JP2003346591A - 押圧スイッチ - Google Patents

押圧スイッチ

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JP2003346591A
JP2003346591A JP2002154024A JP2002154024A JP2003346591A JP 2003346591 A JP2003346591 A JP 2003346591A JP 2002154024 A JP2002154024 A JP 2002154024A JP 2002154024 A JP2002154024 A JP 2002154024A JP 2003346591 A JP2003346591 A JP 2003346591A
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pressing
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JP2002154024A
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Atsushi Iizuka
厚 飯塚
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性が低下することを防止できる押圧スイ
ッチを提供する。 【解決手段】 押圧スイッチ1は押圧部11と押圧部1
1をスライド自在に支持する案内部20を備えている。
押圧部11は平行部とこの平行部から機器本体4の内側
に向かって延びた延在部21を備えている。案内部20
は貫通孔と支持壁23とガイド突起26と第2のガイド
突起28を備えている。貫通孔は電子機器の前面パネル
7を貫通しており押圧部11を収容する。支持壁23は
貫通孔の縁に連なっている。又凹部24と凸部25と第
2の凸部27が設けられている。凹部24は延在部21
の壁22aから凹である。凸部25は延在部21の隅部
21aから凸である。第2の凸部27は凹部24の内縁
から凸である。ガイド突起26は支持壁23から凸でか
つ凸部25に接触する。第2のガイド突起28は支持壁
23から凸でかつ第2の凸部27の端面27aに接触す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、オーディ
オ装置などの電子機器に取り付けられる押圧スイッチに
関する。
【0002】
【従来の技術】自動車には、例えば、Compact Disk(以
下CDと呼ぶ)プレーヤや、MD(Mini disc)プレー
ヤ、AM/FMチューナなどの種々のカーオーディオ装
置が搭載される。前述したカーオーディオ装置として、
例えば、前記MDプレーヤとAM/FMチューナなどが
一つの筐体内に収容されて構成される電子機器が用いら
れている。
【0003】前述した電子機器は、扁平な箱状に形成さ
れた機器本体と、この機器本体内に収容されるMDとA
M/FMチューナを再生する再生機構などを備えてい
る。電子機器は、MDプレーヤとAM/FMチューナな
どを操作するための押圧スイッチを、機器本体の表面に
複数設けている。例えば、図9に示す押圧スイッチ10
1が用いられる。
【0004】図9に例示された押圧スイッチ101は、
電子機器102の機器本体104を貫通した貫通孔11
0内に収容されるとともに使用者などに押圧される押圧
部111と、前記貫通孔110の内縁に設けられかつ前
記押圧部111を機器本体104の表面104aから突
没する方向にスライド自在に支持する支持部112と、
前記押圧部111より機器本体104の内側に設けられ
た図示しない接点などを備えている。
【0005】押圧部111は、平面形状が矩形状に形成
されている。押圧部111の表面111aは、機器本体
104の表面104aと平行である。押圧部111の長
手方向は、機器本体104の幅方向に沿っている。押圧
部111の表面111aには、押圧スイッチ101の機
能などを示す印が形成されている。図10に示すよう
に、押圧部111の隅部それぞれに一対の突起114が
設けられている。
【0006】各隅部に設けられた一対の突起114のう
ち一方の突起114は、電子機器102の幅方向即ち押
圧部111の長手方向に沿って前記隅部から押圧部11
1の外方向に突出している。一方の突起114は、押圧
部111の機器本体104の表面104a寄りの端部に
設けられている。他方の突起114は、電子機器102
の厚み方向即ち押圧部111の幅方向に沿って前記隅部
から押圧部111の外方向に突出している。
【0007】前記支持部112は、前記貫通孔110の
内縁に連なる壁116を複数備えている。これらの壁1
16は、前記押圧部111の外縁と間隔をあけて相対し
ているとともに、押圧部111の外縁と平行である。ま
た、前述した壁116は、機器本体104の表面104
aに直交する方向に沿って貫通孔110の内縁から機器
本体104の内側に向かって延びている。
【0008】また、壁116の両端には、支持壁117
が設けられている。支持壁117は、壁116と平行で
あるとともに、壁116から貫通孔110の内側に向か
って突出している。支持壁117には、図10に示すよ
うに、それぞれ、突起114が接触している。
【0009】前述した接点は、機器本体104の表面1
04aから突出する方向に押圧部111を付勢してい
る。接点は、押圧部111の表面111aが機器本体1
04の表面104aから突出した状態で、開いている。
接点は、押圧部111が機器本体104の内側に押され
ることにより、閉じる。
【0010】前述した構成の押圧スイッチ101は、前
記支持壁117と突起114とが接触することにより、
押圧部111を機器本体104の表面104aに直交す
る方向に沿ってスライド自在としている。押圧部111
を接点の付勢力に抗して、機器本体104の内側に押す
ことにより、押圧スイッチ101は、前述したMDプレ
ーヤやAM/FMチューナなどを操作するための各種の
信号を接点から出力する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の押圧ス
イッチ101の構成では、押圧部111の厚みより押圧
部111の長さが非常に長い。このため、図11中の矢
印S2で示すように、押圧部111の長手方向の一端部
111bを押すと、機器本体104の表面104aに対
し押圧部111の表面111aが傾いた状態で、押圧部
111が機器本体104の内側に向かって押されること
がある。
【0012】このとき、使用者が、押圧部111の押圧
を止めて、接点の付勢力により押圧部111が機器本体
104の外方向に向かって押される際に、前記表面10
4a,111aが交差した状態で、前記突起114と支
持壁117とが引っかかることがあった。この場合、接
点の付勢力により押圧部111の表面111aが機器本
体104の表面104aから突出する状態に戻ることが
困難となって、操作性が低下する傾向となっていた。
【0013】したがって、本発明の目的は、操作性が低
下することを防止できる押圧スイッチを提供することに
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載の本発明の押圧スイッ
チは、機器本体に設けられ、押圧操作される押圧部と、
前記押圧部を前記機器本体の表面に交差する前後方向に
スライド自在に支持するとともに、前記押圧部を前記前
後方向に案内する案内部と、を備えた押圧スイッチにお
いて、前記押圧部は、前記前後方向に交差する断面形状
が矩形状に形成され、前記案内部は、前記機器本体に設
けられており、前記押圧部の長手方向の両端でかつ前記
前後方向における機器本体の表面寄りの前記押圧部の第
1の部位と、前記押圧部の長手方向の中央部でかつ前記
前後方向に平行であるとともに前記押圧部の長手方向に
直交する方向に沿って平坦な前記前後方向における前記
機器本体の内側寄りの前記押圧部の第2の部位と、に接
触する構造であることを特徴としている。
【0015】請求項2に記載の本発明の押圧スイッチ
は、請求項1に記載の押圧スイッチにおいて、前記押圧
部は、長手方向の中央に凹部を設けており、前記第1の
部位は、前記押圧部の長手方向の両端の機器本体の表面
寄りの箇所から該押圧部の長手方向に沿って突出した凸
部であり、前記第2の部位は、前記凹部の内縁の前記機
器本体の内側寄りの箇所から押圧部の長手方向に沿って
突出した第2の凸部の端面であり、前記案内部は、前記
機器本体の表面に開口しかつ前記押圧部を収容する貫通
孔と、前記貫通孔の縁に連なりかつ前記前後方向と平行
な支持壁と、前記支持壁から前記貫通孔の内側に向かっ
て突出しかつ前記第1の凸部に接触するガイド突起と、
前記支持壁から前記貫通孔の内側に向かって突出しかつ
前記第2の凸部の端面に接触する第2のガイド突起と、
を備えたことを特徴としている。
【0016】請求項3に記載の本発明の押圧スイッチ
は、請求項2に記載の押圧スイッチにおいて、前記第2
のガイド突起は、前記支持壁の前記機器本体の内側寄り
の端部に設けられていることを特徴としている。
【0017】請求項1に記載された本発明によれば、案
内部は、押圧部の長手方向の両端の機器本体の表面寄り
の第1の部位と、押圧部の長手方向の中央部の機器本体
の内側寄りの第2の部位に接触する。このため、押圧部
の長手方向の端部を機器本体の内側に向かって押して
も、前述した接触が機器本体の上方からみて押圧部の端
部の領域において対角線上に作用する。このため、押圧
部の回転動作を抑制できる。なお、機器本体の前後方向
は、機器本体の表面に交差(直交)する方向である。
【0018】請求項2に記載された本発明によれば、案
内部は、押圧部の長手方向の両端から突出した凸部に接
触するガイド突起と、延在部の長辺部から凹の凹部の内
縁から突出した第2の凸部の端面に接触する第2のガイ
ド突起とを備えている。凸部は機器本体の表面寄りの箇
所に設けられ、第2の凸部は機器本体の内側寄りの箇所
に設けられている。
【0019】このため、押圧部の長手方向の一端部を押
すと、この一端部側の凸部がガイド突起に接触するとと
もに、一端部側の第2の凸部が第2のガイド突起に接触
する。そして、これらの接触が機器本体の上方からみて
押圧部の一端部の領域において対角線上に作用する。こ
のため、押圧部の回転動作を抑制でき、押圧部の表面が
機器本体の表面に対して傾くことを防止できる。
【0020】請求項3に記載された本発明によれば、第
2のガイド突起は、支持壁の機器本体の内側寄りの端部
に設けられている。このため、押圧部の長手方向の一端
部を押すと、この一端部側の第2の凸部と第2のガイド
突起とが確実に接触するため、これらの接触が機器本体
の上方からみて押圧部の端部の領域において対角線上に
作用する。このため、押圧部の回転動作を抑制でき、押
圧部の表面が機器本体の表面に対して傾くことをより確
実に防止できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態にかか
る押圧スイッチを、図1ないし図7を参照して説明す
る。押圧スイッチ1は、例えば、図1及び図2に示す電
子機器2に用いられる。電子機器2は、例えば、移動体
としての自動車のインストルメントパネル(以下インパ
ネと呼ぶ)に装着される。
【0022】電子機器2は、記録媒体としてのMD(Mi
ni disc)を収容して、該MDに記憶された情報を再生
して音声として出力するMDプレーヤや、AM/FM放
送電波を受信して、その受信した情報を音声として出力
するAM/FMチューナなどを備えている。
【0023】電子機器2は、図1に示すように、機器本
体4と、この機器本体内に収容されたMDプレーヤやA
M/FMチューナなどを備えている。機器本体4は、扁
平な箱状に形成されたケース部6と、ケース部6の図1
中手前側に取り付けられる前面パネル7とを備えてい
る。
【0024】前面パネル7の表面7aには、図1及び図
2に示すように、前記ケース部6即ち機器本体4の内側
にMDを挿入したり、機器本体4内に収容されたMDを
排出するための挿入口8が開口している。挿入口8の平
面形状は、矩形状に形成されている。挿入口8の長手方
向は、電子機器2の幅方向に沿っている。挿入口8は、
電子機器2の厚み方向に沿った幅がMDの厚みより大き
くかつ電子機器2の幅方向に沿った幅がMDの幅より大
きく形成されている。なお、前面パネル7の表面7a
は、本明細書に記した機器本体4の表面をなしている。
【0025】前面パネル7の表面7aには、前述した押
圧スイッチ1と、ダイヤルスイッチ9とが複数取り付け
られている。これらのスイッチ1,9は、MDプレーヤ
やAM/FMチューナなどを操作するために用いられ
る。
【0026】押圧スイッチ1は、図3に示すように、電
子機器2の機器本体4に設けられかつ使用者などに押圧
操作されることにより前面パネル7の表面7aに交差す
る方向にスライドする押圧部11と、前記押圧部11よ
り機器本体4の内側に設けられた図示しない接点と、前
記押圧部11を前面パネル7の表面7aに交差する方向
(図3中の矢印Sで示す)にスライド自在に支持すると
ともに前記押圧部11を矢印Sに案内する案内部20と
を備えている。なお、矢印Sは、本明細書に記した機器
本体4の前後方向をなしている。即ち、機器本体4の前
後方向とは、機器本体4の表面即ち前面パネル7の表面
7aに交差(直交)する方向であり、図示例では、MD
を出し入れする方向である。
【0027】押圧部11は、機器本体4に設けられてお
り、案内部20の後述する貫通孔10内に収容されてい
る。押圧部11は、案内部20により図3中矢印Sで示
す前面パネル7の表面7a即ち機器本体4の表面に直交
する方向に沿って、スライド自在に支持されている。押
圧部11は、矢印Sに沿ってスライドすることで、後述
の平行部13の表面13aが前面パネル7の表面7aに
直交する方向に沿ってスライドする。本明細書では、表
面13aが前面パネル7の表面7a即ち機器本体4の表
面から突没することを前記押圧部11が機器本体4の前
後方向にスライドするという。即ち、矢印Sは、押圧部
11がスライドする方向である。
【0028】押圧部11は、表面13aが前面パネル7
の表面7a即ち機器本体4の表面と平行な平行部13
と、この平行部13に連なりかつこの平行部13から貫
通孔10を通って機器本体4の内側に向かって延在した
延在部21と、を備えている。このため、押圧部11は
貫通孔10内に収容されている。平行部13の表面13
aは、平面形状が多角形としての矩形状に形成されてい
る。平行部13の長手方向は、機器本体4の幅方向に沿
っている。平行部13の表面13aには、図1および図
2に示すように、押圧スイッチ1の機能などを示す印1
5が形成されている。平行部13の長手方向の長さL
(図2に示す)は、この平行部13の厚みW(図2に示
す)より十分に長い。
【0029】延在部21は、図4ないし図6に示すよう
に、平行部13の外縁それぞれに連なる複数の壁22を
備えている。このため、延在部21即ち押圧部11は、
矢印Sに交差(直交)する断面形状が矩形状に形成され
ている。壁22は、平行部13の表面13aに対し直交
する方向に沿って前記外縁から機器本体4の内側に向か
って延びている。このため、延在部21は、壁22を四
つ備えている。
【0030】これら四つの壁22のうち機器本体4の厚
み方向に沿って互いに間隔をあけて相対する一対の壁2
2(以下符号22aで示す)は、機器本体4の幅方向に
沿って互いに間隔をあけて相対する一対の壁22(以下
符号22bで示す)より、十分に長い。機器本体4の厚
み方向に沿って互いに間隔をあけて相対する一対の壁2
2aは、延在部21の長辺部をなしている。機器本体4
の幅方向に沿って互いに間隔をあけて相対する一対の壁
22bは、延在部21の短辺部をなしている。
【0031】前述した接点は、前面パネル7の表面7a
から突出する方向に押圧部11を付勢している。接点
は、押圧部11の平行部13の表面13aが前面パネル
7の表面7aから突出した状態で、開いている。接点
は、押圧部11の平行部13の表面13aが機器本体4
の内側に押されることにより、閉じる。
【0032】また、前記長辺部をなす一対の壁22aに
は、凹部24が設けられている。凹部24は、壁22a
の表面から凹である。凹部24は、前記長辺部をなす一
対の壁22aそれぞれの延在部21の長手方向即ち機器
本体4の幅方向の中央に設けられている。こうして、凹
部24は、押圧部11の長手方向の中央に設けられてい
る。
【0033】案内部20は、図4ないし図6に示すよう
に、貫通孔10と、支持壁23と、支持壁23の両端部
に設けられたガイド突起26と、第2のガイド突起28
とを備えている。貫通孔10は、前面パネル7を貫通し
ており、平面形が矩形状に形成されている。即ち、貫通
孔10は、前面パネル7の表面7aに開口している。
【0034】支持壁23は、複数設けられている。支持
壁23は、それぞれ平板状に形成されており、矩形状の
貫通孔10の縁それぞれに連なっている。支持壁23
は、前面パネル7の表面7aに直交する方向(矢印S)
に沿って、貫通孔10の内縁から機器本体4の内側に延
びている。このため、支持壁23は、四つ設けられてい
る。これらの支持壁23は、枠状をなしている。
【0035】これらの支持壁23は、延在部21の壁2
2の外面と間隔をあけて相対しているとともに、延在部
21の壁22の外面即ち矢印Sと平行である。支持壁2
3は、延在部21の壁22と間隔をあけて相対しかつ平
行であることにより、押圧部11を矢印Sに沿って前面
パネル7の表面7aに対し交差(直交)方向にスライド
自在に支持する。
【0036】又、延在部21の各隅部21aには、凸部
25が設けられている。凸部25は、延在部21の各隅
部21aに一対ずつ設けられている。一方の凸部25
(以下符号25aで示す)は、前述した隅部21aでか
つ延在部21の長手方向の両端から延在部21の長手方
向即ち機器本体4の幅方向に沿って、延在部21の外方
向に突出している。一方の凸部25aは、延在部21の
平行部13寄りの端部のみに設けられている。このた
め、一方の凸部25aは、前記延在部21の平行部13
から離れた側即ち機器本体4の内側寄りの端部には設け
られていない。こうして、一方の凸部25aは、押圧部
11の長手方向の両端でかつ矢印Sにおける押圧部11
の前面パネル7の表面7a寄りの箇所に位置し、押圧部
11の長手方向の両端の前面パネル7の表面7a寄りの
箇所から、該押圧部11の長手方向に沿って突出してい
る。一方の凸部25aは、本明細書に記した凸部と第1
の部位との双方をなしている。
【0037】他方の凸部25(以下符号25bで示す)
は、前述した隅部21aでかつ延在部21の幅方向の両
端即ち長辺部をなす一対の壁22aから延在部21即ち
機器本体4の厚み方向に沿って、延在部21の外方向に
突出している。
【0038】ガイド突起26は、支持壁23それぞれの
両端部に設けられている。ガイド突起26は、支持壁2
3の内面から貫通孔10の内側に向かって突出してい
る。ガイド突起26は、矢印Sの前記支持壁23の全長
に亘って設けられている。
【0039】四つの支持壁23のうち短い方の一対の支
持壁23の両端部から突出したガイド突起26(以下符
号26aで示す)は、前述した一方の凸部25aと接触
する。すなわち、延在部21の長手方向即ち機器本体4
の幅方向に沿って間隔をあけた一対の支持壁23から突
出したガイド突起26aは、一方の凸部25aと接触す
る。これらのガイド突起26aは、本明細書に記したガ
イド突起をなしている。四つの支持壁23のうち長い方
の一対の支持壁23の両端部から突出したガイド突起2
6(以下符号26bで示す)は、前述した他方の凸部2
5bと接触する。
【0040】又、凹部24の内縁には、第2の凸部27
が設けられている。第2の凸部27は、前記凹部24の
内縁から延在部21の長手方向即ち機器本体4の幅方向
に沿って突出している。第2の凸部27は、凹部24の
内縁でかつ延在部21の平行部13から離れた側即ち機
器本体4の内側寄りの端部に設けられている。こうし
て、第2の凸部27は、前記凹部24の内縁の機器本体
4の内側寄りの箇所から押圧部11の長手方向に沿って
突出している。又、第2の凸部27の端面27aは、押
圧部11の長手方向の中央部に設けられており、矢印S
と平行でかつ押圧部11の長手方向に直交する方向に沿
って平坦である。第2の凸部27の端面27aは、矢印
Sにおける押圧部11の機器本体4の内側寄りの箇所に
位置している。第2の凸部27の端面27aは、本明細
書に記した第2の部位をなしている。
【0041】第2のガイド突起28は、四つの支持壁2
3のうち長い方の一対の支持壁23それぞれに二つずつ
設けられている。即ち、第2のガイド突起28は、前述
した長辺部をなす一対の壁22aに相対する一対の支持
壁23それぞれに二つずつ設けられている。第2のガイ
ド突起28は、支持壁23から貫通孔10の内側に向か
って突出している。第2のガイド突起28は、前記支持
壁23から第2の凸部27間に向かって突出している。
長い方の支持壁23に設けられた二つの第2のガイド突
起28は、延在部21の長手方向即ち機器本体4の幅方
向に沿って互いに間隔をあけている。ガイド突起28
は、互いに平行である。第2のガイド突起28は、支持
壁23の矢印Sの全長に亘って設けられている。第2の
ガイド突起28は、矢印Sに沿って延びている。第2の
ガイド突起28は、それぞれ、第2の凸部27の端面2
7aと接触する。即ち、短い方の一方の支持壁23寄り
の第2の凸部27の端面27aと第2のガイド突起28
とが接触し、他方の支持壁23寄りの第2の凸部27の
端面27aと第2のガイド突起28とが接触する。
【0042】なお、前述した図3ないし図6では、壁2
2と凸部25との境界を点線で示している。しかしなが
ら、壁22と凸部25とは一体であり、実際にはこれら
の間に境界は存在しない。また、支持壁23とガイド突
起26との境界を図3では一点鎖線、図4ないし図6で
は点線で示している。しかしながら、支持壁23とガイ
ド突起26とは一体であり、実際にはこれらの間に境界
は存在しない。
【0043】前述した構成の押圧スイッチ1は、凸部2
5とガイド突起26とが接触しかつ第2の凸部27の端
面27aと第2のガイド突起28とが接触することによ
り、押圧部11を前面パネル7の表面7aに直交する矢
印Sに沿ってスライド自在としている。押圧部11を接
点の付勢力に抗して、図7に示すように、機器本体4の
内側に押すことにより、押圧スイッチ1は、前述したM
DプレーヤやAM/FMチューナなどを操作するための
各種の信号を接点から出力する。
【0044】前述した構成によれば、図4ないし図6に
示すように、一方の凸部25aとガイド突起26aとが
接触しかつ第2の凸部27の端面27aと第2のガイド
突起28とが互いに接触している。このように、案内部
20は、一方の凸部25aと第2の凸部27の端面27
aに接触する構造である。このため、図3中に矢印S1
で示すように、平行部13即ち押圧部11の長手方向の
一端部13bを機器本体4の内側に押すと、特に、一端
部13b寄りの一方の凸部25aとガイド突起26aと
が接触しかつ第2の凸部27の端面27aと第2のガイ
ド突起28とが接触しているため、それらの接触が機器
本体4の上方からみて延在部21の長手方向の中央から
左側の領域において、対角線上に作用することとなり押
圧部11の回転動作が抑制される。よって、押圧部11
の平行部13の表面13aと前面パネル7の表面7aと
が互いに傾くことを防止できるとともに、押圧部11を
矢印Sに沿って確実にスライドさせることができる。
【0045】本実施形態によれば、押圧部11の平行部
13の長手方向の一端部13bを押すと、この一端部1
3b側の一方の凸部25aがガイド突起26aに接触す
る。さらに、他端部13c(図3および図7に示す)側
の第2の凸部27の端面27aと第2のガイド突起28
とが互いに離れる。このため、一端部13b側の第2の
凸部27の端面27aが第2のガイド突起28に確実に
接触する。したがって、押圧部11の平行部13の表面
13aが前面パネル7の表面7aに対して傾くことを防
止できる。
【0046】このため、前面パネル7の表面7aに対し
平行部13の表面13aが傾くことなく、押圧部11を
機器本体4にスライドできる。このため、前面パネル7
の表面7aに対し平行部13の表面13aが傾いた状態
で、凸部25aとガイド突起26aとが引っかかること
を防止できる。したがって、操作性が低下することを防
止できる。
【0047】前述した実施形態では、自動車などに装備
されかつ記録媒体としてMDを収容する電子機器2に用
いている。しかしながら、本発明では、MDに限定する
ことなく、CD、CD−ROM、DVD(Digital Vers
atile Disc)、DVD―ROMなどの各種の記録媒体を
収容する電子機器に適用できることは勿論である。さら
に、本発明は、各種の電子機器に適用できることは勿論
である。
【0048】また、前述した実施形態では、第2のガイ
ド突起28を矢印Sの全長に亘って支持壁23に設けて
いる。しかしながら、本明細書では、図8に示すよう
に、第2のガイド突起28を、支持壁23の機器本体4
の内側寄りの端部のみに設けても良い。この場合、押圧
部11の平行部13の長手方向の一端部13bを押す
と、他端部13c寄りの第2の凸部27と第2のガイド
突起28とが確実に互いに離れるとともに、一端部13
b側の第2の凸部27と第2のガイド突起28とが確実
に接触する。このため、前述した接触が機器本体4の上
方からみて延在部21の長手方向の中央から左側の領域
において対角線上に作用することとなり押圧部11の回
転動作が抑制される。
【0049】したがって、押圧部11の平行部13の表
面13aが前面パネル7の表面7aに対して傾くことを
より確実に防止できる。このため、前面パネル7の表面
7aに対し押圧部11の平行部13の表面13aが傾い
た状態で凸部25aとガイド突起26aとが引っかかる
ことを防止できる。したがって、操作性が低下すること
をより確実に防止できる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の本
発明によれば、押圧部の長手方向の端部を押すと、案内
部が押圧部の長手方向の両端の機器本体の表面寄りの第
1の部位と、押圧部の長手方向の中央部の機器本体の内
側寄りの第2の部位に接触する。このため、押圧部の長
手方向の端部を機器本体の内側に向かって押しても、前
述した接触が機器本体の上方からみて押圧部の端部の領
域において対角線上に作用する。
【0051】このため、押圧部の回転動作を抑制でき、
押圧部の表面が機器本体の表面に対して傾くことを防止
できる。このため、機器本体の表面に対し押圧部の表面
が傾くことなく、押圧部を機器本体にスライドできる。
このため、機器本体の表面に対し押圧部の表面が傾いた
状態で凸部とガイド突起とが引っかかることを防止でき
る。したがって、操作性が低下することを防止できる。
【0052】請求項2に記載の本発明によれば、凸部が
機器本体の表面寄りの箇所に設けられ、第2の凸部が機
器本体の内側寄りの箇所に設けられている。このため、
押圧部の長手方向の端部を機器本体の内側に向かって押
しても、凸部とガイド突起との接触と、第2の凸部の端
面と第2のガイド突起との接触が機器本体の上方からみ
て押圧部の端部の領域において対角線上に作用する。
【0053】このため、機器本体の表面に対し押圧部の
表面が傾くことなく、押圧部を機器本体にスライドでき
る。このため、機器本体の表面に対し押圧部の表面が傾
いた状態で凸部とガイド突起とが引っかかることを防止
できる。したがって、操作性が低下することを防止でき
る。
【0054】請求項3に記載の本発明によれば、第2の
ガイド突起は、支持壁の機器本体の内側寄りの端部に設
けられている。このため、押圧部の長手方向の一端部を
押すと、この一端部側の第2の凸部と第2のガイド突起
とが確実に接触するとともに、他端部側の第2の凸部と
第2のガイド突起とが互いに離れる。したがって、押圧
部の表面が機器本体の表面に対して傾くことをより確実
に防止できる。このため、機器本体の表面に対し押圧部
の表面が傾いた状態で凸部とガイド突起とが引っかかる
ことを防止できる。したがって、操作性が低下すること
をより確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる押圧スイッチを備
えた電子機器の斜視図である。
【図2】図1に示された電子機器の正面図である。
【図3】図2中のIII−III線に沿う断面図であ
る。
【図4】図3中のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図3中のV−V線に沿う断面図である。
【図6】図3中のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】図3に示された押圧スイッチの押圧部が機器本
体の内側に押された状態を示す断面図である。
【図8】本発明の押圧スイッチの変形例を示す断面図で
ある。
【図9】従来の押圧スイッチの断面図である。
【図10】図9中のX−X線に沿う断面図である。
【図11】図9に示された押圧スイッチの押圧部の表面
が機器本体の表面に対し傾いた状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 押圧スイッチ 2 電子機器 4 機器本体 7a 表面(機器本体の表面) 10 貫通孔 11 押圧部 13 平行部 13a 表面 20 案内部(案内手段) 21 延在部 22a 壁(長辺部) 23 支持壁 24 凹部 25a 一方の凸部(凸部、第1の部位) 26,26a ガイド突起 27 第2の凸部 27a 端面(第2の部位) 28 第2のガイド突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体に設けられ、押圧操作される押
    圧部と、 前記押圧部を前記機器本体の表面に交差する前後方向に
    スライド自在に支持するとともに、前記押圧部を前記前
    後方向に案内する案内部と、を備えた押圧スイッチにお
    いて、 前記押圧部は、前記前後方向に交差する断面形状が矩形
    状に形成され、 前記案内部は、前記機器本体に設けられており、 前記押圧部の長手方向の両端でかつ前記前後方向におけ
    る機器本体の表面寄りの前記押圧部の第1の部位と、 前記押圧部の長手方向の中央部でかつ前記前後方向に平
    行であるとともに前記押圧部の長手方向に直交する方向
    に沿って平坦な前記前後方向における前記機器本体の内
    側寄りの前記押圧部の第2の部位と、 に接触する構造であることを特徴とする押圧スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記押圧部は、長手方向の中央に凹部を
    設けており、 前記第1の部位は、前記押圧部の長手方向の両端の機器
    本体の表面寄りの箇所から該押圧部の長手方向に沿って
    突出した凸部であり、 前記第2の部位は、前記凹部の内縁の前記機器本体の内
    側寄りの箇所から押圧部の長手方向に沿って突出した第
    2の凸部の端面であり、 前記案内部は、 前記機器本体の表面に開口しかつ前記押圧部を収容する
    貫通孔と、 前記貫通孔の縁に連なりかつ前記前後方向と平行な支持
    壁と、 前記支持壁から前記貫通孔の内側に向かって突出しかつ
    前記第1の凸部に接触するガイド突起と、 前記支持壁から前記貫通孔の内側に向かって突出しかつ
    前記第2の凸部の端面に接触する第2のガイド突起と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の押圧スイッ
    チ。
  3. 【請求項3】 前記第2のガイド突起は、前記支持壁の
    前記機器本体の内側寄りの端部に設けられていることを
    特徴とする請求項2記載の押圧スイッチ。
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