JP2007199755A - 設計情報管理方法およびシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】上流工程の設計情報が下流工程の設計情報へ展開されているか、確実には確認できない。
【解決手段】設計情報管理システムは、ソフトウェア成果物の記述ルールに基づいて、ソフトウェア成果物を格納する成果物格納部107と、設計情報や設計情報間の関連情報を記憶する設計情報格納部104を備える。さらに、ソフトウェア成果物から設計情報識別ID及び設計情報と、上流ソフトウェア成果物との関連を表す設計情報識別IDを抽出する機能を有し、ソフトウェア成果物内の設計情報を設計情報識別ID単位に格納し、かつソフトウェア成果物内の設計情報識別ID間の関連を格納する設計情報解析部110を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ソフトウェア開発における設計情報と設計情報間の関連を管理する設計情報管理方法およびシステムに関する。
ソフトウェア開発における国際規格(IEC61508、EN50128)では、システムの品質を確保するために「要求仕様が設計書、プログラム、テスト項目に漏れなく展開されていることが検証できること」と定められている。
従来、要求仕様が正しく下流工程へ展開されているか確認するには、ソフトウェア成果物に対し、関連図書として下流工程のソフトウェア成果物の名称を記述し、その関連情報を辿ることにより、下流工程のソフトウェア成果物の設計情報を確認していた。しかし、下流工程のソフトウェア成果物の記載個所を特定することはできなかった。
このため、特許文献1では、ソフトウェア成果物に記述した設計情報に設計情報識別IDを付け、縦軸と横軸に設計情報識別IDを記述し、縦軸と横軸の交差点に手作業でマークを付けたクロスリファレンス表を作成して設計情報識別ID間の関連を管理する。これにより、上流設計情報と下流設計情報の設計情報識別ID間の関連を辿り記載個所を特定する。
また特許文献2では、CASEツールで上流から下流のソフトウェア成果物を作成する時に、互いに関連する設計情報に同じ番号のタグを付け設計情報間の関連を管理する。
特開平10−105390号公報 特開平08−147151号公報
特許文献1は、クロスリファレンスをソフトウェア成果物と別に作成するため、ソフトウェア成果物を修正した場合にはクロスリファレンスも修正する必要があり、クロスリファレンスの修正が漏れた場合、関連が辿れなくなり記載個所が特定できなくなる。
特許文献2は、設計情報が上流から下流へ詳細化される時に設計情報は分岐、合流などを経て末端のプログラムに実装されることが多く、本例のように上流から下流まで同じタグを付けると、直接関係のない下流の設計情報同士が関連を持つことになってしまう。
このように、従来技術はソフトウェア成果物の内容を修正した際に、上流工程の設計情報が下流工程の設計情報へ展開されているかを、確実に確認することができないという問題があった。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点に鑑み、ソフトウェア成果物を修正した場合に、設計情報間の関連を管理し、上流工程の設計情報が下流工程の設計情報へ展開されているかを確実に確認できる設計情報管理方法及びシステムを提供することにある。
上記課題を解決するための本発明は、上流から下流へ段階的に設計情報をブレイクダウンしながらソフトウェアを作成する場合に、上流の設計情報と下流の設計情報とそれらの間の関連情報を登録する設計情報管理方法において、予めソフトウェア成果物の記述ルールとして、ソフトウェア成果物内の所定の範囲に設計情報識別IDを付与し、さらに当該ソフトウェア成果物に関連する上流の設計情報識別IDを付与するように定め、成果物名を指定されたソフトウェア成果物に対し、前記所定の範囲から設計情報識別IDを取得し、当該設計情報識別IDが他の設計識別情報IDの上流の関係である場合は、当該設計情報識別IDに対する下流設計識別情報IDの関連情報に修正の未/済をセットすることを特徴とする。
また、本発明の設計情報管理システムは、上流から下流へ段階的に設計情報をブレイクダウンしながらソフトウェア成果物を作成する場合に、上流の設計情報と下流の設計情報とそれらの間の関連情報を登録する設計情報管理システムにおいて、ソフトウェア成果物の記述ルールに基づいて、ソフトウェア成果物を格納する成果物格納部と、ソフトウェア成果物から設計情報識別ID及び設計情報と、上流ソフトウェア成果物との関連を表す設計情報識別IDを抽出する機能を有し、ソフトウェア成果物内の設計情報を設計情報識別ID単位に格納し、かつソフトウェア成果物内の設計情報識別ID間の関連を格納する設計情報解析手段を持つことを特徴とする。
本発明によれば、上流工程で決められた要求仕様が、確実に下流工程のソフトウェア成果物に明記され、漏れなく機能検証されていることが証明できるので、ソフトウェアの品質を向上できる効果がある。また顧客等の要求に基づく管理が容易であり、ソフトウェアの修正や確認が容易になる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例のシステム構成図を示す。本発明による設計情報管理システムは、作成された成果物を管理する設計情報管理マシン101、開発者が操作を行う操作端末102、それらを繋ぐネットワーク103からなる。
設計情報管理マシン101は、作成した成果物の成果物情報108を格納する成果物格納部107と、成果物から抽出した設計情報106及び関連情報105を格納する設計情報格納部104を有している。また操作端末102からの成果物の登録を受け付ける依頼受付部114、成果物を成果物情報108に格納する成果物登録部109、成果物情報108に登録した成果物から設計情報を抽出する設計情報解析部110、設計情報106、関連情報105を参照する参照部111からなる。
操作端末102は、設計情報管理マシン101へ成果物の登録を依頼する登録依頼部112、設計情報管理マシン101に登録されている設計情報106、関連情報105の情報を参照するために、参照部111に依頼を行う参照依頼部113からなる。
図2は、成果物登録の全体フローを示す。操作者は操作端末102で記述ルールに従い作成した成果物を選択(201)後、選択した成果物の区分(S:設計、T:検証)を選択(202)し、登録依頼部112により設計情報管理マシン101へ選択した成果物の登録依頼(203)を行う。設計情報管理マシン101は、登録依頼部112から登録依頼された成果物を依頼受付部114が受け付ける(204)。受け付けた成果物は、成果物登録部109が成果物格納部107の成果物情報108に登録する(205)。次に設計情報解析部110により成果物の内容を解析し(206)、解析した結果を設計情報格納部104の設計情報106、関連情報105に登録(207)を行い、結果を操作端末102へ返す。
図3は、記述ルールに従い作成された成果物の例を示す。設計情報はキーワード&s&で始まり&e&で囲まれたブロックを1つの設計情報とし、&s&の後ろに記述された文字が設計情報を識別するための設計情報識別IDとなる。
本実施例では、要求仕様書301には、システムの要求仕様が記述され、設計情報として「信号がONになったらゲートを自動的に閉じる」が設計情報識別ID「要求仕様1」304として記述される。設計情報識別ID「要求仕様1」304は、変更の内容、原因または対策を管理するシステムと連携するための変更ID「M1」が設定されている。また別の設計情報として「主系の異常を検知したら3分以内に従系に切り替わる」が設計情報識別ID「要求仕様2」305として記述されている。
機能仕様書302には設計情報として「コントローラのX信号がONになったことを確認し、Y信号をOFFにすることによりゲートを閉じる」が設計情報識別ID「機能仕様1」306として記述されている。「機能仕様1」306は要求仕様書301の設計情報識別ID「要求仕様1」304の設計情報を参照して機能仕様を記述している。また「主系の生死を1分間隔で監視し、3回リトライして応答がない場合には、主系を強制停止し従系をオンライン系にする」が設計情報識別ID「機能仕様2」307として記述されている。「機能仕様2」307は要求仕様書301の設計情報識別ID「要求仕様2」305の設計情報を参照して機能仕様を記述している。
検証仕様書303には、設計情報識別ID「検証仕様1」308、「検証仕様2」309、「検証仕様3」310、「検証仕様4」311がそれぞれ記述されている。設計情報識別ID「検証仕様1」308は「要求仕様1」304を、「検証仕様2」309は「要求仕様1」304を、「検証仕様3」310は「要求仕様2」305を、「検証仕様4」311は「要求仕様2」305の設計情報を参照して検証仕様を記述している。本例では成果物間の関連を1:1で表しているが、1:nとすることも可能である。
図4に設計情報管理マシン101で管理する成果物格納部107、設計情報格納部104のデータ構造を示す。(a)は成果物情報、(b)は設計情報、(c)は関連情報のデータ構造である。
成果物格納部107の成果物情報108は、操作端末102から設計情報管理マシン101に登録依頼された成果物を管理し、成果物名を識別するための成果物ID401、成果物IDの変更回数を表すバージョン402を一意な情報として構成する。さらに、成果物の所在を表すファイル名をフルパスで持つ成果物名403、成果物のファイルの日付である更新日404、同じ成果物ID401で複数のバージョン402がある時に、最新の情報であることを示す最新フラグ405から構成する。例では、成果物ID「S1」にはバージョン1とバージョン2があり、バージョン2が成果物ID「S1」の最新版であることを示す最新フラグ(405)にONがセットされていることを表している。
設計情報格納部104の設計情報106は、設計情報解析部110が成果物から抽出した設計情報識別IDを管理し、設計情報を表す設計情報識別ID406、設計情報識別ID406の変更回数を表すバージョン407を一意な情報として構成する。また、成果物の種類を表す区分408(S:設計、T:検証)、設計情報識別ID406を抽出した成果物を表す成果物ID409を持つ。さらに、成果物バージョン410、設計情報識別ID406に対する設計情報411、設計情報411が変更された場合に、変更の内容、原因または対策を管理するシステムと連携するための変更ID412から構成する。例では、設計情報識別ID406の「要求仕様1」はバージョン1とバージョン2がある。設計情報識別ID「要求仕様1」のバージョン1は、成果物ID「S1」のバージョン1、設計情報識別ID「要求仕様1」のバージョン2は、成果物ID「S1」のバージョン2から抽出した設計情報であることを表している。
関連情報105は、設計情報解析部110が成果物から抽出した関連を管理し、上流工程の上流設計情報識別ID412、上流設計情報識別ID412の設計情報を参照して作成した下流工程の下流設計情報識別ID413として構成する。また、上流設計情報識別ID412の設計情報が修正されたことを示す修正フラグ414をON/OFFの値で持つ。ONの場合、上流設計情報識別ID412の設計情報が修正されたことを表し、OFFの場合、上流設計情報識別ID412の設計情報が修正されていないことを表している。例では、上流設計情報識別ID412の「要求仕様1」は下流設計情報識別ID413の「機能仕様1」、「検証仕様1」、「検証仕様2」と関連があることを表している。それぞれ、上流設計情報識別ID412の「要求仕様1」の設計情報が修正されたため、下流設計情報識別ID413の「機能仕様1」、「検証仕様1」、「検証仕様2」の設計情報を修正しなければならないことを、修正フラグ414の値をONで表している。
図4の構造を使用して、設計情報106の設計情報識別ID「要求仕様1」406−1が下流工程へ展開されているかを検証する場合には、関連情報105の上流設計情報識別ID412から設計情報識別ID「要求仕様1」406−1を検索する。検索の結果、取得された上流設計情報識別ID「要求仕様1」412−1から、下流設計情報識別ID「機能仕様1」413−1を取得する。さらに取得した下流設計情報識別ID「機能仕様1」413−1を設計情報106の設計情報識別ID406から検索し、設計情報106の設計情報識別ID「機能仕様1」406-2の情報が得られる。そして、設計情報識別ID「機能仕様1」406-2の区分がS(設計)であるため、設計情報識別ID「要求仕様1」406−1の設計情報が設計情報識別ID「機能仕様1」406−2で下流工程へ展開されていることが検証できる。
また、設計情報106の設計情報識別ID「要求仕様1」406−1が機能検証されているか検証する場合には、関連情報105の上流設計情報識別ID412から設計情報識別ID「要求仕様1」406−1を検索する。検索の結果、取得された上流設計情報識別ID「要求仕様1」412−2から下流設計情報識別ID「検証仕様1」413−2を取得する。さらに取得した下流設計情報識別ID「検証仕様1」413−2を設計情報106の設計情報識別ID406から検索し、設計情報106の設計情報識別ID「検証仕様1」406−3の情報が得られる。そして、設計情報識別ID「検証仕様1」406−3の区分がT(検証)であるため、設計情報識別ID「要求仕様1」406−1の機能検証が設計情報識別ID「検証仕様1」406-3で実施されていることが検証できる。
図4の構造を使用することにより、関連情報105の上流設計情報識別ID412を検索して、上流の設計情報を修正する時に、下流のどの設計情報に影響があるかを調査できる。また、関連情報105の修正フラグ414でONの値を検索して、上流の設計情報が修正される。その後、下流の設計情報が修正されていないことを調査したり、設計情報106を参照することにより、設計情報が成果物のどのバージョンで修正されたかを検索することも可能である。
図5に成果物登録フローを示す。成果物登録部109は成果物情報108を登録する場合、まず、登録する成果物名を成果物情報108の成果物名403から検索し、登録する成果物が既に成果物情報108に登録されているか判定(501)する。検索の結果、登録する成果物が成果物情報108に存在しなかった場合、成果物を成果物情報108に新規に登録(506)し、バージョンに1を設定(505)する。登録する成果物が既に成果物情報108に登録されている場合、登録済の成果物(前バージョン)を取得(502)する。取得した成果物と登録する成果物の内容を比較(503)し、内容が一致した場合には、成果物情報108に登録せずに未登録(508)として戻り値を返す。内容が不一致の場合には、当該成果物のバージョンに前回バージョン+1(504)の値を設定し、成果物格納部107の成果物情報108に指定された成果物を登録(506)し、登録を返す(507)。このように成果物を登録すると、図4の成果物情報108に成果物ID401、バージョン402、成果物名403、更新日404、最新フラグ405がセットされる。
図6に成果物を解析するための設計情報解析フローを示す。設計情報解析部110は成果物名と、成果物の区分(S:設計、T:検証)を指定されて解析を開始する。設計情報解析部110は指定された成果物をオープン(601)し、図3に示された記述ルールに従った設計情報識別IDを示すキーワード(&s&)の文字を検索(602)する。キーワードが検索されたら、キーワード以降の文字から設計情報識別IDを取得(603)し、設計情報の登録(604)を行う。登録は指定された成果物の区分(S:設計、T:検証)で設計情報格納部104の設計情報106に登録する。
次に、設計情報格納部104の関連情報105を検索し、ステップ603で取得した設計情報識別IDが、上流設計情報識別ID412として登録されているか判定(606)する。上流として登録されている場合は、取得した設計情報識別IDに関連している下流設計情報識別ID413の設計情報を修正する必要があるため、関連情報105の修正フラグ414をONにセット(607)する。図4の関連情報105を例にすると、上流設計情報識別IDである要求仕様1の設計情報が修正された場合、下流設計情報識別IDの機能仕様1、検証仕様1、検証仕様2の複数の行の修正フラグをONにすることを表している。
また、設計情報識別IDの後ろに上流設計情報識別IDが記述されている場合には、上流設計情報識別IDを取得(608)し、設計情報格納部104の関連情報105に登録(609)する。すなわち、上流設計情報識別ID412に取得した上流設計情報識別IDを登録)、下流設計情報識別ID413に取得した設計情報識別IDを登録、修正フラグ414にデフォルトでOFFをセットし登録する。
図7に、設計情報識別IDを設計情報格納部104の設計情報106に登録するフローを示す。始めに図6のステップ603で取得した抽出した設計情報識別IDを設計情報106の設計情報識別ID406から検索し、登録する設計情報識別IDが既に設計情報106に登録されているか判定(701)する。設計情報識別ID(603)が設計情報(106)に存在しなかった場合、設計情報(106)に登録する設計情報識別ID(603)のバージョンに1(705)を設定する。
登録する設計情報識別ID603が既に設計情報106登録されている場合、前バージョンの設計情報を取得(702)し、取得した設計情報と登録する設計情報の内容を比較(703)する。内容が一致した場合には、設計情報106に登録せずに未登録(711)として戻り値を返す。内容が不一致の場合には、抽出した設計情報識別IDのバージョンに前回バージョン+1(704)の値を設定する。図4の設計情報106を例にすると、設計情報識別ID406の要求仕様1を登録する場合、設計情報識別IDの要求仕様1はバージョン1として既に登録されているため、次に登録するバージョンは2として登録する。
次に、成果物の登録依頼時に指定された成果物の区分(S/T)を判定(706)する。設計工程の場合には、設計情報106に登録する区分を‘S’に設定し(707)、区分が検証工程の場合には、登録する区分を‘T’に設定(708)して、設計情報106に登録(709)し、登録を返す(710)。
さらに、ソフトウェア開発では、変更の内容、原因または対策を管理するため、変更の内容に変更IDを付与して管理するシステムがあることが多い。そこで、本発明と連携し、設計情報106の変更ID412を検索することにより、変更IDに対して、変更された設計情報識別IDを追跡することができる。また、設計情報識別IDが特定できれば、設計情報106の成果物ID409、成果物バージョン410により成果物名を特定することができる。
図8は操作端末102で操作する登録依頼の画面の一例を示す。登録依頼画面は、操作者の操作を表す操作領域801、操作端末側の成果物構成を木構造で表す成果物選択領域802、成果物内の設計情報を抽出した結果を表す設計情報抽出領域803で構成される。
図8を用い、操作者が作成した成果物を登録依頼部112により、設計情報管理マシン101の依頼受付部114に登録依頼し、設計情報解析部110により解析した結果を確認する手順を説明する。
まず、開発者は、成果物選択領域802から、操作端末102で作成した設計情報を抽出する。成果物を選択後、選択した成果物の区分805を選択し、登録依頼804のボタンを押す。登録依頼804のボタンを押すと、設計情報抽出領域803に選択した成果物の名称と、成果物から抽出した設計情報が表示される。表示された設計情報識別ID808と、上流設計情報識別ID809との関連の整合性を確認し、抽出した情報に間違いがあれば、操作端末102にある成果物を修正し、登録依頼を行う。
本実施例では、選択された成果物807を解析した結果、設計情報識別ID「機能仕様1」808−1と「機能仕様2」808−2が抽出される。設計情報識別ID「機能仕様1」808−1の上位は上流設計情報識別ID「要求仕様1」809−1、設計情報識別ID「機能仕様2」808−2の上位は上流設計情報識別ID「要求仕様2」809−2であることを表している。
図9に操作端末で表示する検証画面についての例を示す。検証画面は、設計情報管理マシン101に登録されている設計情報識別ID904、設計情報905を表示する設計情報識別ID選択領域901を有している。さらに、設計情報識別IDに対して下流工程へ展開されていることを表す設計情報識別ID展開領域902と、設計情報識別IDに対する検証内容を表示する検証情報領域903で構成される。
図9を用いて、設計情報管理マシン101に登録されている設計情報識別ID904が下流工程に展開されているかを検証する手順を説明する。まず、操作者は、設計情報識別ID選択領域901に表示されている設計情報識別ID904を選択する。選択すると、設計情報識別ID展開領域902に選択された設計情報識別ID904と関連のある下流の設計情報識別IDが、設計情報識別IDの展開図として表示されるので、選択した設計情報識別IDが下流工程に展開されているかを検証できる。
また、展開図に表示されている設計情報識別IDに、検証工程の設計情報識別IDが関連付けられている場合には、設計情報識別IDにマーク(*)が付与される。そのマークを選択すると検証情報領域903に、選択した設計情報識別IDに関連のある検証工程の設計情報識別IDが表示され、設計情報識別IDに対する検証がされているか否かを確認することができる。
本実施例では、設計情報識別ID「要求仕様1」906の展開図を表している。設計情報識別ID「要求仕様1」906の設計情報は設計情報識別ID「機能仕様1」907に展開されている。設計情報識別ID「機能仕様1」907の設計情報は、それぞれ設計情報識別ID「処理仕様1」908、設計情報識別ID「処理仕様2」909、設計情報識別ID「処理仕様3」910に展開されている。また、設計情報識別ID「要求仕様1」906は、検証工程の設計情報識別ID「検証仕様1」911−1、設計情報識別ID「検証仕様2」911−2で機能検証されていることが判る。
図10は操作端末で操作する修正指示の画面の一例を示す。修正指示画面は、修正指示表示領域1001で構成される。
本実施例では、修正指示表示領域1001には、設計情報識別ID1002、設計情報1003、上流設計情報識別ID1004を表示し、上流設計情報識別ID「要求仕様1」1005−1の設計情報の修正を指示する。これにより、上流設計情報識別ID「要求仕様1」1005−1の設計情報を参照して作成した設計情報識別ID「機能仕様1」1002−1、設計情報識別ID「検証仕様1」1002−2、設計情報識別ID「検証仕様2」1002−3の設計情報を修正する。
本画面によれば、設計情報を修正した時に関連して修正しなければならない個所が明確になり、修正漏れによる不具合の作り込みを防止することができる。
本発明の一実施例による設計情報管理システムの機能ブロック図。 成果物登録の全体フロー図。 成果物の一例を示す説明図。 設計情報管理マシンのデータ構造図。 成果物登録フロー図。 設計情報解析フロー図。 設計情報登録フロー図。 操作端末の成果物登録の表示画面図。 操作端末の検証の表示画面図。 操作端末の修正指示の表示画面図。
符号の説明
101…設計情報管理マシン、102…操作端末、103…ネットワーク、104…設計情報格納部、105…関連情報、106…設計情報、107…成果物格納部、108…成果物情報、109…成果物登録部、110…設計情報解析部、111…参照部、112…登録依頼部、113…参照依頼部、114…依頼受付部。

Claims (9)

  1. 上流から下流へ段階的に設計情報を詳細化しながらソフトウェア成果物を作成する場合に、上流の設計情報と下流の設計情報とそれらの間の関連情報を登録する設計情報管理装置の設計情報管理方法において、
    予めソフトウェア成果物の記述ルールとして、ソフトウェア成果物内の所定の範囲に設計情報識別IDを付与し、さらに当該ソフトウェア成果物に関連する上流の設計情報識別IDを付与するように定め、
    成果物名を指定されたソフトウェア成果物に対し、前記所定の範囲から設計情報識別IDを取得し、当該設計情報識別IDが他の設計識別情報IDの上流である場合は、当該設計情報識別IDに対する下流設計識別情報IDの関連情報に修正フラグをセットすることを特徴とする設計情報管理方法。
  2. 請求項1において、
    登録される設計情報が前バージョンと異なる場合に、成果物の登録依頼時に指定された成果物区分を判定し、設計工程または検証工程に設定して前記設計情報を登録することを特徴とする設計情報管理方法。
  3. 請求項1において、
    端末から解析するソフトウェア成果物の名称と、設計または検証の区分を指定されると、指定されたソフトウェア成果物内に記述されている設計情報識別IDを取得し、指定された区分で前記設計情報に登録すると共に、前記関連情報を検索し、取得した設計情報識別IDが上流の設計情報として下流の設計情報識別IDと共に登録されている場合はその修正フラグをONにセットして修正の必要なことを示すことを特徴とする設計情報管理方法。
  4. 上流から下流へ段階的に設計情報を詳細化しながらソフトウェア成果物を作成する場合に、上流の設計情報と下流の設計情報とそれらの間の関連情報を登録する設計情報管理システムにおいて、
    ソフトウェア成果物の記述ルールに基づいて、ソフトウェア成果物を格納する成果物格納部と、設計情報や設計情報間の関連情報を記憶する設計情報格納部と、
    ソフトウェア成果物から設計情報識別ID及び設計情報と、上流ソフトウェア成果物との関連を表す設計情報識別IDを抽出する機能を有し、ソフトウェア成果物内の設計情報を設計情報識別ID単位に格納し、かつソフトウェア成果物内の設計情報識別ID間の関連を格納する設計情報解析手段を持つことを特徴とする設計情報管理システム。
  5. 請求項4において、
    前記ソフトウェア成果物の記述ルールは、ソフトウェア成果物内の任意の記述範囲に付与される設計情報識別ID、及び関連する上流の設計情報識別IDを含むことを特徴とする設計情報管理システム。
  6. 請求項4おいて、
    前記設計情報解析手段は、ソフトウェア成果物が登録されたタイミングで、ソフトウェア成果物内の記述ルールの解析を行い、設計情報および設計情報間の関連情報を抽出することを特徴とした設計情報管理システム。
  7. 請求項6において、
    ソフトウェア成果物の解析で抽出された設計情報と、既に記憶されている前回抽出した設計情報とを比較することにより変更の有無を判別し、変更がある場合には設計情報の差分を記憶することを特徴とする設計情報管理システム。
  8. 請求項7において、
    設計情報に変更があった場合、その設計情報に関連する下流の設計情報を検索し、当該下流の設計情報を同期して変更が必要な設計情報として表示することを特徴とする設計情報管理システム。
  9. 請求項7において、
    変更の内容、原因または対策を管理するために、変更があった設計情報に変更識別IDを付与すると共に、前記変更識別IDと設計情報識別IDと対応付けて記憶させることにより、変更識別IDに対する変更内容を追跡可能にしたことを特徴とする設計情報管理システム。
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