JP2000047861A - 影響範囲検出装置および影響範囲の検出方法 - Google Patents

影響範囲検出装置および影響範囲の検出方法

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JP2000047861A
JP2000047861A JP10215764A JP21576498A JP2000047861A JP 2000047861 A JP2000047861 A JP 2000047861A JP 10215764 A JP10215764 A JP 10215764A JP 21576498 A JP21576498 A JP 21576498A JP 2000047861 A JP2000047861 A JP 2000047861A
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Junji Takada
淳司 高田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同じレベルにある成果物の依存関係について
何ら考慮されていないため、ツリーの上下関係しか特定
することができない。 【解決手段】 システム開発などにより作成する各ドキ
ュメントやプログラムの先頭に設定情報としてプログラ
ム識別子,主従関係識別子,データ依存関係識別子を記
述することにより、仕様変更などにより任意のドキュメ
ントあるいはプログラムについて変更を実施すると、こ
の変更の対象となったファイル名、すなわち設定情報の
プログラム識別子を有する主従関係識別子,データ依存
関係識別子を検索することによって、変更に伴い影響を
受けるファイルを検出するとともに特定することが可能
になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、影響範囲検出装置
に関し、特に、変更対象のファイルに相関関係を有する
ファイルを検出しつつ特定する影響範囲検出装置および
影響範囲の検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の影響範囲検出装置とし
て、特開平9−223008号公報に開示されたものが
知られている。同公報において開示されている影響範囲
検出装置は、システム開発におけるドキュメント類など
の成果物の関連構成をツリーなどの構造形態を利用して
表現し、また、仕様変更が生じたときはその影響範囲を
構成管理表を用いて把握管理している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の影響範
囲検出装置において、次のような課題があった。従来の
影響範囲検出システムでは、同じレベルにある成果物の
依存関係について何ら考慮されていないため、ツリーの
上下関係しか特定することができない。すなわち、ドキ
ュメント類といった成果物を作成する段階で、成果物の
前後関係や依存関係をこのドキュメント類に埋め込まな
いため、これらが実体的には相互に関連性を備えつつ作
成されるにも拘わらず、個々が別々に作成される。この
ため、多くの場合、概略数百〜数千の成果物が発生する
システム開発においては、成果物の構成表を作成するに
ために多大な時間が費やされるばかりでなく、仕様変更
に伴う、この構成表自体の変更に膨大な時間がかかると
いった課題がある。
【0004】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、簡易な構成により、容易に変更対象のドキュメ
ント類と相関関係を有するドキュメント類を検索すると
ともに特定することが可能な影響範囲検出装置および影
響範囲の検出方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1にかかる発明は、ドキュメント類を入力す
るととともに、このドキュメント類にドキュメント類間
の相関関係を示す所定の設定情報を入力する入力手段
と、上記入力手段によって入力された複数のドキュメン
ト類および設定情報を格納する格納手段と、上記入力手
段によって上記格納手段に格納されている既存のドキュ
メント類を変更するときに、この変更対象となるドキュ
メント類のファイル名を上記入力手段から入力する変更
部分入力手段と、この変更部分入力手段が入力したファ
イル名に基づいて上記格納手段に格納されているファイ
ルであって、上記変更対象であるドキュメント類の変更
により影響を受ける相関関係を有するファイルを検索し
つつ特定するとともに、この検索したファイルの設定情
報から順次変更に伴う影響を受ける相関関係を有するフ
ァイルを検索しつつ特定する影響範囲検出手段と、上記
影響範囲検出手段が特定したファイルを出力する出力手
段とを具備する構成としてある。
【0006】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、本影響範囲検出装置の利用者は、入力手
段からドキュメント類を入力する。このとき、同時に入
力するドキュメント類間の相関関係を示す所定の設定情
報を入力する。そして、格納手段は、この入力手段によ
って入力された複数のドキュメント類および設定情報を
ファイル形式で格納する。ここで、この格納手段に格納
されているドキュメント類に対して仕様の変更などが発
生すると、利用者は出力手段にこの仕様変更に伴い変更
が発生するファイルを格納手段から読み出し、入力手段
により変更作業、すなわち、追加や削除、修正などを行
う。このとき、変更部分入力手段は、この入力手段によ
って変更対象となっているドキュメント類のファイル名
を取得する。
【0007】そして、影響範囲検出手段は、格納手段に
格納されている既存のドキュメント類のファイルを検索
し、この変更対象に該当するファイル名を設定情報に有
するドキュメント類のファイルを特定する。そして、以
降、この特定されたファイル名を設定情報に有するドキ
ュメント類のファイルを順次特定していき、上述した変
更対象のドキュメント類がその変更により影響を及ぼす
ファイルを特定していく。また、出力手段は、この影響
範囲検出手段が検出した、変更に伴い影響を受ける既存
のファイルを所定の形式により出力する。すなわち、仕
様変更などにより既存のドキュメント類に変更が発生し
ても、この変更対象になるファイル名から相関関係にあ
り、変更に伴い影響を受けるドキュメント類のファイル
を検索しつつ特定する。
【0008】上述したように上記影響範囲検出手段が変
更対象のドキュメント類を変更することにより影響を受
けるファイルを格納手段から検索しつつ特定することが
可能な設定情報の構成は、多種のものが考えられる。そ
の具体的な構成の一例として、請求項2にかかる発明
は、請求項1に記載の影響範囲検出装置において、上記
設定情報は、上記入力手段によって入力した一ドキュメ
ント類に一意に定義付けされるドキュメント類識別子
と、上記格納手段に格納されたファイル間の主従関係を
示す主従関係識別子と、上記格納手段に格納されたファ
イル間の相互のデータ依存関係を示す依存関係識別子と
を有する構成としてある。
【0009】上記のように構成した請求項2にかかる発
明において、上記設定情報は、ドキュメント類識別子と
主従関係識別子と依存関係識別子とを有する。ここで、
ドキュメント類識別子は、入力手段によって入力した一
ドキュメント類に一意に定義付けされるものであり、主
従関係識別子は、格納手段に格納されたファイル間の主
従関係を示している。また、依存関係識別子は、格納手
段に格納されたファイル間の相互のデータ依存関係を示
している。
【0010】ここで、ファイル間の主従関係とは、例え
ば、ドキュメント類がプログラムソースの場合、任意の
プログラムソースが備える機能を他のプログラムソース
が引用したり、流用するときにこの機能を備えるプログ
ラムソースが主となり、引用または流用するプログラム
ソースが従となることをいう。また、ファイル間の依存
関係とは、プログラムソースが備える機能間にてデータ
の受け渡しを行う場合をいう。
【0011】この設定情報の具体的な構成に基づいて、
上記格納手段に格納されている所定のファイルを検索す
る上記影響範囲検出手段の動作の一例として、請求項3
にかかる発明は、請求項1または請求項2のいずれかに
記載の影響範囲検出装置において、上記影響範囲検出手
段は、上記変更部分入力手段が入力した設定情報のプロ
グラム識別子に該当するファイル名を読み出し、上記格
納手段よりこの読み出したファイル名が記述されている
主従関係識別子および依存関係識別子を有するファイル
を検索し、影響を受けるファイルを検出するとともに特
定する構成としてある。
【0012】上記のように構成した請求項3にかかる発
明においては、上記影響範囲検出手段は、上記変更部分
入力手段が入力した設定情報のプログラム識別子に該当
するファイル名を読み出し、上記格納手段よりこの読み
出したファイル名が記述されている主従関係識別子およ
び依存関係識別子を有するファイルを検索し影響を受け
るファイルを検出するとともに特定する。
【0013】また、請求項4にかかる発明は、請求項1
〜請求項3のいずれかに記載の影響範囲検出装置におい
て、上記影響範囲検出手段は、変更対象になるファイル
名を有する主従関係識別子に記述されたファイルを検索
するとともに、検索したファイルにこの変更対象のファ
イル名を有するデータ依存関係識別子が記述されていな
ければ検索を中止する構成としてある。
【0014】上記のように構成した請求項4にかかる発
明においては、上記影響範囲検出手段は、変更対象にな
るファイル名を有する主従関係識別子に記述されたファ
イルを検索するとともに、検索したファイルにこの変更
対象のファイル名を有するデータ依存関係識別子が記述
されていなければ検索を中止する。
【0015】さらに、上記変更部分入力手段の構成の一
例として、請求項5にかかる発明は、請求項1〜請求項
4のいずれかに記載の影響範囲検出装置において、上記
変更部分入力手段は、上記入力手段から任意のドキュメ
ント類の設定情報の変更を入力するとともに、上記格納
手段に格納されている該当ファイルのドキュメント類に
記述された設定情報を更新する構成としてある。
【0016】上記のように構成した請求項5にかかる発
明においては、上記変更部分入力手段は、上記入力手段
から任意のドキュメント類の設定情報の変更を入力する
とともに、上記格納手段に格納されている該当ファイル
のドキュメント類に記述された設定情報を更新する。
【0017】上述したようにソフトウェアのシステム開
発で作成されるドキュメント類に関し、その一部に変更
が生じた場合に、作成された既存ドキュメント類におけ
る影響範囲を検出し特定する手法は、実体の装置に限定
される必要はなくその方法としても機能することは容易
に理解できる。
【0018】そこで、請求項6にかかる発明は、ソフト
ウェアのシステム開発で作成されるドキュメント類を入
力する工程と、上記入力したドキュメント類を既存のド
キュメント類としてファイルにて格納する工程と、上記
格納した既存のドキュメント類で変更対象になるドキュ
メント類のファイル名を入力する工程と、上記変更対象
のドキュメント類のファイルから設定情報を抽出し、こ
の設定情報に従い、この変更対象のファイルを変更する
ことにより影響を受ける相関関係を有するファイルを既
存のドキュメント類のファイルから検索する工程と、こ
の検索されたファイルを所定の形式により出力する工程
とを具備する構成としてある。すなわち、必ずしも実体
のある装置に限らず、その方法としても有効であること
に相違はない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態にかか
る影響範囲検出装置をクレーム対応図により示してお
り、図3は本影響範囲検出装置が適用されたコンピュー
タのブロック図を概略的に示している。図において、本
影響範囲検出装置の利用者は、入力手段C1からシステ
ム開発にて作成するドキュメントやプログラムソースを
入力する。このとき、ドキュメントやプログラムソース
には、複数のドキュメントやプログラムソースの相関関
係を決定する所定の設定情報が記述され、各ドキュメン
トやプログラムソース間における相関関係が判別可能に
なっている。
【0020】この設定情報は図2に示すようにドキュメ
ント類の先頭に記述されており、入力手段C1によって
入力した一つのドキュメント類に一意に定義付けされて
いるドキュメント類識別子C6と、上記格納手段に格納
されたファイル間の主従関係を示す主従関係識別子C7
と、この格納手段に格納されたファイル間の相互のデー
タ依存関係を示す依存関係識別子C8とから構成されて
いる。そして、入力手段C1によって入力されたドキュ
メントやプログラムソースは格納手段C2に格納可能に
なっているとともに、必要に応じて出力手段により出力
される。
【0021】ここで、上述したシステム開発にて仕様変
更などが発生し、格納手段C3に格納されているドキュ
メントやプログラムを変更するときは、入力手段C1に
よって変更に伴う、追加および削除などの作業を実施す
る。このとき、変更部分入力手段C3は、この変更の対
象になるドキュメントやプログラムのファイル名を取得
するとともに影響範囲検出手段C4に出力する。このフ
ァイル名を入力した影響範囲検出手段C4は、格納手段
C2に格納されているドキュメントやプログラムが記述
されている各ファイル中に記述されている設定情報にこ
のファイル名が記述されているか否かを検索する。記述
されている場合は、変更を行うファイルと所定の相関関
係を有するため、変更内容によりドキュメントやプログ
ラムに影響を及ぼすことになる。そして、影響範囲検出
手段C4は、変更により影響を受けるファイルの一覧を
作成し、出力手段C5に所定の形式により出力させる。
【0022】入力手段C1は、バス線18に接続されC
PU11により制御される入出力回路15に接続される
キーボード15aやマウスによって構成され、出力手段
C5は、バス線18に接続される表示回路13に接続す
るCRT13aあるいはプリンタドライバ17に接続す
るプリンタ17aによって構成される。また、HDD1
2は、キーボード15aにより入力されたドキュメント
やプログラムをファイルとして格納することから格納手
段C2を構成する。また、CPU11は、各制御処理を
実行し、所定の機能を実現することから変更部分入力手
段C3,影響範囲検出手段C4を構成する。
【0023】次に、上述したシステム開発において生じ
るプログラムの流れを図4に示す。同図において、D1
〜D122はそれぞれがプログラムのファイルを構成
し、D1はD11およびD12との間に主従関係を有
し、D11はD111〜D113と主従関係を有すると
ともに、D12はD121〜D122と主従関係を有し
ている。また、D11はプログラム内部においてD11
a〜D11cの三つの機能を備え、D11aはD11b
に所定のデータを供給し、D11bはD11cに所定の
データを供給している。従って、D112はD111に
対してデータ依存の関係を有するとともに、D113は
D112に対してデータ依存の関係を有する。同様に、
D12はプログラム内部においてD12a〜D12bの
二つの機能を備え、D12aはD12bに所定のデータ
を供給している。従って、D122はD121に対して
データ依存の関係を有する。
【0024】一方、D1はプログラム内部においてD1
a〜D1bの二つの機能を備えているが互いにデータの
供給を行っていないため、D11とD12はデータ依存
の関係を有していない。上述した主従関係は、D1〜D
11,D12〜D111,D112,D113,D12
1,D122のように、図上部から下部にかけてシステ
ム開発における上流工程および下流工程を示し、D1
1,D12に対してはD1が「主」に該当し、D111
〜D113に対してはD11が「主」に該当し、D12
1〜D122に対してはD12が「主」に該当する。本
実施形態においては、プログラムを使用して説明した
が、もちろん、ドキュメントであっても同様の相関関係
を有することはいうまでもない。
【0025】ここで、図5〜図8は上述した主従関係お
よびデータ依存関係のプログラム内における具体的な記
述を示している。図において、<id=**>は、プロ
グラム識別子C6を構成するとともに、**はプログラ
ムのファイル名を示している。また、<ref=**,
id=**>は主従関係を示しており、この意味で主従
関係識別子C7を構成する。ここで、この<ref=*
*,id=**>が記述されているプログラムが「主」
になり、**に示されているプログラムが「従」になっ
ている。すなわち、「主」のプログラムがシステム開発
工程における上流工程において作成されたプログラムで
あり、「従」のプログラムがこの「主」のプログラムに
対応した下流工程のプログラムとなることを示してい
る。
【0026】また、<ref=**,next=**,
id=**>の“next=**”の**は、該当する
プログラムが備える機能間におけるデータの依存関係を
示しており、備える機能数に応じて記述されている。例
えば、図5のD11では機能D11aがD11bにデー
タを供給しているため、この機能D11bと主従関係に
あるD112は、このD11aが供給するデータに依存
することを示している。従って、このデータ依存関係を
示す“next=**”が依存関係識別子C8を構成す
る。
【0027】図9は、CPU11が実行する影響範囲検
出処理の処理内容をフローチャートにより示している。
ここでは、利用者がプログラムD112に対して変更を
加える場合について説明する。利用者はプログラムD1
12に仕様変更が発生すると、HDD12に格納されて
いるD112のプログラムの内容を変更のために、変更
対象のファイル名D112とD112のプログラム内容
に対する変更作業をキーボード15aから入力する。そ
して、CPU11はこの変更作業を検知すると(ステッ
プS100)、変更対象になっているファイル名D11
2を取得する(ステップS105)。そして、HDD1
2に格納されている各ファイルに記述されているプログ
ラムの設定情報の主従関係識別子に“ref=D11
2”と記述されているファイルを検索する(ステップS
110)。ここで、図5〜図8に示す中から検索を実行
し、“ref=D112”と記述されている図6に示す
D11のファイルを検出しつつ特定するとともに、この
ファイル名のD11を取得する(ステップS115)。
【0028】また、この“ref=D112”と記述さ
れている同一行に“next=D113”と記述されて
いるのでD113がD112にデータ依存していること
を検出し(ステップS120)、このファイル名D11
3を取得する(ステップS125)。そして、上述して
きた主従関係およびデータ依存関係についてHDD12
に格納されている全てのファイルを検索したか否かを判
別し(ステップS130)、終了していなければステッ
プS110〜S125を繰り返す。以上の処理が終了す
ると、検出したD11とD113をD112に対して変
更を加えることにより影響が発生する影響範囲するリス
トを作成し(ステップS135)、CRT13aに表示
させたり、場合によってはプリンタ17aから印刷させ
たりする(ステップS140)。
【0029】このように、システム開発などにより作成
する各ドキュメントやプログラムの先頭に設定情報とし
てプログラム識別子,主従関係識別子,データ依存関係
識別子を記述することにより、仕様変更などにより任意
のドキュメントあるいはプログラムについて変更を実施
すると、この変更の対象となったファイル名、すなわち
設定情報のプログラム識別子を有する主従関係識別子,
データ依存関係識別子を検索することによって、変更に
伴い影響を受けるファイルを検出するとともに特定する
ことが可能になる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、簡易な構
成により、容易に変更対象のドキュメント類と相関関係
を有するドキュメント類を検索するとともに特定するこ
とが可能な影響範囲検出装置を提供することができる。
また、請求項2にかかる発明によれば、設定情報を簡易
な構成にすることができる。さらに、請求項3にかかる
発明によれば、設定情報により格納手段に格納されてい
るファイルから所定の相関関係を有するファイルを検索
することが可能になる。
【0031】さらに、請求項4にかかる発明によれば、
所定の条件により検索を中止するため、処理手順を簡潔
にすることができるとともに、影響範囲を検出する処理
時間を短縮することができる。さらに、請求項5にかか
る発明によれば、既存のプログラム類の設定情報のみを
変更することが可能であるとともに、既存のプログラム
類間の相関関係を簡易な手法により修正することが可能
になる。さらに、請求項6にかかる発明によれば、簡易
な構成により、容易に変更対象のドキュメント類と相関
関係を有するドキュメント類を検索するとともに特定す
ることが可能な影響範囲の検出方法を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる影響範囲検出装置
のクレーム対応図である。
【図2】同影響範囲検出装置の格納手段に格納されるド
キュメント類の概略図である。
【図3】同影響範囲検出装置が適用されたコンピュータ
の概略ブロック図である。
【図4】同影響範囲検出装置を適用するシステム開発に
おいて生じるドキュメントやプログラムの流れを示す図
である。
【図5】主従関係およびデータ依存関係のプログラム内
における具体的な記述を示す図である。
【図6】主従関係およびデータ依存関係のプログラム内
における具体的な記述を示す図である。
【図7】主従関係およびデータ依存関係のプログラム内
における具体的な記述を示す図である。
【図8】主従関係およびデータ依存関係のプログラム内
における具体的な記述を示す図である。
【図9】CPU11が実行する影響範囲検出処理の処理
内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
C1 入力手段 C2 格納手段 C3 変更部分入力手段 C4 影響範囲検出手段 C5 出力手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドキュメント類を入力するととともに、
    このドキュメント類にドキュメント類間の相関関係を示
    す所定の設定情報を入力する入力手段と、 上記入力手段によって入力された複数のドキュメント類
    および設定情報を格納する格納手段と、 上記入力手段によって上記格納手段に格納されている既
    存のドキュメント類を変更するときに、この変更対象と
    なるドキュメント類のファイル名を上記入力手段から入
    力する変更部分入力手段と、 この変更部分入力手段が入力したファイル名に基づいて
    上記格納手段に格納されているファイルであって、上記
    変更対象であるドキュメント類の変更により影響を受け
    る相関関係を有するファイルを検索しつつ特定するとと
    もに、この検索したファイルの設定情報から順次変更に
    伴う影響を受ける相関関係を有するファイルを検索しつ
    つ特定する影響範囲検出手段と、 上記影響範囲検出手段が特定したファイルを出力する出
    力手段とを具備することを特徴とする影響範囲検出装
    置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の影響範囲検出装置
    において、 上記設定情報は、上記入力手段によって入力した一ドキ
    ュメント類に一意に定義付けされるドキュメント類識別
    子と、上記格納手段に格納されたファイル間の主従関係
    を示す主従関係識別子と、この格納手段に格納されたフ
    ァイル間の相互のデータ依存関係を示す依存関係識別子
    とを有することを特徴とする影響範囲検出装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2に記載の影
    響範囲検出装置において、 上記影響範囲検出手段は、上記変更部分入力手段が入力
    した設定情報のプログラム識別子に該当するファイル名
    を読み出し、上記格納手段よりこの読み出したファイル
    名が記述されている主従関係識別子および依存関係識別
    子を有するファイルを検索して、影響を受けるファイル
    を検出するとともに特定することを特徴とする影響範囲
    検出装置。
  4. 【請求項4】 上記請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載の影響範囲検出装置において、 上記影響範囲検出手段は、変更対象になるファイル名を
    有する主従関係識別子に記述されたファイルを検索する
    とともに、検索したファイルにこの変更対象のファイル
    名を有するデータ依存関係識別子が記述されていなけれ
    ば検索を中止することを特徴とする影響範囲検出装置。
  5. 【請求項5】 上記請求項1〜請求項4のいずれかに記
    載の影響範囲検出装置において、 上記変更部分入力手段は、上記入力手段から任意のドキ
    ュメント類の設定情報の変更を入力するとともに、上記
    格納手段に格納されている該当ファイルのドキュメント
    類に記述された設定情報を更新することを特徴とする影
    響範囲検出装置。
  6. 【請求項6】 ソフトウェアのシステム開発で作成され
    るドキュメント類に関し、その一部に変更が生じた場合
    に、作成された既存ドキュメント類における影響範囲を
    検出し特定する影響範囲の検出方法において、 ソフトウェアのシステム開発で作成されるドキュメント
    類を入力する工程と、 上記入力したドキュメント類を既存のドキュメント類と
    してファイルにて格納する工程と、 上記格納した既存のドキュメント類で変更対象になるド
    キュメント類のファイル名を入力する工程と、 上記変更対象のドキュメント類のファイルから設定情報
    を抽出し、この設定情報に従い、この変更対象のファイ
    ルを変更することにより影響を受ける相関関係を有する
    ファイルを既存のドキュメント類のファイルから検索す
    る工程と、 この検索されたファイルを所定の形式により出力する工
    程とを具備することを特徴とする影響範囲の検出方法。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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