JP2007199573A - 赤外線レンズ、赤外線カメラ及びナイトビジョン - Google Patents

赤外線レンズ、赤外線カメラ及びナイトビジョン Download PDF

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Abstract

【課題】低コストの構成で、像が明るく、結像性能の高いナイトビジョンに好適な赤外線レンズ及びその関連技術を提供する。
【解決手段】この赤外線レンズ1aは、物体側から順に、硫化亜鉛により形成された第1ないし第3レンズL1〜L3を備える。第1ないし第3レンズL1〜L3は物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとなっており、レンズ形状の金型を用いて硫化亜鉛原料粉末を熱間圧縮成形することにより形成されている。また、第1レンズL1の凹面(像側面)は、回折面とされている。また、第1レンズL1の凹面及び第3レンズの凸面(物体側面)が非球面とされ、それ以外のレンズ面は球面とされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、赤外線レンズ(特に遠赤外線レンズ)、赤外線カメラ及びナイトビジョンに関する。
レンズ材料として硫化亜鉛を用いた赤外線レンズとしては、特許文献1に記載のものがある。
特開2003−295052号公報
ところで、硫化亜鉛は低コストのレンズ材料であるが、ゲルマニウムに比して、一般に厚み増加による光量損失の増加が遠赤外線波長域(8〜12μm)で大きいという特性がある(例えば、図52参照)。特に、10μm以上の波長域では、表面反射による光量損失よりも材料の内部吸収による光量損失の影響が大きくなり、透過率が大きく低下することが知られている。また、ナイトビジョンシステムでは、赤外線カメラで得られた像を画像処理することにより人間認識等の判断を行っており、認識性能向上のためには十分な解像度の像を得ることが必要となる。
しかしながら、上記特許文献1に記載の赤外線レンズでは、レンズの厚みが大きく(レンズ全体の厚みが14mm程度に及んでいる)、レンズを薄くすることについて何ら考慮されておらず、ナイトビジョンとして実用に耐えうるような明るさの赤外線像を得ることは困難である。また、実施例の構成で得られているMTF(Modulation Transfer Function)が十分とは言えず、結像性能の点でも問題がある。
また、上記特許文献1に記載の赤外線レンズでは、切削加工によりレンズを形成しているため、レンズの加工コストが高いという問題もある。
そこで、本発明の解決すべき課題は、低コストの構成で、像が明るく、結像性能の高いナイトビジョンに好適な赤外線レンズ及びその関連技術を提供することである。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明では、物体側から順に、第1ないし第3レンズ群を備え、前記第1ないし第3レンズ群は正の屈折力を有し、前記第1ないし第3レンズ群に備えられるすべてのレンズが、硫化亜鉛により形成されている。
また、請求項2の発明では、請求項1の発明に係る赤外線レンズにおいて、前記第1ないし第3レンズ群は、物体側に凸面を向けた1枚の正メニスカスレンズによりそれぞれ構成されている。
また、請求項3の発明では、請求項1又は請求項2の発明に係る赤外線レンズにおいて、前記第1ないし第3レンズ群に備えられる少なくともいずれか1つのレンズ面は、回折面とされている。
また、請求項4の発明では、請求項2又は請求項3の発明に係る赤外線レンズにおいて、前記第1レンズ群を構成する前記正メニスカスレンズの少なくともいずれか一方の面は、非球面とされている。
また、請求項5の発明では、請求項2ないし請求項4のいずれかの発明に係る赤外線レンズにおいて、以下の関係式:
1.0≦f1/f≦1.4
但し、
f:第1ないし第3レンズ群全体の焦点距離
f1:第1レンズ群に備えられる正メニスカスレンズの焦点距離
を満たす。
また、請求項6では、請求項1ないし請求項5のいずれかの発明に係る赤外線レンズにおいて、前記第1ないし第3レンズ群に備えられる少なくともいずれか1つのレンズは、レンズ形状の金型を用い硫化亜鉛原料粉末を熱間圧縮成形して形成されたものである。
また、請求項7の発明では、請求項1ないし請求項6のいずれかの発明に係る赤外線レンズにおいて、前記第1ないし第3レンズ群に備えられるすべてのレンズの外径Rdは、以下の関係式:
Rd<40mm
を満たす。
また、請求項8の発明では、請求項1ないし請求項7のいずれかに係る赤外線レンズにおいて、前記第1ないし第3レンズ群に備えられるすべてのレンズの中心厚Tm及びコバ厚Teは、以下の関係式:
1.5mm<Tm<8.0mm
1.0mm<Te<8.0mm
を満たす。
また、請求項9の発明では、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の赤外線レンズと、前記赤外線レンズによって結像された像を撮像する撮像素子と、を備える赤外線カメラが構成される。
また、請求項10の発明では、請求項9に記載の赤外線カメラと、前記赤外線カメラによって撮像された画像を表示する表示素子と、を備えるナイトビジョンが構成される。
請求項1に記載の発明によれば、全てのレンズが材料コストの安価な硫化亜鉛により形成され、正の屈折力を有する第1ないし第3のレンズ群によりレンズ全体が構成されているため、各レンズの厚みを小さく抑えてレンズ透過時の光量ロスを抑制しつつ、結像性能を向上させることができ、低コストの構成で、像が明るく、結像性能の高い赤外線レンズを提供できる。
請求項2に記載の発明によれば、物体側に凸面を向けた3枚の正メニスカスレンズによりレンズ全体が構成されているため、レンズの厚みを小さく抑えて硫化亜鉛レンズ透過時の光量ロスを抑制しつつ、結像性能を向上させることができ、低コストの構成で、像が明るく、結像性能の高い赤外線レンズを提供できる。
また、従来の硫化亜鉛レンズに比してレンズ全体の厚みを抑制することにより、レンズコストの削減、及びレンズ透過時の光量ロスの抑制が図れる。
請求項3に記載の発明によれば、回折面により赤外線レンズにおいて問題となり易い色収差を効果的に改善できる。
請求項4に記載の発明によれば、口径が大きく球面収差の生じやすい第1レンズ群を構成するレンズに非球面を設けることにより、効果的に収差を改善できる。
また、第1レンズ群を構成するレンズは径が最も大きいため、第1レンズ群に非球面を設けることにより、非球面の形状変化の激しさ(うねり度合い)を他のレンズ群に設ける場合に比して小さくすることができ、金型作製及びレンズ加工の点で加工が容易となる。
請求項5に記載の発明によれば、コンパクトな構成を採用しつつ、この赤外線レンズの所定の視野角内の全域において、撮像用に受光される赤外線の全波長域(例えば、8〜12μm)について十分な結像性能(例えば、MTF0.2以上)を得ることができる。
請求項6に記載の発明によれば、赤外線レンズの材料コスト及び加工コストの大幅な削減が図れる。
請求項7に記載の発明によれば、レンズ形状の金型を用い硫化亜鉛原料粉末を熱間圧縮成形してレンズを形成する際に、プレス機構の圧縮力を抑制することができるため、レンズ加工のための設備コストを抑制することができる。
請求項8に記載の発明によれば、レンズ形状の金型を用い硫化亜鉛原料粉末を熱間圧縮成形してレンズを形成する際に、熱間圧縮成形時の成形性を確保しつつ、厚みが薄くレンズ透過時の光量ロスが抑制された赤外線レンズを実現できる。
また、レンズの厚みを抑制することにより、レンズ形状の金型を用いた熱間圧縮成形時にレンズの厚み方向に圧縮力の分布が生じて厚み方向に屈折率の分布が生じるのを防止することができる。
請求項9に記載の発明によれば、高解像度であって、明るくコントラストも高い画像が得られるとともに、小型化に有利であり、車載用として好適な赤外線カメラを提供できる。
請求項10に記載の発明によれば、高解像度であって、明るくコントラストも高い画像が得られるとともに、小型化に有利であり、車載用として好適なナイトビジョンを提供できる。
<基本構成>
図1を参照して、本発明の一実施形態に係る赤外線レンズの基本構成について説明する。なお、ここでは図1の赤外線レンズ1aの基本構成についてのみ説明を行うこととし、そのより詳細な構成については実施例1として後述することとする。
この赤外線レンズ1aは、図1に示すように、物体側から順に、硫化亜鉛により形成された第1ないし第3レンズL1〜L3を備えて構成されている。第1ないし第3レンズL1〜L3は物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとなっており、これらの第1ないし第3レンズL1〜L3がそれぞれ本発明に係る第1ないし第3レンズ群を構成している。レンズL1〜L3を透過した光(赤外線)は、赤外線透過窓Fiを介して撮像素子Idの受光面に入射し、その受光面上に像を形成する。なお、本実施形態では1枚のレンズL1〜L3によって第1ないし第3レンズ群をそれぞれ構成するようにしたが、各レンズ群を2枚以上のレンズを用いて構成するようにしてもよく、各レンズ群のレンズ枚数が互いに異なる構成としてもよい。
このように、全てのレンズL1〜L3が材料コストの安価な硫化亜鉛により形成され、しかも物体側に凸面を向けた3枚の正メニスカスレンズによって赤外線レンズ1aが構成されているため、各レンズL1〜L3の厚みを小さく抑えてレンズ透過時の光量ロスを抑制しつつ、結像性能を向上させることができ、低コストの構成で、像が明るく、結像性能の高い赤外線レンズ1aを提供できるようになっている。また、従来の硫化亜鉛レンズに比してレンズ全体の厚みを抑制することにより、レンズ透過時の光量ロスの抑制が図れるようになっている。
また、第1レンズL1の凹面(像側面)は、回折面とされ、これによって、赤外線レンズ1aにおいて問題となり易い色収差を効果的に改善できるようになっている。そして、大きな屈折力が必要とされ、色収差の生じやすい第1レンズL1に回折面を設けることにより、回折面を設けることによる色収差改善効果を最大限に引き出すことができるようになっている。さらには、回折面を第1レンズL1の像側面に設けることにより、回折面が外部環境に晒されて回折面にゴミ等が付くのを防止することができるようになっている。
また、第1レンズL1の凸面及び凹面の少なくともいずれか一方は、非球面とされている。このように、口径が大きく球面収差の生じやすい第1レンズL1に非球面を設けることにより、効果的に収差を改善できるようになっている。径が最も大きい第1レンズL1に非球面を設けることにより、非球面の形状変化の激しさ(うねり度合い)を他のレンズに設ける場合に比して小さくすることができ、金型作製及びレンズ加工の点で加工が容易となる。例えば、本実施形態では、第1レンズL1の凹面及び第3レンズの凸面(物体側面)が非球面とされ、それ以外のレンズ面は球面とされている。
また、この赤外線レンズ1aのF値は0.8〜1.2程度に設定されている。
さらに、この赤外線レンズ1aは、所定の結像性能を実現するため、以下の関係式:
1.0≦f1/f≦1.4 (1)
但し、
f:第1ないし第3レンズL1〜L3全体の焦点距離
f1:第1レンズL1の焦点距離
を満たすように構成されている。この条件を満たすことで、視野内の諸収差がバランス良く補正され、かつコンパクトで明るい赤外線レンズ1aを容易に実現することができる。例えば、f1/fを1.0より小さくしようとすると、第1レンズL1と第2レンズL2とを近づけて配置する必要があるため、球面収差の補正が難しくなり、逆に1.4よりも大きくしようとすると、第1レンズL1と第2レンズL2とを離して配置する必要があるため、軸外光線が第1レンズL1の光軸から離れたところを通過することとなり、これによって非点収差が大きくなるとともに、歪曲収差の補正も難しくなる。
その結果、上記関係式(1)を満たすことにより、コンパクトな構成を採用しつつ、赤外線レンズ1aの視野角(例えば、10°以上、25°以下の値に設定される)内の全域において、撮像用に受光される赤外線の全波長域(例えば、8〜12μm)について十分な結像性能(例えば、MTF0.2以上)を得ることができるようになっている(この点に関する詳細な説明は、実施例及び比較例に基づいて後述する)。これによって、例えば、この赤外線レンズ1aを画素ピッチ25μm、画素サイズ320×240の撮像素子Idと組み合わせて、解像度の高い赤外線画像を得ることができる。
このような構成の第1ないし第3レンズL1〜L3は、次のようにして形成される。すなわち、レンズ形状の金型を用い硫化亜鉛原料粉末を非酸化性雰囲気中(例えば、真空、Ar等の不活性ガス又はこれらの組み合わせ等)で熱間圧縮成形することにより、多結晶硫化亜鉛焼結体であるレンズL1〜L3を得る。このように、硫化亜鉛を用いた金型成形によりレンズL1〜L3を製造することにより、赤外線レンズ1aの材料コスト及び加工コストの大幅な削減が図れるようになっている。なお、成形後のレンズL1〜L3に対する研磨、研削等の機械加工を行うようにしてもよい。
より詳細には、上記の硫化亜鉛原料粉末としては、平均粒径0.5〜2μmで純度98%以上の粉末を用いる。また、熱間圧縮成形の諸条件は、温度900〜1100℃、圧力150〜800kg/cm2が適当である。圧力保持時間は、平均的には0.05〜1.5時間であり、温度及び圧力条件との組み合わせに応じて適宜調節される。
ここで、所定の光学性能を有する赤外線レンズ1aをレンズ形状の金型を用いた熱間圧縮成形により低コストで製造するためには、レンズL1〜L3の外径や厚み等の構成について、その成形に適した構成を採用する必要がある。
この多結晶硫化亜鉛レンズはその透過特性を向上させる、或いはその表面を外部影響から保護するためにコーティングを施すことも有効である。その際のコーティング層の材質や厚みはその赤外線レンズの使用方法、場所、状況を鑑みて適宜選択される。
まず、レンズL1〜L3の外径Rdについては、レンズL1〜L3の外径Rdを大きくするほど明るい像が得られるが、外径Rdが拡大するほどレンズ形状の金型を用いた熱間圧縮成形時に必要されるプレス機構の圧縮力が増大する。このため、加工コスト等の観点より、例えば画素ピッチ25μmの撮像素子Idとの組み合わせを想定した場合、レンズL1〜L3の外径Rdは、以下の関係式:
Rd<40mm (2)
を満たすように設定するのが望ましい。これによって、レンズ形状の金型を用いた熱間圧縮成形時のプレス機構の圧縮力を抑制することができるため、レンズ加工のための設備コストを抑制することができるようになっている。
また、レンズL1〜L3の厚みについては、レンズ形状の金型を用いた熱間圧縮成形時の成形性(機械強度、加工精度等)を確保するためにはある程度の厚みが必要である一方、厚みが大きくなるとレンズ透過時の光量ロスが大きくなるとともに、熱間圧縮成形時にレンズL1〜L3の厚み方向に圧縮力の分布が生じて厚み方向に屈折率の分布が生じやすくなる。このため、例えば画素ピッチ25μmの撮像素子Idとの組み合わせを想定した場合、レンズL1〜L3の厚みについては、中心厚Tm及びコバ厚Teが以下の関係式:
1.5mm<Tm<8.0mm (3)
1.0mm<Te<8.0mm (4)
を満たすように設定するのが望ましい。これによって、レンズ形状の金型を用いた熱間圧縮成形時の成形性を確保しつつ、厚みが薄くレンズ透過時の光量ロスが抑制された赤外線レンズ1aを実現できるとともに、レンズL1〜L3の厚みを抑制することにより、熱間圧縮成形時にレンズの厚み方向に圧縮力の分布が生じて厚み方向に屈折率の分布が生じるのを防止することができるようになっている。
また、撮像素子Idとしては、8〜12μm帯に感度を持つ、ボロメータ、サーモパイル、SOIダイオードなどの非冷却熱型撮像素子が用いられる。通常、160×120、320×240といった画素数の撮像素子Idが利用されるが、画素ピッチが狭い(例えば、25μm)撮像素子Idを用いることで、赤外線レンズ1aは、製造上好適な最大径30mm程度になる。
<実施例>
以下では、上記実施形態の具体例として3つの実施例1〜3について記載する。また、その実施例1〜3に対する2つの比較例1,2を紹介し、実施例1〜3と比較例1,2とを比較する。なお、実施例1は上記f1/fが1.10に設定されたものであり、実施例2は上記f1/fが1.40に設定されたものであり、実施例3は上記f1/fが1.00に設定されたものである。また、比較例1は上記f1/fが1.45に設定されたものであり、比較例2は上記f1/fが0.96に設定されたものである。
[実施例1]
実施例1に係る赤外線レンズ1aは、図1ないし図3に示す構成を有し、f1/fは1.10、F値は1.1、最大径は28.4mm、視野角は17°に設定されている(ただし、視野角は画素ピッチ25μm、画素サイズ320×240の撮像素子と組み合わせた場合の値)。なお、図3に示す第2面及び第5面の非球面形状(回折面形状)は、そのパラメータを次式:
Figure 2007199573
Figure 2007199573
に代入することにより決定される(以下同様)。上式において、Zは非球面上の点から非球面の頂点に接する接平面に下ろした垂線の長さ(mm)であり、yは光軸からの高さ(mm)であり、Kは離心率であり、Rは近軸曲率半径であり、A2、A4、A6、A8は2次、4次、6次、8次の非球面係数である。また、Nは屈折率であり、λは参照波長の値であり、C2は回折面係数である。
この実施例1の構成における視野角内(0°、5.3°、6.4°、7.5°)における波長8μm、10μm、12μmに対するサジタル、タンジェンシャルのMTFは、図4ないし図10に示すような特性となっている。なお、図4ないし図10において、Ave.は8〜12μmのMTF値を平均したグラフである(以下同様)。
また、その波長8μm、10μm、12μmに対する球面収差、非点収差は、図11及び図12に示すような特性となっており、ディストーションは図13に示すような特性となっている。また、視野角内の各像高に対応する波長8μm、10μm、12μmに対する横収差は、図14(a)ないし図14(e)に示すような特性となっている(各図において左側がタンジェンシャル、右側がサジタルに対応している)。
[実施例2]
実施例2に係る赤外線レンズ1bは、図15ないし図17に示す構成を有し、f1/fは1.40、F値は1.0、最大径は25.9mm、視野角は20°に設定されている。
この実施例2の構成における視野角内(0°、6.0°、7.5°、8.5°)における波長8μm、10μm、12μmに対するMTFは、図18ないし図24に示すような特性となっている。また、その球面収差、非点収差、ディストーション、横収差は、図25ないし図27、図28(a)ないし図28(e)に示すような特性となっている。
[実施例3]
実施例3に係る赤外線レンズ1cは、図29ないし図31に示す構成を有し、f1/fは1.00、F値は1.1、最大径は30.0mm、視野角は16°に設定されている。
この実施例3の構成における視野角内(0°、5.0°、6.0°、7.0°)における波長8μm、10μm、12μmに対するMTFは、図32ないし図38に示すような特性となっている。また、その球面収差、非点収差、ディストーション、横収差は、図39ないし図41、図42(a)ないし図42(e)に示すような特性となっている。
[比較例1]
比較例1に係る赤外線レンズ10aは、図43ないし図45に示す構成を有し、f1/fは1.45、F値は1.0、最大径は25.9mm、視野角は20°に設定されている。
この比較例1の構成においても、その視野角内(0°、6.0°、7.5°、8.5°)における波長8μm、10μm、12μmに対するMTF特性を調べており、その結果は図50(b)に基づいて後述する。
[比較例2]
比較例2に係る赤外線レンズ10bは、図46ないし図48に示す構成を有し、f1/fは0.96、F値は1.1、最大径は28.4mm、視野角は17°に設定されている。
この比較例2の構成においても、その視野角内(0°、5.3°、6.4°、7.5°)における波長8μm、10μm、12μmに対するMTF特性を調べており、その結果は図49(a)に基づいて後述する。
[まとめ]
図49(a)ないし図49(c)、図50(a)及び図50(b)は、上記の実施例1〜3及び比較例1,2のMTF特性等を表にまとめたものであり、比較例2、実施例3、実施例1、実施例2、比較例1の順に掲載されている。各表中のMTF値は空間周波数20lp/mmにおける値となっている。また、各表中において、その上側から下側に、波長12μm、10μm、8μmの視野角内の各像高におけるMTF値、その8〜12μmのMTF値の平均値を記載している。
ここで、8〜12μmの波長帯をターゲットとした赤外線レンズの光学性能に関する評価基準としては、例えば画素ピッチ25μmの撮像素子Idとの組み合わせを想定した場合、空間周波数20lp/mmにおけるMTFが0.2を下回ると、著しく画像のコントラストが低下することが経験的に分かっている。
そこで、全画角及び8〜12μmの全波長においてMTFが0.2以上となっているか否かを基準として、上記の実施例1〜3及び比較例1,2を評価することとする。すると、図49(a)ないし図49(c)、図50(a)及び図50(b)に示すMTF特性より、f1/fの値が上記関係式(1)の条件を満たす実施例1〜3については、全画角及び全波長において0.2以上のMTFが得られているが、f1/fの値が上記関係式(1)の条件を満たさない比較例1,2については、画角、波長によっては0.2以上のMTFが得られない部分が生じている。これより、全画角及び全波長において0.2以上のMTFを得るためには、上記関係式(1)のように、f1/fの値を1.0以上、1.4以下の範囲内に設定すればよいことが分かる。
<適用例>
以下では、本実施形態に係る赤外線レンズ1a〜1cが車載用のナイトビジョンに適用された場合について説明する。このナイトビジョンは、図51に示すように、車両の前端部等に設置された赤外線カメラ21と、車室内における運転席から視認可能な位置に設けられた液晶表示装置等によりなる表示部23と、赤外線カメラ21が撮像した画像に基づいて画像処理(コントラストに基づいて画像中から人間を抽出する処理等)を行い、その処理結果に基づいて警告画像等を表示部23に表示させる制御部25とを備えて構成されている。赤外線カメラ21は、上述の赤外線レンズ1a〜1c、赤外線透過窓Fi及び撮像素子Idを備えて構成されており、夜間等において車両前方の物体(人等)が発する赤外線を受光することにより、車両前方の赤外線画像を撮像する。
このように本実施形態に係る赤外線レンズ1a〜1cを用いてナイトビジョンを構成することにより、制御部25による画像処理によって赤外線画像中から人間を抽出するのに必要な高解像度で明るくコントラストも高い画像を得ることができる。これによって、例えば、夜間であっても景色が明るい夏季の映像(夏季映像は背景と人(歩行者等)との輝度差が小さくなる)であっても、画像処理により画像中の人間を認識可能とすることができる。また、赤外線レンズ1a〜1cが小型化に適しているため、赤外線カメラの小型化をはかることができ、容易に車両に搭載可能なナイトビジョンを構成することができる。
本発明の一実施形態に係る赤外線レンズの実施例1の構成を示す図である。 図1中の各レンズの面形状、面間隔、アパーチャー半径を示す図である。 図1中の非球面レンズ、回折レンズの形状パラメータを示す図である。 図1の構成における像高0°のときのMTF特性を示すグラフである。 図1の構成における像高5.3°のときのMTF特性(サジタル)を示すグラフである。 図1の構成における像高5.3°のときのMTF特性(タンジェンシャル)を示すグラフである。 図1の構成における像高6.4°のときのMTF特性(サジタル)を示すグラフである。 図1の構成における像高6.4°のときのMTF特性(タンジェンシャル)を示すグラフである。 図1の構成における像高7.5°のときのMTF特性(サジタル)を示すグラフである。 図1の構成における像高7.5°のときのMTF特性(タンジェンシャル)を示すグラフである。 図1の構成における球面収差特性を示すグラフである。 図1の構成における非点収差特性を示すグラフである。 図1の構成におけるディストーション特性を示すグラフである。 図14(a)ないし図14(e)は図1の構成における各像高に対応する横収差特性を示すグラフである。 本発明の一実施形態に係る赤外線レンズの実施例2の構成を示す図である。 図15中の各レンズの面形状、面間隔、アパーチャー半径を示す図である。 図15中の非球面レンズ、回折レンズの形状パラメータを示す図である。 図15の構成における像高0°のときのMTF特性を示すグラフである。 図15の構成における像高6.0°のときのMTF特性(サジタル)を示すグラフである。 図15の構成における像高6.0°のときのMTF特性(タンジェンシャル)を示すグラフである。 図15の構成における像高7.5°のときのMTF特性(サジタル)を示すグラフである。 図15の構成における像高7.5°のときのMTF特性(タンジェンシャル)を示すグラフである。 図15の構成における像高8.5°のときのMTF特性(サジタル)を示すグラフである。 図15の構成における像高8.5°のときのMTF特性(タンジェンシャル)を示すグラフである。 図15の構成における球面収差特性を示すグラフである。 図15の構成における非点収差特性を示すグラフである。 図15の構成におけるディストーション特性を示すグラフである。 図28(a)ないし図28(e)は図15の構成における各像高に対応する横収差特性を示すグラフである。 本発明の一実施形態に係る赤外線レンズの実施例3の構成を示す図である。 図29中の各レンズの面形状、面間隔、アパーチャー半径を示す図である。 図29中の非球面レンズ、回折レンズの形状パラメータを示す図である。 図29の構成における像高0°のときのMTF特性を示すグラフである。 図29の構成における像高5.0°のときのMTF特性(サジタル)を示すグラフである。 図29の構成における像高5.0°のときのMTF特性(タンジェンシャル)を示すグラフである。 図29の構成における像高6.0°のときのMTF特性(サジタル)を示すグラフである。 図29の構成における像高6.0°のときのMTF特性(タンジェンシャル)を示すグラフである。 図29の構成における像高7.0°のときのMTF特性(サジタル)を示すグラフである。 図29の構成における像高7.0°のときのMTF特性(タンジェンシャル)を示すグラフである。 図29の構成における球面収差特性を示すグラフである。 図29の構成における非点収差特性を示すグラフである。 図29の構成におけるディストーション特性を示すグラフである。 図42(a)ないし図42(e)は図29の構成における各像高に対応する横収差特性を示すグラフである。 比較例1の構成を示す図である。 図43中の各レンズの面形状、面間隔、アパーチャー半径を示す図である。 図43中の非球面レンズ、回折レンズの形状パラメータを示す図である。 比較例2の構成を示す図である。 図46中の各レンズの面形状、面間隔、アパーチャー半径を示す図である。 図46中の非球面レンズ、回折レンズの形状パラメータを示す図である。 図49(a)ないし図49(c)は実施例及び比較例のMTF特性等をまとめた表を示す図である。 図50(a)及び図50(b)は実施例及び比較例のMTF特性等をまとめた表を示す図である。 ナイトビジョンの構成を概略的に示す図である。 硫化亜鉛レンズ(コーティングなしの場合)の赤外線波長と透過率の関係を、いくつかのレンズ厚について示したグラフである。
符号の説明
1a〜1c 赤外線レンズ
Fi 赤外線透過窓
Id 撮像素子
21 赤外線カメラ
23 表示部
25 制御部

Claims (10)

  1. 物体側から順に、第1ないし第3レンズ群を備え、
    前記第1ないし第3レンズ群は正の屈折力を有し、
    前記第1ないし第3レンズ群に備えられるすべてのレンズが、硫化亜鉛により形成されていることを特徴とする赤外線レンズ。
  2. 請求項1に記載の赤外線レンズにおいて、
    前記第1ないし第3レンズ群は、物体側に凸面を向けた1枚の正メニスカスレンズによりそれぞれ構成されていることを特徴とする赤外線レンズ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の赤外線レンズにおいて、
    前記第1ないし第3レンズ群に備えられる少なくともいずれか1つのレンズ面は、回折面とされていることを特徴とする赤外線レンズ。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の赤外線レンズにおいて、
    前記第1レンズ群を構成する前記正メニスカスレンズの少なくともいずれか一方の面は、非球面とされていることを特徴とする赤外線レンズ。
  5. 請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の赤外線レンズにおいて、
    以下の関係式:
    1.0≦f1/f≦1.4
    但し、
    f:第1ないし第3レンズ群全体の焦点距離
    f1:第1レンズ群に備えられる正メニスカスレンズの焦点距離
    を満たすことを特徴とする赤外線レンズ。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の赤外線レンズにおいて、
    前記第1ないし第3レンズ群に備えられる少なくともいずれか1つのレンズは、レンズ形状の金型を用い硫化亜鉛原料粉末を熱間圧縮成形して形成されたものであることを特徴とする赤外線レンズ。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の赤外線レンズにおいて、
    前記第1ないし第3レンズ群に備えられるすべてのレンズの外径Rdは、以下の関係式:
    Rd<40mm
    を満たすことを特徴とする赤外線レンズ。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の赤外線レンズにおいて、
    前記第1ないし第3レンズ群に備えられるすべてのレンズの中心厚Tm及びコバ厚Teは、以下の関係式:
    1.5mm<Tm<8.0mm
    1.0mm<Te<8.0mm
    を満たすことを特徴とする赤外線レンズ。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の赤外線レンズと、
    前記赤外線レンズによって結像された像を撮像する撮像素子と、
    を備えることを特徴とする赤外線カメラ。
  10. 請求項9に記載の赤外線カメラと、
    前記赤外線カメラによって撮像された画像を表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とするナイトビジョン。
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