bのそれぞれ互いに当接する側の面とが、前述の線Mの上にあるように形成されている。
線Mは第1部材20および第2部材30の基準点Cを通る線である。したがって、一方の端が、このしっかり規定された線M上にあれば、X31、X21の計測は端部側のみを計測すればよく作業が半減する。
この第4の実施の形態では、第1の実施の形態に対して、第1長辺アウタガイド部材31aと第1長辺アウタリブ21aのそれぞれ互いに当接する側の面が前述の線L上にあり、第2長辺インナガイド部材32bと第2長辺インナリブ22bのそれぞれ互いに当接する側の面が前述の線Rの上にあるように形成されている。
線Lは第1部材20、第2部材30の左側の端面の位置であり、線Rは第1部材20、第2部材30の右側の端面の位置である。したがって、X31、X21の計測は中央側のみを計測すればよく作業が半減する。
この第5の実施の形態では、第1の実施の形態に対して、第1長辺インナガイド部材31bと第1長辺インナリブ21bのそれぞれ互いに当接する側の面と第2長辺インナガイド部材32bと第2長辺インナリブ22bのそれぞれ互いに当接する側の面とが、前述の線Mの上にあるように形成され、かつ、第1長辺アウタガイド部材31aと第1長辺アウタリブ21aのそれぞれ互いに当接する側の面が前述の線L上にあり、第2長辺インナガイド部材32bと第2長辺インナリブ22bのそれぞれ互いに当接する側の面が前述の線Rの上にあるように形成されている。
したがって、第1部材20と第2部材30の長辺方向の端面位置を計測すれば、X31とX21の計測もおこなわれるので作業が早くなる。
これは、第1長辺アウタリブ21aと第1長辺インナリブ21bが21abで示されるように一体化され、第2長辺アウタリブ22aと第2長辺インナリブ22bが22abで示されるように一体化されている。
このようにすれば、長辺方向の長さがいくら大きくなっても管理レベル、すなわち、長さと誤差の比は変わらないし、その数を増やすこともできる。
20 第1部材
21 第1長辺
21a 第1長辺アウタリブ
21b 第1長辺インナリブ
22 第2長辺
22a 第2長辺アウタリブ
22b 第2長辺インナリブ
23 第1短辺
23a 第1短辺リブ
24 第2短辺
24a 第2短辺リブ
30 第2部材
31 第1長辺
31a 第1長辺アウタガイド
31b 第1長辺インナガイド
32 第2長辺
32a 第2長辺アウタガイド
32b 第2長辺インナガイド
33 第1短辺ガイド
33a 第1短辺上側リブ
33b 第1短辺下側リブ
34 第2短辺ガイド
34a 第2短辺上側リブ
34b 第2短辺下側リブ
Claims (8)
- 使用者に押圧され押圧方向に移動せしめられる第1部材と、第1部材の動きをガイドする第2部材と、を具備し、
第1部材と第2部材の一方は、一対の第1、第2長辺と、一対の第1、第2短辺を有する略長方形断面を有し、
略長方形断面とされた第1部材と第2部材の一方には、第1長辺の外面の長辺方向の一方の端部と中央の間の、一方の端部に近い側に第1長辺アウタリブが付設され、中央に近い側に第1長辺インナリブが付設され、第2長辺の外面の長辺方向の他方の端部と中央の間に、他方の端部に近い側に第2長辺アウタリブが付設され、中央に近い側に第2長辺インナリブが付設され、
第1部材と第2部材の他方には、第1長辺アウタリブが摺接可能な第1長辺アウタガイド、第1長辺インナリブが摺接可能な第1長辺インナガイド、第2長辺アウタリブが摺接可能な第2長辺アウタガイド、第2長辺インナリブが摺接可能な第2長辺アウタガイド、を含み、
第1長辺アウタリブの第1長辺アウタガイドと摺接する面と第1長辺インナリブの第1長辺インナガイドと摺接する面との間の距離を第1長辺リブ間距離とし、第1長辺アウタガイドの第1長辺アウタリブと摺接する面と第1長辺インナガイドの第1長辺インナリブと摺接する面との間の距離を第1長辺ガイド間距離とし、第2長辺アウタリブの第2長辺アウタガイドと摺接する面と第2長辺インナリブの第2長辺インナガイドと摺接する面との間の距離を第2長辺リブ間距離とし、第2長辺アウタガイドの第2長辺アウタリブと摺接する面と第2長辺インナガイドの第2長辺インナリブと摺接する面との間の距離を第2長辺ガイド間距離として、
第1長辺リブ間距離と第1長辺ガイド間距離の差が所定の値の範囲内にあり、第2長辺リブ間距離と第2長辺ガイド間距離の差が所定の値の範囲内にあるように、第1長辺アウタリブ、第1長辺インナタリブ、第1長辺アウタガイド、第1長辺インナガイド、が形成される、
ことを特徴とする押しボタン装置。 - リブが形成される第1部材、又は、第2部材は製造時の基準となる製造基準点が断面の中央部分に設定され、
第1長辺インナリブの第1長辺インナガイドとの摺接面と、第2長辺インナリブの第2長辺インナガイドとの摺接面とが、製造基準点を通り高さ方向に延びる製造基準線上に形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の押しボタン装置。 - ガイドが形成される第1部材、又は、第2部材は、一対の第1、第2長辺と一対の第1、第2短辺を有する略長方形断面を有する外周部材を有し、各ガイドは外周部材に付設され、外周部材の製造基準点が断面の中央部分に設定され、
第1長辺インナガイドの第1長辺インナリブとの摺接面と、第2長辺インナガイドの第2長辺インナリブとの摺接面とが、製造基準点を通り高さ方向に延びる製造基準線上に形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の押しボタン装置。 - 第1部材、又は、第2部材の第1長辺アウタリブの第1長辺アウタガイドとの摺接面が第1部材、又は、第2部材の一方の短辺の面と面一に、第2長辺アウタリブの第2長辺アウタガイドとの摺接面が第1部材、又は、第2部材の他方の短辺の面と面一に、形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の押しボタン装置。
- 各ガイドは、一対の第1、第2長辺と一対の第1、第2短辺を有する略長方形断面の外周部材に付設され、
第1長辺アウタガイドの第1長辺アウタリブとの摺接面とが第1部材、又は、第2部材の第1短辺の面と面一に形成され、第2長辺アウタガイドの第2長辺アウタリブとの摺接面とが第1部材、又は、第2部材の第2短辺の面と面一に形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の押しボタン装置。 - 第1部材、又は、第2部材の一方に第1短辺に第1短辺リブが、第2短辺に第2短辺リブが形成され、他方に第1短辺リブに摺接する第1短辺上側ガイドと第1短辺下側ガイド、および、第2短辺リブに摺接する第2短辺上側ガイドと第2短辺下側ガイドが設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の押しボタン装置。
- 第1長辺アウタリブと第1長辺インナリブが一体化され、第2長辺アウタリブと第2長辺インナリブが一体化されている、ことを特徴とする請求項1に記載の押しボタン装置。
- 第1長辺アウタガイドと第1長辺インナガイドが第1長辺アウタリブと第1長辺インナリブを挟むように配置され、第2長辺アウタガイドと第2長辺インナガイドが第2長辺アウタリブと第2長辺インナリブを挟むように配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載の押しボタン装置。
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JPH0424230A (ja) * | 1990-05-21 | 1992-01-28 | Okura Ind Co Ltd | 熱収縮性索状物 |
JP2003132760A (ja) * | 2001-10-26 | 2003-05-09 | Kojima Press Co Ltd | スイッチ構造 |
JP2003346591A (ja) * | 2002-05-28 | 2003-12-05 | Pioneer Electronic Corp | 押圧スイッチ |
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