JPH0424230A - 熱収縮性索状物 - Google Patents

熱収縮性索状物

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Publication number
JPH0424230A
JPH0424230A JP13158790A JP13158790A JPH0424230A JP H0424230 A JPH0424230 A JP H0424230A JP 13158790 A JP13158790 A JP 13158790A JP 13158790 A JP13158790 A JP 13158790A JP H0424230 A JPH0424230 A JP H0424230A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
synthetic resin
shrinkable
cord
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13158790A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Kajitani
孝啓 梶谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okura Industrial Co Ltd
Original Assignee
Okura Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Okura Industrial Co Ltd filed Critical Okura Industrial Co Ltd
Priority to JP13158790A priority Critical patent/JPH0424230A/ja
Publication of JPH0424230A publication Critical patent/JPH0424230A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Package Frames And Binding Bands (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の合成樹脂繊維状物から構成されたこと
を特徴とする、加熱収縮することによって物品を強固に
結束することができる素状物に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、物品を結束するための素状物としては、天然繊維
状物や高度に延伸された合成樹脂繊維状物を複数撚り合
わせたり編み合わせたものが、その強度を活かし、使用
されている。しかしながら、この種の素状物をもちいて
物品を結束する場合には、結び目を形成する際にどうし
ても多少緩みが生じてしまい強固な結束が達成できない
という不都合が生じていた。また、延伸された合成樹脂
の熱収縮性を利用して物品を結束する材料として、合成
樹脂製の熱収縮性テープがある。該熱収縮性テープによ
り物品を結束する場合、あらかじめ緩めに物品を結束し
た後に、加熱することにより該テープを収縮させる。こ
れにより比較的タイトな結束が得られる。しかしながら
、該熱収縮性テープは、断面積が小さいため熱収縮時に
発現する収縮力が弱く、強い結束力が得られなかった。
このため、重量の重いもの等を結束するような強い結束
力を必要とする場合には不適当であった。また、該熱収
縮性テープにおいて、収縮力を強めるために厚みを増す
ことは製造技術土建しかった。さらに、係る熱収縮性テ
ープは物品の角部等において傷が発生し易く、−旦傷が
発生するとそこから破れが徂帽し切断し易いという問題
点があった。
〔本発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、物品を緩み無く強固に結束することができ、
しかも、容易に破断しない素状物を提供するものである
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者は上記問題点を解決するために鋭意検討し、遂
に本発明に到達したものである。
すなわち、本発明は、複数の合成樹脂繊維状物から構成
されたことにより、物品を緩み無く強固に結束すること
ができ、容易に破断しない熱収縮性素状物である。
本発明の素状物を構成する合成樹脂繊維状物は、一般に
繊維と呼ばれている極細い糸状のものに限定されるもの
ではなく、比較的断面積の大きい糸状もの、あるいはフ
ィルムをテープ状にスリットしたもの等も含む。すなわ
ち、本発明の素状物を構成する合成樹脂繊維状物は応力
を伴う熱収縮性を有し、適当な引張強度を有するもので
あれば、その太さおよび断面形状により特に限定されな
い。
本発“明の素状物は、複数のそれ自身熱収縮性を有する
合成樹脂繊維状物から構成されるが、一種類の合成樹脂
から製造された繊維状物だけから構成される必要はなく
、種類の異なる合成樹脂から得られた繊維状物を任意の
割合で組み合わせて用いることもできる。
複数のそれ自身熱収縮性を有する合成樹脂繊維状物から
本発明の素状物を製造する方法は特に限定されず、綱、
撚糸、あるいは紐等と一般に呼祢されている従来の素状
物を繊維状物から製造する方法がそのまま用いられる。
たとえば、本発明の素状物は、それ自身熱収縮性を有す
る合成樹n繊維状物を集めて撚を加えることにより得ら
れる。
また、このようにして得られたものを数本ないし数1o
本集めて逆の撚を加えることにより、さらに太い素状物
を得ることができる。さらにこれを数本撚り合わしたり
、組紐構造とすることも可能である。
本発明の素状物は、複数のそれ自身熱収縮性を有する合
成樹n繊維状物から構成されていることに起因“する次
のような利点を有する。まず、収縮力の強化は、前記熱
収縮性テープの場合のように、厚みを増加させる上での
技術的な困難さを伴うことなく、構成繊維状物の数を増
すことにより容易に達成することができる。すなわち、
加熱収縮時に、各構成繊維状物毎に生じる収縮力が加算
され、全体として大きな収縮力を発現するので、物品を
強固に緩みなく結束し得る。また、たとえ素状物を構成
する一部の繊維状物が切断しても、他の繊維状物には切
断が容易に伝幡しないため破断し難い。
本発明の素状物の熱収縮率、熱収縮力、あるいは引張強
度等の性質は、これを構成する繊維状物の原料の種類及
び製造方法によって主に決定され、繊維状物の撚り方や
組み方等の素状物の構成方法によって影響を受ける。
本発明の素状物を構成するそれ自身熱収縮性を有する合
成樹脂繊維状物は、直接繊維状のものとして製造するか
、あるいはまず流れ方向に熱収縮性を有するフィルムと
して製造したのち、流れ方向に連続的に切断して製造す
ることができる。直接繊維状物として製造する場合にお
いても、まず流れ方向に熱収縮性を有するフィルムとし
て製造する場合においても、それらの製造方法は特に限
定されないが、例えて挙げれば以下のような方法がある
。すなわち、最初の工程として、まず原料の合成樹脂を
溶融法あるいは溶液法により繊維状物化またはフィルム
化する。次に、適当な温度下において適当な倍率に延伸
する。通常この工程は表面速度を異にする2対あるいは
複数のロール間に前工程で得られた繊維状物またはフィ
ルムを通じることによって行なう。またこの際、延伸は
用いられる合成樹脂のガラス転移温度以上融点以下の温
度で行なうが、低すぎると破断し易いため連続延伸し難
く、高すぎると分子が十分配向せず十分な熱収縮性が得
られない。さらに、延伸倍率も低すぎると分子が十分配
向しないため十分な熱収縮性が得られず、高すぎると過
延伸状態となり同様に熱収縮性が低下する。延伸工程の
後、必要に応じて、内部歪の緩和が起こらない程度の控
えめな熱処理を延伸温度より低い温度に於いて行なうこ
ともできる。これにより、室温付近における自然収縮を
防止することができる。尚、熱収縮性を有しない従来の
合成樹脂素状物を構成する繊維状物の場合には、延伸に
際してうけた内部歪の緩和を十分図り、分子構造を安定
化させ、温度による寸法変化をなくすために、完全な熱
処理が行なわれる。前記製造方法によって得られたフィ
ルムは流れ方向に連続的に切断され、繊維状物とされる
このようにして得られた合成樹脂繊維状物は、熱収縮性
を有すると同時に高い強度を持つ。
本発明で使用される合成樹脂は、繊維状物化および延伸
の可能なものであれば特に限定されないが、熱収縮時に
できるだけ高い応力を発現し、しかも熱収縮後に熱収縮
応力の緩和ができるだけ夕ないものが望ましい。例えば
、架橋ポリエチレン、架橋エチレン酢酸ビニル共重合体
、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリエチ
レンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ナイロン
6等のポリアミド系樹脂等が挙げられる。
本発明の熱収縮性素状物による物品の結束は、たとえば
以下のような方法によって行なわれる。
すなわち、まず、物品を該素状物によりラフに結束する
。次に該結束体を加熱する。加熱する手段は特に限定さ
れないが、熱風、蒸気、熱水、赤外線、高周波、あるい
はマイクロ波等により加熱することができる。加熱によ
り該素状物が応力を伴う熱収縮を起こし、より強固に緩
みなく結束された物品が得られる。
〔実施例〕
以下、実施例によって本発明を更に具体的に詳述するが
、熱論、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 ポリプロピレン樹脂(密度0.900.  溶融係数3
.0)を押呂機を用い環状グイより温度200℃で押出
し、冷水にて急冷固化させ、厚み120μmのシートを
得た。次に、このシートを、加熱ロールを兼ねた回転ロ
ール(表面速度4 m / min、温度100℃)、
冷却ロールを兼ねた回転ロール(表面速度24m/mi
n、温度20℃)の順番に通し、6倍に延伸し、厚み2
0μmのフィルムとした。さらに、このフィルムを巾3
mmで流れ方向にスリットした。このようにして得られ
たテープ状の繊維状物30本を撚り合わし、さらにこれ
を3本集め逆の撚を与えることにより素状物を得た。
該素状物により缶ビール6缶をまず緩めに結束したのち
、120℃熱風中で10秒加熱することにより、緩みの
ない強固な結束体が得られた。
〔発明の効果〕
前記の如く、本発明の複数のそれ自身熱収縮性を有する
合成樹脂繊維状物から構成された熱収縮性素状物は、複
数の繊維状物から構成されるため、構成繊維状物の数を
増すことにより容易に収縮力を高めることができる。す
なわち、加熱収縮時に、各構成繊維状物毎に生じる収縮
力が加算され、全体として大きな収縮力を発現するので
、物品を強固に緩みなく結束することができる。また、
たとえ素状物を構成する一部の繊維状物が切断しても、
他の繊維状物には切断が伝幡しないため破断しにくいも
のである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数の合成樹脂繊維状物から構成されたことを特徴とす
    る熱収縮性索状物
JP13158790A 1990-05-21 1990-05-21 熱収縮性索状物 Pending JPH0424230A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13158790A JPH0424230A (ja) 1990-05-21 1990-05-21 熱収縮性索状物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13158790A JPH0424230A (ja) 1990-05-21 1990-05-21 熱収縮性索状物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0424230A true JPH0424230A (ja) 1992-01-28

Family

ID=15061543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13158790A Pending JPH0424230A (ja) 1990-05-21 1990-05-21 熱収縮性索状物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0424230A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007200799A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Kojima Press Co Ltd 押しボタン装置
JP2011137278A (ja) * 2009-12-04 2011-07-14 Adeka Corp ポリエステル繊維
JP2016108027A (ja) * 2014-12-08 2016-06-20 東洋紡Stc株式会社 熱収縮繊維からなる包装用糸条、組み物または布帛およびそれらを用いた包装方法

Cited By (3)

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